ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋ボクシングジム)と、WBO&IBF世界1位のサム・グッドマン(オーストラリア)との試合が2024年12月24日クリスマスに東京・有明アリーナのイベント会場で開催されることが決定した。
2024年9月3日に行われた「世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦」でTJ・ドヘニー選手に勝利して2度目の防衛を果たしました。
井上尚弥にとって7年ぶりの年間3試合になるが、このタイトな試合スケジュールで次戦のサム・グッドマン相手に3度目の防衛が達成できるのかが、国内外から注目を集めている。
一方、サム・グッドマンにとっては、井上尚弥との世界スーパーバンタム級4団体統一戦が世界初挑戦となる。
井上は現在、世界スーパーバンタム級で4団体を統一しており、その戦績は28勝(25KO)無敗という圧倒的な成績を誇る。
対するサム・グッドマンは、26歳で19勝(8KO)の実力を持ちながらも、下馬評では井上が圧倒的な勝者として予想されている。
しかし、グッドマン自身は「井上はパウンド・フォー・パウンド(PFP)で最高の選手の一人だが、それが自分を興奮させる」と語り、どんなに強い相手でも挑戦する価値があるとして自信に満ちた意気込みを見せている。
サム・グッドマンは現在、試合に向けた強化合宿を行っており、自己評価としては「アンダードッグ(かませ犬)だとは言わない。新しい世界王者だと言おう」と勝利に向けた強い意志を持っている。
さらに、グッドマンにとってこの試合は、自身を世界的に知らしめるための絶好のチャンスであり「誰にでも負ける可能性があることをわかっている」と心の内を明かしつつも、井上に対して過大評価せず、冷静に戦いに臨む覚悟を見せている。
一方、井上は試合前の会見で、世界戦通算24勝という現役世界最多の記録に迫ることを目指しており、この試合での勝利は、彼のキャリアにおける新たなステップとなるとともに、ボクシング界の未来を占う重要な一戦でもある。
世界中のボクシングファンが注目する「世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦」は、井上尚弥とサム・グッドマンの激闘が繰り広げられることが予想される。
井上尚弥とサム・グッドマンの戦いは、彼らにとって単なるタイトルマッチ以上の意味を持ち、ボクシングの新たな歴史を刻む可能性を秘めている。
ボクシングファンとしては、井上尚弥がその実力を証明し続けるのか、それともサム・グッドマンが世界の頂点を奪取するのか、2024年12月24日クリスマス東京・有明アリーナで熱い展開が期待される。
2024年12月24日クリスマスに行われる「世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦」は、NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信されることが決定しています。
「井上尚弥 vs サム・グッドマン」の試合を見るためだけに、Leminoに入会しても十分価値はありますが、予習として井上尚弥の過去試合とKO劇を見ることで、次戦のサム・グッドマンとの試合に期待と興奮が高まるでしょう。
井上尚弥の過去の試合は、NTTドコモの月額990円(税込)「Lemino」という動画配信サービスで独占配信されています。
過去の試合や公開練習も見たいという人は、ぜひ「Lemino」に登録して井上尚弥の真髄やメンタルを感じ、ストイックに前進を続ける井上尚弥選手を応援して下さい。
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KO率89%を誇る井上尚弥の快進撃が進み、PFPランキングも1位が見えてきている中で新たな戦いでどのような結果を見せてくれるのか、ボクシング業界や各方面から大きな期待が寄せられています。
本記事では、井上尚弥とサム・グッドマンの次戦にかける意気込みや、両者の「世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦」に向けての状況などをお伝えします。
さらに、2024年9月3日に行われた「世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦」の井上尚弥選手とTJ・ドヘニー選手のハイライト、試合の様子や過去に対戦した選手の詳細・各試合のコメント等に触れながら、井上尚弥選手のすごさを解説いたします。
また、パウンド・フォー・パウンド(PFP)など、ボクシングや格闘技に関する独自の評価についても解説していきます。
- 次戦・井上尚弥の対戦相手はサム・グッドマンに決定!12月24日に東京でグッドマンの挑戦を受ける
- 井上尚弥がTJ・ドヘニーに7ラウンドTKO勝利!試合の全貌とハイライト
- スーパーバンタム級4団体統一戦:井上尚弥 vs TJ・ドヘニーの前評判
- スーパーバンタム級4団体統一戦:井上尚弥 vs TJ・ドヘニー試合の経過と7ラウンドTKO勝利までの詳細
- 井上尚弥のパウンド・フォー・パウンド(PFP)最新ランキング
- 井上尚弥の全試合が見れる動画配信プラットフォーム
次戦・井上尚弥の対戦相手はサム・グッドマンに決定!12月24日に東京でグッドマンの挑戦を受ける
2024年12月24日に、東京・有明アリーナでボクシングの世界スーパーバンタム級4団体王座防衛戦が行われることが決定したことが2024年10月24日に発表されました。
井上尚弥(31歳:大橋ボクシングジム)の対戦相手は、WBO&IBF1位のサム・グッドマン選手(26歳:オーストラリア)に決定!
IBF&WBO世界同級1位のサム・グッドマン選手もかなり強く実績がありますが、世界中のボクシング関係者の見解や予想では、井上尚弥選手の前ではどうなるか分からないといった声が多く上がっています。
12月24日に東京有明アリーナのイベント会場で開催される世界スーパーバンタム級4団体王座防衛戦について
2024年12月24日の世界スーパーバンタム級4団体王座防衛戦は、井上の4団体統一王座としての3度目の防衛戦であり、井上にとっては2024年の3戦目、スーパーバンタム級転向後では5戦目となる重要な一戦。
また、この日にはWBO世界バンタム級王者・武居由樹の防衛戦も行われることも決定しており、武居由樹の対戦相手はWBO世界10位のユッタポン・トンデイ(タイ)に決定している。
2024年12月24日に東京・有明アリーナのイベント会場で行われる試合は、ダブル世界戦として国内外のボクシングファンに大きな期待を集めている。
この試合は、井上にとっては2024年9月のTJ・ドヘニー戦に続く大きな試練となる。この一戦で井上が勝利すれば、現役世界最多の世界戦通算24勝という記録を達成することになる。
そのため、2024年12月24日クリスマスに行われる世界スーパーバンタム級4団体王座防衛戦は、歴史的な試合となることは間違いなく、世界中のボクシング関係者やボクシングファンの注目を集めている。
この試合で井上が再びその王者としての実力を証明する場となるのか、それともグッドマンが驚きの番狂わせを起こすのか、両者の激闘に注目が集まる。
この試合は、NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信され、世界中のボクシング関係者やボクシングファン注目のイベントになることは間違いない。
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Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 2024年12月24日(火)有明アリーナ 開場14:00 試合開始予定14:45 チケット販売中
NTTドコモ presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチのチケット情報
席種 | dカード GOLD会員特別価格(税込) | 通常料金(税込) dポイントクラブ会員および一般販売価格 |
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アリーナSRS席 | ¥270,000 | ¥275,000 |
アリーナSRS席クッション付 | – | ¥278,300 |
アリーナSRS席水筒付 | – | ¥278,300 |
アリーナSRS席マフラー付 | – | ¥279,400 |
アリーナSRS席3点セット付 | – | ¥284,900 |
アリーナRS席 | ¥182,000 | ¥187,000 |
アリーナRS席クッション付 | – | ¥190,300 |
アリーナRS席水筒付 | – | ¥190,300 |
アリーナRS席マフラー付 | – | ¥191,400 |
アリーナRS席3点セット付 | ¥196,900 | |
スタンドSS席 | ¥138,000 | ¥143,000 |
スタンドSS席クッション付 | – | ¥146,300 |
スタンドSS席水筒付 | – | ¥146,300 |
スタンドSS席マフラー付 | – | ¥147,400 |
スタンドSS席3点セット付 | – | ¥152,900 |
スタンドS席 | ¥105,000 | ¥110,000 |
スタンドS席クッション付 | – | ¥113,300 |
スタンドS席水筒付 | – | ¥113,300 |
スタンドS席マフラー付 | – | ¥114,400 |
スタンドS席3点セット付 | – | ¥119,900 |
指定A席 | ¥72,000 | ¥77,000 |
指定A席クッション付 | – | ¥80,300 |
指定A席水筒付 | – | ¥80,300 |
指定A席マフラー付 | – | ¥81,400 |
指定A席3点セット付 | – | ¥86,900 |
指定B席 | ¥50,000 | ¥55,000 |
指定C席(大人) | ¥28,000 | ¥33,000 |
指定C席(小学生) | ¥25,200 | ¥29,700 |
指定C席(大人)クッション付 | – | ¥36,300 |
指定C席(小学生)クッション付 | – | ¥33,000 |
指定C席(大人)水筒付 | – | ¥36,300 |
指定C席(小学生)水筒付 | – | ¥33,000 |
指定C席(大人)マフラー付 | – | ¥37,400 |
指定C席(小学生)マフラー付 | – | ¥34,100 |
指定C席(大人)3点セット付 | – | ¥42,900 |
指定C席(小学生)3点セット付 | – | ¥39,600 |
指定D席(大人) | ¥17,000 | ¥22,000 |
指定D席(小学生) | ¥15,300 | ¥19,800 |
指定D席(大人)クッション付 | – | ¥25,300 |
指定D席(小学生)クッション付 | – | ¥23,100 |
指定D席(大人)水筒付 | – | ¥25,300 |
指定D席(小学生)水筒付 | – | ¥23,100 |
指定D席(大人)マフラー付 | – | ¥26,400 |
指定D席(小学生)マフラー付 | – | ¥24,200 |
指定D席(大人)3点セット付 | – | ¥31,900 |
指定D席(小学生)3点セット付 | – | ¥29,700 |
指定E席(大人) | ¥9,900 | ¥11,000 |
指定E席(小学生) | ¥8,910 | ¥9,900 |
指定E席(大人)クッション付 | – | ¥14,300 |
指定E席(小学生)クッション付 | – | ¥13,200 |
指定E席(大人)水筒付 | – | ¥14,300 |
指定E席(小学生)水筒付 | – | ¥13,200 |
指定E席(大人)マフラー付 | – | ¥15,400 |
指定E席(小学生)マフラー付 | – | ¥14,300 |
指定E席(大人)3点セット付 | – | ¥20,900 |
指定E席(小学生)3点セット付 | – | ¥19,800 |
ファミリー席(最大5名) ※テーブルは付きません | ¥85,000 | ¥110,000 |
ファミリー席クッション付 | – | ¥126,500 |
ファミリー席水筒付 | – | ¥126,500 |
ファミリー席マフラー付 | – | ¥132,000 |
ファミリー席3点セット付 | – | ¥159,500 |
ペア席(最大2名) ※テーブルは付きません | ¥23,000 | ¥33,000 |
車いす | ¥22,000 | ¥27,500 |
車いすクッション付 | – | ¥30,800 |
車いす水筒付 | – | ¥30,800 |
車いすマフラー付 | – | ¥31,900 |
車いす3点セット付 | – | ¥37,400 |
車いす+介助者 | ¥44,000 | ¥55,000 |
車いす+介助者クッション付 | – | ¥61,600 |
車いす+介助者水筒付 | – | ¥61,600 |
車いす+介助者マフラー付 | – | ¥63,800 |
車いす+介助者3点セット付 | – | ¥74,800 |
- 大人1名につき未就学児1名膝上観戦無料。(お席間隔は十分ではございませんので、周囲には配慮してご観戦ください。)
- 価格は税込です。
- アリーナ席にはオリジナルチケットホルダー(非売品)を全員にプレゼントいたします。
- 館内ではチケットホルダーにチケットを必ず入れてお過ごしください。
- チケットの価格・詳細情報の参照元:チケットぴあ
「NTTドコモ presents Lemino BOXING」第四次抽選受付および一般受付について
- 受付期間:2024/11/23(土曜日・勤労感謝の日)昼12:00~2024/12/1(日曜日)23:59まで
- 結果発表開始日時:2024/12/3(火) 17:00頃から順次結果発表
公演などに関するお問い合わせ先: チケットぴあサポートセンター:017-718-3572
次戦・井上尚弥 vs サム・グッドマンのチケット購入・予約・チケットの支払い方法や決済方法については「チケットぴあ」にてご確認ください。
- 大人1名につき未就学児1名のみ膝上観戦無料
- 再入場不可
- 会場内では動画撮影禁止、ビンの持込禁止、チケットは常に携帯し立見禁止
- 会場内、近辺は禁煙、喫煙は指定の喫煙場所のみ可
- 暴力団関係者の入場をお断りします
次戦・4団体王座防衛戦の対戦相手のサム・グッドマンについて
オーストラリアのサム・グッドマン選手は、2024年10月時点で26歳、ノー・リミット・ボクシング・プロモーションズ所属で、経験も実力も十分な選手です。
井上尚弥選手との年齢差は約5歳、身長もリーチもほぼ同格ですが、KO率については42%で、井上尚弥選手のKO率約89%に比べると大きな差があります。
サム・グッドマンは2018年にプロデビューし、19戦無敗(8KO)の戦績を誇る。2022年5月には日本人ボクサーの富施郁哉に勝利している。
さらに、グッドマンは2023年3月に井上尚弥とも対戦したTJ・ドヘニーに判定勝ちを収めており、挑戦者として十分な実力を持つ選手だ。
グッドマンは「自分の名前を世界に知らしめるために挑戦する」と語り、井上に対して冷静かつ自信に満ちた態度で挑む。
19戦19勝無敗のサム・グッドマンが井上尚弥選手に、どこまで噛みついていけるかが見どころとなるでしょう。
次戦の対戦相手 サム・グッドマンの戦績と調整状況の最新情報
プロボクシング界に入ってからは19戦19勝無敗の記録を打ち立てており、井上尚弥選手同様、経験も実力もある選手です。
次戦の対戦相手サム・グッドマンは、井上尚弥との試合を前に舌戦を繰り広げている。下馬評では井上尚弥が圧倒的に有利であることは変わりない。
それでもグッドマンは「俺は他の選手みたいにリング上でぐるぐると逃げ回る気はない」「これは俺にとって人生最大の挑戦だけど、覚悟はできている」と鼻息荒くコメントしている。
さらに、グッドマンは周囲の評価や下馬評に対して「俺は、俺を見下す人たちや、俺には倒せないと言う批評家に興味はない。とにかく自分自身と自分にできることを信じている」と、外野の雑音を意に介さず次戦の井上尚弥との試合に向けて自分を奮い立たせている。
グッドマンのコメントや意気込みから、次戦では井上尚弥との打ち合いになることが予想される。下馬評を覆して番狂わせは起きるのか?井上尚弥からベルトを奪えるのか?今後、サム・グッドマンと井上尚弥のリング外での動きやコメントに目が離せない!
試合前の舌戦でもグッドマンは、2024年9月のTJ・ドヘニー戦について「イノウエが一方的だが、冴えない。物足りない。ちょっと変な終わり方だったな」と挑発とも取れる発言をしており、グッドマン選手はやる気満々のようです。
2024年7月10日には、タイのチャイノイ・ウォラウト選手(27歳)に12ラウンドの判定勝ちをするも、左手にケガをした可能性があり、万全な体調で井上尚弥選手に挑戦するよう十分な準備をして臨んでくるでしょう。
次戦の対戦相手 サム・グッドマンの戦績(IBF&WBO世界同級1位)
- プロボクシング:19戦 19勝 (8KO) 無敗 KO率42%
- ボクシングスタイル:オーソドックス
アマチュアボクシング:100戦以上の試合経験がある。バンタム級世界ユース3位、オセアニア選手権Vの実績がある。2018年4月にプロ転向。
戦 | 試合日 | 勝敗 | 試合時間 | 勝敗内容 | 対戦相手 | 対戦相手の国籍 | ボクシングスタイル | タイトルマッチ |
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1 | 2018年4月13日 | ◯ | 2R 45秒 | TKO | プーファ・ポーノブノン | タイ | オーソドックス | プロデビュー戦 |
2 | 2018年8月19日 | ◯ | 8R | 判定3-0 | リチャード・ロケット | オーストラリア | オーソドックス | |
3 | 2018年10月27日 | ◯ | 6R | 判定3-0 | シャマルラム・アヌジ | フィジー | オーソドックス | |
4 | 2019年3月29日 | ◯ | 6R | 判定3-0 | サンプリス・フォトサラ | オーストラリア | オーソドックス | |
5 | 2019年7月27日 | ◯ | 3R 2分37秒 | TKO | クラウデバン・シーシー | フィリピン | 右 オーソドックス | |
6 | 2019年11月16日 | ◯ | 3R 2分07秒 | TKO | スナルディ・ガンボア | インドネシア | オーソドックス | |
7 | 2020年3月7日 | ◯ | 1R 2分45秒 | TKO | ノルディ・マナカネ | インドネシア | オーソドックス | |
8 | 2021年4月10日 | ◯ | 6R | 判定3-0 | ダニエル・カー | オーストラリア | オーソドックス | |
9 | 2021年6月16日 | ◯ | 6R 1分17秒 | TKO | ノート・ボーシャン | ニュージーランド | サウスポー | ANBFオーストラリアフェザー級王座決定戦 |
10 | 2021年12月22日 | ◯ | 6R 48秒 | TKO | リッチー・メプラナム | フィリピン | サウスポー | WBOオリエンタルスーパーバンタム級王座決定戦 |
11 | 2022年5月11日 | ◯ | 10R | 判定3-0 | 富施郁哉(ワタナベボクシングシム) | 日本 | アウトボクサー | IBFインターコンチネンタルスーパーバンタム級王座決定戦 WBOオリエンタル防衛戦1度目 |
12 | 2022年7月20日 | ◯ | 8R 1分26秒 | TKO | ファン・ミゲル・エロルデ | フィリピン | オーソドックス | IBFインターコンチネンタル防衛戦1度目 WBOオリエンタル防衛戦2度目 |
13 | 2022年10月8日 | ◯ | 10R | 判定3-0 | ジェイソン・クーパー | オーストラリア | オーソドックス | WBOオリエンタル防衛戦3度目 |
14 | 2023年3月11日 | ◯ | 10R | 判定3-0 | テレンス・ジョン・ドヘニー | アイルランド | サウスポー | IBFインターコンチネンタル防衛戦2度目 WBOオリエンタル防衛戦4度目 |
15 | 2023年6月18日 | ◯ | 12R | 判定3-0 | ライース・アリーム | アメリカ合衆国 | オーソドックス | IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦 |
16 | 2023年10月15日 | ◯ | 12R | 判定3-0 | ミゲル・フローレス | アメリカ合衆国 | オーソドックス | |
17 | 2023年12月15日 | ◯ | 12R | 判定3-0 | リウ・ジョン | 中華人民共和国 | サウスポー | |
18 | 2024年3月13日 | ◯ | 4R 3分00秒 | TKO | マーク・スクリーブス | オーストラリア | オーソドックス | |
19 | 2024年7月10日 | ◯ | 12R | 判定3-0 | チャイノイ・ウォラウト | タイ | オーソドックス | |
20 | 2024年12月24日 | – | – | – | 井上尚弥(大橋ボクシングジム) | 日本 | 右ボクサーファイター | WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(試合前) |
世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥について
井上尚弥選手は、身長165cm、リーチが171cm、通常体重64kg前後で、プロボクシング界でKO率約89%を誇る「Monster」です。
井上は2023年12月、マーロン・タパレス(フィリピン)に勝利し、史上2人目となる2階級での4団体王座統一を達成。
グッドマンとの対戦は、2024年5月のルイス・ネリ(メキシコ)、2024年9月のテレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)に続き、年間3度目となる試合となる。
井上はこれまで28勝(25KO)無敗で、その圧倒的な強さと実力で多くのファンを魅了してきた。
アマチュア、プロともに試合数も経験も多く、プロボクシングでは無敗の記録を残し続けています。
井上尚弥の戦績と調整状況の最新情報
井上はTJ・ドヘニー選手に対して7ラウンドでTKO勝ちしており、プロボクシング界で「Monster」の異名を持ち、驚異的な結果を生み出し続けています。
井上は11月16日にX(旧Twitter)で、チームメイトたちとズラリ並んだ写真を投稿した。その写真に写った井上を探し拡大して見ると、右目が腫れているかアザになっているようだとファンが気付いた。
Xの投稿を見たファンは「目腫れてる?」「目どうしました?」と心配の声が並ぶが、井上は即座に「右目は問題ないし大丈夫ですよ、ご心配なく!!」と投稿していた。
井上は目の腫れは大丈夫だと投稿しているが、ファンや関係者の間ではスパーリングで受けた傷ではないか?という見方が多い。
なぜなら、メキシコから招集した2人のスパーリングパートナーは実力があり、レオンはステップを駆使するボクサー型でエルナンデスは詰めて接近距離からの強烈フックを打ち込むファイタータイプだからだ。
特にエルナンデスは、KO率も95%の強打者で、井上とのスパークリングでは、井上との距離を詰めて左のショートフックを入れる場面も多く見られたことから、目の腫れは「スパーリングでエルナンデスに貰ったのでは?」と見るファンもいるようだ。
井上尚弥の目の腫れがどうやって出来たのかは分からないが、11月17日からは昨年も呼び寄せた元全米アマ王者ジャフェスリー・ラミドや、その翌週には第二弾としてメキシコ陣の招集も控えている。
2024年12月24日に向けて充実したスパーリングスケジュールが組まれているが、スパーリングによるケガやオーバーワークには十分気を付けてほしい。
次戦では井上尚弥もサム・グッドマン打ち合いになることが期待されているため、12月24日はベストコンディションで試合に臨んでほしい。
2024年12月25日の試合に向けて、井上尚弥の動きも慌ただしくなってきている。メキシコから2人のスパークリングパートナーが11月3日に来日した。
井上尚弥は、11月初めにサウジアラビアの首都リヤドに飛び、同国最大のエンターテインメントフェスティバル「リヤド・シーズン」と推定総額30億円の大型スポンサー契約を結んだ。
サウジアラビアから11月5日に帰国したあと、翌々日の11月7日には来日したメキシコのスパーリングパートナーを相手に早速スパーリングを開始したという。
メキシコから来日したスパーリングパートナーは、スーパーバンタム級のWBO11位、IBF14位の世界ランカー、セバスティアン・エルナンデス(24歳)と、WBO世界フェザー級11位のブランドン・レオン(26歳)の2人。
井上尚弥は、11月7日にセバスチャン・エルナンデスと、そして11月11日にはブランドン・レオンと、それぞれ5ラウンドのスパーリングを行った。
2024年12月24日クリスマスイブのサム・グッドマンとの試合に向けて、着実に調整してきており、万全の体制でグッドマンを迎え撃つでしょう。
2024年12月24日東京・有明アリーナで行われる世界スーパーバンタム級4団体王座防衛戦では、井上尚弥は更なる高みを見せてくれることでしょう。
2024年9月の試合では、TJ・ドヘニー選手が消極的な戦いに終始し、さらに7回に腰を痛めて戦意を失いレフェリーストップで試合が終わった。
そのため、井上はケガやダメージもなく、まだまだ余力があり、調整状況も万全であると考えられます。
井上尚弥は会見で、オンライン参加した次戦の対戦相手、サム・グッドマンに対して逃げ回らず「熱い試合」をするように要望した。
井上尚弥は、TJ・ドヘニーとの試合について、グッドマンから「冴えない試合」と言われたことに対する要望である。
井上尚弥としても「塩試合はもうたくさん」「ファンが納得する試合がしたい」という気持ちの表れと、グッドマンに対する「逃げるなよ」「塩試合するなよ」というメッセージでもあるのだろう。
井上尚弥の戦績(世界スーパーバンタム級4団体統一王者)と試合前・試合後のコメント
- アマチュアボクシング:81戦 75勝 (48KO / RSC) 6敗
- プロボクシング:28戦 28勝 (25KO) 無敗 KO率89%
- ボクシングスタイル:右ボクサーファイター
戦 | 試合日 | 勝敗 | 試合時間 | 勝敗内容 | 対戦相手 | 対戦相手の国籍 | ボクシングスタイル | タイトルマッチ |
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1 | 2012年10月2日 | ◯ | 4R 2分04秒 | KO | クリソン・オマヤオ | フィリピン | オーソドックス | プロデビュー戦 |
2 | 2013年1月5日 | ◯ | 1R 1分50秒 | KO | ガオプラチャン・チュワタナ | タイ | ハードパンチャー | |
3 | 2013年4月16日 | ◯ | 10R 1分09秒 | TKO | 佐野友樹(松田ボクシングジム) | 日本 | オーソドックス | |
4 | 2013年8月25日 | ◯ | 10R | 判定3-0 | 田口良一(ワタナベボクシングジム) | 日本 | 右ボクサー・ファイター | |
5 | 2013年12月6日 | ◯ | 5R 2分51秒 | TKO | ヘルソン・マンシオ | フィリピン | 右ボクサー・オーソドックス | OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦 |
6 | 2014年4月6日 | ◯ | 6R 2分54秒 | TKO | アドリアン・エルナンデス | メキシコ | オーソドックス | WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ |
7 | 2014年9月5日 | ◯ | 11R 1分08秒 | TKO | サマートレック・ゴーキャットジム | タイ | オーソドックス | WBC防衛戦1度目 |
8 | 2014年12月30日 | ◯ | 2R 3分01秒 | KO | オマール・ナルバエス | アルゼンチン | サウスポー | WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ |
9 | 2015年12月29日 | ◯ | 2R 1分20秒 | TKO | ワーリト・パレナス | フィリピン | オーソドックス | WBO防衛戦1度目 |
10 | 2016年5月8日 | ◯ | 12R | 判定3-0 | デビッド・カルモナ | メキシコ | オーソドックス | WBO防衛戦2度目 |
11 | 2016年9月4日 | ◯ | 10R 3分03秒 | KO | ペッバーンボーン・ゴーキャットジム | タイ | オーソドックス | WBO防衛戦3度目 |
12 | 2016年12月30日 | ◯ | 6R 1分01秒 | TKO | 河野公平(ワタナベボクシングジム) | 日本 | 右ファイター | WBO防衛戦4度目 |
13 | 2017年5月21日 | ◯ | 3R 1分08秒 | KO | リカルド・ロドリゲス | アメリカ合衆国 | オーソドックス | WBO防衛戦5度目 |
14 | 2017年9月9日 | ◯ | 6R 終了 | TKO | アントニオ・ニエベス | アメリカ合衆国 | オーソドックス | WBO防衛戦6度目 |
15 | 2017年12月30日 | ◯ | 3R 1分40秒 | TKO | ヨアン・ボワイヨ | フランス | オーソドックス | WBO防衛戦7度目 |
16 | 2018年5月25日 | ◯ | 1R 1分52秒 | TKO | ジェイミー・マクドネル | イギリス | オーソドックス | WBA世界バンタム級タイトルマッチ |
17 | 2018年10月7日 | ◯ | 1R 1分10秒 | KO | ファン・カルロス・パヤノ | ドミニカ共和国 | サウスポー | WBA防衛戦1度目 WBSS1回戦(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ) |
18 | 2019年5月18日 | ◯ | 2R 1分19秒 | TKO | エマヌエル・ロドリゲス | プエルトリコ | オーソドックス | IBF世界バンタム級タイトルマッチ WBA防衛戦2度目 WBSS準決勝 IBF・リングマガジン王座獲得 |
19 | 2019年11月7日 | ◯ | 12R | 判定3-0 | ノニト・ドネア | フィリピン | オーソドックス | WBA・IBF世界バンタム級王座統一戦 WBA防衛戦3度目 IBF防衛戦1度目 WBSS決勝 |
20 | 2020年10月31日 | ◯ | 7R 2分59秒 | KO | ジェイソン・モロニー | オーストラリア | オーソドックス | WBA防衛戦4度目 IBF防衛戦2度目 |
21 | 2021年6月19日 | ◯ | 3R 2分45秒 | TKO | マイケル・ダスマリナス | フィリピン | サウスポー | WBA防衛戦5度目 IBF防衛戦3度目 |
22 | 2021年12月14日 | ◯ | 8R 2分34秒 | TKO | アラン・ディパエン | タイ | オーソドックス | WBA防衛戦6度目 IBF防衛戦4度目 |
23 | 2022年6月7日 | ◯ | 2R 1分24秒 | TKO | ノニト・ドネア | フィリピン | オーソドックス | WBA・WBC・IBF世界バンタム級王座統一戦 WBA防衛戦7度目 WBC獲得 IBF防衛戦5度目 |
24 | 2022年12月13日 | ◯ | 11R 1分09秒 | KO | ポール・バトラー | イギリス | オーソドックス | WBA・WBC・IBF・WBO世界バンタム級王座統一戦 WBA防衛戦8度目 WBC防衛戦1度目 IBF防衛戦6度目 WBO獲得 |
25 | 2023年7月25日 | ◯ | 8R 1分14秒 | TKO | スティーブン・フルトン | アメリカ合衆国 | オーソドックス | WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ |
26 | 2023年12月26日 | ◯ | 10R 1分02秒 | KO | マーロン・タパレス | フィリピン | サウスポー | WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦 WBC防衛戦1度目 WBO防衛戦1度目 WBA・IBF・リングマガジン王座獲得 |
27 | 2024年5月6日 | ◯ | 6R 1分22秒 | TKO | ルイス・ネリ | メキシコ | サウスポー | WBA防衛戦1度目 WBC防衛戦2度目 IBF防衛戦1度目 WBO防衛戦2度目 WBCダイヤモンド王座獲得 |
28 | 2024年9月3日 | ◯ | 7R 16秒 | TKO | テレンス・ジョン・ドヘニー | アイルランド | サウスポー | WBA防衛戦2度目 WBC防衛戦3度目 IBF防衛戦2度目 WBO防衛戦3度目 |
29 | 2024年12月24日 | – | – | – | サム・グッドマン | オーストラリア | オーソドックス | WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(試合前) |
対戦相手 | 勝敗内容 | 試合前・試合後のコメント |
---|---|---|
クリソン・オマヤオ | KO | 井上尚弥:「KOで倒せて良かったけど、余計なパンチをもらう反省点もある。明日から練習するつもりで、課題を克服したい」。快勝を喜ぶだけでなく、試合を冷静に振り返った。 |
ガオプラチャン・チュワタナ | KO | 井上尚弥:「あれだけ小さい選手とはやったことがない。やりづらいかな」 井上尚弥:「しっかり勝って、誰からも文句を言われない試合をしたい」 |
佐野友樹(松田ボクシングジム) | TKO | 佐野友樹:「あんなパンチを打つ選手を見たことがなかった」 「普通にやっていたらダメだ。前に行くしかない」 |
田口良一(ワタナベボクシングジム) | 判定3-0 | 田口良一:「多くの人が見てくれる。これぞボクシングという打ち合いをしたい。勝つイメージはできている」 |
ヘルソン・マンシオ | TKO | 井上尚弥:「いろいろ試すことができたし、相手の右のスイングは研究して承知だった。ビデオ通りだったので、カウンターも打てた」 井上尚弥:「自分の距離でできて、相手をよく見て戦えた。一番良かったのは、前回の日本タイトルマッチで見せた打ち急ぎを克服できたこと」 井上尚弥:「自分らしい丁寧さで試合を運べたと思う。中間距離からアッパーを何度も当てていたのは、相手のパンチは見えていたから…あとはボディが効いていたので、それで倒せればもっと良かったのかなという感じ」 井上尚弥:「足を使ってもやれる、接近戦でもやれるという展開は試合前から考えていた」と自ら引き込んだ展開だったことを明かした。 |
アドリアン・エルナンデス | TKO | アドリアン・エルナンデス:「私の調子はよかったが、ナオヤがグレートだった。スピードがあり、上手にパンチを外すことができる。再戦?もしリベンジできるのであれば希望するが…」もう一度戦いたいと考えている表情ではなかった。 井上尚弥:「今日はすごく楽しかった。力のある相手と殴り合っている実感。やっぱりこれがボクシングだなと思いました」と井上の感想は対照的だった。 |
サマートレック・ゴーキャットジム | TKO | 井上尚弥:「ライトフライに落とすのに、いっぱいいっぱいでした。試合は何もできなくて0点でした。」と、まるで負け試合のようなコメント。 井上尚弥:「お客さんはシラけているなと思った。今日の相手なら前半にKOという感じの試合を求められただろうし、その期待に応えられなかったと思う」と、思い通りの展開に持ち込めなかったことを認めた。 |
オマール・ナルバエス | KO | 井上尚弥:「最初に強いパンチを打ち込むという作戦でしたが、あの一発は自分でも驚きました。試合でテンションも上がっていて、練習で打つのとはわけが違う。ライトフライの時の感覚で打ったら、骨がビリビリって。階級を上げたことによる3.2キロが、こんなに違うんだと痛感しました」 井上尚弥:「ボディーの練習をしてきたし、打てば相手を倒せると思った。チャンピオンのナルバエスと日本で試合ができたことに感謝しています」と語った。 オマール・ナルバエス:「1ラウンド目からパンチ力に驚いた。本当に強かった。もっと上の階級のパンチ力だった」と称えた。 |
ワーリト・パレナス | TKO | ワーリト・パレナス:「強い。オーバーハンドが視界の外から来る感じで、どう対応していいか分からなかった。」 ワーリト・パレナス:「スピードがすごくて、圧倒された。この階級のスピードじゃない。もっと軽い階級の速さ。決着が早すぎました。」と、あきれたような笑みを交えつつ振り返っていた。 |
デビッド・カルモナ | 判定3-0 | 井上尚弥:「2回で(右拳)若干痛めて、全然使えるかなと思って、セコンドには言わなかったんですが、6回でちょっと強く打つときついなと思った。」 井上尚弥:「あのまま終わるのは嫌だった。見せ場をつくりたかった。」 デビッド・カルモナ:「気持ち的にとてもハングリーな状態で試合に臨めたし、とにかく自信があったんだ。」 デビッド・カルモナ:「井上は偉大な王者。今夜の私ほど井上を苦しめたファイターはいない」と怪物井上を相手に12ラウンド戦い抜いた誇りを口にした。 |
ペッバーンボーン・ゴーキャットジム | KO | 井上尚弥:「勝って、毎回なんでこんなにヘコんでんだろうって、思いますね。」 井上尚弥:「試合する以上、自分としては言い訳になっちゃうんで、今日の出来がすべてだったということ」 井上尚弥:「拳は痛めたと言っても打てない状態じゃない。腰のほうが重症だった」と、ようやく重たい口を開いた。 |
河野公平(ワタナベボクシングジム) | TKO | 河野公平:「井上選手は日本のパウンド・フォー・パウンド(階級差がないと仮定した場合のランクで最上位の意味)。本当に強い選手とやれるのはうれしい。ワクワクした気持ち」 河野公平:「すぐに今まで闘ってきた世界王者とは全然レベルが違うなと分かりました。ジャブが速くて強い。出てくる角度はそれぞれ違うし、まるで矢が飛んでくるような感じで伸びてくる。あれは普通の選手の左ストレートですよ。たまに出してくる右ストレートの威力はその3倍くらいありました。」 |
リカルド・ロドリゲス | KO | 井上尚弥:「正直ホッとしています。井上の弱点は接近戦だと言われていたので接近戦でやりました。この次、会長からビッグな試合があると聞いているので…。今後もボクシング界を盛り上げていきます。」と語った。 リカルド・ロドリゲス:「リズムをつかみかけていたところで、フックをもらって終わってしまった。カウンターもうまかった。」「井上尚は偉大な王者だ。非常にパワフルだった」と潔く完敗を認めた。 |
アントニオ・ニエベス | TKO | 井上尚弥:「最高に気持ちいい勝利ではなかった。でも、次の一戦に向け、この試合を土台として学んでいくつもり。彼は試合を通して回避し続けていたから、僕にできることはそれほど多くはなかった。」 井上尚弥:「僕は一心不乱になっていた。実際は、一心不乱になりすぎていた。それがああいう無駄な動き(終了を知らせる10秒前の合図を勘違いして、相手に背を向けて下がろうとしてしまった。)を生んでいた部分がある。それは認めないといけない。」 アントニオ・ニエベス:「彼はとても力強く、とても俊敏だった。」「同じコンビネーションを続けてきたが、彼はとどまることがなかった。情け容赦なかった。」とお手上げ状態だったことを明かしている。 |
ヨアン・ボワイヨ | TKO | 井上尚弥:「対戦を受けてくれたことは感謝するが、物足りない」と、ビッグマッチが決まらない状況に不満の表情も見せる。 ヨアン・ボワイヨ:「井上のパンチは思っていたよりも重かった。僕より優れたボクサー。」 ヨアン・ボワイヨ:「3回のボディーは自分としては、それまでもらっていたのと同じだった。審判が止めたので、そういうことかと受け止めた。もしまたチャンスがあれば、ぜひやりたい気持ちはある」と強がった。 |
ジェイミー・マクドネル | TKO | 井上尚弥:「ジャブを肌で感じたところでわかった。スピードもないしパンチの戻しも遅い。30秒くらいですね。たいしたことないなあと。左には対応できる。感覚でいきましたね。」と語った。 ジェイミー・マクドネル:「彼にはパンチがある。そこには疑いの余地はないけど、中盤や終盤まで彼のパワーが持続するか、どうしても見てみたかった。最初の一発で自分は衝撃を受けたんだ。空虚な気持ちで戦うにはイノウエは最適の対戦相手ではなかった。今ではこう言える。彼のパワーはまさに本物だったと。凄まじい衝撃だったけど、自分を捉えた時にも全力を出しているのようには見えなかったんだ。」と語った。 |
ファン・カルロス・パヤノ | KO | 井上尚弥:「入り際のストレートですけど、ばっちりと覚えています。これは練習してきたパンチなので、ばっちり見えていました。」 井上尚弥:「手応えもすごく、拳に伝わってきて、倒れ方を見ても、この一撃で終わったと思いました。」 ファン・カルロス・パヤノ:「彼はただただ偉大」「倒せる人間は誰もいない」と絶賛。 |
エマヌエル・ロドリゲス | TKO | 井上尚弥:「ロドリゲスも初回すごくプレッシャーを掛けてきて、1Rはどうなることか予想ができない状態でした。準決勝でロドリゲス相手にこの勝ち方で、決勝に進めてホッとしています。慣れない環境での力みもあって、2ラウンドからは修正して、ロドリゲスに反応していくようにと。うまく修正が効いて思うように戦えたと思います。」と試合を振り返った。 エマヌエル・ロドリゲス:「わが同胞へ、勝利をもたらすことはできなかった。言い訳の余地はない。これまでにないトレーニングを積んできたのだから。準備は最高だった。敗北は誰にとっても痛いものだ。しかし、我々は止まらない。これが終わりでないのだから。」と語った。 |
ノニト・ドネア | 判定3-0 | 井上尚弥:「フェイントからのあの左フックはうまかった。完全にボディーにくると思っていた。あれをもらって全てが狂った。そこから12ラウンドまで相手が二重に見えていた。」と試合を振り返った。 井上尚弥:「こういう試合をすごくしたかった。成長できる試合というのはこういう試合。ボクサーとしても、人としても成長できた。」とコメントした。 ノニト・ドネア:「イノウエが真の王者だと証明した試合だった。今までの対戦相手の中であれだけ私のパンチを耐えられた選手はいなかった。素直におめでとうと言いたい」と井上を称賛した。 |
ジェイソン・モロニー | KO | ジェイソン・モロニー:「彼はとてもいい選手。試合をコントロールするのが上手い。とても速く、どの距離になっても質の違うパンチが飛んでくる。とてもクレバーな選手だなと思ったね」としたうえで、驚かされたのはスピードだったという。 ジェイソン・モロニー:「とてつもなく速い、ただただ尋常じゃない。信じられないほど素早い。彼はとても速くて、恐ろしいパワーを持っている。」と語っている。 |
マイケル・ダスマリナス | TKO | 井上尚弥:「ダスマリナスのディフェンスはさすがランキング1位のものだった。3ラウンドを通して顔面へのクリーンヒットは一発もない…その辺りがこれからの課題だろうか」 マイケル・ダスマリナス:「井上を見失い、防御できなかった」 マイケル・ダスマリナス:「イノウエはトータルパッケージ(全て兼ね備えている)。スピード、パワー、異なるタイプの動きやスキルを持っている」 マイケル・ダスマリナス:「もう一つの負けもボディーショットで倒された。今回のものに似ていた」 |
アラン・ディパエン | TKO | 井上尚弥:「ディパエン選手は本当に凄くタフで、根性も感じた。やっている最中に『これ、効いてるのかな?』というくらい表情も出さない。やっているこっちがメンタルやられそうで『あれ、俺パンチないのかな?』と感じてしまうくらいタフでした。」などと試合を振り返えった。 アラン・ディパエン:「井上はスピードは速いし、テクニックもある。」「おめでとうございます。イノウエ選手は僕のアイドル。バンタム級のベルトを全部取ってほしい。応援しています。」と井上を称えた。 |
ノニト・ドネア | TKO | 井上尚弥:「明日ですね。楽しみです。ドネアも調子良さそうですし、こんなにワクワクする試合は久しぶりなので、明日は思う存分暴れたい。」と語った。 井上尚弥:「トレーニングの段階を含め入場や気持ちの持って行き方など全部良かった。パーフェクトだったと思う。」と、自身の試合を見た井上は感想を口にした。 ノニト・ドネア:「(2年7ヵ月前の試合)あの試合が私を生き返らせてくれた。私は戻ってきたんだ。ハングリー精神がよみがえった。モチベーションも上がった。今度こそは井上を倒してみせる。」と語った。 ノニト・ドネア:「キミの実力はだれもが認めている。すごいボクサーだ。このまま4団体を統一してほしい。スーパーバンタム級に上げてもキミならやれる。」と井上にメッセージを送った。 |
ポール・バトラー | KO | 井上尚弥:「予想通りでしたが、非常にタフでした。表情を変えずに戦っていましたね。その辺の心理戦も考えていました。勝因はジャブですね。それだけは、絶対に勝つぞと思ってやりました」と語り、「この階級でやり残したことは無いです」と結んだ。 井上尚弥:「ありがとうございました。久々に11ラウンド戦って、疲れましたね。攻めて攻めて攻めたので…。でも、ここにベルトが4本並んでいるのを見ると気持ちいいです」と応じた。 ポール・バトラー:「クリーンヒットさせない以外に自分のできることはほとんどなかった。」 ポール・バトラー:「俺がアマチュア選手と戦った時のようだった。リング上でどのように追い詰め、操作するか分かっている。自分がアマチュアだと言っているわけではない。俺は世界王者だ。でも井上は偉大だった。彼はバンタム級のカネロ(サウル・アルバレス)だ。彼は素晴らしい」と4団体統一を達成したモンスターを称賛した。 |
スティーブン・フルトン | TKO | 井上尚弥:「ディフェンスはうまかったですよ。ここまで駆け引きした試合は初めてじゃないか。」と称賛。 井上尚弥:「ああいう試合はしたことがなかった。あそこまでの技術で対抗してくる選手がいなかったので…だから、今まで試合での成長がなかった。本当にいい経験だった」と振り返った。 スティーブン・フルトン:「残念ながら、負けはしたけれども、悪い気分になってはいないよ」 スティーブン・フルトン:「彼は素晴らしい選手、強い選手だった。彼が勝つべき日だったのかもしれないね。だからこそ、彼は今日勝利を挙げたのだろう」 |
マーロン・タパレス | KO | 井上尚弥:「タパレス選手は非常にタフで気持ちの強い選手でした。自分が戦前に予想していた通りの選手でした。また、そんな選手に10ラウンドTKOで勝つことができて本当に自分がやってきたことが証明されて本当に今、ほっとしています。」 マーロン・タパレス:「ボクシングがうまいなと感じた。スピードに驚いた。自分が追いつけなかった。10回は井上選手のパンチがきれいに決まった。できることは全てやり尽くした。」 |
ルイス・ネリ | TKO | 井上尚弥:「この試合はドームでのメインイベントになるので、エキサイティングな試合を見せたい」とした上で、「必ずKOにつなげて勝つ姿を皆さんに見ていただきたい」と意気込んだ。 井上尚弥:「ここ東京ドームで34年ぶり、日本人メインイベント、凄いプレッシャーがあったんですけど、皆さんの声援が僕のパワーになりました。倒した瞬間は、いつになく最高の気持ちですけど、1ラウンド目のサプライズ、皆さんたまにはいかがでしょうか?」 ルイス・ネリ:「彼はいいパンチを持っている。でも私のディフェンスに問題があった。最初の数ラウンドは問題なく持ちこたえることができたが、ディフェンスに問題があった」と試合を振り返った。 ルイス・ネリ:「それほど強いわけではない」と強がりとも見える発言を残しつつ「間違いなく、彼はあの階級(フェザー級など)でも何かを成し遂げられる」とも語っている。 |
テレンス・ジョン・ドヘニー | TKO | 井上尚弥:「トレーニングを順調にこなすことができ、すごく良い状態に仕上がっている」と語り、「4団体の防衛戦ができることに誇りを持ち、自分の中で納得する試合をしたい」と静かに闘志を燃やした。 井上尚弥:「ドヘニーは少なからずダメージの蓄積はあったと思う。みなさんが期待していた試合内容ではなかったですが、長く試合をしていれば、こういう試合もある。理想としていた結果ではなかった」と不完全燃焼に終わった一戦を総括。 TJ・ドヘニー:「ボクシングを生業として、ボクシングに人生をかけてきた男として、リスペクトの気持ちは一切なくなることはありません。リングの上ではいったんそれを置き、またリスペクトできる間柄になればいいと思う」と敬意を表した。 TJ・ドヘニー:「もし明日続きができるならやってみたいぐらいの気持ちでいる」 |
井上尚弥がTJ・ドヘニーに7ラウンドTKO勝利!試合の全貌とハイライト
2024年9月3日に行われた「世界スーパーバンタム級王座統一戦」にて、日本の井上尚弥が、アイルランドのTJ・ドヘニー(テレンス・ジョン・ドヘニー|WBO世界スーパーバンタム級2位)に勝利して、2度目の防衛に成功しました。
全体的に井上尚弥が優位に進み、6ラウンドでは相手選手をコーナーに追い詰め、7ラウンド目でレフェリーがTJ・ドヘニーの負傷と判断し、レフェリーストップがかけられ井上尚弥選手のテクニカルノックアウト(TKO)勝ちとなりました。
勝利は勝利であるものの、KO勝ちではなかったため、井上尚弥は試合後のインタビューで「理想とした勝ち方ではなかった」と語っています。
戦い方や勝ち方はどうであれ、世界スーパーバンタム級王座統一戦の2度目の防衛に成功した事実は変わることなく快挙を成し遂げました。
スーパーバンタム級4団体統一戦:井上尚弥 vs TJ・ドヘニーの前評判
2024年8月31日に開かれた試合前の記者会見では、井上は「コンディションも良好で仕上がっており、自分の中で納得する試合をしたい」と語っている。
対するTJ・ドヘニーは「コンディションは完璧で、この試合ができることを光栄に思っており、歴史を作りに来た」と語りました。
両者とも試合前の会見では、コンディションは完璧であることを強調し、ボクシング関係者やボクシングファンの期待を最高潮にした。
試合前の記者会見では、井上尚弥、TJ・ドヘニーともに紳士的で互いをリスペクトし合っている印象が強く、まさしくチャンピオンとチャンピオンに挑む強者としてふさわしい会見でした。
ボクシング関係者やボクシングファンの前評判では、井上尚弥選手(通称「Monster」)の有利と予測されていました。
TJ・ドヘニーは通称「The Power」とも呼ばれており、プロボクシング戦績は総試合数31回、勝利26回、KO20回、敗戦5回、引き分け0回です。
これに対して、井上尚弥選手のプロボクシング戦績は総試合数28回、勝利28回、KO25回、敗戦0回と、戦績だけを見ても井上尚弥の方が優位です。
ブックメーカー | 井上尚弥 | TJ・ドヘニー |
---|---|---|
BeeBet | 1.01 | 10 |
BetMGM | 1.03 | 17 |
Betrnk | 1.005 | 12 |
bet365 | 1.02 | 19 |
Caesars | 1.02 | 17 |
Draftking | 1.02 | 18 |
Funduel | 1.02 | 17 |
Stake | 1.02 | 13 |
ベッティングオッズの数字が、低ければ低いほど本命になる。例えば、A選手とB選手が対戦した場合、A選手が本命で、勝つ確立が高い場合は、ベッティングオッズの数字は低くなります。
A選手 | B選手 |
---|---|
2 | 4 |
上記表を見ると、ベッティングオッズがA選手の方が低いので、A選手が勝つ確率が高いという予想になります。
ブックメーカーの参考ベッティングオッズの数字から「井上尚弥 vs TJ・ドヘニー」は、井上尚弥がTJ・ドヘニーに勝利する確率が高い予想になっている。
さらに、オッズ差が大きいことから、試合前から井上尚弥の勝利が確実視されていた。
スーパーバンタム級4団体統一戦:井上尚弥 vs TJ・ドヘニー試合の経過と7ラウンドTKO勝利までの詳細
ここでは、井上尚弥選手とTJ・ドヘニー選手の試合の様子を、各ラウンドごとに簡単に解説していきます。
前半は互いの探り合いが多く、4ラウンド、5ラウンド以降、激しい打ち合いがありました。詳細は動画配信サイト「Lemino」で配信されていますので、ぜひご自身の目でその全貌をご確認下さい。
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第1R(ラウンド)
第1Rでは、双方距離の探り合いをしている様子が見受けられ、井上尚弥が若干押し気味に進みつつ、互いに牽制し合っている状況でした。
ドヘニーはサウスポーに構え、右手で井上の左グローブを触って探りを入れる。井上も左手でドヘニーの右グローブを触りながらロープまで追い詰める。
井上はプレッシャーを緩めず、右ボディストレートを入れ、ドヘニーを下がらせる。井上は再度ボディストレートを放ち、これはブロックされるもジャブでプレッシャーを与えていく。
TJ・ドヘニーは少し引き気味で、弱気になっているような雰囲気もあり、この時点では井上尚弥選手の方が好戦的な印象を受けました。
第2R(ラウンド)
第2Rでは、TJ・ドヘニーが防衛に徹している様子が多い印象で、一瞬ドヘニーにとってはヒヤッとした瞬間がありました。
ドヘニーはステップを踏み、右手のジャブを繰り出す。そこからダッシュして組みつくように前へ出るが、これはレフェリーに注意を受ける。
井上は左のけん制からボディストレートを放ち、ドヘニーは体勢を崩してロープの間から頭が出る。
ドヘニーはオーソドックススタイルに変更し、浅くではあるが左フックで井上をとらえる。
しかし、このパンチでは井上は下がらず、ドヘニーをリングの角から逃がさずボディストレートを放つ。
右頭部、右脇腹に井上尚弥の攻撃がヒットし、若干ドヘニーがダメージを蓄積しているような結果となった。
しかし、TJ・ドヘニーは防戦気味の試合運びで、本気を出しているという感じがせず、まだ井上尚弥の出方をうかがっているようにも見えました。
第3R(ラウンド)
第3Rでは、双方強気な攻撃が多くなり、TJ・ドヘニーも井上尚弥も攻撃し合う様子が印象深いです。
ドヘニーはロープを背にして立ち、左右に動く…そこからボディストレート、ストレートからの右フックと放つが、井上は的確にブロックしてドヘニーのコンビネーションを捌いた。
ドヘニーが中央に出てきて左フックを放っても、井上は頭を振ってかわし、パンチを当てさせない。
終盤は、井上がドヘニーをロープに追い詰め、ボディから顔への右ストレートを振るうが、この攻撃をドヘニーがかわす。
第3ラウンドでは、決め手になるパンチやコンビネーションはありませんでしたが、ドヘニーが最初に見せていた消極的に見えるような様子が減り、体が温まってきているようにも見えました。
井上尚弥も油断せず、的確に攻撃と防衛を繰り返し、終始ドヘニーにプレッシャーを与えていました。
第4R(ラウンド)
第4Rでは、引き続き双方の距離と間合いの取り合いが続き、決め手となる攻撃を探り合っている様子がありました。
井上のボディジャブに対してドヘニーは、左ボディストレートで応戦。そして左ストレートを井上に当てる。
続けてドヘニーは、前に出ながら左フックを振るうが、井上も左フックのカウンターを放ち応戦する。
井上はドヘニーの打ち終わりに対して打ち返しで圧力を掛け、ドヘニーをコーナーロープに追い詰める。
そして、井上はボディストレート、ジャブ、強振した右フックをドヘニーに当てるが、ドヘニーは大丈夫だとジェスチャーを見せる。
井上尚弥の攻撃がドヘニーを追い詰める場面もありましたが、ドヘニーも積極的に攻める場面もあり、双方譲らず決め手はないまま第4ラウンドが終了しました。
消極的な試合運びに見えていたのは、TJ・ドヘニーがカウンターを狙っているのか…井上尚弥が打ってくるのを待っているような場面が多くあったように感じました。
第5R(ラウンド)
第5Rでは、互いの距離感や防衛、判断の探り合いがより深まった様子で、拳が交わされる場面が多く見られました。
井上はドヘニーを誘うために自らコーナーまで下がる。しかし、ドヘニーが井上の誘いに乗らず、あまり攻めてこないと見ると井上はリング中央に出ていく…リング中央で体を近づけるドヘニーに井上は左右のボディを打ち分ける。
井上は、前に来るドヘニーに押し負けず、鈍い音で左ボディを響かせる…しかしドヘニーも左フックを放ち一瞬ヒヤリとさせる。
井上尚弥はTJ・ドヘニーの拳を何度かボディに受けながらも、しっかりと防御している様子で、まだ表情に余裕が残っていました。
井上尚弥は相手の油断や隙を誘っている様子もあり、TJ・ドヘニーもそれに勘づいていて、むやみに攻めないようにしているようにも見えました。
第5ラウンド全体としては、TJ・ドヘニーが井上尚弥の誘いにも乗らず、終始冷静な試合運びをしていたように感じられました。
第6R(ラウンド)
第6Rでは、双方にかなりの疲労が見られ、第1Rでは強気だった井上尚弥もかなり疲弊してきて警戒している様子がありました。
第6ラウンドは、井上の右ボディフックからスタートする。ドヘニーも全力で打ち返してくるが、井上は圧力負けせず果敢に前に出て行く。
第6ラウンド中盤では両選手の攻撃も激しくなり、井上尚弥はボディストレート、顔面へのストレートと放ち、さらに左ボディフック、右ボディアッパーと打ち込む。
ドヘニーは角度を変えた左フックで応戦も、井上はボディ攻めを緩めない展開となる。井上は、ボディ攻めを強化したが、ドヘニーも果敢に打ち合い、両者が削り合っているような展開になりました。
井上はドヘニーに対してストレートをボディと顔で打ち分ける…さらに、ドヘニーの左フックをブロックしながら井上は前に出る。
そして、第6ラウンド終盤、井上は、右スレート、左ボディフック、右ボディストレートをドヘニーに放ち第6ラウンドが終了。
両選手とも決まればKOできるパンチを繰り出すも、外してしまったり避けられてしまったりする場面もあり、両者とも決め手に欠ける展開で第6ラウンドが終了しました。
第7R(ラウンド)
TJ・ドヘニーは、第6ラウンドの激しい打ち合いの中、腰にダメージが蓄積されており、第7ラウンド開始直後からTJ・ドヘニーの動きが悪くなる。
第7ラウンド開始のゴングが鳴ると井上は果敢に前進し、ドヘニーをコーナーに詰め、右ストレートから連打を見舞う。
ドヘニーが腰のあたりか、不調を訴えるとレフェリーは試合をストップ。井上がTKOにより4団体王座防衛に成功した。
TJ・ドヘニーは「The Power」のニックネームを持ち、KO率77%を誇るハードパンチャーだが、そのドヘニーのパンチを受けきる井上尚弥はまさにモンスターです。
一方「Monster」のニックネームを持ち、KO率89%を誇る無敗の井上尚弥と、極度の緊張と激しい消耗がある中で第7ラウンドまで激しい試合を戦ったTJ・ドヘニーもかなり強かったです。
2024年時点で井上尚弥は31歳、TJ・ドヘニーは37歳、この年の差でここまで井上尚弥と正面から戦ったTJ・ドヘニーは決して弱いボクサーではなく、井上尚弥が強すぎたと言っても過言ではないでしょう。
スーパーバンタム級4団体統一戦:試合後の井上尚弥のコメント
試合後、井上尚弥選手の会見では、まだまだこれからという所でTKO勝ちしたことへの不完全燃焼感のある点が語られ、中盤以降に手応えのあるパンチを打てたとも語っていました。
「自分としては、自分が理想としてた終わり方ではないので。見に来てくれたファンの方もそうだと思うので、中途半端な終わり方になってしまったとは思いましたね」と説明した。
「中途半端な終わり方になってしまった」と見に来てくれたファンに配慮するようなコメントもしています。
試合後の記者会見では、セコンドの指示も受けながら丁寧な試合運びをしており、ラウンド終盤に向けて見せ場を作る前に試合が終わってしまったことに対して残念そうな様子でした。
しかし、それでも4団体王座防衛に成功し、TJ・ドヘニーに勝利できたことへの安心感が、会見中のコメントから見て取れました。
スーパーバンタム級4団体統一戦:試合後の TJ・ドヘニーのコメント
試合後、TJ・ドヘニー選手は会見に出席できず、医師の診断を受けるなどして安静にしている状態で、代わりにヘクター・バミューデス氏がTJ・ドヘニーの状態を説明しました。
「7ラウンドでのケガのように見えたが、その前に痛めていた。神経が少し痛んでいた」と説明。
6Rの時点で腰にダメージがあったとのことで、7Rで耐えられなくなってしまったとのことです。
マイク・アルタムラ氏はドヘニーのコメントとして「もし、明日6ラウンドの続きができるようならば、本当にやってみたいという思いでいる」と伝えた。
TJ・ドヘニーのコメントを代弁したプロモーターのマイク・アルタムラ氏によると「もし、明日6ラウンドの続きができるようならば、本当にやってみたいという思いでいる」と伝えており、TJ・ドヘニーは、すぐにでも再戦したいと語っているとのことでした。
井上尚弥のパウンド・フォー・パウンド(PFP)最新ランキング
パウンド・フォー・パウンド(PFP)とは、ボクシングや総合格闘技などで、全階級で体重差をなくした場合に最も強いのは誰かを示す指標のようなものです。
1940年頃に活躍したアメリカのボクシング選手「シュガー・レイ・ロビンソン」を称賛するものとして用いられたのが由来です。
「オールタイム・パウンド・フォー・パウンド」の名を持つのも、「シュガー・レイ・ロビンソン」だけです。
パウンド・フォー・パウンド(PFP)は、ボクシングやプロレスの専門誌であった「ザ・リング」誌が元祖となっています。
今では「ザ・リング」誌だけではなく、「ESPN(Entertainment and Sports Programming Network)」というスポーツチャンネルやBWAA(全米ボクシング記者協会)、TBRB(トランスナショナル・ボクシング・ランキング委員会)も、パウンド・フォー・パウンド(PFP)の評価に影響を持つようになっています。
上記のような一流スポーツ誌や、スポーツチャンネルなど、さまざまな業界メディアの評価が集まって、パウンド・フォー・パウンド(PFP)の順位が決まります。
アメリカ・プロボクシング・プロモーターであるBob Arum氏は「ザ・リング誌」において、
”I understand he’ll be coming back here… at the end of the year,”
“And then we’re taking him to the United States for a big celebration in Las Vegas.”
「彼は年末にリングに戻ってくると聞いています。」「そして、私たちは彼を米国に招き、ラスベガスで盛大な祝賀会を開く予定です。」
引用元:https://www.ringtv.com/712244-naoya-inoue-halts-tj-doheny-in-7th-round-retains-ring-undisputed-122-pound-championship/
と発言していることが記載されており、既に2024年12月の試合に勝って、アメリカに迎え入れたいと語られています。
ボクシング界の重鎮にここまで言わせるほど井上尚弥選手の評価は高く、現役選手などからもSNSやYouTubeで数多くの評価を得ています。
元ヘビー級王者のマイク・タイソン氏も、パウンド・フォー・パウンド(PFP)1位は井上尚弥で決まりだと、井上尚弥に対して高い評価をつけている。
マイク・タイソン断言 井上尚弥が「世界最高のボクサー」米国の無敗王者2人よりPFP1位に推薦
2023年7月25日、挑戦者の井上尚弥(大橋ボクシングジム)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。
さまざまな称賛や衝撃の声が飛び交う中、元ヘビー級王者のマイク・タイソン氏(米国)は井上の試合をチェックしたことを明かしたうえで「世界最高のボクサーだ」と断言した。
「テレンス・クロフォード―エロール・スペンスJr.の勝者か、イノウエかどちらがパウンド・フォー・パウンド(PFP)勝者に相応しいか」という問いには「日本人ボクサーが世界最高のボクサーだ。俺は何者でもないけど、個人的にはそう思うね」と断言。
ともに無敗というPFP上位ランカー同士の4団体統一戦が始まる前から、PFP1位は井上で揺るぎないという見解を示した。
参照元:https://news.livedoor.com/article/detail/24698682/
パウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングに影響力がある雑誌・メディア
ザ・リング
1922年にアメリカで創刊されたボクシング誌で、PFPランキングの本家ともいえる存在です。
最も有名なメディアで、その評価は広く認識されています。ボクシング界で最も歴史と権威がある雑誌の一つです。(PFPは、ザ・リングの初代編集長によって名付けられた称号)
ESPN
アメリカのスポーツ専門メディアで、記者による投票制を採用し、選考過程の透明性が高いとされています。特にアメリカ国内での影響力が大きいです。
全米ボクシング記者協会(BWAA)
ボクシング界で権威のある組織で、独自のPFPランキングを発表しています。専門家の意見が反映されます。
トランスナショナル・ボクシング・ランキング委員会(TBRB)
独立した専門家による評価で、公平なランキングを提供しています。商業的な影響を受けず、公正な評価を目指しています。
BoxRec
男子・女子プロボクサーの戦績を記録したウェブサイト。BoxRecの目的は、クインズベリー・ルール以降、すべてのプロボクシングの試合と各プロボクサーの戦績を記録することである。
BoxRecに記録されているデータの中には、一部のアマチュアボクシング、ベアナックル・ボクシング、ムエタイ、キックボクシングの試合もあり、選手データや戦績をサイトに掲載している。
「ザ・リング」と「ESPN」のランキング評価基準の違い
「ザ・リング」のランキング評価基準
選手の全体的なキャリアと試合の質を重視します。パフォーマンスの安定性と歴史的な功績に高い価値を置いています。
「ESPN」のランキング評価基準
記者や専門家による投票でランキングが決定され、最近の試合結果や対戦相手の質に重点を置いて評価されます。
「ザ・リング」パウンド・フォー・パウンド ランキング最新版
井上尚弥は4団体統一もパウンド・フォー・パウンドランキングは2位。オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)を超えられなかった。
順位 | ボクサー名 | 国籍・階級・戦績・保有タイトル | KO率 |
---|---|---|---|
1位 | オレクサンドル・ウシク | 国籍:ウクライナ階級:ヘビー級戦績:22戦22勝0分0敗(14K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:サウスポー | 63% |
2位 | 井上尚弥 | 国籍:日本階級:スーパーバンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(25K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 89% |
3位 | テレンス・クロフォード | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーウェルター級戦績:41戦41勝0分0敗(31K.O)現タイトル:WBA、WBO暫定王者ボクシングスタイル:スイッチヒッター | 75% |
4位 | アルツール・ベテルビエフ | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:21戦21勝0分0敗(20K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 95% |
5位 | ドミトリー・ビボル | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:24戦23勝0分1敗(12K.O)現タイトル:元WBA(2024年10月12日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 52% |
6位 | サウル・カネロ・アルバレス | 国籍:メキシコ階級:スーパーミドル級戦績:66戦62勝2分2敗(39K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 63% |
7位 | エロール・スペンス・ジュニア | 国籍:アメリカ合衆国階級:ウェルター級戦績:29戦28勝0分1敗(22K.O)現タイトル:元WBA・WBC・IBF(2023年7月29日陥落)ボクシングスタイル:サウスポー | 78% |
8位 | ガーボンタ・デービス | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:30戦30勝0分0敗(28K.O)現タイトル:WBAボクシングスタイル:サウスポー | 93% |
9位 | ジェシー・ロドリゲス | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーフライ級戦績:20戦20勝0分0敗(13K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:サウスポー | 65% |
10位 | 中谷潤人 | 国籍:日本階級:バンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(21K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:左ボクサーファイター | 75% |
「ESPN」パウンド・フォー・パウンド ランキング最新版
ESPNのパウンド・フォー・パウンド最新ランキングでは、井上尚弥はテレンス・クロフォードに抜かれ3位に陥落した。
順位 | ボクサー名 | 国籍・階級・戦績・保有タイトル | KO率 |
---|---|---|---|
1位 | オレクサンドル・ウシク | 国籍:ウクライナ階級:ヘビー級戦績:22戦22勝0分0敗(14K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:サウスポー | 63% |
2位 | テレンス・クロフォード | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーウェルター級戦績:41戦41勝0分0敗(31K.O)現タイトル:WBA、WBO暫定王者ボクシングスタイル:スイッチヒッター | 75% |
3位 | 井上尚弥 | 国籍:日本階級:スーパーバンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(25K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 89% |
4位 | アルツール・ベテルビエフ | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:21戦21勝0分0敗(20K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 95% |
5位 | サウル・アルバレス(カネロ・アルバレス) | 国籍:メキシコ階級:スーパーミドル級戦績:66戦62勝2分2敗(39K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 63% |
6位 | ドミトリー・ビボル | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:24戦23勝0分1敗(12K.O)現タイトル:元WBA(2024年10月12日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 52% |
7位 | ガーボンタ・デービス | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:30戦30勝0分0敗(28K.O)現タイトル:WBAボクシングスタイル:サウスポー | 93% |
8位 | シャクール・スティーブンソン | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:22戦22勝0分0敗(10K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:サウスポー | 45% |
9位 | ジェシー・ロドリゲス | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーフライ級戦績:20戦20勝0分0敗(13K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:サウスポー | 65% |
10位 | タイソン・フューリー | 国籍:イギリス階級:ヘビー級戦績:36戦34勝1分1敗(24K.O)現タイトル:元WBA、IBF、WBO、WBC(2024年5月18日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 70% |
全米ボクシング記者協会(BWAA)パウンド・フォー・パウンド ランキング最新版
順位 | ボクサー名 | 国籍・階級・戦績・保有タイトル | KO率 |
---|---|---|---|
1位 | テレンス・クロフォード | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーウェルター級戦績:41戦41勝0分0敗(31K.O)現タイトル:WBA、WBO暫定王者ボクシングスタイル:スイッチヒッター | 75% |
2位 | 井上尚弥 | 国籍:日本階級:スーパーバンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(25K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 89% |
3位 | オレクサンドル・ウシク | 国籍:ウクライナ階級:ヘビー級戦績:22戦22勝0分0敗(14K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:サウスポー | 63% |
4位 | サウル・アルバレス(カネロ・アルバレス) | 国籍:メキシコ階級:スーパーミドル級戦績:66戦62勝2分2敗(39K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 63% |
5位 | エロール・スペンス・ジュニア | 国籍:アメリカ合衆国階級:ウェルター級戦績:29戦28勝0分1敗(22K.O)現タイトル:元WBA・WBC・IBF(2023年7月29日陥落)ボクシングスタイル:サウスポー | 78% |
6位 | タイソン・フューリー | 国籍:イギリス階級:ヘビー級戦績:36戦34勝1分1敗(24K.O)現タイトル:元WBA、IBF、WBO、WBC(2024年5月18日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 70% |
7位 | ドミトリー・ビボル | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:24戦23勝0分1敗(12K.O)現タイトル:元WBA(2024年10月12日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 52% |
8位 | アルツール・ベテルビエフ | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:21戦21勝0分0敗(20K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 95% |
9位 | ジャーメル・チャーロ | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーウェルター級戦績:38戦35勝2分1敗(19K.O)現タイトル:元WBA、WBC、IBF、WBO(2023年9月30日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 54% |
10位 | デヴィン・ヘイニー | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:32戦31勝0分0敗(15KO)無効試合 1現タイトル:WBCボクシングスタイル:オーソドックス | 48% |
同10位 | シャクール・スティーブンソン | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:22戦22勝0分0敗(10K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:サウスポー | 45% |
トランスナショナル・ボクシング・ランキング委員会(TBRB)パウンド・フォー・パウンド ランキング最新版
順位 | ボクサー名 | 国籍・階級・戦績・保有タイトル | KO率 |
---|---|---|---|
1位 | オレクサンドル・ウシク | 国籍:ウクライナ階級:ヘビー級戦績:22戦22勝0分0敗(14K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:サウスポー | 63% |
2位 | 井上尚弥 | 国籍:日本階級:スーパーバンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(25K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 89% |
3位 | テレンス・クロフォード | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーウェルター級戦績:41戦41勝0分0敗(31K.O)現タイトル:WBA、WBO暫定王者ボクシングスタイル:スイッチヒッター | 75% |
4位 | アルツール・ベテルビエフ | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:21戦21勝0分0敗(20K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 95% |
5位 | ドミトリー・ビボル | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:24戦23勝0分1敗(12K.O)現タイトル:元WBA(2024年10月12日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 52% |
7位 | サウル・アルバレス(カネロ・アルバレス) | 国籍:メキシコ階級:スーパーミドル級戦績:66戦62勝2分2敗(39K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 63% |
同7位 | テオフィモ・ロペス | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーライト級戦績:22戦21勝0分1敗(13KO)現タイトル:WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 62% |
8位 | 寺地拳四朗 | 国籍:日本階級:フライ級戦績:25戦24勝0分1敗(15KO)現タイトル:WBCボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 62% |
9位 | 中谷潤人 | 国籍:日本階級:バンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(21K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:左ボクサーファイター | 75% |
10位 | ガーボンタ・デービス | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:30戦30勝0分0敗(28K.O)現タイトル:WBAボクシングスタイル:サウスポー | 93% |
「BoxRec.com」パウンド・フォー・パウンド ランキング最新版
順位 | ボクサー名 | 国籍・階級・戦績・保有タイトル | KO率 |
---|---|---|---|
1位 | 井上尚弥 | 国籍:日本階級:スーパーバンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(25K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 89% |
2位 | サウル・アルバレス(カネロ・アルバレス) | 国籍:メキシコ階級:スーパーミドル級戦績:66戦62勝2分2敗(39K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 63% |
3位 | 中谷潤人 | 国籍:日本階級:バンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(21K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:左ボクサーファイター | 75% |
4位 | テレンス・クロフォード | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーウェルター級戦績:41戦41勝0分0敗(31K.O)現タイトル:WBA、WBO暫定王者ボクシングスタイル:スイッチヒッター | 75% |
5位 | アルツール・ベテルビエフ | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:21戦21勝0分0敗(20K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 95% |
同5位 | シャクール・スティーブンソン | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:22戦22勝0分0敗(10K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:サウスポー | 45% |
6位 | 寺地拳四朗 | 国籍:日本階級:フライ級戦績:25戦24勝0分1敗(15KO)現タイトル:WBCボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 62% |
7位 | ドミトリー・ビボル | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:24戦23勝0分1敗(12K.O)現タイトル:元WBA(2024年10月12日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 52% |
8位 | ジェシー・ロドリゲス | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーフライ級戦績:20戦20勝0分0敗(13K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:サウスポー | 65% |
9位 | エマヌエル・ナバレッテ | 国籍:メキシコ階級:スーパーフェザー級戦績:41戦38勝1分2敗(31K.O)現タイトル:WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 81% |
10位 | スブリエル・マティアス | 国籍:プエルトリコ階級:スーパーフェザー級戦績:22戦20勝0分2敗(20K.O)現タイトル:元IBF(2024年6月15日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 100% |
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