ヤマトよ永遠に

スターシャの娘・サーシャが登場するシリーズ３作目。ヤマトの乗組員の苦難に満ちた戦いを描くスペース・ロマン。製作総指揮＝西崎義展。原作＝松本零士、西崎義展。監督＝松本零士・舛田利雄・勝間田具治。西暦2202年、地球にミサイル型の巨大な物体が接近していた。その物体の飛行ルートにあった基地では、すべての住人が何の外傷もないまま死に絶えていた。その後、ミサイルは地球に着陸。ミサイルとともにやってきた無数の異星人兵士によって、首都は一瞬にして制圧されてしまう。古代進を初めとする元ヤマトの乗組員たちは、惑星“イカロス”にある宇宙戦艦ヤマトに乗り込むため地球脱出をはかるが、森雪が銃弾に倒れ、やむなく彼女を置いて飛び立つことに。たどり着いたイカロスには、スターシャの娘・サーシャがいた。なんとサーシャはたった１年間で大人の女性へと成長していたのだ。新艦長の元、新たな乗組員を加え、ミサイルの起爆装置があるという暗黒星団帝国へ向かう古代たち。果たして、彼らを待ち受ける驚愕の事実とは？　そして、地球に残された雪の運命は…!?

「ヤマトよ永遠に」は、西暦2202年を舞台に、地球が暗黒星団帝国の侵略に遭い、人類の脳細胞を一挙に死滅させる重核子爆弾の脅威に晒される物語。古代進ら元ヤマトの乗組員たちは、地球を脱出し、宇宙戦艦ヤマトに乗り込む。彼らは、爆弾の起爆装置があるとされる暗黒星団帝国へ向かう。一方、地球に残された森雪は敵将校アルフォンによって介抱され、重核子爆弾の情報を聞き出すために彼の下に残る。ヤマトは、敵母星へと向かい、未来の地球人という暗黒星団帝国の正体を知る。彼らは、運命は自分たちで切り開くものとし、地球への帰路に着く。しかし、その道のりは困難に満ちていた。