映画「スター・ウォーズ(STAR WARS)」シリーズや関連作品を公開順、時系列順に見たい方向けに各タイトルをまとめて紹介しています。
全作品を見たい場合はディズニープラス(Disney+)がおすすめです。スター・ウォーズの世界を理解するのに必要な豆知識やストーリー、登場する宇宙船や武器、ライトセーバーなどについても紹介します。
おすすめはディズニープラス(Disney+)
ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショジオの名作・話題作に加え独占オリジナル作品も見放題!
「エイリアン:ロムルス」や「インサイド・ヘッド2」など話題の最新作も視聴できます。
- スター・ウォーズを初めて見るなら「スカイウォーカー・サーガ」9作品から
- スター・ウォーズ最新作「エピソード10」は2026年に公開予定!?
- 時系列順「スター・ウォーズ」作品を見るのにおすすめの順番
- アコライト(2024年)
- スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(1999年)
- スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002年)
- スター・ウォーズ クローンウォーズ(2008年)【映画版】
- スター・ウォーズ クローンウォーズ(2008年)【TVアニメ版】
- スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(2005年)
- バッドバッチ(2021年)
- ハン・ソロ(2018年)
- オビ=ワン・ケノービ(2022年)
- 反乱者たち(2014年)
- キャシアン・アンドー(2022年)
- ローグ・ワン(2016年)
- スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望(1977年)
- スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲(1980年)
- スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(1983年)
- マンダロリアン(2019年)
- ボバ・フェット(2021年)
- アソーカ(2023年)
- スケルトン・クルー(2024年)
- スター・ウォーズ レジスタンス(2018年)
- スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒(2015年)
- スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ(2017年)
- スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け(2019年)
- 「スター・ウォーズ」シリーズ公開順まとめ
- 2ヶ月から3ヶ月あれば全シリーズを網羅できるはず
- 「スター・ウォーズ」の世界観とストーリー解説
- 「スター・ウォーズ」の豆知識【世界観を理解するのに役立つ情報】
- ディズニー・オリジナル作品も要チェック
- 映画もアニメも「スター・ウォーズ」を見るならディズニープラス(Disney+)へ
スター・ウォーズを初めて見るなら「スカイウォーカー・サーガ」9作品から
映画「スター・ウォーズ」を初めて見る場合には、メインとなるストーリーが網羅されている以下の作品から見るのがおすすめです。
- スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(1999年)
- スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002年)
- スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(2005年)
スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望(1977年) - スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲(1980年)
- スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(1983年)
- スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒(2015年)
- スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ(2017年)
- スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け(2019年)
「スカイウォーカー・サーガ」とは、1977年に公開された「スター・ウォーズ エピソード1 新たなる希望」から始まるスター・ウォーズのメインストーリーに相当するもので、2019年「スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」まで約42年もの期間をかけて制作・公開されました。
スター・ウォーズに登場する重要人物「アナキン・スカイウォーカー」が生まれて成長し、アナキンがフォース(Force)にバランスをもたらし、その子どもたちがどうなったかまでを描いています。
スター・ウォーズが配信されている「ディズニープラス」では、スター・ウォーズのサブストーリーやアニメーション作品、キッズ向けのストーリーもありますが、まずは実写映画の「スカイウォーカー・サーガ」を網羅するのがおすすめです。
ディズニープラスで公開されているアニメーションやキッズ向けの作品は、この「スカイウォーカー・サーガ」の世界観を元に、それぞれの時間軸において起きていたとされるマンダロリアンやボバ・フェット、アソーカの他、キャシアン・アンドーやエズラ・ブリッジャーなどのキャラクターを取り扱ったものです。
実写映画でメインストーリーとして「スカイウォーカー・サーガ」を視聴し、その世界の他の星や時間を同じくして起きていたサブストーリー、裏話に触れられる内容を視聴していくのがおすすめです。
表舞台で華々しくライトセーバーや特別なスター・ファイターを使って戦うジェダイの裏で、名前を知られることもなく散っていった者たちがいたという歴史を残すかのようにアニメーション作品やドラマ作品も制作されています。
スター・ウォーズ最新作「エピソード10」は2026年に公開予定!?
アメリカのディズニーがスター・ウォーズの新作エピソードを2026年に公開する予定であることが明かされています。
「スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」から15年後のレイ(主演:デイジー・リドリー)が主役となるとされており、新しいジェダイ・オーダーの再建が描かれるとのことです。
2026年にはドラマシリーズ「マンダロリアン」の続編として「マンダロリアン・アンド・グローグー」という映画も公開される予定で、メインストーリーに触れるエピソード10・エピソード11、マンダロリアンの続編映画の3つのスター・ウォーズ関連映画が公開される予定となっています。
アニメ「スター・ウォーズ 反乱者たち」やドラマ「アソーカ」にも登場したエズラ・ブリッジャーは、時を超えるようなフォースの特別な世界に触れています。
時空間の制約を受けない「ゲートウェイ(世界の狭間)」の存在、ルーク・スカイウォーカーのあとを継ぐレイのその後を描くストーリーとなる可能性もあり、大いに期待できる情報です。
「キャシアン・アンドー」シーズン2は2025年に公開予定
スター・ウォーズのドラマ「キャシアン・アンドー」のシーズン2が2025年にディズニープラスで配信される予定です。
ドラマ「キャシアン・アンドー」は、デス・スターの設計図を奪うに至る「ローグ・ワン」で活躍した情報将校キャシアン・アンドーの活躍が描かれる作品で、銀河帝国に反乱を起こす者たちの様子もより鮮明に詳しく描かれることでしょう。
反乱軍もいきなり生まれたわけではなく、多くの犠牲や数々の歴史があって成り立っていることを知れる期待の作品となっていますが、派手なアクションやライトセーバーによる戦闘はそこまで出てこず、謀略や戦略的な動きなど裏で暗躍する者の苦悩が引き続き描かれるでしょう。
時系列順「スター・ウォーズ」作品を見るのにおすすめの順番
時系列順で「スター・ウォーズ」シリーズを見るには以下の順番がおすすめです。
- アコライト(2024年)
- スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(1999年)
- スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002年)
- スター・ウォーズ クローンウォーズ(2008年)【映画版】
- スター・ウォーズ クローンウォーズ(2008年)【TVアニメ版】
- スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(2005年)
- バッドバッチ(2021年)
- ハン・ソロ(2018年)
- オビ=ワン・ケノービ(2022年)
- 反乱者たち(2014年)
- キャシアン・アンドー(2022年)
- ローグ・ワン(2016年)
- スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望(1977年)
- スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲(1980年)
- スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(1983年)
- マンダロリアン(2019年)
- ボバ・フェット(2021年)
- アソーカ(2023年)
- スケルトン・クルー(2024年)
- スター・ウォーズ レジスタンス(2018年)
- スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒(2015年)
- スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ(2017年)
- スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け(2019年)
「スター・ウォーズ」シリーズを全て網羅し、ストーリーを理解するには時系列順に見なくても問題ありません。
すでに公開されているメインストーリーとも言える実写映画「スカイウォーカー・サーガ」9作品を見てから、ディズニープラスで配信されている「アコライト」や「マンダロリアン」、「ローグ・ワン」を見たほうが裏話として理解が深まって良いかもしれません。
おすすめはディズニープラス(Disney+)
ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショジオの名作・話題作に加え独占オリジナル作品も見放題!
「エイリアン:ロムルス」や「インサイド・ヘッド2」など話題の最新作も視聴できます。
ここでは時系列順に「スター・ウォーズ」シリーズ作品を紹介していますが、「スカイウォーカー・サーガ」のエピソード1からエピソード6までの6作品を見ていれば、それぞれのアニメシリーズのほぼ基礎的な内容は理解できます。
エピソード7以降は急いで見なくてもドラマシリーズの内容は理解できます。
アコライト(2024年)
公開年 | 2024年 |
企画・制作 | レスリー・ヘッドランド |
話数・上映時間 | 8話 |
主要キャスト | アマンドラ・ステンバーグ マニー・ジャシント イ・ジョンジェ キャリー=アン・モス チャーリー・バーネット ダフネ・キーン |
「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」より約100年前、銀河共和国の頃にジェダイが銀河の平和を守っていた時代を扱った前日譚的な作品です。
出演者として「イカ・ゲーム」で注目を浴びたイ・ジョンジェ演じるマスター・ソル、「マトリックス」シリーズでトリニティを演じたキャリー=アン・モスがマスター・インダーラ、アマンドラ・ステンバーグが物語の鍵を握る双子オーシャとメイを演じています。
ライトセーバーを操るだけでなく、宙に浮いたり、バリアを張ったりするような変わったフォースの力が使われる描写があります。
また、スター・ウォーズの世界のダソミアの「魔女」のような存在についても触れられており、先に公開されている「反乱者たち」や「アソーカ」などに続いての登場となっています。
ジェダイは、フォースの力を持つ子どもたちを教育する名目で、銀河共和国内の様々な星に住む子どもたちを集めている描写があります。
強硬手段ではないものの親子を引き離す形で子どもを集めていたのがきっかけで、フォースのダークサイドを生み出すことになってしまったという内容も描かれました。
スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(1999年)
公開年 | 1999年 |
監督 | ジョージ・ルーカス |
話数・上映時間 | 2時間18分 |
主要キャスト | リーアム・ニーソン ユアン・マクレガー ナタリー・ポートマン ジェイク・ロイド |
アナキン・スカイウォーカーとジェダイの出会いが描かれた「スカイウォーカー・サーガ」最初のタイトルで名シーンも非常に多い作品です。
若かりし頃のオビ=ワン・ケノービ、アナキン・スカイウォーカーの関係、パドメ・アミダラとアナキン・スカイウォーカーの出会いの他、ダースモールとの戦闘、クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービの別れなど、その後描かれるスター・ウォーズの作品のはじまりの物語として重要度が高い要素が多いです。
物語を通して重要な役割を担う人物も多く登場し、善良ながら不器用なジャー・ジャー・ビンクス、どこか不思議な雰囲気のあるパルパティーン議員、アニメ「クローン・ウォーズ」や「スター・ウォーズ 反乱者たち」でも再登場するダースモールの存在など、スター・ウォーズ世界を理解するのに欠かせない存在が出てきます。
ライトセーバーによる戦い、生死をかけた危険なポッドレース、N-1スターファイターによる宇宙での戦闘、グンガンとドロイド軍の戦いなど、派手な戦闘やアクション、大規模で桁違いの大きな戦いが起きていることを描写するシーンが多く、混乱の時代に突入する瞬間が描かれました。
N-1スターファイターは、ドラマ「マンダロリアン」でも再登場し、ディン・ジャリンとベビーヨーダがともに乗船します。
本作「ファントム・メナス」は他のスター・ウォーズ作品のレガシーとして重要な位置づけにあります。
スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002年)
公開年 | 2002年 |
監督 | ジョージ・ルーカス |
話数・上映時間 | 2時間24分 |
主要キャスト | ユアン・マクレガー ナタリー・ポートマン ヘイデン・クリステンセン |
銀河共和国と通商連合も関わる分離主義勢力の戦いが過激化していく中、大量生産されるドロイド軍に数で負けているジェダイや共和国軍が劣勢に苦しみながら、打開策「クローントルーパー」を投入して泥沼の戦争に発展していく様子が主な内容です。
青年になったアナキン・スカイウォーカー(約20歳)とパドメ・アミダラ(約24歳)のロマンス的な要素もあり、若くして戦う女王アミダラ、女王を守る若きパダワン・ジェダイの騎士アナキン・スカイウォーカー、二人の関係を見守るオビ=ワン・ケノービというヒューマンドラマの要素も多くありました。
一番の見どころは、後半、アナキン・オビワン・パドメが拘束され処刑されかけた絶体絶命の時に、クローントルーパーを連れてヨーダ率いるジェダイ軍団が救援に駆けつけるシーンです。
さらに、ジェダイ最強のマスター・ヨーダとドゥークー伯爵の戦いも圧巻です。杖をついてよたよたと歩いていたヨーダが本気を出して戦うギャップ、体の小ささを生かしたトリッキーなヨーダの戦闘スタイルが見れるのも本作の魅力です。
「マンダロリアン」や「ボバ・フェット」などでも関係する要素として、マンダロアの兵装を身につけた賞金稼ぎ「ジャンゴ・フェット」をメイス・ウィンドゥが討ち取ったシーンもこの「エピソード2 クローンの攻撃」で登場します。
討ち取られたジャンゴ・フェットのヘルメットを抱える少年の頃のボバ・フェットも登場し、争いが憎しみを生み出し連鎖していく様子も描写されています。
スター・ウォーズ クローンウォーズ(2008年)【映画版】
公開年 | 2008年 |
監督 | デイブ・フィローニ |
話数・上映時間 | 1時間40分 |
主要キャスト | マット・ランター アシュリー・エクスタイン ジェームズ・アーノルド・テイラー ディー・ブラッドリー・ベイカー トム・ケイン ニカ・フッターマン |
映画版のクローン・ウォーズでは、ジャバ・ザ・ハットの息子「ロッタ・ザ・ハット」を無事に送り届けるストーリーで、本作に続く形で3DCGアニメシリーズの「クローン・ウォーズ」も展開されます。
クローン戦争中の時代を描き、アソーカ・タノとの出会いもあります。マスターヨーダ、クローン・トルーパー、オビ=ワン・ケノービのほか、「バッド・バッチ」にも登場するレックスやコーディ、ハットの一族のズィロ・ザ・ハットなど個性的なキャラクターも登場します。
2003年にカートゥーンネットワークで配信された合計約2時間の「クローン大戦」というアニメ作品が好評だったために制作されたもので、「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」と「スター・ウォーズ エピソード3 シスの逆襲」の間を埋める内容となっています。
スター・ウォーズ クローンウォーズ(2008年)【TVアニメ版】
公開年 | 2008年 |
監督 | ジョージ・ルーカス |
話数・上映時間 | シーズン7(133話) |
主要キャスト | マット・ランターア シュリー・エクスタイン ジェームズ・アーノルド・テイラー ディー・ブラッドリー・ベイカー トム・ケイン |
映画版の「クローン・ウォーズ」に続くアニメシリーズでオビ=ワン・ケノービ、アナキン・スカイウォーカー、アソーカ・タノが主人公として活躍、2008年から全部で7シーズン、133話公開されています。シーズン7では「バッド・バッチ」のメンバーも登場しており、本作視聴後、「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」を見てから、そのまま3DCGアニメ作品「バッド・バッチ」や「反乱者たち」を視聴するのもおすすめです。
スター・ウォーズのアニメシリーズとしては7シーズンまである長編シリーズで、スター・ウォーズの世界観がかなり深堀りされています。
さまざまな敵対組織や中立組織も登場し、過激化するクローン戦争という熾烈な時代を生き抜くアナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービの姿が描かれていました。
各話約30分、全部で133話あるため全編通して見るには約67時間必要です。1日4話ずつ見たとしても33日必要な長編シリーズなので、本作は他の「スカイウォーカー・サーガ」9タイトルを全て見てから視聴しても良いでしょう。
スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(2005年)
公開年 | 2005年 |
監督 | ジョージ・ルーカス |
話数・上映時間 | 2時間22分 |
主要キャスト | ユアン・マクレガー ナタリー・ポートマン ヘイデン・クリステンセン |
クローン戦争の終結、ジェダイの時代の終焉、アナキン・スカイウォーカーの喪失など、新しい時代を迎える銀河帝国の前日譚的な内容でもある作品です。
映画冒頭の派手なアクションや演出を交えた軌道上の戦い、オビ=ワン・ケノービとグリーヴァス将軍の戦い、オーダー66など見どころ満載の作品です。
アナキン・スカイウォーカーがクローン戦争を通して感じた不安や心への負荷、パドメへの深い愛と未来への不安、一人前と認めてもらえないことへの不満や周囲への不信感など、一人の若い青年によくある心の揺れ動きについても触れられ、生まれるべくして生まれてしまったダース・ベイダーの誕生のストーリーともなっています。
戦争をしている時代でなければ確実に起きなかったであろう問題が原因でフォースのダークサイドに転じており、戦争の虚しさや悲惨さについてのメッセージも強く、師弟関係を超え友人と呼びあえるほどの仲になったオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの決別を迎えるシーンは心が痛みます。
本作ではルーク・スカイウォーカーとレイアの誕生、時系列的にドラマ「オビ=ワン・ケノービ」などにもつながる要素があります。
マスター・ヨーダとシスの暗黒卿の一騎打ち、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの一騎打ちなどスター・ウォーズ世界の主役とも言える2人が道を違えるシーンも印象的で、「スカイウォーカー・サーガ」のエピソード4「新たなる希望」へとつながる人物・オーガナ議員も登場します。
本作を見たあとにはドラマ「オビ=ワン・ケノービ」または「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」を見るのがおすすめです。
バッドバッチ(2021年)
公開年 | 2021年 |
監督 | デイブ・フィローニ |
話数・上映時間 | 47話 |
主要キャスト | ディー・ブラッドリー・ベイカー ミシェル・アング |
クローン戦争で生まれたクローントルーパーのうち遺伝子的な変異があり、得意な能力を持ったクローン・フォース99が独自の任務をこなしていくストーリー。
クローン兵の中でも特異なエリート的な存在として扱われていますが、変わり者、異質な存在としても扱われており、ストーリーが進むにつれてクローン・フォース99の目的や存在意義が大きく変わっていきます。
スター・ウォーズのクローン戦闘時に、クローンとして生み出され、その戦争の影響を受けた兵士、及び、クローンとして生み出された者の苦しみや悩み、悲しみ、兵士としてのプライドや思いがあふれており戦争の後に残された者たちの苦しさを描いたような作品です。
追跡や戦闘にマルチな才能を発揮するハンター、スナイパーのクロスヘアー、ITテクノロジーに長けたエコー、パワー系で高所恐怖症のレッカー、エンジニアやパイロットなど技術系のテク、特別な遺伝子を持つオメガがクローン戦争後の世界を生き抜くために奮闘するストーリーです。
作中ではクローントルーパーのキャプテンにあたるレックスも登場し、クローントルーパーの秘密や惑星カミーノの秘密が深堀りされています。
後日譚や外伝として視聴するのにふさわしく、主に戦争の後に残された人々の苦悩が強く描かれているタイトルです。
ハン・ソロ(2018年)
公開年 | 2018年 |
監督 | ロン・ハワード |
話数・上映時間 | 2時間17分 |
主要キャスト | オールデン・エアエンライク ウディ・ハレルソン エミリア・クラーク ドナルド・グローヴァー タンディ・ニュートン フィービー・ウォーラー=ブリッジ |
スター・ウォーズのエピソード4以降で大活躍するハン・ソロの若かりし頃とそのアウトローな様子を描いたスピンオフ作品の1つで、「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」の10年ほど前の頃を描いています。
ミレニアム・ファルコンとの関わり、ウーキー族のチューバッカとの関係、ランド・カルリジアンとの関係なども扱われており、スター・ウォーズのエピソード4・5・6を視聴する前に見ておくとハン・ソロへの理解が深まる作品です。
2時間17分と若干長めの作品ですが、ハン・ソロがミレニアム・ファルコンを所有するに至った経緯、「スカイウォーカー・サーガ」でいきなり登場するランド・カルリジアンとハン・ソロの関係が分かるため前日譚的作品として必見です。
オビ=ワン・ケノービ(2022年)
公開年 | 2022年 |
監督 | デボラ・チョウ |
話数・上映時間 | 6話 |
主要キャスト | ユアン・マクレガーヘイデン・クリステンセンジョエル・エドガートンボニー・ピエスクメイル・ナンジアニサン・カン |
「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」から惑星タトゥイーンでルーク・スカイウォーカーの成長を見守る様子とレイア・オーガナを守り抜く苦悩が描かれています。
また、ダース・ベイダーとなったアナキン・スカイウォーカーとの戦いのシーンもあり、オビ=ワン・ケノービの力、クワイ=ガン・ジンの修行についての描写もあり、「スカイウォーカー・サーガ」の謎のシーンに答えを与えてくれるような描写もあります。
ジェダイ、及び、フォースの扱いに長けたオビ=ワン・ケノービが奴隷のような労働環境に身を起きつつ、ルーク・スカイウォーカーを見守りながら、レイア・オーガナを守るために人生をかける様子は心に来るものがあります。
クローン戦争後、敗北した者たちが身を隠しながら生きる様子がリアルに描かれている作品でもあり、帝国の手を逃れつつ、ルーク・スカイウォーカーを守りつつ、アナキン・スカイウォーカーと対峙するシーンは圧巻です。
最後にクワイ=ガン・ジンの修行を受けるシーンも印象的で、ルーク・スカイウォーカーの見ている前でダース・ベイダーの一撃をあえて受けてフォースと一体化するシーンの答えとなりうるシーンも描かれています。
ルーク・スカイウォーカー目線では衝撃的なシーンですが、オビ=ワン・ケノービからすれば計画通りとなるシーンの一つでもあり、それぞれの布石や思惑が入り乱れる今後の作品を深く理解するのに欠かせないタイトルとなっています。
反乱者たち(2014年)
公開年 | 2014年 |
監督 | サイモン・キンバーグデイブ・フィローニキャリーベック |
話数・上映時間 | 74話 |
主要キャスト | テイラーグレイヴァネッサ・マーシャルフレディ・プリンゼ・ジュニアデイブ・フィローニスティーヴン・ブルームティヤ・シルカー |
銀河帝国の支配と重圧を受けながら、人々は苦しい暮らしに耐えている時代に、夢や希望を持って生きる若者もおり、帝国の支配に反旗を翻す新たな力として成長していきます。
オーダー66を生き残り、隠れながら生きるジェダイマスター「ケイナン・ジャラス」、優秀なパイロットのヘラ・シンドゥーラ、マンダロアの戦士でもあるサビーヌ・レン、新たなジェダイの力に目覚めていくエズラ・ブリッジャー、パワー系の戦闘を得意とするゼブ、おしゃべりで仲間を支えるドロイド「チョッパー(C1-10P)」など個性的なキャラクターも登場します。
本作に出てきた「世界の狭間」という空間はスター・ウォーズの世界、フォースの存在の奥深さをさらに広げる要素で、時間も空間も超えて力を発揮するフォースの謎にも近づくものとなっています。
「スカイウォーカー・サーガ」とは異なるスター・ウォーズの世界観を広げる作品で、ドラマ「アソーカ・タノ」と合わせて見るのがおすすめです。
アニメシリーズは全部でシーズン4、1話およそ30分、約70話あります。シリーズ全てを見るには約35時間ほど必要で、1日4話ペースで見れば18日ほどで網羅できます。
ショート作品も少しありますが、土日にまとめてみれば2週間もあれば見終わります。
「クローン・ウォーズ」にも登場した重要人物アソーカ・タノ、オビ=ワン・ケノービも共演しており、ドラマ「アソーカ・タノ」ではアソーカ・タノとサビーヌ・レンの師弟関係についても扱われます。
キャシアン・アンドー(2022年)
公開年 | 2022年 |
企画制作 | トニー・ギルロイ |
話数・上映時間 | シーズン1:12話 |
主要キャスト | ディエゴ・ルナカイル・ソーラーアドリア・アルホナステラン・スカルスガルド |
映画「ローグ・ワン」にて情報を武器に戦う反乱軍の戦士の一人「キャシアン・アンドー(俳優:ディエゴ・ルナ)」と、舞台の陰で暗躍し、反乱の小さな火を爆発させるきっかけを作った男ルテン・ラエル(俳優:ステラン・スカルスガルド)の姿も印象的です。
スター・ウォーズのドラマシリーズ4作品目、反乱軍の活動が激化するまでのドロドロした人間関係や水面下でさまざまな謀略を巡らせる様子が扱われ、反乱のために闇に染まっていくルテン・ラエルの演技、戦略的に帝国軍の船の追跡をかわす宇宙での戦闘シーンなど見どころ満載です。
反乱のための資金調達、武器や船の用意、人員の確保など、映画の中で華々しく表舞台で戦うジェダイとは対照的に、反乱軍の地盤を固めていくような内容がほとんどです。
多彩なアクションやライトセーバーによる戦闘などは少ないですが、スター・ウォーズの世界を深く知るのに欠かせない作品です。
ローグ・ワン(2016年)
公開年 | 2016年 |
監督 | ギャレス・エドワーズ |
話数・上映時間 | 2時間17分 |
主要キャスト | ディエゴ・ルナフェリシティ・ジョーンズアラン・テュディックドニー・イェンピーター・カッシングフォレスト・ウィテカーマッツ・ミケルセン |
スター・ウォーズ作品の中でも最高傑作とも言えるタイトルで、帝国の支配に抗い、帝国軍と反乱軍が本格的に戦い始めるまでの情報戦の様子や命を懸けた激闘を描いた作品です。
銀河のさまざまな惑星の脅威となる帝国軍のデス・スターの情報を集め、命を捨ててその弱点の情報を仲間に託す姿が印象的で、スター・ウォーズの華やかな表舞台「スカイウォーカー・サーガ」の裏で大義のために儚く散っていった者たちがいたことを私たち視聴者に知らしめ、強く記憶に残すような強烈なストーリーです。
盲目の戦士チアルート・イムウェ、巨大なブラスターを扱う重装甲のベイズ・マルバス、クローン戦争中にも活躍した反乱軍戦士ソウ・ゲレラ、情報を武器に戦いドロイド「K-2SO」との絆もあるキャシアン・アンドー、裏社会にも詳しく反乱軍の戦士として活躍するジン・アーソなどが登場します。
登場シーンは少ないですが、ダース・ベイダーやデス・トルーパーなど絶大な力を持つ強敵も姿を見せます。これから始まる反乱軍と帝国軍の戦いの始まりの物語として、見どころ満載です。
スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望(1977年)
公開年 | 1977年 |
監督 | ジョージ・ルーカス |
話数・上映時間 | 2時間6分 |
主要キャスト | ハリソン・フォードキャリー・フィッシャーマーク・ハミルアレック・ギネス |
一番最初に公開されたスター・ウォーズ作品で、ルーク・スカイウォーカー、レイア・オーガナ、ハン・ソロ、オビ=ワン・ケノービのほか、R2-D2、C-3POといったメンバーたちが集結する様子が印象的です。
公開当初にはなかったドラマ「ローグ・ワン」や「ハン・ソロ」などを見ているとより理解が深まりますが、反乱軍に協力するレイア・オーガナが帝国軍に捕まったことで物語が、大きく進みます。
ルークとハン・ソロの出会い、オビ=ワン・ケノービからフォースを学ぶルーク、デス・スターの脅威の大きさを見せつけられ、レイア・オーガナを救出していくシーンなど、視聴者をハラハラさせるシーンが多いです。
「ローグ・ワン」や「キャシアン・アンドー」から託されたデス・スターの設計図を握っており、アナキン・スカイウォーカーとの絆もあったR2-D2が、ルーク・スカイウォーカーとともに戦いに挑んでいく描写は、まるで運命の導きか、運命の悪戯か、託されていく思いや目に見えない絆、フォースの導きを見ているかのようです。
ルーク・スカイウォーカーが反乱軍に加わり、デス・スターの破壊に成功するまでを約2時間の映画におさめた濃厚な作品となっており、この作品から世界中の人々がスター・ウォーズの世界観に惹きつけられていきました。
スター・ウォーズの象徴的な存在も多く、ミレニアム・ファルコン号、Xウイング、TIEファイター、デス・スター、ライトセーバー、オビ=ワン・ケノービの茶色のジェダイの服装など、ロマンあふれる要素が多いのも魅力の一つです。
スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲(1980年)
公開年 | 1980年 |
監督 | アービン・カーシュナー |
話数・上映時間 | 2時間9分 |
主要キャスト | マーク・ハミルハリソン・フォードキャリー・フィッシャー |
デス・スターを破壊したことで帝国軍による反乱軍追撃が激化し、ルーク・スカイウォーカーやハン・ソロは氷の惑星にある基地に移動しています。
フォースの力を生かせていないルークが、オビ=ワンの霊体から惑星ダゴバでマスター・ヨーダから修行を受けるよう指示され、ルークは単身ヨーダの元へ向かいます。
ハン・ソロとレイア・オーガナが恋仲になったり、ハン・ソロとチューバッカたちが帝国軍から間一髪逃げ延びたり、ハン・ソロが炭素冷凍されたりするシーンがあり、一人一人に訪れる危機に緊張が走ります。
力の差が歴然としているダース・ベイダーとルーク・スカイウォーカーの親子対決、腕を失い身を投げるルーク、暗黒面にルークを引き込めず、息子の身投げを見届けたベイダーの失意などもあり、全体的に哀しいシーンが多いタイトルです。
スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(1983年)
公開年 | 1983年 |
監督 | リチャード・マーカンド |
話数・上映時間 | 2時間17分 |
主要キャスト | マーク・ハミルハリソン・フォードキャリー・フィッシャー |
ダース・ベイダーとの戦いで片腕をなくすも治療を受けて義手になるも訓練でジェダイの騎士として強く成長したルーク・スカイウォーカー、レイア・オーガナ、ランド・カルリジアンたちが炭素冷凍されたハン・ソロを救出するシーンが特に有名でジャバ・ザ・ハットの闇深い一面も見られます。
森の惑星エンドアでの激戦・ゲリラ戦、皇帝パルパティーンのいる第2のデス・スターへ反乱軍全軍による攻撃など最後の戦いらしいシーンが印象的です。
パルパティーンとの戦い、ベイダー卿の裏切り、多くを失いながらも得た勝利と帝国の敗北で幕引きとなりますが、帝国の残党やフォースの暗黒面が消えたわけではなく、物語はその後のエピソード7やエピソード8へと続いていきます。
AT-AT、AT-ST、スター・デストロイヤー艦隊などさまざまな兵器も登場し、森の中でのスピーダーバイクによる疾走感のある戦闘描写なども印象深いものです。
マンダロリアン(2019年)
公開年 | 2019年 |
監督 | ジョン・ファブロー |
話数・上映時間 | 24話 |
主要キャスト | ペドロ・パスカルカール・ウェザースジーナ・カラーノニック・ノルティジャンカルロ・エスポジート |
賞金稼ぎとして生きるマンダロアの戦士の一人「ディン・ジャリン」の生き様を描いたドラマシリーズで、かわいらしくも協力なフォースを持つベビー・ヨーダ「グローグー」を守りながら、子連れ狼のように子守と命がけの危険な戦闘を通して困難の残る時代を生き抜いていく様子を見られます。
マンダロリアンとしての掟や決まりを大切にしながら、時に賢く、時に不器用に前に進んでいくシーンもあり、全身戦闘服で固めていてまるでロボットのような鉄仮面でありながら、ちょっと抜けている性格があって人間らしく、やる時はやる様子はとても魅力的です。
男性が一人で子守に奮闘する様子、ベビーヨーダ「グローグー」とともにディン・ジャリンを陰ながらサポートする人々もおり、共和国のXウイングのパイロットの男性がディン・ジャリンを見逃すシーンなどもあり、ヒューマンドラマも多く描かれています。
マンダロリアン「ディン・ジャリン」の船としてレイザークレストやN-1スターファイターなど、これまでのスター・ウォーズ作品を見ていた方々からは評価が高い要素もありました。
N-1スターファイターはエピソード1「ファントム・メナス」でアナキン・スカイウォーカーが操縦した船と同型のもので、ファンを大いに喜ばせました。
ボバ・フェット(2021年)
公開年 | 2021年 |
監督 | ジョン・ファヴロー |
話数・上映時間 | 7話 |
主要キャスト | テムエラ・モリソンミンナ・ウェン |
エピソード2「クローンの攻撃」でメイス・ウィンドゥに倒されたジャンゴ・フェットの息子「ボバ・フェット」に焦点をあてた作品で、ドラマ「マンダロリアン」でも少し登場したボバ・フェットの生き様や仕事の様子、どうやって生き延びてきたかが描かれています。
ボバ・フェットの船「ファイアスプレー(旧スレーヴⅠ)」や、タスケン・レイダーの使用する棒状の近接武器「ガダッフィ・スティック」、マンダロリアンの兵装と武器を駆使して生き抜く様子は激動の時代を生き残った彼だからこそのものでしょう。
エピソード3「ジェダイの帰還」にてサルラックという巨大なサンドワームのような生き物に丸呑みにされてしまい、当時は死んだと思われていましたが、飲み込まれただけで絶命はしておらずなんとか生還します。
そこからのボバ・フェットの人生が描かれている作品で「スカイウォーカー・サーガ」の裏で活躍した人物に焦点をあてていくドラマシリーズの一つとしてぜひ見てほしい作品です。
アソーカ(2023年)
公開年 | 2023年 |
監督 | デイブ・フィローニ |
話数・上映時間 | 8話 |
主要キャスト | ロザリオ・ドーソンメアリー・エリザベス・ウィンステッドナターシャ・リュー・ボルディッツォレイ・スティーヴンソン |
クローン戦争でアナキン・スカイウォーカーやオビ=ワン・ケノービの弟子・部下として独特な戦闘スタイルで活躍したアソーカ・タノのその後の様子を描いています。
アニメシリーズ「反乱者たち」でも登場し、エズラ・ブリッジャー、サビーヌ・レンなども登場する作品として、スター・ウォーズファン必見の作品です。
アニメシリーズ「クローン・ウォーズ」や「反乱者たち」などを見ていないと理解が深まらない要素も多く、狭間の世界と銀河をまたぐほどの壮大な世界観があり「スカイウォーカー・サーガ」とはまた別のフォースそのものを深く知るのに役立ちそうな展開が多く取り扱われています。
アソーカ・タノといえば2つのライトセーバーを逆手に持って戦う独特な戦闘スタイルが印象的で、1本のライトセーバーを使って戦うジェダイとはスタイルが大きく異なります。
ジェダイの一員として、さまざまな戦い方が見られるのはとても魅力的で、本作「アソーカ」でも登場キャラクターたちのライトセーバーの使い方は非常に印象に残ることでしょう。
スケルトン・クルー(2024年)
公開年 | 2024年 |
監督 | クリストファー・フォードジョン・ワッツ |
話数・上映時間 | 8話 |
主要キャスト | ジュード・ロウロバート・ティモシー・スミスライアン・キエラ・アームストロングキリアナ・クラッターラヴィ・キャボット・コニャーズニック・フロストトゥンデ・アデビンペケリー・コンドン |
スター・ウォーズのドラマシリーズ最新作で旧共和国クレジットという信頼度の高い通貨を生産するアト・アティンの子どもたちと野望を持つ海賊が繰り広げる冒険ストーリーです。
海賊がアト・アティンを見つけて潜入した際の船を子どもたちが発見した所からはじまり、自動操縦で宇宙への大冒険をすることになる従来のスター・ウォーズのドラマシリーズとは少し異なった展開があります。
ヤング・ジェダイ・アドベンチャーなどでは子どもだけで冒険するような展開がありましたが、本作ではフォースを使えない純粋な子どもたちが、なぜかフォースを少し使える「ジョッド・ナ・ナウッド(俳優:ジュード・ロウ)」が登場し、複雑で難解な物語を形作っています。
ジョッド・ナ・ナウッドはジェダイであるとされていますが、作中では欲深く裏切ることも多い海賊として描かれており、子ども相手に大人げない様子を見せるシーンもあります。
宇宙海賊たちの危険性は比較的穏やかに描かれていますが、アクションや宇宙船、戦闘に関しては見どころ満載でライトセーバーも登場します。
莫大な財産を抱えていながらも時代の変化に追いつけておらず、旧強化国クレジットを量産し続けてきたアト・アティンのまさしく財宝の塊と言えるような星がどのような結末を迎えるのか見ものです。
スター・ウォーズ レジスタンス(2018年)
公開年 | 2018年 |
監督 | デイブ・フィローニ |
話数・上映時間 | 40話 |
主要キャスト | クリストファー・ショーンジョシュ・ブレナースコット・ローレンススージー・マクグラスジャスティン・リッジ |
ボール型のドロイドBB-8、ポー・ダメロンの影響で反乱軍に加わったカズ(カズーダ・ジオノ)が2シーズン、累計40話を通して仲間とともに大小さまざまな任務をこなしていくストーリーです。
キャプテン・ファズマ、レイア・オーガナなども登場し、エピソード7「フォースの覚醒」までの間を補完する内容として見どころが多い作品です。
若干コミカルな3DCG演出が多いのが印象的で、どちらかというとキッズ向けの作品に仕上がっていますが、スター・ウォーズの世界観が基盤にある個性的なタイトルです。
帝国軍の残党が率いるファーストオーダー、新共和国がファースト・オーダーの拡大を防ぐべく動く中、新人の反乱軍戦士が奮闘する物語で、展開は比較的早く、2Dアニメーション風の3DCGで描かれた演出が印象的です。
シーズン2になると3DCGの品質が格段に上がるシーンもあり、特徴的なおもしろさもあります。
エピソード7「フォースの覚醒」までをつなぐ物語として見ておいて損はないタイトルです。
スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒(2015年)
公開年 | 2015年 |
監督 | JJエイブラムス |
話数・上映時間 | 2時間22分 |
主要キャスト | ハリソン・フォードキャリー・フィッシャーマーク・ハミルアダム・ドライバーデイジー・リドリージョン・ボイエガ |
銀河帝国が滅んだあと帝国軍は「ファースト・オーダー」と名前を変えて、最後のジェダイ「ルーク・スカイウォーカー」を探し、レイア・オーガナはレジスタンスを指揮するリーダーとして活躍していました。
レジスタンスのポー・ダメロン、BB-8が、帝国の「ファースト・オーダー」所属のカイロ・レン、キャプテン・ファズマの追跡から逃れつつ、鍵となる情報をもったBB-8を逃していくという、レイア・オーガナが過去にR2-D2に託したかのような展開も描写されます。
FN-2187こと「フィン」が捕まったポー・ダメロンとともに逃亡し、ジャンク屋をしていた女性「レイ」に出会うなど運命の導きに流されていき、ミレニアム・ファルコン号、ハン・ソロとチューバッカたちとの合流も実現していくなど役者がじわじわと揃っていく展開があります。
本作からは主軸となる若い兵士たちの関係が複雑でハン・ソロの息子でもある帝国「ファースト・オーダー」のカイロ・レン、ダース・シディアスとも呼ばれた皇帝パルパティーンの孫でジャンク屋をしていた「レイ」でルークのライトセーバーを使います。
ハン・ソロとベン(カイロ・レン)の親子関係はダース・ベイダー(アナキン・スカイウォーカー)とルークの関係と比べると似ている所もあります。
全体的にこれから始まる「スカイウォーカー・サーガ」の3部作の始まりにふさわしい内容で、登場人物たちの関係性を理解するためのタイトルとも言えます。
スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ(2017年)
公開年 | 2017年 |
監督 | ライアン・ジョンソン |
話数・上映時間 | 2時間35分 |
主要キャスト | キャリー・フィッシャーマーク・ハミルアダム・ドライバーデイジー・リドリージョン・ボイエガオスカー・アイザック |
ファースト・オーダーとレジスタンスの戦いが激化する中、ルーク・スカイウォーカーに修行をつけてもらうレイ、自身の父を手に掛けたことや失態を嘆き怒るカイロ・レン、指示を無視した行動を取って降格されるポー・ダメロンなど、それぞれのヒューマンドラマも描かれます。
フォースの覚醒を果たしたのか、カイロ・レンとレイは遠く離れていながらも、フォースを使って会話ができるようになっているほか、ルークは遠く離れた星に自身の幻影を出してカイロ・レンを翻弄するなど、これまでは見られなかったフォースの使い方も見受けられます。
旗艦ラダスのハイパー・スペース・ジャンプでスター・デストロイヤーに突撃して散っていき大打撃を与えたホルド提督の姿も印象深く、パルパティーンが滅んだあとも厳しい戦いがあり、多くの犠牲が出ていることが分かります。
これまでに公開された「スカイウォーカー・サーガ」同様、戦争・家族・人間の愚かさが強く描かれています。
スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け(2019年)
公開年 | 2019年 |
監督 | JJエイブラムス |
話数・上映時間 | 2時間24分 |
主要キャスト | キャリー・フィッシャーマーク・ハミルアダム・ドライバーデイジー・リドリージョン・ボイエガオスカー・アイザック |
2025年時点で「スカイウォーカー・サーガ」9部作の完結作で、レイとカイロ・レンの戦いにも決着がつきますが、ウェイファインダーの存在、パルパティーン元皇帝の存在や謎にも迫っていく内容です。
これまでほとんど語られなかった内容がいきなり出てくる部分もあり、若干視聴者を置いてけぼりにしているシーンもありますが、スピンオフ作品などを見ると話がつながるようになります。
レイのフォースの力は非常に強いものになっており、カイロ・レンのキズを癒やすこともできるほど強い力となっていることが分かります。
これまでの作品ではジェダイの騎士がダークサイドに墜ちないようにする動きが強かったのですが、ファースト・オーダーに所属していたカイロ・レンをダークサイドから救い出すような描写も出てきます。
元皇帝パルパティーンの敗北、カイロ・レン(ベン・ソロ)やレイの勝利ではあるものの、ハッピーエンドとは言い難い結末を迎えており、フィンやポー・ダメロンなど生き残ったものもいますが、レイア・オーガナやハン・ソロ、ルーク・スカイウォーカーなどこの世を去ったものも多く、完全に世代交代が起きていました。
フォースの恐るべき力、本当のフォースの力が桁違いに大きくなっており、もはや地に足がついていない超能力勝負のような状態にありますが、それもまた見どころのひとつです。
「スター・ウォーズ」シリーズ公開順まとめ
映画「スター・ウォーズ」が最初に公開されたのは1977年、2025年現在から48年前です。エピソード1の「ファントム・メナス」が26年前と、かなりの長寿シリーズです。
- スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望(1977年)
- スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲(1980年)
- スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(1983年)
- スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(1999年)
- スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002年)
- スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(2005年)
- スター・ウォーズ クローンウォーズ(2008年)【映画版】
- スター・ウォーズ クローンウォーズ(2008年)【TVアニメ版】
- 反乱者たち(2014年)
- スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒(2015年)
- ローグ・ワン(2016年)
- スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ(2017年)
- ハン・ソロ(2018年)
- スター・ウォーズ レジスタンス(2018年)
- スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け(2019年)
- マンダロリアン(2019年)
- ボバ・フェット(2021年)
- バッドバッチ(2021年)
- オビ=ワン・ケノービ(2022年)
- キャシアン・アンドー(2022年)
- アソーカ(2023年)
- アコライト(2024年)
- スケルトン・クルー(2024年)
メインシナリオである「スカイウォーカー・サーガ」を軸に「ハン・ソロ」や「ローグ・ワン」などのスピンオフ作品、「クローン・ウォーズ」や「反乱者たち」といったアニメシリーズが制作され、「スカイウォーカー・サーガ」の作品の空白の期間を埋めて、世界観を補完するようなタイトルが多くなってきています。
「ビジョンズ」やキッズ向けの「ヤング・ジェダイ・アドベンチャー」のような作品も配信されており、制作陣としては新たな挑戦にも取り組んでいる模様です。
公開順に見ていっても「スター・ウォーズ」の世界観は理解できますが、アニメシリーズ「クローン・ウォーズ」が公開された後、2012年にルーカスフィルムがディズニーに買収されてからの怒涛の新作公開が続いており「スカイウォーカー・サーガ」よりもスピンオフ作品を視聴するほうが大変です。
2ヶ月から3ヶ月あれば全シリーズを網羅できるはず
映画「スター・ウォーズ」の「スカイウォーカー・サーガ」のみであれば9作品だけなので、1日1作品から3作品ほど見れば1週間もあれば網羅できます。
シーズンが多く話数が多い「クローン・ウォーズ」と「反乱者たち」を網羅するには、毎日4話から6話程度、土日に多めに見たとしても1ヶ月半ほどはかかります。
その他の実写ドラマシリーズは全部で6話程度のものが多いため、土日にもみっちり視聴していけば2ヶ月ほどでスター・ウォーズ作品を全て見ることができるはずです。
余裕を持って見たい場合はディズニープラスに3ヶ月加入するのがおすすめです。月額990円(税込)のプランに3ヶ月加入すると2,970円(税込)かかりますが、ディズニープラスでは追加課金して見るスター・ウォーズ作品はなく、約3,000円だけで全て視聴できます。
これから新作ドラマシリーズや新作映画も公開されていく予定ですが、スター・ウォーズ作品だけ見たい場合は、1年間ずっと加入している必要はなく、新作ドラマ公開時、かつ、シーズン全話をイッキ見できるタイミングに1ヶ月だけ加入してまとめてみるのが一番お得です。
ディズニー・アニメーション、ディズニーピクサー、MARVEL作品も見たい方はスタンダードの年額9,900円(税込)、または、プレミアムの年額13,200円(税込)に加入してのんびりと既存のタイトルを追っていくのがおすすめです。
おすすめはディズニープラス(Disney+)
ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショジオの名作・話題作に加え独占オリジナル作品も見放題!
「エイリアン:ロムルス」や「インサイド・ヘッド2」など話題の最新作も視聴できます。
「スター・ウォーズ」の世界観とストーリー解説
映画・アニメ「スター・ウォーズ」の世界観を理解するのに役立つ豆知識や前提知識を紹介しています。
知らなくても問題はないですが、対立関係、敵味方などがわかっていればストーリーを追いやすくなります。参考程度にご確認ください。
ディズニープラスで配信中の「スター・ウォーズ」作品年表
作品タイトル | 時代 |
---|---|
ヤング・ジェダイ・アドベンチャー | 232BBY |
アコライト | 132BBY |
エピソード1「ファントム・メナス」 | 32BBY |
エピソード2「クローンの攻撃」 | 22BBY |
クローン・ウォーズ | 22~19BBY |
エピソード3「シスの復讐」 | 19BBY |
バッド・バッチ | 19~18BBY |
アソーカ | 18BBY~9ABY |
ハン・ソロ | 10BBY |
オビ=ワン・ケノービ | 9BBY |
キャシアン・アンドー | 5BBY |
反乱者たち | 5~1BBY |
ローグ・ワン | 1BBY |
エピソード4「新たなる希望」 | 0BBY |
エピソード5「帝国の逆襲」 | 3ABY |
エピソード6「ジェダイの帰還」 | 4ABY |
マンダロリアン | 9ABY |
ボバ・フェット | 9ABY |
レジスタンス | 34ABY |
エピソード7「フォースの覚醒」 | 34ABY |
エピソード8「最後のジェダイ」 | 34ABY |
エピソード9「スカイウォーカーの夜明け」 | 35ABY |
※BBY(Before Battle of Yavin)
※ABY(After Battle of Yavin)
銀河共和国が樹立されたのはヤヴィンでの戦いから25,000年ほど前で、ライトセーバーが発明されたのはヤヴィンの戦いから約9,990年ほど前、遠い星から星へ移動するときのいわゆるワープに使われるハイパードライブも25,000年ほど前に開発されており、ルーク・スカイウォーカーが活躍するよりも前から激動の時代があったとされています。
映画やドラマで語られている時代はほんの300年以内の物語で、「スター・ウォーズ」は、長く続いた銀河共和国が終わりを迎えて、銀河帝国に切り替わり、またすぐに新しい共和国が立ち上がったという超激動の時代を描いた物語であるとも言えます。
2万5千年以上も前のテクノロジーを駆使して生きている人々が多く、大小問わなければジェダイとシスのいざこざも過去にあった様子で、映画・ドラマ「スター・ウォーズ」シリーズで描かれている物語はほんの一部でしかありません。
ジェダイとシス
スター・ウォーズの作品において、ジェダイはヒーローや善として扱われており、フォースのダークサイドを扱うシスは悪として扱われています。
ジェダイは自由な気風の共和国とともにあり、仲間を救ったり、慈悲をかけたり、互いを大切にして尊重したりする所があります。
それに対してシスは仲間を見捨てたり、恐怖で人々を支配しようとしたり、同僚を押しのけてでも自身の役職を伸ばそうとしたりする所があります。
中には復讐のためにシス・銀河帝国側についているだけの人物もいますが、それもごく稀な事例です。
ライトセーバーの色で言えば、ジェダイは青・緑・紫・白などがありますが、シスは総じて赤色のライトセーバーを使用します。
服装にも特徴があり、ジェダイは茶色・白色・ベージュを基準にしていますが、シスは黒色に統一されておりダークサイドは黒と赤が多く採用されています。
長く続いた共和国においてはどちらかというとジェダイの方が目立っていますが、目立たないところでダークサイドを駆使するいわゆるシスの立場に近いものもいた様子がドラマ「アコライト」で描かれています。
共和国と銀河帝国
銀河帝国が生まれるまでの約1000年間続いていた国家共同体が銀河共和国で、平和・正義・民主主義などを掲げて運営され、長い間大きな戦争などを避けてきた統治形式です。
この共和国の前に存在していたのが「旧共和国」で、ドラマ「スケルトン・クルー」で登場した「旧共和国クレジット」は約1000年以上も前のまさに伝説の通貨で、財宝であることが分かります。
銀河帝国はエピソード3「シスの復讐」から始まったもので、共和国の議会の場で、パルパティーンの謀略により形作られた存在です。
パルパティーンの政治的手腕が発揮された瞬間でもあり、ジェダイ、自由、正義が失われた瞬間でもありました。
銀河帝国はその後、エピソード6「ジェダイの帰還」でダース・ベイダー及びダース・シディアスが敗れるまで約20年間存続し、リーダーを失ったあとはファースト・オーダーとして残りジェダイの生き残り「ルーク・スカイウォーカー」を追い詰める目的で動き続けます。
フォースの「ライトサイド」と「ダークサイド」
フォースの「ライトサイド」は無執着・愛・慈悲を中心とし、「ダークサイド」は恐怖・怒り・欲望・憎しみを中心として力を発揮するものと位置づけられています。
ライトサイドは主にジェダイ、ダークサイドは主にシスが使い、武術的に言えばライトサイドは「柔」でダークサイドは「剛」、その時の状況や環境などを生かして戦うのがジェダイで、自身の力を発揮してパワーで圧倒するのがシスという感覚です。
スター・ウォーズの世界にはどちらについているとも言えない存在も何人か出てきており、アソーカ・タノはジェダイよりの修行を受けていますが、ジェダイ・マスターかというとそうではありません。
また、カイロ・レンはダークサイドからライトサイドへ復帰しており、どちらの力も使える存在で、必ずしもどちらかしかないわけではありません。
また、スケルトン・クルーに登場した「ジョッド・ナ・ウッド」はフォースの力を一部使えますが、どちらかというとダークサイド寄りですが、ジェダイでもシスでもありません。
フォースを使えるからといってジェダイやシスのどちらかに属することになるわけでもありません。
「スター・ウォーズ」の豆知識【世界観を理解するのに役立つ情報】
ここでは、スター・ウォーズの映画、ドラマ、アニメに登場した要素について解説しています。
公式設定や詳細についてはディズニー公式やスター・ウォーズの公式ガイドブックなどをご確認ください。
ライトセーバーとは
フォースと共鳴する「カイバークリスタル」を使用して作られる青色、緑色、赤色などに光る剣のことで、作中ではジェダイの騎士、シスが使用している近接武器です。
ブラスター銃のレーザーを跳ね返すこともでき、分厚い鉄板や硬い扉を切り開くこともできる武器でもあり、フォースを扱うものの象徴でもあります。
作中ではフォースの才能がない者でも使っているシーンがありますが、本来の力を発揮できていないとされています。
ジェダイは青色、緑色、紫色、白色などを使用していますが、シスはフォースの力で強制的にカイバークリスタルを支配するため赤色のライトセーバーに統一されます。
使用するライトセーバーの色でダークサイドに落ちているか、ライトサイドにあるか判断できる要素でもあります。
フォースとは
スター・ウォーズの世界観の要でもある「フォース」は、銀河の全てに存在するつながりのことでもあり、フォース感知者やその才能があるものは訓練によって生命同士のつながりや物体とのつながりを感じて、離れた場所のものを浮かせたり、相手のライトセーバーを素手で止めたり、相手の体を吹き飛ばしたりできます。
ダース・シディアスは手から雷を生み出すことができ、この雷を攻撃に使用して素手でジェダイを倒せるほど強いフォースを持っています。
フォースはスター・ウォーズの世界の神秘性を高めるだけでなく、戦闘に特別なアクション要素を追加し、ロマンを高める要素ともなっています。
登場したドロイド
R2-D2
エピソード4よりも前から活躍し、エピソード4以降もかなり重要な役目を担った白色と青色のアストロメク・ドロイドでアナキン・スカイウォーカーやルーク・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、レイア・オーガナなどとも関わりが深い特別なドロイドです。
デス・スターの設計図を託されたり、アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービを救ったり、ルーク・スカイウォーカーを支えたりしておりR2-D2がいなければ物語が進まなかったと言っても良いほど活躍したドロイドです。
C-3PO
R2-D2と行動をともにした時間が長いプロトコル・ドロイドで、銀河中の様々な言語に通じており、人間以外の種族もいるスター・ウォーズの宇宙において欠かせないコミュニケーション用ドロイドです。
ドロイドと人間のコミュニケーションにも欠かせない存在ですが、動きは遅く、走ることはできず、歩くことしかできない点が大きな欠点となります。
エピソード4からエピソード6ではよく喋るドロイドとして若干うざがられるようなシーンもありましたが、エピソード1からエピソード3ではジャー・ジャー・ビンクスがやたらよく喋る存在として登場しており、似たような空気を感じます。
BB-8
「スター・ウォーズ」のエピソード7以降、レイのお供として登場したボール型で、白色、オレンジ色が特徴のかわいらしいドロイドです。
R2-D2よりも小型で機動力があり、ペットのような雰囲気もあります。
「スター・ウォーズ レジスタンス」の作中ではポー・ダメロンの相棒として行動しており、R2-D2同様地図を託されたドロイドとして象徴的な存在となっています。
パワードロイド
箱型で足で歩くゴミ箱のような見た目のドロイドで、電源役として活用されるなど、より特定の目的に絞って作られたドロイドです。
見た目はただの箱、ゴミ箱のようにも見えますが、電力、電池として頼りにされている様子もあり、作中では少し不憫な扱いをされがちな様子もあります。
R5ユニット(アストロメク・ドロイド)
白のボディに赤色のラインが入った円錐っぽい台形型の頭部を持つドロイド。あまり作中に登場する機会はありませんでしたが、作中でのR2ユニットの代表とも言えるR2-D2と似ている姿なので印象的です。
B1バトルドロイド
エピソード1からエピソード3に登場した通商連合が利用したベージュ色の量産戦闘ドロイド。ドロイド同士で会話をする様子も描かれ、比較的おっとりしていて、強敵にはうろたえることもあります。
1体、2体ではそれほどの脅威にはなりませんが、大量生産可能で単純な指示で命令通りに行動するため、数でものを言わせるような現場においては大活躍する戦闘ドロイドです。
スーパーバトルドロイド
銀色・黒系のボディ、腕に内蔵されたブラスターを駆使する強化型のドロイド。
クローン戦争などでも登場したドロイドでB1バトルドロイドよりも協力ながら動きは比較的緩慢で、R2-D2に負けるくらいの性能。
デストロイヤー・ドロイド(ドロイディカ)
丸くなって転がりながら移動でき、両腕のツイン・ブラスターと円形の偏向シールドを装備した戦闘用ドロイド。
ロマンの塊のようなかっこいいドロイドですが、ゆっくりとした動きの物体はシールドの外側からすり抜けられるため、グレネードをゆっくり転がしてシールドの中に入れればあっけなく倒せることが作中で語られています。
IG-88
エピソード5に少しだけ登場した暗殺ドロイドで、類似しているドロイド「IG-11」が「マンダロリアン」に登場しています。
特に「IG-11」は自らを犠牲にしてグローグーたちを救ったシーンが描かれており、恐ろしい暗殺ドロイドかと思われたが、実際には味方として活躍してくれた様子はまるで映画「ターミネーター」のワンシーンのようでした。
SM-33
ドラマ「スケルトン・クルー」に登場したパイロット・雑用・戦闘などをマルチにこなすドロイドです。
海賊に使われていたため、言葉遣いや決まり事などは海賊の習わしに従う所が多く、ぶっきらぼうで粗雑な性格ですが、子どもたちを救う様子が描かれたドロイドです。
登場した戦艦・宇宙船・ファイター
N-1スターファイター
「ファントム・メナス」で子どものアナキン・スカイウォーカーが搭乗した機体でもあり、「マンダロリアン」でディン・ジャリンがストーリー後半になってから利用した宇宙船でもある少し特別な機体です。
黄色と銀色、船尾が尖った独特の形をしており、かなりスピードが出るファイターとして人気が高いです。
イータ2アクティス級軽インターセプター
スター・ウォーズ エピソード3「シスの復讐」冒頭に搭乗したクローン戦争中のアナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービが登場していた機体で、バズ・ドロイドによる攻撃を受けた機体です。
あまり多くは登場していませんが、短いシーンながらも衝撃的で印象的なシーンに出てきた機体としてかなり注目度が高いです。
Xウイング
エピソード4からエピソード6、スケルトン・クルーなどでも搭乗した正義の味方「Xウイング」はデス・スターを破壊する際にも使用された機体で、通常は翼がI字に閉じていますが、戦闘時にはX字に展開されるというロマンの詰まった機体です。
ルーク・スカイウォーカーが搭乗してデス・スターを破壊したり、ルーク・スカイウォーカーがマスター・ヨーダから修行を受ける時に船ごとフォースで沼から引き上げた機体でもあり、スター・ウォーズのさまざまなシリーズで象徴的なファイターとして搭乗します。
ミレニアム・ファルコン
ランド・カルリジアン、及び、ハン・ソロが好んで使用する機体で、円盤状、中央よりズレた位置に操縦席があり、エピソード4からエピソード6では銀河帝国を破滅に導き自由を手にするために大活躍した機体です。
エピソード7以降でも少し登場し、Xウイング同様、スター・ウォーズ世界の象徴的な存在です。
レイザークレスト
ドラマ「マンダロリアン」にて、ディン・ジャリンが愛用した船ですが、途中で船を失ってしまい、それ以降はN-1スターファイターを使用しています。
銀河帝国より前の軍用船、輸送船でもあり、パイロット1名でも操縦できるガンシップでマルチに活躍する機体です。
ディン・ジャリンはこの船を非常に大切にしており、愛着以上のものを感じている様子で、ディン・ジャリンの自宅としての役目も果たしていました。
TIEファイター
エピソード4以降に銀河帝国の主力ファイターとして搭乗した機体で、スター・デストロイヤーなどから大量に飛び立ってくる様子は恐ろしい限りでした。
左右に垂直の特徴的な翼のようなソーラーパネルを装備しており、インターセプター、アドバンスト、ボマー、TIEウィスパー・スターファイターなど様々な後継機があります。
ラムダ級T-4aシャトル
ダース・ベイダーが搭乗していた可動式の翼を持った宇宙船で、シールドも強く、ファイターとしても優秀で、銀河帝国の将校らに好まれた船の一つです。
レジスタンス・反乱軍にとっては恐ろしい船の一つとして認識されており、視聴者としてはロマンあふれるスペックなため人気も高いです。
スター・デストロイヤー
巨大な二等辺三角形状の船で、クローン戦争時のヴェネター級は全長1137m、エピソード4以降のインペリアル級は全長1,600mほどと異常に大きく銀河帝国の脅威を示すのに適したものとも言えます。
インペリアル級は、TIEファイター72機、AT-AT20台、AT-ST30台、ラムダ級シャトル8機を載せても余裕があるほどに巨大です。
全長2,915mのリサージェント級スター・デストロイヤーという異常な大きさのものが銀河帝国が滅んだあとの「ファースト・オーダー」で運用されています。
舞台となった惑星
ナブー
ジャー・ジャー・ビンクスのような「グンガン」とパドメ・アミダラ率いる人間が暮らす星で、穏やか、かつ、平穏な星でした。
通商連合の支配・侵攻を受けるまでは平和でしたが、多方面の力、ジェダイのオビ=ワン・ケノービやアナキン・スカイウォーカーらの力を借りて、無事守られた惑星でもあります。
ファントム・メナスで激しい戦地となった星でもあり、パドメ・アミダラが眠る星としても語るに付きない惑星です。
コルサント
いわゆる銀河の首都惑星のようなもので、銀河共和国の政治的主要な惑星でもあり、銀河帝国の中心的惑星でもありました。
非常に発展した惑星で、惑星全体を人工物が覆うほど活発な星でした。1兆人以上の人口で、他種族が暮らす交通の要所でもあり、議会の中心地でもある特殊な惑星です。
タトゥイーン
ルーク・スカイウォーカーを匿いつつ、オビ=ワン・ケノービがルークの成長を離れて見守った星であり、かつ、アナキン・スカイウォーカーが生まれ育った星でもある因縁深い場所です。
ジャワというジャンク屋を生業にする種族、海賊のような暮らしをするタスケン・レイダーが住んでおり、ドラマ「ボバ・フェット」もこの星で物語が進んでいきます。
エンドア
エピソード6で登場した巨大な木々の生い茂った森林がある星で、イウォークといった種族がひっそりと暮らす星でした。
銀河帝国が2つ目のデス・スターを制作するためにこのエンドアの軌道上を使用しており、銀河帝国の終焉を迎えた場所としても印象的な惑星です。
オルデラン
デス・スターによって破壊されてしまった星で20億人ほどの人が住んでいたとされ、デス・スターの威力、銀河帝国の狂気を表現するのに散ってしまった惑星です。
レイア・オーガナの故郷の星でもあります。
ジャクー
レイの故郷でもあり、タトゥイーンにも似た砂漠の多い惑星のようです。レイが長く過ごしてきた土地でもあり、新たな物語の始まりの星でもある特別な惑星です。
ディズニー・オリジナル作品も要チェック
「スター・ウォーズ」シリーズはルーカス・フィルムがディズニーに買収されてから制作・公開された魅力的なオリジナル作品が多数存在します。
アニメ作品だけでなく、実写ドラマやショートストーリーもありますので、是非チェックしてみてください。
ヤング・ジェダイ・アドベンチャー(2023年)
公開年 | 2023年 |
企画制作 | マイケル・オルソンジェームズ・ウォージョシュ・ライムス |
話数・上映時間 | シーズン1:25話シーズン2:11話 |
主要キャスト | ジャマール・エイプリー・ジュニアジェコビ・スウェインジュリエット・ドネンフィルドディー・ブラッドリー・ベイカーエマ・バーマンピョートル・マイケル |
キッズ向けの作品で、また幼いヤング・ジェダイがジェダイアカデミーでフォースなどを学んでいくシンプルで穏やかな内容です。
派手なアクションやハードな戦闘はなく、そこまで考えさせられる内容もないですが、親子で一緒にみるのにちょうどよい作品です。
子どもにとってはさまざまな学びがあるテーマも多く、友達との関係、善と悪の認識の違い、自分自身と向き合うことを通して成長していきます。
マスター・ヨーダも登場し、生徒の面倒をみる様子があります。ジェダイを取りまとめる大変な役を担っているはずのマスター・ヨーダが教育にも気遣っていた様子を見ると、どこかルーク・スカイウォーカーに指導した時との差を感じてしまいます。
テイルズ・オブ・エンパイア(2024年)
公開年 | 2024年 |
企画制作 | デイブ・フィローニ |
話数・上映時間 | 6話 |
主要キャスト | Diana Lee InosantoMeredith Salenger |
帝国のために人生を捧げている者たちの様子を描いた作品で、主に「クローン・ウォーズ」や「反乱者たち」と関わりの深い内容となっています。
銀河帝国の軍人と尋問官を深掘りする内容で「テイルズ・オブ・ジェダイ」の続編として考えてよいでしょう。
尋問官へのスカウト、人生の罠や運命のいたずら、戦略的な人事など帝国の大尋問官の考え方や行動を垣間見ることもできるシーンがあり、マンダロリアンやアソーカでも登場する「モーガン・エルスベス」や元ジェダイで帝国の尋問官としての道に進むことを余儀なくされるバリスなども登場します。
1話15分程度、全6話あり約1時間半あれば全て網羅できます。
テイルズ・オブ・ジェダイ(2022年)
公開年 | 2022年 |
企画制作 | デイブ・フィローニ |
話数・上映時間 | 6話 |
主要キャスト | アシュリー・エクスタインコーリー・バートン |
クローン戦争の際にオーダー66を生き延びたアソーカ・タノの半生、そしてドゥークー伯爵がダークサイドに進んだ経緯が描かれています。
アソーカ・タノの生い立ち、アナキン・スカイウォーカーが厳しくアソーカ・タノを訓練する様子、501大隊のレックスとの関わりなど「クローン・ウォーズ」のスピンオフ作品として見るのがおすすめです。
ドゥークー伯爵編では、マスター・ヨーダと同じ種族のジェダイ・マスターが登場したり、若い頃のクワイ=ガン・ジンが登場したり、メイス・ウィンドゥ、ダース・シディアスなど「スカイウォーカー・サーガ」にも関連深いキャラクターも出てきます。
それぞれの若かりし頃や「スカイウォーカー・サーガ」のサブストーリーなどに触れられるため、スター・ウォーズファン必見の内容です。1話15分ほど、全6話なので約1時間半あれば全話網羅できます。
AHSOKA SABINE’S LOTH-CAT(2023年)
公開年 | 2023年 |
監督 | ロラン・ブーズロー |
話数・上映時間 | 2時間8分 |
主要キャスト | ロズ=キャット音楽:Kevin Kiner音楽:Sean Kiner音楽:Deana Kiner音楽:Jason Fujita |
アニメシリーズ「反乱者たち」にも登場したロズ=キャットは、スター・ウォーズ世界の猫のような存在で、新たな「もふもふ」キャラとして注目を浴びました。
本作は2時間8分とかなり長い作品ですが、内容はいたってシンプルで、穏やかな音楽が流れる中、ロズ=キャットがただ寝続けているだけのBGM動画です。
いわゆる猫が寝ているだけの耐久動画のようなものですが、サビーヌ・レンが銀河を旅している間、サビーヌを待つロズ=キャットがただ寝て過ごしている様子が流れているだけです。
リラックスタイムやお昼寝の時に流しっぱなしにしたり、仕事中のBGMとして流しっぱなしにしたりするのもよいでしょう。
STAR WARS ビークル(2021年)
公開年 | 2021年 |
監督 | ー |
話数・上映時間 | 2話 |
主要キャスト | ー |
スター・ウォーズに登場した「ミレニアム・ファルコン」と「スター・デストロイヤー」の内装と外装を舐め回すように映像に映し出しているだけの作品で、各4分程度の作品です。
機械や端末、宇宙船の外装を眺めているだけで白米3杯食べれるようなマニア向けの作品です。
宇宙船好きのことをよくわかっている人が作ったと思われるタイトルで、映画本編では一瞬しか見られなかった船内の設備、端末、通路などをゆっくりと眺められます。
スター・デストロイヤーに関してはもっと船内は広いはずなのでより長い時間をかけて、もっと細かく色々見せてほしい所です。
2025年現在では「ミレニアム・ファルコン」と「スター・デストロイヤー」のみ配信されていますが、スター・ウォーズのエピソード3でドゥークー伯爵がアナキン・スカイウォーカーに首を落とされた旗艦「インヴィジブル・ハンド」やマンダロリアンの船「レイザークレスト」などでも同じような作品が配信されることを祈っています。
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Amazonプライムビデオなどでも配信はされていますが、追加課金するレンタル視聴が必要になるため、余計にコストがかかります。
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サービス名 | Disney+(ディズニープラス) |
月額料金 | 月額プラン:月額990円 年額プラン:年額9,900円 |
無料期間 | なし |
配信数 | 非公開 |
配信形態 | 見放題 |
特典 | 特になし |
ダウンロード | 〇 |
同時視聴 | 最大4台 |
視聴端末 | スマホ/PC/TV/タブレットなど |
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ディズニープラスには2つのプランがあり、スタンダードプラン月額990円(税込)、年額9,900円(税込)と、プレミアムプラン月額1,320円(税込)、年額13,200円(税込)があります。
最高画質や同時視聴の人数などに差がありますが、1人で使用する場合はスタンダードプランで十分です。
また、家族で利用したい場合は同時視聴できる端末台数が2台から4台に増えるためプレミアムプランを選んだほうが動画をストレスフリーに楽しめます。
スタンダードプランでも同時視聴できる端末台数は2台なためタイミングをずらせるならばスタンダードプランでも十分です。
Amazonプライムビデオだと9作品見るのに約4,000円かかる
Amazonプライムビデオでも「スター・ウォーズ」作品のうち「スカイウォーカー・サーガ」の9作品などが配信されていますが、各タイトルを視聴するのに300円から400円の追加課金が必要です。
月額600円(税込)、年額5,900円(税込)でAmazonプライムに加入した上で、各作品をレンタル視聴するためにお金を支払う必要があります。
9作品見る場合、1作品400円のレンタル料金が必要になる場合、追加で3,600円支払う必要があります。
視聴できる期間にも制限があるため、ディズニープラスに加入して見たほうが断然お得です。
ディズニープラスのプランと画質
ディズニープラスで視聴できる画質は以下の通りです。
【スタンダード】
- フルHD(1080p)
- IMAX Enhanced
- 3D(Apple Vision Proのみ)
- 4K Ultra HD 48(Apple Vision Proのみ)
【プレミアム】
- 4K Ultra HD
- HDR10
- ドルビービジョン
- IMAX Enhanced
- 3D(Apple Vision Proのみ)
- 4K Ultra HD 48(Apple Vision Proのみ)
1080pのフルHDで見られればよいという方はスタンダードプランへ、ご家庭の大画面100インチテレビなどで見たい方はプレミアムプランを選ぶとよいでしょう。
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