漫画 砂時計 全巻セットは電子書籍で無料で読める?最終回ネタバレについて

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Betsucomiにて連載されていた漫画「砂時計」の最終回10巻のネタバレをまとめました。

「砂時計」は芦原妃名子作の漫画で、単行本は全10巻で最終回完結を迎えました。

このページでは、「砂時計」の最終回10巻ネタバレや読んだ感想、無料で読む方法などをまとめています!

そして結論を先に述べると、「砂時計」の最終回10巻は無料で読むことができます。

U-NEXTというサービスに無料会員登録すると600円分のポイントがもらえるので、このポイントを活用することで「砂時計」の最終回10巻を無料で読むことができます。

※U-NEXTでは「砂時計」の最終回10巻が462円で配信されています。

「砂時計」の最終回10巻のあらすじ

主人公の植草杏は、両親の離婚をきっかけに母の実家がある島根に引っ越します。

そこで、近所に住む北村大悟達と出会い、徐々に自分の居場所を見つけていく杏。

しかし、そんな中母が自殺をしてしまいます。

母の死を周りの人たちとともになんとか乗り越えた杏は、中学生になり、大悟と付き合いはじめます。

うまくいっていた2人ですが、杏は父と再会し東京に行くことに。

遠距離恋愛になっても始めは順調だった2人ですが、徐々にすれ違いが起こり、別れを選択します。

26歳になった杏は佐倉と婚約しますが、結婚直前で破談に。

張り詰めていた心が途切れてしまった杏ですが周りの支えによって復活します。

ある日、異母姉妹である千衣と島根の実家に行くと、そこには大悟の姿が。

やり直そうと言う大悟に頷く杏。

結婚した2人はその後、どうなるのでしょうか。

【漫画 砂時計】最終回10巻ネタバレ

最終巻は大悟の視点の物語です。

最終回、杏と結婚した大悟は教師をしています。

大悟の受け持つクラスは、個性の強い生徒が多く、問題をたくさん抱えていますが、クリスマスの劇の出し物も決めなければならず、やることがたくさん。

そんな中、大悟のもとには、20年前、小学4年生のときに埋めたタイムカプセルを掘り起こそうという招待状が届きます。

その頃のことを思い出す大悟。

当時から仲が悪かった藤と喧嘩する度に怒られた幸田先生の話を杏にします。

幸田先生は嘘のない、子供を変に子供扱いしないいい先生だったと。大悟は20年ぶりに会うから緊張すると言います。

同窓会の日、遅刻した大悟はかつてのクラスメイトに教師が遅刻するなと怒られます。

みんな集まり、残るは幸田先生と藤のみ。

大悟は小学校に侵入し、藤とともに幸田先生に怒られた時のことを思い出します。

すると、後ろから大悟を叱る声が。

そこには久々に会う幸田先生の姿がありました。

タイムカプセルを掘り起こし、みんな自分の埋めたものを見て懐かしみます。

仕事で遅れる藤はまだ来ないため、遅れる藤が悪いと大悟達は勝手に中身を空けます。

そこには切手シートが。

ようやく到着した藤は勝手に開けるなと怒りながら、当時は大事だったのだと言います。

大人になっても喧嘩する大悟と藤を幸田先生に言いつける女子。

昔と変わらない光景があります。幸田先生もタイムカプセルの中身を開け、そこには指輪が。

タイムカプセルを開け終わり、次は家へと移動します。

そこで、藤は杏に会って話したいことがあったと言います。

大悟が聞くと、茉里子との結婚が決まったと言います。

そして春に結婚式を挙げるから杏と2人で来てと伝えます。

最後に幸田先生から感謝の言葉が送られ、会はお開きになります。

大悟のクラスではクリスマスの劇の出し物はパンドラの箱に決まりました。

大悟は主役のパンドラの役をかりんに頼みます。

かりんには無理だと言うタケルに大悟はかりんが変わらないとこの先もずっと同じだと説得します。

その頃、杏は訪問看護先の自宅で、大悟の恩師である幸田先生の話を聞いていました。

幸田先生は近所でも有名な「嘘つき」だと。

クリスマス会当日、序盤は問題なく進みます。

しかし、お腹が痛くなり、トイレに行ったかりんが出番になっても戻ってきません。

間に合わないと思い、急いで戻ってくるかりんですが、一先ず代役ででた凪の姿を見て再び逃げようとします。

そんなかりんをタケルがパンドラの箱の中へ。

劇の最後、「残ったものは希望」と言うナレーションに合わせてかりんが飛び出し、劇は大成功で終わります。

大悟は冬休みの宿題として、生徒達に「僕・私の未来」をテーマに作文を書いてくるよう伝え、その後みんなで餅つき用の杵と臼を取りにタケルの家に行きます。

タケルの家で陸は天体望遠鏡を見てるとタケルの父にあげると言われますが、親の方針でもらうことはできませんでした。

餅つきの日、大悟は陸と話をします。

将来国際宇宙ステーションで働きたいと言う陸。

そこに、タケルが来てなれるわけがないと馬鹿にします。

大悟からの視線に間違ったことは言ってないと言うタケル。

大悟は正しいか正しくないかではなく、さっきの陸の顔を見て楽しいかと問いかけますがタケルはそっぽを向いて立ち去ります。

餅つきも終わり、食器を洗う杏と幸田先生、杏は幸田先生に嘘について問いかけます。

杏の左手首の傷を指摘する幸田先生。「消し去りたい過去の一つや二つあるでしょう?」と言います。

振り返るとそこには大悟の姿が。

帰り道、幸田先生は大悟に教師時代の不安や死んだと嘘をついた旦那のことを話します。

そして大悟に謝り、「私との思い出は全て忘れなさい」と言います。

帰ってきた大悟に杏は幸田先生が今まで伝えたことは全てが嘘ではない、私は幸田先生を信用すると伝えます。

大悟は杏を抱きしめ、先生が嘘をつきたくなった気持ちが少しわかると言います。

冬休みが明け、学校が始まると、タケルは陸に天体望遠鏡を渡します。

大悟はそんなタケルの頭を撫でると今夜みんなで星を見に行こうと言います。

天体観測に行く途中、大悟は幸田先生の家により、誘います。

生徒達が星を見る中、大悟は指輪を捨てようとする幸田先生のもとに行きます。

指輪を見ると嫌な思い出しか浮かばないから、もう幸福な思い出も辛くて惨めな思い出も両方いらないと言う幸田先生に、大悟は杏の話をします。

大悟も一番幸福な思い出と一番きつい思い出がセットになってる、杏の笑顔を見る度に幸福な記憶を思い出す一方で、杏の手首の傷を見る度に、杏が死のうとした時の記憶を思い出すと。

杏と出会わなかったらもっと平穏で気楽な人生があって、それはそれで幸せで、どっちが良かったかはわからないと言います・

ですが昔、幸田先生に「自分を好きと言える人間に」と言われたように、大悟は今の自分が嫌いじゃないと言います。

そして、大悟は20年後になりたい自分を想像するよう、幸田先生に宿題を出します。

大悟のクラスでは、生徒の希望でタイムカプセルを埋めることになりました。

そして、20年前に大悟達が幸田先生からもらった言葉を、今度は生徒達に送ります。

最後は、タイムカプセルを埋めてから20年後、掘り起こすために生徒達が集まるところで終わりました。

大悟は相変わらず、遅刻します。

【漫画 砂時計】最終回10巻感想

ずっとハラハラするもどかしい展開が続いていましたが、最終巻では、結婚して安定した杏と大悟を見ることができてほっとしました。

尊敬する恩師・幸田先生のことを思い出しながら教師として奮闘する大悟がとても好きでした。

人としてあまり良くない嘘をついた幸田先生ですが、発する言葉に重みがあって、だからこそ慕われるのだなと思いました。

大悟が杏を見て、幸福な思い出ときつい思い出がセットになっていると話した時に、本当に本当に幸せなことも辛いこともたくさん乗り越えてきたなと思ったし、そんな2人が結ばれて幸せになれたのを見て本当に嬉しかったです。

初恋がこんなにも切なく、愛しく描かれている漫画は他にはないなと思います。

【漫画 砂時計】最終回10巻を無料で読む方法

「砂時計」の漫画は、単行本全10巻にて完結しました。

全10巻を無料で読むことはできないものの、「砂時計」の最終回10巻は無料で読むことができます。