チサタキ33

20代/男性

980 件のレビュー

投稿日順 評価順

思慮なき眼差し

3.5

1話30分ちょいだから軽い気持ちで見始めたけど、気づけばどっぷり。ブラジル作品ってことで油断してたけど、ミランダのやばい執着心とハッキングの癖がクセになる。クレオが消えてからの展開、正直突っ込みどころ多すぎて笑う場面もあったけど、それも含めて楽しかった。登場人物みんな濃すぎて誰にも感情移入できないのに、なぜか最後まで観てしまう。フェルナンド出てきたあたりから急に加速するのも面白かったし、妙なリアルさが後を引く。

2025.04.14 投稿

4月の東京は…

3.5

2周目でようやくリストバンドの意味が刺さってきた…1回目はなんとなく流してたのが悔やまれる。再会のシーンとか現実味はないけど、感情的にはガッツリ持ってかれる。蓮が背負ってた重さがもう、胸に鉛落ちたみたいな感覚になって…。で、普段のアロハ見たあとに再度観るとギャップでちょっと放心。ずるいなこの役。

2025.04.14 投稿

帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし

3.5

ただのほのぼの系かと思いきや、ちょっとした会話の中にリアルな人生の詰まりとか、隣人の気配みたいなもんがふっと混じってて、地味に刺さる。新キャラたちも予想外にいい奴揃いで、変にギスらない感じもありがたかった。コタローの成長に感慨深さすらあるし、団地メンバー全員がちゃんと好きになってしまってた。最終回、もっと感情を置いていかれるかと思ってたのに、意外と静かで寂しい…。

2025.04.14 投稿

ケイジとケンジ、時々ハンジ。

3.0

最初は勢いだけかと思ったけど、最終話まで観たらなんだかんだクセになるノリだった。桐谷健太の振り切った感じ、嫌いじゃない。刑事・検事・判事がコントみたいに噛み合わないのも意外とテンポ良くて楽しい。でもキャラ多すぎるのに一人ひとりの掘り下げが薄くて、顔と名前すら追いつけず…。あと1話完結型って安心感あるけど、もうちょいこの作品ならではのフック欲しかった。

2025.04.14 投稿

特捜9 season6

3.0

新藤ってめっちゃ愛されキャラなんだなってことだけは強烈に再認識できた。本人の出番ほぼ無いのに、名前だけで存在感あるってどういうこと?むらこみ推しとしては、村瀬不足がじわじわ堪えたけど、青柳残留はナイス。シーズン通して安定感あったけど、犯人やモブの演技にん?ってなる回もあって、そこだけ惜しい…来期はもっと新藤頼む

2025.04.14 投稿

スクープ

3.5

インドの刑務所描写がリアルすぎて別の意味で見応えあった。衛生面とか食事環境とか衝撃だったのに、主演の爪だけやたら綺麗なのが逆に気になって仕方ない。後半ようやく盛り上がってきたけど、それまで結構しんどい。にしても、イムランはあの中で異次元にかっこよかった。あの石鹸のシーンはずるいわ。

2025.04.14 投稿

コクドゥの季節

4.0

神と人間、1人2役でここまでやれるのかってくらいキムジョンヒョンの演技が細かくて驚いた。歩き方も声も別人レベル。わちゃわちゃ三人組のくだりはコント感あって笑ったし、コクドゥの雑さが逆に愛嬌になってるのズルい。終盤の感情の振れ幅でさらに引き込まれた。最終回のあの目は忘れられん…。

2025.04.14 投稿

ザ・ディプロマット

4.0

途中でやめようとしても、なんだかんだで次が気になって止まらんかった。テンポも軽快で会話のやり取りもクセになる。ケリー・ラッセルの役どころには若干の違和感あったけど、妙に癖のある旦那の存在感が強くてそっちに気持ち持ってかれた。イライラしつつもクセになるあの感じ…背中の届かない痒み的な不思議な中毒性がある。政治ドラマ苦手でもこれは結構ハマる。全員、美形じゃないけど“リアル”って感じで逆に良かった。

2025.04.14 投稿

ラブ&デス

4.0

実話と知って衝撃。最初はゆるい日常で退屈かと思いきや、斧のシーンから一気に緊張感マシマシ。不倫の理由が軽すぎて腹立つし、キャンディの不気味な落ち着きが逆に怖い。40回斧振って無罪ってどういう理屈?と思いつつ、精神鑑定で流れが変わるのがまた不気味。不倫で暇つぶしして殺人事件に発展とか、誰も得しない。アランの無感情も謎すぎた。何が怖いって、日常のすぐ隣にこういう狂気があるかもしれないって思わせてくるところ。

2025.04.14 投稿

シャフマラン

3.5

なんとなく蛇のビジュアルに惹かれて再生。冒頭からじわじわと不穏な空気は漂ってたけど、正直テンポはかなりゆっくり。独特のトルコの景色や音楽、衣装が好きで、なんだかんだ最後まで完走。ようやく物語が動き出すか?ってとこでエンディングだったのはズコーってなったけど、嫌いじゃない。ていうか、けっこうツボ。主演の女優さんの服のセンスがドンピシャすぎて、気付いたらそっちにばっか目がいってた。人間と蛇族の関係性とか、日本ではあまり見ない神話ベースの世界観が新鮮でまあ楽しめた。

2025.04.14 投稿

青いブリンク

3.0

最初ブリンク見た時は「なんやこの青バンビ…!」って軽く引いたけど、気付けば応援してた。子ども向けとはいえ、旅の中で見せるテーマの深さが結構刺さる。正義って何?って考えさせられる話も多くて侮れなかった。遺作っていう重みも相まって、終盤はちょっと胸にくるものがあった。

2025.04.07 投稿

ドラゴンボールZ

4.0

Zの中じゃサイヤ人編が一番熱かった。Z戦士全員で挑んでも全く歯が立たないあの絶望感がたまらん。ベジータは魔人ブウ編で完成した感じある。家族への想いとプライドの間で揺れる姿が渋すぎるし、SS2で止まってるのがまた良い。悟空を越えられなくていい。悟飯が最強でも全然アリ。全体的にツッコミどころは多いけど、そこも含めてZが好きになった。

2025.04.07 投稿

高速戦隊ターボレンジャー(劇場版)

3.0

暴魔百族のデザイン、特にズルテンあたりのクセ強い造形がグッド!なんか魔族ってより、カルト教団のマスコットにいそうな不穏さが最高。あと、オープニング流れてる最中に普通にターボレンジャー負けてんの笑うしかない。ヒーロー側が押されっぱなしっていう展開、嫌いじゃない。ジャシンボーマがJr.をそのまま食いかけるとこで、幹部たちが本気で引いてるのも地味にツボ。あいつ、能力が不死身なんじゃなくて“通称”不死身だったのか…そういうのもっと早く言ってくれ。

2025.04.07 投稿

ヴイナス戦記

3.5

冒頭のバイクレースから戦車戦に至るまで、テンポと緊張感の振れ幅にガツンとやられた。こんなに濃厚なのにコンパクトにまとまってるのがすごい。キャタピラの動きひとつ取っても、作り手の本気が伝わってくるし、戦闘シーンで池田秀一と塩沢兼人の声がぶつかり合う瞬間はゾクッとした。戦争アニメって聞くと身構えるけど、これは個人の選択とか関係性にフォーカスしてるから感情移入しやすい。知らずに埋もれさせるには惜しすぎる1本。

2025.04.07 投稿

機動警察パトレイバー ON TELEVISION

4.0

観終わってみたら「あれ、47話ってもう終わったん?」ってなるくらい、気づけば一気に駆け抜けてた。レイバーのアクションよりも、人間関係とか日常のやり取りにぐっとくる。恋愛をやたらねじ込まない潔さが逆に熱くて、野明と遊馬の距離感がほんとちょうどよかった。商業用に「キャラ盛りました」感が無いのも好感しかない。アルフォンスがちょっと女の子っぽい動きするのも、設定知ってからだと妙に納得してしまう。あの微妙な「信頼→好意」って流れ、最高すぎる!

2025.04.07 投稿

エンゼルコップ

3.5

未来設定だけど空気はめちゃくちゃ昭和で、でもそのギャップが逆にクセになる。特公とかマーダーフリーとか、ネーミングがいちいちキマっててニヤつく。序盤は荒削りに見えたけど、4話以降で空白期間を経たぶん、話も作画も急に本気出してくるのが面白い。エンゼルの無鉄砲さとかライデンの過去とか、燃える要素しっかり詰まってるし、謎のアメリカ人コンビもクセ強すぎ。ぶっ飛んだ展開が連発されるけど、なんか納得させられてしまう妙な説得力あった。

2025.04.07 投稿

機動警察パトレイバー 劇場版

4.0

あの投身シーンから始まるの、思ってた以上にパンチ効いてた。押井作品はほぼ初体験だったけど、古さより先に妙なリアリティが来るというか、スッと入り込めた。パトレイバーってロボアニメだと思ってたから、まさかここまで警察ドラマしてるとは思わなかった。会話劇も渋いし、コメディの温度も絶妙。ラストの展開で「ああ、ここに繋がるんだ…」と唸ったし、構成がかなり練られてて驚いた。35年前にこれをやってたってのがいちばん怖い。

2025.04.07 投稿

機動刑事ジバン

3.5

初見であの渋い佇まいに惹かれて観始めたけど、ジバンって思ってた以上に“変化球”な作品だった。パーフェクトジバンやキャノン系の装備にテンション上がりつつも、チャンバラノイド回みたいにバイオロン法の存在が作品にブレーキかけてくる感じもあって、意外と深い。バイオノイドを倒さない話なんて特撮ではなかなか見ない展開だし、そういう「やらなさ」が逆に新鮮だった。後のジャンパーソンにもつながる要素が多くて、今見ると地味に熱いんよ。

2025.04.07 投稿

帰ってきたドラえもん

4.0

正直、こんなにグッとくるとは思わなかった。ドラえもんって子ども向けのイメージが強かったけど、「さようなら、ドラえもん」と「帰ってきたドラえもん」は完全に別格。のび太とジャイアンのあの場面、あれはちょっと反則級。涙腺にきた。殴り合いってより、感情のぶつけ合いに見えて、のび太がマジでカッコよかった。そして終盤のあの空気、部屋にいる親のセリフと表情も地味に効いた。親の視点からもグッとくるって何事?完全にやられた。

2025.04.07 投稿

高速戦隊ターボレンジャー

3.0

妖精が味方で敵はラゴーン一族、さらに高校生が戦うって設定、最初は「どんな組み合わせやねん」って笑ったけど、観てみたらちゃんと面白かった。シーロンは想像以上にかわいいし、キリカも強くて美人で絵面的にも華がある。部活禁止とか学校の成績で怒られるとか、そういう縛りがあるのが逆にリアルで効いてる。ネオラゴーンのビジュアルはガチで怖くて、小さい頃に観てたら確実に泣いてたかもしれん。雑な展開もあるけど、テンポの良さで押し切られる感じ。結局ズルテンだけ残るとか、妙に印象に残るんよな〜。

2025.04.07 投稿

嘘をつく男

3.5

この作品、ただの嘘にどっぷり浸かってる感じがハンパない。嘘と現実が入り混じって、見えないものが見えたり、見えない敵がいつも背後にいたり。誰かに踊らされ、また誰かを踊らせる…。その無限ループが気持ち悪いくらいに心地よい。終わってる感があるんだけど、それでも物語から目が離せなかった。嘘が真実を超えていく感じが、すごくリアルで狂ってて、ドキドキした。誠とか、嘘とか、そんなものが交差する瞬間がたまらない!

2025.04.06 投稿

荒鷲の要塞

2.5

まず、ロケ地のホーエンヴェルフェン城や大掛かりなセットに圧倒されたが、肝心の映画自体がイマイチだった…。アリステア・マクリーンの脚本は面白い発想があるものの、深みがなく、キャラや展開に物足りなさを感じる。リチャード・バートンは存在感抜群で渋いけど、イーストウッドがあまりにも軽すぎて、対立構図が弱く感じる。ドイツ軍が無能すぎるし、ストーリー展開が都合よく進みすぎて、緊張感がまったくない。楽しむにはちょっと物足りない大作。

2025.04.06 投稿

ローズマリーの赤ちゃん

5.0

開始10分は1960年代のレトロな家や家具を楽しんでいたのに、いつの間にか異様な空気に引きずり込まれた。怖すぎる!それ以上に演出が凄まじい。画の構図、光の使い方、静かなシーンでもただならぬ緊張感。何かがおかしい、でも何がおかしいのか説明できない不安がじわじわ広がる。陰謀論ってどこまでが現実で、どこからが妄想なんだ?そんなことを考えていたら、最後の展開で「そっちか!」と叫んでしまった。いやもう、傑作すぎる!!

2025.04.06 投稿

ブリット

4.5

病院のシーンから緊張感が走り、そのままサンフランシスコの坂道でドリフト&バウンス!街中からフリーウェイにかけてのカーチェイスも迫力満点で、爆発炎上までしっかり見せてくれるのが最高。音響も良すぎて劇場で観たくなる。デュバルのタクシーに揺れる首振り犬、マックイーンの「あんたが嫌いなんだ」、どれも痺れるシーンばかり。空港のクライマックスもスリル満点で、刑事役のマックイーンは最後まで完璧にキマってた!

2025.04.06 投稿

ファニー・ガール

4.0

これは間違いなく好みの作品だった。音楽の良さはもちろん、映像の作り込みも見応えがある。特に鏡を使ったショットの多さには、演出のこだわりを感じた。ストーリーはシンプルだからこそ、感情移入しやすい。ファニーの突拍子もない行動には共感できる部分もあれば「おいおい…」と思う場面も(笑)。でも、ここまで自由に生きられるのは気持ちいいだろうな。バーブラ・ストライサンドが完全に主役をかっさらっていて、彼女の存在感だけで十分に価値のある一本だった。

2025.04.06 投稿

サイレンサー第4弾/破壊部隊

3.5

軽めのスパイアクションかと思いきや、予想以上に楽しめた。10億ドルの金塊を巡る三つ巴の戦い、秘密道具やカーチェイスとユルめの007っぽい要素も満載。安っぽいBGMも妙にクセになる。ただ、ツッコミどころも多い。主人公の格闘シーンはもっさりしていて、シャロン・テートの方が動きが良いレベル。突然のミュージカル演出には笑った。とはいえ、このチープさも味だと思えればアリ。シャロン・テートの魅力を再確認できたのも収穫だった。

2025.04.06 投稿

暁のガンマン

3.5

思ってたより長いな…途中でやめようかと思ったけど、なんだかんだ最後まで観てしまった。理由はシンプル、ジェンマが可愛すぎる。あの雰囲気に引っ張られてしまうのは仕方ない。 妙に一緒に行動することになる関係性とか、しつこく追ってくる連中とか、そういう要素があるとつい余計なことを考えてしまう。そういう視点で見ても面白いし、普通にツッコミどころも満載。やたら不憫な人たちが出てくるし、小屋はド派手に吹っ飛ぶし、こういうのがあるからマカロニは楽しい。 あと、ジェンマとうさぎのシーン!あれは可愛すぎてズルい。でも耳を掴むのはダメ、絶対(笑)。

2025.04.06 投稿

待つなジャンゴ引き金を引け

3.5

なんやこのタイトル?って思って観たら、めちゃくちゃ好みのマカロニ・ウエスタンだった!ジャンゴの立ち姿、銃の扱い、歩き方まで全部が様になってる。タバコくわえながら酒場から出てきて、即決闘の流れとか、もう最高すぎるやろ。BGMも渋くて雰囲気がしっかりキマってる。復讐劇と思いきや、やってることはほぼ決闘しまくりの銃撃戦。それでいいんだよ、そういうのが見たかったんだよ!しかも、相手が抜くのを待たずに普通に先に撃ってるのが潔すぎて笑う。

2025.04.06 投稿

御婚礼/ザ・ウェディング・パーティー

3.5

初期のデ・パルマ作品ってこんな感じなのか…! 映画の歴史そのものを意識した演出が面白い。結婚を控えた新郎の揺れ動く心情が、サイレントからトーキーへの移行とリンクする構成になっていて、時代の変化と個人の人生の交差が見えてくる。全身ショット多用の固定カメラや、妙なタイミングの早回し&ジャンプカットも、ただの技術不足じゃなくて狙ってやってるんじゃないか? そして、若きデ・ニーロの存在感! 主演じゃないのにパッケージを飾るのも納得。

2025.04.06 投稿

ワイルドバンチ

5.0

こんなとんでもない映画があったとは…! 初めて観る西部劇がこれでよかったのか、逆にハードルを上げすぎたのではないかとすら思う。最初から最後まで怒涛の展開で、アクションのスケールが桁違い。あのセット、本当に壊してるのか?ってくらい豪快な破壊っぷりで、エキストラの数も尋常じゃない。細かいカット割りと情報量の多さに、一瞬たりとも気を抜けない映像だった。列車のシーンの張り詰めた空気感もたまらない。もっと早く観たかった、すごすぎる!

2025.04.06 投稿

映画 それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙

3.0

ナンダナンダー姫、まさかのボーイッシュでかなり萌えた!折笠さんの声も相まって、姫のキャラがすごく可愛く感じる。全体的には優しくてほのぼのとした世界観だが、バトルシーンが予想以上にハードで爆笑した。特にアンパンマン号が氷の女王を焼き尽くすシーンは、やりすぎ感があって驚いた。さらに、すなおとこ登場時には本当に思わず声が出た!あと、天丼マンが出てきた時はネットミームのせいで爆笑!

2025.04.05 投稿

プロジェクトA子 完結篇

3.5

ラストの展開に驚かされた。途中まではスリリングで盛り上がるシーンが続いたのに、最後があんな形で終わるとは。作画のクオリティは相当高く、戦闘機が民家に墜落するシーンや戦艦が接近するシーンなど、細部にわたるこだわりが感じられた。特にK君のモテっぷりが目立って、イケメンだと得だなと実感。A子、B子の大気圏突入シーンも意外で面白かったけど、もう少しシリアスな展開が見たかった気もする。

2025.04.05 投稿

聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たち

3.5

ルシファー復活という驚きの展開! しかも、かつて倒したエリスやアベル、ポセイドンの怨念が関わっているというのが熱い。黄金聖闘士すら瞬殺される圧倒的な力に、星矢たちがどう挑むのか…! アテナが血を流しながら茨の道を進む場面は衝撃的だったし、一輝のツンデレ兄貴っぷりも面白い。氷河の母の幻影のシーンも印象的だった。テレビシリーズの締めくくり的な内容で、まさに集大成。改めて長編でリバイバルしてほしいと思った。

2025.04.05 投稿

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

4.5

こんな名作が何十年も前に作られていたなんて、日本のアニメの層の厚さに驚かされる。これを観たら、海外でガンダムファンが増えるのも、ガンプラが売れるのも納得しかない。一年戦争末期、中立コロニーで少年アルが目の当たりにする戦争の現実。バーニィとアル、二人で生きるためにガンダムを倒そうとしたはずだった。でも、最後の戦いの中で交わされたあの叫びが、あまりにも哀しくて、切なくて、どうしようもなく胸に響いた。

2025.04.05 投稿

バラの花とジョー

3.0

やなせたかしの作品と聞いて、明るく元気な話を想像していたら、まったく違う雰囲気に驚いた。孤独な犬ジョーが、丘の上に咲く花に恋をする。ただ純粋な愛の物語なのに、どこか切なくて胸が締めつけられる。派手な演出があるわけじゃないのに、一つひとつのシーンが心に沁みる。アンパンマンとは作風が違うが、根底にあるテーマは共通しているのかもしれない。優しさと哀しさが交差する結末に、何とも言えない余韻が残った。

2025.04.05 投稿

若草のシャルロット

4.0

カナダの大自然で父と暮らしていたシャルロットが、死んだと思っていた母と再会しようとする物語だが、その過程がなかなかに波乱万丈。父は事故で亡くなり、母の元へ向かうも貴族の陰謀で阻まれるという展開の連続。モントバーン公爵の冷徹さと、マリーの意地悪さがいいスパイスになっていて、ただの感動物語に終わらないのが魅力的だった。

2025.04.05 投稿

シートン動物記 くまの子ジャッキー

3.0

動物アニメと思って軽い気持ちで観たら、意外と骨太な作品だった。母を理不尽に奪われた小熊と、先住民の少年ランの交流がメインだけど、単なる心温まる話ではなく、白人と先住民の対立や、野生動物の厳しい生存競争も描かれている。特に、クマが家畜を襲うことの是非を問うシーンは印象に残った。動物のセリフに口パクをつけない演出も独特で、リアリティを感じる要素のひとつ。

2025.04.05 投稿

無敵超人ザンボット3

3.5

理解できないものへの恐怖、自己保身、集団心理の暴走……そうした負の感情がリアルに描かれていて、胸が苦しくなる場面も多い。それだけに、神ファミリーがどれほど理不尽な仕打ちを受けても前を向いて戦う姿には強い光を感じた。戦闘シーンよりもむしろ人間ドラマの方に引き込まれる構成で、特に有名な最終回の悲劇は圧巻。人間賛歌を描きつつ、その弱さをえぐり続けるような不穏な空気が最後まで漂っていた。

2025.04.05 投稿

あしたへアタック!

3.0

女子スポーツアニメとして王道をしっかり押さえていて、テンポも良く最後まで飽きずに観られた。廃部の危機や部員集めといった展開がスムーズで、全23話という尺の短さもあってサクッと楽しめる。主人公・聖美々の「バレーが好き!」という情熱がブレないのも気持ちいい要素。原コーチの指導も厳しすぎず、精神的なキツさが抑えられているのが好印象。バレーアニメとしては地味めだが、逆トンボレシーブや蛇踊りアタックのトンデモ要素もいいアクセントになっていた。

2025.04.05 投稿

超電磁マシーン ボルテスV

3.5

1話完結ながら物語に芯があり、どの話もテーマがしっかりしている。最終回の衝撃は強烈で、めぐみと父のエピソードも胸に迫るものがあった。プリンス・ハイネルのキャラ造形も見事で、単なる敵役に収まらないドラマがある。身分制度の批判や誇りを持つことの過酷さなど、どのテーマも今観ても響くものばかり。ロボット不在の重要回を成立させた点も革新的で、後のリアルロボット作品への影響は計り知れない。

2025.04.05 投稿

チャイコフスキーの妻

4.0

感情のデカさが、時にエグいレベルの一方通行になってしまうのが怖い。赤いドレスのあの登場シーン、ただただゾッとした。思考がこんがらがってる人間をあそこまでリアルに描けるの、ほんとすごい。セレブレニコフ監督作品は、「インフル病みのペトロフ家」の時も感じたけど、現実と妄想の境目を溶かすあの長回しの空気感、今回も健在。個人的にはインフルの混沌の方が好みだけど、これはこれで狂気に踏み込む覚悟みたいなのがあって良かった。

2025.04.05 投稿

グッド・モウニング/人生最悪のハイな1日

3.5

いろいろ突っ込みどころ満載なのに、なぜか最後まで観ちゃった。MGKのスタイルの良さがもう意味わからんくらい映えるし、ピートとダヴの組み合わせも地味に目が離せない。内容があるかと言われたらアレだけど、ゴシップ込みで楽しむ用映画としては満点。アヴリルとModのキスとか今見ると感慨深すぎて笑う。NG集まで豪華メンバーの遊び感が全開で、ある意味お得な一本だったと思う。

2025.04.05 投稿

フレッチ/死体のいる迷路

4.5

ジョン・ハムって渋いだけかと思ってたら、こういう肩の力抜けた役もバッチリ似合うんだな〜と感心。3作目から観るという荒技だったけど、逆に良かったかも。終盤のあのベタな展開、めちゃくちゃ好き。テンポも映像も気持ちよくて、なんだかんだで観終わった後に「また観たい」ってなるやつ。変装ネタもっと欲しかったけど、それ差し引いてもフレッチのゆるさとクールさのバランス、かなりクセになる。

2025.04.05 投稿

トップガン マーヴェリック

5.0

KAWASAKIのエンジン音で始まった瞬間にもう勝ち確。夕焼けもエグいくらい綺麗で、全編ずっと目が忙しい。正直、前作そんなにハマらなかったのに今回は意味わからんくらい面白かった。トム・クルーズって年取ってさらに可愛くなってんのなんなん?F-14のあの緊張感とラストのエモさに全部持ってかれた。コヨーテのあのくだり、こっちまで息止まってたわ。あれ見て感情動かん人いる?

2025.04.05 投稿

パパと恋に落ちるまで

3.5

マクラーレンズ出た瞬間、もう反射でテンション上がった。あの⚔️がまだ飾ってあるのも熱すぎるし、ロビンとかバーニーまで出てくるとか…そんなの反則。キャプテンとか、ちょいちょい挟まれるネタの挟み方が絶妙で、HIMYM知ってる人にはたまらんやつ。笑いもちゃんと今っぽさがあって、懐かしいのに古くない感じ。テッドとジェシー、なんか似てるな〜って思ってたけど、そこもちゃんと意識してんのかも。

2025.04.05 投稿

ベイビーガール

3.5

ハリス・ディキンソン、怖いくらい色気ある。ああいう“わかりやすくない”魅力って、逆に引っかかるんだなって変な納得があった。家庭もキャリアも整ってるのに、足りてないのはそこか〜ってとこから始まって、気づけば完全に感情移入してた。男女逆転の構図だけど、そこに留まらない繊細さがあって、いやーこれはかなりうまい。

2025.04.05 投稿

ハイパーボリア人

5.0

なんかもう、頭で考える前に手が拍手してた。序盤のグラグラしたズームに「大丈夫か?」と思ったのに、気づけばその雑味すらクセになる。人形と実写の切り替えも、あれ絶対作るの楽しすぎるやつ。アントの存在のぼやけ方が、自分の記憶まで曖昧にしてくる感じでゾクッとした。『オオカミの家』より広がりあるのに、没入感は負けてない。なんだこれ、頭バグるほど好き。

2025.04.05 投稿

ツイスターズ

4.0

やばい、完全に油断してた…。こんな熱量の映画、久々すぎる。トラウマが物語全体に染み込んでる感じ最高。軽く見てたYouTuber組がまさかの展開でめちゃくちゃ刺さった。主人公のタンクトップ姿も含めて90~2000年代の懐かしさ+新しさの融合。あのレッカーのくだりまで完璧。これは映画館で観たかった…。

2025.04.05 投稿

インサイド・ヘッド2

4.0

思春期のあの感じ、めちゃくちゃリアル。自分らしさが揺らいでく不安定さとか、「わかる…」の連続だった。新キャラの感情たちも絶妙で、笑えるのにグッとくる。自分の中にもああいうヤツらがいると思うと、ちょっと感謝したくなる。声優陣の演技も上手すぎて驚いたし、映像も発想もやっぱりすごい。

2025.04.05 投稿

ホワイトバード はじまりのワンダー

4.0

まさかのスピンオフがここまで心に響くとは思わなかった。特にジュリアンとサラの成長を描く部分がすごく良かった。ジュリアンの過去と向き合い、過ちを乗り越えていく様子がリアルで、サラの言葉も深く刺さった。「闇は闇で払えない、光でなければ」というメッセージには驚きがあった。普段あまり考えない部分に気づかされて、映画を観終わった後もその言葉がずっと心に残ってる。演技の力強さも感じたし、素直に感動した!

2025.04.05 投稿

劇場版 再会長江

3.5

壮大な国・中国の広さを感じた。政治や経済の話ではなく、そこに生きる人々の10年を追ったからこそ、変わるものと変わらないものの対比が際立つ。監督の竹内亮が、10年前は全く話せなかった中国語で再会を喜ぶ姿にも驚いたが、シャングリラでのあの場面が特に印象に残った。羊を抱えていた17歳のチベット族の少女が、10年後にはホテル経営者になっていたなんて…! 涙を流す彼女の姿に、こっちまで胸が熱くなった。

2025.04.04 投稿

#彼女が死んだ

4.0

上映館が少なくて期間も短いなんて納得いかない。もっと多くの人に観てほしいスリラーだった。どんでん返しがある系統の作品だけど、それで終わりじゃない。そこからさらに畳みかけるように事実が明かされていく展開がとにかくヤバい。何重にも積み上がる狂気に終始ゾクゾクさせられた。韓国作品、特にSNS絡みの闇を描くと容赦がないなと改めて実感。とにかく最後まで一瞬たりとも飽きる暇がなかった!良作。

2025.04.04 投稿

Under Parallel Skies

4.0

恋愛映画はあまり見ない方だけど、これは完全にやられた。本当の愛とは何か、そんな重いテーマを扱いながらも、限られた登場人物の中でしっかりと答えを示してくる。気づけばボロ泣きしていて、最後は完全降伏だった。フィリピン、台湾、タイと文化が入り交じる世界観も見応えがあったし、ヒロインがタガログ語でまくしたてるシーンは最高!聞いたことある罵倒ばかりで、笑いながら妙な親近感が湧いた。邦画の恋愛ドラマが好きな人なら確実に刺さるはず。

2025.04.04 投稿

国境ナイトクルージング

4.0

雪と氷に閉ざされた街で、彼らの過ごした時間はまるで夢のようだった。朝鮮族の文化が序盤に散りばめられていたので、そのテーマが軸になるのかと思いきや、展開したのは青春の儚さと迷い。男2人と女1人という組み合わせはよくあるが、国境が近い街の雰囲気や凍てつく湖のスケート、氷の迷路でのひとときが独特な輝きを放っていた。「全部を終わらせたい」と問われる場面の余韻も強い。異国の空気が染み込んだ、静かに心を揺さぶる一本だった。

2025.04.04 投稿

人生って、素晴らしい/Viva La Vida

3.5

リン・ミンの細い腕に残る青黒い痕が痛々しくて、目を背けたくなるほどだった。人工透析がここまで過酷なものだとは思わなかった。透析だけでなく、食事や体調管理まで気を抜けない毎日。それを淡々と受け入れる姿に涙がこぼれた。もし自分の大切な人が同じ状況にいたら、無力さに打ちのめされるだろう。お父さんの苦悩、リュ・トの葛藤、それぞれの痛みが胸に刺さる。病と闘う人たちの苦しみが、少しでも和らぐ未来を願わずにはいられない。

2025.04.04 投稿

盗月者トウゲツシャ

3.0

大阪アジアン映画祭のオープニング作品ってことで観てみたけど、思ってたのとちょっと違う方向性で驚いた。もっと重厚な犯罪モノを想像してたのに、わりとイケメン映画寄りで、そこは意外。でも、リーダーと爆薬師の二人はかなり良かった!掛け合いのテンポもいいし、開錠や腕時計のギミックもワクワクした。ヒール役や毛糸屋の息子あたりは、もう少し演技に深みが欲しかったかも。ただ、全体としては楽しめたし、これはこれでアリかなって感じ!

2025.04.04 投稿

犯罪都市 PUNISHMENT

3.0

今回初めて観たけど、こんなにも振り切って悪をぶん殴る映画、今の時代に逆に新鮮で笑ってしまった。IT系のスマートな悪党が相手で、ソクトじゃ追いつけないんじゃ?と思ったら、しっかりネットに強い味方が登場してきてて、なるほどな〜と妙に納得。義理を大事にする姿勢とか、被害者への対応もちゃんと描かれてて、ただの脳筋じゃないのが良かった。想像以上に男気あって好きな主人公だった。

2025.04.04 投稿

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦

4.0

まさに熱量全開で、キャラがぶっとんでるけど、それでいてセリフや展開がしっかり回収されるのが最高。映画館で観る意味ってこういうことだよなと改めて感じさせられた。125分の間に300%のエネルギーを注ぎ込める感じがして、2回目も全く飽きない。テレンス・ラウ目当てで観たけど、どのシーンも本当に素晴らしかった。渋い俳優たちの他の作品もチェックしたくなるし、あの九龍城砦の背景がまたロマンチックで、温かさも感じられるのが良かった。

2025.04.04 投稿

私たちは天国には行けないけど、愛することはできる

3.5

彼女たちが流す涙には到底かなわないし、どんなにこちらが怒りや憤りを感じても、物語の結末には何の影響も与えられない。ただ、あのクソ監督や部長への不満は、結局のところどうしようもない。ジュヨンが許した時点で、もう観客は受け入れるしかないのだ。ただただ、あの最悪な男が誰一人として救わず、どれだけの人たちが苦しんだのかを考えると、心から怒りが湧いてくる。同性同士の愛情に同情が付きまとうのが悔しい。

2025.04.04 投稿

クロス・ミッション

4.0

最初から笑わせてくれるアクション・コメディで、予想以上に楽しめた!「やり手の女刑事の奥さんが事件を解決する話か?」と思いきや、実は優しい夫に壮絶な過去があって、さらに展開が面白くなる。夫が巻き込まれる事件が浮気現場から始まるなんて、思わず笑ってしまう。けれど、コメディの中にシリアスな要素も詰まっていて、拷問や死者が続出するシーンのギャップが強烈!

2025.04.04 投稿

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日

3.0

歌舞伎町を舞台にしたオムニバス形式が少し掴みづらかった。登場人物ごとに独立した話が進んでいくけど、マリコの結末への反応が描かれずモヤモヤした。最後のエピソードのテンポが遅くなったのも気になったけど、久保史緒里の演技は素晴らしく、彼女の魅力が存分に発揮されていた。

2025.04.03 投稿

ガンズ&ローゼズ

3.5

正直、登場人物が多すぎてちょっと困惑したけど、1話から2話を乗り越えたら、どんどん面白くなっていった!特にキャラがしっかりしていて、展開についていけるようになった感じ。主人公ティプーの親友スニールがあっさり殺されてショックだったけど、まさかの同じ俳優でアニール登場には笑った(笑)。マフィアボスの息子ジュグヌも最初はよくあるイキりバカ息子かと思いきや、後半で意外な一面を見せてびっくり!さらに、4回刺すアトマラムとか、個性的なキャラたちに爆笑しっぱなし。ヒロインのレカーはちょっと性悪に見えるけど、インドの伝統的な価値観を反映したキャラで、なかなかリアルな強さを感じる。

2025.04.03 投稿

CITY LIVES

3.0

最初はモキュメンタリー方式が面白いと思ったけど、2話で急に方向転換して恋愛観の話に戻ったのはちょっと残念。でも、ビジュアルは圧倒的に良く、街を生物的に観察する視点は新鮮だった。これって日常を違った視点で捉える作品だから、観た後にふと日常が変わって見える感じがいいんだよな。表現の極みだと思う。『世にも奇妙な物語』のエピソードで、街の音が一つのメロディーになる展開もすごく良かった。

2025.04.03 投稿

岸辺露伴 ルーヴルへ行く

2.5

アニメ版をずっと好きで、実写版に最初は少し抵抗があったけど、未見のタイトルだったので思い切って観てみた。高橋一生の露伴の演技には最初違和感を覚えたけど、途中からそれも気にならなくなり、ヘブンズドアのシーンで「こうなるんだ!」と笑ってしまった。実写版の世界観も悪くなかったけど、ストーリーにはあまり惹かれず、ルーブルというテーマにもっと壮大な展開を期待してしまった。正直、ルーブルを使うにはもったいない内容だと感じたけど、岸辺露伴シリーズ自体の独特の魅力は健在だったので、次回作には期待してる!

2025.04.03 投稿

ウソ婚

3.5

菊池風磨演じる一途な初恋男子が、激モテ社長役で顔芸を連発する姿がすごく良かった。ツイてない感じがたまらなくて、風磨にピッタリなキャラだと思った!進藤将暉(渡辺翔太)が演じるキャラもすごく魅力的で、特に匠と八重への感情が切なかった。レミとの関係も好きで、強く生きようとする姿に共感した。八重の元カノ・紗智の行動にはイライラしたけど、将暉やレミがしっかり支えていて、見ていてスッキリした。恋愛モノならではの展開も楽しめて、匠のデレデレした姿をもっと見たかったけど、それでも人間ドラマが良かった!

2025.04.03 投稿

わたしの夫はあの娘の恋人

2.5

最後まで見てしまったけど、リアリティには欠ける部分が多かった。不倫のシーンはリアルだと思ったけど、大事を起こしても普通に暮らすのはちょっと無理がある。警察に行かない周りもおかしいし、もし自分があんな状況に巻き込まれたら確実に通報してる。不倫自体よりも、登場人物の行動が理解できなかった。睦美さんのような女性が現実にいると思うと怖いし、後から必死に愛を伝えようとするのも正直無理だった。

2025.04.03 投稿

永遠の昨日 完全版

4.0

死んだ恋人が突然生き返るという、ありえない設定から物語は始まる。しかし、そんな非現実的な展開の中でも、次第に感情が引き寄せられていく。途中、いろいろとツッコミたくなる場面も多いが、物語が進むにつれ、どうしても感情移入せざるを得ない。特に、浩一のモノローグが心に響き、感情が爆発。切ない別れへのカウントダウンが進む度に、観ているこっちも胸が痛む。終わり方も印象的で、悲しみが最後まで消えなかった。

2025.04.03 投稿

東京犬ラブストーリー

3.5

最初は予想以上にシュールで、ちょっと驚いたけど、犬目線で描かれるストーリーは思ったよりも心に響いた。特に、犬たちの賢い演技には感動!1話目は少し違和感があったけど、2話目からは犬たちの仕草がとても可愛くて、見ているうちにどんどんハマっていった。犬たちの気持ちをこうして伝えてくれるドラマは新鮮で、これからもっと見たいと思った。会いたい時に会えないっていう、犬目線の切なさにも気づかされる。もっとこういう視点での物語が増えて欲しい!

2025.04.03 投稿

ホテルマン 東堂克生の事件ファイル~日光鬼怒川温泉殺人事件~

3.0

新しいスピンオフドラマがまたもや期待以上の出来だった。今回はホテルを舞台にした謎解きがしっかりと魅力的で、前作に続き、ストーリーにどんどん引き込まれていった。刑事ではない内藤剛志さんの演技が、観察力に長けたキャラクターを自然に演じていて、安心感があった。思わぬ結末に驚かされたし、二時間ドラマらしい観光地を巡りながらの謎解きも楽しさ倍増だった。ただ、女刑事は少し物足りなかったかな。

2025.04.03 投稿

孤独のグルメ配信オリジナル 2五郎、芸人まみれ 全6話

3.5

全6話で10分程度の短編で、気軽に観られる作品。松重豊が発案した芸人とのコラボが意外にもハマっていて、普段の井之頭五郎とはちょっと違った姿が楽しめる。孤独のグルメを少し柔らかくしたような雰囲気で、居酒屋や町中華で展開されるちょっとした人間ドラマが心地よい。コント調で進行しながらも、なんだかんだであっという間に一気見してしまった。観終わる頃にはお腹が空いている自分がいた!

2025.04.03 投稿

リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング

4.0

リトル・リチャードの名は知っていたが、彼の人生を深く知るのはこれが初めてだった。観終わった後、ただただ圧倒される。なぜ彼の功績がここまで無視され続けたのか? なぜ彼自身が叫び続けなければならなかったのか? そんな疑問が頭を巡る。ラスト、ようやく功労賞を受け取る場面では、不遇の年月を思い涙がこぼれた。どれほどの屈辱を飲み込んできたのかと考えると胸が締め付けられる。こんな映画を見逃さなくて本当によかった。

2025.04.02 投稿

助産師たちの夜が明ける

4.0

産婦人科のリアルな現場が描かれていると聞いて観たが、予想以上に緊迫感があった。1秒を争う状況での判断、常にギリギリの人員、助産師たちの疲弊——どれも現実味があって、見ていて息が詰まるようだった。それでも、生まれたばかりの新生児の姿には少し救われる瞬間もあった。フランス映画ならではのストレートな視点が、医療の厳しさと問題の根深さをしっかり突きつけてくる。観終わったあと、色々考えさせられた作品。

2025.04.02 投稿

BETTER MAN/ベター・マン

4.0

ロビー・ウィリアムスについて何も知らずに観たけど、予想以上に響いた作品だった。成功の裏で泥沼にはまっていく姿は痛々しく、派手なステージの光とは対照的に、彼の孤独が際立っていた。『She’s the One』が流れるシーンは、妙に心に残るものがあったし、ニコールとのダンスも印象的だった。どこか他人事じゃない感覚があって、気づけば最後には涙がこぼれていた。こんな形でアーティストを知るとは思わなかったが、観てよかった。

2025.04.02 投稿

マッド・マウス ~ミッキーとミニー~

3.0

なんとなくヤバそうな気はしてたけど、実際に観たら想像以上のカオスだった!冒頭の「ディズニー無関係」テロップからして怪しさ全開。で、内容はただひたすらミッキーが無差別に殺しまくるだけ!スイッチも理由もなく、ただ殺戮を楽しんでる狂気っぷりが逆に笑える。これ観た後にディズニーランド行ったら、耳カチューシャのギャル見るだけで複雑な気分になりそう…。地雷映画としては完璧!

2025.04.02 投稿

エイリアン ロムルス

4.0

新しい方向性も示してくれるのが最高だった。リブートと呼ぶにはもったいないほどの完成度で、ファンが求める要素を押さえつつも、単なる懐古に終わらないのがいい。アンドロイド同士の対立が軸になる展開は、シリーズの定番を活かしつつも新鮮だったし、イアン・ホルムの再登場は鳥肌モノ。オマージュを超えて、次世代へつなぐ作品になったと思う。こういう続編がもっと増えてほしい!

2025.04.02 投稿

リトル・マーメイド

4.0

映像の鮮やかさとリアルな美しさが際立つ。ハリー・ベイリーの歌声は圧倒的で、アリエルとしての存在感がすごい。セバスチャンがカニなのも意外と馴染んでいたし、アースラの巨大化シーンは迫力満点で笑ってしまった。アニメ版と比べず、別作品として楽しむのが正解かも。そもそもディズニー版も原作とは別物だったし、時代ごとの解釈があっていい。多様な人魚たちも世界観に合っているし、新しい挑戦として楽しめた。

2025.04.02 投稿

哀れなるものたち

3.0

好きなんだけど、気軽に人にはすすめられないし、一緒に観るのは絶対にやめたほうがいいタイプの映画。エマ・ストーンの存在感や衣装、美術の豪華さは圧倒的だけど、それを軽く上回るくらい気持ち悪さが炸裂している。妙に生々しいシーンも多くて、普通にグロい。「この映画めっちゃ好き!」とはなかなか言いづらいんだけど、なぜかクセになる感じ。なんだろう、珍味みたいな中毒性がある。

2025.04.02 投稿

フォロウィング 25 周年/HD レストア版

4.0

ノーランのフィルモグラフィーを遡ると、この作品にすべての要素が詰まっている気がする。時間を分割する独特の構成は、後の作品にも通じる一貫したテーマだ。ポール・オースターの初期作のような感触もあった。世界を切り取るというより、一人の人間の脳内を彷徨っている感覚。メメントやテネットのような時系列を操作したストーリーの原型がここにあると思うとワクワクする。バラバラに見えたピースが最後にカチッとはまる快感!やっぱりノーランのエンディングの余韻はたまらない。

2025.04.02 投稿

白雪姫

3.0

予告の時点で楽しみにしていたし、実際観ても悪くなかった。ただ、賛否が分かれるのも納得できる。ファンタジーらしいダンスや衣装、小動物の可愛らしさには違和感なし。映像も美しいし、過度な社会的メッセージの押し付けも感じなかった。ただ、白雪姫が好きな人ほど期待値が高く、キャラクターの解釈違いや改編が気になるかもしれない。小人たちが登場するシーンはどれも楽しかった!レイチェル・ゼグラーの歌声も素晴らしかったが、もっと没入したかった気もする。

2025.04.02 投稿

ザ・バイクライダーズ

4.0

どんなに苦い話でも、残されることで意味が生まれる。この作品を観て、そんなことを思った。人は所属意識を求めるが、それが強すぎると衝突も生まれる。バイク乗りの仲間同士でも、世代間の隔たりが大きくなるのはそのせいかもしれない。ジョニーの「なるようにしかならない」という言葉が胸に刺さる。全てを捧げても思い通りにならない現実が、どうしようもなく切なかった。

2025.04.02 投稿

東風

4.0

政治映画の中でも、特にストイックなスタイルを貫いてきた流れの中で、今回はわずかに映像に動きが加わった印象。しかし、その本質は変わらず、政治思想を語ることに徹している。特に資本主義的な社会主義や帝国主義に対する批判が強く、まるでスクリーン越しに戦いを挑んでいるような勢いがある。「戦闘的映画人として、革命的映画史を自らに問う」といった言葉が突き刺さる。現代にも響く部分があるのが面白い。

2025.04.01 投稿

大頭脳

4.0

60年代のエネルギーがこれでもかと詰まった一本!遊び心とアイデアの嵐に圧倒された。次から次へと繰り出される仕掛けが楽しくて、よくまあこんなに思いつくなと感心するばかり。作り手の「観客を楽しませよう」という熱意がとにかく伝わってくる。映画が娯楽の王様だった時代の勢いを肌で感じるような作品で、見終わった後もしばらくその熱量が残る。これは観るべき!

2025.04.01 投稿

おませなツインキー

3.0

オープニングのポップな雰囲気と60年代のファッションが最高!ミニスカJKの自由奔放さに振り回されるブロンソンが新鮮で面白い。ロンドンの天井低めなアパートも、ブルックリンの開放感ある部屋も全部おしゃれ。黒猫も妙に存在感があって可愛い。肝心のツインキーはとにかく勝手気ままだけど、そこがまたこの作品らしい。歳の差設定がなかなか攻めてるけど、実年齢を知るとさらに驚く。リチャード・ドナーが監督ってのも意外すぎる!

2025.04.01 投稿

暗殺のオペラ

5.0

父の死の真相を追う男の旅路が、予想以上に重く深いものだった。英雄として称えられていた男が、同時に裏切り者でもあったという事実。それは名声を守るためだったのか、それとも必然だったのか。活動家が陥る矛盾や苦悩を、冷徹な視点で描いているのが鋭い。ストラーロの撮影が生み出す映像の美しさが、物語の悲劇性をさらに際立たせる。どこを切り取っても完成された美学に満ちた、息をのむような一本だった。

2025.04.01 投稿

影の軍隊

5.0

冒頭から張り詰めた空気と無機質な映像に圧倒された。登場人物たちの表情や言葉のひとつひとつがずっしりと重く、その緊張感に引っ張られてこちらまで疑心暗鬼になる感覚があった。ラストで彼らの顔を見た瞬間、全ての答えが揃い、人間の無力さや世界の理不尽さを突きつけられる。信念を貫いた末に待っていたのが破滅だけというのがあまりにも苦しい。観終わった後もしばらく呆然とする、強烈な映画体験だった。

2025.04.01 投稿

男女残酷物語/サソリ決戦

4.0

映像も音楽もセンス抜群で、まさかの有名曲まで流れてきて驚いた。ストーリーは不条理系だけど、タルコフスキーみたいに手も足も出ない難解さじゃなく、むしろ心地よい混乱を味わえる感じ。テンポの悪さが前衛映画の弱点になりがちだけど、この作品に関してはまったく問題なし。列車で演奏する女性楽団、林檎の食べ方の妙なこだわり、写真を撮りまくるシーン……どれも強烈な印象を残す。もう、ひたすら痺れる映画だった。

2025.04.01 投稿

空飛ぶモンティ・パイソン

4.0

風刺の効いたブラックジョークと独特のユーモアがたまらないコメディ。途中のアニメーションもクセが強くてクセになる。名作とされるオウムのネタはもちろん、バナナの護身術も最高だった。コントごとのオチが曖昧なまま次に移ることが多いのは少し気になったが、全体のテンポが軽快なのでそこまで気にならない。これが50年前の作品とは信じられないほどのクオリティ!

2025.04.01 投稿

フランケンシュタイン 恐怖の生体実験

3.0

教授の脱走後は展開がめまぐるしく、ここが一番面白かった。グランド・ターキンがこんな実験をしていたとは驚きだが、怪物そのものより博士の狂気が際立っている。ラストの炎に包まれる館での演技もすごい。汗だくの顔や恐怖を宿した目の演技には圧倒された。まさに狂気が支配する映画だった。

2025.04.01 投稿

続・片腕必殺剣

4.0

闘シーンの割合が増えたことで、よりスピード感があって楽しめる内容になっている。ストーリーはシンプルながら、敵の設定や戦い方がぶっ飛んでいて面白い。空を飛ぶような動きや、武器の使い方のクセの強さも見どころ。相手がとんでもなければ、それを対策する方法もかなり無茶苦茶で笑える。右腕が使えない設定とは思えないほどの無双っぷりで、ひたすら爽快な一本!

2025.04.01 投稿

すぎ去りし日の…

4.0

事故のシーンから物語が始まり、過去の出来事を遡りながら心の変化が描かれていく。決断が招いた結果や感情の揺れ動きが、人生の不安定さと儚さを感じさせる。死の瞬間をスローモーションで見せる演出が印象的で、走馬灯のように繰り返されるシーンが心に残った。悲しみが漂う中で、恋愛映画としての美しさと刹那的な魅力もあってよかった!

2025.04.01 投稿

RM: Right People, Wrong Place

4.0

BTSのリーダーとしての重圧を背負いながらも、音楽への純粋な愛が見える瞬間があり、RMが少しでも解放されていたことが嬉しかった。東京郊外での撮影時、彼の良いコンディションと「また来たい」との言葉が印象的で、感謝しつつも少し寂しさを感じた。除隊後の彼とBTSの活動が待ち遠しい!RMが語る言葉が心に響く作品!

2025.03.31 投稿

YOLO 百元の恋

4.0

この映画、正直なところ最初は減量とボクシングの話だけかと思っていたけど、全体的にものすごく良い。ジア・リンが演じる主人公・ローインの変化がただの肉体的なものじゃなくて、精神的にも強くなる過程がすごくリアルに伝わってくる。体型の変化はもちろん驚いたけど、それ以上に彼女の心の成長が本当に心に響いた!失敗や挫折を経験したローインが、どうしても諦められないと決めてボクシングに取り組む姿が痛快で、それがまた感動的!

2025.03.31 投稿

呪葬

4.0

最初はホラー要素が強いかなと思ったけど、結局家族愛がテーマだったのが予想外。特に母と娘の関係が深く描かれていて、シングルマザーの苦悩がリアルだった。幽霊のシーンが怖いというよりも、家族内の秘密や不安定な状況が不気味で、じわじわと恐怖を感じさせる。後半、謎が次々と解けていく展開が楽しく、テクノロジーを絡めたホラーも新鮮だった。最後のオチも衝撃的で、あんな形で締めくくられるとは思わなかった。

2025.03.31 投稿

香港の流れ者たち

3.0

香港の民主化運動の虚しさを感じつつ、主人公の決意が伝わってきた。社会の底辺から見た香港の現実を描くことで、リアルな視点が浮かび上がる。フランシス・ウとセシリア・チョウの演技が特に印象的で、音楽もポストロック系のアレンジが新鮮。テーマ曲の歌詞も深みがあり、作品全体に強い余韻を残す。

2025.03.31 投稿

セマンティックエラー・ザ・ムービー 前編・ 後編

3.0

正直、BL作品にはあまり興味がなかったんだけど、予想外に楽しめた。特に、この二人の体格差が見ていて面白い。身長差があって、抱きしめた時にぴったり収まる感じがなんかリアルだなと思った。ジョヨン役の俳優はしっかりした体格で、もし脱いだらかなり筋肉質なんだろうなとイメージできた。濡れ場が本格的ではないのに、サンウとジョヨンのキスシーンとかちょっとドキドキする展開が続いて、意外と見応えがあった。作品自体、BLというジャンルが苦手でも充分楽しめる内容だと思う。

2025.03.31 投稿

リボルバー(2025)

4.0

最初は少し硬い印象だったが、徐々にその魅力に気づいた。復讐劇かと思わせて、予想を裏切る展開が続く。主人公の感情は言葉にせず、観客に委ねられている部分が新鮮で良かった。美しいロケーションと役者たちの演技が印象的で、ラストの無言のシーンは特に心に残る。コメディ要素も加えられ、全体的にバランスよくまとまった作品だった。

2025.03.31 投稿

コメント部隊

4.0

最初はナレーション主体のドキュメンタリー風で、正直ちょっと地味だなって思ってたんだけど、気づけば完全に引き込まれてた!後半はもう、あっという間に時間が過ぎていった。物語が進むにつれて、どこまでが本当の話で、どこからが作り話なのかが気になってしょうがなかった。もしフィクションだとしても、「ファーゴ」みたいな手法だし、事実だとしても、それでいいじゃんって思わせるくらい面白かった。最後の展開がちょっと「ユージュアル・サスペクツ」みたいで、あのどんでん返しにはやられた〜。

2025.03.31 投稿

満ち足りた家族

4.0

上流階級の歪んだ価値観と、そこにしがみつこうとする人間の醜さがじわじわ迫ってくる映画だった。登場人物全員が、自分の立場や未来を守るために必死で、親として、人として何が正しいのか突きつけられる。罪を隠す親、何も感じていない子供たち、その対比がリアルすぎる。もし自分がその立場だったら?と考えさせられる。ラストの胸糞感も含めて、めちゃくちゃいい作品だった。

2025.03.31 投稿

ケナは韓国が嫌いで

4.0

ケナの生きづらさが痛いほど伝わってきた。寒さと通勤ラッシュ、男尊女卑、将来への不安。どれもじわじわと心を削っていく。だけど、ニュージーランドでの彼女は別人みたいに明るくて、肩の力が抜けていた。景色も空気も、韓国とは全然違う。結局、環境がすべてじゃなくて、自分でどう変わるかなんだなと思わされた。最後にバックパックひとつで旅立つ姿が、これからの希望を感じさせてくれた。

2025.03.31 投稿

DOG DAYS 君といつまでも

4.0

犬を通じて人と人の距離が縮まっていく感じがめちゃくちゃ良かった。見てるだけで心がほぐれるし、犬を飼ってる身としては共感しかない!エンドロールでワンちゃんたちも紹介されるのがまた最高。まさかのワンダが本名ってオチもほっこりしたな〜。

2025.03.31 投稿

ウーマン・トーキング 私たちの選択

4.0

こんな話が実話だなんて、本当に驚きだ…。10年以上前に起きたこととはいえ、今も変わらず同じような問題が続いているんだなって思う。女性の苦しみや暴力の問題が深刻で、信じられないほど胸が痛んだ。信仰の理屈や男性中心の価値観に対する疑問も強く感じた。女性が許すことを強制され、暴力を受ける現実があまりにも残酷すぎて…。知性が救いになることを痛感した。

2025.03.30 投稿

僕らの恋愛シミュレーション

3.0

ギテの執着が強く出て、過去の不安からくる心情に共感できた。エンドロール後のifストーリーが意外と心に残った。人生って選択の連続だからこそ、逃げずに自分の幸せを選ぶ大切さを感じさせられたよ。何よりギテとワンのビジュアルがすごい!サクッと観れるドラマだった!

2025.03.30 投稿

自由な女神―バックステージ・イン・ニューヨーク―

4.0

将来の夢や恋愛、LGBTQなど色んな要素を入れつつ、サチの成長と友情が軸になってるのが良かったね。特にTGCのランウェイでクールミントとマカロンがサチの衣装を着て踊るシーンは圧巻!ほんとフジテレビらしい大きな仕掛けで楽しませてくれた。武田真治のビジュアルもヤバかったな〜。鍛え上げられた体にセクシーなダンス、まさにエモかった。クールミントのキャラクターにすごく共感できたし、篤史役の三浦獠太も最高の当て馬でウザかわいい感じがハマりすぎて、今後ブレイクしそう!

2025.03.30 投稿

凋落ゲーム

3.0

SNS社会を題材にしたドラマって今っぽくて面白いなと思ったし、ネットの怖さとかリアルにありそうな話もあって興味は引かれた。でも、ラストの締め方が弱めでちょっと物足りなかったかな。正直、1話が一番印象に残った気がする。 全4話でサクッと見られるのはいいけど、展開としてはあっさりめ。もっと深掘りして、ネットの闇を暴いていくような続編があったら見てしまいそう。

2025.03.30 投稿

クライムファミリー

3.0

本郷奏多、金タライを頭でガチ受けしてるのは衝撃だった(笑)。ハチャメチャな泥棒コメディに温かいエピソードを織り交ぜてるんだけど、やっぱりちょっと物足りなさも…。深夜枠の30分じゃ仕方ないのか?一番のハマり役は父親役の大倉孝二かもしれん。長男役の荒木飛羽も『少年のアビス』以来で懐かしかったな〜。ラストが地味に感動系で、しっかり4話でまとめてきたのは良かった!偽装家族オチもアリか!

2025.03.30 投稿

もう一度パパと呼ばれる日

4.0

記憶をなくしても、家族を守る本能は消えない。その姿にグッときた。健忘症のNAOTOが、父親として成長していく過程が短い話数の中でしっかり描かれていて、どんどん引き込まれた。覚えていなくても、大切なものは体に刻まれているんだなと実感。たった4話で、こんなに考えさせられるとは思わなかった。NAOTO最高すぎ!

2025.03.30 投稿

スタンドUPスタート

4.0

最初は軽い気持ちで見始めたけど、気づけば毎回「次はどんな起業が?」ってワクワクしながら見てた。挑戦する人たちの姿を見てると、不思議と自分も頑張らなきゃなって思えてくる。AIのM、嫉妬深すぎて普通にホラーだったんだけど…!? しかもラストでまさかの正体判明、あれは意外すぎて一瞬フリーズした。 兄弟の確執がどう決着するかも気になってたけど、ラストは予想外の展開でいい意味で裏切られた。

2025.03.30 投稿

嘘八百 なにわ夢の陣

4.0

まさかの第3作!あの骨董コンビがまた騒動を巻き起こすとは。シリーズを通して評価が低めなのが謎すぎる。普通に面白いのにな。今回も詐欺まがいの古美術商と冴えない陶芸家の前に、一攫千金の話が舞い込んでくる展開はワクワクする。 これまでみたいな「騙し騙され、やり返せ!」な爽快感は控えめだけど、幻のお宝を生み出し、どう決着をつけるかの流れは良かった。中井貴一の口八丁っぷりが絶妙すぎて、見ているこっちも納得させられる勢い。

2025.03.30 投稿

心霊内科医 稲生知性

4.0

じろうの演技、マジで驚いた!コントの人だから芝居もうまいのか?会話劇メインで部屋ひとつしか使ってないのに、ミスリードの誘い方が絶妙で、めちゃくちゃ引き込まれた。視点がコロコロ変わる感じが秀逸で、誰が現実の存在で誰が幽霊なのか、どんどんわからなくなるのが最高にゾクッとする。 サカナクションが主題歌だから軽い気持ちで見たら、期待を大幅に超えてきた。30分以内にミステリーとしても人間ドラマとしても完成度が高く、無駄なくまとまっていてストーリーテリングが見事すぎる。

2025.03.30 投稿

ショジョ恋。

3.0

登場人物が全員そろって美男美女すぎて、なんか現実味がなさすぎる…。まあ、自分がそこに並べない嫉妬かもしれないけど(笑)。ストーリーは微妙で、主人公とその相手のキャラがどうにも好きになれなかった。演技もなんだかしっくりこなくて、ラストも「これでいいの?」って感じ。でも、女性陣のビジュアルが最高だったから、結局最後まで見ちゃったんだよな。正直、内容よりもそっちのほうが楽しめた気がする(笑)。

2025.03.30 投稿

女王陛下のプティアンジェ

3.0

主題歌が耳から離れない!アンジェに任せると余計に混乱することもあったけど、それがまた面白かったな。推理ものだけどトリックはかなり緩めで、今見るとツッコミどころ満載。でも、当時の少女向け作品としてはこれで正解だったのかも。作画は正直キツい場面もあったけど、潘恵子さんの初主演や永井一郎さん、麻生美代子さんの共演が豪華で、声優陣の演技が作品を支えてた感じ。

2025.03.29 投稿

超合体魔術ロボ ギンガイザー

3.0

独特なノリと勢いがクセになる作品だった!奇術っぽい要素を取り入れたロボットアニメって珍しいし、超常スマッシュのシュールさが妙にツボる。特にゲストキャラのエピソードがしっかり作られてて、1話ごとの完成度が高いのが良かった!

2025.03.29 投稿

おれは鉄兵

3.0

このアニメ、見てみたら意外とハマった!主人公・鉄兵の破天荒さがすごくて、自由奔放に育った彼が名門学園で大暴れするのが爽快。剣道部に入っても規則なんて気にせず突っ走る感じが見てて楽しい!野沢雅子さんの声も鉄兵にピッタリで熱さ倍増! ただ、70年代の王道スポ根らしい作りだから、もう少し派手さが欲しかった気もする。でも、古き良き熱血モノとしては十分楽しめた!今見ると逆に新鮮で、こういう作品もアリだなって思った!

2025.03.29 投稿

惑星ロボ ダンガードA 対昆虫ロボット軍団

3.0

劇場版は今回が初視聴。TV版はなかなか主役ロボが出てこなかったけど、こっちはしっかりロボ形態も登場するし、ジャスダムの発進シーンもあってテンション上がる!ただ、オープニングで石井輝男の名前を見つけて思わず二度見。あのエログロ映画の監督が子供向けアニメ?と思ったけど、敵の昆虫型宇宙人が触手で吸血するシーンにしっかり片鱗が見えた気がする…。本編は25分と短く、話の展開もシンプルだけど、主題歌がTV版と同じささきいさおなのはアツい!

2025.03.29 投稿

タイムボカンシリーズ ヤッターマン

4.0

昭和アニメの傑作だな~!ドクロストーンを巡るヤッターマンとドロンボー一味の攻防戦、何度見ても笑える。特にボヤッキーのヘッポコメカがヤッターワンにやられる流れは鉄板!ガタイだけ良くておバカなトンズラー、妖艶だけどどこか憎めないドロンジョ、そして失敗の度に「おしおきだべぇ~」なドクロベー。敵役なのに完全に主役級の存在感なのがすごい!

2025.03.29 投稿

ジャッカー電撃隊

3.0

序盤のハードさが最高!「東京を犯罪都市にする」とかいうヤバい目的のクライムに対抗するために、ジャッカーがサイボーグ化する流れがすでにダーティーすぎる。ジョーカーのやってること、ほぼショッカーじゃん…。特に死体を蘇生させるのは倫理観ぶっ壊れてるし、桜井も最終的に自らサイボーグになる展開はモラルを捨てさせる話でもある。毒をもって毒を制すというテーマがバチバチに刺さる!終盤のコメディ路線は好みが分かれそうだけど、見直してみると意外と悪くない。

2025.03.29 投稿

劇場版 新・巨人の星

4.0

左腕を壊して引退、草野球の代打屋に落ちぶれても野球を捨てられない飛雄馬。完全に呪いじゃん。巨人の帽子を被りっぱなしで、試合観ながら悔しがる姿が痛々しい。花形と伴が色々世話を焼いても突っぱねるし、明子姉ちゃんも泣いてるし、もう人格破綻レベル。でも、野球しかない男の執念はヤバい。劇画タッチの絵柄も相まって、ひたすら重い。右投手になる日は来るのか…ってところで映画終了。いや、マジで戦いは続く。

2025.03.29 投稿

あらいぐまラスカル

3.0

ラスカルってもっとおとなしい動物かと思ってたのに、めちゃくちゃ暴れ回るじゃん!夜な夜なトウモロコシ畑を荒らし、カラスのポーとはバチバチの攻防戦、さらにはスターリングの教室のザリガニを何食わぬ顔で破壊……。グッズの可愛い姿しか知らなかったから衝撃だった。むしろ穏やかで賢いのは犬のハウザーの方だったな。でも、こんなワイルドなラスカルも動物らしくて好きだ!

2025.03.29 投稿

家なき子

4.0

原作に忠実らしいが、確かにストーリーが長くてしっかりしている。その分、全体的に作画が暗く、不気味な雰囲気が漂う。レミが訪れる先々で不幸が続く展開には正直やるせなさを感じた。まるでレミが災厄を引き寄せているかのようで、終盤では放蕩癖がついてしまったのでは?と思わなくもない。ただ、マチヤとの関係性は熱く、矢吹丈を彷彿とさせる友情が良かった!ジェロームのキャラも魅力的で、40話の花火には心を揺さぶられた。

2025.03.29 投稿

劇場版 科学忍者隊ガッチャマン

4.0

劇場版ガッチャマン、すぎやまこういちの音楽がとにかく素晴らしい!NHK交響楽団の演奏がめちゃくちゃ豪華で、まさかここまで作品にハマるとは思わなかった。壮大なBGMが流れるたびにテンション爆上がり。昭和のアニメとは思えない映像の美しさや迫力もあって、グッと引き込まれる。ストーリーもシンプルながら熱くて王道。敵がもうちょい強かったらもっと良かったけど、それでも十分楽しめた。これぞ日本アニメの底力!

2025.03.29 投稿

スペシャリスト

3.0

舞台はフレンチ・アルプスで、大自然が広がってるのが新鮮。銃のスペシャリスト・ハッドが兄の復讐に町に戻る話だけど、町の人たちがまったく歓迎せず、どこか冷徹で無慈悲。レオーネとは違って、泥臭さと荒々しさが際立ってて面白い。ツッコミどころ満載で、特に防弾チョッキ無敵すぎて笑った!

2025.03.28 投稿

アヴェ・マリアのガンマン

3.0

銃撃戦の迫力はすごいんだけど、妙にエイムが良すぎて逆にシュールに見えてしまった。派手な銃声とともにバタバタ落馬していくのがちょっとコメディっぽく感じてしまう瞬間も😂 それにしてもカウボーイたちの日焼け具合が想像以上で驚いた。もはや小麦肌どころじゃなくて、肌が痛そうなレベル。あんな灼熱の土地で帽子ひとつじゃ絶対防ぎきれないよなあ…

2025.03.28 投稿

女王陛下の007

5.0

今や名作扱いされてるけど、実際観て納得。アクションのキレが凄まじく、特にボンドが誘拐されてドラコの部屋に入る前に手下どもを叩きのめすシーンの編集は神がかってる。レーゼンビーボンドの若造感も、この映画だからこそハマってる奇跡。序盤のマネーペニーとのやりとりがボンドの人間味を強調してて、そこがラブロマンスと噛み合ってるのも完璧。そしてラストの余韻がエグい。

2025.03.28 投稿

クライムハンター2 裏切りの銃弾

4.0

こっちの方が断然好き!最終決戦のジョーカー(連射型)vsスネーク(一撃必殺型)の対比がめちゃくちゃ熱かった。特に、罰金50ドルの看板の下に傷口に50ドルを貼ったジョーカーを放り捨てるシーン、あれは最高。スネークが最後に吹っ飛ぶとこでバラバラになった頭が映るのもエグくてイイ。ブルース感が抜けないスネークもたまらん😂 ロケットランチャーぶっ放すド派手なクライマックスも含め、ツッコミどころすら愛おしい一本!

2025.03.28 投稿

ファンシイダンス

4.0

ゆるい笑いが続くのに、画面のインパクトが強くて不思議と引き込まれる一本。もっくんの若き日のハンサムっぷりに驚き、冒頭のパンクな半坊主スタイルで一気に心を掴まれた!さらに彦摩呂、竹中直人と豪華な面々が登場して、毎回「おおっ!」となる展開。オーケンもさすがの存在感で、登場から数秒で宗教戦争をぶちかましていく潔さに爆笑😂 クセが強いのにどこか爽やかさもあって、独特のノリがクセになる青春出家ムービーだった!

2025.03.28 投稿

デッドフォール

3.0

スーツ姿のスタローンを見て「お、知的キャラか?」と思ったのも束の間、結局は筋肉と爆破で全てを解決🔥 そうこなくっちゃ!カート・ラッセルとの軽妙なやりとりも良いし、まさかの女装シーンで「この映画、そういうノリね」と確信🤣 敵のアジトやら武器作りのじいさんやら、やたら007っぽい雰囲気が漂うのもツボ。幹部は空気、ボスの目的も謎だったけど、妙に目立ってた赤毛ポニーテールの存在感よ😆 そしてラストはやっぱりド派手に爆破💥 スタローンと爆発は切っても切れない関係!

2025.03.28 投稿

ファミリービジネス

4.0

コネリー、ホフマン、ブロデリックの親子3代が織りなす泥棒ファミリーの物語。親子の確執と愛情がじわじわ伝わるいい映画だった👍 コネリー58歳、さすがに渋すぎる…いや、もはや泥棒に向いてないレベルで目立つ😂 ホフマンとの年齢差7歳なのに親子にしか見えないのもすごい。黒い網タイツをかぶった3人の強盗シーンは爆笑必至🤣 クライムコメディに見せかけて、実は沁みるヒューマンドラマだったな〜。

2025.03.28 投稿

邪願霊

4.0

モキュメンタリー形式で進むプロモ撮影の裏側が、じわじわと不穏さを増していくのがたまらない。竹中直人がパッケージでガン見してるのに、ほぼ画面外というミスマッチも面白い😂💡 ラストでカメラの視点が増える違和感や、スタッフロール後のフィクション落ち演出もニヤリとさせられた。量産型ホラーより断然楽しめたし、小中千昭のクトゥルー愛も全開!やっぱり、Jホラーの流れはここから始まってる気がする👀🔥

2025.03.28 投稿

新・幽幻道士(キョンシーズ) 立体奇兵<デジタルリマスター版>

3.0

テンテン不在なのが寂しいけど、乗り切った😂💨 黄色と赤のチーム戦とか運動会要素が強めで、途中まではわちゃわちゃ楽しい展開。でも、アンアンの暴走からのキョンシー凶暴化でカオスな展開に突入…!森のキツネ霊ミミも、正直もうちょい可愛くできたんじゃ?って思ったけど、まぁそれも味かも🤣💡 「来来キョンシーズ」の方がまだ楽しめたと思う。

2025.03.28 投稿

ハートに火をつけて

3.0

デニス・ホッパーがやりたい放題やってるって聞いて気になってた作品!撃たれた男の腹が普通に上下してる時点で察したけど、これはなかなかのカオス映画だった😂💨 ジョディ・フォスターは常に露出高めで、風になびくスカートや大胆すぎるシーンもあって「マジか…🤯」ってなる場面の連続。でも予備知識があったおかげでなんとか耐えた🤣🙌 ホッパー自身もサックス吹きまくったり、好き勝手満喫してて映画監督って楽しいんだな〜ってしみじみ思った😂

2025.03.28 投稿

イージー・ライダー

4.0

自由を追い求めた先に待っていたのが、社会からの拒絶と死というのがあまりにも衝撃的だった。ワイアットとビリーはアメリカを愛しながらも、その体制に弾かれてしまう存在だったんだろうな。「自由を語ることと自由であることは違う」というセリフが心に刺さる。全編を彩る音楽も最高で、特に「If 6 Was 9」の使い方が鳥肌もの。映像表現も攻めてて、カット割りの大胆さが映画のメッセージを強調している。

2025.03.27 投稿

ガンファイターの最後

3.0

嫌われ者の保安官ってだけならまだしも、街の連中がいつの間にか「辞めさせる」から「殺す」に話をすり替えてるのがゾッとする。結局、恐怖でしか秩序を守れないことに気づいた彼が、ふと我に返る瞬間の虚しさがたまらない。スイートアップルワイン〜の部分だけ妙に耳に残る主題歌とともに、銃声が響いた後の静まり返った街に、名もなき殺人者たちがゆっくりと姿を現すラスト。寒気がするほど後味が悪いけど、それがまたクセになる一本。

2025.03.27 投稿

トパーズ

4.0

緊迫感はあるのに、なんだか妙に落ち着かない不思議なスパイ映画。ヒッチコックらしいジワジワくる演出は控えめで、どっしりとしたミステリーというよりは、舞台が変わるごとに雰囲気が変わるちょっと変則的な作り。それでもロシア高官一家の亡命シーンは手に汗握る展開だったし、モーリス・ジャールの妖しいワルツも良い味を出していた。派手さはないけど、この時代特有の空気感が漂っていて、じわじわくる一本。

2025.03.27 投稿

明日に向って撃て!

5.0

このタイトルがもう最高。これしかないって感じだし、内容と完璧にハマってる!ワルだけど粋な二人の関係性がたまらなくカッコいいんだよな。セリフにしなくても伝わる信頼、軽妙なやりとり、ラストのあのシーン…全部が痺れる!彼らには彼らの美学があって、それが最後まで貫かれるのがしびれる。ルパン三世が好きなやつは絶対ハマるやつだろ、これ。

2025.03.27 投稿

ラブ・バッグ

4.0

車に心が宿るなんてロマンがあるし、ハービーがやきもち焼いたり傷ついたりする姿には愛着が湧く。ジムとのコンビも最高で、時に笑えて時に切なくなる。レースシーンのワクワク感もすごいが、それ以上にハービーとジムの関係の変化がグッとくる。ジムがなぜ選ばれたのか、キャロルの言葉がしみる。こんな愛すべきキャラクター、もっと早く出会いたかった。昔の作品だけど、今観てもめちゃくちゃ楽しい!

2025.03.27 投稿

チップス先生さようなら(1969)

5.0

これはもう傑作。ピーター・オトゥールの演技が圧倒的すぎて鳥肌が立った。堅物な教師と自由奔放な舞台女優、住む世界が違う二人が出会い、愛を育む姿に心を揺さぶられた。ポンペイ遺跡での再会は運命を信じたくなるほど印象的。夫婦として共に歩み、痛みも喜びも共有する姿には確かな愛があった。ラストは涙が止まらず、子供たちの演技にも拍手を送りたい。数年前から観たかった作品、ようやく観られて本当に良かった。

2025.03.27 投稿

荒野の大活劇

3.0

こんなにユルくて大丈夫なのか?ってくらい、全体的に気楽に楽しめる。兄弟が遺産目当てでしぶしぶ一緒にいるのも笑えるし、悪事を働くつもりがトラブル続きでどんどん無一文になっていく展開も最高。悪党どももどこか抜けてて、その間抜けっぷりがまたいい味出してる。ジェンマのキャラが絶妙!見た目はクールな二枚目、銃の腕も超一流なのに、中身はどこか間の抜けた三枚目。なのにアクションシーンは本格派で、そのギャップがたまらない。対照的に、力技で敵をぶっ飛ばす弟もいい感じ。誘拐した令嬢に振り回されて身代金の30%を譲る羽目になったり、大金を強奪するつもりがいつの間にか護衛側になってしまったりと、展開がいちいち面白すぎる。

2025.03.27 投稿

サミュエル・フラーのシャーク!

3.0

サメ映画の括りには入るけど、『ジョーズ』的なパニック要素は控えめで、むしろダイビングを巡る駆け引きがメイン。登場人物全員が胡散臭くて、それぞれの思惑が絡み合うノワールな雰囲気がたまらない。バート・レイノルズのタフさも時代を感じさせるし、シルヴィア・ピナルのしたたかさも最高。低予算らしい生々しさも悪くない。決して派手ではないが、やっぱりこれはサム・フラーらしい映画だ。

2025.03.27 投稿

真夜中のカーボーイ

4.0

とにかく哀しい。ジョン・ボイドの田舎者っぷりも痛々しいが、それ以上にダスティン・ホフマンの哀れさが突き抜けてる。友情とか言われるけど、これはもう愛に近いものがある。ホモっぽい意味じゃなく、もっと根源的な孤独を埋めるような関係。観終わった後もズシンとくるし、ラストは何度見ても泣く。NYの退廃的な雰囲気も最高で、あの時代の混沌の中に1日だけ紛れ込んでみたいと思ってしまう。

2025.03.27 投稿

レーサー

3.0

レース映画ってもっとレース主体なものかと思ってたけど、意外と人間ドラマが濃厚。特に家族の描写が多くて、そこに重きを置いてるのが新鮮だった。とはいえ、レースシーンも迫力があってインディ500の熱量はしっかり伝わる!ポール・ニューマン自身がレーサーだったこともあって、リアルさが増してる感じ。デイヴ・グルーシンの音楽も哀愁があっていい雰囲気。ただ、キャスティングには少し違和感。ジョアン・ウッドワードは微妙だったけど、息子役の俳優が可愛くて良かったな。

2025.03.27 投稿

医師チャ・ジョンスク

4.0

1話から長かったけど、ついつい見入ってしまった。ジャンスクが応援したくなるキャラだったのも大きいかな。患者や周りの人々の言動が信じられないほど極端で、これが誇張なのか、韓国の現実なのか気になった。自分がもしそうなったらどうするんだろうと考えさせられる。韓国語の口調が強くて圧迫感あるけど、面白い部分も多かった。酔ったときのメイクが不自然だったり、男性陣の唇が赤かったり、細かいところも気になったけど、OP曲はキャッチーで良かった!

2025.03.26 投稿

この素晴らしき世界

3.0

最初は普通の主婦が大女優の代わりをする話かと思いきや、予想以上に面白い展開が続くドラマだった。キレのある脚本とドラマティックな進行に引き込まれ、終始楽しめた。細かい部分の設定が甘いところはあったけど、サプライズ要素もあって予想外の展開が続く。特に芸能界のドン役が堺正章で、リアリティがないキャラも逆に面白さを引き立ててた。ラストの演説はちょっと長すぎるけど、それ以外は満足。

2025.03.26 投稿

女神の教室~リーガル青春白書~

3.0

大北はるかさんの脚本、学生たちの理不尽さへの視点が意外と引き込まれる。事件パートはどこかで見たような話でちょっと物足りないけど、それでも学園ドラマとしては面白い。司法試験の現実とプロの現場のギャップが大きすぎて少し残念。法科大学院で学んだことが生かされず、むしろ苦しむのは共感できた。結局、スパルタ教育の方が現実的なのかな、なんて思った。

2025.03.26 投稿

僕らのミクロな終末

3.0

地球滅亡の話って現実味があって怖いけど、ロードトリップのシーンは癒されたし、キスシーンも綺麗だった。今を生きる大切さを改めて感じたな。最初は意外と面白かったけど、超能力展開で失速したのは残念。主演2人の演技は確かで、感情の描き方も丁寧だった。律が最後までクズだったのは良かったし、物語の軸がブレなかったのも評価したい。ただ、真澄の扱いが報われなさすぎてモヤる。あと最後の半裸映像、意味不明すぎて困惑した(笑)。

2025.03.26 投稿

ワカコ酒 シーズン7

4.0

シーズン7!今回もワカコの“ぷしゅ〜”が最高だった。飲む場所やシチュエーションが変わるだけで、同じお酒でも特別な一杯になるんだなと改めて実感。外飲みだけじゃなく、家飲みや景色を楽しみながらの一杯もめちゃくちゃ美味そうで、見てるだけで飲みたくなる。南房総旅の回は特に印象的。ワカコの母親役が島崎和歌子というのがまた渋い。親子で飲むシーンもいい味出してたし、何よりあの雰囲気が心地よかった。ワカコの酒に対する探究心を見てると、自分ももっといろんな料理とお酒の組み合わせに挑戦したくなった!

2025.03.26 投稿

憑きそい

3.0

雰囲気がとにかく良かった。じっとりとした空気感、シリアスな不気味さ、心霊に限らず広がるオカルトの世界観がクセになる。1話の黒い服の男の笑顔、実写化としてもかなり巧みで印象に残った。ホラーとして丁寧に作られてるからこそ、心霊描写のチープさは惜しい。ジャンプスケアに頼りすぎてないだけマシだけど、もう少し繊細にやってくれたらもっとハマれた気がする。とはいえ、深夜にボーッと観るにはちょうどいいホラーだった!6話「大家さん」のドロドロ感が特に好き。

2025.03.26 投稿

忍者に結婚は難しい

3.0

夫婦の正体が忍者って時点でぶっ飛んでるけど、それがむしろ面白い。アクションもあるし、テンポ良く進むからなんだかんだ最後まで見てた。リアタイじゃなかったら見なかったかも。 脇役陣もクセが強くていい味出してるし、ゲストもめちゃくちゃ豪華。広瀬アリスや上白石萌音が出てきたのはテンション上がった!キスシーンもアクションもガッツリやるし、思ったより攻めてる。

2025.03.26 投稿

良くも、悪くも、だって母親

4.0

ほんわか系かと思いきや、意外と悪どい話が絡んでてびっくり。特に後半が盛り上がって面白かったし、泣かされた…。ミランさん演じる母親には共感しづらい部分もあったけど、それでも母の愛って絶対的なんだなと感じた。イ・ドヒョンはどの瞬間もかっこいい✨ミジュ役のアン・ウンジンも最高💖ユ・インスのサムシクも良かった👍双子のソジンとイェジン、可愛すぎた💗

2025.03.26 投稿

口説き文句は決めている

3.0

胸キュン妄想全開のドラマ、想像以上に振り切ってた。毎回違う相手との恋模様、可愛らしい雰囲気で統一されていて見やすい。物語の展開に大きな起伏はないけど、スタダの俳優を見るには十分楽しめる内容。北香那はめちゃくちゃ可愛い!彼女目当てなら見応えあるけど、それだけだとキツいかも。全体的に甘めな作りだけど、こういう世界観が好きならアリ!

2025.03.26 投稿

イチケイのカラス スペシャル

3.0

スペシャルドラマの再放送を視聴。映画よりこっちの方が面白かったかも。入間みちおの活躍が多くて満足!小日向さんが真っ直ぐな役なのも良かったし、中村梅雀さんとのベテラン勢が支えてた。一見関係なさそうな事件が繋がる展開、甘めだけど若い世代の純粋さとマッチしてた。決闘罪なんて法律が明治からあるとは…!職権発動が頼もしい。〝クマやん〟のネーミングは微妙。熊本銘菓陣太鼓の方がしっくりくる。

2025.03.26 投稿

BAD LANDS バッド・ランズ

4.0

物語の世界観や設定が細かく緻密で、主人公を中心に次々と展開が絡み合って、ずっと引き込まれてた。役者たちの演技も素晴らしく、安藤さんのリアルさや宇崎さんのかっこよさが際立ってた。特に最後のタクシーシーン、ニヤっとした笑顔が印象的。説明が少なく、会話のテンポが速いから、ちょっと聞き逃すと厳しいけど、それが逆にこの映画の魅力になってる。ラストの演出もオシャレで、余韻が残った。

2025.03.26 投稿

劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの

4.0

CGアニメのクオリティ、ヤバすぎ!ストップモーションかと思ったら完全にCGで、人形の質感がそのまま伝わってきて驚いた。音のリアルさも凄くて、足音やドアの音がまるで本物みたい。ちょっと怖さすら感じるくらいの没入感。ストーリーは大人でも懐かしさを感じて、ちょうどいい具合に心温まる話だった。アニメ映画を観るなら絶対チェックすべき!

2025.03.26 投稿

沈黙の艦隊

4.0

大沢たかおの演技、マジでハマり役すぎる。潜水艦や大和の重苦しい雰囲気が、船員たちの結束や動きとともに、爽快感を与えてくれる。男のロマンを感じるストーリーで、アマプラで続きも観れるから、迷ってるなら絶対に観るべき!ユースケサンタマリアも良い味出してるし、原作の新しさが光ってる。次回作に向けて、ドラマで予習しつつ待機中!

2025.03.26 投稿

レジェンド&バタフライ

4.0

キムタクが信長を演じると、最初はどうしてもキムタクに見えるけど、観ているうちにどんどん信長そのものに見えてくる。ラストでは、まるで自分も信長の願いを一緒に願っているかのような感覚に陥る。演技を超えて、信長そのものがそこにいるような錯覚。これがキムタクの真骨頂だと思った。最近の映画では群を抜いてハマり役で、あのキャラが本当に信長そのものに見えた!

2025.03.26 投稿

5.0

武将たちの腹の探り合い、裏切り、そして首!首!首!全編に漂う不穏さと、人間臭さがクセになる。秀吉の軽妙なやりとり、信長や家康の濃すぎるキャラ、それぞれの駆け引きがたまらない。侍の美化なし、えぐい部分もガッツリ描かれていて、目が離せなかった。戦国の泥臭さと冷酷さを突きつけられつつ、ラストには妙な爽快感すらある。北野武の唯一無二の世界、これは観てほしい!

2025.03.26 投稿

翔んで埼玉 -琵琶湖より愛をこめて-

4.0

埼玉のために鉄道を作る話かと思いきや、白浜の砂を求めて関西へ。まさかの大阪の植民地に迷い込み、粉もん工場&収容所のカオスな光景に圧倒された。たこ焼き食べると関西弁になるのは笑ったし、琵琶湖の水を止める作戦や鮒鮨投げ合戦も意味不明で最高。ラストの通天閣VS行田タワーの迎撃ミサイル戦、熱すぎる!現代パートで「とび太」誕生⁉ 最後まで遊び心全開で楽しめた!

2025.03.26 投稿

恋脳Experiment

4.0

恋愛の呪いに絡めとられながら、それすら糧にして前へ進む姿が痛快だった。子供の頃に刷り込まれた「理想の恋」から始まり、大人になるにつれて現れる男たちの言葉や行動。そこに翻弄されつつも、最終的にはそれすらも制作に変えていく。このタフさが最高にカッコいい。最後、ダンスで感情を解放するシーンは圧倒的な自由を感じたし、すべてを自分のものにする強さに痺れた。恋の形は変わるけど、経験したものは消えない。

2025.03.26 投稿

OUT

4.0

キャラの個性が強く、それぞれの役割がハッキリしてるから群像劇としても面白い。総長のあっちゃんは王道ヤンキーキャラだけど、それが逆にしっくりくる。バトルシーンはスピード感があって、カメラワークや音の演出も細かく作り込まれてるから、単なるヤンキー映画じゃなくアクションとしてもレベルが高い。主人公が「喧嘩をしない」ことに意味がある展開も新鮮だった。暴走族のリアルな描写も含めて、最後まで勢いが落ちずに楽しめた!

2025.03.26 投稿

放課後アングラーライフ

3.0

魚釣りを通じて、仲間との距離がじわじわ縮まる感じがいい。めざしの不安定な心が、釣りを通じて少しずつ解れていくのが丁寧に描かれていた。シイラの願掛けとか、ナギの察しの良さとか、キャラの行動に嘘がないのもいい。昭和ポップスのカラオケシーンも沁みた。アカリの涙と大物がかかるラスト、めざしにとっての転機を感じた。釣り映画なのに「釣りしたい!」とはならないけど、釣りの持つ意味にはちょっと考えさせられた。

2025.03.25 投稿

ほかげ

5.0

生き延びることの絶望が胸に突き刺さる。最低限の舞台と贖罪の空気が圧倒的で、趣里さんや河野宏紀さんの演技が凄まじい。特に塚尾桜雅くんの存在感が強烈!ラストは鳥肌モノで、戦争のリアルを感じた。塚本晋也監督の過去作も観たくなった。

2025.03.25 投稿

大雪山の勇者 牙王

3.0

大雪山を舞台にしたこの作品、予想とは違って動物がしゃべるわけではなく、あくまで動物として描かれていたのが逆に良かった。人間と野生動物の関係を真剣に描いた内容で、どちらかというとドキュメンタリー寄り。娯楽性は薄いけど、見終わった後に色々考えさせられる作品だった。子供向けのように見えて、内容はかなり重くて、今のアニメにはない深さがあったな。

2025.03.25 投稿

はいからさんが通る

4.0

浅草オペラのときの紅緒ちゃんが一番好きだったな。酒場でインネン大佐をやっつけるシーン、酒が入ってる紅緒ちゃんも良かった(笑)。ただ、後半は少し急ぎすぎかなって思う。少尉との絡みが少なくて、途中からはもう青江さんでいいやって思っちゃった。蘭丸の恋も、もうちょっと丁寧に描いて欲しかったかな。でも最後のシーンの構図とか、紅緒ちゃんの服は本当に可愛い!袴着たくなる!

2025.03.25 投稿

無敵鋼人ダイターン3

3.0

最初は1話完結が多くて、ちょっと飽きるかな?って思ってたけど、最終回を見終わった瞬間、すべてが変わった!富野節がめちゃくちゃ効いてて、深い余韻が残るラストにびっくり。主人公の万丈もただのヒーローじゃなくて、どこか孤独な部分があって惹かれる。毎回の戦闘も楽しいけど、敵が個性的で、ただの悪役じゃないから飽きることなく見れた。個人的には映画化してほしいなって思うくらい、面白い回が多かった!

2025.03.25 投稿

ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー

4.0

ゴレンジャーとジャッカーが共演するなんて、ちょっと信じられない!なんだかワクワクして見始めたけど、予想以上に楽しめた。ジャッカーはちょっと人気薄だったけど、ゴレンジャーとの組み合わせがいい感じ。悪役もかなり豪華で、東映の悪役スターが一堂に会するシーンはテンション上がったわ!でも、やっぱり宮内洋が出てくると一気に目が離せなくなる(笑)。ビッグ・ワン、マジで強すぎ!まさにカッコよさの塊だな。ストーリーは昔の特撮っぽい感じだけど、ヒーローたちの戦いにスピード感があって飽きない!

2025.03.25 投稿

闘将ダイモス

4.0

ロボットアニメの面白さに驚かされた!アイザムの天才科学者でありながら、パイロットとしても強いところがカッコよかった。ダイモスの強化やバーム星人との戦闘も見応えがあり、空手アクション風のロボット戦が新鮮でテンションが上がった。恋愛要素も絡みつつ、熱いバトルが続く展開に夢中になった。スーパーロボット大戦好きなら絶対に楽しめる作品だと思う。

2025.03.25 投稿

科学忍者隊ガッチャマンII

4.0

ジョーが復活するシーンはまさに衝撃!謎がちりばめられたストーリー展開に、終盤には思わず引き込まれた。ゲルサドラの過去も深く、せつないが、どこかカッツェの影響を感じさせる。こういうキャラの重みをしっかり描いてるのがいいね。少し似た部分もあるけど、それでも見応えは抜群だった!

2025.03.25 投稿

キタキツネ物語

3.0

動物映画のイメージを覆された。愛らしいキタキツネの姿に見入っていたら、後半は容赦ない展開に…。大自然の厳しさというより、人間の行いが突きつけられる内容で、当時の表現の攻めっぷりに驚いた。映像の雰囲気も独特で、ゴダイゴの楽曲が流れまくるのが妙にクセになる。動物映画らしからぬ、どこか物悲しい空気が漂う作品だった。

2025.03.25 投稿

宇宙海賊キャプテンハーロック

4.0

宇宙を駆ける海賊たちの姿がたまらなくかっこいい。過去を背負いながら戦うキャラたち、それぞれのドラマが心に刺さる。地球を捨てたはずのハーロックが、それでも戦い続けるのは、まだ捨てきれない希望があるからなのか…。哀愁漂うBGMがまた良くて、戦闘シーンでもどこか切なさがある。アルカディア号の一団、ただの仲間じゃなくて信念を持った戦士の集まりって感じが最高!

2025.03.25 投稿

親子ねずみの不思議な旅

4.0

絵本みたいな画風かと思いきや、想像の斜め上をいく描き込みの細かさと独特の陰影!余白なんて概念は存在しない。キャラにも絶妙に感情移入できず、主人公すらどこか引っかかる。このグロさ、文化の違う惑星の物語を見せられてる感覚に近い。ラストは一応めでたしめでたしだけど、全然スッキリしないのがまたいい。ゾウとアザラシのオモチャが可愛くて、そこだけが唯一の癒し。声優陣が豪華すぎるのも驚いた!

2025.03.25 投稿

宝島

4.0

ただの財宝探しじゃなく、「何かを探し続けること」に意味があるって話なんだろうなと感じた。シルバーとグレイ、対照的な二人に憧れるジムの構図もたまらない。終盤の展開はまさに必見!これを観ずに男は語れないレベル。海賊モノが好きなら避けて通れない名作だった!「地球がもし金でできていたら、人は一握りの泥のために命を落とすだろう」——シルバーのこの言葉、めちゃくちゃ刺さった。

2025.03.25 投稿

一休さんとやんちゃ姫

3.0

男女の役割に対する価値観、今と違うけど妙に納得させられる部分もあって面白い。「好きで女に生まれたわけじゃない」ってセリフ、意外とくるものがあった。一休さんの切り返しも見事すぎてやられた感ある。将軍様、めちゃくちゃ優しいな?ちゃんと話を聞いてあげてるのがなんかほっこりする。今の時代にこの内容をそのまま流したらどうなるんだろうとか考えちゃうの、不思議な感覚だった。

2025.03.25 投稿

ルパン三世 ルパンVS複製人間

4.0

想像以上に異色で驚いた。マモーの存在感が強烈すぎて、他のルパン映画とは全然違う空気感。ルパン一味も銭形も最後まで振り回されっぱなしなのが新鮮だったし、ルパン自身も軽妙だけど妙にクールで渋い。後の作品とは違うこの雰囲気、クセになる。何度でも観たくなる一本!

2025.03.25 投稿

機動戦士ガンダム

5.0

これがあの有名な作品か…!ネットでよく見るネタがバンバン出てくるし、ただのロボットアニメかと思いきや戦争の描写がガチすぎて妙にリアル。キャラも思ったよりすんなり好きになれたし、特にカイ・シデン、あいつ最高すぎる。ジオン兵も普通にいい奴ら多くて、なんでこんな人たちが戦わなきゃいけないんだ…ってなる。親とのエピソードも重い。見始めたら止まらん、普通に傑作だったわ。

2025.03.25 投稿

ルパン三世 カリオストロの城

5.0

ずっと気になってた映画、ようやく観た!めちゃくちゃ面白い!ルパンのキャラ、女好きかと思いきや紳士なのが最高。逆パターンの方が多いけど、こういうのがグッとくる。銭形警部との関係もいいな、敵なのにどこか協力してる感じがたまらん。テンポも良くて最後まで一気に観れたし、フィアットのカーチェイスとかパスタのシーンとか、妙にリアルで何回も観たくなる。今さらルパンにハマりそうや…!

2025.03.25 投稿

シートン動物記 りすのバナー

4.0

こんな良作があるなんて知らんかった!絵の質感も最高やし、主題歌もめっちゃ良い。歌詞はなかなかクセがあるけど、それも含めて味わい深い。エンディングが静止画なのも、なんか昔のアニメっぽくていいな。声優陣も馴染みある声ばっかりで、安心感がすごい!笑えるとこもあるし、手に汗握るシーンもあるし、しっぽ抱えて寝るとことかもう可愛すぎるやろ…。グッズとかあったら欲しくなるやつやな。

2025.03.25 投稿

実相寺昭雄監督作品ウルトラマン

4.0

初めてちゃんと観たけど、めっちゃ面白かった! あのテーマソングが流れると一気に雰囲気に浸れるし、これぞ日本のヒーローって感じ。敵を全て助けるわけじゃなく、時には倒す選択をするのも意外やった。夜の河原に立つ子供たちのシーン、妙に考えさせられる…。ヒーローというより、怪獣対策の公務員にすら見えてきたのも面白い視点やったな。こんな作品が当時作られたの、本当にすごい!

2025.03.25 投稿

銀河鉄道999(劇場版)

4.0

初めて観たけど、めちゃくちゃハマった。銀河鉄道999って、車内の話がメインかと思いきや、降りた星ごとに全然違うドラマがあるんやな。世界観が凄すぎるし、松本零士ってやっぱ天才やん。これは全話チェックしたくなる! ハーロックがカッコいいのは知ってたけど、仲間あんな感じなんやな… 星野鉄郎も思ってたよりシュッとしてたし、色々驚いた。

2025.03.25 投稿

仮面ライダー(新)

4.0

スカイライダーは飛行能力が新鮮で、序盤は空を活かした戦いが印象的! 途中から歴代ライダーが登場し、シリーズの繋がりを強く感じる展開に。筑波洋も後半は熱血キャラが際立ち、村上弘明の存在感も抜群! 終盤にかけての盛り上がりが熱い作品だった!

2025.03.25 投稿

バトルフィーバーJ

4.0

キャラの個性がとにかく面白い!普段はダラけてるのに、戦いになった瞬間プロの顔になるギャップが最高だった。特にケニアは動きも芝居も抜群で、どの場面でも存在感がある。チーム全体のバランスも良く、それぞれのキャラが活躍の場を持ってるのがいい!敵のエゴスも不気味さとユーモアの塩梅が絶妙で、ただの悪じゃないのが印象的だった。戦隊ものの面白さがギュッと詰まってる!

2025.03.25 投稿

仮面ライダーBLACK 恐怖!悪魔峠の怪人館

3.0

爆発の迫力とキレのあるアクションが最高だった!舞台となった夕張の観光名所が随所に登場していて、ロケ地巡りしたくなる映像も楽しめた。市長役の人、妙にセリフがぎこちないと思ったら本物の市長だったのは驚いた!ストーリーはテレビ版とつながりがあるようで、シャドウムーンとの決着が曖昧なのは少し気になったけど、豪華な特別編と考えれば十分満足。敵のメカが動くところも見たかったけど、予算の都合を考えると仕方ないか…。

2025.03.25 投稿

科学忍者隊ガッチャマンF

3.0

エゴボスラー伯爵のカッコよさが光る作品だった!単独で世界征服を狙うも、裏切りや粛清を経て復活し、最後は総裁Zに倒される展開が印象に残った。ギャラクターが堂々と侵略を進める前半の雰囲気も良かった。ただ、ガッチャ・スパルタンが紙飛行機みたいに見えたり、ジョーの復活があっさりしすぎていたり、ちょっと気になる部分も…。それでも毎回観てしまう魅力があった!ラストの宇宙を飛ぶ火の鳥のシーンは謎が多い…。

2025.03.25 投稿

キン肉マン 逆襲!宇宙かくれ超人

3.0

ロビンマスクが攫われる展開で、過去作とは違う雰囲気で始まったのが新鮮だった!4作目だからこそ、これまでの流れを活かしつつ新しい要素を模索してる感じが伝わってきた。リキシマンのカッコよさは今回も健在!そろそろ本編もちゃんと観ようかなと思わせる内容だった。あと、ブラックホールやアシュラマン、サンシャインっぽいキャラがいたけど、同じ種族なんだろうか?そこも気になった!

2025.03.25 投稿

ゲゲゲの鬼太郎

3.0

リアルタイムで観たわけじゃないのに、どこか懐かしさを感じた。たんたん坊の「昔の人間は妖怪とうまくやってきたのに…」というセリフ、水木しげるさんの本にあった言葉と重なって胸が熱くなった!昔は見えていたものが、今は見えなくなったのかもしれない…そんな寂しさが作品全体に漂っていた気がする。だからこそ、水木しげるさんの描く妖怪たちに惹かれるのかもしれない。

2025.03.25 投稿

天使のたまご

3.0

セリフがほとんどなく、ストーリーもかなりシンプル。それでも、映像だけで楽しめるアニメってあるよな…と改めて感じた。特に水の描写が美しく、幻想的な雰囲気を作り出していたのが印象的。美術の完成度も高く、世界観に浸れる作品だった!ただ、個人的にはキャラデザが好みとは違ったのが惜しい…。とはいえ、雰囲気アニメとしては満足度が高く、映像美を楽しみたい人にはおすすめできる作品!

2025.03.25 投稿

機動戦士Zガンダム

4.0

最初のカミーユ、正直キツかった。自己中心的だし、態度もコロコロ変わるし、見ててモヤモヤすることが多かった。でもフォウとの出来事を境に、驚くほど成長していったのが面白い。終盤はまるで別人で、情が深く、繊細さも増してて、良い主人公になってた。ストーリーは長く感じる部分もあったけど、彼が精神的にすり減っていく過程はしっかり描かれていて、最後まで見ると納得の展開だった。

2025.03.25 投稿

闘士ゴーディアン

3.0

73話もある長編ロボットアニメ、ボリュームがすごい!序盤はゆったり進むけど、後半になると前に出てきたキャラが再登場して話に絡んでくるのが面白かった。マトリョーシカ式の合体ギミックは見どころのひとつ。ただ、戦闘シーンはあっさり終わることが多く、もっと盛り上げられたのでは?と思う部分もあった。とはいえ、長期放送されただけの魅力は確かにあったし、ロボットアニメ好きなら一度はチェックして損はない作品!

2025.03.24 投稿

対決

3.0

ノールズ大佐、怖すぎる。こんなのが戦場にいたら、それだけで戦争が始まりそう。もっと人里離れた場所に隔離しないと危険すぎる。一人で戦争ごっこしてるのは分かるんだけど、理解が追いつかないレベルの狂気。ハリー・ディーン・スタントンの少将姿、妙にハマってたのも面白い。ユニフォームがやたら様になってたのが印象に残る。

2025.03.24 投稿

ミラクル/奇蹟

4.0

ギャングのボスがこんなに情に厚いなんて聞いてない!お婆ちゃんのために全力で動くジャッキーが最高だった。ハートウォーミングなのにアクションはガチで、ギミックの発想も毎回凄すぎる。メイキング映像の流血には驚いたけど…。ラストの"劇終"と笑顔に、こっちまでいい気分。主題歌のレトロな雰囲気も最高に合ってた!ジャッキー映画って何度観ても飽きないのがすごい。

2025.03.24 投稿

ミュージックボックス

4.0

こんなにキツい映画なのに、なんであまり知られてないんだろう?戦犯として訴えられた父の無実を信じる娘の苦悩が重すぎる。伏線回収が巧妙で、裁判シーンはただのスリルじゃなく、心に深く刺さる証言が続くから観る側の体力が試される。父親役の俳優の微妙な表情の変化が怖いくらいリアルで、何を考えているのか最後まで揺さぶられる。脚本家を調べたら、まさかの大ヒットメーカーで驚いた…

2025.03.24 投稿

千利休 本覺坊遺文

4.0

バブルの熱狂の裏で、邦画はお茶で勝負してたのか…って驚き。利休の最期を弟子の視点で追うんだけど、説明を省いて淡々と進むから、完全に置いていかれる感覚がクセになる。映像の質感は本当にすごくて、静けさの中に緊張感が漂う。豪華なセットや衣装も細部まで作り込まれていて、歴史の空気が伝わってくる。観る人を選ぶ映画だけど、ハマると抜け出せないやつ。

2025.03.24 投稿

どついたるねん

3.0

大阪の街並みがしっかり映し出されていて、空気感まで伝わってくる。赤井英和の演技はぎこちないけど、ボクシングの動きにはやっぱり本物の迫力がある。トレーナー役の原田芳雄の身体も締まっていて、プロの空気を感じる。実際の試合で赤井と戦った選手まで登場するのはすごいこだわり。関西弁も不自然じゃなく、リアルな会話が心地いい。

2025.03.24 投稿

エルム街の悪夢5/ザ・ドリームチャイルド

4.0

サムネのひょうきんなフレディはいないけど、むしろ従来よりぶっ飛んだ造形で暴れ回るから逆にパッケージ詐欺かも。シリーズの中でも夢と現実の境界がさらに曖昧になっていて、次々と展開されるドリームKILLが面白い。ストップモーションやボディホラー的な演出も進化していて、技術のアナログとデジタルの組み合わせが絶妙。次の90年代フレディも楽しみ!

2025.03.24 投稿

サンタ・サングレ 聖なる血

4.0

幻覚アートホラーって言葉がぴったりな映画。キリストとして生かされることが苦しみなら、救いはもっと現実的なものになるっていう構造が面白かった。親子の関係に重なる反発も無視できないし、終盤のサイコサスペンス的な展開も一切鈍らないのがすごい。動物シーンや強烈なビジュアルは相変わらず多いけど、3部作の中では一番わかりやすく、人に勧めやすい作品かも。雰囲気のある音楽が随所に効いていたし、あの二人羽織の美しさは忘れられない。

2025.03.24 投稿

アイリスへの手紙

3.0

思ったより評価低くて意外だったけど、いい温度感の作品だった。スタンリーがアイリスに読み書きできないことを知られる前後で態度が変わるのが、触れられたくない領域を突かれた感じがして共感した。手紙が最後の挨拶になるのもアリだった気がする。できることをできないように見せる方が難しいっていうけど、デ・ニーロはさすがの説得力。お互い欠けてたものを埋めていく流れがサクセスストーリーっぽくもありつつ、大人の恋愛の落ち着きがあって心地よかった。日曜の朝にちょうどいい映画。

2025.03.24 投稿

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ

4.0

この適当さが最高すぎる!ぐだぐだな北欧バンドがメキシコ目指してアメリカ横断するだけなのに、めちゃくちゃ笑った。ブルース・ブラザーズを骨抜きにした感じで、ゆるさが癖になる。ジム・ジャームッシュのチョイ役も良いアクセント。ふざけまくってるのに、当時のアメリカの風景が妙にリアルで、そこに皮肉が滲んでるのがまた良い。限界大五郎みたいなヘアの男が床屋で日本人みたいに会釈するシーンで完全に持ってかれた。

2025.03.24 投稿

死霊のしたたり2

4.0

監督が変わってどうなるかと思ったけど、めちゃくちゃ楽しかった!OPの可愛さは健在で、ファミコンのゲームみたいな雰囲気にワクワク。人体実験ゲームがあったら絶対やりたい。前作よりもコミカルさが増して、ちょっとアダムスファミリー感もある。グロいのにどこか綺麗で可愛い、この絶妙なバランスが最高。蘇生・合体・変異のオンパレードで、人体好きにはたまらない展開!モンスターのバリエーションも豊富で大満足。

2025.03.24 投稿

カジュアリティーズ

4.0

戦場では何をしても許されると思っている兵士たちの姿に反吐が出る。極限状態とはいえ、これはただの犯罪。誰もが見て見ぬふりをする中で、エリクソンの葛藤と孤独が痛いほど伝わってくる。胸糞悪くて怒りが収まらないのに、目を背けちゃいけないと思わされた。戦争の被害者は兵士だけじゃない。いつ死ぬか分からないからこそ、考えるべきことがある。そう強く突きつけられる作品だった。

2025.03.24 投稿

仕立て屋の恋(HDデジタルリマスター版)

4.0

偏屈で覗き見までしてるのに、気づけば幸せを願ってしまう不思議な男。愛し方が不器用で、孤独を抱え、それでも彼女に惹かれてしまう。彼にとって彼女は特別な存在だったんだろうけど、こっちは「なんてひどい女…」と思わずにいられない。でも、だからこそ切ない。雷光に浮かぶ顔、鏡に映る横顔、視線をリングに向けない姿…どれも胸を締めつける。音楽も最高。苦さと美しさが同居した、詩的な愛の物語だった。

2025.03.24 投稿

エターナルメモリー

4.0

苦しく切ない。でも、そこには確かに愛があり、幸せが刻まれていた。記憶と記録、止まらない時間の中で変化していくものと変わらないもの。派手な演出はないのに、心にじわじわと染みてくる。認知症を扱う作品は重くなりがちだけど、この映画には微かな光が差し続けていたのが印象的だった。後半、状況は変わっても、その温かさは揺らがない。どこまでも優しく、静かに寄り添うような作品だった。

2025.03.24 投稿

至福のレストラン/三つ星トロワグロ

5.0

4時間?全然そんなふうに感じなかった。ドキュメンタリーなのにフィクションみたいな映像の作り方が見事で、食に興味が薄い自分でも思わず引き込まれた。レストランの空間、料理、その裏側にある人々の努力や情熱が詰まっていて、まるでフルコースのような映画だった!メインはもちろんトロワグロの料理。でも、その前後の仕掛けがあるからこそ、じっくり味わうことができる。長い映画だからこそ得られる体験がある!

2025.03.24 投稿

2度目のはなればなれ

4.0

実話ベースというだけで重みが増す。戦争を生き抜いた者の傷は、何十年経っても消えないものなんだと実感させられる。でもこれは戦争映画というより、愛し合い支え合う二人のラブストーリーだった!円熟味あふれる俳優陣が最高。マイケル・ケインの存在感、やっぱりすごい。タイトルからは想像もつかない感動作で、気付いたら胸がいっぱいになってた。

2025.03.24 投稿

スノーガール

3.0

この静かで重い空気感、どこか北欧ミステリーっぽいけど舞台はスペイン。孤独を抱えながら事件を追う主人公の雰囲気はめちゃくちゃ好み。ただ、警察の動きが鈍すぎて「なんでそこ調べない?」とイライラ。途中までは面白かったけど、犯人が分かってからは物足りなさも。結末も予想通りで、そこはちょっと惜しい。とはいえ、全体的に淡々と進む感じは好きなタイプの作品だった!

2025.03.24 投稿

アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション

4.0

テンポ抜群の笑いが詰まった90分!吹き替え派だったけど、字幕でも全然問題なし。結婚式のドタバタ劇が特に最高で、伏線回収までバッチリ決まってる。ラショー作品は毎回ぶっ飛んでて、今回も期待を裏切らない!相変わらずのメンバーのバカっぷりも健在で、ゲラゲラ笑って気分がめちゃくちゃ上がった。ちょっとした家族の話もあって、前作より好みかも。これ観たら他の作品も全部見返したくなるやつ!

2025.03.24 投稿

オペレーション・フォーチュン

4.0

スタイリッシュな映像にテンポのいい展開、ガイ・リッチーらしさ全開!ジェイソン・ステイサムは当然最高だが、ヒュー・グラントの存在感がすごい。爆弾落とすあのシーン、鳥肌もんで思わず巻き戻し!女性キャラが男だらけの中でぶちかます瞬間、やっぱり最高にアガる。グロ要素控えめで見やすいのもポイント高い。俳優陣がどハマりしてて、続編あったら絶対観るやつ!

2025.03.24 投稿

僕の人生に追いつくとき

4.0

最初は軽いノリで観ていたのに、気づけば時間の重みを考えさせられていた。結局、昨日も今日も特に意識せず過ごしていることにハッとする。一度きりの人生、もっと大事にしないと。振り返る暇もなく淡々と進む時間に焦燥感を煽られるが、映像や会話がどこか優しくて癒されるのも不思議。あっという間の時間の流れが怖くもあり、心に残る作品だった!

2025.03.24 投稿

Miss.トランスポーター

3.0

タイトルから別の映画を連想してしまうけど、中身は全然違った!主人公が派手なスポーツカーじゃなくて、SUVを乗り回すのが新鮮。子どものために危ない仕事に手を出すシンママの設定もなかなか良かったな。対する警官も酒に溺れた元軍人で、この二人の対比が面白い!B級感は強めだけど、勢いで突っ走る感じが意外と楽しめた!

2025.03.24 投稿

死霊館のシスター 呪いの秘密

4.0

ヴァラクの圧倒的な存在感がすごい!次はどこから出てくるのかと構えてたら、不意打ちで登場するから何度も驚かされた。雑誌のページから出てくる演出とか、ホラー映画なのにサービス精神ありすぎでは?って思うくらい凝ってる。終盤の展開も熱く、デブラとアイリーンのコンビが良かったな!モリースの件は悲惨すぎるけど…。本当にヴァラクを倒せたのか?また続編が来そうで期待してる!

2025.03.24 投稿

ナイト・エージェント

4.0

軽い気持ちで見始めたら、一気にハマった!FBI新米捜査官ピーターの成長がいいし、ローズとのバランスも絶妙。ハラハラする展開が続く中で、裏切りや陰謀が絡み合って先が気になる!怪しいやつはちゃんと怪しくて、フラグ回収もスッキリ。中盤から一気にテンポが上がるのも良かったなー!副大統領はほんとクソすぎた(笑)。シーズン2突入!これは帰宅後の楽しみになりそう。

2025.03.24 投稿

夏の終わりに願うこと

4.0

冒頭の一言で一気に空気が変わる感じがすごい。微笑ましい家族の姿が、一瞬で違うものに見えてくる。この作品、何が起きてるのか掴みにくいんだけど、それが逆に子どもの視点と重なってるようで面白かった。父親の誕生日パーティーが、もしかして…と気づいた瞬間の息苦しさ。終盤の病室の静けさが胸にくる。全部を理解しきれたとは言えないけど、そういう感覚を味わう映画なのかもしれない。

2025.03.24 投稿

ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?

4.0

バンドが政治的に利用されることなんて考えたこともなかったから驚いた。ウッドストックに出てたのも知らなかったし、新鮮な発見ばかり。メンバーが変わっても続くバンドのあり方には不思議な感じもあったけど、「プロジェクト」として見ると納得。演奏シーンがめちゃくちゃ良くて、大画面で観られたのは最高!

2025.03.24 投稿

フォールガイ

4.0

スタントマンの凄さをこれでもかと見せつけられる一本!肉弾戦にカーチェイス、どれも迫力満点で息つく暇なし🔥ライアン・ゴズリングの軽妙なジョークも最高。ウィンストン・デュークとのセリフ当てゲームも良かったな~!現場の裏側が細かく描かれてるのも面白いし、エンドロールでスタントマンに光が当たるのも胸アツ👏最後の中指シーン、しびれる!

2025.03.24 投稿

不良番長 どぶ鼠作戦

4.0

気づけば梅宮さんの歌を口ずさんでる自分がいる…。ストリップ劇場が舞台で、ヤクザ相手に巨岩転がしや電気攻撃を仕掛ける番長チーム、カオスすぎて笑う。弟分の谷隼人(隊長)もキレキレで、全員めちゃくちゃ楽しそう!味方も敵も次々倒れる中、「東京帰って新宿の女いこうかっ!」ってバイク飛ばすラスト、最高すぎる。

2025.03.24 投稿

不良番長 送り狼

4.0

いきなりこの4作目から観たけど、めちゃくちゃ楽しめた!横一列で立ちションした直後に抜き打ちで拳銃ぶっ放すシーン、勢いがすごい。辰兄ィが春川ますみをその気にさせてケーキ奢らせる流れも妙にクセになる。文太さんの紫の煙まき散らしバイク、なんかよくわからんけどおもろい!

2025.03.24 投稿

不良番長 練鑑ブルース

4.0

勢いだけで突っ走る感じがたまらない!愚連隊抗争にヤクザの暗躍が絡んで、荒っぽさ全開。辰兄ィのアクションも気合い入ってるし、谷隼人や文太さんの存在感もバッチリ。脇を固める中田博久や内田朝雄の渋さが作品を引き締めてるのも最高!

2025.03.24 投稿

クリスマス・ツリー

4.0

泣かせる要素がこれでもかと詰まった作品!親の愛、不治の病、動物…感情を揺さぶられる場面ばかり。狼を盗んでくるシーン、一歩間違えばコミカルだけど、親の気持ちを考えると笑えない。昔と今では病気の認識も違うけど、あの結末の衝撃は変わらないな…

2025.03.24 投稿

不良番長 猪の鹿お蝶

4.0

激渋キャストが勢揃いの不良アクション!ヤクザじゃなく、昔で言う愚連隊、今で言う半グレ集団って感じ。菅原文太や千葉真一も脇に回ってて豪華。克美しげるの怪演もヤバイ😅 バイクも当時のデザインが最高🏍️ そして、何事もなかったように続編へ…東映らしくて最高😂

2025.03.24 投稿

ケス

4.0

救いのない環境で生きるしかないビリーにとって、鷹だけが心の拠り所だったのが伝わる。お涙頂戴じゃなく、徹底したリアリズム。訛りが強すぎて英語はほぼ聞き取れなかったけど、彼の話を皆が静かに聞いていた教室の時間は救いだった。傑作!

2025.03.24 投稿

栄光への5000キロ

4.0

約3時間の大作だけあって、見終わった後の達成感がすごい!雪道、サーキット、サバンナと、ロケーションの豪華さも見どころ。レースの迫力よりも、撮影をやり切った感が強く、途中から勝ち負けとか気にならなくなるのが面白い。三船敏郎と仲代達矢が共演してるのもなんかいい。

2025.03.24 投稿

めくらのお市 みだれ笠

3.0

ドンパチ多めで派手な展開が楽しいシリーズ第3弾!クライマックスのマカロニウエスタン風の演出もいい味出してた。お市が馬をしっかり操るシーンにはちょっと笑った。伊吹吾郎のライバル侍や蛾次郎のキャラも立ってて良し。敵役は沼田曜一、今井健二、戸浦六宏と豪華な顔ぶれ!ゴア描写が控えめになり、女ライバル不在なのは残念だったが、ストレートな時代劇アクションとして楽しめた。

2025.03.24 投稿

めくらのお市 地獄肌

3.0

刀を捨てカタギになろうとするお市の姿が描かれる二作目!松山容子の殺陣やラストの不思議な演出は見どころ。敵は貫禄はあるが戦闘力は微妙で、女ライバルも何度も負けるのが惜しい。青龍刀の殺し屋はインパクト抜群!

2025.03.24 投稿

でっかいでっかい野郎

3.0

『男はつらいよ』の原型とも言える作品。確かに似た空気がある。曲の雰囲気、役者の顔ぶれ、流れまで…。パンパン役の香山美子がいい味出してたけど、惚れたのは別の娘。ちょっと意外。でも観終わると納得。レオナルド熊と渥美清、この二人の存在感も妙に重なる。

2025.03.23 投稿

サボテンの花

4.0

洒落たコメディだけど、ファッションや文化の変化も感じられるのが面白い。ミンクが時代遅れ扱いされるあたりとか、ダンスのステップの違いとか。嘘が嘘を呼ぶ展開に笑いながら、最後にはタイトルの意味がじんわりくる。ゴールディ・ホーンの華やかさも抜群!

2025.03.23 投稿

続・男はつらいよ

4.0

病院でウナギの出前をとるシーンからして、もう寅さんは寅さんだった。笑った後に涙がくる、この流れがたまらない。笠智衆の静かな存在感、東野英治郎の温かさ、ミヤコ蝶々の強烈さ、全部が絡み合って感情を揺さぶる。佐藤オリエの笑顔に寅さんが夢中になるのも納得。切なさと温かさが共存する、まさに古き良き映画の味わい。

2025.03.23 投稿

恐竜グワンジ

3.0

CGなんて影も形もない時代に、こんな恐竜映画を作ってたのがすごい!ストップモーションのぎこちない動きも、むしろ味があってクセになる。前半はちょっとまったりしてるけど、後半の恐竜大暴れタイムがなかなか熱い!この時代にジュラシックパーク的なことをやろうとしてたんだな~としみじみ思う。映像の違和感すら楽しめるなら、観て損はない一本!

2025.03.23 投稿

めくらのお市物語 真っ赤な流れ鳥

3.0

盲目の女剣士が赤い仕込み剣で容赦なく斬り捨てる姿、なかなか強烈!落雷のシーンとバーブ佐竹の歌が流れるだけで、一気に重苦しい雰囲気に引き込まれる。座頭市フォロワーっぽいけど、お市の鋭い眼差しと白塗りのメイクが独特の迫力を生んでる。長門勇の浪人がちょっとした癒やしだけど、連続で観るにはなかなかヘビー。でも全4作あるなら、機会を見つけて続きも観たくなる!

2025.03.23 投稿

怒りの用心棒

3.0

マカロニウエスタンってもっと単純な娯楽映画かと思ってたけど、これが意外と社会派!大統領暗殺に黒人差別、腐った保安官まで出てきて、今でも通じるテーマがゴロゴロしてる。ちょっと詰め込みすぎな感じはあるけど、ジェンマの派手なアクションや面白武器のおかげでしっかり楽しめるのがいい!荒削りだけど、こういうタイプの作品もアリだなと思わされた。

2025.03.23 投稿

サンフランシスコ連続殺人鬼

4.0

意外とクセになる映画だった。素人っぽいカメラワークが逆に生々しさを増幅させ、何か見てはいけないものを覗いているような感覚にさせられる。シリアルキラーものとしても面白く、見栄っ張りのオジさんが犯人かと思いきや、爽やかイケメンが殺人鬼だったのはゾッとした。バーの女四人組のキャスティングも妙にハマってて笑えるし、警察を嘲笑うかのように進む展開も最高!最後までモヤモヤ感が残るのがまたイイ。

2025.03.23 投稿

マダムと泥棒

4.0

伏線が綺麗に回収される脚本の上手さに唸る。最初と最後の落差も効いてるし、英国らしい皮肉っぽさが心地いい。発狂寸前な婆軍団とのアフタヌーン・ティーのシーンはクセになる面白さ!ピーター・セラーズ含め芸達者揃いで、キャラの濃さが際立ってる。選曲も完璧で、ボッケリーニの弦楽五重奏が場面にバッチリはまってるのがまた良い。オリジナルのアートワークもセンス抜群で、全体的に完成度の高い一本。

2025.03.23 投稿

理由なき反抗

4.0

ジェームズ・ディーンが映し出したのは、大人になりきれない不安と焦燥。誰もが経験する、理由もなくぶつけどころのない怒りが、スクリーンの中でリアルに渦巻いていた。彼の仕草やファッションは、時代を超えて若者の象徴になったのも納得。短い時間に詰め込まれたテーマの濃密さに驚かされる。親の戸惑いも胸に刺さる。何度も観たはずなのに、改めてその完成度の高さに唸る。色鮮やかな映像もいいが、モノクロのままでこそ味わえる余韻がある。

2025.03.23 投稿

悪魔のような女

4.0

横暴な夫に耐え続ける妻、彼女に同情する愛人。耐えきれずに共謀して夫を殺したのに、死体が消え、まるで生きているような痕跡が次々と現れる。この展開、ゾクッとする!オカルトか?それとも別の何かか?と考えさせられながら、焦る妻と一緒に不安が増していく。ラストの切れ味が抜群で、題名の回収も見事。映像技術が発展した今の映画も面白いが、半世紀以上前の作品でもここまで緻密なサスペンスが作れるのかと驚いた。

2025.03.23 投稿

ラ・ポワント・クールト

4.0

音と映像の心地よさに包まれながら、夫婦の会話と厳しい現実が交互に描かれるのが面白い。モノクロの映像が、風に揺れる布や波の音を際立たせ、触れられるような感覚になるのが不思議だ。貧しさが滲む村の風景、遠くに見える工場の煙、過酷な暮らし。それでも夫婦の言葉にはどこか希望がある。映像の切り取り方が芸術的で、一つ一つのシーンが鮮烈に焼き付く。デビュー作とは思えない完成度で、とにかく衝撃的だった。

2025.03.23 投稿

ハリーの災難

4.0

死体を巡るドタバタ劇なのに、妙に軽やかで笑える。誰もがハリーに振り回され、そしてハリーを振り回す展開が最高すぎる。普通ならシリアスになりそうな場面も、徹底してコメディに振り切っているのが面白い。カルビンの車のデザインが洒落ていて、妙に記憶に残る。夕焼けの中、4人が並んで歩くシーンも印象的で、最後の絵のやりとりまでの流れが絶妙。異色作らしいけど、めちゃくちゃ楽しめた。

2025.03.23 投稿

ミスタア・ロバーツ

4.0

戦争映画なのに、のんびりした空気が漂う…と思っていたら、最後にガツンとくる。豪華キャストの掛け合いが楽しく、ユーモアも効いてるけど、戦争の影は確かにある。キャグニー演じる艦長の独裁っぷり(いや、わがまま?)に振り回される部下たちの姿が妙にリアルで面白い。ジョン・フォード作品だったのかと後から気づいたけど、納得。テンポがいいし、油断していると最後の展開が刺さる。こういう戦争映画、もっと観たい。

2025.03.23 投稿

旅情

4.0

ヴェニスの街並みが鮮やかで、テクニカラーの映像が本当に美しい。その景色の中で佇むキャサリン・ヘプバーンの姿が印象的だった。観光地でのロマンスを期待していたけど、実際は孤独と葛藤を静かに描く心理ドラマ。彼女の表情や仕草から滲み出る感情が胸に迫る。最後のシーン、ほんの少し変化した彼女の表情にグッときた。あの時間が彼女にとってどんな意味を持っていたのか…想像が膨らむ。ヘプバーンもリーンも、さすがすぎる。

2025.03.23 投稿

慕情

4.0

映画音楽の定番曲が流れるたびに聴いたことはあったけど、作品自体を観るのは初めて。70年近く前の映画なのに、海や空の青が鮮やかで映像が美しい。香港の街並みも雰囲気があって良い。ジェニファー・ジョーンズのチャイナドレス姿、ウィリアム・ホールデンのスマートさ、2人が並ぶだけで様になる。ロマンチックなシーンが多いのに、戦争の影がじわじわ迫る感じが切ない…。この曲が流れる映画が、こんなに胸にくるものだったとは!

2025.03.23 投稿

泥棒成金

4.0

南仏の風景と洗練された衣装、ひたすら目が癒された!グレース・ケリーの美しさを存分に堪能できる作品。影を使って顔を隠し、ダイヤのネックレスを際立たせる演出はさすがヒッチコック監督✨ジョン・ロビーの冷静さと警察をかわす鮮やかさ、「キャット」の異名が似合いすぎる。フランシーの大胆さと対照的で面白い関係だった!ラストに向けての緊張感も◎宝石泥棒のスリルとロマンス、良い!

2025.03.23 投稿

クイーンメーカー

5.0

政治ドラマはあまり見ないけど、これはめちゃくちゃ面白くて一気見!シスターフッドものが好きだから余計に刺さった。オ・ギョンスクもファン・ドヒも強くて優しくてかっこいい!信念を貫く女性たち、最高⤴️財閥が絡んでくる展開もワクワクした😆こんな清廉潔白な政治家がいたら…夢の話だけどね。どんな時でも目の前の誰かのために戦う姿、痺れた!旦那さんの温かい見守り方もナイス〜✨キム・ヒエの貫禄はすごいけど、策士にしては顔が優しすぎたかも💦

2025.03.22 投稿

トラックガール

3.0

仕事でちょっと嫌なことあった日に酒飲みながら見たら最高だった。こういうコミカルでしょうもない笑いが詰まったドラマ、毎週の癒やしになりそう!トラック運転手の仕事、1人で黙々とできるのはちょっと憧れるけど、荷物の積み下ろしは腰やられそうで怖いな😱遠藤vsくっきー!のアドリブ合戦、完全に素の遠藤が出てて爆笑した。「嫌だなーと思ってやるのと、自分なりの楽しみを見つけるのとで毎日が変わる」これは心にメモ!

2025.03.22 投稿

あなたがしてくれなくても

4.0

実写化の発表を知ったときはテンション上がった!原作を読んでいたから、どうなるのか気になってたけど、キャストも違和感なくハマってたし、新名さんがイケメンすぎるのはご愛嬌。ストーリーはほぼ原作通りだけど、ラストの展開は「そうきたか…!」って感じだったな。B'zの稲葉さんの主題歌も絶妙なタイミングで流れて、作品の雰囲気にピッタリ!全体的に楽しめたし、実写化としてしっかりまとまってたと思う!

2025.03.22 投稿

神の雫/Drops of God

3.0

序盤はみんな怒ってばかりでちょっと疲れたけど、遠峰一青の出生の秘密が明かされてから一気に面白くなった!昔漫画を読んだ時は、主人公こんなに暗かったっけ?と思ったら、カミーユが主人公ポジなのね。大胆な改変!ワインも日本酒も好きだけど、結局どれも美味しく感じちゃうバカ舌だから、こういう世界で生きるのは無理だなと改めて実感。やっぱり趣味くらいがちょうどいい!

2025.03.22 投稿

わたしのお嫁くん

4.0

週のど真ん中で癒やされるドラマだった!ラブコメとして完成度が高いのはもちろん、波瑠×高杉真宙の組み合わせが最高。相性の良さがすごすぎて、画面からマイナスイオン出てるレベル。主題歌も"サラバ"がしっかり響いてた!何気ない言葉のやりとりの大切さを改めて感じることができる作品で、観るたびにちょっと心が整う感じ。

2025.03.22 投稿

真夏のシンデレラ

3.0

大学生の恋愛ものらしい爽やかさはあるけど、展開にクセがあって意外と引き込まれる。修くんは終始イラッとするけど、優しい友達に助けられてるのが救い。間宮くんと神尾くんはまた共演してて、仲の良さが伝わってくる。終盤の事故シーンは違和感あったけど、全体的にはサクッと楽しめる内容。海の景色が綺麗すぎてロケ地巡りしたくなるレベル🌊!吉川愛ちゃんの明るさも良かったし、軽く観るにはちょうどいい作品だった!

2025.03.22 投稿

自由研究には向かない殺人

3.0

イギリスの田舎町の雰囲気が最高!庭の手入れが行き届いた家々に、花と緑が溢れてて理想的すぎる。ピップの車も可愛いし、エマ・マイヤーズの雰囲気がハマってた。物語自体は、小さな謎が少しずつ解明される感じで、ハラハラする展開は控えめ。でも、その分サクッと観られて楽しめた!

2025.03.22 投稿

三体

4.0

小説は少し分かりにくかったけど、映像になったことで一気に入りやすくなった!時代も場所もどんどん移り変わるけど、映像ならではの分かりやすさがあって良かった。オギー、ジン、イェの3人がとにかく格好いいし、タフすぎる。次のシーズンも期待!あと、リアル体感ゲームみたいな技術、めちゃくちゃ羨ましいんだが…。エイザ・ゴンザレスが主演級で活躍してるのも嬉しい!

2025.03.22 投稿

スター・ウォーズ:アコライト

4.0

あの終わり方で続きがないとか、ジェダイの試練か?最後にあの人が出てきたのに…!ジェダイのダメな部分がしっかり描かれてたのが良かったし、マスター・ソルの真っ直ぐすぎる不器用さがまた良い。イ・ジョンジェの英語、あれで勉強したとかすごすぎ。キャリー・アン・モスも最高にかっこよかったな。カイミール、最初はひどいヤツかと思ったのに、いつの間にか好きになってたのが悔しい。パダワンたちも可愛くてたまらん。でも、推しは早めに作らないほうがいい。

2025.03.22 投稿

アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで

5.0

バンドマン×年上女性の組み合わせ、こんなの最高じゃん!フェスで出会うとか、ロマン詰まりすぎてる。アン・ハサウェイだから成立する奇跡の話なのに、それがいいんだよ。キュンキュンしすぎてやばかった!あと、ニコラス・ガリツィン、優しさダダ漏れすぎて惚れた。あの雰囲気、ずるい。ライブ欲も爆発したし、年齢とか立場とか関係なく、好きな気持ちに理由はいらないって改めて思った。非現実すぎるけど、だからこそ最高だった。

2025.03.22 投稿

アガサ・オール・アロング

4.0

最初はドラマのノリに馴染めなかったけど、気づいたら曲が頭から離れなくなってた。新キャラも印象に残る存在感で、よくこんな子見つけてくるなと思ったらハートストッパーの子か、納得。MCUを知らなくてもワンダビとこれがあれば十分楽しめる。1話目の刑事モノ風がメア・オブ・イーストタウンのパロディだと後で知って、見返して笑った。魔女も人間、みんな抱えてるものがあるんだな。

2025.03.22 投稿

SHOGUN 将軍

4.0

怖さを感じながらも目を離せない。時代劇であり、ミステリーであり、ビジネスの話でもある。時々ホラーなのは苦手だけど、都合のいい部分だけを切り取っていたら、こんなスケールにはならなかったはず。嫌なやつだと思っていた人物が、殿への忠義を見せる場面にやられた。「人は一面ではない」という言葉がここで響く。座布団の消えた空間を見て、いないことを悟る演出も深い。

2025.03.22 投稿

KAOS/カオス

4.0

ブラックなユーモアが効いてて、テンポよく神が人間をどう扱うかが描かれてる。無神論者だけど、今回は神側の視点がわりとしっくりきたな。人間って神にとって家畜みたいなもんで、優しくするけど逆らえば即アウト。これ、動物に対する人間の態度と変わらなくないか?オルフェウスの空回りする愛が切なくて好きだった。ゼウス役のジェフ・ゴールドブラム、現代のIT長者みたいで妙にハマってたな。

2025.03.22 投稿

正港署

3.0

シュー・グアンハンとワン・ジンが出てるし、とりあえず観てみたら…これ映画と繋がってるやんw しかも、いきなり殺人事件スタート?!「成語」って四字熟語的なやつか?内容は真っ黒なのに、脚本のノリが妙に面白くて笑うw ミンハンのアホ発言も、キャラ的にはギリ許される感じ。あと、老師の若い頃がイケメンすぎて本で隠したくなるの、めちゃくちゃ分かるw これ事件ごとにシリーズ化するつもりか?台湾、やるなぁ〜。

2025.03.22 投稿

ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」デジタル・リマスター版

4.0

若いコリン・ファース見たさに視聴。1800年代英国上流階級の婚活ドラマ、意外と楽しめた。登場人物それぞれキャラが濃くて退屈しない。母ちゃんの毒親っぷりにはゲンナリ…。コリン・ファースは仏頂面で高慢なツンデレ堅物男を完璧に演じてたな。あの唐突すぎるプロポーズ、現実なら完全アウトでしょ。でもビングリー役の爽やかスマイルを見て、人は笑ってる方がやっぱり100倍いいなと思った。

2025.03.22 投稿

星の金貨

4.0

人間の感情を細かく描いていて、見ていて考えさせられる。現実はそう簡単にいかないことが多いけど、それでも前を向いて生きる意味を感じさせる作品だった。のりピーの手話の演技、特に感情をぶつけるシーンがすごい。可憐さも最強。この頃の大沢たかおと竹野内豊、まだメンズ・ノンノ感あったな~。脇役陣の毛髪にも時の流れを感じる…。回が進むにつれてどんどん過激になって、大映ドラマ感あったけど、父の最期のシーンは良かった!

2025.03.22 投稿

あなたが寝てる間に…

4.0

たまにこういう王道ロマコメが無性に見たくなる。シンデレラストーリー全開で、「そんなことある!?」とツッコミつつも最後まで楽しく見られた。ジャックとルーシーが惹かれ合っていく過程が微笑ましくて、まさにロマコメの醍醐味!サンドラ・ブロックじゃなかったら成立しなかったかも…いや、サンドラでもギリギリ!?とヒヤヒヤしたけど、ラストは温かい気持ちになれて良かった。家族みんながルーシーの人柄を好きになっていくのが素敵だったな。

2025.03.22 投稿

ドラマスペシャル 大地の子

4.0

原作は何度も読んでるけど、あの壮大な物語をどう映像に落とし込むのか気になってた。父と子の関係に焦点を当てた構成で、製鉄所の細かい描写は省かれていたけど、それでもあの長い半生をここまで映像化できるのがすごい。上川さんの中国語のシーン、家族との会話、涙の場面まで自然に演じていて圧倒された。エンディングも含め、改変があったけど納得感がある仕上がり。見てよかった!

2025.03.22 投稿

野望の階段Ⅲ

4.0

フランシスの暴走っぷりがすごい。首相の座に居座り続けるためなら何でもするし、もう国のことなんて眼中にない感じが逆に清々しいレベル。支持率が下がっても気づかない独裁者っぷりがリアルだった。今回は過去の戦争犯罪が暴かれ、一気に追い詰められていく展開が熱い!そして妻エリザベスの狡猾さが際立つ。陰謀と復讐が渦巻く中、最後まで緊張感が続いて面白かった!

2025.03.22 投稿

ER 緊急救命室 シーズン3

5.0

救命の現場ってこんなに過酷なのかと圧倒された。「救えて当然」みたいな無言のプレッシャーが重くのしかかる中、それでも全力を尽くす医療者たちの姿が心に刺さる。感謝と批判の間で揺れながらも、真摯に医療に向き合う姿勢に考えさせられた。昔の作品だけど、今見てもリアルに響くものがある。

2025.03.22 投稿

ジキル&ハイド

4.0

ジキルとハイドの話ってちゃんと知らなかったけど、これはなかなかクセになる作品だった。霧に包まれた湿気たっぷりのロンドン、筋骨隆々でWWEレスラーみたいなハイド、ジュリア・ロバーツ演じるメイドとの危うい関係…すべてが独特の雰囲気を作り出してる。後半にかけての異質さと畏敬を感じる描写に惹きつけられつつ、まとまりのある作品だった!

2025.03.22 投稿

ナースのお仕事

4.0

テンション高めのコメディと仕事ドラマが絶妙にハマってて、観ると元気になる!何回でも観たくなるタイプの作品。みんな全力でぶつかり合ってる感じが楽しい。若い頃の観月ありさや松下由樹、美しさがすごい…。朝倉と先輩のコンビが最高で、ふざけながらも医療ドラマとしてしっかり面白いのがいい。

2025.03.22 投稿

ロングバケーション

4.0

共同生活の中で少しずつ距離が縮まる感じが絶妙。惹かれ合いながらもすれ違い、素直になれないもどかしさが最高に平成の王道ドラマって感じだった。南には納得いかない場面もあったが、友達関係から一歩踏み出す瞬間の雰囲気がめちゃくちゃ良い。展開のスピード感もちょうどよくてストレスなく見られた。瀬名と南が夜に座って一気に距離が縮まるあのシーン、最高だった…。簡単に連絡が取れない時代のもどかしさがドラマにいい味を出してたな。

2025.03.22 投稿

マンハッタン・ラプソディ

3.0

全体的に美しくまとまっていた。ただ、ローズの変身後は正直ちょっと違和感。華やかにはなったけど、彼女本来の品の良さが活かされていない気もする。自信を持てるようになったのはいいが、変身の方向性が「結局女性はセクシーなほうがいい」みたいなメッセージに見えてしまった。当時の「美しさ」の定義がこれだったのか…?と思う部分もあったが、それ込みで楽しめる作品だった。

2025.03.22 投稿

戦火の勇気

4.0

メグ・ライアンが戦争映画に出てたって知って、ちょっと意外だった。デンゼル・ワシントンがひたすら真実を追う中で、少しずつ明らかになっていく出来事。戦場のリアルさも、人間の汚さもちゃんと描かれてて、気づけば没頭してた。若いマット・デイモンも存在感あったな。デンゼルとメグ・ライアンの直接の絡みはないのに、不思議と繋がりを感じるのが印象的。時代的に今の若者にどう刺さるかはわからないけど、一度は観ておくべき作品。

2025.03.22 投稿

日本統一 関東編

3.0

Vシネの雰囲気を残しつつ、地上波向けにコミカル要素を強めたのが新鮮。警察側の動きがしっかり描かれていたのもよかった。一門の刑事ごっこノリノリすぎるw 鈴森、便利キャラかと思いきや退場? まさか本当に…? ヤクザがニックネームで呼び合うのには思わず笑った。オープニングのかっこよさも最高! 2周目も楽しめるやつ!

2025.03.21 投稿

静かなるドン 第1章

3.0

見てみたら意外とアリ。伊藤健太郎の爽やかさがキャラとマッチしていて、Vシネっぽさが薄いのも新鮮だった。本宮泰風らおなじみの面々が脇を固めているので、細身な静也でもバランスは取れている。秋野明美との関係性も気になるし、序盤からキャラの掘り下げがしっかりしていて楽しめた。

2025.03.21 投稿

犬神家の一族

4.0

市川崑版は見てるし好きな作品だけど、これは展開に驚かされた!犯人も動機も原作通りなのに、事件の見せ方が独特。青沼静馬の扱い方とか、新しい解釈が面白い。キャストも実力派が揃っていて、特に金子大地や南果歩、皆川猿時の芝居が良かった。大竹しのぶの演技は後半がすごい…!クライマックスでの表情の演技、さすがだった。原作ファンでも楽しめる作りで、映像化作品を見てきた人ほど驚きがあるはず!

2025.03.21 投稿

ミンナのウタ

5.0

ループの演出や聞こえてくる鼻歌、じわじわくる不気味さが絶妙。アイドル起用も物語にちゃんと絡んでるから気にならないし、驚かせ方もうまい。何より元凶キャラの思想がブレないのが良かった。背景は語られないけど、そこがまた不気味。ツッコミどころはあるにせよ、久々にいいホラーを見た!

2025.03.21 投稿

交換ウソ日記

4.0

こういうの、やっぱり好きなんだよな〜って再確認。周りよりちょっとゆっくりなだけ、それでいいじゃんって言葉が沁みた。自分を犠牲にして相手を傷つけないようにすること、あるよな…でもちゃんと癒される瞬間があったのが良かった。終始ニヤニヤしっぱなしだったし、キャストも最高!桜田ひより、可愛すぎん?高橋文哉もかっこよすぎて無理。キュンが止まらん…!

2025.03.21 投稿

大いなる不在

4.0

俳優の演技をここまで引き出せる監督、やっぱりすごい。森山未來も過去一良かったんじゃないかと思う。観終わってから、タイトルの意味がじわじわ効いてくる感じがたまらなかった。人って、埋められない穴を抱えたまま生きていくんだよな…。リアルすぎてフィクションに思えない場面ばかりで、観ていて何度も考えさせられた。歳をとっても、自分を保ち続けられるように生きたい。

2025.03.21 投稿

オキナワより愛を込めて

4.0

石川真生さんの写真、力がある。70年代の彼女と仲間の姿、荒々しさと生命力が詰まってて、めちゃくちゃカッコいい。対照的に、今の彼女の身体や街の姿には時間の重みが刻まれている。でも、それもまた一つの美しさだなと思った。沖縄で暮らしてた頃のモヤモヤを、彼女の言葉がズバッと斬り込んでくる感じがして痺れた。政治色は控えめだけど、ノスタルジーがじわじわと迫ってくる作品だったな。写真集、欲しくなる。

2025.03.21 投稿

つゆのあとさき

3.0

事前情報ゼロで見たら、思ってたのと違う展開に少し驚いた。性と金が絡む世界は複雑で、そこにコロナが絡んだ視点がまた刺さる。主演の子、髪を切ってから雰囲気がガラッと変わったのは、慣れたから?吹っ切れたから?それとも元々そういう人?逞しさは感じるけど、魅力的とは思えず…。共感できないまま終わったけど、考えさせられる部分はあったな。

2025.03.21 投稿

パドレ・プロジェクト 父の影を追って

3.0

ドキュメンタリーはあまり観ないけど、縁があって鑑賞。重めのテーマかと思いきや、意外と軽やかで、観終わったあと心がじんわり温まる。人の温かさってすごいなと改めて感じる作品だった。Goが周囲に愛されているのがよく伝わってきて、だからこそ起こるミラクルも納得。父親のキャラもいいし、髪の毛のくだりは笑えた!認知症の母との場面も、ただの日常として描かれているのが良かったな。

2025.03.21 投稿

ザ・スパイダースの大進撃

3.0

ハイカラで疾走感のあるノリが最高!洋画っぽい映像テクニックも効いてて、普通のアイドル映画とはちょっと違う雰囲気。ザ・スパイダース総出演の賑やかさもいいし、和泉雅子がめちゃくちゃ可愛い。『ヘルプ!』っぽさもありつつ、日活らしい味付けがされてるのが面白い。軽快なテンポで楽しめる好編!

2025.03.21 投稿

狙撃

3.0

メルヴィルっぽい雰囲気があって渋い!けど、加山雄三にはちょっと合ってないかもな。甘い役ならハマるんだけど…。本作のCOOL&ニヒル路線は厳しい。それでも、トヨタ2000GTが疾走する姿にはテンション上がるし、狙撃シーンの冷静さは決まってる。脚本は永原秀一が多く手がけてるだけあって安定感あり。シリーズの始まりとしては悪くない。

2025.03.21 投稿

緋牡丹博徒 鉄火場列伝

4.0

任侠映画らしい重厚さがしっかりあって、渡世人の生き様が突き刺さる。富司純子のお竜は、江波杏子のお銀とは違う方向の色気があって、つい目で追ってしまう。若山富三郎の斬るべき時に迷いなく斬る潔さもいい!ギャグ要員っぽいのに頼りになるのがまた最高。博奕シーンの長回しは、何か仕掛けがあるんじゃないかと緊張感が漂う。砂丘を捉えたラストカット、あれはヤバい。まさに渡世人の孤独。

2025.03.21 投稿

緋牡丹博徒 二代目襲名

3.0

シリーズの流れを考えると、さすがに緊張感は緩んでるけど、脚本の巧さとアクション演出の切れ味で最後まで楽しめた。高倉健が締める場面は相変わらず格好いいし、富司純子も貫禄が出てきて二代目としての存在感が増してる。お竜が髪を振り乱して敵を斬る姿には驚いた。あんな泥臭い表情、今までなかったんじゃないか?編集の繋ぎやアクションの捌きがちょっと残念だけど、それも含めて四作目ならではの面白さかも。

2025.03.21 投稿

緋牡丹博徒 花札勝負

5.0

これは間違いなくすごい映画だ!お竜がピストルを撃ち、額縁がスローモーションで落ちるあのショット、思わず息をのんだ。殺陣から時計、札束へと繋がるカットの流れも見事すぎる。馬車での追走シーンはジョン・フォード作品かと思うほどの迫力。何より、ここまで死をまっすぐに撮る映画はなかなかない。血が流れ、目を閉じ、人が死んでいく。その誠実さに圧倒された。加藤泰、もっと観たくなった。

2025.03.21 投稿

赤毛

3.0

終盤の"ええじゃないか"の盛り上がり、なんか胸にくるものがあったな…。農民たちの追い詰められた感じと、人間の底力みたいなものが混ざり合って、ただの騒ぎ以上の何かを感じる。三船敏郎の迫力は圧倒的で、「死に行く先は“無”」のセリフが妙に響いた。岡本喜八だからこそ書ける言葉なのかも。白髪隊(違)の登場で混乱したけど、それ以上に勢いがすごい作品!あと、黒猫の可愛さが尋常じゃないw w w

2025.03.21 投稿

日本女侠伝 侠客芸者

4.0

ネットで期間限定公開されてたから観てみた。いや、高倉健がとにかく渋すぎる!台詞の一つ一つがキマりすぎて、真似したくなるレベル。日本刀の鞘を地面に叩きつけて割るシーン、あれ最高。藤純子の美しさも別格で、品のある佇まいがすごい。こんな親方の下で働けたらって思うくらい、男の生き様が詰まってた。悪役の金子信雄も強烈で、こういうヤツがいるから物語が締まるんだよな。やっぱ任侠映画、いいな!

2025.03.21 投稿

喜劇・女は度胸

4.0

男たちが右往左往する中、母親だけは家にどっしり構えてるのがいい。金網越しのキス、妙にグッとくるし、その後の猫で流すセンスも抜群。笑わせるだけじゃなく、時折ハッとする演出が効いてる。倍賞美津子の可愛さはもちろん、渥美清の芝居もクセになる面白さ。寅さんとはまた違うが、やっぱり渥美清だなって思う。ラストの飛び込みは痺れる。ちょっと説教臭さもあるけど、それを吹き飛ばす啖呵が最高に気持ちいい!

2025.03.21 投稿

いい湯だな全員集合!!

3.0

ドリフの映画、初めて観たけど最高に楽しい!オープニングの『いい湯だな』だけでテンション上がるし、序盤のほんわかした空気から怒涛の展開になるのも面白い。カトちゃんは相変わらずのポジションだけど、これがまた味になってるんだよな。北海道の広大な景色を使ったスケール感のあるふざけ方も最高。昭和のコメディって、真剣にバカをやるからこそ面白いんだなって改めて感じた!

2025.03.21 投稿

ミヨちゃんのためなら全員集合!!

3.0

ミュージカルか?ってくらい歌が多くて、観てるこっちも気分が乗ってくる!ズンドコ節とか、名曲が次々出てくるのが楽しい。オープニングの雰囲気がどこかサザエさんっぽくて可愛げがあるのも印象的。倍賞美津子の可愛らしさに目を奪われたし、ハナ肇のヒゲゴジラ感がどこかクマっぽくて愛嬌がある。年末の空気感にも妙に合ってる映画かもしれない。

2025.03.21 投稿

喜劇・一発大必勝

3.0

荒くれ者ぶりが過去一かもしれない主人公の存在感が強烈!周囲に迷惑をかけつつも、どこか憎めないのが不思議だ。谷啓演じる不器用な男の恋模様も切なく、倍賞千恵子のバスガイド姿がいいアクセントになっている。ちょっと汚くて下品な場面もあるが、それが妙に生々しくてクセになる。あの結末もスカッとする感じじゃないが、妙に後を引くものがあった。

2025.03.21 投稿

渡世人列伝

3.0

荒涼とした東北の風景が渋い。炭鉱労働者の対立を背景にしつつ、ドスが閃く斬り込みのリアルさがたまらない!小沢茂弘らしい外連味が効いた任侠映画の王道。鶴浩の風格が健さんに負けてないのもいい。ロードムービー調の展開も新鮮で、旅をするごとに積み重なる緊張感がクセになる一本だった。

2025.03.21 投稿

昭和やくざ系図 長崎の顔

3.0

長崎の景色がたっぷり映るのがいい!三角屋根の駅舎や大浦天主堂、県庁坂まで、街並みの記録としても楽しめる一本。内山田洋とクールファイブの「長崎は今日も雨だった」が劇中で聴けるのもポイント高い。安藤昇の役どころは義理堅さが強調されていたけど、ストーリー的にはもう少し活かせたかも?ラストの字幕も含め、いろいろ考えさせられる部分があったが、それもこの時代ならではの味わい。

2025.03.21 投稿

前科者 縄張荒し

3.0

前作と比べて真面目な方向にシフト。キャストも大きく変わったが、名和宏は今回もいい仕事をしていた!悪役のイメージが強いけど、意外と主役側にいるときのほうが印象に残る気がする。若山富三郎と梅宮辰夫が宮園純子を取り合うような展開も新鮮。汐路章のカタコト演技はだいぶ板についてきた感あり。大木実の使われ方も好み。前作の方が好きではあるけど、これはこれで楽しめた!

2025.03.21 投稿

妖艶毒婦伝 人斬りお勝

3.0

肩の力を抜いて楽しめる時代劇!……と思いきや、ところどころかなりエグい展開が飛び込んでくる。宮園純子と大信田礼子がいい味を出しているし、今井健二の悪人ヅラも強烈。西村晃へのリンチや衝撃的なシーンが続くかと思えば、唐突に長回しのカットが入ったり、若山富三郎の殺陣が上手すぎて脇役なのに目立ちまくってたりと、詰め込み具合がすごい!

2025.03.21 投稿

緯度0大作戦

3.0

B級映画好きにはたまらない一本!ツッコミどころが次から次へと押し寄せて、気づけばクセになってた。ワル役の西洋人老夫婦のやり口が独特すぎて笑いが止まらないし、特撮の粗さも味として楽しめる。ジョゼフ・コットンの名前を見た時は思わず二度見した。『海底二万マイル』や『スタートレック』を連想させる要素も満載で、当時の「未来」への夢が感じられる。ゆるい展開の中、海底噴火のシーンだけは異次元の迫力!

2025.03.21 投稿

ゲゲゲの鬼太郎 (第3作)

4.0

このシリーズの中でも3期が一番好きかもしれない!鬼太郎の雰囲気も他のシリーズよりフレンドリーで、大衆向けに作られている感じがする。コメディ要素も増えて、ねずみ男の活躍がすごかったな。人間キャラのレギュラーが登場したのも新鮮だったし、ゆめこちゃんの存在感が強くて印象に残ってる。環境問題のテーマも時代ごとに変化していて、そこも興味深い。鬼太郎シリーズの中でも特に人気が高いのも納得!

2025.03.20 投稿

めぞん一刻 デジタルリマスター版

5.0

キャラの掛け合いがめちゃくちゃ面白い!日常の何気ないやり取りなのに、つい見入ってしまう。響子さんの美人だけど頑固でヤキモチ焼きな性格もクセになる。作画も後半に向かうにつれてどんどん綺麗になっていくのがすごい!最近リメイクされる作品が多いけど、もしやるなら声優陣はオリジナルのままでお願いしたいところ。ただ、変に端折るくらいならフルでやってほしいな。

2025.03.20 投稿

アリオン

4.0

題材もテーマも全く古びていないし、むしろ今の時代だからこそ響く部分がある。特にセネカのエピソードは強く印象に残った。彼女が自分の気持ちをどうにかしようとする姿が切ない…。戦死しなかったのは本当に良かった。あと、終盤の「お前はお前自身として行くのだ」という言葉が胸に刺さる。神々の支配は、形を変えて今もある気がしてならない。

2025.03.20 投稿

劇場版 ドラゴンボール 神龍の伝説

4.0

Zシリーズは全部観てきたけど、初めてこの作品を観た。TV版の流れを活かしつつ、新たな展開をうまく組み込んでいるのがいい。初期の冒険要素も味があって面白い。悟空が飛べないどころか筋斗雲もなしで飛行機に乗る展開は新鮮!キャラ同士の掛け合いも良くて、特にブルマ・ウーロン・亀仙人のやりとりは笑った。敵キャラが誰も死なない結末も童話っぽくて良かった。

2025.03.20 投稿

劇場版『タッチ2さよならの贈り物』

4.0

前作からの続きで達也が野球部に入る展開。和也の想いを継いだというより、自分で勝手に背負い込んでしまった感じがして、見ていてつらくなる場面もあった。南もマネージャーと新体操の両立を目指すものの、どっちつかずな状態に。迷いながらも、それぞれ自分の道を探していくのが今回のテーマなのかもしれない。新田の存在感がすごくて、特にラストのシーンは強烈に残った。音楽も雰囲気に合っていて、ブレッド&バターの主題歌が心に響いた。

2025.03.20 投稿

劇場版『タッチ背番号のないエース』

4.0

原作とは違う展開だけど、それが劇場版の魅力でもある。試合のシーンは胸にくるし、代わりにマウンドに立つ展開は涙腺にくる。準決勝あたりからもうダメだった…。音楽の使い方も良くて、チェッカーズの曲が流れるのも最高。三角関係のもどかしさは健在で、南の立場の難しさが改めて刺さる。ラストの余韻は短めだけど、衝撃は十分。原作とは違った泣きどころがあるのもいい。

2025.03.20 投稿

ダーティペアの大勝負 ノーランディアの謎

3.0

背景や色使いが今の作品とは違う味があって良い。特にアクション、ラストの飛行機戦は最高だった!コメディ要素もしっかり効いててテンポもいい。どことなくルパンっぽい雰囲気があるのも面白い。エロ要素にモザイクが入るのは、やっぱりちょっと違和感あるかも?60分だからか、森のシーンは詰め込んだ感あったけど、全体的には楽しめた!

2025.03.20 投稿

プロジェクトA子

4.0

殴る蹴るのバトルに戦車と戦艦が乱入、ミサイルは足場、屋根は近道!馬鹿ヂカラ炸裂の女子高生バトルが、ガチすぎるメカ作画と爆発エフェクトと合わさって最高にハチャメチャ。B子の執念深さと戦闘力がとにかくすごい。友達の取り合いが原因でここまでやるか!?ってレベルの大破壊が繰り広げられるのに、暗さゼロで終始ノリが軽いのがたまらない。

2025.03.20 投稿

ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱

4.0

ねずみ男に泣かされるとは思わなかった…!終盤のドラマがグッとくるし、その後の水木しげるが漫画を描く姿がさらに響く。蟹坊主のイラストからエンディング曲に繋がる流れが最高すぎる。妖怪たちとの邂逅を経て、物語の締めくくりとして完璧。カロリーヌちゃんへの愛情も、80年代らしい大らかさがあって妙に納得させられる。3期の映画の中でも特に熱量を感じる一作。これを劇場で観られた当時の人が羨ましい…!

2025.03.20 投稿

装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル

4.0

無骨なAT戦が堪能できるのが最高!スコープドックのライトカスタムやベルセルガイミテイト、カスタム機のかっこよさにテンション上がる。改造人間ラダァのキャラが濃くてクセになるし、エクルビスのデザインも80年代OVAらしさ全開で面白い。要塞を攻略していく展開がワクワクするし、ゴウトやバニラたちが出てくるのも嬉しいポイント。キリコの笑顔は今回も拝めず…😅でも、こういう無茶なノリこそOVAの醍醐味だよな。

2025.03.20 投稿

マシンロボ クロノスの大逆襲(ミュージッククリップ・戦場の記憶)

3.0

トランスフォーマーとは違う方向性の変形が面白い!ロボットが一瞬で形を変えるから、変形シーンの見せ方が独特。ロム兄さんは強化外骨格を何重にもまとって戦うスタイルが熱いし、レイナのかわいさも際立ってた。井上和彦さんのロム兄さんのかっこよさ、水谷優子さんの演技の良さも最高!エンディングのヘルメットを取るシーンは今でも印象に残る。青いハートのストレンジャー、今聴いてもいい曲!

2025.03.20 投稿

ゲゲゲの鬼太郎 最強妖怪軍団!日本上陸!!

3.0

日本妖怪と中国妖怪の総力戦が熱い!今までの映画より登場妖怪が多くて、共闘シーンの盛り上がりもいい感じ。子泣き爺の活躍が頼もしすぎる!ただ、チー戦はあっさりめで勝ち方の理屈がよくわからなかったな…。夢子ちゃんの操られた時の表情が不気味でゾクッとした。龍に殴りかかる鬼太郎の勢いはすごいけど、もうちょい策がほしかったかも?火の妖怪大集合の流れは最高。妖神戦が長いけど、妖怪好きなら楽しめるはず!

2025.03.20 投稿

劇場版 ドラゴンボール 魔神城のねむり姫

4.0

クリリンとの出会いが原作やアニメと違っていて新鮮。序盤のドラゴンボールらしい冒険と肉弾戦メインの戦いが楽しめるのがいい!悟空が普通に苦戦するのも懐かしいし、敵の小物っぽさも逆に良い味出してる。親友になるまでの流れも丁寧で、初期の悟空たちの旅がまた見られるのは嬉しい。ストーリーはシンプルだけど、昔のドラゴンボールを味わいたいならアリ。

2025.03.20 投稿

ダーティペア(OVA)

4.0

ユリとケイのコスチューム、テレビ版より攻めすぎじゃないか?露出度がすごい。第3話で自虐ネタにしてたけど、完全に開き直ってるな。作画はOVAだけあって良好で、アクションに特化した演出が光る。第2話のハロウィン回、ノリが最高。タクティカルロボット兵器の暴走で街がぶっ壊れていく流れがめちゃくちゃダーティーペアらしい。第9話のハードな展開も見応えあったな。ユリとケイの掛け合いはとんでもない状況でもブレなくて、そこがいいんだよ。

2025.03.20 投稿

劇場版『タッチ3君が通り過ぎたあとに』

4.0

いよいよ最後の夏。南はマネージャーに戻り、達也たちは甲子園を目指して突っ走る。代理監督の柏葉はやたらと厳しいが、勝ちにこだわっているのか謎な男だった。須見工との決勝戦、新田の髪がさらに伸びていて笑った。スポ根というよりは、達也らしくさらりと甲子園切符をつかむ流れ。でも南の反応が意外とあっさりで、そこはちょっと物足りなかったかも。最後のシーンの二人は、青春の締めくくりにふさわしい名場面だったな。

2025.03.20 投稿

ブラックマジック M-66

4.0

士郎正宗が絵コンテから監督まで手掛けた貴重なOVA、ようやく観る機会があった。話はシンプルだが、アンドロイドの動きや背景動画に当時の熱量を感じる。放熱器としてのロングヘアの設定も最高。今のアニメに慣れてると地味かもしれないが、この空気感をTVシリーズで見てみたい!IGさん、本気でお願いします!!

2025.03.20 投稿

シティーハンター

4.0

昔の作品を掘ってた時期に見始めたけど、序盤からめちゃくちゃ面白い。今でも新作が作られるのも納得だな。コンビを組んでた頃の獠、いい意味で自由すぎる。女性へのスキンシップは今の時代だと確実にアウトだけど、その軽さが逆に爽快感あるんだよな。でも、いざという時の銃の腕前と冷静さは圧倒的。ギャグとシリアスのバランスも絶妙で、歳を重ねるほど良さがわかる作品だと感じた!

2025.03.20 投稿

光戦隊マスクマン(劇場版)

3.0

戦隊シリーズの中でも、この時期は色々と模索してたんだなって感じがする。大人向けメロドラマ要素を入れる試みもあったけど、ちょっと空回り気味な部分もあった気がする。オープニング、プールサイドで水着のメンバーが踊るのはなかなか謎の演出。サービスショットってほどでもないし、むしろ「走るな!」って怒られそうだ。そして突然現れる人魚、イガムに求愛されるけど、王子なのに演じてるのは女性で…いきなりそういう展開!? さらに、人間の涙でできた海とか、人魚の歌声で地震を起こすとか、だいぶ尖った設定。前半はやや混沌としてたけど、後半はしっかり戦隊らしい流れに戻るのが救いだな。

2025.03.20 投稿

超人機メタルダー

3.0

各軍団の戦い方の違いがはっきりしてて面白い。力を高める戦闘ロボット、速攻狙いのモンスター、結束を強める機甲、ヨロイ軍団はネロスを気にかけるって、それぞれの個性がしっかりしてるのがいい。メタルダーの新格闘技習得が渋すぎる!仏像を見て戦闘を学ぶって発想がかっこよすぎるんだよな。そしてタグスキー・タグスロン、またやられたけど…何代目なんだ?TVシリーズの決着をここでつける流れも熱い!ゴッドネロスの「嘘だ」の一言、あまりにも雑すぎて笑う。

2025.03.20 投稿

吸血姫美夕(1988)

4.0

1話完結で進んでいくのがめちゃくちゃ見やすいし、次回予告の演出が秀逸。ラストを知った後にもう一度観ると、余計に重くのしかかるのが良いんだよな。美夕たちには「もしも」が存在しない、その生き方がすごく響く。吸血鬼×美少女×バトルの組み合わせ、しっかりハマる。ダークな雰囲気の中に美しさがあるのがたまらない。松風と冷羽の兼ね役には驚いた。OP・挿入歌・ED、どれも雰囲気を完璧に作ってる!

2025.03.20 投稿

レイナ 剣狼伝説

4.0

オープニングからワクワクするし、エンディングの撮影風景っぽい演出も良い!異世界転生モノが流行ってる今だからこそ、逆に異世界から地球へ来る話が新鮮に感じる。昔はこういう流れの作品、多かったのかも?嘘ばかりの社会、分かり合えない家族、何も変わらない学校、適当な男たち、軽すぎる女たち…そんな世界に嫌気がさしても、立ち止まることは許されない。気づけば前に進むしかなくなっている。そう考えると、時間を止めたくなる気持ちも分かる気がする。剣を手に戦うヒロインの姿、めちゃくちゃ良いな。

2025.03.19 投稿

劇場版 ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険

4.0

旧劇場版の中でもトップクラスに好きな作品!原作を大胆にアレンジしたパラレルストーリーで、天津飯や餃子、鶴仙人の設定も衣装も全然違う!色んなキャラが独自の形で登場してるから、お祭り感あってワクワクする🎉 原作ではありえない武天老師と桃白白の対面とか、ファン的には胸アツシーンじゃないか?ミーファン帝国の中国風デザインが世界観を統一してて良いし、作画も前田実だから安定感抜群!ラストの神龍召喚からED曲への流れも最高に決まってた✨ 45分にこれだけ詰め込んだのはすごいけど、カリン様の修行シーンだけはちょっと雑に感じたかな💦

2025.03.19 投稿

おそ松くん

4.0

普段は理不尽な展開が多くてモヤモヤすることもあるけど、「摩天楼のホワイトクリスマス」だけは別格!おそ松くんらしくないけど、これが一番好きかもしれない🎄六つ子が主役に見えて、実はイヤミが話を動かしてるのが面白い。チビ太やデカパン博士を巻き込んで騒動を起こし、そこに六つ子が加わる王道の展開!今見ると、大人になった六つ子のクズっぷりの片鱗が見えたりするのも楽しい。EDの「おそ松くん音頭」、おそ松さんでカバーしてほしいな…!

2025.03.19 投稿

シティーハンター2

4.0

もっこりネタは今だと完全にアウトだけど、それを補って余りある獠のカッコよさ!新宿の平和を守る腕利きスイーパー、不器用なくせに香を大事にする優しさ、やっぱり名作は強い。シーズン2に入って作画のクオリティもグッと上がってるし、恋愛要素もちょっと濃いめ。特に「さらばハードボイルドシティ」、これはもう映画並みのスケール感!EDのGet Wildの入り方まで完璧。ツンデレ女子高生回も良かった!

2025.03.19 投稿

聖戦士ダンバイン New Story of AURA BATTLER Dunbine

3.0

異世界召喚ものの元祖ってことで期待して観たけど、姫が3話しかないのに2回も拐われるとは…!尺の都合なのはわかるけど、もうちょい展開に余裕が欲しかったな🥺 サーバインはTV版のダンバインより昆虫っぽさが増しててカッコいい!ただ、その分、描き込みが細かすぎて戦闘シーンが止め絵多めなのが惜しいところ😩 もっと動く姿が見たかった…。でも、デザインのかっこよさは間違いなくトップクラス✨ それにしても、ダンバインが出てこないのに「ダンバイン」のタイトルなのはどうなんだ…😨 でもロボ好きとしては、こういうOVAがあるのは嬉しい!

2025.03.19 投稿

ボレロ 永遠の旋律

4.0

映画館で観たかった…!こんな作品に出会えたのが本当に嬉しい。ボレロ誕生の瞬間、息が詰まるほどの迫力。そりゃラヴェルもボレロに食われたくなるよな…有名になりすぎてるし。「亡き女王のためのパヴァーヌ」も大好きだけど、やっぱりこの映画はボレロの苦悩に尽きる。エンタメ作品じゃないから退屈に感じる人もいるかも。でも、苦しみの果てに「なかなかよい」と呟くラヴェルの姿にぐっときた。

2025.03.19 投稿

クレオの夏休み

4.0

クレオの表情がくるくる変わって、もう可愛さの暴力。ずっと男の子だと思ってたのに…こんなにキュートな子だったとは!グロリアとの関係も温かくて優しくて、見てるだけで幸せな気持ちになった。でも、あのエンドロールの曲…余韻ぶち壊しでちょっとショック…。 それにしても、グロリアのネックレス欲しい!絶対似たやつ探す。母性ってすごいな〜とか考えつつ、クレオの涙にもらい泣きした。早く夏来ないかな〜!

2025.03.19 投稿

サウンド・オブ・フリーダム

5.0

フィクションかと思ったら実話!?そんなのズルいだろ…。ホラー映画より100倍怖いし、人間捨てたやつらがこの世で一番恐ろしいって再認識させられた。正義感で突き進む父ちゃん、映画だからカッコよく描いてるのかと思いきや実在してるとか反則すぎる。エンドロールで涙止まらんかった。人身売買が年間1500億ドル規模とか正気か?こんな映画こそ世界に広めるべきなのに、不都合があるんだろうな…。

2025.03.19 投稿

イコライザー THE FINAL

4.0

悪党どもに蹂躙される街、壊される平和……マッコーニが黙って見てるわけがない。再び処刑人として動き出し、ボスの弟一味を一掃。さらに復讐に燃えるボスを恐怖のどん底に叩き落としながら、粛清していく展開がたまらない!悪が裁かれていくのは痛快で、終始スカッとする。このシリーズ、やっぱり面白いな!

2025.03.19 投稿

ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー

4.0

ガリアーノって差別発言のイメージしかなかったけど、観たら印象が変わった。良くも悪くも純粋すぎて、トラウマも抱えてて、仕事にのめり込みすぎて壊れていったんだろうなと。ただ、無意識に根っこに差別意識がある気がした。才能とカリスマ性で罪の割に早く復帰できたのも事実。豪華な取材陣とナポレオンの映像の使い方が巧みで、本人に興味がなくても観る価値のある作品だった。

2025.03.19 投稿

ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻

4.0

キャサリン・パーの物語だけど、もう一人の主役はエリザベスだろう。13歳の彼女が見つめる世界が、この作品の骨格になってる。厳しい宮廷の中で、継母から愛情と知性を受け継いでいく姿が印象的だった。あの強い眼差しの子役、かなりハマってた。歴史は「男と戦争」で埋め尽くされてるけど、それ以外の部分にこそ想像する余地がある。この作品は、その余白を描き出してた。光と影の演出も美しく、衣装も見応えがあった!

2025.03.19 投稿

ロスト・フライト

4.0

ジェラルド・バトラーの機長姿、めちゃくちゃハマってる!悪天候のフライトからの不時着、さらに降り立った先が地獄とか、息つく暇もない展開。緊張感が続く中でも、彼の機長としての覚悟と父親としての強さが際立ってた。一瞬だけ見せた疲労の表情、その後の電話での切り替え…こんなにブレない主人公、カッコよすぎる。ベタな設定でも、このストレートな熱さがたまらない!

2025.03.19 投稿

ザ・ブレイキン

4.0

出演者みんなキレッキレで、ダンスシーンの迫力がヤバい。映像の色合いやライティングも印象的で、音楽とファッションにもかなりこだわりを感じた。ブレイキンの「在り方」にも触れていて、バトルかショーか、アートかスポーツか…いろんな視点があるのが面白い。何より、この文化が進化していくのを肌で感じられるのが最高だった!

2025.03.19 投稿

ヒットマン

4.0

テンポのいいユーモアと、グレン・パウエルの振り幅を楽しめる前半から一気に引き込まれる。殺し屋を装って進むラブコメ展開も、クラシックな映画の空気感があって心地いい。何より、「人は変われるのか?」ってテーマを新しい切り口で見せるのが面白い。ラストの展開は好き嫌い分かれそうだけど、自分は全然アリ!異常だけど2人にとっては完璧な結末、こういう映画もあっていいと思う。

2025.03.19 投稿

コンセント/同意

3.0

フィクションのサスペンスかと思ったら実話ベースで衝撃。内容もきついが、それ以上に過去の社会のあり方にゾッとする。14歳の少女を洗脳する50歳の男、それを見て見ぬふりする周囲…異様な空気が全編に漂ってる。主演女優の覚悟がすごい。調べて実年齢知って少しホッとしたが、それでも演技が強烈すぎる。文学や芸術が権力と結びついた結果がこれか…。観終わった後も重いものが残る作品。

2025.03.19 投稿

スラムドッグス

4.0

犬映画でここまで攻めたやつ、なかなかない。CGなしの生身の演技、過激すぎる下ネタ、勢いがすごい!監督の犬愛も爆発してて、主演犬を家族に迎えたエピソードも納得。犬あるあるが全部刺さるし、どのシーンも無駄がないから何度でも観れるやつ。セリフも背景もシンプルで、下ネタの切れ味も抜群。気軽に観れるのに作るのは相当大変だったはず。これはクセになる。

2025.03.19 投稿

ブラッド・チェイサー 呪術捜査線

3.0

意外と気になる展開だった。面白いとは言いにくいが、妙に引っかかる作品。ムーティーに関する知識なしでは書けない脚本だと思うが、どこまで事実なのか…。アフリカ方面から抗議が来てそうでちょっと怖い。モーガン・フリーマン、86歳とは思えない存在感!そして犯人役がまさかのヴァーノン・デイビス!NFLの元スターが映画に出てるのを見て驚いたし、体格と動きが映える。だが、まさかのラストにゾッとした…。

2025.03.19 投稿

マエストロ:その音楽と愛と

4.0

映画館で観られなかったのが悔しい…。ブラッドリー・クーパーの監督作、かなりグッド!レナード・バーンスタインの指揮を再現するために6年も練習したって聞いて驚いた。イーリー大聖堂でのマーラーの長回し、演出も凄かったし、音楽と映像の一体感にやられた。スコセッシとスピルバーグがプロデュースしていたのも納得。最初ちょっと話に入り込めなかったけど、キャリー・マリガンとの掛け合いも含めて良かった!

2025.03.19 投稿

オークション ~盗まれたエゴン・シーレ

4.0

普通の家からエゴン・シーレの絵が見つかるという展開が面白い!歴史的背景を考えればあり得る話なんだけど、それが現代に持ち込まれると一気に人間模様が動き出すのが見どころ。所有権を主張しない青年と、正当な持ち主の遺族たちの対比が際立っていた。欲のない者と、それを手放したくない者。その構図がリアルで、1枚の絵が引き起こす波紋をじっくり楽しめた!

2025.03.19 投稿

ジャスティス・リーグxRWBY: スーパーヒーロー&ハンターズ Part 1

3.0

ジャスティス・リーグのメンバーが10代の姿でRWBYの世界に現れるのが新鮮!舞台は仮想の世界だけど、敵がグリムだからRWBY寄りの雰囲気が強い。コラボものにありがちな違和感もなく、ちゃんと一つの物語として成立しているのが良い。人数多めだけど、それぞれに活躍の場があるのも嬉しい。ヤン、ブレイク、ダイアナの組み合わせが特にハマってた。Part2も期待!

2025.03.19 投稿

フェノメナス

3.0

タバコ吸いながら人ん家に入ってくるのが霊現象より衝撃😱 レトロな雰囲気と音楽がいい感じで、80年代スペインの空気感がしっかり伝わる。ありがちな展開だけど、ホラーとコメディのバランスが絶妙で、最後まで楽しく観れた。マダム三人が煙草をふかしながら幽霊と戦うのが最高。幽霊屋敷の怪奇現象を次々詰め込んでて、もはやアトラクション?ってなったけど、それはそれでアリかも。実話ベースなのも驚き!

2025.03.19 投稿

SONG OF EARTH ソング・オブ・アース

3.0

ノルウェーの自然と共に生きる姿がひたすら映し出される。四季の移り変わりとともに、おじいさんの登山の日々が続く。静かでリアルな自然の音が印象的で、フィールドレコーディングの臨場感がすごい。壮大な景色の中にぽつんと存在する夫婦の姿が、孤独とも強さともとれる独特の空気を生み出していた。もっと暮らしのシーンがあればとも思ったけど、この削ぎ落とされた表現こそが味なのかもしれない。

2025.03.19 投稿

バービー

4.0

評判悪かったから警戒してたけど、めちゃくちゃ楽しめた!コメディとして笑えるのに、ちゃんと芯のあるテーマがあってバランスが絶妙。ディスコのシーンも最高でテンション上がる!マーゴット・ロビー美しすぎる…。ストレートな物語が最近すごく刺さるし、前向きな気持ちになれる映画だった!

2025.03.19 投稿

カレイドスコープ

3.0

時系列シャッフルの構成がクセになる。最終話でバチッと全てがハマる感じが気持ちいい!キャラは立ってるけど、最後まで何者なのか掴みきれないのが逆に余韻を残してくれる。セットも豪華で、ストーリーも丁寧に作り込まれてるのが伝わってきた。途中ちょっとダレたけど、全体的に満足度は高め。おしゃれ系強盗モノもっと見たい!

2025.03.19 投稿

ダム・マネー ウォール街を狙え!

5.0

終始テンション上がりっぱなし!個人投資家が大企業を揺るがす展開、実話だからこその熱さがある。ポール・ダノの静かな信念が映画の推進力になってて、彼が株を信じ続ける姿が最高だった。音楽のセンスも抜群で、エンディングの選曲はまさに勝者のアンセム。AOCの本人映像が出てくるのもアツいし、当時のコロナ禍の描写が逆に新鮮に映る。エンタメとしても社会風刺としても秀逸で、こういう映画がもっと増えてほしい!

2025.03.19 投稿

ブラッドハウンド

4.0

ブロマンス×アクション、これが最高にツボだった!鍛え上げられた肉体、無駄のない戦い、恋愛要素なしの硬派な展開が心地いい。ヴィランのパクソンウンは迫力満点で、やっぱりこういう作品は敵役が決め手になる。武器なしで戦うゴヌ&ウジンのコンビも信念を感じるし、アイルグループ長男の情けなさも絶妙だった。韓国ドラマ特有の心の声がなく、テンポよく進むのも好印象!最後のヒョンジュ登場を期待してたけど、そこだけは肩透かし。

2025.03.19 投稿

ACIDE アシッド

3.0

酸性雨が降り注ぐディザスタームービーと聞いて、どれほどの惨劇が描かれるのかと期待していたが、思ったよりグロ描写は控えめ。そもそも、この作品はホラー寄りではなく、親子の逃走劇に焦点を当てた内容だった。パニック映画ならではの緊迫感はもう少し欲しかったところ。キャラクターの言動も引っかかる部分が多く、感情移入しづらいのが惜しい。それでも、題材自体は面白く、切り口次第でもっと化けそうな作品だと思った!

2025.03.19 投稿

ジュラシック・シャーク-3.0

3.0

サメと別れるくらいなら愛などいらない!ポロニアの作品には、もはやそんな覚悟すら感じる。今回は特に、彼の映画作りの手法が妙に気になった。セリフを一行ずつ撮影して、それをつなぎ合わせているのでは?まるで映像のコラージュ、いやモザイクムービー。そんな言葉、この世にあるのか?だからテンションが振り切れすぎて、シーンごとの温度差がすごいのかもしれない。もはやシャーケンシュタインそのもの。ポロニアブラザーズこそが、この世の真実…!

2025.03.19 投稿

ありふれた教室

3.0

学校という現場の厳しさが容赦なく突きつけられる。人間関係、歪んだ主張、絶えず変化するコミュニティ……一人の人間が処理できる範囲を完全に超えている仕事。責任の押し付け合いの果てに、そのツケが生徒に回るという現実が重すぎる。 ノヴァク先生のような存在は貴重だけど、そんな環境では誠実な人ほど壊れてしまう。この教室はどこにでもある普通の教室。だからこそ、これは特別な話じゃない。他人事じゃないのだと、観終わってからもずっと考えさせられる。

2025.03.19 投稿

ピラミッド

4.0

ほぼ室内劇なのに、最後のピラミッドを見上げる視線が良い!あの装置が動き出す瞬間、覚悟を決めた男たちの顔が映るんだけど、脂ぎった中年の表情ばかりなのがまたいい。顔が揃うこと自体が映画の奇跡!呪いみたいなクライマックスがピラミッドという絶対的な存在とハマりすぎてて最高!ジョーン・コリンズの悪女っぷりもハマるし、設計者ジェームズ・ロバートソン・ジャスティスの仕掛け方がまた絶妙。

2025.03.19 投稿

3.0

『崖』を観ていて、なんか『キッズリターン』を思い出した。悪いとわかってても抜け出せないアウグストたちの姿が、シンジとハヤシの関係と重なって見えた。人間のどうしようもなさを描くのが異様にうまい。小児麻痺の娘との場面、刺さる。アウグストのあの言葉、あそこだけは紛れもなく本心だった気がする。

2025.03.19 投稿

上流社会

3.0

セリフもキャラの掛け合いも絶妙!登場人物それぞれが立っていて、群像劇の良さが詰まってる。グレース・ケリーの「女神感」、妹のキャロラインの前半の存在感もいい!サッチモの登場シーンは笑うしかないw ちょいミュージカルっぽさもあって、カメラワークのなめらかさが心地いい。クセのあるおじさんの歌さえ耐えられれば、もっと評価上がるやつ。

2025.03.19 投稿

十戒

3.0

やたら豪快で、アメリカ的パワー全開な一本!チャールトン・ヘストンの迫力もすごいけど、それ以上に「カネかけりゃ正義!」みたいなデミルの姿勢が潔い。まるで古代劇の歌舞伎みたいな演出が逆にクセになるし、豪快すぎて笑えてくる瞬間もある。宗教色も濃いが、そこを割り切ればド派手な超大作として楽しめる。今の感覚で観るとツッコミどころ満載だけど、それもまた良さ。

2025.03.19 投稿

第七の封印

4.0

信じることは不安を抱えながら答えのないものを追うこと。だからこそ、目の前にあるものを噛み締めるしかない。愛なんてなく、あるのは死。それを明確にするのがチェス。従者の俗っぽい考えが、かえって理にかなって見えてしまう。旅芸人の見る幻、最後の場面での妻の一言がすべてを冷めたものに変える。信仰も疑念も、全部どうでもよくなる感覚。結局、確かにそこにあるものだけが大事なんだろう。

2025.03.18 投稿

怪獣王ゴジラ

3.0

主人公がアメリカ人になり、場面をつぎはぎした結果、初代ゴジラの持つ力強さが削がれてしまっている。ナレーション主体の展開もダイジェスト感が強く、緊張感が薄い。日本側のメッセージ性がカットされているのも惜しい。日系俳優のカタコトの日本語や、不自然な吹き替えも気になる部分。特撮映画が軽視されていた時代を感じるが、今になってオスカーを獲ったのは痛快だった!

2025.03.18 投稿

鉄道員

4.0

サンドロがとにかく可愛い!素直で真っ直ぐで、アンドレアにずっと寄り添っているのがたまらなく愛おしい。アンドレアは家族とうまくいってないけど、実はちゃんと想ってるんだよな。ただ、昔のイタリア男らしく暴力的なシーンも多い。でも、そういう時代だったんだろう。壮大な物語じゃなく、身近な感情に寄り添うからこそ、最後は胸にくるものがあった。

2025.03.18 投稿

禁断の惑星

4.0

本編をちゃんと観るのは今回が初めて。子どもの頃に図鑑やパロディで見他ことがあったけど…。SFの基礎を築いた作品と言われるだけあって、細部までしっかり作り込まれている。宇宙空間に響く謎の電子音楽には不意を突かれたし、イドの概念が心理学的な「欲動」と結びついているのも興味深い。こういう古典が後の作品に影響を与えているんだなと実感した。

2025.03.18 投稿

素直な悪女

4.0

南仏の太陽の下、自由奔放に生きるジュリエットの存在感がすごい。美人なだけじゃなく、欲望に正直すぎるせいで周囲の男たちは振り回されっぱなし。年齢や立場を超えて惹かれてしまうのも納得。年寄りは待つことができるが、若者は待てないという言葉が妙に響く。何もかも手に入れようとするジュリエットに振り回される男たちを見てると、これはもうハマったら最後って感じがする…。

2025.03.18 投稿

この庭に死す

3.0

突き放したような恋愛描写と、極限まで追い詰める展開がクセになる。気づけば序盤の発掘シーンから、ひたすらジャングルをさまよっていた。説明のつかない人間の行動が淡々と映されていくのが妙にリアル。監督自身の体験がにじんでいるのか、他の作品よりも妙に切ない。レッテルを剥がして人間をむき出しにする演出も最高!ラストのあっさりした描き方が逆に刺さるし、やっぱりブニュエル作品はこうでないとと思わされる。

2025.03.18 投稿

ノートルダムのせむし男

4.0

ノートルダムの鐘を鳴らすカジモドの姿が強烈に焼き付いた。巨大なオープンセットで作られた寺院の迫力もすごい。アンソニー・クインのカジモド、悲しみも純粋さも背負った演技が心に残る。立場の弱い者がさらに弱い者を守ろうとする構図が切ない。エスメラルダの優しさに触れた瞬間、カジモドの人生は彼女のためのものになったんだろうなと思う。フロロやフェビュスが見下すのも納得の時代背景だが、それに抗おうとする姿に惹かれる。

2025.03.18 投稿

炎の人ゴッホ

5.0

ゴッホの面倒くささ全開!カーク・ダグラスが徹底的にウザいゴッホを作り上げてて最高だった。アンソニー・クインのゴーギャンも、これは確かに離れたくなるなってレベルの構ってちゃんぶり。でも、そんなゴッホを支え続けるテオとポストマンにはグッとくる。画題再現のクオリティの高さ、アルルの光からの嵐、崩壊していく精神と共に歪んでいく線…全部すごい。耳切りの直接描写なしもいい。最後のアレ、他殺説のほうがしっくりくるんだよな。

2025.03.18 投稿

ジャイアンツ

4.0

石油まみれで歓喜するジェームズ・ディーン、最高だった。貧しいカウボーイから成り上がるジェット・リンク、どこまでもカッコいい!主役じゃないけど、完全に記憶に残る存在感。エリザベス・テーラーもただ美しいだけじゃなく、男社会に立ち向かう強さがいい。子供たちの泣き叫ぶシーンも可愛すぎて印象的。何度観ても飽きないんだよな~。ロック・ハドソンの物語のはずなのに、自分にとってはジェームズ・ディーンとエリザベス・テーラーの物語だ。

2025.03.18 投稿

知りすぎていた男

4.0

オーケストラのシーンの緊張感と、「ケ・セラ・セラ」の弾き語りが最高だった。ドリス・デイの歌声、心地よすぎる…。ヒッチコックらしい「いつ鳴る!?」なシンバル演出も良いけど、ちょっと長く感じる部分もあったかな。ジミー・スチュワートの焦りっぷりがドラマをぐいぐい進める。コメディっぽさも混ざっていて、シリアス一辺倒じゃないのが良かった!アメリカ的な主人公像も興味深い。

2025.03.18 投稿

間違えられた男

4.0

冤罪の恐ろしさがじわじわ迫ってくる…。他人の曖昧な記憶や思い込みで人生が狂うって本当に怖い。ヒッチコックが冒頭で語る通り、現実に起こり得る話なのが余計にゾッとする。牢屋でのくるくる回るシーン、最後の透かしのカット、どれも不安感を煽る演出が絶妙。ハッピーエンドに見えて全然救われた気がしない後味の悪さ…。これが実話だと知ると、さらに心がざわつく。悪夢は終わっても、現実は続く。

2025.03.18 投稿

愛情物語

4.0

タイロン・パワーのピアノ演奏シーン、指の動きがリアルすぎて見入ってしまった!音楽映画の良さが詰まってる。特に戦争中、現地の子供と連弾するシーンはウルっときた…。かなり脚色されてるらしいけど、ストーリーの流れもロケ地の雰囲気も抜群。カラー映像のレトロ感がむしろ良い味を出してる!最後の演奏シーンの余韻がすごくて、気づいたら目が潤んでた…。

2025.03.18 投稿

80日間世界一周

3.0

音楽のせいか、なんだかディズニーランドみたいなワクワク感がある!聞き覚えのあるメロディーが流れ、次々と違う国が登場して飽きる暇がない。エンドロールまで楽しく見られるのがいい!フォッグがとにかくカッコいいし、異文化の描き方も当時の視点だと考えると興味深い。闘牛は思ったより静かだったけど、あれが普通なのか?有名俳優探しも楽しいけど、結局フランク・シナトラしかわからなかった!

2025.03.18 投稿

現金に体を張れ

4.0

正直、舐めてた。白黒映画だし、半世紀以上前の作品だし、序盤はなんとなく流し見してたんだけど、計画が動き出した途端、手が止まった。テンポがいいから全く長く感じないし、欲しい情報を欲しいタイミングで見せてくれるのが気持ちいい。時間表記のおかげで構成もわかりやすい。ラストはもう、笑うしかない!あれだけ用意周到だったのに、まさかそんなオチとは…最高。

2025.03.18 投稿

捜索者

4.0

ジョン・ウェイン、撃つ芝居より撃たれる芝居がうますぎる。のん気なのか、正気じゃないのか、その境界がわからなくなる瞬間がある。西部劇のヒーローって、強いけど居場所がないんだなと思う。目的があるように見えて、たださまよってるだけに見えることもあるし。ルールを作る側なのに、そのルールの中に自分の席はない。だから帰れないのか、帰りたくないのか…?

2025.03.18 投稿

黒い牡牛

4.0

大人になると、知らないうちに諦めることが増えてる。でもレオナルドは違った。ずっと世話してきたヒタノを取り戻すために突き進む姿に、子供の頃のひたむきさを思い出させられる。闘牛のシーンは残酷さも含めて強烈に焼き付く。こんな作品、もう作られないかもしれない。レオナルドの「ヒターノ!」という叫び、耳から離れない。

2025.03.18 投稿

死刑台のエレベーター

4.0

社長の横顔、鉛筆削りの静止、死んだ手に銃を握らせる流れが痺れるほどキマってた。若さの危うさを遠くから見つめる視点が強くて、エレベーターに閉じ込められる主人公の失敗も妙に冷静に描かれる。この映画、ルイ・マルの視線の高さと低さ、そのコントラストを楽しむものなのかもしれない。モノローグがジャンヌ・モローだけっていうのも気になる。

2025.03.18 投稿

フランケンシュタインの逆襲

5.0

古い作品なのに、全く色褪せない雰囲気がすごい。フランケンシュタイン男爵の執念が狂気じみてて、むしろ怪物より怖い存在に思えてくる。怪物自体は意外と大人しいけど、初登場のシーンは不気味さが際立ってた。顔の包帯を剥がした瞬間、ギョッとさせられるし、森をさまよう姿はゾンビみたいで妙にリアル。血も涙もない男爵の行動がひたすらエグいのに、どこか目が離せなくなるのはピーター・カッシングの演技の力か。

2025.03.18 投稿

監獄ロック

4.0

エルヴィスの存在感がすごすぎる。歌も踊りもファッションも、すべてがキマっていて、まさにスターとはこういうものかと納得。ヒット曲が次々と流れるし、スクリーンいっぱいに映るエルヴィスの姿に圧倒された。話としては、成功に溺れる怖さと、それを乗り越えた先にあるものを描いていて、ラストは胸にくるものがあったな。リーゼントの印象が変わったし、自分もやってみたくなった笑。お洒落好きなら一度は観るべき作品!

2025.03.18 投稿

情婦

4.0

予想が当たることが増えてしまったけど、これは完全にやられた。伏線がちゃんと張られていたのに見落としてたのが悔しい。マレーネ・ディートリヒの存在感がすごく、表情ひとつで全てを語る感じがたまらない。ウィルフリッド弁護士と看護師のやり取りもいいアクセントになってたな。あの時代の映画で「結末を話さないように」と警告が出るのも納得の内容。最後まで楽しませてもらったけど、見事に騙されたことが少し悔しい…!

2025.03.18 投稿

眼下の敵

4.0

潜水艦映画ってこんなに面白いのか、と驚いた。戦争映画だけど、娯楽としてのバランスが絶妙。敵同士なのに戦いの中で信頼が生まれる感じが熱い。クルト・ユルゲンス演じる艦長の存在感が圧倒的で、ロバート・ミッチャムとの対峙も痺れる。縄を投げるラストシーンも最高。スポーツのような駆け引きがありつつ、ただの戦争賛美ではないのも良い。『Uボート』より前の作品だけど、これはこれで完成された一本。

2025.03.18 投稿

フレンズ シーズン3

5.0

シーズン3、めちゃくちゃ面白かった!!ロスとレイチェルの関係がもう感情ぐちゃぐちゃにさせてくる。レイチェルが仕事に打ち込んでるのに、ロスの嫉妬がめんどくさすぎて見ててイライラ…でも別れた後もお互い引きずってるのがなんとも言えない。チャンドラーとモニカもじわじわ距離縮まってる感じで気になる展開。フィービーの家族の話も深掘りされて、キャラの個性がどんどん濃くなってきたのが最高!!

2025.03.17 投稿

チェーン・リアクション

4.0

チェーン・リアクション、めちゃくちゃ好きなやつ!キアヌはもちろん、レイチェル・ワイズも出てて、好きな俳優が揃ってるのが最高!90年代の日曜洋画劇場感があって、王道なのにしっかりドキドキさせてくれるのがいい。水素エネルギーの話も今見ると逆に面白いし、若きキアヌの透明感がたまらない!そんなに有名じゃないかもしれないけど、自分的には外せない一本!

2025.03.17 投稿

ER 緊急救命室 シーズン4

5.0

グリーン先生があの出来事を乗り越えて、ダグとのやりとりもまるでロードムービーみたいな雰囲気があってよかった!個人的MVPは15話。とにかく緊張感がすごくて、これぞ医療ドラマって感じで楽しめた!昔の作品とは思えないくらい完成度が高いし、メインキャストだけじゃなくて、映ってる人全員がちゃんと病院のスタッフに見えるのがすごい👏長回しのカメラワークも最高で、外傷室を行き来するシーンは何回見ても飽きない!

2025.03.17 投稿

フレンズ シーズン4

4.0

テンポよく進む展開で、気づけばどんどん見てしまう!レイチェルが最高に好きだけど、ここにきて6人それぞれの良さがじわじわ沁みてくる。おふざけ担当はやっぱりジョーイ🎖️ロンドンではしゃぐ姿が可愛すぎた!フィービーの代理出産エピソードは衝撃的だったけど、それも含めてこのドラマの自由さがいい。色々あっても迷いなく支え合う関係が心地よくて、連ドラの醍醐味を改めて実感!

2025.03.17 投稿

イヴ

3.0

ラブストーリーだけど、色々と引っかかる部分が多かった。沙織の闇の深さがそこまで感じられず、三太の妻の存在もぼんやりしたまま。友人の日柳が忘れられない女性として名前を出すのに、物語の中での扱いがあっさりしすぎていたのも気になる。ラストの展開は強引さが目立つけど、ある意味ドラマらしいと言えるのかも。あと、サントラが「恋人よ」に似すぎていて、別の作品の映像が浮かんでしまう瞬間が多々あった!

2025.03.17 投稿

ビーチボーイズ

4.0

熱い男の友情が見たくて選んだ作品だったけど、大正解!W主演の2人の存在感がすごく、王道の設定でも惹きつけられるものがあった。真琴と春子が広海と海都に想いを伝えなかったのも、ただ一緒に過ごした時間を大切にしたかったからなのかもしれない。時代的には今とは違う価値観の作品だけど、それが逆に新鮮で心に響く。こういう友情もの、もっと見たい!

2025.03.17 投稿

総理と呼ばないで

4.0

田村正和が総理大臣!? そんな興味本位で見始めたけど、これが意外とクセになる。最初は軽めのノリかと思いきや、話が進むほど深みが増していく。特に終盤は見応え抜群!「最悪だけど悪い人じゃない」総理のキャラが絶妙で、7話以降の展開は一気に面白くなっていく。音楽の力で雰囲気を持たせるシーンもあるけど、それがまた90年代っぽくて悪くない。まとめて見ると評価が変わるタイプの作品だな。

2025.03.17 投稿

ラブ ジェネレーション

4.0

90年代の空気感がガッツリ詰まってる!ファッションも音楽も、まさにあの時代のトレンディドラマって感じ。木村拓哉と松たか子の組み合わせもハマってるし、王道のすれ違い展開がしっかり楽しめる。CAGNETのサウンドが流れるだけで一気に雰囲気が出るのも良い!テンポも軽快で見やすいし、飽きないな〜。

2025.03.17 投稿

踊る大捜査線

4.0

サントラが最高すぎる!今聞いてもめちゃくちゃカッコいい。昔の雰囲気が色濃く出てて、タバコOKな空気感とかセキュリティのゆるさとか、時代の違いを感じるのも面白いな〜。キャラもそれぞれ立っててめっちゃ見やすい!長介の存在感がすごいし、織田裕二のハマりっぷりもヤバい。映画が大ヒットしたのも納得!

2025.03.17 投稿

ER緊急救命室

5.0

初見だけどめちゃくちゃ面白い!テンポが良くて一気に引き込まれた。若い頃のジョージ・クルーニー、最高にカッコいいな〜。吹き替えの声優陣も渋くて、この時代の演技ってやっぱりいい。昔の作品なのに、不思議と古さを感じさせないクオリティの高さ。ERの現場の慌ただしさを緩急つけて描く演出も絶妙!恋愛要素はあるけど、そればっかりじゃないのがいいバランス。

2025.03.17 投稿

エアフォース・ワン

4.0

ツッコミどころはあるけど、ストレートな勧善懲悪アクションで最後まで楽しめた!軍人上がりの大統領が自ら戦う姿、これぞ王道って感じで胸が熱くなる。ハリソン・フォードの頼れるヒーロー感が全開!一方で、ゲイリー・オールドマンの悪役ぶりも負けてない。エアフォース・ワンにあんなに人が乗るとは思わなかったけど、こういうリスクもリアルにありそう。「ネズミに菓子をやるとミルクを要求する」…この言葉、妙に響くな。

2025.03.17 投稿

龍の涙

3.0

韓国時代劇にハマるきっかけって意外と身近に転がってるもんだなと思った。気づけば単語を覚え、聞き取れ、少し話せるようになる…これ、割とあるあるらしい。「龍の涙」も気づけば完走してたけど、159話あるだけの内容の濃さ。イ・バンウォンを描いた作品は多いけど、ここまで丁寧に掘り下げたのは少ないかも。昔は長編も余裕で観れてたのに、今は100話超えにちょっと躊躇する…それでもまたどこかでハマりそうな予感!

2025.03.17 投稿

ボルケーノ

4.0

火山が街を襲うなんて現実には無理がある…はずなのに、観てるうちに納得させられる説得力がすごい。流れる溶岩の熱気が画面越しに伝わってくるし、封じ込める方法もなるほどと思わせる展開。トミー・リー・ジョーンズがひたすら駆け回る姿が爽快で、パニック映画の王道らしい安心感もある。人種を超えた協力のシーンは熱い!ヒロインのアン・ヘッシュの笑顔も良かったな…。古い作品だけど、今見ても見応え十分!

2025.03.17 投稿

ER 緊急救命室 シーズン5

4.0

時限爆弾をオペで取り出すとか、展開ぶっ飛びすぎてて目が覚めた。カーターとルーシーが特殊な血液型の父親探しで駆け回る長回しもすごいし、安楽死をめぐる葛藤も重い…。ロデオライダーの話は個人的にツボ。ジョージ・クルーニー降板のシーズンだけど、ERのカオスっぷりは相変わらず健在。誰も完璧じゃないからこそリアルに感じる。派手な回のあとにほっこり回を挟んでくるバランスも絶妙。いつか完走したい!

2025.03.17 投稿

今夜、宇宙の片隅で

4.0

予備知識ゼロでなんとなく見始めたら、意外とハマった!全話ニューヨーク撮影って贅沢すぎるし、街並みの雰囲気がドラマに合ってたなぁ。西村雅彦の不運っぷりも面白いし、飯島直子の可愛さは反則級。楠の店長のアドバイスが沁みるし、真琴が戻ってきた瞬間の小菅の涙もグッとくる。最後の謎紳士のシーンも洒落てて、三谷幸喜らしさ全開!不器用な小菅の幸せを祈らずにはいられなかった!

2025.03.17 投稿

殴る女

4.0

軽快な会話劇がとにかく心地いい! 芳村香と澤田亮平のやり取りが絶妙で、テンポの良さがこのドラマの肝。和久井映見の柔らかい雰囲気も唯一無二で、そこに吹越満の渋さが加わるのが最高だった。余計な湿っぽさがなく、ベタだけど心に残る展開。昔のドラマ特有の生活音が妙にリアルで、そこも味になってた。澤田さんのキャラが好きすぎるし、ミスチルの主題歌も世界観にハマってたな〜!

2025.03.17 投稿

タブロイド

3.0

昔のドラマを何気なく見始めたら、意外と今の時代にも刺さるセリフが多かった。「俺はやってない、殺したのはお前たちだ!」と叫ぶシーンのインパクトはすごいし、「片面からだけ見ないで」という言葉は報道の在り方を考えさせられる。社会派サスペンスとして見応えがあるし、京野ことみやともさかりえの元気な演技もいいアクセントになっていた。

2025.03.17 投稿

WITH LOVE

3.0

メールのやり取りだけでこんなにも心が動くものなのか…? そう思いながらも、気づけば最後まで見てしまった。 愛を忘れた作曲家と、どこにでもいる銀行員。偶然のアドレス間違いから始まる交流は、些細な言葉の積み重ねで変化していく。文字だけの関係なのに、互いの心が動いていく様子が丁寧に描かれていて、妙に引き込まれる。 最終回、メールを口頭で繰り返すシーンは独特だったけど、あのやりとりこそが2人の全てなんだと思うと、不思議と納得できた。

2025.03.17 投稿

ショムニ

4.0

こんな痛快なドラマ、今の時代にあるのか?ってくらい楽しませてもらった。テンポの良さ、キャラクターの濃さ、何もかもがハマってる。 何度も見返すうちに、ふと気づいた。「これ、若い頃の岡本喜八作品みたいだな…?」そう思ったら最後、頭の中で映画化が始まる。「総務部庶務二課、人呼んでショムニ!」…まるで『独立愚連隊』。キャストまで考え始めたら止まらなくなった。 とりあえず、ショムニ課長は三船敏郎に決まりだな。

2025.03.17 投稿

神様、もう少しだけ

4.0

スタートから感情を揺さぶられっぱなしで、息つく間もなく進んでいく展開。援交という現実に目を背けたくなるけど、深キョン演じる女子高生がまっすぐで純粋すぎて責められない。何回「エイズなんて嘘であってくれ」と願ったことか。 生きることは苦しくてしんどい。でも、それでも生きる意味を感じる瞬間がある。そんな言葉が突き刺さるから、何度でも見返してしまう。

2025.03.17 投稿

大王の道

3.0

時代劇らしい雰囲気はあるけど、オープニングの演歌にはちょっと驚いたw。ただ、内容は面白く、完全な史実とは思わないものの「きっとこうだったんだろうな」と思わせる演出がうまい。50話予定が34話に短縮された影響か、米櫃事件のその後が描かれなかったのが残念。サド世子の人生はあまりにも悲惨で、親子の確執が続く展開は精神的にしんどかった。後半は少し雑な印象もあったけど、俳優陣の熱演は見ごたえあったな。

2025.03.17 投稿

フレンズ シーズン5

4.0

シーズン5、めちゃくちゃ話が動くし面白い!特に9話、11話、14話はお気に入り。ジョーイの秘密を守るための行動から始まり、フィービーのぶっ飛んだ行動には笑いっぱなし。ラスベガスでのドタバタも最高。ロス&レイチェル推しにはたまらん展開🔥結婚式でのレイチェルの発言は何度見ても爆笑🤣モニカとチャンドラーは可愛すぎるけど、モニカのキャラ変がすごい。昔の優しくてしっかり者のモニカ、どこ行った?笑 フィービーの出産回は泣けた😭最終話、やっぱり続きが気になる終わり方!

2025.03.17 投稿

アリー my Love

3.0

思ってたよりぶっ飛んでるし、かなり笑える!アリーの暴走っぷりもクセになるし、周りも変人だらけで飽きない。法廷シーンはゆるめだけど、それがまたドラマの雰囲気に合っててちょうどいい。仕事帰りにバーに集まる感じとか、海外ドラマっぽくて好き。キャラの濃さでいえば「SATC」や初期の「グレアナ」に通じるものがある。昔のドラマならではのノリがあるからこそ、今観ても面白い。

2025.03.17 投稿

セックス・アンド・ザ・シティ シーズン1

3.0

前見た時ははそんなにハマらなかったのに、今になって急に刺さる。好みって変わるもんだなと実感。4人のキャラがそれぞれ面白いし、会話のテンポがいい。ミランダの「賢い女が集まって話すことがこれ?」的なセリフ(うろ覚え)が頭から離れない。服のセンスも最高で、見てるだけで気分が上がる。本編は今がベストタイミングだったのかもしれない。毎日ダラダラ観られるのに、気づくとどんどん進んでしまう中毒性がやばい!

2025.03.17 投稿

アフリカの夜

3.0

揺れる八重子に緑が投げた一言が妙に刺さるし、室井滋の逃亡犯っぷりは突き抜けている。マンション3階から飛び降りても走って逃げる胆力。指名手配犯の言葉だからこそ、不退転とか出直せるってセリフがやたら響く。5話あたりから八重子と有香の関係が変わっていくのがいいし、7話はフランス料理にダンス、おばちゃん帰還まで詰め込まれてて濃い。妊婦関連のツッコミどころはご愛嬌。OPがとんでもなく良い!

2025.03.17 投稿

妖艶毒婦伝 お勝兇状旅

4.0

映像のインパクトが強い。水責めの拷問が加わったことで、追う側と追われる側の緊張感がさらに増している。アイヌ風の衣装や悪役陣の強烈な顔つきも見どころ。特に髪飾りの存在感がすごい。豪華な簪の数々が画面を飾り、そういうディテールにこだわる人にはたまらない。定番の展開ながら、映像の力でしっかり見せきっている!

2025.03.15 投稿

関東テキヤ一家

4.0

昔の任侠映画のクライマックスって、やっぱり熱い。一人、もしくは少数が大勢に挑む展開が王道で、理屈抜きでしびれるものがある。拳銃なんかに負けるかという気概や、仁義を貫く姿勢が前面に出ていて、今見てもグッとくる。雨の中の対決、封印を解かれたドス、フェンス越しの国分の表情――こういうシーンがしっかり決まるのが、この時代の作品の強みだと思う。

2025.03.15 投稿

現代やくざ 与太者仁義

4.0

派手な波乱を起こさずとも、物語がまっすぐ突き進んでいく。その潔さが心地いい。東映のヤクザ映画は数あれど、ここまで余計なものを削ぎ落とし、無駄なくまとまった作品はそう多くない。展開を面白くするために過剰な演出を加えることなく、静かに流れていく筋が妙にリアルだった。純度の高いヤクザ映画といえる。

2025.03.15 投稿

現代やくざ 与太者の掟

3.0

菅原文太が東映に来たばかりの頃の主演作。昭和の大スターたちがまだ駆け出し以下って感じで、新鮮な驚きがあった。山城新伍の若さには少し笑ってしまう。1969年の時点で、すでに義理も人情も形骸化していたのかと思うと、不思議と納得する部分もある。やくざ映画の世界でも、時代の変化は容赦ない。

2025.03.15 投稿

新宿泥棒日記

3.0

白黒の映像がやけに澄んで見えた。真正面の席に座ったせいか、スクリーンの光が瞳にじんわり映っていたのを覚えてる。エロスの涙を盗む。手を握り返す。その瞬間に宿る緊張感がたまらない。時折挟まるカラーの画が逆に異物感を帯びていて、静かな狂気があった。朗読される本のシーンが頭に残る。声にならない言葉が、ただそこにある事実として響いていた。

2025.03.15 投稿

少年

4.0

小さい子が泣きながらヨロヨロ歩いてくるシーン、あれはさすがにこたえた。純粋に家族を求めているのに、その家族が最悪の形でしか成り立っていないのがキツい。少年の目線を中心に据えた演出が冴えていて、広い景色の中にポツンと置かれた彼の姿が焼きついた。脚本の構造も緻密で、家族の関係性の歪みが積み重なっていくのが怖いくらい。ラストの重さは今でも響くし、これは単なる過去の物語ではないと感じた。

2025.03.15 投稿

青春の鐘

3.0

舟木一夫と松原智恵子が並ぶと、空気が澄んでいるように感じる。大げさな展開がなく、まっすぐな青春映画。こういうの、たまに観ると気持ちがいい。兄貴が語る「鐘」の話が妙に響いた。長岡の若者が東京へ出ていく現状への問いかけがあって、ただの恋愛ものとは違う深さがある。背景にあるテーマも時代を超えて考えさせられる部分が多かった。派手さはないけど、じわじわと心に残る映画だった。

2025.03.15 投稿

落葉とくちづけ

3.0

白いペンキを街に塗りながら遊ぶ純と信子の姿が、どこか夢の中のような感覚を残す。霧の中に消えていくラストまで、儚さと青春の熱が入り混じる展開だった。尾崎奈々の柔らかな雰囲気が、この作品の空気にすごく合っている。ヴィレッジ・シンガーズの音楽も相まって、ただの恋愛映画では終わらない深みがあった。紅い落ち葉に埋もれる二人の姿がやけに記憶に残る。時代を感じさせる部分もあるが、それ以上に鮮やかな余韻を残す映画だった。

2025.03.15 投稿

海はふりむかない

4.0

軽いノリかと思いきや、ぐっと重みのある展開に引き込まれた。'60年代後半の被爆二世の青春を軸にしながら、話の流れが巧みに組まれていて、徐々に核心に迫っていく構成が良い。ヒロインの逆立ちシーンが印象的で、悲しみの表現にもグッとくるものがあった。ラストの広島の風景が静止画になる演出がズシンと響く。歌謡映画的な要素が強めで少しクドさも感じたが、イタリア映画っぽい劇伴が独特の雰囲気を生んでいて、何とも言えない味わいがある作品だった。

2025.03.15 投稿

心中天網島

4.0

心中じゃなくて駆け落ちじゃダメなのか?と最初は思ったけど、あの情念の激しさは心中だからこそ成り立つのかもしれない。台詞が生き生きしていて、小悪党の太兵衛や渋い孫右衛門兄さん、姑&舅までキャラが立っていたのが良かった。黒子の演出が独特で映画だけど舞台っぽい雰囲気もある。締めのシーンは容赦なく、それでいて静けさがあったのが印象に残る。最後まで見応えがあった。

2025.03.15 投稿

日本侠客伝 花と龍

3.0

構図がどれも冴えていて、画だけでも楽しめる一本だった。黄色い花を摘む星由里子のショットは美しく、離岸する場面のあっさりとした演出も良かった。槍を構える高倉健とピストルで援護する藤純子のツーショットは、とにかく画になる。食卓のシーンや病院の赤い花も印象的で、細部まで計算された映像美が光る。

2025.03.15 投稿

飛びだす冒険映画 赤影

3.0

戦国時代の忍者アクションに3D演出が加わると、こんな味わいになるのかと興味深かった。赤影たちが視聴者に向かって立体メガネをかけるよう促すシーンは、不意打ちのようでちょっと笑ってしまう。内容自体はTV版の再編集だけど、テンポも良くシンプルに楽しめる作り。親子で観ても問題ないし、時代劇×特撮ヒーローの組み合わせとしては十分面白かった。

2025.03.15 投稿

新網走番外地 さいはての流れ者

5.0

オホーツクの雪と寒風、そして健さん。この組み合わせはやっぱり間違いない。吹雪の中、覚悟を決めた姿は文句なしにカッコいいし、待ちに待った主題歌が流れての殴り込みは、王道ながらやはり痺れる。敵味方の境界が曖昧なキャラ造形も面白く、一本気とは言い切れない主人公の揺れ動きが妙にリアル。最後の別れも含め、これぞ網走番外地という作品だった。

2025.03.15 投稿

新網走番外地 流人岬の血斗

3.0

任侠映画のイメージで観たら、意外と寓話的な話で驚いた。塀のない刑務所という設定が独特で、受刑者の更生と社会の距離感を描く部分は考えさせられる。とはいえ、終盤は結局おなじみの展開になって、健さんが単身で敵に乗り込む流れは王道すぎるくらい王道。それでも雰囲気があって見応えは十分。シリーズ全体で見ると、この路線変更も自然に感じるのかもしれない。

2025.03.15 投稿

日本海大海戦

3.0

ミニチュア特撮による海戦シーンの迫力に圧倒された。CGでは出せない重量感があって、砲撃の音響も劇場で体感したかった。三船敏郎の東郷平八郎、笠智衆の乃木希典は本人そのものに見えたし、上村中将の葛藤を演じた藤田進も印象的。戦争映画らしからぬ爽やかなオープニングと、しんみりしたラストの対比が妙に心に残る。

2025.03.15 投稿

賞金稼ぎ

4.0

時代劇の枠に収まらないぶっ飛んだアクションが楽しい。拳銃や秘密兵器が飛び交うし、錣市兵衛の強さとモテっぷりは007並み。勧善懲悪かと思いきや、意外とひねった展開もあって飽きさせない。若山富三郎のキレのある殺陣もいいし、キャストも豪華。音楽の使い方も印象的で、シリーズ化されたのも納得。

2025.03.15 投稿

五人の賞金稼ぎ

3.0

マカロニ・ウエスタンの空気をまといつつ、幕末の社会派要素もガッツリ入ってるのが面白い。賞金稼ぎたちが農民側につく展開は熱いし、工藤栄一監督らしい陰影の効いた映像も渋い。キャラの数はもう少し整理できた気もするけど、小池朝雄のバカ藩主っぷりは見事。前作よりシリアス寄りだったけど、これはこれでアリだった。

2025.03.15 投稿

やくざ番外地 抹殺

4.0

丹波哲郎×渡哲也、この組み合わせだけでもワクワクする。終盤のショットガン片手の殴り込みは、まさにこれぞヤクザ映画という展開。憎たらしい敵キャラもいい仕事してる。耐えに耐えて、最後に爆発する丹波さんの芝居はクセになるし、渡さんとの並びも絵になる。切ない結末も含めて、やっぱりこのコンビは最高だった。

2025.03.15 投稿

やくざ番外地

4.0

ヤクザ映画を観るつもりが、サラリーマンの苦悩にも見えてくる不思議な感覚。丹波哲郎の振り幅がすごい。非情な策士かと思いきや、家では妹を溺愛するシスコンぶり。佐藤慶は組織の幹部なのに、スナックを経営する奥さんを大事にする一面もある。対立せざるを得ない二人の関係が切ない。派手なアクションも楽しいが、キャラクターの人間臭さがじわじわくる。

2025.03.15 投稿

昭和残侠伝 人斬り唐獅子

3.0

シリーズの中でも異色の展開。花田秀次郎が東雲組を離れ、対立する皆川組のバカ息子に肩入れするのは意外すぎる。それでいて、最後はやっぱり任侠映画らしく決着がつく。池部良の援護を受けながら、高倉健が刺青を見せて大立ち回りを繰り広げるシーンは、まさにシリーズの醍醐味。機関銃まで飛び出すやりすぎ感も含めて楽しめる。筋が通らない部分もあるが、それを補って余りある熱量がある一作。

2025.03.15 投稿

昭和残侠伝 唐獅子仁義

4.0

シリーズの中でも様式美に振り切った一作。決闘シーンのつなぎ方が上手すぎる。画面奥に刀だけ見えたかと思えば、一瞬で構図が変わり、いつの間にか勝負の場になっている。ラストの出入りも見事。片腕を失った池部良が刀を口で巻きつける動作、高倉健の一太刀で室内と室外をスムーズにつなぐアクション、二人の動きが画面に収まるまでの流れ、どれも完璧すぎる。ヒロインの芝居が熱すぎるのは気になるが、それを補って余りある完成度。

2025.03.15 投稿

四谷怪談 お岩の亡霊

5.0

伊右衛門の色悪ぶりがたまらない。酷い男なのに、どこか崩れた美学と信念を感じさせるのが良い。ホラー演出も冴えていて、特に蚊帳越しに怨霊が現れる場面の不気味さが印象に残る。怪談映画で一番怖いのは幽霊でも人間でもなく、積み重なった因縁なのかもしれない。按摩の俗物ぶりも生々しく、直助のゲスっぷりはむしろ清々しいほど。悪役の方がしっくりくる俳優が見せる底意地の悪さもたまらなく面白い。

2025.03.15 投稿

ガメラ対大悪獣ギロン

4.0

宇宙にまで出張するガメラ、もはや行くところまで行った感がある。ギロンのデザインがインパクト抜群で、包丁頭の破壊力がえげつない。ガメラが甲羅ごとぶった斬られるのは衝撃的だったし、子供の声援でも起き上がれないほどボコボコにされるのも新鮮。頭から脳細胞を飛ばす攻撃は無茶苦茶すぎて笑ってしまった。怪獣プロレスも楽しめるが、テラ星の設定が意外とハードなのも面白い。宇宙船を火炎放射で溶接するシーン、シュールすぎて好き。

2025.03.15 投稿

旅に出た極道

3.0

香港とマカオの雑然とした空気に、若山富三郎、山城新伍、菅原文太の組み合わせが妙に馴染んでいる。今回は海外遠征編ということもあってか、極道映画というよりギャング映画に近い雰囲気。麻薬密売や人身売買を巡る抗争も、いつものドッカーンな展開で豪快にぶち壊していく。菅原文太も前作より砕けたキャラでいい味出してたし、悪役の渡辺文雄も渋くて良かった。

2025.03.15 投稿

日本暗殺秘録

4.0

暗殺なんて絶対ダメに決まってる。でもこの映画を観ると「そういう発想に至るのも無理はないか…?」と妙に納得してしまう怖さがある。次々と歴史に残る暗殺事件が描かれ、特に血盟団事件はじっくりと背景を積み上げていく。腐敗した政治、広がる貧困、追い詰められた人々がすがる宗教、そして行き着く先は…と、今の日本を重ねずにはいられなかった。千葉真一の存在感、藤純子の美しさ、若山富三郎の迫力、どこを切り取っても見応えがある

2025.03.15 投稿

1ポンドの福音

5.0

減量に苦しむボクサーと見習い修道女という組み合わせが新鮮だった。ありそうでなかった設定をラブコメに落とし込む高橋留美子のセンスが光る。随所に『あしたのジョー』へのオマージュが散りばめられ、特にリング上でのアレは完全に狙ってる。キャラの心理描写とシンクロする将棋の駒の演出なんかは、さすがの一言。リアルさより勢い重視の展開も含め、細かいことを気にせず楽しめる作品だった。

2025.03.15 投稿

装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ

4.0

レッドショルダー隊に転属されたキリコの姿が新鮮だった。最初は怪我の影響もあって弱々しく、汗だくでオドオドしていたのが印象に残る。訓練と称した実戦で次々と仲間が倒れる中、生き残るのはやはり彼らしい。ペールゼンの執着も異常で、キリコが本当に死なないか確かめるためにさらに攻撃を加える執念深さ。終盤、ベレー帽を被りキリッとしたキリコの表情には、それまでの描写が効いていた。スコープドックのカスタマイズ機も渋くてカッコよかった。

2025.03.15 投稿

聖闘士星矢 神々の熱き戦い

3.0

北欧を舞台にした話で、アスガルド編の原型になったと知って納得。全体的に雰囲気は重めだった。映画の尺もあって派手なバトルは少なめだが、氷河が活躍する場面が多く、その分瞬の出番が控えめなのは惜しい。沙織さんのピンチの早さはいつも通りで、一輝を呼ぶために瞬がやられる流れも前作と似た展開。ペガサスの聖衣が壊れるとサジタリウスが出てくるのもお決まりだが、そういう王道要素がしっかり入ってるのは嬉しかった。

2025.03.15 投稿

たいむとらぶる トンデケマン!

4.0

タイムトラベルもののドタバタ劇で、意外と笑える場面も多かった。走れメロスを思わせる話は特に印象に残ったし、マラソンの展開も熱かった。郷里大輔氏が演じたライバル選手は、筋を通し全力で挑む姿勢が見事だった。野球回では、相手チームの黒一色のユニフォームが渋くて良かったし、巨大なボールが飛んでくる無茶苦茶な展開も面白かった。終盤には有名映画を元ネタにした回もあり、最後まで飽きずに楽しめた。

2025.03.15 投稿

笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】

4.0

Netflixでリマスター版を見つけて気軽に再生。作中の「庶民」は普通に広い家を持ち、定時に帰宅し、節約のつもりで牛丼を食べる。それが当たり前だった時代があったんだなと思った。豊かさに囲まれながらも心のスキマを埋められずに苦悩する姿が描かれているが、今はそもそも物理的な余裕すらない。喪黒福造に惑わされる以前に、そんな余裕がなくなった現実が浮き彫りになった。

2025.03.15 投稿

機甲戦記ドラグナー

3.0

オープニングだけ知ってたけど、一気に48話完走。初代ガンダムっぽさはあるが、シンプルに熱いロボットアニメ。主役機が最初ダサいかと思わせておいて、アーマーを脱ぎ捨てた瞬間に一気にカッコよくなる演出が最高だった。戦闘機みたいな翼のあるメカデザインも印象的。汎用型、火力特化、索敵支援の3機がそれぞれ役割を果たすのがいい。

2025.03.15 投稿

チンプイ

4.0

チンプイの可愛さ、ずるい。エリちゃんの芯の強さと、頭はいいけど不器用な内木くんのバランスが絶妙。キャラのセリフ回しが簡潔なのにしっかり響くのもいい。スネ美さんの「欲しいものは何でも手に入れてきましたの」には、なぜか変に感心してしまった。未完なのが惜しいけど、どんな終わり方をしても切なさは避けられなかった気がする。オープニングもエンディングも良すぎる!

2025.03.15 投稿

劇場版 ドラゴンボールZ

3.0

悟空とピッコロが手を組む展開、めちゃくちゃ熱い。肉弾戦メインで、攻撃を避けてバク転で体勢を整える動きとか、こういうアクションがやっぱりかっこいい。ガーリックJr.と三人衆も思ってた以上に活躍してて、敵ながら見応えあったな。神様まで戦うし、チチがまだ武術家なのも意外だった。あと、敵の掛け声が「生姜焼き!のど飴!うな重!」なの、遊び心がすごい。ちび悟飯もかわいいし、こんな形で初登場するのはなかなか衝撃的だった。

2025.03.15 投稿

ジャングル大帝 (1989)

4.0

オリジナルとは違い、レオがジャングルに戻ってからの試練がとにかく重かった。森の掟を破って追放されたり、人間への憎しみで自分を見失いそうになったり、ひたすら過酷。それだけに、マロディの存在感がすごい。レオに厳しくも温かく接し、まるで親代わりのようだった。ブブも単なる敵ではなく、ライオンとしての誇りを持っていたのが印象に残る。全体的にシリアスだけど、トニー&ココがいい具合に雰囲気を和らげてくれる。今観ても「生きていく強さ」がしっかり伝わる作品だった。

2025.03.15 投稿

魔動王グランゾート

3.0

ワタルの流れを汲む作品だけど、主人公が3人いるのが大きな違い。それぞれの魔動王召喚に条件があるのが面白かった。水や風が必要で簡単には呼べないのに、後半になるとわりと都合よく召喚できるのはご愛嬌。ヒロインは林原さんが続投していて安心感があった。ただ、敵キャラに魅力的なのが少なかったのはちょっと残念。ワタルのライバル枠みたいなキャラがいたら、もっと盛り上がったかもしれない。それでも熱い展開が詰まった作品だった。

2025.03.15 投稿

魔神英雄伝ワタル

4.0

ドアクダーマシンのデザインが最高にイカしてる。グレンラガンのガンメンと通じる部分があるし、地下での暮らしもどこか似ている。ヒミコの意味不明な変顔が炸裂する36話はめちゃくちゃ笑った。前半は定番の展開が続くけど、終盤にかけての掘り下げがすごい。悩んで、ぶつかって、助け合う過程が熱い。80年代の雰囲気はあまり馴染みがなかったけど、キャラの個性が光ってたし、OP・EDも耳に残る。間違いなく「おもしろかっこいい」作品だった。

2025.03.15 投稿

ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!

4.0

テンポが良くて展開も熱い。五右衛門や次元の活躍もバッチリで、それぞれの武器が生きるシーンが多いのが嬉しい。ニューヨークやニューオリンズの描写もアニメらしくて味がある。今見るとコンピュータウイルスの話が当時の時代背景を反映していて面白い。シリーズの中でも特に心に刺さる作品

2025.03.15 投稿

ドラゴンボールZ 絶望への反抗!!残された超戦士 悟飯とトランクス

5.0

やっぱり最高だった。未来の絶望的な世界で、悟飯が最後の希望として戦う姿は胸にくるものがある。ただ、今見ると悟飯の強さに違和感があるのも事実。トランクスが超サイヤ人に目覚める瞬間の怒りと悲しみは、悟空や悟飯が覚醒した時と同じくらい熱い。エリートの血は伊達じゃないと改めて思った。

2025.03.15 投稿

シティーハンター3

4.0

ハードボイルドとコメディのバランスが絶妙で、飽きずに楽しめた。リョウの飄々とした態度と香の怒りっぷりが安定の掛け合い。狙われる事件が次々と起こるのに、ギャグを挟みつつも締めるところはしっかり締めるのが良い。海坊主の頼もしさも健在で、香との関係性にもグッとくる場面があった。クライマックスでは過去のセリフが重なって鳥肌。

2025.03.15 投稿

THE BORGMAN LAST BATTLE

3.0

期待とは違う方向に振り切っていたが、それでも楽しめる部分はあった。舞台も雰囲気もテレビシリーズとは別物で、妖魔やソニックウェポンがほぼ出てこないのは寂しい。バルネクター装着シーンがないのも物足りなさを感じた。子供向けのまま突き進んだボーグマンをもっと見たかったが、これはこれで一つの試みなのかもしれない。

2025.03.15 投稿

ゴーゴー仮面ライダー

3.0

ショッカーの怪人と仮面ライダーの戦いはやっぱり熱い。特にラストの11体の怪人との対決は見応えがあった。ホラー要素が強めなところも初期ライダーならではの魅力。ただ、本郷猛の出番が限られていて、そこは少し寂しい。それでも、王道の展開と安定したアクションで、親子でも楽しめる一本だった。

2025.03.15 投稿

シルバー仮面

3.0

前半のロードムービー的な展開が特に良かった。父の遺志を継ぎながら、行く先々で宇宙人に狙われ、時には追われる兄弟たちの姿には独特の緊張感があった。だからこそ、巨大化する展開には驚いたし、雰囲気が大きく変わったのも印象的。ただ、それでもSFとしての面白さは最後まで失われなかった。片道30年の旅で終わる結末も、この作品らしい壮大さがあって好きだ。

2025.03.15 投稿

仮面ライダー対ショッカー

3.0

怪人が普通に家を出入りしたり、車を運転しているのを見るとギャグっぽくも感じるけど、ちょっとした演出次第で一気にシリアスにもなる。この独特のバランスが漫画的で、今見ても通じる面白さがある。仮面ライダーは長く続いていて子供向けの印象も強いが、改造人間による侵略というテーマだけでも相当興味深い。特に誕生日会のシーンのカルト感はクセになる。石ノ森先生の発想力にはただただ驚かされる。

2025.03.15 投稿

アイアンキング

3.0

主人公がここまで弱いのは意外だった。いや、弱いというより三枚目寄りというか、霧島五郎が変身する展開には「お前がやるのかよ!」と突っ込まずにいられなかった。派手な必殺技でロボットを倒すかと思いきや、静弦太郎がムチで爆弾を仕込むのが地味に新鮮。敵のビジュアルも濃くて、クールごとに変わるのも面白かった。ヒロインとの絡みも妙に人間臭くて、ラストの三人で走るシーンはなんだかんだ印象に残る。

2025.03.15 投稿

仮面ライダーV3(劇場版)

3.0

改めて観ると、V3のアクションの迫力に驚かされる。スタントの危険度が高く、今では考えられないようなシーンも多い。当時のおおらかさを感じる部分でもあり、そこがまた味になっている。内容自体はテレビシリーズと同じ流れだが、それが安定した面白さにつながっているのが良い。風見志郎の存在感も際立っていて、彼のカッコよさを改めて実感できる一本。仮面ライダーファンならしっかり押さえておきたい作品だ。

2025.03.15 投稿

グレートマジンガー対ゲッターロボ

3.0

グレート・マジンガーとゲッターロボが共演するなんて、当時のファンにはたまらない展開だったはず。アニメでは実現しなかった共闘がついに映像で観られるのは胸が熱くなる。時間は30分と短いけど、その分バトルの密度は高く、両者の強みがしっかり発揮されている。スーパーロボット同士の連携が熱いし、ボスボロットの登場も良いアクセント。ギュッと詰め込んだ濃厚な一本で、あっという間に終わってしまうのが少しもったいない。

2025.03.15 投稿

フランダースの犬

5.0

オープニングの曲が流れ出しただけで、もう感情がこみ上げてくる。ラスト、ネロとパトラッシュが雪の中をリヤカーで空へと昇っていく場面は、何度見ても胸にくるものがある。ネロは決してひとりじゃなかった。アロア、ジョルジュ、ポール、ミシェルおじさん、ヌレットおばさん――みんな彼のことを想っていた。それでも、彼はあの道を選んだ。どれだけ苦しくても、夢を信じ続けた彼の姿が心に残る。パトラッシュの健気さも含めて、何度見ても涙が止まらない。

2025.03.15 投稿

仮面ライダーストロンガー(劇場版)

4.0

ストロンガーの無敵っぷりがたまらない。初期の頃はほぼ不死身レベルの強さで、茂のキザなキャラも相まって独特のカッコよさがある。テレビシリーズとはまた違った楽しみ方ができる一本。ストーリーはシンプルで、ブラックサタンの野望を打ち砕く王道展開。テレビ版と比べても勢いがあって、しっかりヒーローものとして楽しめる。電波人間タックルとのコンビも良い感じで、短い時間でも見応え十分。劇場版らしい熱いアクションが詰まっていて満足度は高い。

2025.03.15 投稿

ラ・セーヌの星

3.0

シモーヌは剣技と教養を自らの努力で身につけ、誰にも奪われない力を持っていた。その姿に自分は強く惹かれた!ド・フォルジュ公爵がその機会を与えたのも大きい。物語が進むにつれ、フランス革命とともに人間ドラマが濃くなっていく。マリーとシモーヌ、それぞれの信念がぶつかる展開は見応えがあった。市民たちが「正義」とは言えない存在になっていく過程も描かれ、革命を単純に称賛する話ではないのがいい。『ベルサイユのばら』とは違う視点で語られるフランス革命。やっぱりシモーヌが好きだな。

2025.03.15 投稿

グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突

4.0

ゲッターロボが出てる時点でテンション爆上がり!グレートマジンガーは出撃できないのに、こっちはバッチリ動くんかい!とツッコミつつも、燃え上がる若き命に胸が熱くなる。そして、あの名シーンへ突入…。さらに、まさかの早乙女博士登場。シンゲッターロボ!?いや、もちろん違うんだけど、そんな雰囲気を感じてしまうくらい熱い展開。主題歌や名シーンが惜しげもなく投入され、24分間ずっと興奮しっぱなしだった。敵のデザインも石川賢作品っぽさ全開で、ピグドロンは魔王ダンテあたりに出てきそうな雰囲気。ダイナミックプロ好きならたまらない要素が詰まってる。

2025.03.15 投稿

突撃

3.0

何をしても救われない、戦争の理不尽さが詰まった作品だった。上層部の醜い責任逃れや、兵士への理不尽な罰が胸糞悪く、戦争そのものの愚かさを突きつけられる。カーク・ダグラスの気迫ある演技に圧倒されたし、ラルフ・ミーカーの覚悟を決めた表情には言葉を失った。泣きじゃくるティモシー・ケリーの姿も強烈だった。戦場のサウンドや、塹壕を進むシーンの映像美も印象に残る。気軽には観られないけど、心を大きく揺さぶられる一本。

2025.03.14 投稿

戦場にかける橋

5.0

戦争映画なのに戦闘シーンがほとんどないのが新鮮だった。捕虜たちの極限状態や軍人同士の意地の張り合いがじわじわ効いてくる。ニコルソンの信念の強さ、シアーズの葛藤、クリプトンの冷静な判断と、登場人物それぞれに見応えがあった。特に早川雪洲の斉藤大佐には目を引かれた。橋の建設やジャングルでの行軍シーンも緊張感があり、最後の爆発の場面まで一気に引き込まれた。クワイ河マーチが耳に残る。

2025.03.14 投稿

マイヤーリング

4.0

長らく幻とされていた作品が復元されたというだけで特別感がある。ローマの休日の数年後に撮影されたこともあり、オードリーの美しさが際立っていた。許されない恋に身を投じる二人の姿には、ただのロマンスでは終わらない儚さが漂う。歴史に翻弄される運命の重さを感じながら、最後まで見入ってしまった。

2025.03.14 投稿

サヨナラ

3.0

日本を舞台にしたロケが見事で、時代考証もしっかりしているのが良かった。ミヨシ・梅木とレッド・バトンズの夫婦が最高で、二人の愛情が伝わってきて感動する。マーロン・ブランド演じる少佐が演劇に憧れを持っている設定も良いアクセントになっていた。ラブストーリーとして王道ながら心に響く展開。異国情緒に頼らず、日本文化が物語の伏線として機能しているのも好印象。結末も悲劇的にならずに終わるのが良かった。

2025.03.14 投稿

最前線

3.0

アップに切り替わる瞬間、突発的に撃ち抜かれる受話器や写真。フレーム外へ押しやられた情報の先で、思いもよらぬ危機が忍び寄る。どこまで進んでも気の抜けない兵士たちの地獄を、そのまま観客に追体験させる演出が恐ろしい。休憩しようが、ぼんやりしようが、油断した者から順に倒れていく。クライマックスの高地戦も劇的な盛り上がりはなく、仲間が撃たれ、肉の塊となって斜面を転がるだけ。疲弊しきった戦場の淡白な死が突き刺さる。

2025.03.14 投稿

カビリアの夜

4.0

緻密に計算された演出が光る作品。男に金を奪われる悲劇的な幕開けから、何とか希望を見出そうとするカビリアの姿が切ない。信仰にすがっても何も変わらず、彼女の叫びが胸をえぐる。結局どこへ行っても孤独は消えず、苦しさを抱えたまま生きていくしかない。救いがあるとすれば、催眠術にかかっている間だけ。あの幻想的な光の美しさが、現実の冷たさを際立たせる。

2025.03.14 投稿

ジャンボリー

4.0

50年代のポップスターがずらりと登場する歌謡映画。ストーリーはシンプルながら、ファッツ・ドミノやジェリー・リー・ルイスといったアーティストが次々とパフォーマンスを披露する構成が面白い。ラジオDJたちも個性的で、宇宙服姿のDJまで出てくるのが楽しい。ロック映画と銘打たれているが、ハワイアンや闘牛士風の曲もあり、幅広いジャンルの音楽を楽しめる。健全な作りなので、古き良きアメリカン・ポップスに浸りたい人にはぴったり。

2025.03.14 投稿

パリの恋人

4.0

オードリーの可愛さが詰まったミュージカル。パリの街並みを舞台に、彼女の姿がどの場面を切り取っても映える。シンプルな衣装でも華やかに見せるのはさすが。地味な本屋の娘がモデルとして変わっていく過程も楽しいし、恋に落ちる瞬間の表情がまた最高。不意打ちのキスにドキッとする純粋な感じがたまらない。ミュージカル要素とストーリーのバランスも良く、軽快なダンスシーンも見どころ。観終わる頃にはパリに行きたくなる。

2025.03.14 投稿

野ばら

3.0

少年たちのレッスンや生活の様子は微笑ましく、合宿や遠足のシーンでは自然と歌いながら歩いていくのが良い。実際のところはわからないけど、そうであってほしいと思わせてくれる。お馴染みの曲に加えて書き下ろしの二曲も素晴らしく、天使のような歌声に聞き入った。牧歌的で素直な物語だからこそ、まっすぐ心に響く作品だった。

2025.03.14 投稿

リラの門

3.0

ジュジュとバルビエのやり取りは笑いと切なさが絶妙に混ざり合って、心に残る。特に、ジュジュがバルビエに心酔し、命を懸けて尽くす姿が印象的で、コメディなのにどこか涙が出そうになる瞬間もあった。ジョルジュ・ブラッサンスの優しい歌声が映画全体を包み込み、心に残る。あの歌、歌詞を初めて知った時は本当に感動した。

2025.03.14 投稿

王子と踊子

4.0

身分差恋愛ものはよくあるけど、ローレンス・オリヴィエの演技のおかげで王家の設定に説得力が増していた。マリリンの可愛さは圧倒的で、振り回される男たちの様子も納得。皇太后や若い国王が彼女に好意的なのも自然だった。後半の一人で踊るシーンが特に良くて、あそこだけでも何度も見たくなる。コメディに振り切ったオリヴィエも新鮮だったし、マリリンにしか出せない雰囲気があった。

2025.03.14 投稿

熱いトタン屋根の猫

4.0

家族の愛憎が渦巻く展開、こういうのやっぱり面白い。日本人がハマるのもわかる気がする。ポール・ニューマンの青い目と引き締まった体が、どうしようもない男の役でも妙に映える。リズの存在感も圧倒的で、下着姿が長いのは明らかに狙ってる。兄嫁とその子供たちの嫌な感じもいいスパイスになってた。タイトルの響きもなんか良い。

2025.03.14 投稿

老人と海

5.0

ジョン・スタージェスといえば西部劇やアクション映画の印象が強いけど、この「老人と海」を観ると、誇り高き男のドラマを描くのが本当に上手いと感じる。スペンサー・トレイシー演じる老漁師の姿には心を打たれたし、少年との関係性も良かった。シンプルな話ながら、男の生き様が凝縮されていて、まさにスタージェスが撮るべき作品だったと思う。今のハリソン・フォードでリメイクしてもハマりそう。

2025.03.14 投稿

恋ひとすじに

3.0

序盤は男女のやり取りが妙に浮ついていて、ちょっと頭が沸いてる感じもするけど、徐々に荒れていく展開が面白い。オーストリア=ハンガリー帝国の決闘ありきな空気感は結構好きで、それなりに楽しめた。この時代の軍隊の華やかさが物語を成立させてる感じもするし、ベタすぎる「運命」の使い方も嫌いじゃない。アフレコの違和感があるロミー・シュナイダーはキュートだけど、もう少し歳を重ねてスレた雰囲気の方が好みかもしれない。

2025.03.14 投稿

媚薬

4.0

魔法がさりげなく日常に溶け込んでいる感じがすごく好きだった。ロマンスが軸なんだけど、魔女や呪文、猫の存在が絶妙なアクセントになっていて飽きない。キム・ノヴァクの美しさは驚くほどで、声まで魅力的。シェパードとの年の差も気にならないくらいお似合いのカップルだった。雪の中を歩くシーンとラストが特に良かった。原題の「ベルと本とロウソク」も雰囲気があって好き。ジャック・レモン演じる弟もお茶目でいい味を出していた。

2025.03.14 投稿

カウボーイ

3.0

カウボーイの厳しさと格好良さが詰まった映画だった。リースの貫禄が圧倒的で、フランクの成長をじっくり見せる流れも良かった。未経験の青年が旅の中で鍛えられていく過程がリアルで、理想と現実のギャップも容赦ない。憧れはするけど、自分には無理だと改めて思わされる。終盤のゴキブリのシーンが意外と効いていて、妙に後を引いた。

2025.03.14 投稿

真昼の欲情

3.0

ひたすら金塊を探し続ける老農夫の生きざまが妙にクセになる。ロバート・ライアンが飄々としたダメ男を演じていて、普段のイメージと違うのも面白かった。欲望むき出しの農民たちと、過去の愛憎を引きずる兄弟の対立が交錯し、小さな火種がラストの爆発につながる流れも見応えあり。結局、どれだけ混乱が起ころうと、農民たちは生きるために働くしかないという終盤の対比が妙に響いた。

2025.03.14 投稿

吸血鬼ドラキュラ

5.0

余計な要素を削ぎ落とし、原作の面白さを凝縮した構成が見事。序盤で怪物が暴れ回り、そこからミステリー要素が強まっていく展開も良い。ヴァン・ヘルシングがただの老学者ではなく、探偵のような立ち回りをするのが新鮮だった。地理的な違和感はあるが、トランシルバニア~ドイツと考えるとそこそこ辻褄が合うらしい。細かいことはさておき、これは傑作だと思う。

2025.03.14 投稿

激戦ダンケルク

5.0

戦闘シーンのスケールがすごい。火薬の量も桁違いで、ダンケルクの海岸に押し寄せる兵士たちのワイドショットは圧倒される。ストーリーは散漫に感じる部分もあるが、ライブアクションならではの迫力は旧作とは思えないレベル。物量の凄まじさではノーラン版にも引けを取らない。これはかなり好きな一本。

2025.03.14 投稿

黒い罠

4.0

オーソン・ウェルズの本来の形で観られること自体が貴重な作品。改変版しか出回ってなかったのが信じられない。ヘストンとの共演も異質だし、監督自身が悪役を演じてるのも謎。なのに演技がキレキレで、役作りも含めて本気度が伝わる。『市民ケーン』ばかり語られるけど、これがあまり知られていないのは惜しい。ウェルズのノワール作品、ほかの2本もぜひ観たい!!

2025.03.14 投稿

めまい

5.0

理屈を超えた恐怖を味わった。理由もなく鳥が襲ってくる。それだけなのに、不安がじわじわ広がる感覚がやばい。何か異変が起こると原因を知りたくなるけど、それが分からないと余計に怖くなる。この映画はその感覚を徹底的に突きつけてくる。普段の生活でも、理由の分からない不安は意外と多いのかもしれない。何でも理解しようとせず、受け流す余裕も必要だと考えさせられた。

2025.03.14 投稿

恋の手ほどき

4.0

価値観や信念がぶつかり合い、複雑に絡み合う展開が面白い。誰もが予想しなかった形で迎える結末には驚かされた。ジジはただ受け身の存在ではなく、ガストンを教育し、変化を促していく。噴水の前を馬車が通る瞬間の光が彼をシルエットに引き戻し、新たな決断へと導く演出が見事!!結婚を選ぶ話に見せかけて、実は決断すること自体に意味を置いているのが興味深い。物語の最後を締めくくるシュバリエの存在感も良かった。

2025.03.14 投稿

モンパルナスの灯

4.0

貧乏画家モディリアーニを演じるジェラール・フィリップの佇まいが印象的で、物悲しい空気に包まれる。ヒロインのアヌーク・エーメは、彼を支えるしっかり者の女性像をしっかりと見せていた。どこまでも報われない画家と、寄り添うヒロインの関係が切なくも熱を帯びたタッチで描かれている。古き良きフランスの街並みが時代の空気を蘇らせ、ジャック・ベッケルらしい骨太なドラマになっていた。

2025.03.14 投稿

ぼくの伯父さん(英語版)

4.0

小さな演出がいちいち効いていて、それを拾うのが楽しい。引きのショットの中で展開していく流れが気持ちよい。説教くさい対立構造は好みじゃないが、夫婦の暮らしはつい贔屓目で見てしまった。噴水の音が無駄にうるさくて笑うし、パパと手をつなぐシーンは素直に良かった。社会の近代化による窮屈さや、下町の活気ある雰囲気も伝わってきて、ヨーロッパの田舎で暮らしてみたくなった。

2025.03.14 投稿

大いなる西部

4.0

166分だが、体感は2時間ほど。広大な風景や馬が駆けるシーンに迫力があり、テーマ曲も耳に残る。東部育ちの主人公は完璧すぎるほどの紳士。婚約者である牧場主の娘に想いを寄せる牧童頭は、不器用な態度で本当に嫌われてしまう。ペックとヘストンの一対一の対決も見ごたえあり。恋愛中心かと思いきや、物語は想像以上に広がり、少佐と対立する地主がすべてを持っていった。最後の無言のやりとりも印象に残る。

2025.03.14 投稿

夜よ、さようなら

3.0

この映画を観ると、なんとも言えない虚無感が押し寄せる。ミュウ=ミュウ演じるマリーが、好きな男に振り回され、最終的には何も得られないまま過去を清算しようとする姿が痛々しい。彼女がどんなに変わろうとしても、過去の重さがついて回るのがリアルで、心に響いた。ラストで過去を消そうとするも、顔には晴れやかな表情はなく、深い余韻が残る。

2025.03.11 投稿

007/ムーンレイカー

4.0

ロケ地がロンドンから宇宙までと多彩で、飽きることなく楽しめた。スタントのレベルが高すぎて、CGを使わずともアクションの迫力が感じられるのはさすが。配信で鮮明な映像で見ると、007シリーズのクオリティの高さが再確認できた。リバイバルのおかげで次回作も楽しみだし、過去作をスクリーンで観たくなった。

2025.03.11 投稿

チャイナ・シンドローム

4.0

ジェーン・フォンダとマイケル・ダグラスが見事な演技を見せたサスペンス映画。原子力発電所を舞台に、政治や企業の利権が絡み合う中で、真実を暴こうとするマスコミの戦いが描かれる。ジェーンのキャスター役とマイケルのカメラマン役の正義感溢れる演技に加え、ジャック・レモンのリアルな所長役が絶妙で、緊張感のある展開が最後まで続く。終盤は予想外の結末に驚かされ、余韻が残る作品だった。

2025.03.11 投稿

失われた航海

3.0

U-Nextで観たけど、意外と楽しめた。20年前の「SOSタイタニック」に比べるとスケール感には劣るけど、しっかりと作り込まれていて引き込まれた。船内での階級社会の描写がリアルで、イギリスらしさが感じられた。豪華さや迫力は少し物足りなさもあるけど、それでも物語はしっかりと進行し、最後まで飽きずに楽しめた。時代背景やキャラクター描写が丁寧で、時間があれば観て損はない作品だと思う。

2025.03.11 投稿

モンキーフィスト/猿拳

4.0

本当に大好きな作品。序盤の少し間延びした感じから一気に盛り上がっていく展開がたまらない。サモ・ハン・キンポーとの掛け合いも楽しく、修行シーンからどんどんアクションが熱くなっていく。ユン・ピョウの身体能力が本当に凄くて、バク転や足払い、スピーディーな動きが見ていてワクワクする。特にテーブルでのバク転シーンは神技。あのアクロバティックな動きは、他では見られないレベルのカンフーアートだと思う。

2025.03.10 投稿

ルナ

4.0

ベルトルッチのこの映画、親子の複雑な関係を描いているが、何よりロケーションと映像美が圧倒的に素晴らしい。特にストラーロの映像が、場所そのものに命を吹き込んでいるような感じがした。テーマの過激さに引きつけられ、親子の関係が段々と不穏な方向に進む様子は一気に惹き込まれる。確かに内容的には少し行き過ぎている部分もあるが、ベルトルッチの美的センスが作品に深みを与えていると思う。

2025.03.10 投稿

地獄の黙示録

5.0

最初の戦闘シーンの迫力から、カーツ大佐に近づくにつれてどんどん哲学的な要素が強くなり、見ている間に色々と考えさせられた。残された最後の一人が最も精神的に追い詰められている展開が、現実感を感じさせる。あの有名なシーンの衝撃も忘れられない。1980年代の映画とは思えない迫力の戦闘シーン、劇場で見たいと思わせる。ファイナルカットや完全版も近いうちに再度観る予定。

2025.03.10 投稿

ハードコアの夜

4.0

ジョージ・C・スコットが演じる父親ジェイクの姿が本当に圧倒的で、感情がぶつかるシーンは心に残る。娘の行方を追う過程で、彼の強引さや身勝手な行動が浮き彫りになり、物語の深さに引き込まれた。娘が消えた理由と、ジェイク自身の無理解が絡み合って、ラストでの衝撃的な展開が強烈だった。簡単に勧められないテーマだけど、確実に名作だと思う。

2025.03.10 投稿

料理は冷たくして

3.0

冒頭からドパルデューが出てきて、そのシュールな感じにグッと引き込まれた。コンクリートの郊外と自然を対比させた映像美が何とも言えず、現代社会の無機質さと人間関係の薄さが感じられる。登場人物が繰り広げる不条理な行動に麻痺してしまい、やがてその異常さが日常の一部のように思えてくる。キャロル・ブーケの登場からさらに物語は予測不可能に進んで、最後まで楽しめた。

2025.03.10 投稿

マッドマックス

3.0

復讐に燃えるマックスが一人で暴走族に立ち向かう姿に引き込まれる。近未来の荒廃した世界観が最高にカッコよくて、改造車と暴走族とのバトルシーンは迫力満点。敵キャラのビジュアル独特の魅力がある。激しいカーチェイスが展開される中で、マックスの孤独さと怒りが伝わってきて、次の作品も観たくなる。

2025.03.10 投稿

ザ・ブルード/怒りのメタファー

4.0

クローネンバーグの独特な切り口に触れると、どうしてもまたその世界に引き込まれてしまう。彼の作品は人間の恐ろしさだけでなく、背景に漂う暗闇が空気そのものに浸透しているような息苦しさを感じさせる。特にボディホラーが際立っていて、皮膚に表れる負の感情の具象化がリアルで恐ろしい。小人の殺人鬼が登場するシーンは、久しぶりに観ても衝撃的で、クローネンバーグのホラーが持つ奇妙な魅力に再び魅了された。

2025.03.10 投稿

テンペスト

4.0

原作を読んでから再鑑賞。前に観たときは、ニューウェーブ的でアヴァンギャルドな演出ばかりに目がいっていた気がする。戯曲の詩法は相変わらず難解だが、台詞のリズムには古典らしさがしっかり残っている。プロスペローの魔法を捨てる場面と、「復讐よりも徳を与える」という締めが重なり、儚い余韻を残す。デレク・ジャーマン作品の中では比較的観やすく、カラヴァッジオやヴィトゲンシュタインに次いで好み。

2025.03.10 投稿

ファンタズム

3.0

夢と現実の境界が曖昧なまま突き進んでいく感覚がクセになる。脈絡のない出来事が次々と起こるのに、どこか納得できてしまう不思議な構成が面白い。ホラー映画らしい怖さもあるが、それ以上に悪夢そのものを体験しているような感覚が強かった。監督自身が見た夢を映画にしたという話を聞いて納得。シリーズとしても長く続いているが、この題材ならまだまだ続編が作れそう。

2025.03.10 投稿

チャンプ

5.0

親が子を思い、子が親を思う気持ちが痛いほど伝わる。ジョン・ヴォイトとリッキー・シュローダーの親子役がとにかく素晴らしく、特にリッキーの仕草には心を揺さぶられる。だからこそ、試合のシーンは胸に迫るものがあり、最後には涙を堪えられなかった。ボクシング映画という枠を超えて、父親としての覚悟と愛情が拳に込められているのが分かる。誇りを取り戻そうともがく姿が、ただただ切なくも力強かった。

2025.03.10 投稿

コルドラへの道

4.0

最初の行軍シーンの勇ましさに見惚れていたら、次第に兵士たちの情けなさや醜さが浮き彫りになっていく展開が見事。結局、人間は臆病さと勇敢さを同時に抱えているんだと突きつけられる。リタ・ヘイワースが精神的な支えになり、疲れ切ったゲイリー・クーパーの横で静かに立ち上がる瞬間はまさに活劇そのもの。それでも彼女もまた裏切り者と罵られ、危険な目に遭う。線路とトロッコが登場してから一気に面白さが増し、ラストは圧倒された。

2025.03.10 投稿

プラン9・フロム・アウタースペース【総天然色版】

3.0

登場人物たちを見ていると、そもそも考える力なんて誰も持ち合わせていないんじゃないかと思えてくる。警察が夜の墓場に駆けつけるシーンはどう見ても真昼、円盤に砲撃する場面では司令官が場違いな位置に立っている。どこを切り取ってもツッコミどころ満載なのに、不思議とクセになる。オリンピックを開催したのは、太陽爆弾に点火したようなものに思えるし、思考力のある人間がなぜ思考力のない死人を怖がるのか、本当にその通りだ。『エド・ウッド』も観るしかない。

2025.03.10 投稿

アンネの日記

5.0

避けられない結末を知りながら見るのはやはり辛い。直接的に目を背けたくなる描写はないが、それでも置かれた状況の異常さは十分伝わってくる。アンネの言動やペーターの飼い猫にモヤッとする場面もあるが、そんなことを気にすること自体が間違っているのかもしれない。あんな生活を強いられることが、そもそも異常なのだから。冒頭とラストを見比べると、父親が最初に着ていた囚人服の意味がずしりと響く。そして、アンネの言葉が最後まで胸に残った。

2025.03.10 投稿

地底探検

4.0

タイトルの時点で好奇心をそそられたけど、実際に観たら想像以上のワクワク感に圧倒された。ディズニーのセンター・オブ・ジ・アースの元ネタと気づいて興奮。オッサン、若者、マッチョ、女性という絶妙なパーティー編成がまるでリアルRPGで、一緒に歌いながら地底を進んでいくのが最高に楽しい。地底の景色もバリエーション豊かで、こんな場所まであるのかという驚きが次々とやってくる。特撮のチープさも味になっていて、巨大トカゲの不気味さにテンションが上がった。

2025.03.10 投稿

騎兵隊

4.0

ジョン・フォードの西部劇らしい重厚な雰囲気がたまらない。ジョン・ウェイン演じる北軍の大佐と、ウィリアム・ホールデン演じる軍医のぶつかり合いが見応えあり。戦場を進む中での緊張感や、巻き込まれる南部の女性とのやり取りも印象に残る。戦闘シーンの描写が生々しく、単なる英雄譚では終わらないところが良い。

2025.03.10 投稿

甘い生活

4.0

フェリーニのこの作品は、映像がすごく衝撃的で、特にローマの華やかなナイトライフや聖母出現のシーンは一度見たら忘れられない。主人公が表面上は何不自由ない「甘い」生活を送っているのに、常にどこか寂しげで満たされない表情をしているのが印象深い。マストロヤンニの完璧な顔が、その物足りなさをさらに引き立てていて、余韻が残る作品だった。

2025.03.10 投稿

お熱いのがお好き

5.0

マリリン・モンローをスクリーンで初めて見たけど、思ってた以上に魅力的で、セクシーさだけじゃなくて意外なキュートさもあってすごく親しみやすかった。ジャック・レモンとトニー・カーティスのコメディがテンポ良く進んで、古さを感じさせない笑いが今でも楽しめる。男の女装という設定には少し無理を感じつつも、現代的な視点で見ても新鮮で画期的だと思った。最後の「完璧な人間はいない」の言葉が全てを表していた気がする。

2025.03.10 投稿

黒いオルフェ

4.0

ギリシャ神話とブラジルのサンバを融合させた構成が新鮮で、悲恋の物語にカラフルな映像美が加わり、ロマンチックな雰囲気が広がっている。『ウエストサイド物語』と似たテーマながら、ブラジル音楽の魅力が際立つナンバーで彩られていて、運命に引き裂かれる男女のドラマが切ない。ボサノヴァ誕生の年に制作され、カンヌで注目された作品で、特にリオのカーニバルシーンは圧巻。

2025.03.10 投稿

ベン・ハー

5.0

ずっと気になってた映画を見た。手間暇かけた作りが伝わる映像で、ガレー船の戦闘や馬車レースの迫力がすごい!音楽が先に流れて、画面が出ない演出がオペラみたいで面白かった。映画とオペラのつながりを考えさせられる部分もあったし、字幕で「業病」って訳してるところも最近の差別語問題を感じて面白い!

2025.03.10 投稿

リオ・ブラボー

4.0

まさに最高の映画だと思う。映画のカットひとつひとつが気持ちよく、観ているだけで楽しくなる。ストーリーもまさに王道で、これぞ映画!という感じがする。登場人物たちが活き活きとしていて、特にジョン・ウェインのカッコよさが際立っていた。「ライフルと愛馬」をみんなで歌うシーンが最高に良かったし、ディーン・マーティンの成長を見守るのが楽しい。戦闘シーンは一瞬で終わって、拍子抜けしたけど、それもまた良かった。

2025.03.10 投稿

危険な関係 デジタル・リマスター版

4.0

音楽映画としても、恋愛や夫婦観を描く作品としても、かなり楽しめた。白黒なのに、映像と演技、演奏が生き生きとしていて、映画の面白さを再認識させられた。最近のCG満載の映画に飽きたら、こういった古い名作を観るのが一番。ジャンヌ・モローの最後の表情を見るために耐える価値がある、ほんのわずかな瞬間だけど、そのためにこの映画が成り立っていると感じる。未見の人はぜひ挑戦してみてほしい。

2025.03.10 投稿

勝手にしやがれ

4.0

まず驚くのは、ジャン=ポール・ベルモンドのミシェル役。まるでアニメのキャラみたいな顔立ちで、少し子供っぽい雰囲気がいい。ヘビースモーカーで、独特の仕草もあって、キャラクターにすごく合っている。ジーン・セバーグの美しさも見逃せない。彼女の白黒映像の中での輝きが特別だ。物語は、恋愛や犯罪が交錯する独特の流れで、当時の映画にない新しさが感じられる。ゴダールの自由なスタイルが、後の映画に大きな影響を与えたことも納得。

2025.03.10 投稿

眠れる森の美女

4.0

オーロラはディズニープリンセスの中でもダントツで好きかも。可愛くて、パパとママの血を引いてる感じがほんとにいい。ピンクのドレス、やっぱりオーロラにはこれが似合うなって思うし、妖精たちとのシーンが特に好きだ。ケーキやドレスを作るシーン、ほっこりして最高!!ディズニープリンセスってやっぱり、最初は本から始まるべきだなと感じた。質感がすごく良い。

2025.03.10 投稿

草の上の昼食

4.0

この映画、ジャン・ルノワールが作り上げた喜劇として、思ったよりも自由でユニークだった。生物学者とワイン農家の娘、出会うことがないはずの二人が偶然の昼食で展開する物語が面白い。セリフの一つ一つが脈絡なく、空気感が雑然としているのに、どこかスムーズに感じる不思議な魅力があった。自然の美しさ、即興的な展開、最後のエンディングまで、まさに映画の魔法を堪能した。ヌーヴェルヴァーグに与えた影響を考えながら他の作品も見てみたくなった!

2025.03.10 投稿

いとこ同志

4.0

青春モノってどうしてもドタバタしがちだけど、これにはただの青春じゃない、リアルな残酷さがあってどんどん引き込まれた。都会に出れば甘い夢が待ってると思ってたけど、現実は思ったより厳しくて辛い…。登場人物がどれも個性的で、それぞれのリアルな部分が痛いくらいに刺さる。演出もカメラもめちゃくちゃ上手くて、若いのにこんなにシリアスで魅力的な映画作れるのかって驚いた。結末がまさにゲームみたいで、最後までしっかり楽しめた!

2025.03.10 投稿

北北西に進路を取れ

4.0

昔の映画を見るときは、なるべくその時代の人の気持ちになろうとしています。この作品も1950年代の目線で観ると、当時の観客にはかなり衝撃的だったんじゃないかな。今観ても十分面白い!!ヒッチコック監督、ケイリー・グラント主演で、物語が始まってから数分で引き込まれる展開が素晴らしい。シンプルでありながら、緊張感のあるサスペンスが見事に描かれてる。

2025.03.10 投稿

ガンヒルの決斗

4.0

冒頭から一気に引き込まれる展開にワクワクした。愛する妻を殺された保安官マットがどう復讐していくのか、最後まで目が離せない。街の人々が彼の死を待つ中、どんな決闘になるのかハラハラする。マットが弱音を吐いたり頼み事をするシーンもリアルで、リンダの謎めいた人物像がまた良い。これを観てもっと西部劇が見たくなった。

2025.03.10 投稿

アメリカの影

4.0

痺れるほどクールだった。どんな時代でも誰しもがぶつかる「自分は何者なのか」っていう問題を、社会的な視点と個人的な視点の両方で描きながら、多くを語らせず、感情や表情、空気感で伝えてくるのがたまらない。説明しすぎないからこそ、心に刺さる。繰り返すけど、めちゃくちゃかっこよかった。

2025.03.10 投稿

尼僧物語

4.0

どんな状況でも美しさが際立つオードリー・ヘプバーン。修道院の厳しい環境に身を置くほどに、彼女の繊細さと芯の強さが際立つ。優秀な看護師として尽くすものの、組織の論理に縛られ、彼女自身が追い詰められていく過程が辛い。理想と現実の間で葛藤しながら、それでも前に進もうとする姿が胸を打つ。ジンネマン監督との仕事の後に『許されざる者』でヒューストンと組むのも彼女にとっては良かったと思う。

2025.03.10 投稿

バクダッドの盗賊

3.0

悪宰相の陰謀に巻き込まれた王子が、盗賊たちと繰り広げる冒険。色彩の鮮やかさに加え、当時の技術としては驚くほど凝った特殊効果がふんだんに使われている。ユスティノフ、テレンス・スタンプ、マリナ・ブラディが揃ったキャストも見応えがあった。イギリスとフランスの合作ながら、南アフリカのスタジオで撮影されたというのも興味深い。

2025.03.10 投稿

我等の町

4.0

舞台の枠をそのまま映画に持ち込んだような独特の作り。観客に町の説明をする語り手、劇中人物がこちらに語りかける演出、そのまま演劇を観ているような感覚になる。実在しそうでどこにもない町、時間を自由に行き来する物語、それでも登場人物たちは目の前の時間を生きていく。家族や恋、ささやかな幸せを描きながら、終盤は一気にシュールな展開に突入。墓地での死者たちの会話が示すのは、過ぎた時間の尊さと、ありふれた日常の中にこそ大切なものがあるということ。映画ならではの映像表現を交えつつ、舞台の手法を崩さない作りが面白い。

2025.03.10 投稿

海外特派員

5.0

旅客機が爆撃されて墜落するシーン、どうやって撮ったのか理解不能なカットの連続。操縦席のガラスが割れる瞬間とか、海上で波に耐える人々の映し方とか、映像としての完成度が異常に高い。終盤のパニック描写もヒッチコック作品の中では派手な方で、ラストはしっかり戦争へとつながる締め方。王道ストーリーに独自の演出が詰まっていて、旅客機の外から機内へと移るカメラワークや双眼鏡のドアップが印象的。英語が通じないキャラの存在もいいアクセントになってた。

2025.03.10 投稿

美女ありき

5.0

ヴィヴィアン・リーとローレンス・オリヴィエの並びが美しすぎて、もう何をやっても許されるレベル。完全に二人の世界。ヴィヴィアン・リーの演技は時代を超えていて、ネルソン卿の死を知らされる場面の鋭い眼光は圧倒的。言葉も表情の変化もなしに、ただ瞳だけで感情をぶつけてくる。あの一瞬で全てを語るのがすごい。美しさも際立っていて、彼女の出演作の中でも特に輝いているように思う。

2025.03.10 投稿

西部の男

4.0

モノクロ西部劇の良さが詰まっている。ゲイリー・クーパー演じる流れ者と、ウォルター・ブレナンの悪徳判事ロイ・ビーンの対峙が独特な空気感を生んでいて見応えあり。のちの西部劇にも通じる構図が光る。ラブコメ調で進む前半は心地よく、幸せな気持ちにさせられるが、後半は一転して厳しい展開に。それでも最後にはまるで奇跡のような救いが待っている。撮影の美しさも格別で、グレッグ・トーランドのディープ・フォーカスが効いた映像がたまらない。

2025.03.10 投稿

哀愁

4.0

邦題のセンスに驚いた。「哀愁」なんて、シンプルなのにこれ以上ないほど作品の本質を突いてる。原題は「ウォータールー・ブリッジ」だけど、もう「哀愁」以外考えられない。 ヴィヴィアン・リーがロバート・テイラーと再会してからの演技がまさにそれ。漂う悲しみと切なさ、これぞ「哀愁」。ロバート・テイラーは「椿姫」の時もそうだったけど、もうちょっとヒロインを救ってやれよ!と思ってしまう。そしてキティー、この後どうなったのか気になる。

2025.03.10 投稿

狼男

4.0

狼男といえば満月!なのに、そこスルーするんかい!ってツッコミたくなった。けど、噛まれたら狼男になる、銀の弾丸が効く、あの遠吠え…定番要素がしっかり詰まってて嬉しい。特殊メイクも「これぞ狼男」って感じで、リアルすぎないレトロな雰囲気がたまらん。煙が立ち込める森の中での姿が映えて、インスタに載せたくなるレベル。ユニバーサルモンスターズってどこか哀愁が漂う存在が多いけど、今回も例に漏れず切ない結末。でも、人を襲う存在なのに、どこか愛おしく感じてしまう不思議な魅力があった。

2025.03.10 投稿

彼女たちの時代

4.0

まず気になったのは、啓介がどうなってしまうのかという点。1999年はリストラが横行していたものの、終身雇用の意識がまだ強く、職を失うことが人生の終わりに近い感覚だったんだろうなと感じる。転職という発想がすぐには浮かばない時代。左遷先で鍛えられたことで結果的に転職活動への耐性がついた、みたいな落としどころだったけど、それでいいのか?とも思う。 オープニングのNINAの曲と映像は最高で、飛ばさずに毎回観た。深津絵里のベリーショート、透明感すごい。中山忍も綺麗で可愛くて好きだった。水野美紀と加藤晴彦のカップルを実家が引き取る流れ、今と比べると家業のある実家がある人自体が減っていて、時代の違いを感じた。

2025.03.10 投稿

恋愛結婚の法則

4.0

予想以上に楽しめた。時代を感じる統計データが出てくるたびに、変わった部分と変わらない部分の両方が見えて面白い。浜崎耕三が最高。最初は何このアホの子と思ったけど、嘘がつけなくて真っ直ぐで一途なのが気持ちいい。こういう人、身近に一人ほしい。逆に宇都宮は最初の印象が悪すぎてどうにも好きになれなかった。乗り換えの展開も意味不明。周囲のおせっかいっぷりもすごかったけど、ドラマだからこそ楽しめた。家族のわちゃわちゃ感がこの作品の魅力。神田家、結構好きだな。

2025.03.10 投稿

アンナと王様

4.0

世界史の知識を引っ張り出しながら鑑賞。実話ベースだからこそ引き込まれる部分が多かったし、日本にもアンナのように影響力を持った人物がいたんだろうなと思えた。「郷に入れば郷に従え」という考え方は現代の開発にも通じるものがあるし、価値観の押し付けと紙一重な部分も感じた。アンナがシャムにもたらした影響は大きく、彼女を招いたことが独立維持の一助になったのかもしれない。教科書には載らない歴史の裏側が見えて面白かった。

2025.03.10 投稿

カリスマ

3.0

自然との共生というより、競争や服従、革命、アナーキズムといった社会の対立構造が前面に出ている。自然を「所有」するという概念に対する問いも含まれていて、そもそも理念を整理しないと対立すら成立しないのではと思った。社会契約を信じる主人公がなぜカリスマ的存在へ従属したのか、そこに人間の複雑さがあるのかもしれない。ヤンヤンの監視カメラ風ショットや、山中貞雄の横移動ショットへのオマージュっぽいカットも印象に残った。

2025.03.10 投稿

オーバー・タイム

4.0

ストーリー云々よりも、反町隆史が友人の弟ポジションだったことにまず感謝したい。時折出る歳下の敬語が絶妙。ブリグリ、山口由子、スピッツと音楽が完璧すぎて、時代の空気そのものを感じた。シェアハウスの距離感にも憧れるし、西田尚美や石田ゆり子も良かった。結末はちょっと強引だったけど、それも含めてアリ。異性の友達問題、そして友人の弟という関係性…現実で考えると色々と難しい。椎名桔平のサッカーシーン、妙に上手くてそっちに集中してしまった。

2025.03.10 投稿

リップスティック

4.0

こんな繊細で苦い物語が月9だったなんて衝撃。広末涼子の儚さと危うさが、作品の持つ空気にぴったりだった。言葉の使い方が美しく、全体に漂う静かな緊張感が心に残る。真白のエピソードは涙なしには見られなかった。池脇千鶴、伊藤歩、いしだ壱成、窪塚洋介と、今振り返るとキャストも豪華。DVD化してほしいけど、今の時代は難しいのかもしれない。

2025.03.10 投稿

ホジュン 宮廷医官への道

4.0

登場人物全員が自己主張強めでぶつかり合いが激しいのが、いかにも韓国ドラマらしい。話数は多かったけど、展開が濃くて一気に見られた。チョン・グァンリョルの役がいつものワルい感じとは違い、今回はやたらと謙虚なのが新鮮。ホジュンの実力を妬んで嫌がらせする奴が多すぎて途中イライラしたけど、それも含めて楽しめた。東洋医学の考え方も少し理解できたし、時代背景も面白い。

2025.03.10 投稿

氷の世界

4.0

保険調査員の仕事ってこんなにもハードなのかと思わされるドラマ。婚約者の死がつきまとう謎めいた美女と、それを追う調査員。松嶋菜々子のミステリアスな雰囲気が際立っていて、竹野内豊もぎこちなさはあるけどやっぱりかっこいい。事件にのめり込む主人公より、仲村トオル演じる刑事の執着のほうが怖かったけど、終盤で持ち直して安心。結末も良くて、最近のドラマにはない大人っぽさを感じた。

2025.03.10 投稿

ザ・ソプラノズ 2つのファミリーを持つ男 シーズン1

4.0

マフィアものって渋くて重いイメージあったけど、これはホームドラマ的な要素もあって意外とスルッと見れる。血の繋がった家族とマフィアの家族、その間で揺れるボスの苦悩がリアル。もっと早く見ればよかったと後悔するほどシーズン1から面白くて、一気見してしまった。シーズン2以降も期待しかない。

2025.03.10 投稿

フレンズ シーズン6

4.0

時代背景を感じさせるギャグが面白いけど、今見るとちょっと驚く。ジョーイが女性と遊んでる時が一番自然に魅力的だし、チャンドラーのキャラもそんなところからきてるんだろうな。フレンズメンバーが男とか女とかに囚われずに成り立ってたからこそ面白いし、ホモフォビア回は当時のリアルな社会背景が見え隠れしてるから、逆に貴重に思えた。

2025.03.09 投稿

愛の群像

4.0

このドラマ、痛みを伴うけど、人生で本当に大事なものを問い直す深い作品。特に「貧乏」の意味に関するセリフが胸に響いた。困難が続いて主人公が追い詰められるけど、最後に「愛が一番大事」と感じさせられる。シリアスな内容が多くて重いけど、心に残るメッセージが強い。ヨン様の代表作にふさわしい作品だと思う。

2025.03.09 投稿

ER 緊急救命室 シーズン6

4.0

シーズン6は悲しみと成長の物語だった。カーターのPTSDが彼をどん底に追い詰め、ベントンとのシーンは本当に心に残る。グリーンとコーデイの関係が進展したり、キャロルが双子を育てる苦労を描いたり、登場人物たちが成長する様子が印象的だった。新キャラのルカも良い雰囲気だし、ゲストが豪華すぎる。ヴィンセント・カーシーザーが若い時に出演してたのも個人的に推し。ERはキャストとスタッフのセンスが凄い。

2025.03.09 投稿

セックス・アンド・ザ・シティ シーズン2

4.0

なんか気づけば、あの4人の女子トークがクセになってる自分がいる。普段はしょっぱいものが好きなのに、このドラマを見ると甘い物が食べたくなるのが不思議だ。シーズン2はちょっとビターな感じもあったけど、ビッグの面倒くささには笑った。スティーブとのシーンを見ると、ミランダのかわいさが染みる。サマンサはやっぱり最高だし、シャーロットの馬オチは意味不明すぎて爆笑だった。

2025.03.09 投稿

大草原の小さな家 HDリマスター版 シーズン7

4.0

何度見ても心に残る作品だった。ローラが結婚するくらい時間が流れたんだなと実感するシーズン。登場人物たちの生活も変化し、物語の広がりを感じる展開。ネリーの成長をようやく描いてくれたのは嬉しかったし、キャロラインとの会話は印象に残るシーンのひとつ。ハリエットの奮闘も面白かったけど、すぐ元通りなのがらしい(笑)。アダムの視力回復という禁じ手も飛び出して、終わりが近づいているのを意識させる流れだった。

2025.03.09 投稿

スクープ・悪意の不在

3.0

ポール・ニューマンの存在感が際立つ作品だった。56歳とは思えないスタイルと立ち居振る舞いのカッコよさが際立っていて、彼の仕草ひとつひとつに見入ってしまう。サリー・フィールドの可愛らしさもいいアクセントになっていたし、メリンダ・ディロンの存在感も光る。シドニー・ポラック監督の手腕とデイブ・グルーシンのスコアがしっかりと支えているけど、全体の印象は地味め。サスペンスでもなく恋愛寄りでもなく、中途半端に感じる部分はあるものの、俳優の演技を楽しむには十分な一本だった。

2025.03.09 投稿

団鬼六 女教師縄地獄

4.0

麻吹淳子の存在感が圧倒的だった。全編通しても、彼女の魅力が前面に出ていて、その一点だけでも十分に見る価値がある。脂汗をにじませながら悶える姿は、このジャンルの中でもかなりレベルが高い。山地美貴もまだ若さが残る雰囲気ながら、しっかりとシーンに溶け込んでいたし、終盤の二人の場面は少し変化球があって面白かった。テンポがかなり重めで、全体の雰囲気も湿っぽさが強いけど、それが好きな人には刺さる作品かもしれない。

2025.03.09 投稿

大草原の小さな家 HDリマスター版 シーズン8

4.0

シリーズ全体の雰囲気がガラッと変わった気がする。メアリーもネリーもいなくなって、やっぱり寂しい。とはいえ、一話完結ばかりだったのが過去の話を生かす展開が増えてきたのは面白い。お父さん脚本が減ったからか? カーネル・サンダースそっくりのキャラが出てきたり、現代スタートの回があったり、色々と試してる感じも新鮮だった。最終話はまさかのベン・ハー路線で、大団円を期待してた身としてはちょっと肩透かし。ウィリーがついに成長した13話が一番良かった。

2025.03.09 投稿

血のバレンタイン

4.0

バレンタインの浮かれた雰囲気をぶち壊すような殺人鬼が最高にイカれてて面白かった。ガスマスクにツルハシというビジュアルも強烈で、これぞスラッシャー映画って感じ。ホラーの定番をしっかり押さえつつ、サクッと楽しめるテンポの良さもいい。古めの作品だけど、王道の怖さとグロ描写がしっかりあるから今見ても十分楽しめる。リメイク版ではジェンセン・アクレスが主演なのもポイント高い。

2025.03.09 投稿

北の国から

4.0

自然の中で生きる厳しさが伝わってきて、途中からは自分もそこにいるような感覚になった。人の心の動きが細かく描かれていて、思わず共感する場面もあれば、これはキツいなと思う場面もあった。サントラがどのシーンにも絶妙に合っていて、さだまさしの主題歌の安定感がまたいい。季節ごとに変わる風景も美しく、1年という短い期間で純と螢の成長がしっかり伝わってきた。

2025.03.09 投稿

刑事物語

4.0

大人向けの作品とは聞いてたけど、ここまでヘビーだとは思わなかった。冒頭から博多山笠に絡む捜査が新聞沙汰になり、思った以上に攻めた展開。ハンガーヌンチャクはクリーニング工場が絡んでたから出てきたのかと納得しつつ、子供の頃に真似して遊んでた人の気持ちがわかった。音楽もめちゃくちゃ良くて、オープニング曲が特に刺さる。キャストの豪華さも異常で、ラストの展開まで一気に楽しめた。初見でもめちゃくちゃ面白かった。

2025.03.09 投稿

劇映画 沖縄

4.0

沖縄返還前の時期を描いた作品として、予想以上に楽しめた。土地の接収やストライキといったテーマから、主人公が死ぬ展開を予感してたけど、意外にも生き残ってホッとした。映画は暑苦しさと人生のロマンがうまく混ざり、エンタメとしても面白い。沖縄の当時の様子をこんなにリアルに感じられるとは思わなかった。戦争や米軍基地内のシーン、地元の人々の描写が心に残った。加藤嘉や地井武男らの演技も光っていて、低予算でも魅力的な作品に仕上がってる。

2025.03.09 投稿

男はつらいよ

4.0

寅さんって、こういうキャラだったのか!思ってたよりダメ人間だけど、周りも特別甘やかすわけじゃなくて、うっすら嫌われてる感じが絶妙に面白い。妹を殴るわ、プライドが傷ついたらすぐ家出するわ、大卒コンプレックス丸出しだわで、ツッコミどころ満載。それでいて映画の作りがしっかりしてて、さくらとの再会シーンの画面構成も洒落てる。渥美清の表情の豊かさも抜群。押し入れで泣くシーン、あの顔だけで笑える。やっぱりいい映画は役者があってこそ。

2025.03.09 投稿

組織暴力 兄弟盃

3.0

ゴリゴリの男たちが集まり、理屈抜きの暴力と駆け引きが飛び交う。私設警察のトップとして君臨する安藤昇、妥協知らずで短気な菅原文太、腹の底が読めない渡辺文雄、暗躍する内田朝雄。それぞれの存在感が濃すぎる。山城新伍の舎弟キャラもいい味を出してるし、嵐寛寿郎の最後も強烈。選挙に敗れて拷問される小松方正の姿が焼き付く。

2025.03.09 投稿

ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃

3.0

怪獣映画として見ると引っかかる部分もあるが、テーマ自体は面白い。フィクションの中のフィクションという構造が効いていて、主人公がミニラと共に成長する流れも悪くない。ただ、過去作の流用が多く、当時の観客がどう受け止めたのか気になる。肝心の怪獣パートに新鮮味が薄いのは惜しい。ミニラが喋るのも含めて完全にファンタジー寄りだが、ドラマとしては見応えがある。

2025.03.09 投稿

日本暴力団 組長と刺客

3.0

回想を多用し、時間軸をずらした構成が独特で、ただの着流し任侠映画には収まらない。フィルム・ノワールを思わせる語り口で、古典的な美学と距離を取ろうとしているのが面白い。鶴田浩二の最期は、従来の任侠映画のような美しさとは無縁で、冷酷なまでに突き放されているのが印象的。作り手の姿勢が徹底していて、単なる様式美に寄らないのがいい。

2025.03.09 投稿

日本暴力団 組長

3.0

弱小組織の立て直しに奔走する鶴田浩二の姿が、渋さと悲哀を漂わせる。暴力団と政治の癒着が進む中で、任侠の精神が次第に時代遅れになっていく流れが痛烈。関西の巨大組織と手を組んだことで避けられない衝突、そこに「代理戦争」という言葉が飛び交うのが時代を映す。安藤昇の亡霊のような存在感、若山富三郎の荒れ狂う演技も強烈。クライマックスの「君が代」が敗北を象徴するのがまた沁みる。

2025.03.09 投稿

On Her Majesty's Secret Service

3.0

シリーズの中でも異色作。ボンド役が変わった影響もあってか、今まで観た作品とは雰囲気が違い、妙にハラハラさせられる展開が続く。特にラストは007らしからぬバッドエンドで、ある程度予想はしていたけど、それでもショックが大きい。スキーチェイスの迫力には驚かされるし、ピーター・ハントの編集技術が光る追撃シーンも素晴らしい。ルイ・アームストロングの曲が沁みる。クリスマス映画でもあるというのがまたいい。

2025.03.09 投稿

紅顔の密使

4.0

オープニングが終わると突然「ここまでのあらすじVTR」が流れるインパクト。シリーズものかと思いきや単独作品なのが面白い。馬に乗る人物を肩から上で固定したショットが妙に現代的で、iPhoneの固定カメラみたいなルックに驚かされる。蝦夷の描かれ方はかなり自由で、衣装の奇抜さも相まってスペースオペラ感が強い。ヒロイン二人の対比も印象的で、特に敵側の女幹部のキリッとした佇まいが良い。まだ埋もれた傑作がありそうな作品群。

2025.03.09 投稿

警視庁物語 顔のない女

3.0

荒川の河川敷で見つかったバラバラ死体をめぐる地道な捜査がじっくり描かれる。刑事たちが浮かび上がる手がかりを丁寧に追う展開が、整然としていて良い。戦後東京のアンダーグラウンドを巡るような視点も面白く、ロケ場面の多さが臨場感を増している。ハンカチタクシーなんて言葉、初めて知った。クライマックスの捕り物の撮り方が最高に決まってる。ナレーションもニュース映画っぽい味があって渋い。

2025.03.09 投稿

警視庁物語 一〇八号車

3.0

冒頭から警官射殺というハードな展開。それなのに事件の本筋はトランジスタラジオの窃盗という妙なギャップが渋い。派手なアクションはなく、刑事たちが黙々と調書をめくり、徹夜で犯罪歴を洗い出す地道な捜査がメイン。こういうのがたまらなく良い。クライマックスの拳銃を準備するシーンも淡々としているのに静かな緊張感がある。捜査後に全員で慰霊に訪れるラストが沁みる。冨田勲のテーマ曲がまたカッコいいんだよな。

2025.03.09 投稿

ペリーヌ物語

5.0

前半の旅の過酷さと後半の成功への流れが対照的で、見ていて気持ちいい。ペリーヌはとにかく優秀すぎるくらいの子どもなのに、不思議と嫌味がないのがすごい。どんな環境でも芯がぶれず、賢く慎み深く、それでいて他人の悲しみに寄り添える。こういう完璧な主人公が成長していくのがたまらなく良い。

2025.03.09 投稿

未来少年コナン

4.0

子どもの頃に見てたら絶対に夢中になっただろうなと思う。特に水中の空気口移しのシーンは強烈に記憶に残るやつ。最近のアニメでも似た場面を見かけるけど…。ストーリーもキャラも全部詰まってて、すごい作品だと実感した。コナンの圧倒的な強さが唯一の違和感だけど、それも含めて楽しめるアニメだった。

2025.03.09 投稿

惑星ロボ ダンガードA 宇宙大海戦

3.0

ジャスダムの活躍がかなり印象に残った。戦闘の駆け引きが面白くて、敵の奇襲にさらに奇襲を仕掛ける展開は最高に熱い。リサを探して星雲に突っ込むシーンも良かったし、あの状況でしっかり勝ち筋を作るのがまた燃える。血の通った人間だからこそできる選択や意地が伝わってきて、単なる機械任せじゃない戦いの重みを感じた。仲間を救うために全力を尽くす艦長の姿勢も素晴らしく、こういう部分が作品の魅力なんだろうなと思う。

2025.03.09 投稿

100万年地球の旅 バンダーブック

4.0

978年の放送らしいけど、当時のアニメってこんな感じだったんだなと改めて実感。作画がかなりきれいで、手塚治虫の手がけたアニメってやっぱりすごいなと感じる。特に伊武雅刀さんがブラックジャック役を演じているところがカッコよくて、今では考えられないような声だなと思った。未来の世界を描いているけど、今の時代にちょっとリンクする部分もあって、怖いくらいに先見の明を感じる。

2025.03.08 投稿

宇宙海賊キャプテンハーロック・アルカディア号の謎

4.0

初めてこの作品を見たけど、すごく印象に残った。音楽がめちゃくちゃいい。特にオーケストラの音が耳に残って、ただのアニメの枠を超えてる感じ。後半は少しTVシリーズの影響を感じたけど、それでも映画ならではの雰囲気があってよかった。ハーロックの物語、何か魂を感じる作品だと思った。正直、もっとこういう作品があってもいいと思う。

2025.03.08 投稿

赤毛のアン

5.0

感動を押し付けず、どう感じるかを問いかけてくる作りだからこそ、視聴者の想像力が試される。アンの賑やかさがマリラとマシューの生活に入り込み、気づけば彼女のいない世界が考えられなくなる流れが見事。やかましくて愛おしい少女が成長し、穏やかな淑女へと変わっていく。その変化を見つめるマリラの姿に胸が締めつけられる。

2025.03.08 投稿

ベルサイユのばら

5.0

少女マンガだし…と敬遠していたのが悔やまれる。愛の物語として圧倒的だった。中盤まではゆったり進むが、フランス革命が近づくにつれ緊張感が増し、胸を締め付けられる展開に。池田理代子が大学生でこれを描いたのは凄まじい。オスカルの生き様が熱く、重厚な演出がさらに心を揺さぶる。名シーンは数え切れないが、アンドレを失った後の橋の場面は涙なしでは見られない。リメイク映画の無駄な装飾を排除し、このアニメの背景美を加えたら完璧だと思う。

2025.03.08 投稿

ウルトラマン 怪獣大決戦

4.0

シリーズの元祖として外せない一本。TVシリーズ5話分の再編集ながら、バルタン星人やレッドキングといった人気怪獣がしっかり登場するのは嬉しい。レッドキングが2回も出ていたのは意外だったが、個人的に好きな怪獣なので満足。ウルトラQの流れを汲む作品だが、どれだけの人が元ネタを知っているんだろう。毎週新しい怪獣をデザインしていた当時の制作現場の苦労を思うと、今なお語り継がれる理由も納得できる。

2025.03.08 投稿

海底超特急 マリン・エクスプレス

4.0

途中までのサスペンス調に夢中になってたら、まさかムー大陸で戦うことになるとは思わなかった。設定が好きだからこそ、この展開の急変には驚いたけど、まあ面白い。ブラック・ジャックとヒゲオヤジの500万円のやりとりはいいエピソードだった。制作現場の話を知ると、あの絵と台詞のズレも納得。手塚キャラの使い方は巧いが、元ネタを知らないとどうなんだろう。

2025.03.08 投稿

鉄腕アトム(1963)

3.0

アトムのちょこんと座る姿や幼い仕草が妙に可愛い。人間らしい表情が多く、まだぎこちない動きがまた子どもっぽい。手塚治虫がディズニーを目指しながらも、結果的にリミテッドアニメという日本のスタイルを生み出した作品。ロボットに人権がある世界観にちょっと驚いた。漫画版の記憶が強くて、アニメとごちゃ混ぜになっている部分も多い。アニメーターの待遇も含め、時代の変化をしみじみ感じた。

2025.03.08 投稿

ドリラー・キラー マンハッタンの連続猟奇殺人

3.0

売れない画家の苛立ちと狂気が、パンクの轟音にかき消されるどころか煽られていく。社会の底でくすぶる者の焦燥感が、ただのスラッシャー映画じゃ済まされない後味を残した。ライブシーンは妙にクセになるのに、日常のBGMとして延々流れ続けるパンクは苦痛でしかなく、主人公と一緒に気が狂いそうになった。ドリル片手に街を彷徨う姿はバカバカしくも虚しく、ラストに至る頃には完全に気が滅入った。エンタメを期待してた自分が甘かった。

2025.03.08 投稿

マンハッタン

4.0

どうしようもない恋愛模様なのに、どこか洒落ていて妙に惹かれる。ウディ・アレンの皮肉っぽいユーモアと軽快な会話劇が、この最低な人間関係を妙に心地よく見せてくるのがすごい。登場人物の誰もが身勝手で、誰かを傷つけ、そして自分も傷つけられる。そんな残酷なバランスがリアルだった。主人公のナルシシズムや自己正当化の言い訳が見苦しくも滑稽で、それでも完全には嫌いになれないあたりが絶妙。モノクロの映像美とマンハッタンの街並みの組み合わせも最高だった。

2025.03.08 投稿

アルカトラズからの脱出

4.0

ようやく観た。ずっと気になってたし、期待も大きかった。実話ベースとは思えないほど計画的な脱獄劇で、最後まで楽しめた。脱獄までの準備や細かいやり取りをもっとじっくり見たかったが、当時の映画の尺を考えれば仕方ないか。プリズンブレイク系の脱獄ものが好きなら、これはハズせない。前半の刑務所内の理不尽さもリアルで、脱獄成功の瞬間は爽快。結局、生き延びたのかどうかはわからないが、その余韻がまた良い。若きクリント・イーストウッドの格好良さも際立っていた。

2025.03.08 投稿

ザ・ダーク

3.0

暗闇での恐怖を描いたSFサスペンス・ホラー。ロサンゼルスの深夜、女性ばかりが狙われる連続殺人事件が発生し、警察が捜査を進めるがなかなか手がかりがつかめない。前半は刑事のやり取りが続き、地味な展開。ところが後半、一気に様相が変わる。巨大な怪物が突如現れ、両目からオレンジ色の光線を放ち、人間を襲撃。警察の銃も通じず、柱を破壊しながら暴れまわる姿は迫力があった。被害者の首がもがれた後、数歩歩いて倒れるシーンは妙に印象に残る。怪物の正体や目的は最後まで明かされず、結局、謎だけが残る展開。それでも雰囲気はしっかり作られていたし、家の内装もモダンで印象的だった。オチはあっさりしていたが、B級映画らしい味わいがあった。

2025.03.08 投稿

タイム・アフター・タイム

3.0

チープさと品の良さのバランスが絶妙で、気づけば43年前にタイムスリップしたくなっていた。時計じかけのオレンジの彼とBTTFの彼、ふたりとも最高にかわいい。馴れ初めなのもいい。マルコム・マクダウェルが昔の恋人に似ていて美しく、本人に伝えたい気持ちでいっぱいになりながら麻辣湯を食べた。理論破綻したオカルト科学もいい味出してる。

2025.03.08 投稿

キラー・ナマケモノ

4.0

あんなにノロノロ動くのに、暗闇からじわじわ迫ってくるのが絶妙で、つい声が出た。邪悪すぎるのに妙にかわいいし、グロすぎずコミカルだから、人と一緒にワイワイ言いながら観るのが最高に楽しい。社会問題との絡め方も無理がなく、こういうノリの作品としては珍しくスマート。ベニー・ラブズ・ユーとゾンビーバーを混ぜたような脱力系の面白さがあり、エンドロールまでしっかりかわいかった。

2025.03.08 投稿

ウィキッド ふたりの魔女

5.0

劇場を出る頃には、すっかり『Wicked』のファンになっていた。キャストの歌唱力が桁違いなのはもちろん、演技と楽曲が相まって、最初から最後まで惹きつけられる。エルファバ寄りの視点で見ていたからか、共感できる部分も多かった。 IMAXで観るべき映画。あの楽曲をあの音響で浴びる体験は特別だった。特に「Defying Gravity」は鳥肌もの。過去の作品へのオマージュも散りばめられていて、舞台美術や衣装も目を奪うものばかり。 物語は前編で一区切りつく構成だけど、ラストの盛り上がりが凄くて、気づけば涙が出ていた。後編も楽しみだが、前半を超える楽曲が来るのか気になる。とはいえ、あの二人の歌声が聴けるなら、それだけで充分に価値がある。

2025.03.08 投稿

エドワード・シザーハンズ ダンスバージョン

5.0

映画という形でバレエを観ることで、時代も国境も飛び越えてしまうのがすごい。まさかここまで心が動かされるとは思わず、最後には涙が出た。1幕のパ・ド・ドゥで触れ合いなしの演出に驚いたが、それが2幕のラストで現実のグラン・パ・ド・ドゥへつながる展開にやられた。エドワード役のダンサーの表情は完璧、衣装も可愛すぎるし、舞台化として理想的すぎる完成度だった。

2025.03.08 投稿

動物界

5.0

最初は新生物に対する警戒心が強いのに、個体ごとの違いや変化を見ていくうちに、理解したいという気持ちが自然と湧いてくる。人間から動物へと移り変わる過程が思っていた以上に美しく、強さすら感じた。予想はしていたけど、変化途中の姿は奇妙でありながらも芸術的。息子と父、それぞれの感情が等しく描かれているからこそ、どちらの視点にも共感できるし、その愛情の深さがじわじわと画面を満たしていく感覚が心地よかった。

2025.03.08 投稿

ゴジラxコング 新たなる帝国

3.0

最初から最後までコングの表情が豊かすぎる。歯が痛そうな顔、「ちょっ待てよ!」みたいな顔、そしてドヤ顔まで、とにかく見どころ満載。今回は地下の別コングの王国へ乗り込む展開で、なんとなくヤンキー漫画っぽいなと思っていたら、本当にそんなノリになっていくのが面白い。ベビーコングを引き連れての殴り込み、ゴジラとの共闘シーンは胸が熱くなる展開。スカーキングの小物っぽさも逆に愛嬌があって、なぜか憎めない。

2025.03.08 投稿

群衆

4.0

演説が社会を動かしていく過程にぐいぐい引き込まれた。暴くか隠すか、それぞれの思惑が絡み合うのも興味深い。ヒロインには少しイライラさせられるが、終盤でヒーローの本心が見えてきて、希望のある締め方が絶妙だった。バーバラ・スタンウィックの「Hello, John」の表情は忘れられない。彼女の演技が光る一作。ジョン・ドーの演説には、自由と平等を掲げるアメリカらしさが詰まっていた。

2025.03.08 投稿

血と砂

3.0

闘牛という文化にはずっと違和感があったが、改めてその過酷さを思い知らされた。貧しい少年が父の血を引いて闘牛士になり、成功と悲劇を迎える。牛も人も命を落とす競技を娯楽にする構造に複雑な気持ちになるが、映像の力強さは圧倒的だった。タイロン・パワーやアンソニー・クインの濃い顔が画面によく映える。『禁じられた遊び』以前にあの曲が使われていたのは意外だった。ラストは予想の範囲内だったが、それでも衝撃的だった。

2025.03.08 投稿

壮烈第七騎兵隊

3.0

直進しかできない男と、一方通行に喋り続ける女。その交錯の仕方がすでに運命的だった。140分とは思えない疾走感。夫の生きがいを理解し、軍へ戻れるよう妻が動く姿が切ない。死別を予感させる別れの場面、あの倒れ込み方はすごい。男たちの価値観が激突する酒場のシーンも圧巻だった。だからこそ、その後の展開はやや余計に思えた。

2025.03.08 投稿

愛のアルバム

4.0

夫婦の思い出をたどるように、レコードの音楽とともに物語が流れていく。終始真面目なケイリー・グラントもいいが、養子をあやす姿には彼らしさが出ていて和む。夫婦の不器用ながらも誠実な愛情が温かい。親友アップルジャックの存在が本当に大きくて、彼にも幸せになってほしいと思わずにはいられなかった。日本の描かれ方も興味深い。時代を感じさせる演出も含めて、すごく雰囲気のある映画だった。

2025.03.08 投稿

サリヴァンの旅

3.0

車の使い方がぶっ飛んでる!メッセージ性は鋭いのに、それを最高のエンタメに仕上げているのが本当に見事。浮浪者が機関車事故で死ぬシーンの禍々しさにはゾッとしたし、ミッキーマウスであそこまで笑うのも衝撃的だった。これがギャグなのか、本気なのか分からなくなる瞬間が何度もあって、それがまた面白い。こんなに気持ちのいい映画、しばらく見てなかった。

2025.03.08 投稿

マルタの鷹

4.0

密室での駆け引きが抜群にうまい。キャラの動きとカメラワークが計算され尽くしていて、会話劇なのに退屈しない。ハンフリー・ボガート演じる探偵は悪女の誘惑にも簡単には揺らがず、淡々と事件を進めていくのが渋い。偽物のマルタの鷹をめぐって人々が殺し合いに発展するのは愚かさそのもの。欲望に振り回される様子が、どこかコーエン兄弟の映画にも通じる。ドロドロしていない分、サスペンスのキレが際立っていて面白かった。

2025.03.07 投稿

断崖

3.0

平然と嘘をつける人間は信用ならない。ジョニーはまさにそういう男だった。リナも気づいているはずなのに、愛と自己愛が絡み合い、離れられない。父の遺産が期待外れだと知った途端に落胆するジョニーの態度が露骨で、彼の本質がよく表れていた。結婚を後悔していないかと尋ねる彼の言葉に、リナは何を思ったのか…。積み重なった疑惑を、ジョニーの言葉だけで振り払おうとする彼女が危うい。二人が向かう先に幸福はないはずだ。

2025.03.07 投稿

わが谷は緑なりき

3.0

暗闇の中、牧師がマッチを擦ると、そこに待っていたアンガードの姿がぼんやりと浮かび上がる。あの場面、ずっとそこで待っていた執念が伝わってきてゾクッとした。酒飲みボクシングおじさんたちも良い。子供の喧嘩には口を出さず、やり返し方をしっかり教えたり、先生相手にボクシング講座を始めたりするのが最高。家族が少しずつ減っていく寂しさと、それでも続く人生の波が心に残った。

2025.03.07 投稿

ダンボ

4.0

こんな映画が1941年に作られてるのかと驚いた。映画そのものの教科書みたいな作品。ダンボを支えるネズミ、見世物にされても息子を守ろうとする母親、温かい関係がしっかり描かれている。逆に、嫌な同僚や搾取する大人たちの存在が、物語のカタルシスを強めていた。動物たちが会話する世界なのに、ダンボだけは喋らないという選択が最高。彼の感情を動きで伝えきることで、アニメーションの力を改めて実感させられた。

2025.03.07 投稿

市民ケーン

4.0

映像もストーリーも完成度が高く、見応えがあった。少し動いただけで顔が影になったりするのが、古い作品ならではの味になっていて面白い。どれだけ抗っても親の期待した金持ちの枠から抜け出せなかったケーン。労働者のために戦うという思想も、結局は裕福な立場からのものに思えた。孤独だけが際立つ。映像表現の技術が徹底されていて、記号的な演出が本当にうまい。

2025.03.07 投稿

水のないプール

4.0

長い間、観る機会がなかったけど、やっと観てみた。内田裕也の役が完全にハマっていて、彼にしかできない感じがすごい。私生活や音楽も含めて、まさにこの映画にぴったりなキャラだなと感じた。若松孝二の映画は普段はあまり見なかったけど、この作品はヤバかった。欲望がむき出しになっていく感じが恐ろしいけど、どこか引き込まれる。疲れるけど面白い、そんな映画だった。

2025.03.07 投稿

大草原の小さな家 HDリマスター版 シーズン9

4.0

思っていたよりも楽しめた。ネリーのちょっとツンとした性格が今見ると新鮮で、逆にいいなと思える。アルバートにはなんだか感情移入してしまって、物語に引き込まれた。オープニングのメロディが耳に残るし、特にキャシーが転んでるシーンが面白かった。ネリーとローラの川に流されるエピソードは印象的!

2025.03.07 投稿

銀河漂流バイファム

3.0

ククトニアン編に入ってから少し興味が薄れたけど、それでも全体的には面白かった。戦闘よりも生き残ることがテーマになってて、戦争の終結は描かれず地球に帰還するところが13人の物語にピッタリ。子供たちの生き生きとした姿と戦争を終わらせようとする優しさが良かった。オープニングもエンディングもどちらも好きだし、曲が特に印象的だった。

2025.03.07 投稿

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

4.0

『ビューティフル・ドリーマー』やっと観たけど、夢の世界に閉じ込められたうる星やつらの面々が繰り広げる話は秀逸だった。文化祭前日が永遠に繰り返す設定、うまく世界を作り上げている。ラムちゃんの可愛さは圧倒的で、あの髪の質感が特に良い。ただ、諸星あたるにはどうしても共感できなくて、今見るとあの女好きな部分がセクハラっぽく感じてしまう。

2025.03.07 投稿

海辺のポーリーヌ

4.0

恋愛や倫理観がしっかり表現されていて、会話に力があるのがいい。四人のキャラクターそれぞれに個性があって、感情的な反論もリアル。個々の世界が守られている感じが伝わる。アンリは中年ならではの面白さがあって、ポーリーヌが彼の家で寝たいと言い出すシーンは笑った。マリオンの自信満々な感じも若い女性らしくて面白い。セックスシーンは少なめで、そこにフォーカスしていないのが良かった。あの男の不憫さ、ガヴリーラへの母性のような感情が共感できる。

2025.03.07 投稿

レディホーク

3.0

映画を観てると、80年代らしいギターの音が戦いのシーンにぴったりで、アランパーソンズプロジェクトの影響が感じられる。ルトガー・ハウアーの美しさに惚れ惚れしながら、展開の遅さに少しイライラする部分もあった。でも、今見ても十分楽しめる。マシューブロデリックやアルフレッドモリーナが若い頃に出演していて、ちょっとした驚き。ルトガー演じるナバール、せっかちすぎるけど、その美しさが気になって仕方なかった。

2025.03.07 投稿

ミス・マープル HDリマスター版 シリーズ2

4.0

どの事件もクオリティ高くて、最後まで楽しめた。特に『親指のうずき』が一番気に入ってるけど、原作がトミタペ夫妻ってことを知ったので、そっちも気になる。『シタフォード』は予想外の遠隔操作で驚いたし、『スリーピングマーダー』は時系列逆向きに話が進む構成が斬新だった。『動く指』は田舎の風景がうまく表現されてて、すごく面白かった。

2025.03.07 投稿

国士無双

4.0

素浪人2人が伊勢伊勢守の偽者を作り上げて豪遊を企む展開が面白い。中井貴一が演じる男が、助けた女が実は本物の伊勢守の娘だと気づく場面がドキドキ。世の中、正しさよりも勝つことが大事というテーマが響く。フランキー堺と笠智衆の絡みも味があって、意味不明な雰囲気も良い感じ。

2025.03.07 投稿

Mona Lisa

4.0

スタイリッシュな映像と緻密に作られた設定が光るサスペンス。ボブ・ホスキンス演じる運転手がなんとも可愛らしく、英国ノワールの雰囲気が楽しめる。驚きの結末にはハッとさせられるけど、『クライング・ゲーム』ほどの完成度には及ばない。脚本は少し散漫で整理不足な部分もあるが、映像とアクションのセンスがしっかりしていて、娯楽性と実験性の融合が新鮮。マイケル・ケインのマフィアボスが支配的で、ちょっと気味が悪いところも面白い。

2025.03.07 投稿

来来!キョンシーズ<デジタルリマスター版>

3.0

このドラマ版は子供向けながらも、ちゃんとした作りになってる。台湾から届いたビデオテープを元に、吹き替えの台本がなかったらしく、映像を見ながら台詞を考えるという方法だったらしい。吹き替え演出は飯田譲治で、声優たちも大御所揃い。アドリブが多かったらしく、楽しそうな雰囲気が伝わってくる。浩雲の「今日も元気だ!」が特に好き。テンテンの衣装や子供たちのカンフー、ワイヤーアクションは、子供らしさを残しつつも大人っぽくてバランスがいい。キョンシーのエピソードは、最初は悲しいけど、子供たちがやったことを考えれば納得できる。

2025.03.07 投稿

朝を呼ぶ口笛

3.0

加藤弘と吉永小百合の組み合わせに思わず目が留まる。『まぼろし探偵』のコンビが再び並ぶ姿は、それだけで貴重な映像。特に若き日の吉永小百合の美しさには息をのむ。白黒映像とはいえ、当時の空気感がしっかり伝わってくるのがいい。舞台は読売新聞の販売所という地味な設定だが、二人の存在感が画面を引き締めている。

2025.03.07 投稿

警視庁物語 遺留品なし

3.0

昭和30年代の街並みが鮮明に映し出されていて、繁華街だけでなく住宅地の雰囲気まで感じ取れるのが面白い。会社の金を横領し、補填のために結婚詐欺に走る男。今も昔もやることは変わらない。スマホもネットもない時代の捜査は、まさに足と聞き込み頼み。どこもかしこもタバコの煙に包まれているのも時代を感じる。女の純潔や結婚至上主義が叫ばれる一方で、援助関係を求める女性の姿もある。このアンバランスさが妙にリアルだった。

2025.03.07 投稿

戸田家の兄妹

4.0

静かな部屋に一瞬だけ映る無人の和室、病院の振り子時計、違和感のあるフレーミング。こういう都会的なセンスが41年の時点で確立されていたことに驚く。穏やかさの中に不穏さが絶妙に混ざり、ただの人間ドラマでは終わらない。兄が泣く妹の頭に帽子をポンと乗せるシーンのユーモアと哀しみのバランス、家を失った祖母に孫が顕微鏡で鼻くそを見せる異様さ。終盤の不安を残す幕引きまで、すべてが計算され尽くしている。

2025.03.07 投稿

元禄忠臣蔵 前篇

4.0

ワンシーンワンカットの妙技が時間の流れを大河のように演出し、豪華な絵巻物を見ているようだった。巨大な松の廊下での刃傷沙汰は強烈に目に焼き付き、真山青果の新解釈忠臣蔵を一気に観たが、時間の経過が驚くほど早い。討ち入りは描かれず、大石内蔵助の忍耐の日々と最期の一日に焦点を当てた構成が光る。能に興じる吉良を狙う浪士と、それを阻む綱豊の対峙は緊迫感があり、細部まで練られた場面の連続に圧倒された。

2025.03.07 投稿

父ありき

3.0

息子が成長してからの展開が刺さる。時代に取り残されていく父の姿が静かに響くし、親子の距離感が今とは違うのも興味深い。今なら過保護と言われそうな場面でも、この時代はむしろ突き放すのが普通だったんだろう。小津らしい構図の使い方も巧みで、不在を感じさせる演出が効いている。ラストの倒れるシーンは確かにホラー的な怖さがあって、突然の幕引きも独特な余韻を残す。改めて見ると、不思議とゾクッとする映画だった。

2025.03.07 投稿

元禄忠臣蔵 後篇

4.0

原寸大の松の廊下が出てきた瞬間、スケールのデカさにやられた。細部まで作り込まれた映像に見入ってるうちに、大石内蔵助の苦悩にモヤモヤしつつ、それでも最後の晴れやかな姿に涙腺が崩壊。武士道を強く打ち出した内容に時代の背景を感じるが、戦時中にここまでの作品を残せた事実には敬意を払いたい。年末の映画納めにこれを選んだのは大正解。

2025.03.07 投稿

生きてゐる孫六

3.0

合戦シーンの作り込みがすごくて、予算相当かかってそうなのに驚いた。戦意高揚とは違う雰囲気なのに、軍部に睨まれないよう配慮されたバランス感覚が巧み。戦争に行きたくなさそうな当主や、結婚を許されない身分違いの二人など、因習に囚われた人々の描き方が抑えめなのも時代を考えれば納得。最終的に開墾を許可する流れは、ただのプロパガンダじゃないことを示してる。派手さはない。

2025.03.07 投稿

くもとちゅうりっぷ デジタル修正版

4.0

昔の作品とは思えないほど、作画が細かい。蜘蛛が糸を引きながらパイプをふかす仕草とか、木々が嵐でしなる動きとか、妙にリアルで見入ってしまった。アニメと実写の融合も今見ても面白いし、雨の表現も凝ってる。戦時中にこれを作ったとか正気か?ってレベル。日本人の「可愛い」感覚は昔から変わらないんだなと再認識した。みのむしが抱き合うgifを見て気になったが、見て正解だった。

2025.03.07 投稿

姿三四郎

4.0

黒澤明のデビュー作にして、すでに演出の完成度が高い。カメラワークの意図が明確で、長回しの贅沢な使い方にも驚かされる。柔道の投げのダイナミックさは漫画的なのに、編集の妙でしっかり現実味を持たせているのが巧い。王道のスポーツ成長ものだが、師弟関係や恋愛要素が絡む展開にはシェイクスピア的な雰囲気すら感じる。戦いのシーンや池の場面の演出も強烈で、配役のハマり方も抜群だった。

2025.03.07 投稿

花咲く港

4.0

戦時下の国策映画色は強いものの、コメディとしての完成度が高い。小沢栄太郎と上原謙の詐欺師コンビに都合よく神風が吹きまくるのも時代を感じる演出で面白い。プロパガンダ要素はさておき、誰も傷つかず詐欺師の心まで変えていく展開の上手さはデビュー作とは思えない。ラストの負けっぷりには、どこか未来を暗示しているような切なさも漂っていた。

2025.03.07 投稿

鉄腕アトム 宇宙の勇者

4.0

全3話の総集編、60年近く前の作品だけあって今の価値観とは違う部分もあるけど、手塚先生の遊び心が詰まっていて楽しい。メタネタやモノクロからカラーへの切り替えなど、仕掛けが面白い。アトムの最後の言葉には、手塚先生が夢見た未来と科学への希望が垣間見えた気がする。ロボットが感情を理解した先に何があるのか、その問いを深く掘り下げた点も興味深い。

2025.03.07 投稿

長篇怪獣映画ウルトラマン

4.0

シン・ウルトラマンをきっかけに観たけど、めちゃくちゃ面白い!手作り感あふれるミニチュア、独特な台詞回し、コミカルな展開がクセになる。怪獣もウルトラマンも造形が凝っていて、今見てもワクワクするデザインが最高。この映画は何話かを再編集したものらしいけど、それでも十分に魅力が伝わってきた。最後の大坂城破壊シーンのインパクトすごいし、ピグモンの可愛さと切なさにやられた。ソフビ、ちょっと欲しくなってきたな。

2025.03.07 投稿

仮面の忍者 赤影

4.0

ぶっ飛んでるにも程がある。ここまで原作を変えて、ここまで振り切った演出で、結果めちゃくちゃ面白いのがすごい。ツッコミどころすら名場面になるって、この作品くらいじゃないか。巨大な金目像、ロボット、大卍、空飛ぶ円盤、大凧、デカい昆虫、飛ぶ赤影、バズーカになる腕、敵は小人化したり光る玉になったり、もうなんでもあり。しかも仕えてるのが織田信長って設定まで夢がある。イヤなこと全部吹き飛ばしてくれる大傑作だった。

2025.03.07 投稿

アタックNo.1

3.0

スポ根でありながら、勝負の美しさだけを描くわけじゃないのが良かった。最初は単純な勝ち負けの世界だったのに、競技を突き詰めるほど「ここまで苦しんだ彼女らの見返りは?」と考えさせられる展開に引き込まれた。勝負に懸ける姿勢が尊いという結論に納得しかけたところで、寺堂院戦を見届けた後にはそれだけでは割り切れない感覚が残る。勝ち続けても虚無感が押し寄せる瞬間があって、そこがこの作品のピークだったと思う。

2025.03.06 投稿

結婚するって、本当ですか

3.0

結婚ってお互いの気持ちだけじゃなく、周りの人々との調整も大事なんだと中盤で実感。でも結局、大事なのは二人の気持ちだなって。大原君と本城寺さんのもどかしい関係にハラハラしながらも、最後には素直な二人を見てホッとした。ああいう姿を見ると、やっぱり心温まるなと思う。最初はなんとなく観始めたアニメだったけど、意外にも深い内容で面白かった。

2025.03.06 投稿

エリアンと魔法の絆

3.0

ミュージカル要素がちょっと強引に入ってる感じはしたけど、全体的に面白かった。モンスターのデザインが可愛いし、アニメーションのクオリティも高い。正直ディズニーっぽさもあって、結構楽しめた。ボリナーさんが良キャラで、エンドロールの紙芝居も音楽もいい感じ。途中から両親が普通に喋り出すのはちょっと都合良すぎかなとは思ったけど、ラストの別居ハッピーエンドには笑った。予想外の展開で面白かった。

2025.03.06 投稿

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方

3.0

トランプがどうしてああなったのか、その過程を描いた映画。若い頃の謙虚な姿から、ロイ・コーンの影響で次第に傲慢になっていく様子がよく分かる。セバスチャン・スタンの演技、特にラストのトランプに似ていく変化には驚いた。ジェレミー・ストロングもロイを演じきり、役者の力強さが印象的。イヴァナの豊胸シーンはちょっと笑ったけど、全体的にはトランプの過去を追う興味深い作品だった。

2025.03.06 投稿

ミッション・ジョイ

5.0

幸せな気持ちで心が満たされる映画だった。デズモンド・ツツ大主教のキャラクターに惚れ込んだ。強さと優しさを兼ね備えたリーダー、まさに理想的。痛みを抱えながらも前を見つめ続ける姿に勇気をもらったし、人と人を結びつける思いやりの力を感じた。瞑想や静かな時間を大切にしていこうと思えた。感情が豊かに動かされたドキュメンタリー、オススメできる一作だ。

2025.03.06 投稿

ビーキーパー

4.0

新年初映画館がステイサム映画だったのが最高すぎた。王道のリベンジアクションをドルビーシネマで堪能できて満足。ただ、アクションがちょっと小出しすぎて、パートごとのテンションの上がり方が微妙だった。でもステイサムの暴力的なアクションはさすがで、特に終盤の潜入シーンは最高だった!少しだけ苦戦する展開も良かったし、あの流れは痺れた。

2025.03.06 投稿

セカンドステップ 僕らの人生第2章

4.0

登場人物全員が騒がしくて、理解できないレベルの変人ばかりだけど、みんな欲望に忠実に生きてて、逆に自分が勇気をもらった気がする。二人だけの世界で終わる展開も良かったし、カット割が多すぎて目が疲れるくらいだった。映画館で観て本当に良かった。最近は外国映画が少ないけど、たまにこういうインディー映画を見るとありがたさがわく。

2025.03.06 投稿

フレッシュ?! イン・ハイスクール

3.0

高校デビューの主人公が奮闘する姿、途中から予想外の展開で爆笑した!エディとコナーに本気で応援したくなるし、車があんな状態になった時は正直諦めるかと思ったけど、その後が熱すぎて良かった。スクールカーストとか、アメリカの学校ってやっぱりちょっと変な先生がいるんだなと思ったけど、気軽に楽しめる作品だった。個性的なキャラたちがいい味出してて、昔ながらの青春映画を感じつつ、独自の面白さがあった。

2025.03.06 投稿

ナイスガールズ in ニース

3.0

アクションはしなやかで、会話も優雅。地球環境を守るってテーマなのもフランスらしいし、全体的にゆるい雰囲気でニースの美しい風景を楽しめる。ギャグもフランスらしい皮肉が効いてて、笑うべきとこなのか微妙なところもあったけど、それもまたいい。あと、バットがかわいかった!「変毒為薬」ってフレーズが初耳だったけど、なかなか深いなって思った。

2025.03.06 投稿

ザ・ユニオン

3.0

元カレカノのロクサーンとマイクの再会シーン、急にスパイとして無理難題を押し付けられて焦る感じは面白かった。普通に考えて無理だろってツッコミたくなるけど、映画だからまぁ仕方ない。全体的に雑な部分もあったけど、最後はちゃんと締まったから良かった。エンディングには満足!

2025.03.06 投稿

草原の英雄ジャロロフ~東京への道~

3.0

全体的に見て、物語の深掘りが足りないなと感じる部分もあった。インタビューのお姉さんの反応が気になったけど、その後スルーされたり、時系列がごちゃついてて少し混乱した。でも、日本の文化がどう描かれているかが興味深かった。ヤクザのシーンとか、少し不自然なところもあったけど、外から見る日本の姿って新鮮だなと思った。それに、ウズベキスタンの大自然は本当に素晴らしい。あの景色には圧倒されたし、現地に行きたくなった。

2025.03.06 投稿

ミツバチと私ミツバチと私

4.0

アイトールの視線が忘れられない。心の中では女の子でいたいのに、口にすれば大人を困らせると知っているんだろう。時代が進んでも、「みっともない」なんて言葉がまだ飛び交う現実。母親の迷いや葛藤も痛いほど伝わってくる。見て見ぬふりでは何も変わらない。ラスト近く、ベッドで母親を見つめるシーンが胸に刺さる。あの表情を見れば、子どもが自分を否定せずに生きられる社会の必要性がはっきり分かる。

2025.03.06 投稿

ディセンダント ライズ・オブ・レッド

4.0

ビジュアルの可愛さにやられた。赤と青の対比が最高で、レッドとクロエのミュージカルシーンは特に好き。ウーマが校長になったのも胸アツ展開。ハートの女王の娘が主役で、母の過去にタイムスリップする設定も面白かった。過去が変われば未来も変わる、その緊張感がたまらない。ハデスたち、本当に動かなくなったらどうするんだろう…?次回作も続きそうだし…。

2025.03.06 投稿

デュオ 1/2 のピアニスト

5.0

双子のピアニストが辿る過酷な道のりに心が揺さぶられた。毒親の父、厳しい教師、「本物は一人でいい」という冷酷な言葉。環境に翻弄され、双子の絆も家族も壊れていく。けれど、結局ピアノが好きなんだ。長年弾いてきた者ならわかる、その衝動。オーディションのシーンは手の痛みにハラハラし、ラストの演奏は息をのんだ。音楽の力を全身で浴びる感覚。これは劇場体験がおすすめ。

2025.03.06 投稿

北の国から'87初恋

5.0

古さを感じる部分もあるが、今となってはそれが味になっている。物質的には貧しい時代でも、今では得られない豊かさがある物語。レイちゃんの登場回は個人的にシリーズ最高。思春期の純の初恋が微笑ましすぎるし、蛍の爆発する感情にも心揺さぶられる。トラックの中の泥のついた一万円札が忘れられない。さだまさしの曲が流れるともうダメ。涙腺が崩壊する。

2025.03.06 投稿

ナルニア国物語

4.0

映画もドラマも全部観たけど、映画のほうが好み。物語に入り込む感覚が、子供の頃に異世界を想像して遊んでいたときの感覚に近い。女王の存在は不気味だが、戦いが激しすぎないので落ち着いて最後まで楽しめる。最新の映像技術とは無縁で、合成や作り物っぽいキャラクターには思わず笑ってしまうが、それも味。まるで絵本をめくるように進んでいく物語なので、ゆっくりと世界に浸りたい人にはぴったり。

2025.03.06 投稿

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

4.0

映画の持つ力を改めて感じる作品。アポロ計画陰謀論といえば『カプリコン1』が思い浮かぶけど、そもそも『2001年宇宙の旅』が“アポロ以前”にリアルな月面を描いたせいとも言われる。本作でも「キューブリックに頼めばよかった」の一言に笑った。過去を抱えた裏方の男女が奮闘する姿がグッとくる。ロマンス、笑い、感動、そのすべてが詰まっていて、まさに「映画を観た!」という満足感を味わえた。

2025.03.06 投稿

デカローグ

4.0

10話目を見るのをためらっていた。これを見終われば、本当に終わってしまうから。キューブリックが語った「観客に語るのではなく、発見させる」という手法、その意味を後からじわじわと実感することになる。日常のふとした瞬間に、いくつもの場面が思い出される。十戒を物語に落とし込むという難しさを、ここまで成立させる手腕には驚くばかり。見る側の立場や心情によって、響くものが違ってくるのも興味深い。

2025.03.06 投稿

美味しんぼ

5.0

バブル真っ只中の時代背景もあって、山岡たちの尖った発言が今見ると逆に新鮮。料理好きにはたまらない知識が詰まっていて、見ているうちにもっと食に興味が湧く。グルメや酒が好きなら間違いなく楽しめるはず。山岡と栗田の関係がなかなか決着しないのはもどかしいが、それもまたこの作品らしい味かもしれない。

2025.03.06 投稿

銀河英雄伝説 わが征くは星の大海

5.0

銀河英雄伝説、ついに初視聴。戦闘シーンにクラシックが流れ続け、登場人物の語り口も静かで品がある。アニメの概念を覆された気分。尊敬できる大人たちが、確かな信念を持ってぶつかり合う姿が圧巻。こんな作品に出会えたことが嬉しい。これからシリーズを追うのが楽しみで仕方ない。長い年月をかけてこの金字塔を築き上げた制作陣の熱意に、ただただ感謝。

2025.03.06 投稿

君が嘘をついた

3.0

くっつきそうでくっつかない展開にヤキモキ。最終回のすれ違いはさすがに長すぎて笑ったけど、これぞトレンディドラマって感じで逆に良かった。三上博史のスタイルの良さとヨットの似合いっぷりが半端ない。麻生祐未の美しさ、大江千里の優しい雰囲気もいい味出してた。婚活に必死なOLのテンションや、男3人で受話器を分け合ってるシーンとか、当時は当たり前だったんだろうけど、今見ると新鮮。工藤静香は顔が縦長いけど、それがまた可愛い。

2025.03.06 投稿

ニューヨーク恋物語

4.0

「リバーサイドホテル」が流れるだけで一気に雰囲気が決まる。キザな台詞やニューヨークの街並みも加わって、ムーディーさが半端ない。田村正和の野生的な色気はアル・パチーノを思わせるし、やっぱりモテる男は自分から仕掛けるものなのかと思わされる。とはいえ、その強引さが許されるのは限られた存在だけだろうな。桜田淳子の美しさと演技力が光っていただけに、今後を見たかった。

2025.03.06 投稿

名探偵ポワロ シーズン9

4.0

冒頭とラストがしっかりリンクしていて完成度が高い「五匹の子豚」。母親の悲しい心情が伝わってきて、マザーグース絡みのタイトルもアガサ・クリスティらしくて好み。 「杉の柩」は最後まで油断できない展開。窮地に立たされた女性が罪を否定しない理由が気になった。ポワロの冷静な推理と振る舞いに見入ってしまう。 「ホロー荘の殺人」は犯人の正体こそわかりやすかったが、ポワロのラストの言葉が最高だった。原作とは結末が違うようだけど、ドラマの雰囲気に合った改変だと感じた。

2025.03.06 投稿

名探偵ポワロ シーズン8

4.0

ポワロが肥満解消のために送り込まれた療養の島で殺人事件が発生。マズイ食事にうんざりしていたのに、事件となると一気に活力を取り戻すのが面白い。真犯人は早めに察しがついたものの、宿泊客全員が怪しさ満点で楽しめた。ミスレモンの活躍もうれしい。一方、「メソポタミア殺人事件」は中東という珍しい舞台が新鮮。ポワロはロサコフ伯爵夫人に呼ばれてイギリスからはるばる向かったのに、すっかり財布扱い。ヘイスティングスが女性心理を語ってポワロに嫌な顔をされるのも安定感あって笑う。

2025.03.06 投稿

もっとあぶない刑事

3.0

シリーズとして安定してきた2ndシーズン。ハリウッドの海外ドラマを意識したスタイリッシュな作風がいい感じ。柴田恭兵のソフトリーゼント、サングラス、キザな台詞、そしてアドリブが光る。遅咲きの無名俳優から一気にトップスターへと駆け上がったのも納得の存在感。ユージの変装は毎回すごい。タイトル通り、より"あぶなく"なってる。シリアスとコミカルのバランスも絶妙。同じ俳優が別の役で何度も登場していて混乱することもww。

2025.03.06 投稿

名探偵ポワロ シーズン7

4.0

「エッジウェア卿の死」は、久々にヘイスティングス大尉、ミス・レモン、ジャップ警部が揃い、華やかな雰囲気。ロンドンに戻ったポワロの探偵復帰にぴったりの作品だった。事件そのものも映像映えする内容で楽しめた。 ヘイスティングス大尉はアルゼンチンで余生を過ごしたのかと思いきや、本作では破産して戻ってきたというドラマオリジナル設定。投資詐欺で大損した彼に、ポワロが「貴重なヒントをくれた」として礼金を贈る流れも粋だった。 「アクロイド殺人事件」は原作の叙述トリックを映像化する難しさがあったが、ジャップ警部の活躍ぶりが印象的。探偵引退後、田舎暮らしに馴染めないポワロのぼやきも面白かった。

2025.03.06 投稿

名探偵ポワロ シーズン6

4.0

ポワロの選り好みの激しさが今回も炸裂。もてなされた料理や贈り物を、それとなく拒むシーンがいくつかあったけど、さすがに失礼すぎる。誰か一発くらわせた方がいいんじゃないか?ヘイスティングス大尉はついにまともな恋愛をするのか?ジャップ警部はポワロ宅のビデが気になりすぎて落ち着かない様子が笑えた。ミス・レモンは相変わらず雇い主のために大忙し。「もの言えぬ証人」に登場したワイアー・フォックス・テリアのボブが最高にかわいかった。「ヒッコリーロードの殺人」はポワロシリーズの中ではベーシックな展開だが、全員が怪しく見える演出がよくできていた。

2025.03.06 投稿

名探偵ポワロ シーズン5

4.0

毎回ポワロの胸元のブローチをチェックするけど、ほぼ毎回つけてて面白い。「チョコレートの箱」はやっぱり最高のエピソード。グランドメトロポリタンの事件もロケ地がブライトンっぽくて、サッカーと一緒に行ってみたい。ポワロのベルギー時代の話も良かったし、ブローチやジャップの表彰がスッキリ盛り込まれて、流れが完璧。ヘイスティングスとミスレモンも戻ってきて、見ごたえあった。ポワロのミスリードも見事で、完全に騙された。

2025.03.05 投稿

名探偵ポワロ シーズン4

4.0

ヘイスティングス大尉とミス・レモンがいないと、ポワロのチャーミングだけどクセの強い性格を指摘してくれる人がいなくて、ちょっと寂しい。ジャップ警部も少し意地悪に見える不思議。シーズン4は3作品で、2時間弱の長さはちょうどいい感じだった。「ABC殺人事件」も含まれていて、見応えあり。今回はポワロのフランス語が楽しめたし、ホワイトヘブンマンションも豪華になってて、ロンドン以外の旅先も嬉しい。

2025.03.05 投稿

ミス・マープル HDリマスター版 カリブ海の秘密

4.0

久しぶりにミスマープルを観たけど、やっぱり面白い。英国の田園風景と綺麗な英語の発音に癒される。ジョーン・ヒクソンのマープル役は特に良くて、彼女の独特の雰囲気が素晴らしい。事件が進むにつれて、可愛らしい一面から知的で鋭い表情に変わるところが最高。スラック警部との関係も良い感じで、全体的に心地よく観られる。個人的には「復讐の女神」が一番好きだった。

2025.03.05 投稿

名探偵ポワロ シーズン3

4.0

シーズン3をやっと完走したけど、ポワロが自信たっぷりに「名探偵のエルキュール・ポアロとは私のことです」って言うシーン、なんだか可愛い。安定して面白くて、特に「戦勝舞踏会」回の華やかさが良かった。前半の内容は覚えてないけど、ポワロのセリフやキャラクターがしっかり楽しませてくれる。

2025.03.05 投稿

名探偵ポワロ シーズン2

4.0

ゆったりした雰囲気の中で、スーシェのポワロが本当に楽しい。ヘイスティングスとのやり取りが心地よく、見ていてほっこりする。第二シーズンで登場する「スタイルズ荘の怪事件」は絶妙なタイミングで、ポワロが初めてできたイギリス人の友達に喜ぶシーンが印象深い。昔の英国ドラマならではの味わいがあり、何度も見返したくなる。

2025.03.05 投稿

名探偵ポワロ シーズン1

5.0

デヴィッド・スーシェのポワロは本当に別格。演技力だけでなく、キャラクターの細かい部分までしっかり表現されていて、まるで本物の探偵がそこにいるかのようだ。昔の時代背景や社会的な描写には気になる点もあったけど、それを差し引いても十分楽しめる。観ているうちに、ポワロと一緒に事件を解決している気分になれる。そんな気楽に楽しめるシリーズ。

2025.03.05 投稿

黒社会

4.0

ユンファの香港ノワール、カタギの役が新鮮で面白かった。黒社会の親分が殺されてからの展開、暴力的でド派手なシーンが続いて、アクションも心に残った。特に街中での襲撃シーンがリアルで、無許可撮影の裏話がまたいい!ユンファの主題歌はちょっと笑ったけど、それも一興。『奇蹟/ミラクル』とは違って、バイオレンス一色の展開がなかなか良かった。香港映画が厳しくなる前の作品として、ちょっと懐かしさも感じる。

2025.03.05 投稿

栄光のル・マン

4.0

すげぇ映画だな!24時間耐久レース《ル・マン》の迫力が半端ない。走行中の車にめちゃくちゃ近づいてカメラが回り込むシーンやクラッシュの演出、手に汗握る。スティーヴ・マックイーンが台詞に頼らず、渋さで魅せる演技に感動。レース終了後、周りの喧騒を無視して、フェラーリ8番のドライバーと無言でお互いを讃え合うシーンが最高に美しかった。

2025.03.05 投稿

新座頭市 破れ!唐人剣

5.0

めちゃくちゃ面白かった!傑作だわ、まさに痺れるシーンの連続。これをもっと早く見ておけばよかったと思う。定番の要素はちゃんと押さえつつも、独特な作りで座頭市らしさが存分に出てて最高。登場人物みんな良かったし、浜木綿子の魅力に驚いた。勝新のいたずらっぽさもいい感じで、悲劇的な展開に引き込まれた。ラストの対決はすごく盛り上がったし、音楽も完璧。惜しいのは、冒頭の中国人嫁があっさり殺されちゃうところ。

2025.03.05 投稿

ある愛の詩

3.0

男性目線で見ると、主人公のわがままな坊ちゃんがどうしても苦手だった。彼が自分の恵まれた状況に感謝できない様子がイライラさせる。けど、ジェニーは本当に素敵で、彼女の深い魅力が光っていた。音楽や街の雰囲気、特に音響が印象的で、宣告を受けた後の歩きながらのシーンが心に残った。フランシス・レイの音楽もまさに映画にぴったりだった。

2025.03.05 投稿

歓呼の町

4.0

戦争を描いているのに、どこか温かい気持ちになる。心にじんわりと残る感覚があり、辛い現実を前にしても希望を感じるような映画だった。戦時中にこんな作品が求められていたんじゃないかと思う。棒読みの戦争賛成セリフも逆に当時の重さを感じさせる。八重桜の美しさも印象的!

2025.03.05 投稿

一番美しく

4.0

戦争中に動員された女子挺身隊がどんな思いで過ごしていたのかが伝わる映画だった。彼女たちは命をかけて働く中、無邪気さを失いつつあり、責任感と覚悟を持って仕事に励む姿が胸に響く。部活の合宿みたいな日常の中に、戦争の現実が見え隠れし、涙をこらえるヒロインの姿が印象に残る。終盤の寮の先生のセリフが少し変に感じたけど、時代背景を考えると納得できる。

2025.03.05 投稿

陸軍

4.0

木下恵介監督のこの作品、戦争と家族の絆が描かれた物語が心に残る。笠智衆演じる父親が感じる屈辱や、家業の没落を経て再起を目指す姿に共感した。家族の愛情と友情、戦友との絆がしっかり描かれ、特に星野和正が出征するシーンは胸が熱くなる。日清戦争から日露戦争、そして戦友との再会が物語に深みを加えていて、単なる戦争映画を超えた人間ドラマとして素晴らしい。

2025.03.05 投稿

虎の尾を踏む男達

4.0

黒澤監督の作品にしては、珍しく男だけの世界で描かれた忠義と情けの映画。登場人物たちの表情が非常に力強く、顔に焦点を当てた演出が印象的だった。大河内傳次郎の弁慶、エノケンの強力、それぞれが個性を発揮していて見応え十分。撮影の背景や製作中のエピソードも興味深く、コンパクトながら見応えのある作品になっている。

2025.03.05 投稿

そよかぜ~リンゴの唄~

3.0

途中で少しためて歌うアレンジがあるのも意外だったし、映画に「りんごの唄」が挿入歌として使われていることも知らなかった。外国映画で奴隷が綿を摘むシーンや、日本の大河ドラマで皆が農作業の合間に歌を歌うシーンと同じように、この歌を通して日本人が敗戦の苦しさを乗り越えてきたんだなと感じる。恋愛や仕事の希望が詰まった映画で、音楽の力を改めて実感。戦後の鬱屈を晴らす明るさがあり、当時の酷評も興味深い。

2025.03.05 投稿

續姿三四郎

3.0

画質も音質も最悪で、ずっと雨が降ってるみたいなざらついた映像。でも、それが逆に雰囲気を作ってた気もする。三四郎がニコニコしてて可愛い。源之助の弟たちが敵討ちに来る展開、ラストの決着はあっさりしていて少し拍子抜け。ただ、他流試合の緊張感はかなり良い。1945年にあれだけの外国人キャストをどう集めたのかと思ったけど、そもそもアメリカ人じゃないのか?戦時中の制作背景がちらつく一作。「勝っても悲しいことはある」――この一言がずしりと響いた。

2025.03.05 投稿

大曾根家の朝

4.0

やっと観られた。終戦翌年にこれを撮った気迫がすごい。戦時中、軍部に睨まれていた木下が、抑え込まれていた思いを爆発させたような映画だった。軍に寄りかかる叔父の傲慢さ、長男が思想犯として捕まったことで勝手に婚約を破談にする横暴。戦争が家族を引き裂いていく中で、女たちが置き去りにされながらも新しい時代へと向かう流れが鮮烈。何も言えなかった母が放った「ここから出てってください」の言葉に時代の変化を感じた。

2025.03.05 投稿

わが恋せし乙女

3.0

兄妹が木陰で休む場面、美子が布を振り回して丘を駆け下りる場面、甚吾が少年の頬をつまみながら涙を流す場面。切り返しやショットの繋ぎが独特で面白く、ロケーションも素晴らしい。のどかな牧場の風景が美しい。男の失恋を描いた映画。戦争に行っている間に妹には婚約者ができていた。血の繋がりはないとはいえ兄妹として過ごしてきた相手に恋愛感情を抱くのは、今見ると少し引く。でも、失恋の物語なのに最後が希望に満ちているのがいい。

2025.03.05 投稿

夜光る顔

4.0

終戦直後に作られた探偵映画というだけで胸が高鳴る。瓦礫の中で撮られたロケ映像には息をのんだ。荒廃した東京に漂う死の気配があまりに生々しく、戦争の爪痕を見せつけられる。そんな景色の中で展開するのは、夜光る顔と名乗る怪人物が宝石を狙う物語。怪人二十面相を思わせる展開に、江戸川乱歩の『少年探偵団』シリーズを思い出す。当時の観客も、どこかで似ていると感じたかもしれないが、それ以上に夢中になったはずだ。

2025.03.05 投稿

わが青春に悔なし

3.0

黒澤作品の中で、質感だけなら一番好きかもしれない。どこか外国映画のように感じるのは、娯楽大作じゃないからショットが際立つこと、時代劇じゃないこと、三船敏郎がいないことが大きい気がする。デヴィッド・リンチが好きだからか、こういう作風の方がしっくりくる。映画は結局、顔。原節子の顔が圧倒的。田植えの手とピアノを弾く手が重なるカット、シンプルで美しい。

2025.03.05 投稿

結婚

3.0

田中絹代の演技に引き込まれ、最初の構図の美しさと寒さが印象的だった。音声が途中で聞き取れなかったのは辛かったけど、家族との別れを避ける彼女の気持ちが徐々に変化していく様子に胸を打たれた。ハッピーエンドのはずなのに切ない終わり方にセンスを感じる。会話の長回しが冗長に感じる場面もあったけど、それでも感情がしっかり伝わってきた。

2025.03.05 投稿

不死鳥

3.0

辛い経験を経た彼女が現実を受け入れる事が自分の幸福だと言う。その価値観に深い意味を感じる。夫が戻らない現実に不満を言わず、過去の幸福な思い出に満足し、今の自分なりの幸せを見つける強さが印象的だった。戻ってこないならそれに適応しようとする姿勢が、非常に強い人間性を感じさせる。

2025.03.05 投稿

素晴らしき日曜日

4.0

戦後の一日を切り取ったカップルの静かなデートが描かれたこの映画、片岡義男のエッセイを通して知った。時代の空気や人々の心情が見事に映し出され、黒澤の初期作品にしては黒澤らしさが控えめだが、最後の演出は観客との一体感を感じさせる。お涙頂戴なシーンが多いが、それを感じさせないほど映像と演技が素晴らしい。恋人同士の平凡な日常に込められた美しさが、今も共鳴する。

2025.03.05 投稿

長屋紳士録

4.0

小津映画の、平凡さの中に感じられるさりげない美しさが心に残る。おたねの迷子の少年を受け入れる姿に、無償の愛と自己反省が込められている。子供との生活が変化をもたらし、気づけば人々の営みの中に温かさが溢れていた。笠智衆や飯田蝶子の演技も絶妙で、言葉のリズムが心地よい。現代に通じるユーモアと人情が、時代を越えて共鳴する作品。戦後の暗い背景に希望の種が見える。

2025.03.05 投稿

誘惑

4.0

原節子が見せる無邪気な笑顔から、泣き顔、ビールを飲み干すシーンまで、どれも目が離せない。まさに運命の女として、佐分利信の気持ちを揺さぶる存在感が強烈。プラトニックで清廉な不倫の描写が新鮮で、ただの禁断の恋に留まらない。杉村春子の妻としての怖さも一瞬で表現され、ダンスシーンは圧倒的!

2025.03.05 投稿

花は咲く、修羅の如く

4.0

武田綾乃作品は、じわじわとストーリーに引き込まれる展開がうまい。朗読の世界観を映像と音で演出するのが心地よく、声優の演技力も存分に発揮されている。高校の放送部という珍しい設定も新鮮で、誠実でひたむきな姿に清々しさを感じる。何歳になっても、こういうまっすぐな情熱に触れると熱くなれる。これは絶対最後まで見届ける!!

2025.03.04 投稿

ニートくノ一となぜか同棲はじめました

3.0

千葉繁さんのナレーションがあるだけで笑えてくるし、くだらなさ全開の演出もクセになる。ニートくの一の無駄に多いケツアップや股間アップも、ここまで突き抜けてると逆に清々しい。ストーリーは雑でご都合主義、ひねりもないが、それすら楽しめるならアリ。仕事終わりに1.6倍速で流すとちょうどいい塩梅。評価に迷うけど、必要なときにないと困るタイプの作品なので、悪い点はつけたくない。

2025.03.04 投稿

地縛少年花子くん2

4.0

サプライズ要素が増えていて面白い。鬼頭明里さんの演じる先生も、数年前の作品群ですでに可愛さのピークに達していた印象がある。未来ちゃん役も視聴者に愛されているし、引き続き応援したくなる。ストーリー面では少し名残惜しさがあるが、八尋寧々の寿命の設定がある以上、この先の展開は限られてしまうのかも。視聴者の評価は分かれるかもしれないが、鬼頭さんが歌う挿入歌が八尋への想いを引き立てている。

2025.03.04 投稿

SAKAMOTO DAYS

3.0

戦闘シーンは迫力があるし、日常パートもちゃんと面白いから意外と楽しめる。テンポもいいし、気軽に見られるのがいいところ。一般人の感覚がぶっ飛んでるのもクセになる要素かも。個人的には結構好きで、飽きずに見られるタイプ。日常系の雰囲気もあって、坂本さんに癒される場面も多い。最強の殺し屋が結婚して引退したものの、また命を狙われる展開で、今後の本気モードがどうなるか期待。

2025.03.04 投稿

クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。

3.0

そこまで話題になってないけど、個人的にはかなり好きなラブコメ。登場人物の気持ちが少しずつ変わっていく過程が丁寧に描かれていて、そういうのを見守るのが楽しい。特に金髪の子が良い。相手のいいところを知ったり、悲しみに寄り添ったり、そういう積み重ねが恋愛ものの醍醐味。テンポはやや速めだけど、ツンデレのバランスはまだ許容範囲。ただ、デレた後に急にツンツンする展開は少し強引で、もう少し自然な流れが欲しかった。

2025.03.04 投稿

Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。

3.0

作画の安定感があって意外と見やすい。追放モノのテンプレ展開ではあるけれど、丁寧に作られているのが伝わってくる。バトルシーンも派手さこそないが、しっかり動いていて悪くない。配信要素を絡めた設定も面白くなりそうな雰囲気はある。ラストは元パーティーがぐぬぬ…となるのが定番だろうし、そこは安心して見ていられる。展開の予測はつきやすいが、その分気楽に楽しめる。

2025.03.04 投稿

キン肉マン 完璧超人始祖編 Season2

4.0

まさに友情・努力・勝利の原点ともいえる作品。勢い任せのストーリー展開や感情のブレもあるが、そんなことは気にならないほどキャラと必殺技の魅力が詰まっている。バッファローマンの覚醒はとにかく熱い!多少強引な展開も、この作品ならではの味。理屈抜きで楽しめるのがいい。

2025.03.04 投稿

Unnamed Memory Act.2

3.0

背景や衣装デザインのクオリティは相変わらず高い。記憶リセットからの2期がスタートし、『コードギアスR2』のルルーシュや『ジョジョ4部』の川尻早人を思わせる展開がちらつく。1期の終盤で記憶ごと消えたオスカーの存在が切ないが、物語の行き着く先に期待したい。今のところ評価は低めだが、ティナーシャの可愛さが救い。この独特な関係性が今後どう転がるのか、もう少し見守ってみたい。

2025.03.04 投稿

アラフォー男の異世界通販生活

3.0

声優陣の演技が際立つ作品で、本渡楓さんや富田美憂さんの存在感が特に光る。諏訪部順一さんや福山潤さんの安定した演技も心地よい。画の好みは分かれるかもしれないが、気軽に観るにはちょうどいいテンポ感。昼飯を食べながら流すのにも向いている。子供キャラの可愛さが癒しポイントのひとつ。ただ、時折クセの強い描写があり、そこは人によって評価が分かれそう。

2025.03.04 投稿

劇場アニメ『ベルサイユのばら』

4.0

何を真実とし、何を大切にして生きるのか。登場人物たちの決断のひとつひとつが、その問いを突きつけてくる。オスカルが選び取った生き方も、フェルゼンの愛も、アントワネットの迷いも、すべてが自由の在り方を模索する過程に思える。恋愛だけでなく、人生の選択そのものが描かれているからこそ、心に刺さる。既存の価値観に縛られず、自分で選び、自分で責任を持つ。その重みが、この物語を強くしている。

2025.03.04 投稿

グリザイア:ファントムトリガー

3.0

女子高生が傭兵部隊をやるという設定はファンタジー感満載なのに、妙にリアルな描写がクセになる。戦争やアクションのリアリティを求める作品ではないが、独特の世界観が面白い。頭を空っぽにして楽しむのが正解で、ご都合主義を気にせず見ると純粋に楽しめるはず。CANAANのような雰囲気もあり、気軽に観られる萌え系アニメーションとしても適度なバランス。どうでもいいことで悩んでいる時には、こういう作品がちょうどいい。

2025.03.04 投稿

俺だけレベルアップな件 Season 2 -Arise from the Shadow-

5.0

貪欲に成長を続ける最強系主人公の活躍が熱い。伏線も多く、キャラ同士のぶつかり合いが見どころ。Sランクの誰もが失敗したクエストを、主人公がさらっと攻略していく流れも爽快。シーズン2に入ってから一気に面白さが増し、作画のレベルも格段に向上。特に6話のバトルシーンは、カメラワークと作画が絶妙に組み合わさった見応え抜群の仕上がり。音楽の使い方も秀逸で、臨場感を高めている。これからの展開にも期待が膨らむ。

2025.03.04 投稿

わたしの幸せな結婚 第二期

4.0

繊細な作画に圧倒される。瞳の色は何層にも重ねられ、植物の描写も息をのむほど緻密。建築物は実在のものがモチーフになっており、その細かさに見入ってしまう。 物語は『帝都物語』を彷彿とさせる展開に突き進み、美しい画風とは裏腹に、初詣の神社で魔物を使った勧誘デモンストレーションが行われるなど、容赦のない描写が光る。美世の内向的すぎる性格にやきもきする場面もあったが、少女マンガ調の美しい画で、迫力ある魔物退治が展開されるのが新鮮で面白い。

2025.03.04 投稿

Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士として暮らしてます

3.0

原作の面白さは健在だが、アニメは方向性がちぐはぐに感じる。ネコの大きさが一定せず、活躍を期待しているのに余計な要素が多い。特にお色気要素が強調されすぎていて、そのセンスも微妙。制作の意図はわからないが、いろいろ詰め込んだ結果、どれも中途半端になってしまった印象がある。タマの可愛さだけで十分なのに、転生した男の設定が邪魔に思えてしまう。鳴くだけで癒されるのだから、そこにもっと焦点を当ててほしかった。

2025.03.04 投稿

青の祓魔師 終夜篇

4.0

獅郎、ユリ、サタンの掘り下げが濃密で、毎話胸を締めつけられる。ここまでしっかりアニメ化されたのが本当にありがたい。最近の青エクの中でも群を抜いて面白いし、漫画派の人でも追加カットが多くて新鮮に楽しめるはず。陰鬱な展開にアマザラシの楽曲が重なると、世界観がさらに深まる。獅郎の過去が明かされ、ユリとの関係や当時の状況も見ごたえがある。燐の能力の覚醒が気になるし、雪男の行く末も目が離せない。

2025.03.04 投稿

セプテンバー5

4.0

デジタル技術がない時代、限られた機材の中で素早く正確な情報を届けようとする緊張感がスタジオ全体に張り詰めている。ケータイも送受信システムもない環境で、どう判断し、どう伝えるか。その過程がスリリングだった。無線を受話器口に押し当て、翻訳者と一緒にドイツ語の放送を聞く場面も、当時ならではの工夫が詰まっている。アナログなやり取りは不便なはずなのに、逆にその機械的な手順が洗練されて見えた。

2025.03.04 投稿

ノー・アザー・ランド 故郷は他にない

4.0

「ぼくの村」という視点で淡々と綴られるからこそ、ヨルダン川西岸の小さな村で起こる現実が生々しく伝わってくる。大義や政治を語るのではなく、ただ自分たちの家が壊されていく日常を記録するからこそ、普遍的なテーマが浮かび上がる。悲惨な出来事を描きながらも、過剰な演出はなく、冷静な視線が貫かれているのもいい。スマホを使った発信やメディアの力の描写も、現代的な視点を感じさせた。

2025.03.04 投稿

テリファー 聖夜の悪夢

4.0

ゴア描写はさらにエグく、ホラーとしての怖さも増している。アート・ザ・クラウンの不気味な真顔や、冒頭の家のシーンにはゾクッとさせられた。銃や爆弾まで持ち出して暴れ回る姿は、スラッシャーの域を超えてもはや戦争レベル。ストーリーの背景よりも、派手な殺戮こそが求められているのがよくわかる。前作より短いとはいえ、まだ長め。ヒロインのコスプレは消えたが、クライマックスのあっさりした幕引きは惜しい。それでも、この突き抜けたゴアは見逃せない。

2025.03.04 投稿

ヘヴィ・トリップⅡ/俺たち北欧メタル危機一発!

4.0

フィンランドのメタルバンド、インペイルド・レクタムの面々が、今度は脱獄してドイツを目指す。看守長との追走劇を繰り広げながら進むロードムービーで、相変わらずメンバーのキャラが濃い。バンドの結束が試される展開で、どこか爽快感がある。道中のドタバタ劇には笑わせられる場面も多かったし、音楽が彼らを突き動かす原動力になっているのも良い。ラストは唐突で、もうひと押し欲しかった気もするが、前作の記憶が曖昧でも十分楽しめた。

2025.03.04 投稿

ボブ・マーリー:ONE LOVE

5.0

映画館で観る価値のある作品。大音量で響く名曲の数々に圧倒され、ボブ・マーリーの音楽の力を改めて実感した。彼の人生をスクリーンで追体験する中で、政治と音楽の関係や、ジャマイカの情勢にも自然と引き込まれる。主演俳優の話し方や仕草、歌声まで見事にボブに重なり、途中から本当に彼がそこにいるように思えてきた。音楽が世界を変える力を持つことを示した伝説のアーティスト、その存在の大きさに改めて心を打たれた。

2025.03.03 投稿

バンビ

5.0

森の描写が息を呑むほど精緻で、雨粒が葉を伝う様子まで丁寧に描かれている。動物たちはデフォルメされつつも、生態へのリサーチがしっかりしていてリアリティがある。バンビが言葉を覚えていくシーンが微笑ましく、成長の過程が胸に迫る。母の死を乗り越える過酷さを描きながらも、最後は春の訪れと新たな命の誕生へとつながる展開が見事。大自然の厳しさと美しさが響く作品だった。

2025.03.03 投稿

ミニヴァー夫人

4.0

戦時下を生き抜く人々の姿がリアルに描かれていて、想像以上に戦争映画だった。シナリオの完成度が高く、特にラストは予想を超える展開。ウィリアム・ワイラーらしい作り込みに唸る。『我等の生涯の最良の年』と比較すると、戦争に対するスタンスの変化も興味深い。本作は戦時中の現実を捉え、もう一方は戦後の人々に焦点を当てている。最後の神父の言葉が強く響く。

2025.03.03 投稿

奥様は魔女

4.0

魔女がホウキで飛ぶって、よく考えたら突飛なのに、現代でもこのイメージが受け継がれてるのが面白い。ユーモアとトリック満載で、ラブコメのテンポも抜群。ヴェロニカ・レイクの演技が前半と後半でガラッと変わるのも見どころ。ラストの車が浮く展開までぶっ飛んでいて、1942年にこんなセンスがあったのかと驚く。短い時間にぎゅっと詰め込まれた楽しさが心地よかった。

2025.03.03 投稿

海の征服者

4.0

タイロン・パワーの存在感が圧倒的で、特に肩を鳴らす仕草ひとつ取っても格好良すぎる。常にオイルを塗ったような肌がテクニカラーに映える。モーリン・オハラの勝気なキャラクターも健在で、荒く扱われても結局は彼女が全てを掌握しているように見えるのが痛快。剣術の見せ場が多いのは少し惜しいが、それでも船の細かい動きやコメディ要素が楽しい。ラストのシルエットの美しさ、たまらない。

2025.03.03 投稿

打撃王

4.0

昔のアメリカ映画には、大人としての責任感を持つ俳優が多かった。本作のゲイリー・クーパーもまさにそんな存在。人間臭さと愛嬌を兼ね備えたルー・ゲーリッグを演じ、頼れるヤンキースの強打者としての姿がしっかりハマっている。ヒューマンドラマとして温かみがあり、映像の陰影も美しい。ヒーロー不在の今だからこそ、こういうピュアで良心的な物語が心に響く。

2025.03.03 投稿

生きるべきか死ぬべきか

3.0

大胆な風刺が散りばめられたコメディなのに、テンポのいい掛け合いで軽快に進む。ナチから逃れた実体験を織り交ぜながら、サスペンスとしても十分楽しめる展開。戦争中でも「銃を取って戦え」とならず、役者としての表現で抗う姿に気概を感じた。スパイものの緊迫感の中で、シレツキーを騙そうと奮闘する一座がだんだん愛おしくなってくる。

2025.03.03 投稿

ラテン・アメリカの旅

3.0

ドナルドが筆で描かれた世界の中に溶け込んでいく映像のアイデアがすごい。グーフィーの場面転換のセンスも抜群で、昔のディズニーは小さなボケまで手が込んでいると改めて実感。実写の挟み方もちょうどよく、遊園地のアトラクション待ちで流れる映像みたいなワクワク感があった。自由な発想で何でも試せる環境だったんだろうな。あの雰囲気でギター弾けるグーフィー、実は相当モテるのでは?

2025.03.03 投稿

心の旅路

4.0

希望と絶望が交錯するポーラの心情に引き込まれ、124分があっという間だった。姪のキティがただの小娘ではなく、チャールズの心の奥に別の誰かを感じ取る繊細な女性として描かれているのも印象的。夫を探し続けながらも空白の3年間に触れず支え続けたローラ、ぼんやりとした記憶の中に見え隠れする希望。ラストの霧の街、鍵、"スミシィ"への返事に祈るような気持ちになった。

2025.03.03 投稿

疑惑の影

4.0

プレゼントされた指輪に刻まれたイニシャル、その瞬間から叔父の素顔がちらつき始め、ゾワッとする怖さに目が離せなかった。チャーリーが叔父にぐいぐい迫る姿に不安を覚えていたら、案の定…。ジョゼフ・コットンのただ立っているだけで放つ威圧感が見事で、悪役としても際立っていた。何気ない日常の中に潜む恐怖、その不気味さを最大限に活かすヒッチコックの手腕が冴えわたる。指輪のショット、忘れられない。

2025.03.03 投稿

逃走迷路

4.0

工場の火と黒煙、壁に映る影、オープニングからヒッチコックらしさ全開。シンプルな筋だけど、次々と展開が押し寄せ、息をつく間もない。特にラストの袖が破れていくシーンは手に汗握る。無実の罪を着せられた男の逃亡劇の中で、人は何を信じ、何を疑うのかが問われる。盲目の老人の言葉が胸に刺さる。戦時下の空気が反映されたサーカス団員のやりとりや、2度登場する看板の暗示など、観るほどに深みが増す作品だった。

2025.03.03 投稿

スイング・ホテル

4.0

ホテルを舞台に、恋と駆け引きが繰り広げられる華やかな作品。歌かダンスか、どちらで相手の心を掴むのかが鍵になってくる展開が面白い。リンダのひたむきな姿や、彼女を支えるエイミーの言葉に心が動かされた。ホワイトクリスマスのシーンは特に感動的で、この曲がさらに好きになった。祝祭ごとの華やかなパフォーマンスが楽しく、アメリカのホリデー文化を存分に感じられる映画。観るならホリデーシーズンがぴったりだ。

2025.03.03 投稿

カサブランカ

5.0

「君の瞳に乾杯」――何度観ても響く名台詞、洒落た演出。バーグマンの存在感にただただ圧倒される。こんなにも美しい人がいるのかと息をのんだ。信念を貫くラズロの男らしさに惹かれ、彼と共にイルザが旅立つことを願わずにはいられなかった。クラシック映画納得の傑作。白黒映画の古さを感じさせない面白さがある。愛した女の幸せを祈る男の切なさがかっこいい…。

2025.03.03 投稿

ジャングルブック

4.0

ジャングルの幻想的な風景、光と影が織りなす色彩が美しい。水面に映る鹿、優雅な黒豹、愛嬌のある虎、どの動物も存在感がある。モーグリと少女が駆ける夜のジャングルの躍動感、遺跡のマット画とセットの作り込まれた雰囲気も魅力的。強欲が人を破滅へ導く展開は単なる冒険物語に留まらない深みがある。サブーのモーグリは野生と純粋さを併せ持ち、ハマり役。テクニカラーの美しさが際立つ作品で、劣化した映像でもなお惹きつけられる力がある。

2025.03.03 投稿

空軍

3.0

ストーリー性は極端に薄く、まるでドキュメンタリーを観ているような感覚に陥る。ジョナス・メカスが絶賛したという話もあるが、現代の視点から見るとそれほど強く心に残るものはない。戦意高揚映画としての側面が強く、日本人としては素直に楽しめない部分も多い。ホークス自身、この作品をどこまで本気で撮ったのか疑問が残るが、戦争映画としての役割を果たしたのは確かだろう。

2025.03.03 投稿

名犬ラッシー 家路

5.0

あちこちで涙がこぼれた。ストーリーはシンプルだけど、心に響くものがあった。最近観た映画の中でも特に印象に残る一本。お金がないからと家族同然の犬が売られる展開は胸が痛む。逃げ出したラッシーがジョーの元へ向かう旅には、ひたすら応援する気持ちしかなかった。エリザベス・テイラーの可憐さにも目を奪われる。何より、ラッシーの演技が素晴らしすぎる。こんな賢くて健気な犬と暮らせたらと思わずにはいられない。

2025.03.03 投稿

ウルトラマンエース

3.0

男女が揃わないと変身できないウルトラマンという設定が斬新。その後のシリーズに大きな影響を与えた作品で、「ウルトラ兄弟」や「ヤプール人」の概念もここから生まれた。クセが強く、最初に観るにはハードルが高いかもしれないが、慣れると癖になる独特の作風。南の衝撃的な退場には驚かされたが、男女合体変身というアイデアは今でも唯一無二。超獣という呼び名も含め、挑戦的な試みが詰まっていた。

2025.03.03 投稿

ある結婚の風景

4.0

夫婦の会話劇だけで進むのに、内容が濃すぎて全く飽きない。最初はかろうじて保たれていたバランスが、夫が浅慮な本音を垂れ流し始めたことで崩壊。幼児のように甘える夫と、そんな彼を支えようとする妻の関係にイライラしつつも目が離せない。ぶつかり合いが激化していく様子は地獄絵図。すべてをさらけ出せば関係が良くなるわけじゃないと痛感させられる。

2025.03.03 投稿

死に損なった男

4.0

不条理な設定ながら、映画の空気はあくまで日常の延長線上にあり、キャラクターの人間味を活かした展開が心地いい。主演の水川かたまりがハマり役で、演技というより素の魅力がそのまま活かされているように感じた。脇を固める正名僕蔵との掛け合いも絶妙。笑いながらも、どこかほろ苦さと希望が混じる、クセになる作品!

2025.03.03 投稿

遺書、公開。

4.0

今年観た中で群を抜いて面白かった。展開の読めなさが抜群で、進むごとにどんどん引き込まれる。キャスト全員の演技が安定しており、特に髙石あかりや宮世琉弥の存在感が際立っていた。笑えるシーンもあればゾッとする瞬間もあり、そのバランスが絶妙。現代のスクールカーストを巧みに描きつつ、物語の勢いが途切れない。

2025.03.03 投稿

荒野の少年イサム

4.0

日本人ガンマンが西部の荒野を駆けるだけでも熱いのに、さらに柔道まで繰り出すとなれば興奮しないわけがない。ストイックで優しさを持ち合わせたイサムの姿に惹かれる。西部劇アニメ自体が珍しく、世界名作劇場のような味わいもある。家族を探す旅が軸になっているが、道中で善と悪が交差し、彼の真っ直ぐな心が際立つ展開が良い。古い作品だけに動きや作画の粗さはあるが、物語の良さがそれを補って余りある。

2025.03.03 投稿

大草原の小さな家 HDリマスター版 シーズン1

5.0

気づけばシーズン1が終わっていた。貧しくても心は満たされ、家族の温かさが染みる。ほのぼのした雰囲気に癒される時間。ネリーと母親の憎たらしさが絶妙で、イライラしつつもつい目が離せない。物語の背景には、先住民の土地を奪った歴史があるのも忘れてはいけない部分。ただ、その点に触れたエピソードもあり、一面的な視点だけでは語れない作品。続きもじっくり楽しみたい。

2025.03.03 投稿

大草原の小さな家 HDリマスター版 シーズン2

5.0

切なさや笑い、アクションに重たい話まで、回ごとに異なる展開があって飽きない。音楽の使い方も秀逸で、登場人物の感情をオーケストラの効果音で表現しているのが印象的。キャリーも成長し、しっかりお手伝いできるように。オルセン一家の意地悪さが増した気もするが、ローラ一家とのキャンプ回は大笑い。憎めないキャラたちがやっぱりいい。偏屈な銀行家もクセが強くて面白いし、「思い出」の回は涙なしでは見られなかった。不死身のエドワーズも健在で、これからの展開が楽しみ。

2025.03.03 投稿

コンドールマン

3.0

激闘だけでなく、人間社会の歪みや欲望にも踏み込んだ物語が面白い。モンスター一族の存在自体が、人間の欲の象徴のようにも思えてくる。主題歌の歌詞にも社会への鋭い視点が込められていて、そのメッセージ性が良い。悪の親玉が生き残る結末も、悪が決して消え去らないという現実を示しているよう。だからこそ、どんな時代でも正しい心を持ち続けることが大切なのだと感じた。

2025.03.03 投稿

ナッシュビル

4.0

アルトマンらしい、悲しくも楽しく、適当でダラダラしているのに熱量は高い群像劇。24人もの登場人物が交差しながらも、点と点のまま終わっていく。その散漫さが逆に「ナッシュビル」という街全体を主人公にしているようで面白い。政治や文化の背景を深く知っていればさらに楽しめるが、アルトマン特有のブラックコメディの人懐っこさは健在。登場人物の濃さも抜群で、特にシェリー・デュヴァルの七変化には驚かされた。

2025.03.03 投稿

大草原の小さな家 HDリマスター版 シーズン3

3.0

ローラがいないのが気になるが、第一話のゲストがジョニー・キャッシュという豪華さ。これまで温かな話が中心だったが、黒人少年ソロモンや黄金の国など、社会的なテーマが顔を出し始めた。ただ、根底にあるホームドラマの温かさは変わらない。とはいえ、シーズン1・2の完成度と比べると演出に冗長さが目立ち、ネリーの性格改変も気になった。それでも『にせの牧師さん』や『春の別れ』など、心に残るエピソードはしっかりあったのが救い。

2025.03.03 投稿

新必殺仕置人

4.0

中村主水の物語がここで完成したと言ってもいい。念仏の鉄と始まった旅が、この作品で締めくくられる。最終回は全員が最高にかっこいいが、その重みを味わうには全話見るしかない。41話もあるとさすがにマンネリを感じる瞬間もあるが、キャラの魅力で最後まで引き込まれる。ラストが「必殺仕置人」の冒頭と重なるのも粋な演出。ただ、そこに鉄の姿はない。いつも主水はそうだ。物語が終わる頃には、結局ひとりになっている。

2025.03.03 投稿

大草原の小さな家 HDリマスター版 シーズン4

4.0

エドワーズさんが突然いなくなって寂しい。でも新キャラのガーベイが意外と機転が利く男で、なかなか面白い存在だった。今シーズンはどの話も人生の普遍的なテーマを突きつけてくる。特に、莫大な資産が転がり込み友人の態度が一変する話や、恋に落ちた娘の駆け落ち騒動は印象深い。メアリーが永遠に光を失う転機となるシーズンでもあり、15話の彼女の怒りのシーンは圧巻だった。ネリーが少し人間らしさを取り戻したのも意外だった。

2025.03.03 投稿

幸福の黄色いハンカチ

4.0

昔の人の愛に対する覚悟の重さに驚いた。過去は変えられなくても、正直に自分と向き合い、相手の幸せを願って生きる主人公の姿が好きだった。作中で語られる「女の子は咲いた花のように脆いから、男が守るべきものだ」という言葉が強く心に残る。まさに「漢」そのもの。今の時代、こんな考えを持つ人はどれくらいいるのだろう。ラストは知っていても、その過程を見守る時間が濃密で、最後まで見届けたくなる作品だった。

2025.03.03 投稿

ルーツ

5.0

黒人奴隷を扱った作品は何度か見ているが、やはり胸が痛む。どんな状況でも誇りを捨てずに生き抜こうとする姿に涙が出た。クンタ・キンテがあっさり命を落とす展開には驚いた。子どもを奪われ、再会も叶わないまま人生が終わるなんて、現実には無数にあったのだろう。まさか実話をもとにしているとは知らずに見ていたので、最後で衝撃を受けた。人種差別の恐ろしさだけでなく、強く生きることの意味を突きつけられる作品だった。

2025.03.03 投稿

ナバロンの嵐

3.0

『ナバロンの要塞』からキャストが一新されても、チームが困難な任務に挑む展開はやはり惹きつけられるものがある。特に橋の破壊計画が進むにつれて、敵だけでなく裏切り者の存在が緊張感を高めていた。監督が『007』シリーズのガイ・ハミルトンということもあり、派手な演出よりも堅実な作り込みが印象的。今の時代だとテンポはややスローに感じるかもしれない…。

2025.03.03 投稿

大草原の小さな家 HDリマスター版 シーズン5

4.0

ウイノカでの暮らしが長引いて、そろそろ限界かと思っていたところに帰郷の展開。これには本当にホッとした。なつかしい土地へ戻る道中も見ごたえがあり、特にオルソン夫人の変化には驚いた。最終話はとてもよかったし、ラストも衝撃的。TVドラマであんなシーンが見られるとは思わなかった。13話でハリエットとネリーが変わるかと期待したけど、まだ先の話らしい。それでも長めのエピソードが多いシーズンの中でしっかり楽しめた。

2025.03.02 投稿

1941

4.0

スピルバーグには合わなかったのかもしれない。そう考えれば、失敗作とされるのも仕方がないのか。ただ、この映画が大好きなので、そう評されるのはやはり納得がいかない。もしサスペンス寄りの小品だったらどうなっていたか、そんな妄想も浮かぶ。戦時下のデマによって港町がパニックに陥る話なら、彼の手腕でスリラーの名作になっていた気がする。

2025.03.02 投稿

大草原の小さな家 HDリマスター版 シーズン6

4.0

ローラの成長を描く中で、意地悪コンビが毎度痛快にやられるのが見どころ。もはやプロレスのヒール役さながらのネリーと母親だが、ついにネリーが価値観を覆し真実の愛を掴む展開に。彼女の相手がチビで眼鏡のユダヤ人、対するローラの恋人は男らしく凛々しい設定という対比には苦笑するしかない。そんな中、一番の名シーンは娘に喝を入れるオルソンさん。やっぱり彼こそが影の主役かもしれない。

2025.03.02 投稿

伊賀の影丸

4.0

影丸の手裏剣の多さはまさに無限(笑)。葉っぱもどこから湧いてくるのか、木のない場所でも木の葉隠れを発動する徹底ぶり。忍術の豪快な見せ方が、この作品の魅力を際立たせる。光秀の狙いは家康だったはずが、邪鬼は影丸討伐に執念を燃やし、もはや場を支配し始める始末。影丸との対決は水中戦に突入し、葉っぱ封じの戦略が炸裂。ここまで来たらもう目が離せない。最後力入ること間違いなし!

2025.03.02 投稿

何か面白いことないか

3.0

大胆な挑戦をしているのに、妙に気取った台詞や演出が空回りしているのが惜しい。前半は快調な滑り出しだったが、セスナが壊れるあたりから迷走気味に…。蔵原監督自身が失敗作と語るのも納得できる部分がある。それでもルリ子の存在感は際立ち、彼女を軸に見るとまた違った味わいがある。戦争を美化するかのような会話劇も含め、軽薄な世の中を皮肉っているようで、結局この映画自体がその軽薄さと紙一重なところが面白い!

2025.03.02 投稿

光る海

3.0

スタイリッシュな音楽と英語の使い方で、独特のテンポを作り出している。ただ、少し長さを感じる部分も…。むちゃくちゃな婚約の誓いに続く清水と奈良岡の台詞には笑ったが、その後も常識から少しずつズレていく展開が面白い!軽井沢の闘病シーンで吉永を踊らせる演出には驚き!!

2025.03.02 投稿

アカシアの雨がやむとき

4.0

甘く切ない物語が音楽とともに記憶に残る。すれ違い、突然の不幸、絡み合う恋模様——古き日本映画の要素が詰まっているが、それが時代を超えて受け継がれる理由がよく分かる。単なるメロドラマでは片付けられない、普遍的な魅力を持つ作品だと改めて感じた。

2025.03.02 投稿

愛と死をみつめて

3.0

病に向き合う姿が胸に迫る。明るく振る舞いながらも、次第に病状が悪化していく道子の姿に言葉を失う。阪大病院で出会った二人が交わした手紙が、より一層切なさを際立たせる。ギターの旋律が物語に寄り添い、余韻を深めていたのが良かった。

2025.03.02 投稿

ロード・ジム

4.0

価値観の独特さが際立つ。愛する人が別の世界へ行くことは悲劇でも、死は悲しみではない。なぜなら、その存在は永遠に自分の中で生き続けるから。嵐の中での決断が後の行動を左右し、罪悪感が新たな道を開く。無我夢中で制服にアイロンをかける姿は異様で目が離せない。先住民と共闘し、信頼を築くも、理想と現実のズレが皮肉に描かれる。敵への寛大さと、それを裏切る行動の結末も印象深かった。

2025.03.02 投稿

夜明けのうた

5.0

浅丘ルリ子が生み出す空気を余すことなく捉え続ける間宮のカメラワークは圧倒的。病院の長回しは奇跡的とも言える出来栄えで、日本映画史に刻まれるべき名シーン。その手法が次世代の日活作家たちに与えた影響も大きいと感じる。私生活を暴くような本を当て書きされた女優の苦悩、その内面を横顔一つで表現する巧みさが心に響く。奔放でわがまま、それでいて思慮深い典子の姿に、成熟した大人の女性像が見事に投影されていて感動した!

2025.03.02 投稿

破戒

4.0

差別の問題が根深く横たわる中で、社会運動へと踏み出す葛藤が力強く描かれる。信念を貫く姿には見応えがあるものの、説教調の色が濃い点は少し気になる。池部良の芝居の濃さも好みが分かれそうだが、演出の妙はさすが木下恵介。長回しで捉えた処刑場の場面や、お琴の扱い方に監督の手腕が光る。宇野重吉の包容力ある演技には思わず胸が熱くなった。

2025.03.02 投稿

4.0

戦後の荒廃を背景に、共依存に陥る男女の転落を鋭く描き出す。終始漂う厭世的なムードが強烈で、短い尺ながら緊張感を途切れさせない演出の巧さに唸る。小田原ロケの独特な空気感も印象深く、逃れようのない結末に向かう道行きの冷徹な視線が光る。木下恵介が手がけた中でも異色の一本だが、サスペンスの緊迫感は今見ても鮮烈。

2025.03.02 投稿

肖像

4.0

妾でありながら家主の娘を演じるヒロインの葛藤が刺さった!最初は面倒くさそうに振る舞いながらも、絵描きの父とその家族との触れ合いを通じて、次第に心が揺れ動いていく過程は見事!1階と2階で対比される芸術と営利の構図、観客には見せない肖像画の演出、闇から光へと向かうラストのショットまで、細部まで計算された演出に感心する。名台詞や名場面が散りばめられた名作。

2025.03.02 投稿

酔いどれ天使

4.0

堅物の医者と義理人情に厚いヤクザ、ぶつかり合いながらも根底では通じ合う二人の関係がグッド!顔を合わせれば喧嘩ばかりなのに、医者がヤクザの体調を気にかける姿には思わず笑ってしまう。診療所の備品を自分で壊すシーンもクセになる面白さ!三船敏郎の28歳とは思えない貫禄に驚かされるし、時代を感じさせないヒューマンドラマの作りが素晴らしい!異なる世界に生きる二人が選んだ結末は、これ以上ないほど見事な締めくくりだった。

2025.03.02 投稿

三百六十五夜(総集編) 

4.0

高峰秀子の高飛車な態度と洒落た装いが良い!後篇にかけて物語はさらに絡み合い、犯罪アクションの趣も感じられる展開に…。山根寿子の薄幸なヒロイン像が切なく、上原謙とのすれ違いが切ない。総集編は大阪篇が大幅にカットされているようだが、それでも作品の勢いは衰えていない!!記念碑的な一本といえるだろう。

2025.03.02 投稿

風の中の牝鶏

4.0

序盤30分の妻に関する情報の積み重ねが見事で、夫が帰宅してからの流れも無駄がない。田中絹代の気迫には圧倒され、特に階段のシーンは手に汗握るものがあった。スタントなしと知ると、その根性に驚くばかり。昭和の空気が詰まった大家一家の食卓や、小僧の豪快な食べっぷりも妙に印象に残る。社交ダンスのシーンも独特の雰囲気あり!

2025.03.02 投稿

新釈 四谷怪談

3.0

罪の意識に苛まれる男が、自らを追い詰めていく過程が丁寧に描かれていた。田中絹代のお岩は文句なしの存在感があり、悲劇的な役柄を見事に体現している。上原謙の伊右衛門は新鮮な解釈だったが、どうにも頼りなさが拭えず、後半にかけての盛り上がりに欠ける印象を受けた。前半の流れが良かっただけに、終盤の展開は少し物足りない。炎上シーンはやや大げさに感じたが、それもまた独特の味になっているのかもしれない。

2025.03.02 投稿

晩春

3.0

どのショットも均等な強度をもって撮られる小津映画の特性を考えれば、そこに生々しい性の気配を感じ取らずにはいられない。小津安二郎が意図的に避けてきたものをあえて中心に据えたともいえる作品。しかし、それを異質な要素として切り離すのではなく、細部に宿る意義として捉えるべきだろう。

2025.03.02 投稿

野良犬

4.0

オープニング、喘ぐ犬のクローズアップから作品の持つ圧倒的な力が伝わってくる。汗や雨、潰れたトマト、滴る血を受ける草花まで、細部へのこだわりが凄まじい。戦後の混乱と貧しさをじっくり描きながらも、悪を悪として突きつける鋭さが光る。志村喬が登場した瞬間、物語に脈動が生まれ、千石規子は"おばあちゃん"のイメージを根底からひっくり返していた!のたうつ犯人の姿に、あの山崎努の叫びを思い出す…。

2025.03.02 投稿

金語楼の子宝騒動

3.0

戦時中の多産奨励から戦後の産児制限へと移り変わる時代を、鋭い社会風刺と笑いで描いた斎藤寅次郎監督の秀作。柳家金語楼の大家族と花菱アチャコの計画出産家族の対比が鮮やかで、一概に産児制限を肯定しきれない視点も興味深い。美空ひばりの存在を思うと、多く産むことの意義も考えさせられる。「あきれた娘たち」から20分短縮されており、久我美子らの放蕩ぶりは控えめかもしれないが、それでも金語楼とアチャコの集団見合いのギャグは健在で、しっかり笑える。

2025.03.02 投稿

沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる

4.0

かーなーのキャラがすごく良くて、発音も声も可愛く、うちなーぐちを覚えたくなる。沖縄あるあるが毎回出てくるのも楽しいけど、もう少し大きな展開があればさらに面白くなりそう。豆知識を通して沖縄のことを知れるのも嬉しい。気づけばずっと見てしまう不思議な魅力がある作品。沖縄の文化や方言が本当にそのままなのか、現地に行って確かめたくなった。やっぱり沖縄に行きたい!

2025.03.02 投稿

Übel Blatt~ユーベルブラット~

3.0

ハードな設定のダークファンタジーで、復讐劇の行方が気になる。主人公のケィンツェルは見た目こそ少年だが、実は40歳というギャップが面白い。戦闘シーンは迫力があり、一人で大勢をなぎ倒す場面も多く見応えがある。人物名が長くて覚えるのが大変だが、そのぶん世界観に深みがあるのも魅力の一つ。ストーリー重視の作品なので、あらかじめ設定を把握しておくとより楽しめそう。

2025.03.02 投稿

想星のアクエリオン Myth of Emotions

3.0

ふと見始めたら、昔の雰囲気とずいぶん変わっていて驚いた。とはいえ、どこか懐かしさを感じるカートゥーンっぽさもあって、そのバランスが新鮮。独特な作風は変わらず、好みが分かれそうだが、自分にはかなり刺さる。過去作をほとんど知らない立場としては、入りやすいのも嬉しい。SF要素が強くなってきたのも面白く、シュレディンガーの猫の話がどう展開するのか気になる。

2025.03.02 投稿

Dr.STONE SCIENCE FUTURE 第4期最終シーズン

4.0

突飛な設定もあるが、化学に詳しくない自分にはむしろちょうどよく、純粋に楽しめるのが嬉しい。創造の過程が丁寧で、発想の広がりにワクワクする作品。途中で少し間延びを感じたものの、それを補って余りある展開の面白さがある。

2025.03.02 投稿

戦隊レッド 異世界で冒険者になる

4.0

異世界転生ものの中でも新鮮な部分があり、予想外の作り込みに驚く。戦隊モノの熱血要素がしっかり活かされていて、思っていた以上に楽しめた。コメディのノリには「このすば」っぽさがあり、テンポの良さがクセになる。名乗りや変身、爆発を背負ったポーズの決め方まで本気で、合体変形ロボまでしっかり押さえているのがすごい。ストーリーの軸がぶれず、王道の熱さを貫いているのも好印象。あまりに真正面から面白いので、油断していたら意外とハマる。

2025.03.02 投稿

没落予定の貴族だけど、暇だったから魔法を極めてみた

3.0

豪華な声優陣が揃っていて、リアムの奮闘を見ているとなんだか応援したくなる。展開が早く、アイテムボックスが登場する作品の中ではしっかりしている方。ただ、見慣れた要素が多く、どこかで見たような場面の連続に感じる部分もある。「なろう」系の中では楽しめる方だとは思うが、アニメとして幅広い層に刺さるかは微妙なところかもしれない。

2025.03.01 投稿

空色ユーティリティ

3.0

ゴルフ無双ではなく、初心者ならではの試行錯誤が描かれるのが良い。リアルな成長過程が楽しめる反面、スポーツアニメとしての熱さを求めると物足りなさを感じるかもしれない。とはいえ、ゴルフに対するハードルを下げてくれる作品ではある。最近ゴルフ漫画やアニメが増えているのは、業界の後押しがあるのかも。ゴルフを始めるきっかけとしては、こういう作品が一役買いそう。

2025.03.01 投稿

マジック・メイカー ~異世界魔法の作り方~

3.0

魔法のない世界で試行錯誤しながら研究を進める展開が新鮮。シオンとマリーの関係性が作品の軸になっていて、姉弟の絆が丁寧に描かれているのも良い。すぐに魔法が使えるわけではなく、積み重ねが必要な点が物語に厚みを持たせている。序盤から意外なネタバレが飛び出す構成も面白く、続きが気になる。シスコン枠のアニメとしても貴重な存在。

2025.03.01 投稿

日本へようこそエルフさん。

3.0

異世界やエルフといった要素はあくまで味付けで、実際のところは日常系に近い。派手な戦闘や俺ツエー要素は控えめで、ゆるく穏やかな時間が流れるのが特徴。細かい部分が気になることもあるが、ほのぼのした空気を楽しめるのは確か。ただ、展開がゆっくりなぶん、じっくり浸れる人向けかもしれない。何かしながら気軽に見るのにはちょうどいい。

2025.03.01 投稿

誰ソ彼ホテル

4.0

ゲームファンにも嬉しいアニメオリジナル要素があり、再現度も高め。物語が進むにつれ面白さが増していくタイプなので、最後まで見届けてほしい。原作ゲームの持つ緊張感が薄れ、やや平坦に感じる部分はあるが、後半のエピソードはよく作られている。途中離脱はもったいない。4話のアニオリは賛否が分かれそうだったが、テンポよく展開していけばさらに楽しめたかもしれない。

2025.03.01 投稿

全修。

4.0

作画の完成度がとにかく高く、特にナツ子の能力発動シーンは細部まで緻密に描かれていて圧倒される。MAPPAの本気を感じる仕上がり。キャラクター同士の掛け合いやパロディ要素も、アニメ好きが作ったアニメらしさがあって楽しい。ただ、話の流れがある程度決まっていて繰り返しに感じる部分も。とはいえ、今後の展開次第でさらに面白くなりそうな予感がする。

2025.03.01 投稿

サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話

3.0

魔王のために奮闘する主人公の姿は健気で、シュールな笑いもあって楽しめる。設定も面白く、コンセプトの新鮮さは感じる。ただ、テンポがもう少し良ければさらに惹きつけられそう。主人公の個性が弱めに感じる部分はあるが、ヒロインたちは可愛く描かれているので、今後キャラが増えてどう展開するのか見ていきたい。

2025.03.01 投稿

黒岩メダカに私の可愛いが通じない

3.0

川井モナのあざとさ全開のアプローチは、むしろ可愛く見えてしまう不思議な魅力がある。黒岩くんの朴念仁っぷりはちょっと極端だが、周囲がツッコんでくれるのでバランスは取れている。オープニングのバズり狙いも、今の時代ならむしろ自然な流れか。個人的には、もう少しキャラ同士の絡みに面白みが欲しいところ。漫画だとまた違った雰囲気で楽しめるのかもしれない。

2025.03.01 投稿

この会社に好きな人がいます

3.0

キャラの可愛さと安定した作画が好印象で、気楽に楽しめる作品。ストレス要素がほとんどなく、ラブコメとしてはかなり穏やかな展開。こういう空気感が好きなら心地よく見られる。社内恋愛のリアルな面にも少し触れつつ、基本的には微笑ましいシーンが多め。仕事の悩みや恋愛の進展がどう描かれていくのか楽しみ。

2025.03.01 投稿

外れスキル《木の実マスター》 ~スキルの実(食べたら死ぬ)を無限に食べられるようになった件について~

3.0

偶然目にして観始めたら、思った以上に惹かれる展開だった。スキル習得の仕組みが独特で、希望通りの能力が得られないという設定が面白い。木の実マスターという微妙なスキルに悩む主人公が、思わぬ形で冒険者の力を手に入れる展開も興味を引く。幼馴染との関係や、スキルの秘密が今後どう明かされていくのか…。

2025.03.01 投稿

魔神創造伝ワタル

3.0

現代風の要素を取り入れたワタルシリーズらしさは健在。YouTubeやゲーム文化を反映させた設定は、今の時代ならではのアプローチともいえる。テンポの面ではもう少しスムーズなら良かったかもしれないが、独特のノリやキャラクターの掛け合いは良かった。流行を盛り込みすぎている感はあるものの、子ども向け作品としての工夫が随所に見られるのは好印象。

2025.03.01 投稿

FARMAGIA

3.0

オリジナルのモンスター設定には惹かれるものがあったし、真島ヒロ原案キャラというだけで期待値は高かった。キャラ同士の掛け合いや勢いのあるストーリー展開にも見るべき部分は多い。戦闘シーンはもう少し緩急があればさらに熱くなれた気もするが、世界観の作り込みには面白さを感じた。要所要所でもっと丁寧な描写があれば、作品の魅力がさらに引き出せたのではないかと思う。

2025.03.01 投稿

BanG Dream! Ave Mujica

4.0

シリーズ構成に驚かされた3話だった。MyGO!!!!!の物語は序章に過ぎず、むしろ最高の前振りだったようにすら思える。3DCGの質も向上し、線画に近いテクスチャがより馴染んでいた。展開の連続に圧倒され、2025年最高の体験になった。MyGO!!!!!が好きすぎて、続編である本作の先行上映は見逃せなかった。3話分ながら、一つの映画を見終えたかのような満足感。今後の展開も気になりすぎる。

2025.03.01 投稿

魔法使いの約束

3.0

OPの雰囲気はとても合っていて好みだった。一方で、EDは少し違和感があり、静止画っぽいカットが目立つのが気になった。フラッシュ暗算の演出も、なくても良かったのではと思う。ゲームの持つ美しい世界観が魅力だからこそ、アニメでもその表現をもっと活かしてほしかった。未プレイの人がこのアニメで世界観を判断してしまうのは惜しい。物語が気になったなら、ぜひゲームをプレイしてほしい。

2025.03.01 投稿

妃教育から逃げたい私

3.0

ボケとツッコミの応酬がここまで徹底されているのは珍しい。キャラ同士の掛け合いはまるで漫才のようで、笑いのテンポが心地よい。序盤はひたすらギャグ全開だったけど、クラーク視点の回で少し印象が変わった。最初は気持ち悪いとすら思っていた彼も、実はレティシアを大切に思っていたんだなと感じるようになった。ただ、この勢いのまま最後まで突っ走ってほしい気持ちもある。ここまで振り切ったコメディ、もっと評価されてもいいのに。

2025.03.01 投稿

どうせ、恋してしまうんだ。

3.0

コロナ禍を題材にした青春群像劇というテーマにはすごく惹かれるものがあった。高校生たちがどんな日々を過ごし、どんな気持ちでいたのかを描くことには大きな意味があると思う。ただ、展開の唐突さや間の取り方など、演出面でもう少し工夫が欲しかった気がする。特にモブの描写がないことで、リアリティに欠ける部分が目立ったのが惜しい。とはいえ、こうしたテーマの作品が登場したこと自体には価値があるし、今後の展開にも期待したい。

2025.03.01 投稿

マダム・ウェブ

3.0

ダコタ・ジョンソンの穏やかな雰囲気が、いい意味でも悪い意味でも緊迫感を和らげていたかも。でも物語が進むにつれてじわじわ面白くなっていったし、続編があればぜひ観たい。キャシーの同僚ベンの正体に気づいた瞬間、思わず「そういうことか!」と納得。スーパーパワーものには食傷気味だったけど、この形ならむしろ新鮮だった気もする。スパイダーマンと交わることはなさそうだけど、今後の展開が気になる。

2025.03.01 投稿

デューン 砂の惑星 PART2

4.0

IMAXで体感する音響と映像の迫力が桁違いだった。原作のディテールを忠実に再現し、細部まで作り込まれた美術や撮影の巧みさに没入させられる。群衆心理の恐ろしさを感じさせる描写や、強い女性たちの存在感も素晴らしい。出演者の演技は言うまでもなく圧倒的で、どの瞬間を切り取っても妥協のない仕上がり。監督の原作への愛と製作陣の技術の結晶をリアルタイムで体験できたことに、ただただ感謝。続編が待ち遠しい。

2025.03.01 投稿

ANORA アノーラ

3.0

刺激的な映画だった。ストーリーは予測できる部分もあるが、それ以上に飛び交う言葉の激しさや心理戦の緊張感が見どころ。ラストは意外とほろりとさせられた。登場人物は皆クセが強く、まともな人が誰なのか考えさせられるキャラ設定も面白い。主人公を演じた女優の振り切った演技が最高で、壮大な痴話喧嘩をさらに盛り上げていた。恋は盲目とはまさにこのことか、としみじみ感じた。

2025.03.01 投稿

ポトフ 美食家と料理人

3.0

料理ばかりしているのに、不思議と飽きない。映像の美しさもさることながら、俳優自身が作っているように見えるリアリティが心地いい。台詞は少なめでも、作業の合間に交わされる「メルシー」に滲む人柄が温かい。 食べるなら、やっぱり作り手に好感が持てる料理がいい。妙に律された演出も印象的で、奇妙な場面が差し込まれるたびに気が抜けない。ポーリーヌ役のボニー・シャニョー=ラヴォワールがとにかく可愛かった。

2025.03.01 投稿

モンキーマン

4.0

序盤からアクションのテンポが心地よく、勢いに乗ったまま駆け抜ける作品。至近距離の肉弾戦は『ジョン・ウィック』や『アトミック・ブロンド』を思わせるが、インドの神話や信仰を下敷きにした物語が独自の味を出している。私怨から始まり、怒りの象徴として戦いに身を投じる流れには、ジョーダン・ピールのプロデュースらしさも感じられた。監督・脚本・主演を務めたデヴ・パテルの熱量が画面越しに伝わる。

2025.03.01 投稿

ねこのガーフィールド

4.0

ガーフィールドをはじめ、登場キャラの可愛さが際立つアニメ。しかも全員ちょっとひねくれてるのがまた楽しい。ツルッとしたデザインでモフモフ感がないのも意外とクセになる。トップガンの曲が流れた瞬間はテンション爆上がり。ストーリーは親子の絆を軸にしつつ、いろんな要素が絶妙なバランスで詰め込まれていて楽しめた。吹き替え版も違和感なし。猫好きや動物好きにはたまらない一本。見終わった後、ラザニアが食べたくなるのは避けられない。

2025.03.01 投稿

映画を愛する君へ

3.0

映画への愛が詰まった一本。シンプルに「映画が好きだ!」と叫び続けるような内容で、シネフィルなら共感せずにはいられない。昔の映画のオマージュや映画館にまつわるエピソードがちりばめられ、好きな座席の話まで飛び出すのが面白い。時にエッセイのように綴られる構成も心地よく、知っている作品が映るとつい嬉しくなってしまう。自伝的でありながら、映画という文化への賛歌でもある。映画好きにはたまらない作品ですね。

2025.03.01 投稿

シビル・ウォー アメリカ最後の日

4.0

カメラマンの視点を通じて戦場を生々しく体感する映画。切迫した状況の中で"その瞬間"を追い求める姿に、焦燥や恐怖がリアルに伝わってくる。シャッター音とともに映し出される写真が、ただの映像ではない強烈な記憶として焼き付く。極限状態でこそ生を実感するという感覚に共感しつつ、写真のように刻まれる一瞬一瞬の美しさにも息を呑んだ。戦場の緊張と興奮、その先にある静けさが印象に残る作品だったな。

2025.03.01 投稿

ブルータリスト

5.0

ブルータリズムの建築美に包まれた、視覚と聴覚に訴えかける映画体験。音楽が空間と絶妙に調和し、映像全体がまるで美術館のよう。人種や宗教の問題を軸に、架空の建築家ラースロー・トートの人生がリアルに描かれる。役者陣の演技、構成、音楽が見事に噛み合い、3時間半の長尺を忘れるほど没入した。物語の終着点に思いを馳せながら、もう一度観たくなる作品。最近観た中でも群を抜いて見応えがあった。

2025.03.01 投稿

サハラ戦車隊

4.0

戦車映画好きにはたまらない一本。M3リーのチョイスが渋く、戦争中に撮られたとは思えない完成度の高さ。昔の作品ながら、テンポの良さと演技の力で飽きることなく最後まで観られる。戦闘シーンの迫力もさることながら、反戦のメッセージがじわじわ効いてくるのがいい。主人公を演じるハンフリー・ボガートがとにかくかっこよく、仲間たちの存在も見応えあり。白黒だからこそ映像以外の要素が際立ち、しっかりと映画の力を感じる作品だった。

2025.03.01 投稿

老兵は死なず

4.0

英国らしい生真面目さと遊び心が同居した、渋い軍人の物語。長尺にもかかわらず、キャラクターの魅力とシナリオの巧みさで最後まで飽きさせない。デボラ・カーの一人三役には驚かされたし、辛辣なナチズム批判を絡めた反骨精神も効いている。硬派な作りかと思いきや、どこか不思議な柔らかさが漂うのも面白い。たしかに今観ると古臭さはあるが、俳優陣の存在感がそれを超えてくる。こういう英国映画、やっぱりクセになる。

2025.03.01 投稿

死刑執行人もまた死す

5.0

ナチスへの憎悪が渦巻く中、裏切り者を始末する市民たちの結束がまるで「オリエント急行殺人事件」を思わせる。史実とは違うかもしれないが、レジスタンスの本質を突いてくる。ウォルター・ブレナン演じる学者の覚悟には胸が詰まるし、裏切り者との駆け引きも息が詰まるほど緊迫感がある。フリッツ・ラングの演出が語られがちだが、それ以上に物語の展開が見事。脚本がとにかく冴えていて、無駄も迷いも一切なし。これはもう、文句なしに面白い。

2025.03.01 投稿

密告

3.0

ある手紙が発端となり、街全体が異様な熱を帯びていく。誰もが犯人を探し、誰かを追い詰め、集団心理の恐ろしさがじわじわ迫る。カラスの正体は最初から見えているのに、クルーゾーの演出と構成の妙でそんなことはどうでもよくなる。主人公の医者も、普通なら正義の立場になりそうなものの、どこか鼻につく人物像。だからこそ観客も群衆の一員になった気がしてくる。ラストは「そうきたか!」という終わり方。そして最後のカットには腹がたつ!

2025.03.01 投稿

青空に踊る

4.0

フレッド・アステアを初めて観たけど、踊る場面は思ったより少なかった。それでも十分楽しめたし、ダンスが物語の山場に絡んでいるのが面白い。ネタとしての効かせ方も上手くて、グレイテスト・ショーマンと同じくらいか、それ以上にダンスの使い方が印象的。もっと踊ってほしい気もするけど、多すぎるとありがたみが薄れるから、ちょうどいい塩梅なのかもしれない。主演二人の所作がどこを切り取っても美しく、モノクロでも十分に華がある。

2025.03.01 投稿

結婚相談

4.0

ヒッチコック「サイコ」に匹敵するほどのサイコホラーに仕上がっていて驚いた。清純な芦川いづみが、沢村貞子の怪しげな結婚相談所に迷い込み、プレイボーイ高橋昌也との関係に溺れ、マザコン息子との一夜を経て、浜名湖のほとりで自殺寸前まで追い詰められる。陰鬱な展開ながら、三十路を迎えた女性の心情をどこかパロディ調に描き、最後は妙な軽やかさもある。浦辺粂子や山本陽子ら家族との距離感も絶妙。同年の浅丘ルリ子とともに、芦川が新たな領域に到達したことを感じる。

2025.02.28 投稿

俺たちに明日はない

5.0

どこまで史実に忠実かわからないが、映画としての完成度は高い。時折挟まれる意味深な余韻が、先の展開を暗示するようで妙に引っかかる。B&Cはもう引き返せないと悟りながら、突き進むこと自体を楽しんでいるようにも見えた。凶悪なことをしているのに、クライドを嫌いになれず、最後は助かってほしいとさえ思ってしまう。貧しい者への共感が、人としての温かさを感じさせる。名を知られても街に繰り出す大胆さには驚く。

2025.02.28 投稿

マッケンナの黄金

4.0

豪華キャストが勢ぞろいで、贅沢な一本。エドGのサングラス姿も、あの独特の唇で正体バレバレなのが笑える。映像には迫力も工夫もあるが、背景処理の雑さにズッコケる場面も。金を巡る駆け引きに、人間の欲深さがこれでもかと描かれる。ペック様の立ち回りも面白く、妙にリアルなやりとりにニヤリ。性の駆け引きもスリリング。まさに当時のアクションエンタメを満喫した気分。

2025.02.28 投稿

風林火山

4.0

戦国の荒々しさが詰まった一本。三時間近い長さも、気づけば終盤。由布姫の儚さに心を持っていかれた。萬屋錦之介を久々に堪能できたのも嬉しい。信玄の「人は城~」の言葉が、彼の過酷な生い立ちを思うとまた違って響く。戦のシーンは迫力満点、侍たちの散り際も渋い。

2025.02.28 投稿

また逢う日まで

4.0

戦時下の恋愛がこれほどまでに切なく描かれるとは!人工美術の冷たさが、時勢の息苦しさを際立たせる。窓越しのキス、未来を語る逢瀬、抑圧された空気の中で交わされる美しい言葉。その儚さが胸を締めつける。風見章子と南美江の若き姿も印象的。そして迎える結末に言葉を失う。こんな余韻を残すとは予想外だった。

2025.02.28 投稿

ヨーク軍曹

4.0

戦争映画と思いきや、心に残るヒューマンドラマだった。戦闘シーンのリアルさはもちろん、ヨーク軍曹の人間味あふれる姿にぐっとくる。ゲイリー・クーパーの演技はまさに役そのもので、ウォルター・ブレナンとの掛け合いも絶妙。狩猟と戦闘を重ねるアイデアが面白く、ホークス監督らしい安定感もある。ジョーン・レスリーの堂々とした演技にも驚かされた。

2025.02.28 投稿

東京物語

3.0

長い時間を経て見直すと、心に沁みる部分が変わる映画がある。かつては映像の美しさばかりが印象に残ったが、今は登場人物の何気ない仕草や、言葉の裏にある感情の機微が胸に響く。淡々とした日常の中に、人生の機微が詰まっている。老夫婦のやりとりの温かさ、ふとした場面に漂う寂しさ、そして時間が過ぎ去ることの切なさ。何も派手なことは起こらないのに、見終わった後の余韻が深い。

2025.02.28 投稿

雨月物語

4.0

耽美とリアリズムがせめぎ合い、観る者の心を揺さぶる。幽玄な映像美に包まれながら、人間が欲に溺れ、凋落していく様が描かれる。舞台照明のような光の扱い、流れるカメラワーク、クロースアップを避けた構図の妙、どれもが美しすぎて息を呑むほど。リアルな視点で人間の姿を捉えつつ、描き方は幻想的。映像も語り口も美を極めた一本で、ただただ圧倒される。言葉では到底伝えきれない、

2025.02.28 投稿

幕末太陽傳 デジタル修復版

4.0

軽妙洒脱なコメディでありながら、人生の泣き笑い、光と影、残酷さと可笑しさが詰まっている。フランキー堺の江戸弁口調が粋を通り越して惚れ惚れするほど見事。瑞々しい若さを放つ超大物俳優陣の姿を見られるのも贅沢だ。幕末の品川から現代へ駆け抜ける幻のエンディング、本当に観たかった。音が悪く台詞の聞き取りづらさは惜しいが、それでも何度でも観たくなる。どこかの劇場で上映されたら、フランキー堺のように軽やかに駆けつけたい。

2025.02.28 投稿

暗黒街の美女

3.0

追いかけっこの位置関係はめちゃくちゃ、照明が割れまくる銃撃戦、近藤宏の狂気——どれも独特の味がある。芦田伸介があっさり人質に取られる場面のさりげなさ、シンプルに突き刺さるナイフ、ペーパーナイフでカーテンを裂く動きの鋭さが印象的。 内臓を取り出すシーンの思い切った省略もすごい。内部から何かを取り出す行為が強く残る作品だった。画質の荒さには驚いたが、それでも観られるだけで嬉しい。

2025.02.28 投稿

透明人間現る

4.0

透明人間がサイドカーで須磨街道を西進中——このフレーズのインパクトがすごい。戦後4年でここまでの特撮をやってのけた円谷英二の手腕には驚かされる。どうやって撮ったのか気になるシーンばかりで、工夫の跡が随所に見える。 俳優の演技と透明人間の所作が合わさって生まれる怪奇な雰囲気がいい。想像していたよりもシリアスで、サスペンス要素が強め。科学の善悪を問うメッセージが二度登場するのも意味深で、時代背景を感じさせる。

2025.02.28 投稿

銀座カンカン娘

4.0

笠置シヅ子の歌、高峰秀子の可愛らしさ、古今亭志ん生の存在感、どれも存分に楽しめた。特に志ん生の映像が残っていること自体が貴重で、場を支配する力の凄さを実感。落語がラストにくる演出も粋だった。 戦後すぐに、こんなに明るく芯の強い女性たちを描いた作品があったのが新鮮。男性に甘えず、対等であろうとする姿がかっこいい。期待以上に面白く、今まで観ていなかったのが悔やまれる。

2025.02.28 投稿

破れ太鼓

4.0

阪東妻三郎のワンマン親父っぷりが振り切っていて笑うしかない。エラソーなのにどこか間が抜けていて、あの転落ぶりも含めて絶妙だった。木下忠司の飄々とした次男がまたいい。ソフトパワー全開のカレーのくだり、最高。藤沢にいながらフレンチの香りを漂わせる東山千栄子と滝沢修の夫婦もいい味出していた。家長の暴走と家族の温度差、そのバランスを丁寧に操る演出が見事で、コメディとしての仕上がりが相当いい。

2025.02.28 投稿

お嬢さん乾杯

4.0

何度観ても飽きない、洒落たラブコメディ。身分違いの恋といえど、どちらが上か曖昧になる感覚が面白い。佐野周二が原節子にピアノを贈る場面の張り詰めた空気が絶妙で、あのおばあさんの気持ちも佐野周二の気持ちも理解できるからこそ、この物語の妙が際立つ。佐野周二と佐田啓二の関係性も微笑ましく、脇を固める役者陣の安定感も抜群。

2025.02.28 投稿

人間模様

3.0

戦後間もない時代の空気が色濃く漂う。町は復興しているように見えても、人々の心には戦争の影が残り、南方帰りや大陸帰りといった言葉が重くのしかかる。そんな中、新しい生き方を模索する女性たちの姿は力強いが、どこか滑稽さも感じさせる。誠実な絹彦と周囲の人々の関係性がもどかしく、誰が幸せになるのか分からない展開が妙にリアル。小松原の未来はどう考えても明るくなさそうで、吟子が損な役回りを引いた感が否めない。

2025.02.28 投稿

果てしなき情熱

3.0

創作に苦悩する作曲家の姿が生々しく描かていた。自身の経験を曲に昇華しながらも、流行歌となることで生じる葛藤が痛ましい…。愛する女性への思慕と、それを支える存在への背徳の間で揺れる荒れた生活には、創作者の宿命のようなものが漂う。音楽シーンの華やかさは見応えがあり、山口淑子や淡谷のり子の歌声が良かったな〜。

2025.02.28 投稿

悲しき口笛

3.0

美空ひばりの存在感が際立つ作品。戦災孤児として登場し、物語の中で可愛らしい少女へと変わっていくが、幼さを残しながらも演技に説得力がある。歌唱シーンはどれも力強く、幼いながらすでに圧倒的な歌の才能を感じた。家城監督のひばり主演作で、彼女を戦災孤児に設定しているのが家城らしい?!

2025.02.28 投稿

静かなる決闘

4.0

激情が渦巻く一作。どこにも行き場のない成年医師を演じる三船敏郎、その姿には「酔いどれ天使」との落差があり、滑舌の違いもさすがって感じ!己の正義を貫こうとする強さが光るが、初めて自身の境遇を嘆く場面では、ふと弱さものぞく…。その直後に突きつけられる志村喬の一言があまりに厳しく、胸に重くのしかかった。

2025.02.28 投稿

ファーストキス 1ST KISS

4.0

見応えがあった。タイムリープ、電車、大切な人が生きている世界——好きな要素がそろっていて、ど真ん中だった。心地よい距離感でまとまり、軽やかさがある。 映画館でしっかり笑ったし、最初から最後まで楽しませてもらった。友達は涙ぐんでいたけど、自分はなぜか泣けなかった。最近は感動ものにすぐ涙腺を持っていかれるのに、不思議だ。松たか子があまりに綺麗で驚いた。まるで時間が巻き戻ったみたいだった。

2025.02.28 投稿

アンダーニンジャ

4.0

忍者が現代に生きているという設定が面白い。福田雄一監督らしいコメディ要素がありつつ、アクションもしっかりしている。原作を読んでいないが、シリアス寄りの展開でも見てみたかった気もする。キャラや関係性の説明をコンパクトにまとめて映画化しているのは分かりやすかった。主演の山﨑賢人をはじめ、キャストは豪華。福田組らしいお決まりの演出も健在で、笑えるシーンも多い。押入れの開け閉めのくだりが個人的にツボ。

2025.02.28 投稿

ピラニア

3.0

恐怖とユーモアが絶妙に交錯するホラー・スリラー。迫力のあるシーンと、予測不能な展開が続き面白い!シュールな部分もありつつ、エンターテイメント性が高い作品でした。B級映画という人もいるかもしれませんが、私的にはB +α映画です!

2024.11.12 投稿

ミートローフ:ロック・レジェンズ

3.0

伝説的ロックアーティスト・ミートローフの波乱万丈な人生と音楽に焦点を当てたドキュメンタリー。彼のユニークな才能や情熱が伝わる一方で、激動のキャリアや人間的な葛藤も描かれていて感動的。アルバムジャケからメタルな人と勘違いされがちなのは面白い!元俳優のロック歌手なんてそうザラにいません!

2024.11.12 投稿

ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld

5.0

「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」は、迫力満点のバトルと感動的なストーリーが魅力!キャラクターたちの成長と絆が描かれ、緊張感のある展開が続きます。シリーズの集大成として、非常に見応えがありました。ちなみにアリスはアスナと肩を並べられるヒロインですね!

2024.11.12 投稿

ザ・スミス:ロック・レジェンズ

3.0

バンドの歴史と影響力を深く掘り下げたドキュメンタリー。ジョニー・マーやモリッシーの魅力が引き立つ一方で、バンドの内面に迫る部分もあり、スミスファンなら必見の内容です。

2024.11.12 投稿

インデペンデンス・デイ

5.0

無慈悲すぎて感情が追いつかない場面もありましたが、それでも迫力満点で、映画館で観たらもっと楽しめたんだろうなと感じました。スター・ウォーズやトップガンを思わせるシーンもあったし、若いウィル・スミスがこんな風だったのかと改めて驚きました。めっちゃかっこいい!

2024.11.11 投稿

ヤードバーズ:ロック・レジェンズ

3.0

三大ギターリストを輩出したバンドということばかり話題になるバンド・ヤードバーズですが、ボーカルの 故キース・レルフはブライアンジョーンズのようでかっこよく、楽曲の中にはキャッチーなナンバーやサイケっぽい曲もあるので、ただのブルースロックバンドとは違う魅力がありました。再評価期待!

2024.11.11 投稿

ミラーマン

3.0

円谷プロの特撮物が好きで視聴!かなり昔の作品ですが、ストーリーが秀逸な回が多く、4話は特に良い!インベーダーをひき逃げするなんてシチュ、よく思いついたな〜(笑)。全部で51話あるそうなので、全部見たいと思いました!

2024.11.11 投稿

サンタナ:ロック・レジェンズ

5.0

神の啓示を受けたかのように、突然音楽を始めるカルロス・サンタナ。彼がギターを弾くことは宿命だったのかもしれませんね。独特の泣きメロ「哀愁のヨーロッパ」は誰が弾いても彼には及ばないと思います。名作が多い中で最高傑作は私的には「アミーゴ」。ジャケ、内容申し分なく、これのメイキング動画が見たくなりました!

2024.11.11 投稿

銀河鉄道999

3.0

SFアニメの代表的な作品ということで視聴!メーテルの容姿と声はドンピシャで、まさに美女!ミステリアスな魅力は人間では無いから?鉄郎は主人公にしてはイケメンでは無いものの、メーテルと並んで立つと妙にしっくりきます(笑)。999で銀河を旅するのはロマンチックなのですが、「復讐」や「永遠の命」について考えさせられるストーリーになっているのが深い!

2024.11.11 投稿

フレディ・マーキュリー:キング・オブ・クイーン

5.0

フレディーが生前深く関わった人たちのインタビューを中心に構成された作品。ライブ映像が少ないものの、インタビューからフレディの知らなかった一面が見えてきます。彼がいかに愛を求めていたかがひしひしと伝わりました。

2024.11.11 投稿

ゲゲゲの鬼太郎(第1作)

3.0

モノクロアニメを見たことが無いという小学生男子と見たら、その子が怖さで涙ぐんだ作品。目玉親父や猫娘、鼠小僧といった強烈なインパクトのあるキャラを作り出した水木しげるはやはり天才!妖怪ものというジャンルを確立した不滅の名作!

2024.11.11 投稿

ジャーニー:ロック・レジェンズ

4.0

スティーブ・ペリー推しの私でも、現在のボーカリストであるアーネル・ピネダの実力には納得させられます。今ジャーニーが活躍できているのは彼の功績が大きいのでは?デビュー当時プログレっぽいロックバンドだったというのを知らない人には、驚きの動画だと思います。

2024.11.11 投稿

デュラララ!!×2 承

5.0

複数のストーリーを同時進行させたり、時間軸が行ったり来たりするのは相変わらずで、この複雑さが病みつきになりますね!今回一番怖かったのは帝人で、残虐なペンでの串刺しシーンで表情ひとつ変えないなんて、さすがダラーズのリーダーといったところ?新キャラも増えてさらに混沌となったのもグッド!

2024.11.11 投稿

クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング:ロック・レジェンズ

4.0

当時のフォークロックの名だたるミュージシャンたちによって結成された、いわゆる「スーパーグループ」の先駆けのようなクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング。ロック的な要素を増やしたいという目的からニール・ヤングが加入したという経緯が面白い!やはりあの爆音ギターは魅力的ですもんね!

2024.11.11 投稿

リボンの騎士

3.0

名作という評判を聞いて視聴!古いアニメですから作画の古さはしょうがないにしても、ストーリーは面白い!さすが原作・手塚治虫といった感じです。サファイア王女が天使のせいで男の子の心になっているとわかって見ていても、やはり彼女はかっこいい!時折見せる女の子らしい仕草もグッド!

2024.11.11 投稿

ZZトップ:ロック・レジェンズ

5.0

デビュー当時は地元テキサスで人気を博していたものの、世界規模の人気を得るまでに時間を要したバンド・ZZトップ!シンセを導入したアルバム『イリミネイター』や『アフターバーナー』で名実ともに最高のロックバンドになるまでの過程が興味深い動画。ビリーがジミヘンの前座を経験していたという事実には驚き!

2024.11.11 投稿

orange -未来-

4.0

須和くん目線のシーンが多く盛り込まれていたので、また違った面白みが感じられました。あの時他の登場人物がこんな風に思っていたんだなってわかると、作品をより楽しめて良いですね!パラレルワールドが存在するなら、全員が幸せな世界がきっとあると思うので、それを願うばかりです!

2024.11.10 投稿

ラモーンズ:ロック・レジェンズ

4.0

オリジナルメンバーが全て亡くなっているのに、まだバンドが存続しているという現実は受け入れがたいが、ラモーンズがロックの歴史に残した功績は間違いなく存在している!パンクバンドと呼ばれてますが、私はオイロックと呼ばれる新しいジャンルを作ったバンドだと思ってます!レッチリやブルーハーツなどに多大な影響を与えたバンドの足跡を見られてラッキーです。

2024.11.10 投稿

シュタインズ・ゲート ゼロ

5.0

この続編を見てやっとスッキリ出来ました!岡部が「鳳凰院凶真」やめてたり、新たなキャラ登場のせいで最初少し戸惑いましたが、相変わらずの複雑な世界線でシュタインズ・ゲート見ているんだなという実感が持ててたまらない!やっぱりイケイケの時の岡部が一番好きなので、後半が特に良かった!

2024.11.10 投稿

アース・ウインド&ファイアー:ロック・レジェンズ

5.0

大所帯のグループがいかにして出来、活動停止や再開を繰り返しながら現在も存続している様は尊敬に値します。リーダーだった故モーリス・ホワイトが、最初ドラマーだったというのは驚きでした。ちなみに「宇宙のファンタジー」は永遠に残る名曲!

2024.11.10 投稿

デュラララ!!

5.0

登場人物が多いことで有名なアニメなので、このシリーズ1をしっかり見ておくことをオススメします!カラーギャングの抗争が主軸にあるストーリーですが、そんなこと忘れさせるほど様々なエピソードが絡み合っているところが魅力!クセの強いキャラばかりですが、推しはセルティ!彼女が新羅と付き合い出してからが特に魅力的ですね。ストーリーが複雑なアニメが好きな人はぜひ!

2024.11.10 投稿

ポリス:ロック・レジェンズ

5.0

クリーム以来の最高のロックトリオと呼ばれたTHE POLICE。意外にもドラムのスチュワートがバンドを創設し、リーダー的存在だったというのがわかり驚きました!最後は人間関係の悪化から解散‥。スーパーバンドだっただけになんとももったいない結末ですね。動画で彼らの足跡を簡単にたどれたのはたどれたのは良かった!

2024.11.10 投稿

トッツィー

4.0

仕事を失った役者が女装してオーディションを受け、瞬く間に人気俳優になるというアイデアがユニークで面白い!ウーマン・リブ的な要素もちらりと感じられるものの、名優ダスティン・ホフマンのコミカルな演技が光り、最後までコメディとしての魅力を失わない演出が素晴らしい作品でした。

2024.11.10 投稿

エルヴィス・コステロ:ロック・レジェンズ

5.0

今ではそれほどでもありませんが、若い頃は「怒れる若者」という言葉が相応しいほど尖っていたコステロの姿を堪能できる動画です!現在も現役なので、これからも応援していきたい!「アリソン」はいつ聴いても名曲!!

2024.11.10 投稿

アウトブレイク

5.0

映画序盤の感染シーンが特に印象的でした。感染者の症状が「エボラ出血熱」を思わせるようなところがあり、今のコロナ禍と重ね合わせて見ると、改めてこの映画が注目される可能性もありますね。ハラハラさせられ、非常に面白かったです。

2024.11.10 投稿

カーペンターズ:ロック・レジェンズ

4.0

カレンの抜群の歌のうまさと、兄・リチャードの楽曲の良さで世界的人気のカーペンターズ。カレンが拒食症になってこの世を去るまでのストーリーを見ると、残念としか言いようがありません。(全く太っていないのに兄の一言で…。)まだ二人を知らない人がこの動画を見て、彼らの素晴らしさに気づいてくれることを祈るばかりです!

2024.11.10 投稿

卒業

4.0

人妻の誘惑に負けて体の関係を持ってしまった主人公・ベン‥。ちょっと気の毒ですが、代償は大きかったですね。おかげでラストシーンの有名な行動に出るのですが、バスでの二人の表情から、この先結構しんどい人生になるのではと思わずにはいられません。全体的には60年代の雰囲気がグッドでよかったです!S&Gの音楽もピッタリ!

2024.11.10 投稿

スティーヴィー・ワンダー:ロック・レジェンズ

5.0

楽曲の多くがポップスのスタンダードになっているスティーヴィー・ワンダー。すでに多くのストーリー動画も出ていますが、やはり何度見てもすごいアーティストなんだということを実感できます。盲目でありながらハーモニカやピアノとの出会いが彼を音楽への道へと誘ったことは、世界中の幸運と繋がっています。

2024.11.10 投稿

劇場版 幼女戦記

5.0

これは絶対劇場で見るべき作品です。ともかく爆音がすごい!まるで戦場に自分が借り出されたような緊張感が走ります。敵に包囲されても雑魚には目もくれず、敵総司令部のみを目指して突き進むターニャたちが本当にかっこいい!後半はさらにやばいことになってるので、これは見てのお楽しみ(笑)!

2024.11.09 投稿

シカゴ:ロック・レジェンズ

4.0

ギターリストが好きな私にとって、若くして亡くなったテリー・キャスに焦点を当てている部分が特に興味深かったです。不慮の事故とは言え、音楽界は素晴らしい才能を持ったギタリストを失ったなぁとつくづく感じさせられます。ソフトロックに転向したようなシカゴは、認知度や収益は増えたものの昔からのファンは当時かなり戸惑ったのではないかと思います。個人的にはシカゴ5の頃の彼らが1番輝いていると思いました。

2024.11.09 投稿

クレイマー、クレイマー

5.0

フレンチトーストの件はテッドの主夫としての成長がわかりジーンと来ました。特に後半のシーンではテッドとビリーの心情が深く反映されていて、どこか切ない名シーンになっていてグッド!二人の視線や、笑顔を浮かべながらもどこか寂しげな表情が印象的で、言葉は少ないながらも互いの気持ちがしっかりと伝わってきます。名作!

2024.11.09 投稿

キンクス:ロック・レジェンズ

5.0

日本での評価がイマイチだと感じる代表的バンド・THE KINKSのヒストリー。イギリス人特有の詩とメロディーを生み出すレイ・デイビスは、個人的にはポール・マッカートニーと同等の素晴らしさを持つミュージシャンだと思います!。知らない人は、この動画を見てキンクスの素晴らしさをわかってほしい!ちなみに兄弟仲が悪いのはわかりますが、そろそろ再結成してみては?

2024.11.09 投稿

A.I.

5.0

近未来で起こりうるようなシチュが面白くもあり怖くもありで、視聴後複雑な気持ちになる作品。ただ、ロボットにA.I.が搭載された時点で、人間でなくても一番重要なのはやはり「愛」なのかと思いました。

2024.11.09 投稿

ザ・バンド:ロック・レジェンズ

5.0

泥臭いスワンプロックやカントリー、ブルーグラス、ブルース等をごっちゃ混ぜにしたミクスチャー・ロック海外版と形容したいバンドがTHE BAND!演奏のうまさはいうまでもなく素晴らしい!彼ら独特のハーモニーが和声崩れから生まれているのは興味深いですね。ちなみに唯一の生き残りガース・ハドソンには1日でも長く生きてほしいと思いました!

2024.11.09 投稿

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ

4.0

銃撃のシーンは、全く不安を感じさせないほど完成度が高いです。銃のデザインも細部までこだわりが見られ、カッコよさが際立っています。バトルがメインの設定でも、シリアスになり過ぎず、軽いシーンにも十分な時間を割いて楽しませてくれます。スピンオフ作品でも手抜きは一切なく、そこに対する誠実さが伝わってくる作品。

2024.11.09 投稿

クリーム:ロック・レジェンズ

5.0

BBAやTHE POLICE が登場するまで、最高のロックトリオと言われていたクリーム!クラプトン以外は他界してしまいましたが、晩年奇跡の再結成をしてくれたのが本当に嬉しい!映像でインプロビゼーションの妙味を堪能できました!

2024.11.09 投稿

ディア・ハンター

4.0

数回出てくるロシアンルーレットのシーンはいつ見てもドキドキさせられて、この緊張感が病みつきになりました!戦争(特にベトナム戦争)を題材にしたショッキングな作品で、デニーロの代表作の一つと言われているのも納得!戦争がもたらす後遺症を如実に現した深い作品です。

2024.11.09 投稿

ジョニ・ミッチェル:ロック・レジェンズ

4.0

初めてジョニの歌を聴いた時は、コード進行が複雑でつかみどころがない曲だなぁと思いましたが、この作品を見て彼女の天才ぶりがわかってよかったです。ジャズっぽい楽曲が今ではお気に入りとなりました。

2024.11.09 投稿

ゴッドファーザー 最終章:マイケル・コルレオーネの最期

5.0

栄枯盛衰という言葉を感じさせる作品です。マイケルがどんどん孤立していくような流れがとても寂しく、ファミリーのことをあれほど考えていた彼には皮肉な晩年でしたね。娘が殺されたシーンは身につまされ泣けました。

2024.11.09 投稿

ヴァン・ヘイレン:ロック・レジェンズ

5.0

エドワードヴァン・ヘイレンの追悼のために視聴しました。彼の類まれなギターの才能はやはり素晴らしい!また、デイブ・リー・ロスのカリスマ性の凄さも際立ってました!彼が抜けた後、サミー・ヘイガーと共に世界の頂点に登っていくスーパーバンドの軌跡がここにあります。

2024.11.09 投稿

スティング

5.0

名作中の名作!ラストは私も騙されて、悔しいやら嬉しいやら(笑)。ヘンリーが渋くて憧れますが、ジョニーの生き方も良い!愛すべき詐欺師集団の絶妙なトリックに、どっぷりと浸ってください!

2024.11.09 投稿

ドアーズ:ロック・レジェンズ

5.0

このバンドの持っている独特の暗さが魅力で、その暗さを引き立てているのがジム・モリソンだということが映像を見るとひしひしと伝わってきます。彼のカリスマ性は群を抜いていて、ロックレジェンドにふさわしい存在!ちなみに私は「ハートに火をつけて」よりも「LAウーマン」が好きです。

2024.11.08 投稿

シックス・センス

5.0

ブルース・ウィリス主演の映画の中で、1番好きな作品がこれ! 最後の方でわかるマルコムに関する真実には驚愕しました。ラストのコール君と母親との車中の会話が泣けます。ジャンルはミステリー映画ですが、私にはヒューマンドラマに感じました。名作!

2024.11.08 投稿

キッス:ロック・レジェンズ

5.0

強烈なメイクのせいで、デビュー当時は色物扱いされたんじゃないか?と思わず考えちゃうKISSですが、楽曲のほとんどがロックの王道といった感じで、ロックを聴き始めるならKISSから入るのがいいんじゃないかと思います。「Detroit Rock City」の演奏シーンは何度見てもかっこいい!

2024.11.08 投稿

幼女戦記 閑話「砂漠のパスタ大作戦」

5.0

ターニャ自身が認識しているように、戦争中の水不足や食料の質の悪さが引き起こすストレスは本当に存在すると思いました。また、おいしい食事がそのストレスを軽減する効果があるのは間違いないでしょうね。さらに、その効果をうまく利用して一石二鳥を狙ったというのがすごい!OVAとしては予想以上に楽しめました!

2024.11.08 投稿

イーグルス:ロック・レジェンズ

5.0

イーグルスが残した名曲を聞くたびに、バンド内での人間関係の悪化による一回目の解散が残念でならない。個人的には2期のラインナップでずっと続けてほしかった。そのことを映像を見て改めて感じる作品。

2024.11.08 投稿

死亡遊戯

3.0

塔の最上階を目指す途中で敵を次々と倒していくというシチュを最初に編み出したのはこの映画ではないかと思います。その後アニメ等で使われるこの手法は王道となり、見るものをワクワクさせてくれますね。ブルースリーは若くして亡くなりましたが、この映画での輝きは永遠でしょう。

2024.11.08 投稿

ジミ・ヘンドリックス:ロック・レジェンズ

4.0

今でもロックギタリストの頂点に訓練し続けるジミ・ヘンドリックスの生涯はあまりにも短く、それだけに伝説という名がふさわしいアーティストだと思います。彼の生きてきた証を映像で追う作品は多々ありますが、入門編として見るのに適しているでしょう。

2024.11.08 投稿

orange

4.0

ストーリーは切ないのになぜか爽やかな感じがする良作。こんな青春を送ってみたかったと思いました。登場人物全員良いやつで、特に須和くんが良い人すぎ!自分だったら彼と同じ行動は絶対できないと思います。

2024.11.08 投稿

ビーチ・ボーイズ:ロック・レジェンズ

5.0

ビートルズ同様アイドル的人気があった初期から、世紀の名盤「ペットサウンズ」を発表してから芸術的魅力も加味されていく過程が面白い。次から次へと名曲が出てくるところは流石としか言いようがありません。2024年現在でも解散していないというから凄すぎます!

2024.11.08 投稿

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス

5.0

少年期のダース・ベーダー(アナキン・スカイウォーカー)のエピソードは必見!彼があまりにも良い少年だったのは驚きで、いったいどんな経路で悪の道に入っていったのか興味が膨らみました!また、クワイ=ガン・ジンというオビワンの師匠の存在がこのシリーズをさらに面白くしていて良かったです!

2024.11.07 投稿

ニール・ヤング:ロック・レジェンズ

5.0

かつてバンド(クレイジー・ホース)を率いていたものの、「孤高」という言葉が似合うロックスターはニール・ヤングしか知りません。悲しみを帯びた声で「Helpless」を歌うときの彼と、爆音ギターを轟かせ「Hey Hey, My My」を熱唱する時の彼が別人の様なのも魅力!この動画を見ていつまでも歌い続けてほしいと切に願いました!

2024.11.07 投稿

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲

5.0

この映画が一般初公開だということを知り、なんでエピソード5から?と驚きました。ここから次々とエピソードが追加され壮大なスケールの話になっていく様は圧巻です。ちなみに5ではダースベーダーがルークの父だという事実を知った時の衝撃は凄かった!また、ヨーダの見た目と強さのギャップには誰もがやられたのでは?SF映画の傑作です!

2024.11.07 投稿

ザ・フー:ロック・レジェンズ

5.0

まさにレジェンドの名にふさわしい、生きた伝説THE WHOですが、演奏だけでなくオフステージでの伝説も豪快そのもの!メンバーも今や二人になってしまいましたが、この作品を見ると1日でも長く活動してほしいと改めて思わされました!

2024.11.07 投稿

スタンド・バイ・ミー

3.0

少年たちの絆と、その後の彼らの関係性の変化が過度に脚色されて描かれていない点が良いですね〜!少年時代特有の美しさが見事に表現されています。この映画が素晴らしい分、リバー・フェニックスの早逝が悔やまれますね。

2024.11.07 投稿

モンキーズ:ロック・レジェンズ

3.0

ビートルズの対抗馬として集められた四人で結成した(させられた?)モンキーズ。当時のアイドルとしての人気はものすごく、人気のきっかけとなった番組『ザ・モンキーズ・ショウ』は今見ても面白い!ミュージシャンというよりアイドルとして終わったのがちょっと残念にも思いました。

2024.11.07 投稿

オーシャンズ11

4.0

ジョージ・クルーニだけでなく、ブラッドピットやマット・デイモン、ジュリア・ロバーツまで出演していて、お金かけまくってる作品!そのせいかゴージャス感を感じます。内容はカジノ襲撃を目論む一味の物語で、11人それぞれが得意分野を駆使して獲物を狙う流れは面白い!ジョージ・クルーニかっこいいな〜!

2024.11.07 投稿

ポール・ウェラー:ロック・レジェンズ

3.0

約25分という短さでは収まりきれないポール・ウェラーですが、大まかではあれ彼の歴史を辿れるのはありがたい!個人的にはジャム時代が一番好きなので、ここにもっと時間を割いてほしかったです!

2024.11.07 投稿

グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-

4.0

ジャックとエンゾという、体格も性格もまったく異なる二人のダイバーたちの人生や友情が描かれ、海の世界やイルカたちへのリュック・ベッソン監督の深い愛情がしっかりと表現されています。これが一つの幻想的な物語となり、観る者を魅了しますね。

2024.11.07 投稿

ブロンディ:ロック・レジェンズ

3.0

デボラ・ハリーの妖艶な魅力にどっぷりハマりながら、彼らの辿った歴史を楽しみました。デボラがクリスの病気を看病に専念することがきっかけでバンドが解散したのが悔やまれますが、再結成後にロックの殿堂入りしたのは本当に良かったと思います。

2024.11.07 投稿

ビバリーヒルズ・コップ

4.0

この映画でエディー・マーフィーを知ったという人も多いのではないかと思える彼の出世作!エディー演じる刑事アクセルの独断専行な捜査が、良い意味でストーリーをかき混ぜくれるのが最高に面白い!吹き替え版も声がはまっているのでお勧め!

2024.11.06 投稿

宇崎ちゃんは遊びたい!ω

4.0

「ウザカワ」という言葉はこの作品が広めたと言っても過言ない名作!宇崎ちゃんと先輩の中はシリーズ1より進展したものの、まだまだ歯痒い展開が続くという嬉しい内容!3期期待!

2024.11.06 投稿

ビージーズ:ロック・レジェンズ

3.0

音楽ジャンル問わず多くの人々から人気を集めているスーパーグループ・ビージーズの歴史がわかる作品。改めて名曲が多いことに気づかされるので、まだ聞いたことがない人はぜひこの動画を見てビージーズの魅力を知ってもらいたいです。

2024.11.06 投稿

僕は友達が少ない

2.0

大人気アニメの実写化とあって、果たしてどこまで再現できているかと思ってみましたが、頑張ってると思います。星奈役の大谷澪さんが窓に張り付くシーンは熱演かと(笑)。豪華キャスト&オリジナルシナリオなのでアニメとは違った魅力を楽しめる作品。

2024.11.06 投稿

グレイトフル・デッド:ロック・レジェンズ

5.0

日本ではいまいち知名度が低いものの、全盛期の頃は世界一ライブチケット入手困難のバンドと言われていたスーパーグループ・グレイトフル・デッド。ジェリーやフィルも亡くなり活動は停止していますが、彼らの歩んできた奇妙なトリップを垣間見ることができる貴重なドキュメント作品です。

2024.11.06 投稿

旦那が何を言っているかわからない件 2スレ目

4.0

カオルと旦那の夫婦生活は相変わらずで面白く、シーズン2はリノちゃんをはじめ他キャラたちとの関係性にも絡めた話があったので、作品をより楽しめた感があります!

2024.11.06 投稿

オールマン・ブラザーズ・バンド:ロック・レジェンズ

5.0

オールマンはただのサザンロックバンドではなく、ロックとブルースとジャズが融合した偉大なるバンド!デュアン・オールマンとベリー・オークリーの事故による急逝を紆余曲折しながら乗り越えていく様は感動します。

2024.11.06 投稿

虚構推理 Season2

4.0

琴子ちゃんのちょっと荒っぽくてストレートな言動が良い!普通の推理作品とは一線を画す独自性が光っています。シーズン1は「虚構推理」というよりもむしろ「鋼人七瀬」の方に焦点を当てている感じが強く、そのため推理部分が多い本編の方がタイトルに近いと思います!

2024.11.06 投稿

エルトン・ジョン:ロック・レジェンズ

5.0

映画「ロケットマン」がミュージカル仕立てになっていたことと比べ、こちらの方がドキュメント色が濃いのでエルトンのことをより細かく理解することができると思います。偉大なるマッドマンの軌跡がここにある!

2024.11.06 投稿

おくさまが生徒会長!+!

3.0

シリーズ1より作画が良くなった感じがします。ストーリーは相変わらず羽衣ちゃんと和泉くんカップルのラブラブを見せつけられるものですが、新キャラの女の子キャラが加わりさらにハーレム感が増しています! ハーレムものが好きな人にお勧めです!

2024.11.06 投稿

生徒会役員共*

3.0

ともかくピー音が多い作品で、1期よりも数増えたんじゃないかと(笑)。音で隠された言葉を想像して、ニヤニヤしながら楽しむのをお勧めします!

2024.11.03 投稿

トーキング・ヘッズ:ロック・レジェンズ

5.0

唯一無二という言葉が相応しいバンド「トーキング・ヘッズ」のヒストリーです。パンキーな初期から芸術家的バンドへと昇華していく様が素晴らしい!デビッド・バーンのパフォーマンスは圧巻!

2024.11.03 投稿

薄桜鬼 碧血録

3.0

新政府軍と旧幕府軍の兵士たちの戦闘が緻密で、乙女ゲームが原作とは思えない少年漫画的な雰囲気があります。恋愛要素は控えめで、ファンタジー要素がありつつも歴史に忠実。沖田総司の最期はかっこよく、他の隊士たちの散り際も印象的でグッド!

2024.11.03 投稿

理系が恋に落ちたので証明してみた。r=1-sinθ(ハート)

3.0

1期と比べて理系要素が少なくなり、ギャグの比重が増しているように感じますが、痴女や変態などさまざまなキャラクターが登場して面白かった!奏ちゃんのパートは少しシリアスですが、最後に素直な気持ちを表現できたのは良かったと思います。第3期が待ち遠しい!

2024.11.02 投稿

ラーメン赤猫

4.0

登場する猫全部(クリシュナさんは虎)真面目で、尚且つヒロインの社さんも超真面目!彼らが経営する「ラーメン赤猫」が繁盛しないわけありません!人間も見習わないといけないな〜と感じました。ちなみに文蔵さんの声を大好きな津田健次郎さんが演じてくれたのが嬉しい!猫好きなら必見のアニメです!

2024.11.02 投稿

宇崎ちゃんは遊びたい!

4.0

宇崎ちゃんみたいな巨乳美少女にウザ絡みされて嫌になる男はいるのでしょうか?そう思えるほど彼女は魅力的です!先輩後輩の関係から恋人へ…。そうなるのをひたすら待ちながら見るアニメです!ちなみに宇崎ちゃんのお母さんも可愛すぎます!!

2024.11.02 投稿

這いよれ!ニャル子さんW

3.0

2期は、さらにパワーアップしたネタやニャル子さんの愛情も一層ヒートアップしています。他の要素は変わらないものの、やはり面白い!3期、何かしらの形で続けてほしいと願っています。ちなみにクー子が一番可愛い!

2024.11.02 投稿

薄桜鬼

3.0

乙女ゲームが原作だけあって出てくる男性はイケメンばかり!女性なら目の保養になることは間違い無しですね。新撰組の隊士たちが次々にドラキュラ化するという世界は異様ですが、そこはイケメンが元ですから許される?ヒロインの千鶴が放送当時女性ファンたちから嫉妬の目で見られていたことを思い出します。

2024.11.02 投稿

無彩限のファントム・ワールド

3.0

京アニ作品の中で一番ファンタジーの方に針が向いた作品じゃないでしょうか?ヒロインがみんな可愛いのは相変わらずです(笑)。私はやはりメインヒロインの舞ちゃん推し!元気いっぱいの巨乳美少女!最高です!

2024.11.02 投稿

異世界かるてっと2

4.0

1期同様、またまたOPとEDが良かった!内容は1期とほぼ一緒のゆるゆるした日常が描かれてます!「盾の勇者〜」に結構スポットが当たっていたように感じるので、ファンの方は要チェックです!

2024.11.02 投稿

虚構推理

5.0

ともかく琴子ちゃんが可愛いです!こんな女の子が自分の彼女だったら一生幸せに暮らせそう!でも妖はちょっと辛い!(笑)九郎くんもだんだん彼女に惹かれていく感じがするので、後半お似合いの二人になっていくのもグッド!メインは推理なのですが、ラブコメ視線でも楽しめます!

2024.11.01 投稿

中二病でも恋がしたい!戀

4.0

勇太と六花の関係が徐々に進展していく様子がグッド!切ないシーンもありますが、ラブコメ好きには第一期からおすすめしたい!中二病要素が薄いものの、良質な作品だと個人的には思います。今回は七宮が好きになれるかどうかで、私は最初ウザかったけど最後は好きになれました!

2024.11.01 投稿

ノー・ガンズ・ライフ

3.0

独特な世界観と迫力のあるタッチに、一瞬で魅了されました。個性的なキャラクターがたくさん登場します。特にオリビエさんの唇はセクシーで印象的!物語はかなりディープで、無骨なハードボイルドな雰囲気が漂っています。

2024.11.01 投稿

ソマリと森の神様

3.0

ファンタジー世界の中で、親子関係というものを考えさせられる作品。でもそんなシリアスなテーマを作画の柔らかなタッチで包んでいるので、さほど深刻にはならないで見ることができました!水瀬いのりさん演じるソマリは可愛いですね!

2024.11.01 投稿

上坂すみれのヤバい○○

4.0

毎回魅力的なゲスト(声優さん)が登場するので、声優好きな人にもおすすめ!私は水瀬いのりさんが出た回が特に面白かったです!すみぺのヤバさは本当に声優回一だと思います。(笑)

2024.11.01 投稿

恋と嘘

5.0

コンピュータが厳格な相性診断を通じて決めた相手としか、恋愛できないという設定…。虚しい感じもしますが、選ばれたネジくんと莉々奈の相性が実はピッタリというところは流石!私はネジくん、美咲、莉々奈みんな好きなので、三人には幸せになってもらいたい!初恋の初々しさがたまらない作品!

2024.11.01 投稿

となりの関くん

3.0

関くんが自分の世界に入り込んでいるのをつい見てしまう横井さんの反応や、そのキャラクターを演じている花澤香菜さんの演技がとても魅力的な作品。横井さんの豊かな表情や表現力は見事で、思わず笑顔になってしまうこと間違いなし!

2024.11.01 投稿

僕は友達が少ない NEXT

4.0

ギャグハーレムアニメなのだが、主人公・小鷹が、恋人と手をつないで帰ることよりも馬鹿話をしながら帰る友達を欲しているのがひしひしと伝わる作品。案外深いメッセージ性があるのかも?でもそんな深読みせずに素直に笑って観るのが最高ですね!ちなみに星奈推しです!

2024.11.01 投稿

SKET DANCE

4.0

多くの場合は笑って終わるけど、時には思わず涙が出るようなハートフルなエピソードもあり、そのメリハリとテンポの良さが素晴らしい!ヒメコの関西弁が加わることで、軽快なボケとツッコミのやり取りが生まれ楽しませてくれます。

2024.11.01 投稿

おくさまが生徒会長!

4.0

親が海外で働いているため一人で暮らしている男子高校生の元に、許嫁を名乗る美少女が突然やってきて同居生活を始めるというシチュエーション!なんとも羨ましくて魅力的!しかもその女子は生徒会長というのですから将来は理想の妻になること間違いなし!?ドキドキする展開が盛りだくさんなのもグッド!

2024.11.01 投稿

生徒会役員共

3.0

下ネタ満載!でも、なぜかあまりエロティックには感じませんでした。ピー音&モザイクが入っているにもかかわらず、意外と清々しさがあるのがこの作品の魅力かも?明るく、リズミカルに恥じらいもなく下ネタを楽しみたいならこれ!

2024.11.01 投稿

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる

4.0

四人のヒロインがみんなタイプが違うというのが良かった!ハーレムもの最高!ちなみに私のお気に入りは、最初は夏川真涼だったのですが、予備校の回あたりから冬海愛衣ちゃんになりました!彼女が時々感情をコントロールできなくなるところ、可愛すぎます!

2024.10.31 投稿

俺物語!!

5.0

主人公の剛田猛男が「THE漢」といった感じですが、彼女の大和さんが他の男(イケメン)から好意を持たれていることを察すると、「自分より彼の方が大和にふさわしいのでは?」なんて気弱な面を見せるところが人間臭くて良かった!また、大和さんが理想の彼女像なので、彼女見られるだけでも幸せになれる作品でした!

2024.10.31 投稿

とある科学の一方通行

4.0

アクセラレーターが無双状態なシーンはいつ見てもスカッとします!今作ではやや苦戦もしますが、やっぱり彼は最強でした!あとラストオーダーがやっぱり可愛い!!二人の掛け合いは面白いし癒されるしで最高!!昔悪役で今は正義のヒーローといった設定も、アクセラレーター人気に拍車をかける結果となってグッド!

2024.10.31 投稿

とある科学の超電磁砲S

4.0

本作の大きなポイントは「人工生命」にあります。御坂シスターズはクローンとして登場し、後半には科学的に合成された人間、フェブリも登場!これらを人間として捉えるべきか、物として扱うべきかという問いを投げかけている、内容の濃い作品でした!

2024.10.30 投稿

とある科学の超電磁砲T

5.0

黒子たちの美琴への記憶が消されてしまうという驚きのシチュや妹たちの誘拐等、ドキドキの展開が多い超電磁砲Tですが、それ以上に一番魅力的だったのが食蜂操祈!彼女の容姿、喋り方、性格全てにやられました!彼女の能力なんて必要ないほど、心奪われるキャラです。

2024.10.30 投稿

とある科学の超電磁砲

5.0

主人公・御坂美琴も、初春も佐天さんもみんな魅力的!ですが、白井黒子のキャラの濃さ(変態性)のせいで一番好きなのは黒子です!「ジャッジメントですの!」の決め台詞&ポーズがかっこいい!CVの新井里美さん、凄すぎます!

2024.10.30 投稿

理系が恋に落ちたので証明してみた。

4.0

要所要所で学術的解説が入るのですが、ここはかなりまともなこと言っていると思います。本編は真剣にバカなことやっているのでこのギャップがたまらなくおかしい!バカップルのような雪村と氷室が最高なのは当たり前なのですが、私的には恵那と虎輔の幼馴染カップルが愛おしくて好きです!

2024.10.29 投稿

イジらないで、長瀞さん

4.0

長瀞さんがガングロなのは日焼けサロンに行ったわけではなく、水泳部の助っ人をしているせいで、水着の部分白いのが色っぽいですね。彼女のいじり対象が先輩・直人くんのみというところが好感持てます!無邪気な長瀞さんの魅力がいっぱい詰まっていて、先が少し読めても許せちゃう作品でした!

2024.10.29 投稿

道産子ギャルはなまらめんこい

4.0

美波ちゃんは道産子ギャルじゃなくても可愛いのですが、訛りが加わることで可愛さが倍増しているのは間違いありません!また、見た目ギャルなのに性格がすごく良く、コミュ力高いのも好印象!プロポーション抜群なのもポイント高い!翼と出会うまで彼氏がいなかったのが不思議なくらい良い子です!翼が本当に羨ましい!

2024.10.29 投稿

魔法科高校の優等生

4.0

この作品の面白い点の一つは、「魔法科高校の劣等生」と同じ時間軸を深雪視点で見られるところにあります。「〜劣等生」でのエピソードをあらかじめ見ておけば、「あの時深雪はこんな状態だったのか!」等が分かり、このシリーズをより楽しむことができます!また、アメリアなどの新キャラも増えているのもグッド!今作でも相変わらずの重度のブラコンぶりを発揮する深雪が可愛いです!

2024.09.13 投稿

五等分の花嫁∬

5.0

シリーズ2で一番話題に上ったのは、やはり「シスターウォーズ」の回周辺じゃないでしょうか?一花の暴走は原作よりかなりマイルドに描かれていたのが救いというか良かったですね!やはり誰も悪者にしたくないというのが、このアニメのファン共通の願いだと思いますから…。!花嫁も決まってハッピーエンド!最高です!

2024.09.13 投稿

ドカベン

3.0

野球漫画・金字塔的作品の実写版!主人公・山田太郎の野球センスと打撃の凄さは言うまでもありませんが、里中や岩鬼との友情や、ライバルたちとの白熱した試合も良く、極めつきの殿馬の秘打が最高!元(?)ピアニストという設定もかっこいい!

2024.09.13 投稿

終末のハーレム

4.0

2045年の世界で、男子たったの5人、50億人女性という人口割合になった2045年の話。タイトルから分かる通りセクシーシーンが結構あるのでそっち目当ての人には嬉しいでしょうね。私も御多分に洩れず周防美来ちゃん目当てで見ていました!見た目も性格もめっちゃタイプ!特筆すべきは主人公・水原怜人の貞操観念!橘絵理沙へ操を立てているが如く誘惑を突っぱねるのは尊敬に値します!自分なら絶対無理ですね(笑)。

2024.09.13 投稿

宇宙戦艦ヤマト2199(TV版)

4.0

原作と比べてみると、デスラー総統があまり敵役と見えない感じで、そこに違和感を感じる人もいるかも?私的にはデスラーの新たな一面を見ることができたので良かった!また、作画は今風になっていて見やすく、特に森雪のセクシー差が際立っていたのがグッド!

2024.09.13 投稿

新・巨人の星

4.0

星飛雄馬が右投げ投手として復活するストーリー。シーズン1から ちゃんと時間が経過したストーリーで、花形が明子と結婚していたり、最初飛雄馬が打者としてリスタートしたのにはかなり驚かされました!引退していた花形の復活で、私的にはまた「因縁の対決が見られる!」と嬉しい展開に感激!

2024.09.13 投稿

巨人の星

5.0

スポ根漫画の代表的作品、というかパイオニアですね。主人公・星飛雄馬だけでなく登場人物全てが魅力的で、特に花形や左門とのライバル関係、伴宙太との友情、父・星一徹との確執&親子愛は観ているものを飽きさせません。永遠の名作ですね。

2024.09.12 投稿

あしたのジョー2

4.0

力石徹が死んだ後に精神的に病んでしまう矢吹丈の様子が痛々しいのですが、そこからの復活劇がスカッとさせてくれる作品。カルロス・リベラやホセ・メンドウサといったライバルたちとの戦いが丈をさらに強くしていきます。話がやや駆け足気味なところが残念ですが、やはり1&2合わせて観たい傑作です。

2024.09.12 投稿

あしたのジョー

5.0

ボクシングアニメの代表みたいに言われてますが、私としては矢吹丈の人生を描いたヒューマンドラマだと思って楽しみました!力石との因縁の対決は文句なしに面白く、彼の減量のシーンは壮絶ですが試合を盛り上げる重要な要素になっているのも確か!永遠の名作!

2024.09.12 投稿

PSYCHO-PASS サイコパス 2

4.0

常守朱の後輩・霜月美佳の性格の悪さが顕著に出ていることが話題のシーズン2ですが、私としては鹿矛囲桐斗という存在にめちゃくちゃ驚かされました!「なんで免罪体質者なんだろう?」とずっと思いながら見ていたので、その理由が分かった時の衝撃はもう…!ちなみに雑賀先生が頭良すぎ&渋くて好きです!

2024.09.12 投稿

ソードアート・オンラインII

4.0

シノンのCV・沢城みゆきさんのファンなので見た作品!期待以上のシノンの魅力でメロメロになりました!キリトとの関係性も良く、結果キリトのことを好きになっちゃうシノンを見てると切なくもなりました!でも、ライバルがアスナじゃしょうがないですよね。

2024.09.12 投稿

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

3.0

武器がソードからガンに変わるのは、すでに「ソードアート・オンラインII」で経験済みで問題なかったのですが、主人公が変わったのには驚かされました。その主人公・香蓮のアバター・レンが、体の小ささを利用して戦う様がコミカルかつカッコよかったのですぐに好きになった作品です!リアルが高身長というのもギャップがあっていいですね!

2024.09.12 投稿

ゴースト/ニューヨークの幻

4.0

最愛の恋人に先立たれたヒロイン・モリー役のデミ・ムーアが美しく、彼女の全盛期の作品だと言えます。感動的なシーンはいくつかありますが、私的には物体を動かせるようになったサムがモリーに自分の存在を知らせ、それをモリーが信じた瞬間がグッド!良かったな〜という思いでいっぱいになりました。

2024.09.11 投稿

ソードアート・オンライン

5.0

この世界観に近づきつつある現在と思いきや、改めて観賞するとまだまだ先の世界だな〜と実感します。人間の五感が全てゲーム内で感じられるようになったら、帰ってこられないというより帰ってこなくなるかも(笑)。ハーレムアニメにもなっているのが良い!個人的には直葉推しです!

2024.09.11 投稿

星の王子 ニューヨークへ行く

5.0

王子役のエディー・マーフィーの演技が良い!王子の雰囲気がよく出ていて、寄付金に大金を平気でポンッと出したり、堂々とした立ち居振る舞いが出ちゃったりするところはさすが!人間の中身重視で結婚相手を探す王子は、コミカルな面もあって魅力的です。

2024.09.11 投稿

BANANA FISH

5.0

少女漫画が原作とはにわかに信じられないほどのハードボイルドな内容で、男でも楽しめる作品!アッシュのCV・内田雄馬の声がアッシュにマッチしているのも魅力!マフィヤとストリート・キッズたちの攻防や、アッシュと英二との友情(恋?)、アッシュとマフィアのボス・ゴルツィネとの因縁等見どころ満載で最後まで飽きさせません!

2024.09.11 投稿

ルパン三世

5.0

ルパンシリーズの記念すべき最初の作品で、通称緑ルパンなんて呼ばれています。私としては赤ルパンはお子様向けで、こちらは大人向けじゃないかと…。ルパンがコミカルなのは変わらないのですが、渋さもあって魅力的なのはやはり緑ですね!OP&ED&挿入曲といい先の見えないストーリーといい秀逸で最高!あと、エロスがあるのもグッド!

2024.09.11 投稿

ダイ・ハード

5.0

マクレーン刑事VSテロリストが壮絶で、ビル一つ丸々使ったバトルは非常に見応えがあります。また、マクレーンの行動(攻撃)は無謀なものが多いのですが、勇気を持って行動している姿を見ると肯定したくなりますね。何より人間味あふれる彼のキャラクターに惹かれます。

2024.09.11 投稿

ソウ6

4.0

趣旨から外れてる感もありましたが、ジグソウの弟子(後継者)争いが勃発するという意外な展開が面白い6。デスゲームはグロさ控えめながらやっぱりすごい!特に自分の肉を多く切り取った方が勝ちゲームが良かった!スレンダー女より肥満野郎が有利と思いきや…。毎回ゲーム考えている人の発想力には頭が下がります。

2024.09.11 投稿

ソウ5

4.0

初っ端、磔男の盛大な腹切でスタートする5。さぞや壮絶なデスゲームが見られると思いきや、ゲームよりも前作の生存者であるストラム捜査官と、ジグソウの後継者であるホフマン刑事との激しい対決の方に目がいってしまいました。個人的にストラム捜査官贔屓の私は、彼の水槽からの脱出シーンでさらにファンにW。二人の決着はちょっと予想できたのですが、それでもガン見しちゃうシーンで最高でした!

2024.09.10 投稿

ソウ4

3.0

時間軸が複雑に絡み合うので、saw4から見たら意味不明だと思います。ですからちゃんと1から見ましょう。ジグソウが死んだ後の世界を描いているのにまだゲームが終わらない…。誰がゲームを支配しているのかを予想しながら見ると楽しめます!

2024.09.10 投稿

ソウ2

5.0

シリーズ2は大抵一よりつまらないものになりがちですが、このsaw2は1に劣らず面白かったです!マシューズ刑事の息子の行方が結末に分かりますが、全く予想できなかったので観賞後大満足!ミステリーホラー映画は視聴者の予想の遥か上を行ってくれないと!ですね!

2024.09.10 投稿

ジュラシック・パーク

4.0

夢のようなテーマパークで起こる恐竜たちの暴れっぷりは、恐竜好きという理由だけで観賞した子供達を驚かせたのではないか?と思うほど、想像以上に迫力があり面白かった作品!この後シリーズ化したのも頷けます。個人的にはマルコム博士が好きで、彼のカオス理論は現代社会でも通じそう!彼はサトラーを口説くための手段として使っていたみたいですけどね(笑)。

2024.09.10 投稿

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

4.0

ロバート・デ・ニーロ見たさに見た映画でしたが、マックス役のジェームズ・ウッズの見た目と演技、存在感に圧倒され、これをきっかけに彼のファンにもなった作品です。悪役面のウッズにマックスはハマり役で、彼の短気な性格をうまく表現していました。ちなみにラストのゴミ回収車で事情がわかればゾクッとするはず!大作です!

2024.09.10 投稿

メン・イン・ブラック2

5.0

引退していた「K」の記憶が戻り復活した時は「待ってました!」と喜こびました!やはり「MIB」はこの二人じゃなくちゃしっくり来ません!笑ったのが郵便局のシーンで、エイリアンが仕分け作業しているのを見て、リアルでもこうだったら面白いのにな〜と思ったものです!ラストは感動させて終わるというのも憎い

2024.09.10 投稿

映画『信長協奏曲 NOBUNAGA CONCERTO』

4.0

タイムスリップして戦国時代に来たサブローが、本物の信長の頼みで信長として生きていくという件を見て、最初軽いタッチの映画かと思いきや、結構史実に沿ったストーリーだったのには驚かされました。好きなシーンは信長と松永が平成を懐かしんで話すところで、「笑っていいとも!」の話題にはニヤリ!二人とも戦国の世を楽しんでいるところが良かった!

2024.09.09 投稿

メン・イン・ブラック

5.0

この映画の面白さは、何度もテレビで放送されていることが証明していると思います。私が好きなのは、ウィルが初めてメン・イン・ブラックの本部(?)に行った時のシーンで、ウィル同様に驚きまくったのを覚えています。宇宙人だらけの中でスタッフが淡々と仕事をしているのが面白い!続編も最高で、SFコメディ映画の最高傑作かもしれませんね!

2024.09.09 投稿

エマニエル夫人

3.0

奔放な性を芸術的に描いていると感じさせる作品でした。ストーリーを大雑把に言うと、自分の妻に他の男と関係を持たせたがる夫と、その欲求に応じた妻が目覚めていくといった感じで、3部作まであるそうです。エマニエル役のシルビア・クリスティルの裸体は美しいので、これだけでも芸術的に見えます。ソフトポルノ見たい人におすすめ!

2024.09.09 投稿

ショーシャンクの空に

5.0

数多のランキングサイトで名作映画1位をよく取っている映画だけに、半端ない感動とドキドキを与えてくれる作品!名シーンはたくさんありますが、特にアンディーが屋上で鬼主任と交渉した後、ビールを飲んでいる仲間を見る時のアンディーの笑みにはジーンとさせられました!何より語り部・エリス役のモーガン・フリーマンの声がまた良い!ラストの爽快感は格別です!

2024.09.09 投稿

ゴールデンカムイ 第二期

5.0

このシーズンで刺青人皮の複製が作られますが、こんなこと考える鶴見中尉はやはりすごい!剥製師の江渡貝くんも彼に心酔してましたが、毎シーズンモテモテの鶴見中尉の人心掌握はいつ見ても感心します。また、敵対関係している者たちが一緒に食事するシーンはほのぼのさせられ、このアニメの面白いところの一つ!ちなみにアイヌ料理の味、気になります!

2024.09.09 投稿

犬神家の一族(2006)

4.0

30年ぶりのリメイク作ということでオリジナルと見比べましたが、全く遜色なくかつ美しい映像で良かったです!なんといってもスケキヨと逆立ち死体のインパクトが強すぎて、ストーリーを霞ませてますが、簡単に言うと遺産相続争いの末の連続殺人事件の犯人探し。ここに一族の過去の因縁が絡むことで話が俄然面白くなっているところが魅力ですね!

2024.09.06 投稿

羊たちの沈黙

4.0

猟奇的な犯罪を繰り返す元精神科医レクターとの対話では、クラリスだけでなく視聴者自身も彼によって心理的に診断されているかのような緊張感があってドキドキ!レクターの巧妙な言葉の裏に潜む心理的プレッシャーが、物語全体に張り詰めた雰囲気をもたらしていますね。クラリス役のジョディー・フォスターの知的な美しさが素敵で、彼女のハマり役かつ代表作になった作品で、これをきっかけに彼女のファンになりました!

2024.09.06 投稿

バイオハザードII アポカリプス

5.0

1から比べて今回のアリスの強さが半端なくグレードアップしているのが気持ち良い!ほとんど無双状態ですね!個人的にジル役のシエンナ・ギロリーの美しさに惚れ惚れ!彼女のアクションもアリス役のミラ・ジョボビッチに負けず劣らずでかっこいい!できればシリーズのレギュラーのなって欲しかった。

2024.09.06 投稿

ミスト

4.0

呆然とするエンディングで知られていて、個人的にはとてもお気に入りの一本!特に、スーパーマーケットのシーンが気に入っています。追い詰められた際に見せるカルト的な集団心理の恐ろしさや厄介さが非常にリアルで、昆虫が苦手な人には辛い場面もあるかも?高テンションを落ち着けたいときに観ると、かえって冷静になるどころか絶望感が増すかもしれませんが、予測不可能な展開がクセになる映画だと思います。

2024.09.06 投稿

この美術部には問題がある!

4.0

宇佐美さんが可愛すぎて見続けた作品!また、コレットさんのぶっ飛んだ動向や内巻くんの重度の二次元オタぶりが面白く、あまり名作として取り上げられないのが不思議なくらい魅力的な作品です!後半の文化祭回では、部員全員で協力してオブジェを完成させるところが青春していて良かった!

2024.09.05 投稿

PSYCHO-PASS サイコパス

4.0

ヒロイン・常守朱のCV・花澤香菜さんの演技に魅了されます。常守朱が新米刑事という立場から徐々に逞しく成長していく姿を見事に演じてくれていて最高です!特に槙島聖護と対峙する姿はカッコいい!近未来の警察が、このアニメのようなやり方で国民を取り締まるようになったらと思うと恐ろしくなる作品です!

2024.09.05 投稿

魔法科高校の劣等生

5.0

劣等生感を全く感じさせず、むしろ優秀すぎる達也がカッコ良すぎます!そして理想の妹と言える完璧美少女・美幸が魅力的です!彼女の兄を慕う気持ちはかなり重めですが、その重さをものともしない達也は本当にすごい!ストーリー設定のスケールが大きいので全く飽きさせない作品です!二人のイチャイチャぶりも楽しい!

2024.09.05 投稿

それでも歩は寄せてくる

4.0

将棋マニアじゃなくても楽しめる将棋ラブコメ!歩が天然(?)なため、無意識にうるし先輩をキュンキュンさせちゃっているところが面白い!先輩に勝ったら告白するという意思を貫く歩は不器用なのかもしれませんが、彼のまっすぐなところは好感持てました!見た後に爽やかな気持ちにさせてくれる作品です!

2024.09.05 投稿

くノ一ツバキの胸の内

3.0

くノ一アニメを見たのがこれが初めてで、こんなに可愛い女の子だらけの忍びの里があったらと思うとニヤニヤが止まりません!ツバキが一番良識あるくノ一と思いきや、意外にも見たことがない「男」に一番興味津々なところがあって、そのギャップが可愛い!CV・夏吉ゆうこさんの声もバッチリはまっていて良かったです!

2024.09.05 投稿

最近雇ったメイドが怪しい

3.0

リリスがなぜゆうりの家のメイドに志願したのか、その理由は最後の最後まで引っ張られるので焦れちゃいますが、それ以上にリリスが魅力的なので思わず見入っちゃいました!完璧なメイドとは彼女のことを言うのでは?こんな素敵な女性にお世話されたい!ちなみに言うほどリリスが怪しく見えないのは私だけ?

2024.09.05 投稿

グッドフェローズ

5.0

マフィア映画は多々あれど、これが1番心に残っています。ジミー役のロバート・デニーロの演技は渋く、トミー役のジョー・ペシは トミーの残虐性を見事に表現しています。主人公・ヘンリーが マフィアでだんだんと出世していくのですが、だんだんと麻薬に溺れていく姿も痛々しい。殺しのシーンが苦手な人には お勧めできません。逆にマフィア映画好きで見ていないならオススメです。

2024.09.04 投稿

グリーンマイル

5.0

今でも囚人コーフィーは何者だったのかさっぱりわからないのですが、彼の不思議な能力によってネズミが生き返ったり看守ポールの性病が治ったりするシーンでは、見ているこっちまで嬉しくなりました!ちなみに胸糞のパーシーが悲惨な末路を辿ったのにはスカッとさせられます!ラストは感動させられること間違いなし!

2024.09.04 投稿

ソウ

5.0

今まで見たホラー映画の中で一番面白かったのがこれ!ここからシリーズ8まで作られるほどの大ヒット作となりますが、やはりこの1作目が衝撃的すぎました!ゴードン先生の足切りシーンはいつ見てもすごい!そしてラストの死体の件は全く予期していなかったので口をポカーンと開けっぱなしだったのを覚えています!完全にしてやられた作品です!

2024.09.04 投稿

盾の勇者の成り上がり

4.0

尚文に対する仕打ちが本当にひどくて気分悪くなるけど、タイトルに「成り上がり」とあるようにどん底から這い上がっていく過程は見ていて気持ちよかった!ラフタリアちゃんとフィーロちゃんとの出会いが、尚文を良い方向に向かわせてくれたんじゃないかな〜と思えるほど二人が天使級に可愛い!最後までこのパーティーを応援していきます!

2024.09.04 投稿

ハンニバル

4.0

レクター博士が捕まえた刑事を生きたまま開頭して脳を少しナイフでカットし、その肉をソテーしてまだ生きてる刑事に食べさせようとするシーンは衝撃!さらに飛行機での食事シーンも‥。「羊たちの沈黙」のスピンオフ的に作られたものの、ゾッとするのは間違いなくこっち!涼しくなりたい人にオススメですが、まずは前作を見てからがいいかと思います。

2024.09.04 投稿

ドロヘドロ

5.0

「THE CHAOS」という呼び名が一番相応しいアニメはこれでしょう!カイマンが自分の顔に魔法かけた魔法使いを探すというのがストーリーの主軸なのに、登場人物それぞれの背景も細かく描かれているため、いい意味で時々主軸を忘れて楽しんじゃいます!見どころはカイマンとニカイドウの友情!二人の関係がずっとバディなのが良い!ちなみにドロヘドロ見ていると餃子食べたくなって困ります!

2024.09.04 投稿

チェンソーマン

4.0

見る前から名作という評判を聞いてて、実際に見たらその通りだった!デンジのバトルシーンは迫力あって見入ってしまいます!またパワーのキャラの濃さ、マキマさんの見た目とのギャップ等、話が進むほど面白さが増してくるのがすごい!2期熱望しています!

2024.09.04 投稿

逃げ上手の若君

3.0

鎌倉幕府奪還を三回もやった奇跡の武将・北条時行の幼い頃からのストーリーを史実を参考に作ったアニメ。どこまで史実に則っていくのかはわからないけど、歴史物が好きなのでかなり期待してます!諏訪頼重のCVが中村悠一さんなのがグッド!イケボイスの時と後光が指してる時のギャグボイスの使い分けが流石としか言いようがない!

2024.09.04 投稿

阿波連さんははかれない

5.0

ヒロインがウィスパーボイスなアニメと言えば、「古見さんは、コミュ症です。」が有名ですが、阿波連さんも半端ないウィスパーボイスです!彼女は人との距離が測れないので、当初ライドウくんに話しかける時はキスするくらいの近さで喋っていたのが笑えました!彼女がライドウくんのことを好きになっていくうちにだんだん声量が大きくなっていくのが微笑ましい!癒しと笑いがもらえるラブストーリーです!

2024.09.03 投稿

キルミーベイベー

3.0

ツッコミのソーニャとボケのやすなによる日常系漫才アニメと言ってもいいほどで、よくこれだけ小ネタがあるな〜と感心させられる作品。一番面白いのがやはり殺し屋ネタで、ソーニャが背中をポンと叩かれた時や、大きな音に反応するのはわかっていても面白い。アニメになってソーニャの声が想像通りのイケボイスだったのが嬉しかった!

2024.09.03 投稿

トゥルーマン・ショー

4.0

生まれてからずっと自分の姿が世界に配信されているという設定は今までの映画にはないもので、オリジナリティあふれる作品!テレビ会社は人権やプライバシーなんてお構いなしなところが狂っていて、それを見て喜んでいる人々もイカれてます。でもシルヴィアのようにまともな人がいてくれたのが救いでした!ジム・キャリーの演技はいつ見ても素晴らしく、この作品でもトゥルーマンの心の内を見事に表現していて感動しました!

2024.09.03 投稿

ゆるキャン△

4.0

ソロキャンプ好きの志摩リンちゃんを愛でるために毎回欠かさず見てました。主人公のなでしこがコミュ力高く、すぐに仲間が増えていくのと対照的な女の子ですが、なでしこには心を開いてる感が萌えです!あと、このアニメがきっかけでキャンプに興味を持てました!

2024.09.03 投稿

けいおん!

4.0

ガールズバンドブームを引き起こした火付け役的作品ですが、むしろ青春友情ストーリー要素の方が強い作品です。キャラソンやOP&EDソングが可愛く、これを声優たちがバンド形態でライブ演奏(?)したのも話題に!ギャグ要素もたっぷりあり、唯が入部する時の「J」が頭文字のレジェンドギターリストの名前が次々に出てくるところは思わずニヤリ!可愛い女の子たちがバンドやってるところ見るだけで癒されました!

2024.09.03 投稿

永遠に美しく…

5.0

メリル・ストリープの若返り薬を飲んだ後の美しさが半端ない!そして彼女に負けず劣らずのゴールディ・ホーンの美しさもグッド!彼女のおっきなお目々とメリハリのあるボディに釘付けになりました!永遠の美しさを手に入れた二人が、さぞ幸せの人生を送るのかと思ったら、ラストとんでもないことになるのは衝撃!やはり人間は寿命をまっとうするのが一番なんだと思いましたね!当時アクション俳優だと思っていたブルース・ウィリスがコミカルな演技を見せてくれたのも嬉しかった!

2024.09.03 投稿

プラダを着た悪魔

4.0

アンドレアがミランダのアシスタントになってから、みるみるおしゃれになっていく過程が素敵で、思わず見入ってしまいます。もともと超美人のアン・ハサウェイが演じているのですから、むしろ最初の地味な感じに留めておく方が難しかったかもしれませんね。またミランダを演じたメリル・ストリープのカリスマ感あふれる演技も素晴らしい!アンドレアが出世よりも大切なことに気づいてから、彼女が再就職面接の際のミランダの配慮がかっこいい!買い物シーン等のテンポの良い流れも面白かった!

2024.09.03 投稿

余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話

5.0

泣かされたと同時に勇気ややる気、自分を見つめ直すきっかけもくれた映画です!若い二人の演技は素晴らしく美しい……。前向きに生きる気持ちと、周りの人への感謝の気持ちをずっと持って生きていきたいと思わせてくれます!好きな人のために人生を捧げられる生き方って素敵で、毎日花を届ける秋人に笑顔で喜ぶ春奈…。誰よりも幸せに見える二人がかえって涙させる名作でした!

2024.09.02 投稿

涼宮ハルヒの憂鬱

5.0

ただのラブコメアニメと思いきや、主人公のキョンとハルヒ以外、SOS団の団員が全部地球人ではないという設定がぶっ飛んでいますね!しかもその事実をきょんだけが知らされてハルヒは知らないままで学園生活が進んでいくのも面白い!青春を感じさせられるシーンもちょくちょく出てくるし、ハルヒの行動力の凄さや変人ぶりにもハラハラさせられるしで色々な魅力が詰まった名作です!

2024.09.02 投稿

監獄学園/プリズンスクール

4.0

エロスと学園ヒエラルキーを合わせるという力技で、見る人(特に男子)を骨抜きにした作品!主人公・キヨシと裏生徒会書記・花のエピソードはドキドキが止まらないものが多く見どころです。また、なんとかプリズンから出ようと奮闘する男子全員(5人しかいませんが)と、それを阻止する裏生徒会3人の美女との攻防戦が、激しいのにコミカルかつエロス漂っているところが魅力です!

2024.09.02 投稿

日常

4.0

シュールなギャグがクセになる作品!登場人物全て癖が強く、特にゆっことみおちゃん二人の掛け合いは並の漫才師以上の面白さで、これに麻衣ちゃんが加わるとさらに面白くなるからすごい!ちなみに個人的にナノちゃん推しなので、博士のわがままをナノちゃんが優しくかつ一生懸命宥めている時癒されます。他にも面白いキャラだらけなので、飽きることを知らない作品でしょう。

2024.09.02 投稿

君に届け

4.0

いじめ問題の解消にも一役買ったような作品で、主要登場人物たちに憧れた人ならいじめを起こさなくなるのではないか?と思えるほど良い人ばかり出てくる作品!爽子ちゃんが面白(天然)可愛いかつ美人で性格も超良いのに、最初いじめられっ子だったとは信じ難い!そんな彼女に、風早くんは彼氏としてぴったりのイケメン爽やかボーイなのが救いでした!恋と友情っていいな〜と思いたかったらこれです!

2024.09.02 投稿

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

4.0

タイトルにある頭脳戦は、後半に進むにつれ薄れていくような印象で、むしろラブストーリー要素の方が強くなっていくので私としては嬉しかった!かぐや様はCVの古賀葵さんの声の魅力もあって、美人で可愛い印象が引き立てられています。彼女が思いを寄せる 白銀会長だけでなく、藤原書記や石上くん等他の登場人物もキャラが濃く、特にギャグシーンでの藤原書記が半端なく面白かった。彼女のキャラソンも最高!また、かぐや&白銀の二人の距離が徐々に近づいていく過程にはやはりキュンキュンが止まりませんね!

2024.08.30 投稿

メイドインアビス

4.0

私は、「ナナチが登場してからがこのアニメの醍醐味!」と言っていいほどナナチ推しです。性別不明という設定なのですが、私にはどう見ても女の子に見えます。ナナチの優しさがちょっとグロい内容のこの作品に癒しを与えてくれる!作品全体としては、秘境を旅する子どもたちの骨太なストーリーで、良い意味で見た目に騙される典型的なアニメと言えるでしょう。「THE 冒険」が見たいならコレ!

2024.08.30 投稿

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

5.0

アーリャちゃんを愛でるだけでも毎回見る価値があるのに、「久世くんがアーリャちゃんのロシア語の意味を理解していることに気付いていないアーリャちゃん」という設定が神がかっていますね!しかもアーリャちゃんが久世くんに恋しているところがキュンキュンです!彼女のヤキモチが可愛すぎます!それにしてもアーリャちゃんのCV・上坂すみれさんのロシア語はいつ聞いても見事です。

2024.08.29 投稿

めぞん一刻 デジタルリマスター版 第1シーズン

5.0

高橋留美子先生の名作は数あれど、この作品が特に心に突き刺さったのは、自分と同じ年齢ぐらいの五代くんに感情移入してしまったせいでしょう。年上の女性に憧れるのもわかるし、何やっても裏目に出ちゃうような五代くんには親近感湧きまくりでした!管理人さんが少しずつ五代くんを男として意識するようになっていく流れも絶妙で、二人の恋の行方を見守りながら要所でギャグに笑わされるという最高の時間を貰えて良かった!

2024.08.29 投稿

ゴールデンカムイ

4.0

アイヌ埋蔵金をめぐる多くの人たちによる争奪戦が話の主軸ですが、私にはやはりアシリパさん、杉元、白石3人の友情関係が徐々に出来上がっていく過程がとても興味深く、楽しめました。また他のキャラたちもクセが強い人たちばかりなので、毎回びっくりさせられることが起こる内容にも惹きつけられます。作画に抵抗なければ、問題なく楽しめる作品でしょう!

2024.08.29 投稿

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

4.0

出てくるヒロインがみんな可愛いので目移りしちゃう作品!私は最初、メインヒロインの桜島麻衣先輩推しだったのですが双葉理央ちゃん推しへと変わり、また主人公・咲太の妹・かえでちゃんも並行して好きになる始末でした(笑)各話でヒロインが変わっていく構成も良く、見ていて飽きません!咲太が本当に羨ましい!!

2024.08.29 投稿

ソウナンですか?

4.0

サバイバルの知識についてはかなり本格的で、実用的な情報が豊富に含まれていてなるほどと思わされるところが多々あり面白かった!見どころとしては、サバイバルシーンの緻密な描写と、その中に組み込まれた魅力的なお色気要素の絶妙なバランス!この作品は、サバイバルのテクニックを学びつつエンタメとしても楽しめる点がグッドです!ちなみに、ほなみのサバイブ能力の高さには本当に驚かされました!

2024.08.28 投稿

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア

5.0

1984年に公開されたドキュメンタリーライブ映画が、今回リマスターされて映像がクッキリ鮮やかになったのが過去映像と比べてはっきりわかりました!(過去作はDVDで確認)バンドとして最高にノッていた時期をパッケージした映像と音は申し分なく素晴らしい!彼らの熱い演奏に改めて圧倒されました!黒人サポートミュージシャンとの相性バッチリのアフロビートを堪能できる曲が気持ちいい!

2024.08.28 投稿

ヲタクに恋は難しい

4.0

こんな環境なら毎日会社に行っても全くストレスたまらないんじゃないかな?だって大好きな彼女と仲良しの先輩カップルがいる会社なら、毎日がダブルデートみたいなもんだから!ちなみにタイトルほどオタク要素が濃くはなく、普通にラブコメ作品として楽しめる内容なので、オタクの知識なくても大丈夫です。ヒロインの成海が愛されキャラで、彼女の先輩・花子が美人でセクシーかつ男っぽいという対照的なところも良かった!

2024.08.28 投稿

SSSS.GRIDMAN

4.0

視聴前はそれほど期待していなかったのに、かなり面白かった作品!バトルシーンは作画も綺麗かつ迫力&スピード感があって文句無しでした。グリッドマンの声がかなりのイケボイスで、いかにも正義のヒーローといった感じもいいですね!ちなみに、六花やアカネといった女性キャラが、可愛く魅力的なところが作品に花を添えていると言えます。設定も秀逸で、後半になって分かる世界の実情には驚かされました!最後の最後に出てくる実写部分も、ドキッとさせられてナイス演出!ヒーローモノに偏見を持っている人に是非見て欲しい作品です。

2024.08.28 投稿

からかい上手の高木さん

5.0

胸キュンアニメの中でも特に好きな作品!中学生の恋愛ってこれくらいがちょうどいいんじゃないかと思える、今どき珍しい健全さも好印象でした!とにかく高木さんの西方へのからかい方が絶妙で、つくづく高木さんは頭の良い子だな〜と感心させられることもしばしば。西方が単純すぎるのかもしれませんが、やはり高木さんは精神年齢が大人で素敵です!そんな彼女も時には西方にクリティカルヒットされることもあるので、この意外性もグッド!胸キュンしたかったら迷わずこれ!

2024.08.28 投稿

古見さんは、コミュ症です。

4.0

古見さんのコミュ症ぶりが想像以上で笑える作品!こんなに美人でスタイルも完璧なのに、コミュ症という唯一の欠点のせいでなかなか友達ができないというのが皮肉ですが、彼女の「友達を100人作る」という願いに協力する人が少しずつ増えていく過程が面白いし、応援したくなります。特に只野くんの存在が古見さんにはとても大きく、二人の間に恋心が芽生えていく流れもグッド!古見さんには心から幸せになって欲しいと思いました!

2024.08.28 投稿

SPY×FAMILY

5.0

この1クールで生まれたアーニャの数々の名セリフ「あざざます!」「うぃ!」「おはやいます」「よろろすおねがいするます」等はどれも可愛くて病みつきになるものばかりでした!スパイと殺し屋と超能力者が家族を形成するというぶっ飛んだ設定は、過去に類がないと思うオリジナリティー豊かな作品で大好きです。各キャラクターのCVもピッタリで、特にアーニャのCV・種崎敦美さんの才能には圧倒されました!

2024.08.27 投稿

ラストエンペラー

5.0

紫禁城のロングショット映像の美しさと迫力が半端ないところが印象に残っています!溥儀が幼少の頃から満州事変、その数年後までを描いているスケールのでかいところも良かった!ちなみに、史実をベースに作っているというのが信じられないほどの紫禁城の決まりにはビックリ!甘粕大尉役を坂本龍一さんがやったことでも話題になった大傑作です!

2024.08.27 投稿

NARUTO-ナルト- 疾風伝

4.0

この作品はキャラの見た目とナルトの口調「〜だってばよ」の印象から、当初幼稚な忍者アニメと馬鹿にしていて、ずっと見ていなかったことを後悔した作品の代表のようなものです。食わず嫌いってダメですね!予想以上にスケール大な設定や、忍者たちの師弟関係、仲間意識等胸熱なところがたくさんあって、いつも見入ってしまいます。私の1番の推しはカカシ先生で、カッコよくてお茶目なところもあるこんな先生に指導されたいですね!

2024.08.27 投稿

であいもん

5.0

癒しアニメ久々に見つけた!と、この作品を見た時は喜びました!親に捨てられたような状態から、和菓子屋で実の娘のように育った一果ちゃんが愛おしいです!また、彼女と主人公の和の親子のような関係性もすごく好感が持てるし、彼をめぐる三角関係も微笑ましい!ちなみに毎回和菓子が美味しそうなので、夜見るとお腹が空いて大変でした。今一番続編を持ち侘びている作品ですね。

2024.08.27 投稿

バック・トゥ・ザ・フューチャー

5.0

文句のつけどころがない超名作映画でしょう!最初から最後まで見どころ満載で、特にラストのデロリアンが宙に浮いたところで、映画館で歓声と共に拍手が起こったという伝説を聞いたことがあり、それを見た時歓声が上がるのも無理ないと実感しました!ちなみにデロリアンがカッコ良いので、未来でタイムマシーンを作るなら、ぜひこのタイプも作って欲しいですね。また、マイケル・J・フォックスの焦った時の顔には終始笑わされ、最高に楽しい映画鑑賞になりました。

2024.08.27 投稿

風と共に去りぬ

3.0

スカーレット・オハラというジャジャウマ娘を演じたヴィヴィアン・リーの美しさと、レット・バトラーを演じたクラーク・ゲーブルのかっこよさにしびれた作品。ただ、ハッピーエンド好きな私にとって、ラストは寂しいものだったのが残念。できればレットにはもう一度スカーレットとやり直して欲しかったのだが、流石に彼女の奔放さに疲れたのでしょうね。あと最愛の娘・ボニーの死も大きかった…。スカーレットが戦争と恋(失恋)を何度も経験して強くなっていくストーリーは良いのですが、強い女性が苦手なのでどうしても彼女の美しさの方ばかりに目を奪われてしまう映画でした。大作であることは間違いありません!

2024.08.26 投稿

ボヘミアン・ラプソディ

4.0

正直まさかここまで大ヒットするとは思っていなかったので、嬉しい誤算でした!クィーンファンが一気に増えた映画でしょうね。私はクィーンが一番好きなバンドではないのですが、それでもこの映画のライブエイドのシーン特に1曲目の「ボヘミアン・ラプソディ」の歌い出しでは思わず泣いてしまいました。この時フレディーが自分の体の状態に気づいていたのかと考える(色々な説がありますが)と、感動もひとしおです。また、ライブの再現力も見事で、一見フレディーに似てないラミ・マレックが歌い出すとフレディーそのものに見えてくるのがすごい!ロックバンドを扱った映画の中で、代表的作品になったのは間違いないでしょう!

2024.08.26 投稿

レオン 完全版

5.0

ナタリー・ポートマン演じるマチルダの家族が皆殺しになるシーンは、悲惨かつ残虐なのですが、この映画で一番インパクトがありました。無双の強さのレオン役にジャン・レノが抜擢されたのは本当に良かった!クールな殺し屋なのにマチルダとの生活で徐々に人間らしくなっていく演技が彼にはぴったりだと思います!ラストの自爆シーンは涙!殺し屋の末路とはいえ、できればハッピーエンドが見たかった!また、ナタリー・ポートマンが可愛すぎるので、彼女を愛でるだけでも見る価値ありですね!

2024.08.26 投稿

ゴッドファーザー PART II

5.0

マイケルの父・ヴィトー・コルレオーネの若かりし日々の話と、マイケルが後を継いだ後の話の二部構成を交互に見せるという一見複雑な作りの作品ですが、私にはそれほど複雑に感じなかったです。これもゴッドファーザー PART 1を見ていたおかげなのですが、ロバート・デ・ニーロ演じるヴィトー・コルレオーネが、まるでマーロン・ブランドが若返ってまたヴィトーを演じているかのような激似ぶりで驚きました!デ・ニーロファンの私としては、彼の若い頃の姿が見られるだけでも嬉しい!また、マイケルがだんだんと冷酷に変貌していく過程をアル・パチーノが見事に演じ切っているところも感動します。殺しのシーン(特に身内を…)はかなりショッキングですが、これもマフィア映画を楽しむためには避けて通れないところなので、グッと堪えて鑑賞しましょう!それだけの価値がありますよ!

2024.08.26 投稿

ローマの休日

5.0

これほど名作という名にふさわしい作品も珍しいのですが、ストーリーは至ってシンプルな身分差のある二人のラブストーリー。それなのに多くの人々を魅了して止まないのは、映画全体に感じられるオシャレな雰囲気とアン王女役のオードリー・ヘプバーンの美しくかつ可愛いい魅力のせいでしょうね!アンの記者会見ラストシーンで、アンとジョー二人の心中を察しながら鑑賞するとうるっとなっちゃう人は私だけではないはず!映画界に永遠に残る作品でしょう!

2024.08.26 投稿

イエスタデイ

4.0

ビートルズを題材にした映画は数あれど、ビートルズが存在しない世界という設定は初めてで面白いと思いました!主人公のジャックしかビートルズの記憶がない世界で、彼らの曲を自作と嘘ついて(盗作して)売れっ子になっていく過程は「ずるい!」と感じるのですが、ジャックが常に自責の念に囚われている感じも伝わってくるので憎めません。むしろ「ビートルズの作品の素晴らしさを世界に広めようという布教活動をやっている」という感覚で見ると楽しめるでしょう!エド・シーランが本人役で出演し、ヘイ・ジュードのタイトルを変えるようジャックに提案するところは笑えました!

2024.08.26 投稿

タワーリング・インフェルノ

5.0

スティーブ・マックイーンとポール・ニューマンの二人が、タイトルクレジットで揉めたとかなんとか話題になった作品ですが、そんなこと問題にならないくらい素晴らしい作品です!超高層ビルの手抜き工事が原因で、ビルの落成式に火災が発生する話で、消防隊チーフ役のマックイーンがカッコよすぎまた、ビル内に取り残された人々の様々な人間模様が描かれているので、複数のドラマを同時に鑑賞しているような感覚になれるのもグッド!圧巻は即席のロープウェーで人々が脱出を図るシーンで、ドキドキと同時にこういう時人間の本性って出るんだな〜と実感させられました。

2024.08.26 投稿

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

5.0

泣けるアニメといえばこれ!幼い頃に友達(めんま)を亡くすという衝撃的な経験をした主人公・じんたんと仲間たち(あなる、ゆきあつ、つるこ、ぽっぽ)が高校生になってからの話で、なぜか突然じんたんの前に現れためんまによって、彼らの友情が復活していく過程は胸熱でした。あるものは恋が叶わぬ相手に恋心を抱いていたり、あるものは罪の意識に苛まれ登校拒否になっていたりと、各人がなかなかハードなその後を送っているため途中見ていて辛くなる時もありますが、その分ラストのお別れシーンで感極まること間違いなし!泣きたくなったらこれ見ることをお勧めします!

2024.08.26 投稿

この素晴らしい世界に祝福を!

5.0

異世界転生アニメの中でも群を抜いて面白い作品!和真が異世界で組んだパーティーメンバー三人の個性が強く、しかもみんな美少女という点がポイント高いですね!駄女神のアクア、爆裂魔法しかできないメグミン、ドMのダクネス!彼女たちを毎回見られるだけでも幸せですが、ギャグも秀逸!私のオススメはジャイアントトードが出てくる回で、みんなが(特にアクア)がジャイアントトードに飲み込まれ、ヨダレまみれで救出されるシーンには大爆笑させられました!

2024.08.26 投稿

境界の彼方

4.0

京アニ半妖ものの傑作!主人公・秋人よりもやはりヒロイン・栗山さん見たさに欠かさず見ていたのが懐かしい!彼女の口癖「不愉快です!」の衝撃的可愛さにはいつもやられてました!また、意外にもギャグ要素結構多めなのに、途中秋人の正体や栗山さんの役割などが徐々に明らかになるあたりから結構マジモードになってくるのも良い!ラブコメとしても秀逸な作品だと思います!

2024.08.26 投稿

異世界かるてっと

5.0

放送当時の異世界人気アニメを集結させた作品で、めちゃくちゃ面白かったです!最初はキャラクターの体が小さいので、幼稚な内容になるのか?と心配していましたが、声優さんはちゃんとオリジナルの人を使っているし、各アニメの世界観も維持しつつ、キャラたちの個性も崩さずちゃんと描かれているので1話視聴後ホッとした記憶があります。ただ、このアニメを楽しむにはやはり登場する複数の異世界アニメをあらかじめ見ておいた方が良いでしょう。私はオーバーロードの主要キャラがいただけでも大満足なのですが、彼らとスバルやアーニャが話をしているシーンは、まるで夢の共演!といった感じで感無量でした。

2024.08.26 投稿

幼女戦記

5.0

戦争ものアニメの中で一番面白かった作品です!主人公・ターニャの魅力はもちろん、ヴィーシャを筆頭に彼女の部下たちが回を増すごとに個性豊かに描写されていくのも良い!殺戮シーンはあるものの(グロくはない)、それ以上にターニャと創造主(存在X)とのやり取りや、彼女の大隊「第203魔導大隊」の活躍や彼らの日常の方が魅力的なので、怖いの苦手な人でも大丈夫かと…。ターニャがどうもがいても、存在Xの筋書き通りに事が進んでいるような雰囲気にゾクゾクさせられます!

2024.08.26 投稿

僕の妻は感情がない

4.0

過去に放送されていた「りぜるまいん」に良い意味で設定を少し似せていますが、りぜるの相手が超ツンデレ(乱暴者?)だったのに比べ、小杉くんが優しいキャラなのが良い!また、ロボットヒロインのミーナの容姿に昭和が感じられるのも風情があってグッド!ロボットでも感情が少しずつ芽生えているような話の流れは、予想できても癒されます!むしろ人間女性より魅力的にミーナが描かれているので、ミーナのようなロボットが市販される世の中になったら、結婚観が変わってくるかもしれませんね。

2024.08.26 投稿

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

3.0

主人公の八幡はかなり頭が良いのに性格がひん曲がっているという人物で、通常はこんな奴はみんなから嫌われて終わりとなるところを、美少女と同じ部活をやらされる辺りから彼を取り巻く環境が目まぐるしく変わっていきます。この過程が面白く、また同じ部員の雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣が八幡とどのような関係性を持っていくかに注目してみるとさらに面白さが増しました!全シリーズを通して三人の行く末を見届けてほしいですね!

2024.08.23 投稿

うる星やつら 第2期

5.0

一期と二期を比べても、ラムちゃんやあたるの声に違和感を感じないところがすごかった!むしろ魅力がアップしていると思えたのはラムちゃんのCV・上坂すみれさんの技量のおかげでしょう!昭和感も残しつつ現代版にいい塩梅にアレンジされた各話は安定の面白さで文句なし!特にラムちゃんが窓から現れるシーンはいつ見ても可愛すぎてニヤニヤが止まりません!永遠の名作!

2024.08.23 投稿

オーバーロード

5.0

2024年現在までで、全てのアニメの中で一番好きなアニメがこれ!特にこのシーズン1が一番衝撃を受けました。アインズ様に使える階層守護者たちの魅力が半端なく、また彼らとアインズ様の関係性も微笑ましく、見ていて楽しい!また、ストーリーも壮大で全く先が見えない展開も良い!アインズ様が強すぎて無双なため、バトルシーンの勝者はわかっているのに、どうやって相手を倒すのかが楽しみなのでいつも見入ってしまいます。ちなみに好きなキャラはアルベドとシャルティア!二人のアインズ様ラブが強すぎて歪み合うシーンも面白い!まだ見たことがない人に強くオススメしたい作品です!

2024.08.23 投稿

僕は友達が少ない

5.0

ハーレムアニメのかなり上位に入る作品!主人公の小鷹は、美少女ヒロインたちに囲まれながら誰とも恋人関係にならないのがすごい!彼が望んでいるのは「友達」だからでしょうかね?ちなみにヒロインはみんな面白いキャラで、一番ぶっ飛んでいるのは志熊理科!まさにマッドサイエンティストで、彼女がみんなを引っ掻き回す話はめっちゃ面白いので必見です!

2024.08.23 投稿

化物語

5.0

シリーズ作が多く、ヒロインもたくさんいる作品ですが、もしこれ一本しかなかったら間違いなく戦場ヶ原ひたぎ(がはらさん)推しになっていたと思います。それくらい今作でのがはらさんはクールビューティー&お茶目で魅力的です。「怪異」というものを主軸に置いた作品なので、少々グロテスクなシーンもありますが、主人公の阿良々木くんとヒロインたちのやりとりが、ちょっぴりHで微笑ましいところが良いですね!

2024.08.23 投稿

変態王子と笑わない猫。

4.0

月子の容姿だけでなく、CV・小倉唯さんの声の可愛さがたまらない作品!ささやきウィスパーボイスにこれほどまでの破壊力があるとは!このアニメで初めて知りました。「変態さんですね!」というセリフに何人の男たちが悶絶したことでしょう。ストーリーも面白く、主人公・陽人と月子の母親との過去のエピソードが盛り込まれていたことで作品に深みが出たと思います。

2024.08.23 投稿

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。

5.0

空前の妹ブーム(?)を巻き起こすきっかけとなった、妹アニメの金字塔的作品!妹を持たない男子たちの妹に対する妄想を、これでもかとばかりへし折りつつも、結局は妹の可愛さを全力でアピールする作品になっているところがすごい!最初は桐乃のことを「生意気な妹」と思っていたのに、最後は愛しくなっている自分に気づき、してやられた感いっぱいになりました!

2024.08.23 投稿

Re:ゼロから始める異世界生活

5.0

スバルの能力「死に戻り」が発動する時は衝撃的なシーンが多く、ここで心やられないように注意して視聴することをオススメします。それ以外で特筆すべきはやはりレムの存在で、メインヒロインのエミリアを食っちゃう勢いの人気ぶりがすごい!でも彼女の可愛さやスバルへの愛情の深さ(重め?)には、多くの人がメロメロになるのも頷けます。CVの水瀬いのりさんの声と演技が素晴らしい!

2024.08.23 投稿

五等分の花嫁

5.0

ハーレムアニメは数あれど、ここまで大ヒットした作品は今までなかったのではないか?と思える作品ですね。私は劇場版も見ましたが、完全燃焼しました!五人の美少女ヒロインにアプローチされながら、時には顔を赤らめつも思い出の女の子一筋(?)を貫く風太郎がかっこいい!結果ハピエンで良かった!ちなみに私は三玖推しで、彼女の成長を見ることができるという点でもこの作品が愛おしいです!

2024.08.23 投稿

おねがい☆ティーチャー

4.0

みずほ先生役の声優・井上喜久子さんの魅力が爆発した作品!宇宙人設定ですが、世の男性の理想的お姉さん像を具現化したみずほ先生に声でさらに魅力アップしてくれています!主人公・桂くんとの新婚生活が甘いだけじゃなく、時には真剣にお互いを見つめ直す時もあり、リアル感あります!縁川小石との三角関係(?)も切なくて良かったです!

2024.08.23 投稿

未来日記

4.0

最初は幼稚なデスゲームかと思いきや、ヒロイン・由乃の不可思議な行動からだんだんと真相がわかっていく過程が恐ろしいし面白い!作画で騙される典型的な作品で、ギャグを所々に入れながらのまさかのストーリー展開は感心させられました!ともかく由乃に注目して視聴することをオススメします!あなたはいつ気付くか?

2024.08.23 投稿

魔法少女まどか☆マギカ

5.0

これほどまで良い意味で作画に騙された作品は未だかつてありません。誰が善人で誰が悪人なのかしばらくわからないという設定も良く、特にキュゥべえの正体がわかった時と、マミちゃんが食べられるシーンが「マミる」 という流行語を生み出すほどの衝撃を与えた時は今でも記憶に残ってます。魔法少女というものがどういうものかを定義づけた最初の作品として、永遠に名作のまま残るのでは?

2024.08.23 投稿

エロマンガ先生

4.0

イラストの才能があれば、引きこもりだってへっちゃらで、兄妹愛がパワーの源になっているヒロインの紗霧ちゃんは、アニメ史上最高峰の可愛さを誇る妹だと思います!ツンデレ具合もいい塩梅で、こんな妹がいたら全力で守りたくなりますよ!正宗くんの気持ちわかるな〜!主題歌もエンディング歌も神がかっているほどいい曲なのも良き!ラノベ作家の日常もほんの少し見ることができるのも楽しかった!

2024.08.23 投稿

ARIA The ANIMATION

5.0

究極の癒しアニメと言えばこれ!美しい音楽と近未来の都市(名前がネオ・ヴェネツィアなんておしゃれですね)、そしてゆっくりと流れる日常がたまりません。主人公の灯里ちゃんが一人前のウンディーネになるために友人たちと頑張るストーリーのはずですが、ゆるふわ感がずっと持続するため時々主軸のストーリーを忘れてしまいそうになるほどの世界観が魅力!個人的にはアリシアさんが本当の女神みたいに美しく可愛らしいのでずっと見続けました。シリーズが進むにつれヒロインの数が増えていくのも良い!

2024.08.23 投稿

大脱走

5.0

自分が映画好きになるきっかけを与えてくれた不滅の名作!見所は脱走のトンネルを作っているところや、その中の1本がドイツ軍に見つかってしまうシーンで、見ていてハラハラさせられます。登場する人物はみんな魅力的で、特にスティーヴ・マックイーンが演じるヒルツはコミカルな面もありますがいぶし銀のかっこ良さで最高!彼がオートバイで逃げるシーンは語り草になるほどの名場面です。戦争の残酷さも見えますが、名俳優たちの迫真の演技が鑑賞後に爽快感を与えるという信じられない効果があった作品でした。

2024.08.23 投稿

あの夏で待ってる

5.0

SAOでアスナのCVやった戸松遥さんが、爆発的な人気を獲得するほんの少し前の作品で、戸松さんはメインヒロイン・イチカ先輩役をやっています。個人的にはイチカ先輩の方がタイプなので、私はこっちのアニメ推し!年上のお姉さんに恋する海人くんの気持ちわかるな〜。また脇を固める檸檬先輩や柑菜ちゃん、美桜ちゃんがタイプの違う美少女たちで、見ているだけで目に栄養もらえます!好きになった人が宇宙人だったというシチュは、王道かもしれませんがやはり良い!

2024.08.23 投稿

らき☆すた

3.0

日常系アニメの中で、群を抜いて面白い作品!JK4人を中心とした基本1話完結の構成で、テンポよく見ることができるのも好印象!昭和ギャグや日常あるあるなども挟みつつ、キャラクターたちが可愛く日々を送っていく姿には癒しすらもらえました!主人公の泉こなたが重度の(ゲームやアニメ等の)オタクなので、オタクな人にオススメ!

2024.08.23 投稿

STEINS;GATE

5.0

タイムリープものアニメの中で1番面白かったのはこれ!ヒロインはたくさん出てきますが、個人的に1番好きなのがフェイリス・ニャンニャン!典型的なアキバアイドル的美少女で可愛すぎます。また何度過去に飛んでもまゆりを助けられない岡部のジリジリとした気持ちが伝わってきて、感情移入半端ない!

2024.08.23 投稿

ひぐらしのなく頃に卒

3.0

タイトル通り、これはシリーズ最後に見るべき作品です。今までのすべての謎がわかる「THE伏線回収」 と言えるほどのストーリーには圧倒されました。梨花ちゃんが可哀想すぎて涙…。また、沙都子の梨花ちゃんへの執着が半端ないのにはただただ驚き!猟奇的アニメが好きな人にオススメです!

2024.08.23 投稿

少女終末旅行

4.0

終末にたった二人だけ取り残された(本当は若干人いましたが)チトちゃんとユーリの少女二人が、ケッテンクラートに乗ってあてもなく旅をする世界観が刺さりました!二人が久しぶりに風呂に入れた時や食べ物を見つけた時などは、一緒になって喜ぶほどの感情移入ぶりには我ながら呆れたほど!OP&EDの歌や挿入歌も秀逸で、終末なのに暗さが感じられないところも良かったです!あと、チトちゃんのCV・水瀬いのりさんとユーリのCV・久保ユリカさんの演技が良い!はまり役ですね!

2024.08.23 投稿

妖狐×僕SS

4.0

凜々蝶ちゃんと御狐神くんのラブストーリーがメインなのに、青鬼院蜻蛉の登場でギャグへとひっくり返される時がたまらなく面白かった!まさに一粒で二度美味しい作品です。エンディングの歌までメチャクチャになるという徹底ぶりには脱帽です!また、凜々蝶ちゃんだけでなくカルタちゃんも可愛いので、美少女キャラ愛でたい人にもオススメします!

2024.08.22 投稿

荒野の七人

5.0

7人のガンマンが勢ぞろいして馬に乗って走るシーンは、やはり圧巻!男(男の子)だったら、誰もが憧れる男の中の男たち!本当にカッコいいです。私はスティーヴ・マックイーンの大ファンなので、彼が演じるヴィンが大好き!序盤のクリスとのバディぶり(特に死体を埋葬場所に馬車で運ぶところ)はカッコ良すぎです!弱者を助けるストーリーはやっぱり胸熱!!

2024.08.22 投稿

無限の住人-IMMORTAL-

5.0

話の主軸は凛ちゃんの復讐(親の敵討)ですが、やはり万次さんの存在感が圧倒的で思わず見入ってしまいます。万次さんは死なない体を持った男だから最強と思いきや、ちゃんとダメージ食らった時は回復するまで苦しむので、親近感湧きますね。最後万次さんが凛ちゃんの孫と出会うシーンでは、否が応でも時の流れを感じ、ジーンとしました。渋い名作です!

2024.08.22 投稿

ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season

4.0

今回一之瀬帆波の意外な過去がわかりびっくり!彼女の笑顔の裏を知り、みんな何らかのトラウマを背負って生きているんだな〜としみじみさせられました。また、綾小路と軽井沢恵の関係がかなり進展したように見えて実は…って感じで終わるのは罪作りな作品ですね〜。四期がますます楽しみになりました!

2024.08.22 投稿

シンドラーのリスト

5.0

第二次世界大戦下での実話をもとにしているだけあって、緊迫感半端なかった作品!時々現れる赤い服の少女だけをカラー描写にしているところが、ミステリアスかつオシャレに感じます。冷酷極まりないアーモン少尉が次々とユダヤ人を殺していく様は、「本当にこんなことがあったのか?」と疑いたくなるほど残虐極まりないので、殺人シーンが苦手な人は気をつけて!シンドラーの偉業は素晴らしく、最後ユダヤ人と立場が逆になるのは悲しすぎます。これで終わったと思ったら、まさかのラストシーンで涙腺崩壊しました!

2024.08.22 投稿

トニカクカワイイ

3.0

かぐや姫の話がベースなのかと思いきや、回が進むにつれて違うことに気づいていくのが良き!司ちゃんが不老不死な点がこのラブコメに深みを与えていますね!星空&司夫婦の毎回のイチャイチャぶりにはこちらが赤面するほどですが、めっちゃ羨ましい!理想の夫婦であることは間違いありません!イチャイチャ最高!

2024.08.22 投稿

IS<インフィニット・ストラトス>

5.0

ハーレムアニメというジャンルにハマったきっかけとなった作品!とにかく出てくるヒロインたちがみんなタイプが違うのに愛しすぎます!ちなみに私の推しはシャル!CV・花澤香菜さんの声がジャストフィットしていて言うこと無し!主人公・一夏が羨ましすぎる!ラブコメだけでなくメカバトルも楽しめる名作です!

2024.08.22 投稿

月がきれい

4.0

中学生の恋愛を描いたアニメの中で一番好きな作品!初恋が成就するケースはかなり低い確率ですが、ここでは感動と共に…。体育祭、図書室、遊園地、お祭りデートetc。どの場面でも甘酸っぱい青春のシーンを堪能できます!純愛とは小太郎&茜のための言葉でしょう!

2024.08.22 投稿

昭和元禄落語心中

4.0

落語に詳しくない私でも、めちゃくちゃ楽しめた作品!驚かされるのが素人目線でも感じる声優の方々の落語の上手さ!何度も話に引き込まれましたね!特に助六のCV・山寺宏一さんが凄すぎた!

2024.08.22 投稿

リコリス・リコイル

5.0

作画、声優、ストーリー、世界観全てに大満足させられた作品!また、主人公の千束やたきなが美少女なのに、彼女らが所属する秘密組織・リコリスが犯罪者や犯罪予備軍の人間を殺すことを任務としているところにギャップを感じ、それがまたグッド!こんな生業なのに全く暗さを感じないのは、喫茶リコリコが千束たちの心の拠り所になっているからでしょうね。巷で百合アニメなんて声も聞こえますが、百合というより私には「友情」や「仲間」といった感じが強かったので気になりません。バトルシーンも迫力あり、特に電波塔での千束&たきなvs真島は最高潮の興奮をもらえるので注目してほしいですね!

2024.08.22 投稿