中学2年生・影山茂夫（通称モブ）は師匠である自称霊能力者・霊幻新隆が営む「霊とか相談所」で除霊のアルバイトを時給300円でしている。 彼は最強ともいえるほどの超能力者でありながら、幼馴染の女の子・つぼみちゃんに好かれたいがために普段は能力の使用を控えていた。ある時、相談所に「畑に現れた不気味な黒い影の正体を突き止めてほしい」という依頼の電話がかかってくる。 その頃モブの通う塩中学校では、生徒会長の神室が突然辞任し、新たな生徒会長を決めるための選挙が開かれることとなっていた。 学校では不器用で冴えない中学生として過ごしていたモブだが、クラスメイトの米里はモブを人の上に立つ人間にしようと考え、彼を焚きつけ生徒会長に立候補させる。

「モブサイコ100」は、原作ONEとアニメ制作会社BONESが共同で生み出したサイキック青春グラフィティです。主人公は、超能力を持つ中学生・モブ。彼の能力に目をつけたニセ霊能力者や宗教団体、不良番長、謎の秘密組織など、さまざまな人々が次々と現れます。モブは、これらの人々に囲まれながら、自身の思考と選択を迫られます。彼がどのように成長し、どのように自身の能力と向き合っていくのか、その過程が描かれています。