ワイルドスピード・シリーズ全11作品のおすすめの見る順番を、時系列順、公開順にまとめて紹介しています。
まもなくクライマックスを迎えるハイスピードカーアクション映画を通して見たい方はぜひ参考にしてください。シリーズ各タイトルの詳細や見どころも一部ネタバレを含め解説しています。
- ワイルド・スピードとは
- ワイルド・スピードを公開順と時系列順で見る場合の違い
- 初心者向けワイルド・スピードおすすめの見る順番
- ワイルド・スピードシリーズ全作品を公開順に紹介
- ワイルド・スピードシリーズの人気ランキング
- スピンオフ作品「ワイルド・スピード スーパーコンボ」の紹介
- アニメ「ワイルド・スピード スパイレーサー」の紹介
- ワイルド・スピード配信中のサブスク動画配信プラットフォーム
ワイルド・スピードとは
ワイルド・スピード(英:The Fast & Furious)シリーズは、2001年に1作目が公開されたハイスピード・カーアクション映画で、2024年現時点で11作品が公開されています。
「プライベート・ライアン」や「リディック」のヴァン・ディーゼル、「She’s All That」や「父親たちの星条旗」のポール・ウォーカー、「バイオハザード」や「アバター」のミシェル・ロドリゲス、「パラサイト」や「テキサス・チェーンソー ビギニング」のジョーダナ・ブリュースター、「ジュマンジ」や「ハムナプトラ2」のドウェイン・ジョンソンらが出演しています。
シリーズ全11作品の総製作費は約17.7億ドル(日本円約1770億円)、世界興行収入は約73.2億ドル以上(日本円約7320億円)、日本興行収入は約240億円以上と世界的に人気が高いシリーズです。
日本で最も興行収入が高かったのは2017年公開の「ワイルド・スピード アイスブレイク」で約40億5000万円、2017年に日本で公開された「怪盗グルーのミニオン大脱走」や「実写版 美女と野獣」、「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」、「ラ・ラ・ランド」などと並ぶ超有名作品です。
作中にはさまざまな車も登場し、トヨタ スープラ、三菱 エクリプス、ダッジ・チャージャー、フェラーリ360モデナ、日産 フェアレディZ、マツダ RX-8、シボレー カマロ、マクラーレン MP4-12Cスパイダーなど一般車からスーパーカー、そして、大型トラックまで登場します。
ワイルド・スピード・シリーズは、全作品を通して車好きにとってはたまらない旧車・名車も数多く登場します。
また、ワイルド・スピードではカーアクション以外にも車のエンジン音やタイヤの擦れる音、作中のBGMにこだわっており、心臓に響くような音楽とエンジン音も魅力の一つです。
Ja Ruleの「Put It On Me」、Don Omarの「Danza Kuduro」、2 Chainz & Wiz Khalifaの「We Own It」などノリノリになれるUSヒップホップやダンス・エレクトロニック系のBGMが多数公開されています。
ストーリー進行や車のスピード感を高めるのにこれらの音楽は欠かせない存在です。
ワイルド・スピードシリーズは全11作品(2024年時点)
- ワイルド・スピード(2001年)
- ワイルド・スピード X2(2003年)
- ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT(2006年)
- ワイルド・スピード マックス(2009年)
- ワイルド・スピード メガマックス(2011年)
- ワイルド・スピード ユーロミッション(2013年)
- ワイルド・スピード スカイミッション(2015年)
- ワイルド・スピード アイスブレイク(2017年)
- ワイルド・スピード スーパーコンボ(2019年)
- ワイルド・スピード ジェットブレイク(2021年)
- ワイルド・スピード ファイヤーブースト(2023年)
ワイルド・スピードシリーズは2024年時点で全11作品で、ワイルド・スピード マックスからは2年ごとに新作が公開されています。
ワイルドスピード スーパーコンボはスピンオフ作品で、この他1作目のエンディングの後、ワイルド・スピード X2に続く「プレリュード」という作品、2009年に公開された「ロス・バンドレロス〜盗賊たち」というワイルド・スピード マックスの前日譚などもあります。
前日譚はDVD・Blu-rayの特典映像として付録されているものなので、TSUTAYAなどでレンタルしないと視聴できません。前日譚は視聴していなくてもワイルドスピードシリーズを楽しめます。
ワイルド・スピードでは、さまざまな車、躍動感のある音楽、スピード感のある演出が魅力ですが、仲間を大切にする様子も多く描かれており、チーム、ファミリーといった仲間意識、お互いの縄張りを大切にする様子も描かれています。
ストリートレースや殴り合いといった野蛮な側面もありますが、それぞれのチーム内においては互いを大切にして守り合うシーンが印象的です。
また、男性目線の描写が多く、男目線で見た車、女、プライドについても描写されており、大切にしている車と普段乗るための車を区別している様子、大切な女と遊びの間柄の女の扱いの違い、警察にチクることを恥と捉えている様子が描かれている。
ストリートレースを行う走り屋と言えども、それぞれのルールやマナーがあることが分かります。
ワイルド・スピード1作目の食事のシーンでは、それまで野蛮に見えていたメンバーが食事前のお祈りをしている様子が描かれており、プライドは許さないが空腹には耐えられないなど、大の大人なのに子どもっぽい性質も各所に見受けられます。
ワイルド・スピード1作目終盤には、潜入捜査をしていたブライアンが警官であることを明らかにしながら、ブライアンと仲が悪く傷を負ったヴィンスを助けるために権限を利用して救助ヘリを呼ぶシーンがあります。
感情的になりやすいドミニクが、信頼し始めていたブライアンの裏切りと、自身やチームを助けている現実などに挟まれ、仲間を助けたい思いとブライアンをぶん殴りたい思いの板挟みの中、仲間を助けることを優先する様子が描かれています。
その後、ドミニクとブライアンが命がけのレースをすることでお互いを再び認め合うようなシーンもあり、義理と人情を大切にし、レースでの決まり事や自身の信念を守るようなシーンもあります。
ワイルド・スピード・シリーズの世界・日本興行収入と制作費
ワイルド・スピードシリーズのおおまかな世界興行収入、日本興行収入、制作費一覧は以下の通りです。調査時点から興行収入が伸びている可能性もあります。
作品タイトル | 世界興行収入 単位:ドル | 日本興行収入 単位:円 | 制作費 単位:ドル |
---|---|---|---|
ワイルド・スピード 2001年 | 207,517,509 | 4.5 | 38,000,000 |
ワイルド・スピード X2 2003年 | 236,350,661 | 7 | 76,000,000 |
ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT 2006年 | 158,964,610 | 10 | 85,000,000 |
ワイルド・スピード マックス 2009年 | 363,164,265 | 9.5 | 85,000,000 |
ワイルド・スピード メガマックス 2011年 | 626,137,675 | 14.4 | 125,000,000 |
ワイルド・スピード ユーロミッション 2013年 | 788,680,968 | 20.2 | 160,000,000 |
ワイルド・スピード スカイミッション 2015年 | 1,516,045,911 | 35.4 | 190,000,000 |
ワイルド・スピード アイスブレイク 2017年 | 1,236,005,118 | 40.5 | 250,000,000 |
ワイルド・スピード スーパーコンボ 2019年 | 760,381,706 | 30.6 | 200,000,000 |
ワイルド・スピード ジェットブレイク 2021年 | 726,229,501 | 36.7 | 225,000,000 |
ワイルド・スピード ファイヤーブースト 2023年 | 704,709,660 | 31.8 | 340,000,000 |
7,324,187,584 | 240.6 | 1,774,000,000 |
日本国内で人気が出始めたのが、2015年公開のワイルド・スピード スカイミッションからです。スカイミッション以降のワイルド・スピードシリーズでは興行収入30億円を毎回突破しています。
世界的には2011年公開のワイルド・スピード メガマックスから人気が出ており、日本国内でもスカイミッションほどではないですが、メガマックスへの注目度は高かった様子が伺えます。
世界興行収入を見ると2015年公開のスカイミッション、2017年公開のアイスブレイクが最も伸びており、スカイミッションは制作費が19億ドル、アイスブレイクは25億ドルであり、大成功したと言える作品は「ワイルド・スピード スカイミッション」でしょう。
ワイルド・スピードを公開順と時系列順で見る場合の違い
2001年から公開され続けているワイルド・スピードシリーズを見る順番は公開順でも問題ありませんが、ストーリーを深く理解したい場合には時系列順で見たほうが分かりやすいです。
なお、Netflixで見られるアニメ版「ワイルド・スピード スパイレーサー」シリーズは、実写版ワイルドスピードのオマージュ要素を多く含んでいるため、ワイルドスピードシリーズをすべて見てから視聴するのがおすすめです。
ワイルド・スピードシリーズの顔であるヴィン・ディーゼル演じるドミニクは2作目の「ワイルド・スピード X2」や「ワイルド・スピード スーパーコンボ」では出てきません。
ポール・ウォーカー演じるブライアンは撮影期間中の事故により7作目「ワイルド・スピード スカイミッション」以降はほとんど登場しません。
ワイルド・スピードシリーズ公開順タイトル一覧
ワイルド・スピードシリーズは2001年から11作品が公開されており、TVアニメ版「ワイルド・スピード スパイレーサー」は2019年にシーズン1が配信開始され、2020年にはスパイレーサーの映画も公開されています。
2024年6月時点では、実写版のワイルド・スピードシリーズはAmazonプライムビデオ、Hulu、ユーネクスト(U-NEXT)などで視聴できますが、アニメ版「ワイルド・スピード スパイレーサー」はNetflixで視聴できます。
作品タイトル | 公開年 | 監督 |
---|---|---|
ワイルド・スピード | 2001年 | ロブ・コーエン |
ワイルド・スピードX2 | 2003年 | ジョン・シングルトン |
ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT | 2006年 | ジャスティン・リン |
ワイルド・スピード マックス | 2009年 | ジャスティン・リン |
ワイルド・スピード メガマックス | 2011年 | ジャスティン・リン |
ワイルド・スピード ユーロミッション | 2013年 | ジャスティン・リン |
ワイルド・スピード スカイミッション | 2015年 | ジェームズ・ワン |
ワイルド・スピード アイスブレイク | 2017年 | F・ゲイリー・グレイ |
ワイルド・スピード スーパーコンボ | 2019年 | デヴィッド・リーチ |
ワイルド・スピード ジェットブレイク | 2021年 | ジャスティン・リン |
ワイルド・スピード ファイヤーブースト | 2023年 | ルイ・レテリエ |
2009年公開の「ワイルド・スピード マックス」と同時に前日譚を描いた「ロス・バンドレロス~盗賊たち」も公開されています。
ショートフィルムは他にも「ワイルド・スピードX2 序章」があり、DVDやBlu-rayのみの特典映像として用意されたものです。
公開順に見ていってもワイルド・スピードシリーズは十分楽しめます。3作目のX3まではストリートレースをベースに物語が進行するため、車好きにとっては時系列順はあまり気にせず、まずは最初の3作目までを通して見てしまうのが良いでしょう。
マックスやメガマックスではスパイアクション、クライムアクション系の展開が多くなり、レースっぽい展開があまり見られなくなります。
ワイルド・スピードシリーズ時系列順タイトル一覧
ワイルド・スピードシリーズの作品数が増えるにつれて、登場人物や話の展開、それぞれの関係性も大きく変わるため、ストーリーをきちんと理解したければ時系列順に見たほうが話がつながりやすいです。
ストーリー中に登場するキャラクターが、急に顔見知りのように話し始めると何がなんだか分からなくなる上に視聴者としては置いてけぼりをくらってしまいます。
ストーリーに没頭したい場合は、2006年公開の3作目「ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT」を6番目に視聴すればOKです。それ以外はストーリー順に見て問題はありません。
また、スピンオフ作品である2019年公開の「ワイルド・スピード スーパーコンボ」も最初に見てもあまり違和感はないです。
ワイルド・スピード1作目、2作目、3作目の登場人物ではないメンバーで構成されているため、独立した作品として楽しめます。
作品タイトル | 公開年 |
---|---|
ワイルド・スピード | 2001年 |
ワイルド・スピードX2 | 2003年 |
ワイルド・スピード マックス | 2009年 |
ワイルド・スピード メガマックス | 2011年 |
ワイルド・スピード ユーロミッション | 2013年 |
ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT | 2006年 |
ワイルド・スピード スカイミッション | 2015年 |
ワイルド・スピード アイスブレイク | 2017年 |
ワイルドスピード スーパーコンボ | 2019年 |
ワイルド・スピード ジェットブレイク | 2021年 |
ワイルド・スピード ファイヤーブースト | 2023年 |
「ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT」は、ドミニクがドリフトバトルの勝者であるショーンをスカウトしにいくような展開になる前日譚となっています。
4作目の「ワイルド・スピード マックス」に少しだけ登場したハンは、3作目の「ワイルドスピード X3 TOKYO DRIFT」中では死んだことになっており話が前後してしまいます。
また、「ワイルド・スピード マックス」に登場したジゼルがドミニクと少しいい感じだった瞬間があり、レティの死を忘れられずに復讐に燃えていたために男女の仲としては微妙なまま終わった流れを分かっている必要があります。
3作目の「ワイルド・スピード X3」では、ジゼルはハンと良い感じの関係になりますが、4作目「ワイルド・スピード マックス」ではドミニクにちょっとアプローチをかけているため、ジゼルに対する認識に誤解が生じてしまいます。
実際は、世界中が公開順で見ているのでリアタイ勢にとっては既知の事実ですが、これからシリーズを履修する方は時系列順で見ることをおすすめします。
初心者向けワイルド・スピードおすすめの見る順番
ワイルド・スピードシリーズは公開順と時系列がズレているため、ストーリーを理解しながら見ていきたい方は時系列順に視聴するのがおすすめです。
公開順では3作品目にあたる「ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT」を6番目に見ることだけ覚えていれば、それ以外は公開順に見ていくだけで時系列順になります。
ワイルド・スピード
日本公開日:2001年10月20日
アメリカ、ロサンゼルス。 大量の電化製品を載せたトラックが走行中に襲撃される。 ロサンゼルス市警のブライアン巡査は事件の最重要容疑者とされるドミニクに近づくため、潜入捜査を行う。昼間はカフェを経営し、夜は公道レースに参加しているドミニク。
ブライアンはその向かいにある自動車修理工場の整備員となりドミニクをマークするが、同じくカフェで働くドミニクの妹のミアに恋に落ちる。
いきなり登場し、自身もミアに思いを寄せる男・ヴィンスはそれをよく思わない。そんなある日、ブライアンは修理工場の店主に頼んで注文したニトロ噴射装置(NOS)を付けた愛車で、違法の公道レースに参加する。
車好きの男たちがストリートレースに明け暮れるストーリーで、ストリートレーサーのドミニクに新顔のブライアンが挑戦。
運搬トラックの襲撃、ストリートレース、潜入捜査などが絡み合い、ドミニクとブライアンの友情の深まりも描かれた作品。
スピード感あふれる演出や男女の出会い、チームメンバーとの友情なども描写された初代にして至高の名作。スピード感あふれる演出や男女の出会い、チームメンバーとの友情なども描写された初代にして至高の名作。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ジョニー・トラン(リック・ユーン) ジェシー(チャド・リンドバーグ) レオン(ジョニー・ストロング) ヴィンス(マット・シュルツ) タナー巡査部長(テッド・レヴィン) エドウィン(ジャ・ルール) |
監督 | ロブ・コーエン |
音楽 | BT |
脚本 | ゲイリー・スコット・トンプソン、エリック・バーグクィスト、デヴィッド・エアー |
製作 | ニール・H・モリッツ |
ワイルド・スピード X2
日本公開日:2003年8月23日
ブライアンはアメリカ・ロサンゼルス市警の巡査だったが、事件の犯人であるドミニクと仲を深め、逃がしてしまう。 それがきっかけとなり、ブライアンは現在警察から追われていた。
アメリカ・南フロリダでは修理工場を経営する、黒人のテズが深夜のカーレースを仕切っている。
テズに呼ばれたブライアンはブリット(弾丸)と呼ばれ、有名なカー・レーサーになっていた。テズのレースに参加したブライアンは一位でゴールするが、やってきた警察によって捕まってしまう。
捕まったブライアンは、警察の取調室でFBIのビルキンズ捜査官からある取引を持ちかけられる。
走り屋になったブライアンと旧友ローマンが、それぞれの過去の罪の帳消しを賭けて命がけの潜入捜査を行うストーリー。
自身の置かれた危険な状況を乗り越えるために策を練り、仕事をこなしながらも自分たちの自由を手に入れるために奮闘する悪ガキコンビを描いています。
1作目に続き、スピード感あふれる演出が多く、車同士がぶつかり合う展開が多く描かれています。
出演 | ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) ローマン・ピアース(タイリース) カーター・ヴェローン(コール・ハウザー) モニカ・フエンテス(エヴァ・メンデ) テズ(リュダクリス) スーキー(デヴォン青木) スラップ・ジャック(マイケル・イーリー) オレンジ・ジュリアス(アマウリー・ノラスコ) エージェント・ビルクニス(トム・バリー) エージェント・マーカム(ジェームズ・レマー) |
監督 | ジョン・シングルトン |
音楽 | デヴィッド・アーノルド |
脚本 | マイケル・ブラント、デレク・ハース |
製作 | ニール・H・モリッツ |
ワイルド・スピード MAX
日本公開日:2009年10月9日
1作目のドミニク、レティ、ミアが再登場。ドミニクは、逃亡先「ドミニカ」で運搬トラックの襲撃を続けていました。
そんな中、レティが殺されたとの知らせを受け、復讐のためLAに戻り、FBI捜査官となったブライアンとも再会。
走り屋2人の再登場、スピード感あふれるワイルドスピードらしい演出が今作でも多く描かれ、男の友情、そして、彼らが共闘する展開の基礎となった作品です。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) カンポス/ブラガ(ジョン・オーティス) フェニックス(ラズ・アロンソ) ジゼル(ガル・ガドット) テゴ・レオ(テゴ・カルデロン) リコ・サントス(ドン・オマール) スタジアック捜査官(シェー・ウィガム) トリン捜査官(ライザ・ラピラ) ペニング捜査官(ジャック・コンレイ) ハン(サン・カン) |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ブクリス・モーガン |
脚本 | ニール・H・モリッツ、マイケル・フォトレル |
製作 | ニール・H・モリッツ、マイケル・フォトレル |
ワイルド・スピード メガ・マックス
日本公開日:2011年10月1日
FBI捜査官だったブライアンは犯罪者で凄腕のドライバーであるドミニクと知り合い、仲間に加わる。 麻薬王を逮捕するために動いたドミニクだったが、裁判で懲役25年を言い渡され、護送車で運ばれることに。
運ばれている最中にブライアンとドミニクの妹・ミアによってドミニクは助け出されるが、ブライアン、ドミニク、ミアの三人は国際指名手配され、国外へ逃亡する。ブラジルに着いた三人は、かつての仲間であるヴィンスと再会し、行動を共にするがヴィンスの仲間の裏切りに遭い、罪を着せられる。
前作に続くストーリーで、ワイルドスピードMAXの後、逃亡中のドミニクとブライアンが自由を得るためにブラジルの犯罪組織の黒幕から大金を奪う計画を進めていくストーリー。
カーアクションの他にも銃撃戦、殴り合いの肉弾戦など血の気の多い演出が増え、捜査官としてドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスも登場。
シリーズを通して、スキンヘッド&筋肉マッチョが多く登場しはじめる展開の礎となった作品。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ジゼル(ガル・ガドット) ヴィンス(マット・シュルツ) ハン(サン・カン) テゴ・レオ(テゴ・カルデロン) リコ・サントス(ドン・オマール) レイエス(ヨアキム・デ・アルメイダ) |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、マイケル・フォトレル |
ワイルド・スピード ユーロ・ミッション
日本公開日:2013年7月6日
指名手配犯でありながら大金を手にした元FBI捜査官のブライアンとその相棒のドミニク、ドミニクの妹でブライアンの妻であるミアは自由にひっそりと暮らしていた。
ミアはやがて男の子を出産し、ブライアンはその子にジャックと名付ける。
一方ドミニクには現在、警官のエレナという恋人がいるが前の恋人であるレティを忘れられないでいた。
一方、モスクワで元軍人・オーウェンが起こした事件をFBI捜査官であるルークが追っていた。ルークはある資料をドミニクに見せ、協力を要請する。その資料にはかつてのドミニクの恋人・レティの姿があった。
前作「ワイルドスピード メガマックス」でのドミニクの働きから、ドウェイン・ジョンソン演じる捜査官ルーク・ホブスから犯罪組織壊滅の仕事の依頼を受けたドミニク。
犯罪組織に死んだはずのレティがいると聞かされたドミニクは、ブライアン、ローマン、ミア、テズたちとも協力し、国際犯罪組織との闘いに挑んでいくストーリー。
スピード感あるカーアクションと演出は健在で見どころも満載の作品です。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ハン(サン・カン) ジゼル(ガル・ガドット) オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス) ライリー(ジーナ・カラーノ) ブラガ(ジョン・オーティス) スタジアック(シェー・ウィガム) エレナ(エルサ・パタキ) |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ルーカス・ビダル |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、クレイトン・タウンゼント |
ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT
日本公開日:2006年9月16日
男子高校生のショーンは大の車好き。 ある日、憧れのクラスメイトであるシンディを巡ってアメフト部のクレイとレースで勝負をすることに。
レース中にクレイが妨害を行い、あと一歩でショーンの勝利が決まるところで騒ぎを聞きつけた警察が駆けつける。 たびたび車のトラブルを起こしていたショーンは町から追放され、父が暮らす日本の東京で生活をすることに。
その際にショーンは父と絶対に車に乗らないと約束をするが、同じ学校に通う黒人男性に誘われ、再びカー・レースの世界に足を踏み入れていく。
ストリートレースで事故を起こした高校生ショーンが主役で、逃亡先の東京にてドリフトバトルを挑まれ、ドリフトレースにのめり込んでいくストーリー。
渋谷スクランブル交差点、立体駐車場などでのドリフトレースは圧巻ながら、外国人から見た珍妙な日本のイメージが作られておりツッコミどころも満載。
千葉真一や真木よう子、ドミニク等も少しだけ出演しており、外伝的要素も感じられる作品。
出演 | ショーン・ボズウェル(ルーカス・ブラック) トゥインキー(バウ・ワウ) カマタ(JJ. Sonny Chiba) ハン(サン・カン) ニーラ(ナタリー・ケリー) D.K.(ブライアン・ティー) レイコ(北川景子) 妻夫木聡 柴田理恵 KONISHIKI 中川翔子 |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ |
ワイルド・スピード スカイミッション
日本公開日:2015年4月17日
国際犯罪組織のボスであるオーウェンは、ドミニクやブライアンたちに敗れて意識不明の状態であった。 そんなオーウェンの見舞いに訪れた弟のデッカードは、兄の仇をとることを誓う。
その頃、アメリカのロサンゼルスではオーウェンの組織を壊滅に追いやったことからドミニク、ブライアンは国際手配を解かれることになる。
ドミニクはオーウェンから取り戻した、かつての恋人であるレティと行動を共にするが、レティは記憶が戻らない状態に焦りを感じ、その結果ドミニクの元を去る。一方、外交保安部のロス支部では兄の復讐を誓ったデッカードが行動を起こしていた。
犯罪組織を壊滅させたドミニクたちが、ジェイソン・ステイサム演じる犯罪組織のリーダーの兄デッカードに復讐として命を狙われるストーリー。
ブライアンを演じたポール・ウォーカーが本作撮影期間中に自身の事故で急逝してしまった悲しみの作品でもあります。
ファミリーメンバーが置かれたそれぞれの状況に、バラバラになって進んでいくような少し哀しさも感じる作品。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ミア(ジョーダナ・ブリュースター) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) エレナ(エルサ・パタキ) ショーン・ボズウェル(ルーカス・ブラック) デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム) ジャカンディ(ジャイモン・フンスー) キエット(トニー・ジャー) |
監督 | ジェームズ・ワン |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、マイケル・フォトレル |
ワイルド・スピード アイスブレイク
日本公開日:2017年4月28日
キューバのハバナでは、ドミニクと記憶を取り戻した恋人のレティがバカンスに来ていた。 レティとの結婚を考える矢先、ドミニクの前に金髪の女性・サイファーが現れる。サイファーは携帯の画像を見せ、仲間を裏切り自分の部下になれとドミニクを脅す。
一方、アメリカ外交保安部の捜査官であるルークは休職中であり、現在は娘のサッカーチームのコーチをしていた。 そこへルークの上司が現れ、奪われた兵器を取り返すように命じられる。
ルークはドミニクに協力を要請、ルークはドミニクたちと兵器を奪い返すことに成功するが、ドミニクはルークの車体に体当たりをすると、兵器を奪い去る。
前作「ワイルド・スピード スカイミッション」に続くストーリーで、シャーリーズ・セロン演じるサイファーがドミニクを脅してファミリーを裏切るように迫る。
ファミリーたちは共通の敵であるサイファーからドミニクを救うため、ジェイソン・ステイサム演じる犯罪組織リーダーの兄デッカード、ドウェイン・ジョンソン演じる捜査官ルーク・ホブス、テズ、ルティ、ローマン・ピアーズが集結して氷上のバトルを繰り広げる展開。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ラムジー(ナタリー・エマニュエル) エレナ(エルサ・パタキ) ミスター・ノーバディ(カート・ラッセル) サイファー(シャーリーズ・セロン) リトル・ノーバディ(スコット・イーストウッド) マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン) |
監督 | F・ゲイリー・グレイ |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ、マイケル・フォトレル、ヴィン・ディーゼル |
ワイルド・スピード スーパーコンボ
日本公開日:2019年8月2日
スパイとして働くデッカードの妹・ハッティは、任務中に運んでいたものを機械の体を持つブリクストンに奪われる。
ブリクストンは元M16の捜査員で、危険なウイルスを探していた。 ブリクストンはM16の捜査員を全滅させるが、トラックに身を隠していたハッティは逃走に成功する。
一方、元外交保安部の捜査官ルークはCIAからウイルスの問題を解決するように命じられるが、相方のデッカードとはうまく行かない。 ロンドンでルークはハッティを保護しようとするが、そこにウイルスを求めるブリクストンが襲いかかってくる。
ワイルド・スピードのスピンオフ作品でありながらもメインタイトルに名を連ね、ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウとドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスが主役の少しコメディ要素もある作品。
全人類の半分を滅ぼす新型ウイルスをテロ組織から奪還するストーリーで、シリーズを見ていない人でも単体で楽しめる内容です。
出演 | ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム) ブリクストン(イドリス・エルバ) ハッティ(ヴァネッサ・カービー) マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン) サム・ホブス(エリアナ・スア) ジョナ・ホブス(クリフ・カーティス) ルークたちの母(ロリ・ペレナイス・トゥイサノ) |
監督 | デヴィッド・リーチ |
音楽 | タイラー・ベイツ |
脚本 | クリス・モーガン、ドリュー・ピアース |
製作 | ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ハイラム・ガルシア、クリス・モーガン |
ワイルド・スピード ジェットブレイク
日本公開日:2021年8月6日
ドミニクは、レティと息子のブライアンとともに三人で静かで穏やかな生活を送っていた。しかしそんなドミニクの元に仲間のピンチの知らせが届いた…!
仲間を心配するドミニクは、ローマンらファミリーとともに、現場に駆け付けることに。そこには世界中のコンピュータ・システムをコントロールする装置があった…! しかしその時、信じられない人物がその装置を奪い去っていった…。
なんとドミニクの弟のジェイコブだったのだ…!世界的な陰謀を企む組織に加担するジェイコブと、ドミニクたちの戦いが今、幕を開ける。果たして兄弟バトルを制するのはどちらなのか?!
平穏な暮らしを送るドミニクとレティ家族に、サイバーテロの脅威が迫り、平穏な暮らしから再び激しい戦いの中に身を投じていくストーリー。
ドミニクの過去、父親、弟との確執も描かれ、戦いを通して家族の絆が取り戻されていく展開。ファミリーを大事にするドミニクを襲う脅威、度重なる試練をスピード感あふれるアクションと共に描ききった作品。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ジェイコブ・トレット(ジョン・シナ) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ラムジー(ナタリー・エマニュエル) ハン(サン・カン) マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン) サイファー(シャーリーズ・セロン) バディ(マイケル・ルーカー)、 ミスター・ノーバディ(カート・ラッセル) エル(アンナ・サワイ) オットー(チュー・エルステッド・ラスムッセン) ショーン・ボズウェル(ルーカス・ブラック) トゥインキー(バウ・ワウ) アール(ジェイソン・トビン) ジャック・トレット(J・D・パルド) |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | ダニエル・ケイシー、ジャスティン・リン |
製作 | 二―ル・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、ジェフ・キルシェンバウム、ジョー・ロス、ジャスティン・リン、クレイトン・タウンゼント、サマンサ・ヴィンセント |
ワイルド・スピード ファイヤーブースト
日本公開日:2023年5月19日
ワイルド・スピード完結に向けての伏線を多く張り巡らせている作品で、シリーズに登場したこれまでのメンバーやファミリーが多く登場します。
メガマックスでドミニクたちが壊滅させた犯罪組織からの復讐、ドミニクへの復讐のためそのファミリーを狙っていく様子が緻密に描かれ、世界を股にかけたファミリーへの復讐と、ファミリーを守るために奮闘するドミニクが描かれています。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ダンテ(ジェイソン・モモア) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ラムジー(ナタリー・エマニュエル) ハン(サン・カン) デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム) ジェイコブ・トレット(ジョン・シナ) リトル・ノーバディ(スコット・イーストウッド) リトル・B(レオ・アベロ・ペリー) マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン) サイファー(シャーリーズ・セロン) テス(ブリー・ラーソン) エイムス(アラン・リッチソン) イザベル(ダニエラ・メルキオール) アブエリタ・トレット(リタ・モレノ) ディオゴ(ルイス・ダ・シウヴァ・Jr) レイエス(ヨアキム・デ・アルメイダ) |
監督 | ルイ・ルテリエ |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | ジャスティン・リン、ダン・マゾー |
製作 | ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、ジャスティン・リン、ジェフ・キルシェンバウム、サマンサ・ヴィンセント |
ワイルド・スピードシリーズ全作品を公開順に紹介
1作目のワイルド・スピードは2001年に公開され、シリーズを通してドミニクを演じるヴィン・ディーゼル、レティを演じるミシェル・ロドリゲス、ブライアンを演じるポール・ウォーカー、ミアを演じるジョーダナー・ブリュースター、ローマンを演じるタイリース、テズを演じるリュダクリスなどが登場。
最近の作品にはドウェイン・ジョンソンやジェイソン・ステイサム、シャーリーズ・セロン、ジョアキム・デ・アルメイダなどが登場し、シリーズ完結に向けて出演者もどんどん豪華になっています。
2011年公開のワイルド・スピードマックスまでが一つの区切りで、ストリートレースの雰囲気がかろうじて残っているのはワイルド・スピードX3まで、マックスとメガマックスから、だんだんと世界規模の犯罪組織との闘いに身を投じていく展開。
ドミニクが、捜査機関と本格的に協力し始めるのがユーロミッション以降の話です。
ワイルド・スピードマックスはドミニクと捜査官ブライアンとの共闘、メガマックスはドミニクとブライアンが共に犯罪組織に挑み、その後の展開で欠かせないドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスと出会う回です。
また、ユーロミッションからアイスブレイクまでが一つの区切りといった印象で、ドミニクが犯罪組織と戦う展開が楽しめる内容です。
スーパーコンボはスピンオフとして作成されており、コメディ要素があり、ドミニクは登場しないため雰囲気が少し異なりますが、単一の作品として誰でも楽しめる内容です。
ワイルド・スピード ファイヤーブーストと次回作でワイルド・スピードシリーズが完結すると言われており、これまでの公開年から予測すると2025年に完結作が登場するでしょう。
- ワイルド・スピード(2001年)
- ワイルド・スピード X2(2003年)
- ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT(2006年)
- ワイルド・スピード マックス(2009年)
- ワイルド・スピード メガマックス(2011年)
- ワイルド・スピード ユーロミッション(2013年)
- ワイルド・スピード スカイミッション(2015年)
- ワイルド・スピード アイスブレイク(2017年)
- ワイルド・スピード スーパーコンボ(2019年)
- ワイルド・スピード ジェットブレイク(2021年)
- ワイルド・スピード ファイヤーブースト(2023年)
以下、ワイルド・スピードシリーズを公開順にあらすじ、作品詳細とともに注目シーンやキャラクターについてネタバレを含む感想・考察・レビューを紹介します。
ワイルド・スピード(2001年)
車好きの男たちがストリートレースに明け暮れるストーリーで、ストリートレーサーのドミニクに新顔のブライアンが挑戦。
運搬トラックの襲撃、ストリートレース、潜入捜査などが絡み合い、ドミニクとブライアンの友情の深まりも描かれた作品。
スピード感あふれる演出や男女の出会い、チームメンバーとの友情なども描写された初代にして至高の名作。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ジョニー・トラン(リック・ユーン) ジェシー(チャド・リンドバーグ) レオン(ジョニー・ストロング) ヴィンス(マット・シュルツ) タナー巡査部長(テッド・レヴィン) エドウィン(ジャ・ルール) |
監督 | ロブ・コーエン |
音楽 | BT |
脚本 | ゲイリー・スコット・トンプソン、エリック・バーグクィスト、デヴィッド・エアー |
製作 | ニール・H・モリッツ |
主要キャラクターと注目シーン
ワイルド・スピード1作目、初代にして至高の作品。カーアクション、演技、スピード感、人間模様、ストーリー展開など全てにおいてワイルド・スピードとは何かが描かれた完璧な作品で、直線ゼロヨン(4分の1マイル、約402m)をどれだけ早く走れるかに人生をかけている男たちの様子が描かれています。
登場人物たちの背景や車やレースに対しての思い入れが色濃く描かれており、ワイスピシリーズを見る際、絶対に一番最初に見てほしい作品。
ドミニクとブライアンの出会いを描いたシーンが多く、視聴者も最初はブライアンが潜入捜査官だと分からないような展開。
無謀にも車の所有権を賭けてドミニクに挑んだり、警察に追いかけられるドミニクをブライアンが助けたりしてブライアンがドミニクに好かれていく展開は、最初はブライアンが芯のある男に見えますが、見返したときには捜査官としてドミニクに取り入ろうとしている様子が分かります。
カーレースのスピード感の演出として、車の内部機構を描写する様子や街灯の光が伸びて見えるような描写は1作目を超えるものはなく、加速、スピード、車の魅力にしっかりと焦点を当てている作品です。
ワイルド・スピード X2(2003年)
走り屋になったブライアンと旧友ローマンが、それぞれの過去の罪の帳消しを賭けて命がけの潜入捜査を行うストーリー。
自身の置かれた危険な状況を乗り越えるために策を練り、仕事をこなしながらも自分たちの自由を手に入れるために奮闘する悪ガキコンビを描いています。
1作目に続き、スピード感あふれる演出が多く、車同士がぶつかり合う展開が多く描かれています。
出演 | ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) ローマン・ピアース(タイリース) カーター・ヴェローン(コール・ハウザー) モニカ・フエンテス(エヴァ・メンデ) テズ(リュダクリス) スーキー(デヴォン青木) スラップ・ジャック(マイケル・イーリー) オレンジ・ジュリアス(アマウリー・ノラスコ) エージェント・ビルクニス(トム・バリー) エージェント・マーカム(ジェームズ・レマー) |
監督 | ジョン・シングルトン |
音楽 | デヴィッド・アーノルド |
脚本 | マイケル・ブラント、デレク・ハース |
製作 | ニール・H・モリッツ |
主要キャラクターと注目シーン
1作目に出てきたブライアンが走り屋として生き、昔の仲間との絆を回復しながら新しい一歩を踏み出すストーリー。
車の駆動系や電飾系を舐めるようにする演出や光がにじんでいくようなスピード感の演出は健在で、ローマン、テズ、スーキーなど信頼できる仲間と馴染みの警官が登場。
悪ガキコンビっぽさを楽しそうに演じている印象深い作品で、仲間が死なないため比較的穏やかな展開です。
X2ではドミニクは登場しませんが、ブライアンの仲間であるローマン・ピアーズは今作以降度々登場するレギュラー枠です。
ローマンは手癖の悪さやいつでも腹が減っている様子など人間らしさが強く描かれ、ブライアンもそんなローマンの純粋さに引っ張られるように少年に戻ったかのように走り屋としての生き方を楽しんでいる様子が魅力的です。
ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT(2006年)
ストリートレースで事故を起こした高校生ショーンが主役で、逃亡先の東京にてドリフトバトルを挑まれ、ドリフトレースにのめり込んでいくストーリー。
渋谷スクランブル交差点、立体駐車場などでのドリフトレースは圧巻ながら、外国人から見た珍妙な日本のイメージが作られておりツッコミどころも満載。
千葉真一や真木よう子、ドミニク等も少しだけ出演しており、外伝的要素も感じられる作品。
出演 | ショーン・ボズウェル(ルーカス・ブラック) トゥインキー(バウ・ワウ) カマタ(JJ. Sonny Chiba) ハン(サン・カン) ニーラ(ナタリー・ケリー) D.K.(ブライアン・ティー) レイコ(北川景子) 妻夫木聡 柴田理恵 KONISHIKI 中川翔子 |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ |
主要キャラクターと注目シーン
後にドミニクの仲間となって世界を股にかけて活躍することになるショーンが東京でドリフトバトルをしながら成長していく様子が描かれており、ハンが初登場したのもこの「ワイルドスピード X3 TOKYO DRIFT」です。
時系列順で見ると話が前後しますが、ドミニクに協力するメンバーの前日譚的な内容がストリートカーレースをベースに演じられています。ワイルドスピードらしさがぎりぎり残っているタイトルで、これ以降はカーレースよりもスパイ要素や車が爆破したり、大破したりするカーアクションが増えていきます。
本作のラストにハンはデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)に殺されたことになりますが、のちの作品では車が爆発する直前に逃げ延びたという設定で、再登場します。
ハンが東京にいた理由を深く知るには「ワイルド・スピード EURO MISSION」を見る必要があり、本作は「ワイルド・スピード EURO MISSION」の後に、ハンが悲しみの中東京に滞在している事を知ってから見ると印象が大きく変わってきます。ハンは「ワイルドスピード ジェットブレイク」で再登場します。
ワイルドスピード1と2では、直線走行でのカーレースがメインでしたが、本作ではドリフト走行を多用するレースが取り扱われており、少し方向性の違いはあれど、違った視点での車のよさや運転技術を取り上げる様子もありました。
日本の視聴者にとっては見慣れた土地と場所で繰り広げられる謎の雰囲気で再現された日本セットと豪快なドリフトレースが楽しめる特徴的な作品です。
ワイルド・スピード マックス(2009年)
1作目のドミニク、レティ、ミアが再登場。ドミニクは、逃亡先「ドミニカ」で運搬トラックの襲撃を続けていました。
そんな中、レティが殺されたとの知らせを受け、復讐のためLAに戻り、FBI捜査官となったブライアンとも再会。
走り屋2人の再登場、スピード感あふれるワイルドスピードらしい演出が今作でも多く描かれ、男の友情、そして、彼らが共闘する展開の基礎となった作品です。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) カンポス/ブラガ(ジョン・オーティス) フェニックス(ラズ・アロンソ) ジゼル(ガル・ガドット) テゴ・レオ(テゴ・カルデロン) リコ・サントス(ドン・オマール) スタジアック捜査官(シェー・ウィガム) トリン捜査官(ライザ・ラピラ) ペニング捜査官(ジャック・コンレイ) ハン(サン・カン) |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ブクリス・モーガン |
脚本 | ニール・H・モリッツ、マイケル・フォトレル |
製作 | ニール・H・モリッツ、マイケル・フォトレル |
主要キャラクターと注目シーン
ドミニク、ブライアンはそれぞれの道を行きていましたが、とある麻薬組織の事件絡みで再会を果たし、ドミニクはレティを殺した犯人への復讐、ブライアンは麻薬組織の捜査のために同じ目的で行動をともにし、命がけの闘いに挑みます。
スピード感のある演出よりも、道路を封鎖しないで行われるレース、狭い洞窟内を疾走するギリギリの緊張感を追求した演出が多くありました。
ドミニクは自身の裏のネットワークから、ブライアンは表のネットワークから同じ犯人にたどり着いており、道は違っても似た者同士であることが描かれています。
互いの距離感や気の許し方から運び屋の仕事先でも、知り合いであることを見抜かれるほどの間柄になっていました。
男子のお互いを認めあった者同士、独特な距離の保ち方がうまく描かれていました。
ドミニクは最後復讐を果たし、レティの死、レティやブライアンがドミニクのためにしようとしていたこと、ブライアンの怪我などを受けて、自身の置かれている状況を受け入れます。
しかし、ブライアンやミア等、家族同等になった仲間に助けられ、呆れているような嬉しいような不敵な笑みを浮かべてエンディングとなります。
ワイルド・スピード メガマックス(2011年)
前作に続くストーリーで、ワイルドスピードMAXの後、逃亡中のドミニクとブライアンが自由を得るためにブラジルの犯罪組織の黒幕から大金を奪う計画を進めていくストーリー。
カーアクションの他にも銃撃戦、殴り合いの肉弾戦など血の気の多い演出が増え、捜査官としてドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスも登場。
シリーズを通して、スキンヘッド&筋肉マッチョが多く登場しはじめる展開の礎となった作品。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ジゼル(ガル・ガドット) ヴィンス(マット・シュルツ) ハン(サン・カン) テゴ・レオ(テゴ・カルデロン) リコ・サントス(ドン・オマール) レイエス(ヨアキム・デ・アルメイダ) |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、マイケル・フォトレル |
主要キャラクターと注目シーン
本作からドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブス捜査官が登場し、ブラジルの犯罪組織のリーダー・レイエスとその部下たち、特殊部隊のルーク・ホブスがドミニクとブライアンを追い詰めます。
両者に追跡されながらも大金を強奪する計画を進めていくクライムアクション映画となっています。
スラム街での逃走劇、銃撃戦に加えて、走る車よりも壊される車の方が多く、車好きにとっては少し心苦しい車の扱いになっています。
ブライアンとミアの新たな門出を仲間たちと祝い、喜ぶ様子は非常に喜ばしく仲間同士の結束を強くしたシーンですが、ヴィンスが再び銃撃を受け倒れたのち、レイエスの部下たちと共闘したルーク・ホブスとドミニクが手を組んで警察の汚職を暴きつつ、レイエスの大金を奪う様子は圧巻の演出。
ライバル同士だった者が手を組む展開に多くの視聴者が熱くなったことでしょう。
スピード感ある演出は少なく、破壊される車が多くなり、レース要素はカットされる始末でストリートレースっぽい描写は既にありませんでしたが、車が市街地を駆け抜ける爽快感、警察の追跡も電柱もなぎ倒しながら爆走する様子が印象的でした。
ワイルド・スピードシリーズの中では、本作まででちょうど一区切りがついたと見ても良い展開となっています。
それぞれが大金を手にして思い思いの暮らしをしている様子が描かれてエンディングに入るため、見終わったあとのスッキリ感も大きいです。
ワイルド・スピード ユーロミッション(2013年)
前作「ワイルドスピード メガマックス」でのドミニクの働きから、ドウェイン・ジョンソン演じる捜査官ルーク・ホブスから犯罪組織壊滅の仕事の依頼を受けたドミニク。
犯罪組織に死んだはずのレティがいると聞かされたドミニクは、ブライアン、ローマン、ミア、テズたちとも協力し、国際犯罪組織との闘いに挑んでいくストーリー。
スピード感あるカーアクションと演出は健在で見どころも満載の作品です。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ハン(サン・カン) ジゼル(ガル・ガドット) オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス) ライリー(ジーナ・カラーノ) ブラガ(ジョン・オーティス) スタジアック(シェー・ウィガム) エレナ(エルサ・パタキ) |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ルーカス・ビダル |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、クレイトン・タウンゼント |
主要キャラクターと注目シーン
約2時間10分と長めで、死んだと思われていたレティを取り戻すために仲間たちが立ち上がり、ドウェイン・ジョンソンが演じるルーク・ホブス捜査官と協力して犯罪組織リーダーを撃退するストーリー。
電子戦、近代兵器、銃撃戦に戦車まで登場するこれまでのワイルド・スピードシリーズとは少し雰囲気の異なる肉弾戦が多めのスパイアクション。
ドミニクとブライアンの過去の行いが災いとなって彼らに襲いかかっている状態で、ルーク・ホブス捜査官とドミニクが協力して犯罪組織のリーダー「ショウ」を追い詰める描写は圧巻。
1作目ではストリートレースをしていただけでしたが、本作では戦車、ジェット機とも戦闘を繰り広げており、車も大量に破壊され、爆発や銃撃も非常に多いです。
ワイルド・スピード ユーロミッションあたりから仲間を失うことも多くなりますが、全シリーズを通してみると「遺体を見ていない」場合は死んでおらずその後の作品で復活する流れが出ています。
映像内で遺体として描写がなければ生きているというフラグがあり、次回作を見るのが楽しみになるでしょう。本作では、死んだと思われていたレティがファミリーへの復活を果たしますが、遺体を視聴者に見せず葬式だけ行っていました。
激しいアクション、殴り合い、銃撃戦とシーンの切り替わりが非常に多く視聴者もシーンを追い続けるのが大変でかなり疲れます。
気が休まることのない激しいアクション戦闘シーンと、プロローグ・エンディングの穏やかな食事の描写や演出が区別されており、これまでのハイスピードで力任せな演出とは異なり、繊細な描写もあるようでした。
ワイルド・スピード スカイミッション(2015年)
犯罪組織を壊滅させたドミニクたちが、ジェイソン・ステイサム演じる犯罪組織のリーダーの兄デッカードに復讐として命を狙われるストーリー。
ブライアンを演じたポール・ウォーカーが本作撮影期間中に自身の事故で急逝してしまった悲しみの作品でもあります。
ファミリーメンバーが置かれたそれぞれの状況に、バラバラになって進んでいくような少し哀しさも感じる作品。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ミア(ジョーダナ・ブリュースター) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) エレナ(エルサ・パタキ) ショーン・ボズウェル(ルーカス・ブラック) デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム) ジャカンディ(ジャイモン・フンスー) キエット(トニー・ジャー) |
監督 | ジェームズ・ワン |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、マイケル・フォトレル |
主要キャラクターと注目シーン
記憶を失っているレティ、妻子と第二子のいるミア、闘いを忘れられないブライアン、ファミリーを守りたいドミニク…。
襲われてしまったシーンが描かれたワイルド・スピードX3と前作終盤のハン、そして、X3に出てきたショーンとのドリフトバトルの様子なども描かれ、それぞれの家族との暮らしに落ち着いていく展開。
ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウが本格的に大暴れするストーリーで、前作終盤に描かれたハンが襲われるシーンから始まり、作品序盤では最強格と思われたルーク・ホブス捜査官がデッカードに病院送りにされ、ドミニクたちも復讐として狙われることになります。
デッカード・ショウが兄で、オーウェン・ショウが弟。
ルーク・ホブスの件で狙われていることを知ったドミニクファミリーは計画を練りつつ、パラシュートを付けた車を使って空から車ごとダイブして、山の斜面、急な山道を疾走するカーアクションは圧巻。
潜入ミッションではローマン・ピアースやテズが活躍する様子が多く、本作ではカーレースの様子はあまりなく、追跡としてのカーアクションが描かれている程度です。派手なアクションや戦闘をメインに楽しむ作品です。
ワイルド・スピード アイスブレイク(2017年)
前作「ワイルド・スピード スカイミッション」に続くストーリーで、シャーリーズ・セロン演じるサイファーがドミニクを脅してファミリーを裏切るように迫る。
ファミリーたちは共通の敵であるサイファーからドミニクを救うため、ジェイソン・ステイサム演じる犯罪組織リーダーの兄デッカード、ドウェイン・ジョンソン演じる捜査官ルーク・ホブス、テズ、ルティ、ローマン・ピアーズが集結して氷上のバトルを繰り広げる展開。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ラムジー(ナタリー・エマニュエル) エレナ(エルサ・パタキ) ミスター・ノーバディ(カート・ラッセル) サイファー(シャーリーズ・セロン) リトル・ノーバディ(スコット・イーストウッド) マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン) |
監督 | F・ゲイリー・グレイ |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ、マイケル・フォトレル、ヴィン・ディーゼル |
主要キャラクターと注目シーン
序盤にカーレースの様子があり、ドミニクとレティが満たされた生活をしつつもEMP奪取の仕事中にドミニクが皆を裏切って逃走する所から話が急展開を迎えます。
これまでデッカード・ショウやレイエスなどの強敵がいましたが、それよりもさらに厄介な敵がドミニクを脅し、ファミリーを裏切らせ、ファミリーの仲間たちもそれに気づいて立ち上がります。
投獄されてしまったドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスとジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウが獄中で出会って重武装警官を赤子のように扱って共闘し脱走するシーンは二人が揃った時のお決まりの展開。
ストーリー中盤にはドミニクの裏切りの理由も納得できる感動のシーンがありつつ、結局はドミニクの自業自得、ファミリーが増える大変さを描いています。
最初の1時間ほどがエピローグ、本格的に氷上の闘いが始まるのが1時間半くらいからで、後半は視聴者は休まることのないカーアクションや戦闘のラッシュに疲れてしまうかもしれません。
本作ではスノーモービル、潜水艦、ジェット機、戦車、装甲車、人間飛行機と車以外の乗り物も多く登場し、まさに男子が好きそうな展開が多く描かれています。
カーレースの要素が序盤にあったことを忘れるほどのジェットコースターのような勢いです。エンディングに食卓を囲んで祈りを捧げるシーンを見るまで全く安心できない作品でした。
ワイルド・スピード スーパーコンボ(2019年)
ワイルド・スピードのスピンオフ作品でありながらもメインタイトルに名を連ね、ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウとドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスが主役の少しコメディ要素もある作品。
全人類の半分を滅ぼす新型ウイルスをテロ組織から奪還するストーリーで、シリーズを見ていない人でも単体で楽しめる内容です。
出演 | ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム) ブリクストン(イドリス・エルバ) ハッティ(ヴァネッサ・カービー) マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン) サム・ホブス(エリアナ・スア) ジョナ・ホブス(クリフ・カーティス) ルークたちの母(ロリ・ペレナイス・トゥイサノ) |
監督 | デヴィッド・リーチ |
音楽 | タイラー・ベイツ |
脚本 | クリス・モーガン、ドリュー・ピアース |
製作 | ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ハイラム・ガルシア、クリス・モーガン |
主要キャラクターと注目シーン
ワイルド・スピードシリーズとは別物として楽しむべき作品で、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムを見たい人向けの映画です。
冒頭のそれぞれの朝の過ごし方や仕事の仕方、口喧嘩の仕方など、似た者同士なのですが、男子から見れば似ている者ほど嫌い合うことをよく分かっているのでニヤついてしまう所も多くあります。
製作にも2人が関わっていることもあり、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムのファンの方にとってはありがたい作品でしょう。
ワイルド・スピード感があまりない内容ですが、ルーク・ホブス、デッカード・ショウという2人を主役に軸を置いて物語が進んでいくためワイルド・スピードシリーズの外伝的な扱いとして楽しめます。
ヴィン・ディーゼル演じるドミニクが出てこないですが、ワイルドスピード X2やワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFTと同じくシリーズに登場する主役級の登場人物を深めている作品で、次回作への布石ともなっています。
最新鋭の武器、世界中に影響する大規模なウイルス、世界規模の話、最新の装備と車両など近未来SFアクションの様子もあり、デジタルな一面とムキムキのマッチョがアナログな方法で事態を収束させていく様子が同時に描かれており、ストーリー展開はまるでMARVELのヒーロー映画のようです。
ワイルド・スピード ジェットブレイク(2021年)
平穏な暮らしを送るドミニクとレティ家族に、サイバーテロの脅威が迫り、平穏な暮らしから再び激しい戦いの中に身を投じていくストーリー。
ドミニクの過去、父親、弟との確執も描かれ、戦いを通して家族の絆が取り戻されていく展開。ファミリーを大事にするドミニクを襲う脅威、度重なる試練をスピード感あふれるアクションと共に描ききった作品。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ジェイコブ・トレット(ジョン・シナ) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ラムジー(ナタリー・エマニュエル) ハン(サン・カン) マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン) サイファー(シャーリーズ・セロン) バディ(マイケル・ルーカー)、 ミスター・ノーバディ(カート・ラッセル) エル(アンナ・サワイ) オットー(チュー・エルステッド・ラスムッセン) ショーン・ボズウェル(ルーカス・ブラック) トゥインキー(バウ・ワウ) アール(ジェイソン・トビン) ジャック・トレット(J・D・パルド) |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | ダニエル・ケイシー、ジャスティン・リン |
製作 | 二―ル・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、ジェフ・キルシェンバウム、ジョー・ロス、ジャスティン・リン、クレイトン・タウンゼント、サマンサ・ヴィンセント |
主要キャラクターと注目シーン
本作で最も混乱するのはハンの再登場でしょう。3作目「ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT」では死んだとされ、お葬式まで行われたハンがレティと同じように復活したのは、死が偽装されていたためという展開がありました。
ドミニクがきちんと埋葬していない登場人物は死んでおらずなんだかんだ生きているというフラグなのかもしれません。
今回の作品は馴染みの人物が登場することが非常に多く、シリーズを見てきたファンにとっては嬉しい展開です。
ブライアン・オコナーに何度も鼻を傷つけられながらも協力してくれたスタジアック捜査官も登場、ミアとレティが協力する様子もあり、3作目「ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT」のメンバーも登場します。
次回作「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」から始まる物語の布石となる作品で、相変わらず戦闘シーンが多い作品ですが、人間同士の会話やファミリーに焦点を当てた展開がプロローグから90分ほど続きます。
注目すべき点はついに大気圏の外側、ほぼ宇宙空間にまで到達していることで単なるストリートレーサーだった彼らが世界を股にかけて、世界を救うために命をかける展開になっていることに驚きが隠せません。
巨大な装甲車、最新テクノロジー搭載の車を見れるのも魅力的ですが、2作目「ワイルド・スピード X2」でブライアン・オコナーが紹介して知り合いになったローマン・ピアースとテズが協力している様子も泣けてくる展開です。
また、宇宙空間を走る(飛ぶ?)車が人工衛星に突っ込んで見事に破壊するシーンは、まるでB級映画のような展開で、ある意味で衝撃的すぎて笑いなしには見られないでしょう。
ワイルド・スピード ファイヤーブースト(2023年)
ワイルド・スピード完結に向けての伏線を多く張り巡らせている作品で、シリーズに登場したこれまでのメンバーやファミリーが多く登場します。
メガマックスでドミニクたちが壊滅させた犯罪組織からの復讐、ドミニクへの復讐のためそのファミリーを狙っていく様子が緻密に描かれています。
世界を股にかけたファミリーへの復讐と、ファミリーを守るために奮闘するドミニクが描かれています。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ダンテ(ジェイソン・モモア) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ラムジー(ナタリー・エマニュエル) ハン(サン・カン) デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム) ジェイコブ・トレット(ジョン・シナ) リトル・ノーバディ(スコット・イーストウッド) リトル・B(レオ・アベロ・ペリー) マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン) サイファー(シャーリーズ・セロン) テス(ブリー・ラーソン) エイムス(アラン・リッチソン) イザベル(ダニエラ・メルキオール) アブエリタ・トレット(リタ・モレノ) ディオゴ(ルイス・ダ・シウヴァ・Jr) レイエス(ヨアキム・デ・アルメイダ) |
監督 | ルイ・ルテリエ |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | ジャスティン・リン、ダン・マゾー |
製作 | ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、ジャスティン・リン、ジェフ・キルシェンバウム、サマンサ・ヴィンセント |
主要キャラクターと注目シーン
約2時間20分とかなり長い映画となっており、初代の1時間46分の作品と比べるとかなり伸びています。今回の強敵はブラジルの麻薬王レイエスの息子ダンテで、5作目の「ワイルド・スピード メガマックス」での出来事が関係してきます。
ドミニクを脅したサイファーが危険を知らせに来る展開で、これまでの敵役が味方になる様子が少しありました。
メガマックスではレイエスを追い詰めたのはドミニクとブライアンでしたが、とどめを刺したのはドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスでした。
そのため、ダンテはルーク・ホブスにも宣戦布告をしており、徹底的にダンテが復讐をするためだけに動いている事がわかります。
また、家族を狙うというユーロミッションの時よりも陰湿、罪を着せて国際指名手配犯に仕立て上げて追い詰めるという展開がドミニクファミリーのルールに反する行為として復讐心の強さを表しています。
戦うならば正々堂々と、一騎打ちをするのがドミニクのスタイルですが、ユーロミッションや本作ファイヤーブーストではドミニク本人ではなくそのファミリーから狙うという陰湿な展開があり、若干胸クソが悪くなる要素もあります。
本作は次回作と合わせて完結する2部作のうちの1つ目なので、エンディングが近づいてもスッキリする終わり方はしません。
次回作への布石として一旦ドミニクファミリーがやられる結果になるため、もやもやが残っている人も多いでしょう。
カーレースを行う様子は一部ありますが、初代のようなストリートカーレースではなく、ルール違反も何でもありの単なる殺し合いになっておりスピード感のある演出がおまけ程度になってしまっています。
ワイルドスピード初代から3作目までに登場した仲間たちは今作にも登場しますが、演出や雰囲気は全く別物なので、別の作品として楽しんだほうが良さそうです。
ワイルド・スピードシリーズの人気ランキング
ワイルド・スピードシリーズは、2024年時点で11作品が公開されていますが、初代のワイルド・スピードが好きな人と、メガマックスやユーロミッションなど戦闘アクション多めの作品が好きな人に分かれます。
ここでは、ワイルド・スピードのコアなファンに人気の作品と興行収入から、人気ランキングを紹介します。
1位:ワイルド・スピード スカイミッション
2位:ワイルド・スピード アイスブレイク
3位:ワイルド・スピード メガマックス
4位:ワイルド・スピード ユーロミッション
5位:ワイルド・スピード ファイヤーブースト
6位:ワイルド・スピード スーパーコンボ
7位:ワイルド・スピード
8位:ワイルド・スピード マックス
9位:ワイルド・スピード X2
10位:ワイルド・スピード ジェットブレイク
11位:ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT
ワイルド・スピードの初代はすべての始まりということもあり、スピード感、人間模様、演出等、全てにおいて至高、映像やグラフィックは最新作に比べるとどうしても劣ってしまう点はありますが、2024年に見てもほとんど色褪せることのない展開です。
シリーズ3作目の「ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT」も何かと話題に上がる作品でコアなファンが多い印象です。
海外から見たちょっと変わった東京?のイメージ、緊張感あるドリフト走行、外伝的な内容でありながらもカーレースをメインに扱った作品で、初代のワイルド・スピードらしさが出ている作品です。
シリーズ5作目「ワイルド・スピード メガマックス」は、ドミニクとブライアンを含めほぼ全員がハッピーエンドという形で締めくくられた作品で、派手さ、車のかっこよさ、スピード感のほか、見終わったあとの爽快感がたまらない作品です。
クライムスパイアクション&ハイスピードカーアクション映画としては不動の地位に位置付けられるでしょう。
シリーズ8作目「ワイルド・スピード アイスブレイク」は、日本での興行収入が最も伸びた作品で、世界興行収入でも歴代2位と、その数字が人気と知名度を裏付けています。
ワイルド・スピードをよく知らない人でも、「ワイルド・スピード アイスブレイク」の氷上でのカーアクションは、予告編などでなんとなく見たことがあるのではないでしょうか。
シリーズ7作目の「ワイルド・スピード スカイミッション」は、本シリーズの重要人物でもあるブライアン・オコナー役のポール・ウォーカーが撮影期間中に不幸な事故で亡くなってしまったポール・ウォーカーの遺作でもあります。
ワイルド・スピードの名曲のひとつ、ウィズ・カリファの「See you Again」などはファンの間でも語り継がれており、世界興行収入が最も伸びた作品。
どの作品にも思い入れや魅力があふれており一番を決めるのは難しいです。本ランキングは一番好きだと思える作品を見つけるための参考程度に、是非ご自身でワイルド・スピード・シリーズ作品を視聴してみてください。
1位:ワイルド・スピード スカイミッション
犯罪組織を壊滅させたドミニクたちが、ジェイソン・ステイサム演じる犯罪組織のリーダーの兄デッカードに復讐として命を狙われるストーリー。
ブライアンを演じたポール・ウォーカーが本作撮影期間中に自身の事故で急逝してしまった悲しみの作品でもあります。
ファミリーメンバーが置かれたそれぞれの状況に、バラバラになって進んでいくような少し哀しさも感じる作品。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ミア(ジョーダナ・ブリュースター) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) エレナ(エルサ・パタキ) ショーン・ボズウェル(ルーカス・ブラック) デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム) ジャカンディ(ジャイモン・フンスー) キエット(トニー・ジャー) |
監督 | ジェームズ・ワン |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、マイケル・フォトレル |
2位:ワイルド・スピード アイスブレイク
前作「ワイルド・スピード スカイミッション」に続くストーリーで、シャーリーズ・セロン演じるサイファーがドミニクを脅してファミリーを裏切るように迫る。
ファミリーたちは共通の敵であるサイファーからドミニクを救うため、ジェイソン・ステイサム演じる犯罪組織リーダーの兄デッカード、ドウェイン・ジョンソン演じる捜査官ルーク・ホブス、テズ、ルティ、ローマン・ピアーズが集結して氷上のバトルを繰り広げる展開。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ラムジー(ナタリー・エマニュエル) エレナ(エルサ・パタキ) ミスター・ノーバディ(カート・ラッセル) サイファー(シャーリーズ・セロン) リトル・ノーバディ(スコット・イーストウッド) マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン) |
監督 | F・ゲイリー・グレイ |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ、マイケル・フォトレル、ヴィン・ディーゼル |
3位:ワイルド・スピード メガマックス
前作に続くストーリーで、ワイルドスピードMAXの後、逃亡中のドミニクとブライアンが自由を得るためにブラジルの犯罪組織の黒幕から大金を奪う計画を進めていくストーリー。
カーアクションの他にも銃撃戦、殴り合いの肉弾戦など血の気の多い演出が増え、捜査官としてドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスも登場。
シリーズを通して、スキンヘッド&筋肉マッチョが多く登場しはじめる展開の礎となった作品。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ジゼル(ガル・ガドット) ヴィンス(マット・シュルツ) ハン(サン・カン) テゴ・レオ(テゴ・カルデロン) リコ・サントス(ドン・オマール) レイエス(ヨアキム・デ・アルメイダ) |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、マイケル・フォトレル |
4位:ワイルド・スピード ユーロミッション
前作「ワイルドスピード メガマックス」でのドミニクの働きから、ドウェイン・ジョンソン演じる捜査官ルーク・ホブスから犯罪組織壊滅の仕事の依頼を受けたドミニク。
犯罪組織に死んだはずのレティがいると聞かされたドミニクは、ブライアン、ローマン、ミア、テズたちとも協力し、国際犯罪組織との闘いに挑んでいくストーリー。
スピード感あるカーアクションと演出は健在で見どころも満載の作品です。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ハン(サン・カン) ジゼル(ガル・ガドット) オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス) ライリー(ジーナ・カラーノ) ブラガ(ジョン・オーティス) スタジアック(シェー・ウィガム) エレナ(エルサ・パタキ) |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ルーカス・ビダル |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、クレイトン・タウンゼント |
5位:ワイルド・スピード ファイヤーブースト
ワイルド・スピード完結に向けての伏線を多く張り巡らせている作品で、シリーズに登場したこれまでのメンバーやファミリーが多く登場します。
メガマックスでドミニクたちが壊滅させた犯罪組織からの復讐、ドミニクへの復讐のためそのファミリーを狙っていく様子が緻密に描かれ、世界を股にかけたファミリーへの復讐と、ファミリーを守るために奮闘するドミニクが描かれています。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ダンテ(ジェイソン・モモア) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ラムジー(ナタリー・エマニュエル) ハン(サン・カン) デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム) ジェイコブ・トレット(ジョン・シナ) リトル・ノーバディ(スコット・イーストウッド) リトル・B(レオ・アベロ・ペリー) マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン) サイファー(シャーリーズ・セロン) テス(ブリー・ラーソン) エイムス(アラン・リッチソン) イザベル(ダニエラ・メルキオール) アブエリタ・トレット(リタ・モレノ) ディオゴ(ルイス・ダ・シウヴァ・Jr) レイエス(ヨアキム・デ・アルメイダ) |
監督 | ルイ・ルテリエ |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | ジャスティン・リン、ダン・マゾー |
製作 | ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、ジャスティン・リン、ジェフ・キルシェンバウム、サマンサ・ヴィンセント |
6位:ワイルド・スピード スーパーコンボ
ワイルド・スピードのスピンオフ作品でありながらもメインタイトルに名を連ね、ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウとドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスが主役の少しコメディ要素もある作品。
全人類の半分を滅ぼす新型ウイルスをテロ組織から奪還するストーリーで、シリーズを見ていない人でも単体で楽しめる内容です。
出演 | ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム) ブリクストン(イドリス・エルバ) ハッティ(ヴァネッサ・カービー) マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン) サム・ホブス(エリアナ・スア) ジョナ・ホブス(クリフ・カーティス) ルークたちの母(ロリ・ペレナイス・トゥイサノ) |
監督 | デヴィッド・リーチ |
音楽 | タイラー・ベイツ |
脚本 | クリス・モーガン、ドリュー・ピアース |
製作 | ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ハイラム・ガルシア、クリス・モーガン |
7位:ワイルド・スピード
車好きの男たちがストリートレースに明け暮れるストーリーで、ストリートレーサーのドミニクに新顔のブライアンが挑戦。
運搬トラックの襲撃、ストリートレース、潜入捜査などが絡み合い、ドミニクとブライアンの友情の深まりも描かれた作品。
スピード感あふれる演出や男女の出会い、チームメンバーとの友情なども描写された初代にして至高の名作。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ジョニー・トラン(リック・ユーン) ジェシー(チャド・リンドバーグ) レオン(ジョニー・ストロング) ヴィンス(マット・シュルツ) タナー巡査部長(テッド・レヴィン) エドウィン(ジャ・ルール) |
監督 | ロブ・コーエン |
音楽 | BT |
脚本 | ゲイリー・スコット・トンプソン、エリック・バーグクィスト、デヴィッド・エアー |
製作 | ニール・H・モリッツ |
8位:ワイルド・スピード MAX
1作目のドミニク、レティ、ミアが再登場。ドミニクは、逃亡先「ドミニカ」で運搬トラックの襲撃を続けていました。
そんな中、レティが殺されたとの知らせを受け、復讐のためLAに戻り、FBI捜査官となったブライアンとも再会。
走り屋2人の再登場、スピード感あふれるワイルドスピードらしい演出が今作でも多く描かれ、男の友情、そして、彼らが共闘する展開の基礎となった作品です。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) カンポス/ブラガ(ジョン・オーティス) フェニックス(ラズ・アロンソ) ジゼル(ガル・ガドット) テゴ・レオ(テゴ・カルデロン) リコ・サントス(ドン・オマール) スタジアック捜査官(シェー・ウィガム) トリン捜査官(ライザ・ラピラ) ペニング捜査官(ジャック・コンレイ) ハン(サン・カン) |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ブクリス・モーガン |
脚本 | ニール・H・モリッツ、マイケル・フォトレル |
製作 | ニール・H・モリッツ、マイケル・フォトレル |
9位:ワイルド・スピード X2
走り屋になったブライアンと旧友ローマンが、それぞれの過去の罪の帳消しを賭けて命がけの潜入捜査を行うストーリー。
自身の置かれた危険な状況を乗り越えるために策を練り、仕事をこなしながらも自分たちの自由を手に入れるために奮闘する悪ガキコンビを描いています。
1作目に続き、スピード感あふれる演出が多く、車同士がぶつかり合う展開が多く描かれています。
出演 | ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー) ローマン・ピアース(タイリース) カーター・ヴェローン(コール・ハウザー) モニカ・フエンテス(エヴァ・メンデ) テズ(リュダクリス) スーキー(デヴォン青木) スラップ・ジャック(マイケル・イーリー) オレンジ・ジュリアス(アマウリー・ノラスコ) エージェント・ビルクニス(トム・バリー) エージェント・マーカム(ジェームズ・レマー) |
監督 | ジョン・シングルトン |
音楽 | デヴィッド・アーノルド |
脚本 | マイケル・ブラント、デレク・ハース |
製作 | ニール・H・モリッツ |
10位:ワイルド・スピード ジェットブレイク
平穏な暮らしを送るドミニクとレティ家族に、サイバーテロの脅威が迫り、平穏な暮らしから再び激しい戦いの中に身を投じていくストーリー。
ドミニクの過去、父親、弟との確執も描かれ、戦いを通して家族の絆が取り戻されていく展開。
ファミリーを大事にするドミニクを襲う脅威、度重なる試練をスピード感あふれるアクションと共に描ききった作品。
出演 | ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル) レティ(ミシェル・ロドリゲス) ジェイコブ・トレット(ジョン・シナ) ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン) テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス) ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター) ラムジー(ナタリー・エマニュエル) ハン(サン・カン) マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン) サイファー(シャーリーズ・セロン) バディ(マイケル・ルーカー)、 ミスター・ノーバディ(カート・ラッセル) エル(アンナ・サワイ) オットー(チュー・エルステッド・ラスムッセン) ショーン・ボズウェル(ルーカス・ブラック) トゥインキー(バウ・ワウ) アール(ジェイソン・トビン) ジャック・トレット(J・D・パルド) |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | ダニエル・ケイシー、ジャスティン・リン |
製作 | 二―ル・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、ジェフ・キルシェンバウム、ジョー・ロス、ジャスティン・リン、クレイトン・タウンゼント、サマンサ・ヴィンセント |
11位:ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
ストリートレースで事故を起こした高校生ショーンが主役で、逃亡先の東京にてドリフトバトルを挑まれ、ドリフトレースにのめり込んでいくストーリー。
渋谷スクランブル交差点、立体駐車場などでのドリフトレースは圧巻ながら、外国人から見た珍妙な日本のイメージが作られておりツッコミどころも満載。
千葉真一や真木よう子、ドミニク等も少しだけ出演しており、外伝的要素も感じられる作品。
出演 | ショーン・ボズウェル(ルーカス・ブラック) トゥインキー(バウ・ワウ) カマタ(JJ. Sonny Chiba) ハン(サン・カン) ニーラ(ナタリー・ケリー) D.K.(ブライアン・ティー) レイコ(北川景子) 妻夫木聡 柴田理恵 KONISHIKI 中川翔子 |
監督 | ジャスティン・リン |
音楽 | ブライアン・タイラー |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ニール・H・モリッツ |
スピンオフ作品「ワイルド・スピード スーパーコンボ」の紹介
ワイルド・スピード9作目のスーパーコンボはスピンオフ作品と言われており、ワイルド・スピードに欠かせないヴィン・ディーゼル演じるドミニク、ファミリーのローマン・ピアーズ、レティ、テズなどが登場しません。
その代わり、メガマックスで登場したドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブス捜査官が登場し、若干のコメディ要素やオマージュ要素が含まれ単一の作品として楽しめる映画です。
ワイルド・スピードシリーズにカウントされますが、初代のワイルド・スピード感はなく、メガマックス以降のスパイ・アクション系の展開が多く、ユーロミッションやスカイミッションと似た内容です。
ワイルド・スピードのスピンオフ作品でありながらもメインタイトルに名を連ね、ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウとドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスが主役の少しコメディ要素もある作品。
全人類の半分を滅ぼす新型ウイルスをテロ組織から奪還するストーリーで、シリーズを見ていない人でも単体で楽しめる内容です。
出演 | ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン) デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム) ブリクストン(イドリス・エルバ) ハッティ(ヴァネッサ・カービー) マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン) サム・ホブス(エリアナ・スア) ジョナ・ホブス(クリフ・カーティス) ルークたちの母(ロリ・ペレナイス・トゥイサノ) |
監督 | デヴィッド・リーチ |
音楽 | タイラー・ベイツ |
脚本 | クリス・モーガン、ドリュー・ピアース |
製作 | ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ハイラム・ガルシア、クリス・モーガン |
「ワイルド・スピード スーパーコンボ」の主要キャラクター
スピンオフ作品である「ワイルド・スピード スーパーコンボ」に主な登場人物は
- ルーク・ホブス|ドウェイン・ジョンソン
- デッカード・ショウ|ジェイソン・ステイサム
- ブリクストン|イドリス・エルバ
の3人がバトルと筋肉担当で、ハッティ(ヴァネッサ・カービー)がヒロインです。
イドリス・エルバは、MARVELの「マイティー・ソー」のヘイルダム、エイリアンシリーズ「プロメテウス」の操縦士ヤネック、ザ・スーサイド・スクワッドのブラッドスポート役などでも知られており、特殊部隊スーツや戦闘服のよく似合う男として人気急上昇中です。
彼ら3人はともに戦闘と筋肉担当で、だいたい彼らが登場すると殴り合いが始まると言ってよいほどイメージができあがっています。
そんな彼らの役としてのイメージがそのままワイルド・スピードの世界に取り込まれたような展開になっており、時々ツッコミどころも笑いどころも挟みながら楽しく見れるスピンオフ作品に仕上がっています。
「ワイルド・スピード スーパーコンボ」の見どころと注目シーン
1つ目の見どころは予告編にも出てきた白い壁の密室が印象的なシーンで、デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が黒服の男たちと戦闘する中、ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)が穏やかに部屋を抜けていくシーンです。
このシーンはプロローグに出てきた2人の朝のシーンとの対比になっており、プロローグでは優雅に朝を過ごすデッカード・ショウ、一人で男らしく寂しく朝を済ませるルーク・ホブスが描かれており、この白い密室と黒服のシーンは真逆の様子を描くことで、どちらもパワフルで筋肉バカで、2人が似た者同士である様子を表しています。
本作では、ジェイソン・ステイサムとドウェイン・ジョンソンの2人がまるで比べられるかのように描かれていることが多く、ある意味主役の奪い合い、彼らにとっての狩りに近いものかもしれません。
ワイルド・スピードシリーズ5作目のメガマックスで初めてルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)が登場した時、ルーク・ホブスは「Let’s go Hunt.」と言っています。
その時の感覚が本作でも残っており、敵は獲物、彼らに対峙する者は狩りの対象として演出されており、ユーロミッションでもルーク・ホブスのトレーニング相手でしかないような描写が各所にありました。
全体的にデッカード・ショウとルーク・ホブスが互いを鼓舞しながら狩りを行うような展開なのが本作の魅力です。
アニメ「ワイルド・スピード スパイレーサー」の紹介
ワイルド・スピードシリーズを元にしたアニメ版「ワイルド・スピード スパイレーサー」は全部で6シーズンあり、2019年から2021年にかけて配信された作品です。
- シーズン1:ロサンゼルス
- シーズン2:リオ
- シーズン3:サハラ
- シーズン4:メキシコ
- シーズン5:南太平洋
- シーズン6:ホームカミング
シーズンは合計6つ、52個のエピソードがあり、ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)のいとこであるトニー・トレットが主役です。
ワイルド・スピードシリーズの主役であるドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)も少しだけ出演しますが、トニー・トレットを紹介するシーン程度で、アニメ版での活躍はありません。
カーレース要素もありますが、全体的にスパイアクション要素が大きく、シーズン1からスパイアクションの展開が多いです。
「ワイルド・スピード スパイレーサー」の主要キャラクター
ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)、トニー・トレット(タイラー・ポージー)、マーガレット・エコー・パール(シャーレット・チュン)、フロスティー・ベンソン(ルーク・ヤングブラッド)、シスコ・レナルド(ホルヘ・ディアス)、レイラ・グレイ(カミーユ・ラムゼイ)、Ms(レネイ・エリース・ゴールズベリイ)などが声優として活躍しています。
製作はティム・ヘドリック、ブレット・ハーランド、ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、クリス・モーガンとワイルド・スピードシリーズの主役でもあるヴィン・ディーゼルが製作に関わっている作品です。
「ワイルド・スピード スパイレーサー」の見どころと注目シーン
本作「ワイルド・スピード スパイレーサー」はコメディ要素多めの子供向けのスパイアクション作品です。Netflix内でのカテゴリは「キッズ」、レイティングは「7+」と子ども向けに作られているものです。
しかし、車のかっこよさやスパイ道具・装備のかっこよさなどは実写映画では表現できない部分もあり、アニメだからこそ実現できたカーアクションがあるのが魅力の一つです。
ワイルド・スピードシリーズを見たことのある人ならば理解できるオマージュ要素も多く、車を持ち上げたり、トラックの下をすり抜けたり、ビルとビルの間を飛んだりしており、ワイルド・スピードシリーズ実写版でも見たシーンが描かれています。
ジャンルとしては子どもが主役の映画「スパイキッズ」や「インクレディブル・ファミリー」といった作品とスピード感が似ている気がします。
車とスパイアクションがメインのキッズ向けスパイ映画で大人でも頭を空っぽにして楽しく見れる内容です。
ワイルド・スピード配信中のサブスク動画配信プラットフォーム
2024年6月時点で、ワイルド・スピードシリーズを視聴できるのは、
- ユーネクスト(U-NEXT)
- Amazonプライムビデオ
- Hulu
- Lemino
の4つのサービスです。最新作である「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」は有料レンタルですが、時間が経てば見放題となるでしょう。
アニメ版「ワイルド・スピード スパイレーサー」はNetflixでのみ視聴できます。
U-NEXTの特徴や詳細コンテンツ
ユーネクスト(U-NEXT)は月額2,189円(税込)で、30万本以上の映画やドラマを視聴できる動画配信サービスです。
毎月1,200ポイントが付与されるため、1ポイント1円換算で有料レンタルの新作映画やブックの購入もできます。
ワイルド・スピードシリーズ11作品のうち10作品は見放題、最新作の「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」は399円の有料レンタルになっています。
スピンオフ作品である「スーパーコンボ」ももちろん視聴できます。
Amazonプライムビデオの特徴や詳細コンテンツ
Amazonプライムビデオは月額600円(税込)でAmazonプライムに加入することで利用できる動画配信サービスで、ワイルド・スピードシリーズを全作品見たい場合はAmazonプライムビデオが最もお得です。
レンタルする場合は各作品407円程かかりますが、月額600円(税込)を利用すればほぼ全シリーズを視聴できます。
レンタルで全シリーズを視聴すると約4,500円かかりますが、Amazonプライムに入ってしまえば600円で全シリーズを制覇できます。
Huluの特徴や詳細コンテンツ
Huluは月額1,026円(税込)で利用できる動画配信サービスでワイルド・スピードシリーズ11作品を全て視聴できます。
ただし、ジェットブレイクは380円の有料レンタル、ファイヤーブーストは440円の有料レンタルとなっているため2作品については課金が必要です。
ワイルド・スピードシリーズを全て見るには月額1,026円に加えて、820円の有料レンタルのための課金が必要です。
合計1,846円が必要になってしまうので、少しでもお得にワイルド・スピードシリーズを見たい場合はAmazonプライムビデオがお得です。
Leminoの特徴や詳細コンテンツ
Leminoは月額990円(税込)の動画配信サービスで、映画などのレビューを同時に投稿でき、SNSなどでシェアできる仕組みがあるサービスです。
Leminoでもワイルド・スピードシリーズを全作視聴できますが、全て有料レンタルとなっています。
配信予定があってもまだ配信されていない作品もあり、完全に全てを視聴できるわけではありません。
シリーズ全作品を視聴したい場合はAmazonプライムビデオかユーネクスト(U-NEXT)がおすすめです。