2025年1月24日(金曜日)に開催された「井上尚弥vs.キム・イェジュン」の世界スーパーバンタム級 4団体タイトルマッチ試合で、井上尚弥が4R 2分25秒でキム・イェジュンにKO勝利した。
世界スーパーバンタム級 4団体タイトルマッチ試合は、挑戦者グッドマンの怪我による試合延期、試合キャンセルと試合前から色々トラブルが起こったが、井上尚弥と陣営は動揺することなく代替挑戦者のキム・イェジュンとの試合に臨んだ。
色々トラブルがあったが、4R 2分25秒KO勝利という安定した勝利に、改めて井上尚弥の強靭なメンタルと肉体、卓越した技術に脱帽するしかない。
この勝利をスタートに、2025年は試合を海外に移すと思われる。井上尚弥に挑戦したいランカークラスのボクサーは、列をなして井上陣営にオファーするでしょう…これからの井上尚弥の躍進と活躍から目が離せない。
ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥の次戦の対戦相手は、WBO&IBF世界1位のサム・グッドマンに決まり、12月24日の世界スーパーバンタム級王者防衛戦に世界が注目していました。
2025年1月11日(現地時間:1月10日)に衝撃的な一報が飛び込んできた!井上尚弥の対戦相手だったサム・グッドマンが、スパーリング中に2度目の負傷で1月24日東京・有明アリーナで開催される試合をキャンセルしたと豪スポーツ専門局「FOX Sports」などが一斉に報じた。
対戦相手だったグッドマンは、昨年12月13日スパーリング中に左目を負傷したことで、今年1月24日に試合を延期することで両陣営が納得した形だった。
しかし、2025年1月10日のスパーリングでサム・グッドマンは、同じ左目を再び負傷し陣営側の不用心ということもあり、2度目の延期は許されなかった。
サム・グッドマンは、ひどく取り乱しながらも周囲の説得を受け、井上戦の中止と整形手術を行うことを受け入れたと伝えられている。
1月24日の世界戦は、予定通り実施することが決定している。グッドマン陣営が試合をキャンセルしたことで、井上陣営は新たな代替挑戦者を探すことになる。
1月11日大橋ジムの大橋会長は、1月24日東京・有明アリーナで行われる世界戦にはグッドマンのリザーブ選手として契約を結んでいたキム・イェジョンとの防衛戦を行うと発表した。
キム・イェジョン(32歳:韓国)WBO世界同級11位
1月24日(金曜日)対井上尚弥戦では、4R 2分25秒KOで井上に敗退している。
戦績:プロ通算21勝(13KO)2敗2分け
ボクシングスタイル:右ファイター
獲得歴:WBOオリエンタル スーパーバンタム級王座、IBFアジア同級王座、WBCユース世界同級王座
愛称:トラブルメーカー
身長:163センチ
特徴:好戦的なファイターでサウスポーにもスイッチが可能、左右に切り変えることもできる。
日本選手には7戦7勝の実績を持つ。
次戦1月24日に東京有明アリーナで開催される世界スーパーバンタム級王者防衛戦について
また、この日にはWBO世界バンタム級王者・武居由樹の防衛戦も行われることも決定しており、武居由樹の対戦相手はWBO世界10位のユッタポン・トンデイ(タイ)に決定している。
次戦2025年1月24日の世界スーパーバンタム級王者防衛戦は、井上の4団体統一王座としての3度目の防衛戦であり、スーパーバンタム級転向後では5戦目となる重要な一戦。
2025年1月24日に東京・有明アリーナのイベント会場で行われるこの試合は、ダブル世界戦として国内外のボクシングファンに大きな期待を集めている。
この試合は、井上にとっては2024年9月のTJ・ドヘニー戦に続く大きな試練となる。この一戦で井上が勝利すれば、現役世界最多の世界戦通算24勝という記録を達成することになる。
そのため、2025年1月24日に行われる次戦の世界スーパーバンタム級王者防衛戦は、歴史的な試合となることは間違いなく、世界中のボクシング関係者やボクシングファンの注目を集めている。
この試合で井上が再びその王者としての実力を証明する場となるのか、それともグッドマンが驚きの番狂わせを起こすのか、両者の激闘に注目が集まる。
2025年1月24日(金曜日)に行われる次戦の世界スーパーバンタム級王者防衛戦は、NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信・放送され、世界中のボクシング関係者やボクシングファン注目のイベントになることは間違いない。
「井上尚弥 vs キム・イェジョン」の配信・放送を見るためだけに、Leminoに入会しても十分価値はありますが、予習として井上尚弥の過去試合とKO劇を見ることで、次戦のキム・イェジョンとの試合に期待と興奮が高まるでしょう。
井上尚弥の過去の試合は、NTTドコモの月額990円(税込)「Lemino」という動画配信サービスで独占配信・放送されています。
過去の試合や公開練習も見たいという人は、ぜひ「Lemino」に登録して井上尚弥の真髄やメンタルを感じ、ストイックに前進を続ける井上尚弥選手を応援して下さい。
KO率89%を誇る井上尚弥の快進撃が進み、PFPランキングも1位が見えてきている中で新たな戦いでどのような結果を見せてくれるのか、ボクシング業界や各方面から大きな期待が寄せられています。
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世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥について
井上尚弥選手は、身長165cm、リーチが171cm、通常体重64kg前後で、プロボクシング界でKO率約89%を誇る「Monster」です。
井上は2023年12月、マーロン・タパレス(フィリピン)に勝利し、史上2人目となる2階級での4団体王座統一を達成。
グッドマンとの対戦は、2024年5月のルイス・ネリ(メキシコ)、2024年9月のテレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)に続き、年間3度目となる試合となる。
井上はこれまで29勝(26KO)無敗で、その圧倒的な強さと実力で多くのファンを魅了してきた。(2025年1月24日の試合結果を含む)
アマチュア、プロともに試合数も経験も多く、プロボクシングでは無敗の記録を残し続けています。
井上尚弥の最新情報と戦績
井上尚弥4回KO防衛!韓国の日本人キラー下し3度目の防衛成功!延期、挑戦者変更乗り越え4団体統一王者としてV3
東京・有明アリーナでに開催された「井上尚弥vs.キム・イェジュン」の世界スーパーバンタム級 4団体タイトルマッチは、井上尚弥が4R 2分25秒でキム・イェジュンにKO勝利した。
井上尚弥、グッドマン戦が中止に!代役は対日本人全勝、韓国の「トラブルメーカー」=1.24有明
グッドマンの負傷により中止が決定したことで11日、大橋ジムの大橋秀行会長は会見を開きリザーブ選手として契約しているキム・イェジョン(韓国)がグッドマンの代役になると発表した。
さらに大橋会長は「急遽リザーブ選手と防衛戦をやることになりました。その相手はキム・イェジョン選手。WBOスーパーバンタム級11位で日本選手には7戦7勝している選手です」と井上の対戦相手を紹介した。
キム選手は「昨年から試合に向けたトレーニングを継続しており、いつでもリングに上がれる準備は出来ています」と意欲を示した。メンタルもコンディションも仕上がっているようだ。
井上にとって突然の事態となったが、井上尚弥の近況や体の仕上がりを見ていると、対戦相手がキム・イェジョンに変わっても不安はないとファンも関係者も思っているだろう。
井上尚弥が正月返上で始動 父・真吾トレーナーとミット打ちなど2025年の初練習を敢行
プロボクシングのスーパーバンタム級世界4団体統一王者・井上尚弥が1日、正月返上でジムワークを行った。
同日元旦、大橋ジムの大橋秀行会長が「井上尚弥 初練習を終えました」と明らかにした。
井上選手は、年末にSNSで「明日元旦からも2025年練習始めが待っていますが、、、年末年始返上で突き抜けます!!」と投稿していた。
年末の練習収めといい、年始の正月返上でのトレーニングといい、次戦のグッドマンとの試合に並々ならぬストイックさに頭が下がる思いだ。
次戦のグッドマン戦に限らず、前回のドヘニー戦などファンからの期待と「お客様に楽しんでもらえる試合」をという井上選手の熱い気持ちが伝わってくる。
井上ほどの選手なら「勝だけ」の試合で難なくこなせるだろうが、「お客様に楽しんでもらえる試合」をするために、ここまでストイックに準備して「勝ち方」にこだわる姿が、勝率、KO率だけでなく彼を「モンスター」たらしめる所以であろう。
グッドマン戦に関しては、海外の外野選手から色々な挑発があるようだが、井上が認めた選手以外は相手にもしないスタンスもファンにとっては痺れる。
彼のストイックさから、井上尚弥選手の次戦に対する並々ならぬ思いを、ファンは受け取っているハズだ。1月24日(金曜日)試合のゴングは既に鳴っている。
井上尚弥 インスタで24年練習納めを報告「年末年始返上で突き抜けます!!」25年1月24日防衛戦
世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥が31日、自身のインスタグラムを更新し、24年の練習納めを報告した。
12月30日に元全米アマ王者・ジャフェスリー・ラミドとのスパーリング収めを報告した井上は、この日、同門の田中湧也、磯金龍とのスリーショットを掲載し「今年のジムワーク納めが終了です 明日元旦からも2025年練習始めが待っていますが、年末年始返上で突き抜けます!!」と投稿した。
その仕上がったバキバキの腹筋を見て、「グッドマンも戦々恐々やな」「チャンピオンレベル違うな」「こりゃ大変や」とファンからの声も上がっている。
井上尚弥のストイックさに頭が下がると共に、世界に衝撃を与える肉体が出来上がりつつある井上を見て、来年1月24日(金曜日)東京・有明アリーナで開催されるグッドマンとの試合に期待が一気に高まる!
井上尚弥がパリ五輪代表の原田周大とスパーリング 延期となったサム・グッドマン戦まであと1か月
プロボクシングの大橋ジムは12月24日、スーパーバンタム級の世界4団体統一王者・井上尚弥がパリ五輪代表の原田周大とスパーリングを行ったと明らかにした。
井上は「ここから更に準備期間を一カ月もくれるのは自分にとってはプラスでしかないと思う。最高の準備をして最高の試合をお見せします」と前向きなメッセージを出していた。
米国のジャフェスリー・ラミドも、再合流して井上尚弥のスパーリング相手を務めることを明かしている。
井上は、順調にスパーリングのスケジュールもこなし、1ヶ月の延長が、さらに井上尚弥の勝利を確実にする期間となった形だ。
来年1月24日(金曜日)に東京・有明アリーナで開催される、世界スーパーバンタム級王者防衛戦の期待が高まる!
井上尚弥、クリスマスイブ防衛戦が延期に 負傷のグッドマンを激励「お互い最高の状態で闘おう」
井上は「10日後に迫っていた12月24日の防衛戦は、グッドマンのスパーリング中の怪我により延期する事になりました」とXで報告。「楽しみにしてくれてた方々には申し訳ないです」とファンに謝罪した。
さらに、試合は2025年1月24日に東京・有明アリーナで行われることを伝え「お互い最高の状態で闘おう」とつづり、仕上がった自身の肉体を披露した。
延期の理由は、挑戦者のサム・グッドマンが試合前最後のスパーリングで左目上に4針縫う裂傷を負い試合が不可能な状況になったためである。
「KOシーンをお見せしたい」ボクシング・井上尚弥 クリスマスイブ決戦はグッドマンとの無敗対決 海外進出も示唆
プロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥選手が練習を公開し、集まった多くの報道陣の前でシャドーボクシング、サンドバッグ打ちなどを披露した。
集まった多くの報道陣を前に、井上尚弥選手は「2025年、新たに海外進出というところを考えているので、今回は大事な一戦になってくる」と、海外進出への姿勢を示唆した。
さらに、井上尚弥選手は、報道陣にクリスマスイブの24日に東京・有明アリーナの試合について「自分の試合は、初めて来るお客さんがいると思っているので、そういったお客さんに、ボクシングの一つ醍醐味でもあるKOシーンをお見せしたいかなと思うし、逆にボクシングファン、ボクシングが詳しい方には、細かい駆け引き、技術を見せていきたい」と、力強く話しました。
井上尚弥選手は、すでに来年の海外進出も見据えており、計画も練っているようだ。海外進出を狙う井上にとって、次戦は大事な試合となる。
次戦では、試合に勝つだけではなく試合内容も重視されるため、KO勝利でグッドマンに完勝して弾みを付けたい!
井上尚弥、抜き打ちドーピング検査終了を報告 採血管4本「人生で一番痛かった」グッドマン戦へ
クリスマスイブの決戦に向け、井上尚弥が抜き打ちでドーピング検査を行った。井上は採血管が満タンになるほど血液が採血された。
満タン近く入れられた採血管4本の画像を公開しており、文面では「今日の注射が人生で一番痛かった」と、モンスター井上でも4本の採血に苦戦したことをコメントしている。
井上尚弥は、クリスマスイブ決戦の準備を着々と進めているようだ。2024年12月24日東京・有明アリーナで行われる次戦の世界スーパーバンタム級4団体王座防衛戦に益々期待が高まる。
井上尚弥、目の腫れ大丈夫?スパーリング相手の強さとは
井上は11月16日にX(旧Twitter)で、チームメイトたちとズラリ並んだ写真を投稿した。その写真に写った井上を探し拡大して見ると、右目が腫れているかアザになっているようだとファンが気付いた。
Xの投稿を見たファンは「目腫れてる?」「目どうしました?」と心配の声が並ぶが、井上は即座に「右目は問題ないし大丈夫ですよ、ご心配なく!!」と投稿していた。
井上は目の腫れは大丈夫だと投稿しているが、ファンや関係者の間ではスパーリングで受けた傷ではないか?という見方が多い。
なぜなら、メキシコから招集した2人のスパーリングパートナーは実力があり、レオンはステップを駆使するボクサー型でエルナンデスは詰めて接近距離からの強烈フックを打ち込むファイタータイプだからだ。
特にエルナンデスは、KO率も95%の強打者で、井上とのスパークリングでは、井上との距離を詰めて左のショートフックを入れる場面も多く見られたことから、目の腫れは「スパーリングでエルナンデスに貰ったのでは?」と見るファンもいるようだ。
井上尚弥の目の腫れがどうやって出来たのかは分からないが、11月17日からは昨年も呼び寄せた元全米アマ王者ジャフェスリー・ラミドや、その翌週には第二弾としてメキシコ陣の招集も控えている。
2024年12月24日に向けて充実したスパーリングスケジュールが組まれているが、スパーリングによるケガやオーバーワークには十分気を付けてほしい。
次戦では井上尚弥もサム・グッドマン打ち合いになることが期待されているため、12月24日はベストコンディションで試合に臨んでほしい。
井上尚弥がスパーリング再開 メキシコからパートナー2人来日 「万全の態勢でできている」12・24防衛戦
2024年12月25日の試合に向けて、井上尚弥の動きも慌ただしくなってきている。メキシコから2人のスパークリングパートナーが11月3日に来日した。
井上尚弥は、11月初めにサウジアラビアの首都リヤドに飛び、同国最大のエンターテインメントフェスティバル「リヤド・シーズン」と推定総額30億円の大型スポンサー契約を結んだ。
サウジアラビアから11月5日に帰国したあと、翌々日の11月7日には来日したメキシコのスパーリングパートナーを相手に早速スパーリングを開始したという。
メキシコから来日したスパーリングパートナーは、スーパーバンタム級のWBO11位、IBF14位の世界ランカー、セバスティアン・エルナンデス(24歳)と、WBO世界フェザー級11位のブランドン・レオン(26歳)の2人。
井上尚弥は、11月7日にセバスチャン・エルナンデスと、そして11月11日にはブランドン・レオンと、それぞれ5ラウンドのスパーリングを行った。
2024年12月24日クリスマスイブのサム・グッドマンとの試合に向けて、着実に調整してきており、万全の体制でグッドマンを迎え撃つでしょう。
2024年12月24日東京・有明アリーナで行われる世界スーパーバンタム級王者防衛戦では、井上尚弥は更なる高みを見せてくれることでしょう。
井上尚弥がグッドマンにKO勝ちでジョー・ルイスの世界戦史上最多KO勝利22に並ぶ「熱い試合」希望
井上尚弥は会見で、オンライン参加した次戦の対戦相手、サム・グッドマンに対して逃げ回らず「熱い試合」をするように要望した。
井上尚弥は、TJ・ドヘニーとの試合について、グッドマンから「冴えない試合」と言われたことに対する要望である。
井上尚弥としても「塩試合はもうたくさん」「ファンが納得する試合がしたい」という気持ちの表れと、グッドマンに対する「逃げるなよ」「塩試合するなよ」というメッセージでもあるのだろう。
2024年9月の試合では、TJ・ドヘニーが消極的な戦いに終始し、さらに7回に腰を痛めて戦意を失いレフェリーストップで試合が終わった。
そのため、井上はケガやダメージもなく、まだまだ余力があり、調整状況も万全であると考えられます。
2024年9月3日に有明アリーナで行われたスーパーバンタム級4団体統一戦で井上尚弥はTJ・ドヘニーに対して7ラウンドでTKO勝ちしている。
井上尚弥は、プロボクシング界で「Monster」の異名を持ち、驚異的な結果を生み出し続けています。
2024年12月24日に行われる次戦の世界スーパーバンタム級王者防衛戦で3度目の防衛を達成できるのか。
井上尚弥の戦績(世界スーパーバンタム級4団体統一王者)
- アマチュアボクシング:81戦 75勝 (48KO / RSC) 6敗
- プロボクシング:29戦 29勝 (26KO) 無敗 KO率89%(2025年1月24日の試合結果を含む)
- ボクシングスタイル:右ボクサーファイター
戦 | 試合日 | 勝敗 | 試合時間 | 勝敗内容 | 対戦相手 | 対戦相手の国籍 | ボクシングスタイル | タイトルマッチ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2012年10月2日 | ◯ | 4R 2分04秒 | KO | クリソン・オマヤオ | フィリピン | オーソドックス | プロデビュー戦 |
2 | 2013年1月5日 | ◯ | 1R 1分50秒 | KO | ガオプラチャン・チュワタナ | タイ | ハードパンチャー | |
3 | 2013年4月16日 | ◯ | 10R 1分09秒 | TKO | 佐野友樹(松田ボクシングジム) | 日本 | オーソドックス | |
4 | 2013年8月25日 | ◯ | 10R | 判定3-0 | 田口良一(ワタナベボクシングジム) | 日本 | 右ボクサー・ファイター | |
5 | 2013年12月6日 | ◯ | 5R 2分51秒 | TKO | ヘルソン・マンシオ | フィリピン | 右ボクサー・オーソドックス | OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦 |
6 | 2014年4月6日 | ◯ | 6R 2分54秒 | TKO | アドリアン・エルナンデス | メキシコ | オーソドックス | WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ |
7 | 2014年9月5日 | ◯ | 11R 1分08秒 | TKO | サマートレック・ゴーキャットジム | タイ | オーソドックス | WBC防衛戦1度目 |
8 | 2014年12月30日 | ◯ | 2R 3分01秒 | KO | オマール・ナルバエス | アルゼンチン | サウスポー | WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ |
9 | 2015年12月29日 | ◯ | 2R 1分20秒 | TKO | ワーリト・パレナス | フィリピン | オーソドックス | WBO防衛戦1度目 |
10 | 2016年5月8日 | ◯ | 12R | 判定3-0 | デビッド・カルモナ | メキシコ | オーソドックス | WBO防衛戦2度目 |
11 | 2016年9月4日 | ◯ | 10R 3分03秒 | KO | ペッバーンボーン・ゴーキャットジム | タイ | オーソドックス | WBO防衛戦3度目 |
12 | 2016年12月30日 | ◯ | 6R 1分01秒 | TKO | 河野公平(ワタナベボクシングジム) | 日本 | 右ファイター | WBO防衛戦4度目 |
13 | 2017年5月21日 | ◯ | 3R 1分08秒 | KO | リカルド・ロドリゲス | アメリカ合衆国 | オーソドックス | WBO防衛戦5度目 |
14 | 2017年9月9日 | ◯ | 6R 終了 | TKO | アントニオ・ニエベス | アメリカ合衆国 | オーソドックス | WBO防衛戦6度目 |
15 | 2017年12月30日 | ◯ | 3R 1分40秒 | TKO | ヨアン・ボワイヨ | フランス | オーソドックス | WBO防衛戦7度目 |
16 | 2018年5月25日 | ◯ | 1R 1分52秒 | TKO | ジェイミー・マクドネル | イギリス | オーソドックス | WBA世界バンタム級タイトルマッチ |
17 | 2018年10月7日 | ◯ | 1R 1分10秒 | KO | ファン・カルロス・パヤノ | ドミニカ共和国 | サウスポー | WBA防衛戦1度目 WBSS1回戦(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ) |
18 | 2019年5月18日 | ◯ | 2R 1分19秒 | TKO | エマヌエル・ロドリゲス | プエルトリコ | オーソドックス | IBF世界バンタム級タイトルマッチ WBA防衛戦2度目 WBSS準決勝 IBF・リングマガジン王座獲得 |
19 | 2019年11月7日 | ◯ | 12R | 判定3-0 | ノニト・ドネア | フィリピン | オーソドックス | WBA・IBF世界バンタム級王座統一戦 WBA防衛戦3度目 IBF防衛戦1度目 WBSS決勝 |
20 | 2020年10月31日 | ◯ | 7R 2分59秒 | KO | ジェイソン・モロニー | オーストラリア | オーソドックス | WBA防衛戦4度目 IBF防衛戦2度目 |
21 | 2021年6月19日 | ◯ | 3R 2分45秒 | TKO | マイケル・ダスマリナス | フィリピン | サウスポー | WBA防衛戦5度目 IBF防衛戦3度目 |
22 | 2021年12月14日 | ◯ | 8R 2分34秒 | TKO | アラン・ディパエン | タイ | オーソドックス | WBA防衛戦6度目 IBF防衛戦4度目 |
23 | 2022年6月7日 | ◯ | 2R 1分24秒 | TKO | ノニト・ドネア | フィリピン | オーソドックス | WBA・WBC・IBF世界バンタム級王座統一戦 WBA防衛戦7度目 WBC獲得 IBF防衛戦5度目 |
24 | 2022年12月13日 | ◯ | 11R 1分09秒 | KO | ポール・バトラー | イギリス | オーソドックス | WBA・WBC・IBF・WBO世界バンタム級王座統一戦 WBA防衛戦8度目 WBC防衛戦1度目 IBF防衛戦6度目 WBO獲得 |
25 | 2023年7月25日 | ◯ | 8R 1分14秒 | TKO | スティーブン・フルトン | アメリカ合衆国 | オーソドックス | WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ |
26 | 2023年12月26日 | ◯ | 10R 1分02秒 | KO | マーロン・タパレス | フィリピン | サウスポー | WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦 WBC防衛戦1度目 WBO防衛戦1度目 WBA・IBF・リングマガジン王座獲得 |
27 | 2024年5月6日 | ◯ | 6R 1分22秒 | TKO | ルイス・ネリ | メキシコ | サウスポー | WBA防衛戦1度目 WBC防衛戦2度目 IBF防衛戦1度目 WBO防衛戦2度目 WBCダイヤモンド王座獲得 |
28 | 2024年9月3日 | ◯ | 7R 16秒 | TKO | テレンス・ジョン・ドヘニー | アイルランド | サウスポー | WBA防衛戦2度目 WBC防衛戦3度目 IBF防衛戦2度目 WBO防衛戦3度目 |
29 | 2024年12月24日 | – | – | – | サム・グッドマン(試合キャンセル) | オーストラリア | オーソドックス | WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ |
29 | 2025年1月24日 | ○ | 4R 2分25秒 | KO | キム・イェジョン(リザーブ) | 韓国 | 右ファイター | WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(試合前) |
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Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 2025年1月24日(金)有明アリーナのチケット販売中
井上 尚弥(4団体王者、大橋ボクシングジム)
vs
キム・イェジョン(WBO世界同級11位、韓国)
武居由樹が右肩負傷のため防衛戦を延期が決定
佐々木 尽(OPBF・WBO AP王者、八王子中屋)
vs
坂井 祥紀(横浜光ボクシングジム)
奈良井翼(RK蒲田ボクシングジム)
vs
渡邉 海(ライオンズボクシングジム)
下町 俊貴(日本スーパーバンタム級王者、グリーンツダボクシングジム)
vs
平野 岬(三松スポーツボクシングジム)
小林 豪巳(真正ボクシングジム)
vs
高田 勇仁(ライオンズボクシングジム)
NTTドコモ presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチのチケット情報
2025年1月11日(土)対戦相手だったサム・グッドマンが再び左目を負傷したため、グッドマン陣営から井上尚弥との試合をキャンセルすることが発表されました。
興行は予定通り1月25日に行われます。対戦相手は、リザーブ選手として契約していたWBO世界同級11位キム・イェジョン(32歳:韓国)に変更になります。
2024年12月24日(火)東京・有明アリーナで開催を予定していた「NTTドコモ presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチは、サム グッドマン選手のトレーニング中の負傷によって試合を来年1月24日(金曜日)にを延期することが決定しました。
既にチケットをお持ちのお客さまは、延期日程の2025年1月24日(金曜日)にチケットをご持参
いただければ入場可能といたします。
発券開始日時は、2025年1月10日(金)に変更されました。
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席種 | dカード GOLD会員特別価格(税込) | 通常料金(税込) dポイントクラブ会員および一般販売価格 |
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アリーナSRS席 | ¥270,000 | ¥275,000 |
アリーナSRS席クッション付 | – | ¥278,300 |
アリーナSRS席水筒付 | – | ¥278,300 |
アリーナSRS席マフラー付 | – | ¥279,400 |
アリーナSRS席3点セット付 | – | ¥284,900 |
アリーナRS席 | ¥182,000 | ¥187,000 |
アリーナRS席クッション付 | – | ¥190,300 |
アリーナRS席水筒付 | – | ¥190,300 |
アリーナRS席マフラー付 | – | ¥191,400 |
アリーナRS席3点セット付 | ¥196,900 | |
スタンドSS席 | ¥138,000 | ¥143,000 |
スタンドSS席クッション付 | – | ¥146,300 |
スタンドSS席水筒付 | – | ¥146,300 |
スタンドSS席マフラー付 | – | ¥147,400 |
スタンドSS席3点セット付 | – | ¥152,900 |
スタンドS席 | ¥105,000 | ¥110,000 |
スタンドS席クッション付 | – | ¥113,300 |
スタンドS席水筒付 | – | ¥113,300 |
スタンドS席マフラー付 | – | ¥114,400 |
スタンドS席3点セット付 | – | ¥119,900 |
指定A席 | ¥72,000 | ¥77,000 |
指定A席クッション付 | – | ¥80,300 |
指定A席水筒付 | – | ¥80,300 |
指定A席マフラー付 | – | ¥81,400 |
指定A席3点セット付 | – | ¥86,900 |
指定B席 | ¥50,000 | ¥55,000 |
指定C席(大人) | ¥28,000 | ¥33,000 |
指定C席(小学生) | ¥25,200 | ¥29,700 |
指定C席(大人)クッション付 | – | ¥36,300 |
指定C席(小学生)クッション付 | – | ¥33,000 |
指定C席(大人)水筒付 | – | ¥36,300 |
指定C席(小学生)水筒付 | – | ¥33,000 |
指定C席(大人)マフラー付 | – | ¥37,400 |
指定C席(小学生)マフラー付 | – | ¥34,100 |
指定C席(大人)3点セット付 | – | ¥42,900 |
指定C席(小学生)3点セット付 | – | ¥39,600 |
指定D席(大人) | ¥17,000 | ¥22,000 |
指定D席(小学生) | ¥15,300 | ¥19,800 |
指定D席(大人)クッション付 | – | ¥25,300 |
指定D席(小学生)クッション付 | – | ¥23,100 |
指定D席(大人)水筒付 | – | ¥25,300 |
指定D席(小学生)水筒付 | – | ¥23,100 |
指定D席(大人)マフラー付 | – | ¥26,400 |
指定D席(小学生)マフラー付 | – | ¥24,200 |
指定D席(大人)3点セット付 | – | ¥31,900 |
指定D席(小学生)3点セット付 | – | ¥29,700 |
指定E席(大人) | ¥9,900 | ¥11,000 |
指定E席(小学生) | ¥8,910 | ¥9,900 |
指定E席(大人)クッション付 | – | ¥14,300 |
指定E席(小学生)クッション付 | – | ¥13,200 |
指定E席(大人)水筒付 | – | ¥14,300 |
指定E席(小学生)水筒付 | – | ¥13,200 |
指定E席(大人)マフラー付 | – | ¥15,400 |
指定E席(小学生)マフラー付 | – | ¥14,300 |
指定E席(大人)3点セット付 | – | ¥20,900 |
指定E席(小学生)3点セット付 | – | ¥19,800 |
ファミリー席(最大5名) ※テーブルは付きません | ¥85,000 | ¥110,000 |
ファミリー席クッション付 | – | ¥126,500 |
ファミリー席水筒付 | – | ¥126,500 |
ファミリー席マフラー付 | – | ¥132,000 |
ファミリー席3点セット付 | – | ¥159,500 |
ペア席(最大2名) ※テーブルは付きません | ¥23,000 | ¥33,000 |
車いす | ¥22,000 | ¥27,500 |
車いすクッション付 | – | ¥30,800 |
車いす水筒付 | – | ¥30,800 |
車いすマフラー付 | – | ¥31,900 |
車いす3点セット付 | – | ¥37,400 |
車いす+介助者 | ¥44,000 | ¥55,000 |
車いす+介助者クッション付 | – | ¥61,600 |
車いす+介助者水筒付 | – | ¥61,600 |
車いす+介助者マフラー付 | – | ¥63,800 |
車いす+介助者3点セット付 | – | ¥74,800 |
- 大人1名につき未就学児1名膝上観戦無料。(お席間隔は十分ではございませんので、周囲には配慮してご観戦ください。)
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「NTTドコモ presents Lemino BOXING」チケットの一般受付について
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次戦・井上尚弥 vs サム・グッドマンのチケット購入・予約・チケットの支払い方法や決済方法については「チケットぴあ」にてご確認ください。
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井上尚弥の対戦相手だったサム・グッドマン1度目の負傷の詳細と試合キャンセルの経緯
2024年12月13日(日本時間14日)井上尚弥の無敗挑戦者グッドマンが最後のスパーリング中に左目を負傷し、2024年12月24日東京有明アリーナで開催される予定だった世界スーパーバンタム級王者防衛戦が「試合中止となった」と海外メディア報道した。
グッドマンは、強行出場を希望したが、ヘッドコーチのジョエル・キーガン氏とマネジャーのピーター・ミトレフスキー氏に説得されたという。
ブラッドフォード記者は「試合中止」と報道しているが、井上尚弥選手、サム・グッドマン選手、両陣営が協議し、次戦の世界スーパーバンタム級王者防衛戦の試合を来年1月24日に延期することが決定した。
同興行のアンダーカード「第4試合 東洋・WBOアジア・ウェルター級タイトルマッチ」「第5試合 チャンピオン同士のノンタイトル戦」なども、そのまま2025年1月24日に延期ことで話がついた。
しかし、来年1月24日に有明アリーナで予定されている、セミファイナルの「武居 由樹(大橋) vs ユッタポン・トンデイ(タイ)」については、武居由樹が右肩負傷のため防衛戦を延期が決定しました。
武居はスパーリングのあと、右肩の強い傷みを訴え、右肩関節唇損傷と診断されたことにより延期が決定した。
2025年1月24日、東京・有明アリーナであらためて試合を開催すると14日、大橋ジムかと井上尚弥選手のX(旧ツイッター)で発表された。

対戦相手のサム・グッドマン選手(26歳 オーストラリア)もインスタグラムを更新し、悔しさをにじませながら左目の負傷のことや試合の延期についての謝罪コメントの動画を投稿しいる。

2024年12月24日(火)東京・有明アリーナで開催を予定していた「NTTドコモ presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチは、サム グッドマン選手のトレーニング中の負傷によって試合を来年1月24日(金曜日)にを延期することが決定しました。
既にチケットをお持ちのお客さまは、延期日程の2025年1月24日(金曜日)にチケットをご持参
いただければ入場可能といたします。
井上尚弥は、2024年9月3日に行われたスーパーバンタム級4団体統一戦で、TJ・ドヘニーに勝利して2度目の防衛を果たしました。
井上尚弥にとって7年ぶりの年間3試合になるが、このタイトな試合スケジュールで次戦のサム・グッドマン相手に3度目の防衛が達成できるのか否かが注目されている。
一方、サム・グッドマンにとっては、井上尚弥との世界スーパーバンタム級王者防衛戦が世界初挑戦となる。
井上は現在、世界スーパーバンタム級で4団体を統一しており、その戦績は28勝(25KO)無敗という圧倒的な成績を誇る。
対するサム・グッドマンは、26歳で19勝(8KO)の実力を持ちながらも、関係者やボクシングファンの予想では井上が圧倒的に有利となっている。
井上は試合前の会見で、世界戦通算24勝という現役世界最多の記録に迫ることを目指しており、この試合での勝利は、彼のキャリアにおける新たなステップとなるとともに、ボクシング界の未来を占う重要な一戦でもある。
世界中のボクシングファンが注目する世界スーパーバンタム級王者防衛戦は、井上尚弥とサム・グッドマンの激闘が繰り広げられることが予想される。
井上尚弥とサム・グッドマンの戦いは、彼らにとって単なるタイトルマッチ以上の意味を持ち、ボクシングの新たな歴史を刻む可能性を秘めている。
ボクシングファンとしては、井上尚弥が次戦で実力を証明し続けるのか、それともサム・グッドマンが周囲の予想を覆して世界の頂点を奪取するのか、2025年1月24日東京・有明アリーナで熱い展開が期待される。
次戦・井上尚弥の対戦相手サム・グッドマンが再び左目負傷により試合をキャンセル
2024年12月24日に、東京・有明アリーナでボクシングの世界スーパーバンタム級王者防衛戦が行われることが決定したことが2024年10月24日に発表されましたが、2024年12月14日にグッドマンがスパーリング中に左目をカットして負傷したため、試合は2025年1月24日に延期されることが決定しました。
しかし、1月10日スパーリング中にサム・グッドマンが再び左目を負傷し、1月24日に開催される支配をキャンセルすることが決定した。
一度は延期された1月24日の試合は予定通り行われることがすでに決定しており、井上尚弥(31歳:大橋ボクシングジム)は、新たに代替挑戦者を探すことになると思われた。
しかし、グッドマンのリザーブ選手として契約していたキム・イェジョン(32歳:韓国)との防衛戦が行われることが発表された。
サム・グッドマンについて
オーストラリアのサム・グッドマンは、2024年10月時点で26歳、ノー・リミット・ボクシング・プロモーションズ所属で、経験も実力も十分な選手です。
井上尚弥との年齢差は約5歳、身長もリーチもほぼ同格ですが、サム・グッドマンのKO率は42%で、井上尚弥のKO率89%に比べると大きな差があります。
サム・グッドマンは2018年にプロデビューし、19戦無敗(8KO)の戦績を誇る。2022年5月には日本人ボクサーの富施郁哉に勝利している。
さらに、グッドマンは2023年3月に井上尚弥とも対戦したTJ・ドヘニーに判定勝ちを収めており、挑戦者として十分な実力を持つ選手だ。
グッドマンは「自分の名前を世界に知らしめるために挑戦する」と語り、井上に対して冷静かつ自信に満ちた態度で挑む。
サム・グッドマンは、プロボクシング界に入ってからは19戦19勝無敗の記録を打ち立てており、井上尚弥同様、経験も実力もある選手です。
次戦の世界スーパーバンタム級王者防衛戦でサム・グッドマンが井上尚弥に、どこまで噛みついていけるかが見どころとなるでしょう。
サム・グッドマンの最新情報と戦績
井上尚弥の挑戦者グッドマンが試合キャンセル発表、再び目の上を裂傷 代替挑戦者で世界戦実施へ
プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥の挑戦者となるIBF、WBO世界同級1位サム・グッドマンが再び負傷して井上との試合をキャンセルすると1月11日、グッドマン陣営が発表した。
今回の試合中止を報じた「FOX Sports」によれば、またも左目上をカットしたグッドマンは「酷く取り乱した」という。それでも周囲の説得を受け、井上との試合を中止することと手術を行うことを受け入れたと伝えられている。
井上尚弥の無敗挑戦者グッドマンが左目裂傷「試合中止となった」海外メディア報道
グッドマンは24日に東京・有明アリーナで井上に挑戦する予定だったが、同国のCODEスポーツで格闘技を担当しているブレンダン・ブラッドフォード記者が自身のXを通じ、グッドマンが調整中に左目を負傷し「試合中止となった」と投稿した。
同氏は「東京に行く前の最後のスパーリングで、グッドマンは目を裂傷した」と伝え、その写真2枚も投稿した。
両陣営の話し合いにより、試合は延期され、2025年1月24日に東京・有明アリーナで開催することが決定した。
来年1月24日までに左目の怪我を治し、万全な体制で試合に挑んでほしい!
井上尚弥の来年3試合計画にグッドマンが皮肉「彼は私と再び戦うかもしれない」
井上が来年に3試合を計画しているという情報を受け、グッドマンは「彼らが次の試合だけでなく、その次の3試合を計画しているという話がいろいろ出ているが、彼は私と再び戦うことになるかもしれない」と、皮肉った…グッドマンは、次戦で井上に勝利すれば、来年には井上と再戦の可能性があることをほのめかした。
皮肉を言いながらもグッドマンは「12月24日には、私がただ数ラウンドを勝ち抜くために出場しているのではないことが分かるだろう。私は勝つために、この男(井上)を倒すために出場している。人生を変えるために出場しているんだ」と力説し、次戦に対する自信と意気込みを語った。
ボクシング関係者やボクシングファンの予想・下馬評は、依然として井上尚弥の圧倒的有利に変わりはないが、果たして世紀の番狂わせは起きるのか?
最強井上尚弥の強みは何か 豪戦士グッドマンが破壊的なパンチ以上に警戒する「過小評価されている武器」とは
大一番に向けた緊張感が少しずつ高まっている。26歳のグッドマンにとって、井上戦はキャリア最大級の一戦になる。
来る12月24日に東京・有明アリーナで、ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥に挑む、WBO同級1位のサム・グッドマンが試合に向けた心境を語った。
「イノウエは本当に素晴らしいファイターだし、そういう評価を受けている理由は明確にある。簡単な試合にはならないし、楽な相手なんかじゃない。これ以上にないくらいにタフな挑戦になる」と12月24日の試合についての心構え語った。
さらにグッドマンは「彼は本当に破壊的なパンチを持ってる。でも、何より警戒すべきは彼のボクシングIQだ。少し過小評価されている彼の武器だと思う。イノウエは本当に多くの強みがある」と井上を冷静に分析している。
OK率が異常に高い井上尚弥は、破壊的なパンチ力に評価が行きがちだが、グッドマンは冷静に井上を分析し、井上尚弥のボクシングIQが高いことを警戒している。
12月24日に行われる次戦の世界スーパーバンタム級王者防衛戦は、これまで以上にアグレッシブな戦いになるかもしれない…グッドマンがどこまで井上を追い詰められるのか、今から期待が膨らむ。
「全然怖いと思ってない」井上尚弥に挑むグッドマンが武者震い 下馬評は劣勢も番狂わせを豪語「俺を見下す人に興味はない」
次戦の対戦相手サム・グッドマンは、井上尚弥との試合を前に舌戦を繰り広げている。下馬評(予想)では井上尚弥が圧倒的に有利であることは変わりない。
それでもグッドマンは「俺は他の選手みたいにリング上でぐるぐると逃げ回る気はない」「これは俺にとって人生最大の挑戦だけど、覚悟はできている」と鼻息荒くコメントしている。
さらに、グッドマンは周囲の評価や予想に対して「俺は、俺を見下す人たちや、俺には倒せないと言う批評家に興味はない。とにかく自分自身と自分にできることを信じている」と、外野の雑音を意に介さず次戦の井上尚弥との試合に向けて自分を奮い立たせている。
グッドマンのコメントや意気込みから、次戦では井上尚弥との打ち合いになることが予想される。
下馬評(予想)を覆して番狂わせは起きるのか?井上尚弥からベルトを奪えるのか?今後、サム・グッドマンと井上尚弥のリング外での動きやコメントに目が離せない!
グッドマン、井上尚弥戦に向けて「私は必ずこの男を倒しにいく」と決意を示す
サム・グッドマンは現在、試合に向けた強化合宿を行っており、自己評価としては「アンダードッグ(かませ犬)だとは言わない。新しい世界王者だと言おう」と勝利に向けた強い意志を持っている。
井上尚弥に挑戦のグッドマン 母国メディアに意気込み語る「勝てると思ってなかったら受けない」
グッドマンにとってこの試合は、自身を世界的に知らしめるための絶好のチャンスであり「いたずらに過大評価はしない。誰にでもあり得ることだが、(井上が)負ける可能性があることもわかっている」と心の内を明かしつつも、井上に対して過大評価せず冷静に戦いに臨む覚悟を見せている。
さらに、グッドマンは「井上はパウンド・フォー・パウンド(PFP)で最高の選手の一人だが、それが自分を興奮させる」と語り、どんなに強い相手でも挑戦する価値があるとして自信に満ちた意気込みを見せている。
挑戦者グッドマンの「冴えない発言」に異例の要求 井上尚弥が黙っていなかったワケ「塩試合で勝てればいいと思っていない」
試合前の舌戦でもグッドマンは、2024年9月のTJ・ドヘニー戦について「イノウエが一方的だが、冴えない。物足りない。ちょっと変な終わり方だったな」と挑発とも取れる発言をしており、グッドマンはやる気満々のようです。
2024年7月10日には、タイのチャイノイ・ウォラウト(27歳)に12ラウンドの判定勝ちをするも、左手にケガをした可能性があり、万全な体調で井上尚弥と対戦するために十分な準備をして臨んでくるでしょう。
サム・グッドマンの戦績(IBF&WBO世界同級1位)
- プロボクシング:19戦 19勝 (8KO) 無敗 KO率42%
- ボクシングスタイル:オーソドックス
アマチュアボクシング:100戦以上の試合経験がある。バンタム級世界ユース3位、オセアニア選手権Vの実績がある。2018年4月にプロ転向。
戦 | 試合日 | 勝敗 | 試合時間 | 勝敗内容 | 対戦相手 | 対戦相手の国籍 | ボクシングスタイル | タイトルマッチ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2018年4月13日 | ◯ | 2R 45秒 | TKO | プーファ・ポーノブノン | タイ | オーソドックス | プロデビュー戦 |
2 | 2018年8月19日 | ◯ | 8R | 判定3-0 | リチャード・ロケット | オーストラリア | オーソドックス | |
3 | 2018年10月27日 | ◯ | 6R | 判定3-0 | シャマルラム・アヌジ | フィジー | オーソドックス | |
4 | 2019年3月29日 | ◯ | 6R | 判定3-0 | サンプリス・フォトサラ | オーストラリア | オーソドックス | |
5 | 2019年7月27日 | ◯ | 3R 2分37秒 | TKO | クラウデバン・シーシー | フィリピン | 右 オーソドックス | |
6 | 2019年11月16日 | ◯ | 3R 2分07秒 | TKO | スナルディ・ガンボア | インドネシア | オーソドックス | |
7 | 2020年3月7日 | ◯ | 1R 2分45秒 | TKO | ノルディ・マナカネ | インドネシア | オーソドックス | |
8 | 2021年4月10日 | ◯ | 6R | 判定3-0 | ダニエル・カー | オーストラリア | オーソドックス | |
9 | 2021年6月16日 | ◯ | 6R 1分17秒 | TKO | ノート・ボーシャン | ニュージーランド | サウスポー | ANBFオーストラリアフェザー級王座決定戦 |
10 | 2021年12月22日 | ◯ | 6R 48秒 | TKO | リッチー・メプラナム | フィリピン | サウスポー | WBOオリエンタルスーパーバンタム級王座決定戦 |
11 | 2022年5月11日 | ◯ | 10R | 判定3-0 | 富施郁哉(ワタナベボクシングシム) | 日本 | アウトボクサー | IBFインターコンチネンタルスーパーバンタム級王座決定戦 WBOオリエンタル防衛戦1度目 |
12 | 2022年7月20日 | ◯ | 8R 1分26秒 | TKO | ファン・ミゲル・エロルデ | フィリピン | オーソドックス | IBFインターコンチネンタル防衛戦1度目 WBOオリエンタル防衛戦2度目 |
13 | 2022年10月8日 | ◯ | 10R | 判定3-0 | ジェイソン・クーパー | オーストラリア | オーソドックス | WBOオリエンタル防衛戦3度目 |
14 | 2023年3月11日 | ◯ | 10R | 判定3-0 | テレンス・ジョン・ドヘニー | アイルランド | サウスポー | IBFインターコンチネンタル防衛戦2度目 WBOオリエンタル防衛戦4度目 |
15 | 2023年6月18日 | ◯ | 12R | 判定3-0 | ライース・アリーム | アメリカ合衆国 | オーソドックス | IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦 |
16 | 2023年10月15日 | ◯ | 12R | 判定3-0 | ミゲル・フローレス | アメリカ合衆国 | オーソドックス | |
17 | 2023年12月15日 | ◯ | 12R | 判定3-0 | リウ・ジョン | 中華人民共和国 | サウスポー | |
18 | 2024年3月13日 | ◯ | 4R 3分00秒 | TKO | マーク・スクリーブス | オーストラリア | オーソドックス | |
19 | 2024年7月10日 | ◯ | 12R | 判定3-0 | チャイノイ・ウォラウト | タイ | オーソドックス | |
20 | 2024年12月24日 | – | – | – | 井上尚弥(大橋ボクシングジム) | 日本 | 右ボクサーファイター | WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(試合前) |
井上尚弥のパウンド・フォー・パウンド(PFP)最新ランキング
パウンド・フォー・パウンド(PFP)とは、ボクシングや総合格闘技などで、全階級で体重差をなくした場合に最も強いのは誰かを示す指標のようなものです。
1940年頃に活躍したアメリカのボクシング選手「シュガー・レイ・ロビンソン」を称賛するものとして用いられたのが由来です。
「オールタイム・パウンド・フォー・パウンド」の名を持つのも、「シュガー・レイ・ロビンソン」だけです。
パウンド・フォー・パウンド(PFP)は、ボクシングやプロレスの専門誌であった「ザ・リング」誌が元祖となっています。
今では「ザ・リング」誌だけではなく、「ESPN(Entertainment and Sports Programming Network)」というスポーツチャンネルやBWAA(全米ボクシング記者協会)、TBRB(トランスナショナル・ボクシング・ランキング委員会)も、パウンド・フォー・パウンド(PFP)の評価に影響を持つようになっています。
上記のような一流スポーツ誌や、スポーツチャンネルなど、さまざまな業界メディアの評価が集まって、パウンド・フォー・パウンド(PFP)の順位が決まります。
アメリカ・プロボクシング・プロモーターであるBob Arum氏は「ザ・リング誌」において、
”I understand he’ll be coming back here… at the end of the year,”
“And then we’re taking him to the United States for a big celebration in Las Vegas.”
「彼は年末にリングに戻ってくると聞いています。」「そして、私たちは彼を米国に招き、ラスベガスで盛大な祝賀会を開く予定です。」
引用元:https://www.ringtv.com/712244-naoya-inoue-halts-tj-doheny-in-7th-round-retains-ring-undisputed-122-pound-championship/
と発言していることが記載されており、既に2024年12月の試合に勝って、アメリカに迎え入れたいと語られています。
ボクシング界の重鎮にここまで言わせるほど井上尚弥の評価は高く、現役選手などからもSNSやYouTubeで数多くの評価を得ています。
元ヘビー級王者のマイク・タイソン氏も、パウンド・フォー・パウンド(PFP)1位は井上尚弥で決まりだと、井上尚弥に対して高い評価をつけている。
マイク・タイソン断言 井上尚弥が「世界最高のボクサー」米国の無敗王者2人よりPFP1位に推薦
2023年7月25日、挑戦者の井上尚弥(大橋ボクシングジム)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。
さまざまな称賛や衝撃の声が飛び交う中、元ヘビー級王者のマイク・タイソン氏(米国)は井上の試合をチェックしたことを明かしたうえで「世界最高のボクサーだ」と断言した。
「テレンス・クロフォード―エロール・スペンスJr.の勝者か、イノウエかどちらがパウンド・フォー・パウンド(PFP)勝者に相応しいか」という問いには「日本人ボクサーが世界最高のボクサーだ。俺は何者でもないけど、個人的にはそう思うね」と断言。
ともに無敗というPFP上位ランカー同士の4団体統一戦が始まる前から、PFP1位は井上で揺るぎないという見解を示した。
参照元:https://news.livedoor.com/article/detail/24698682/
パウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングに影響力がある雑誌・メディア
ザ・リング
1922年にアメリカで創刊されたボクシング誌で、PFPランキングの本家ともいえる存在です。
最も有名なメディアで、その評価は広く認識されています。ボクシング界で最も歴史と権威がある雑誌の一つです。(PFPは、ザ・リングの初代編集長によって名付けられた称号)
ESPN
アメリカのスポーツ専門メディアで、記者による投票制を採用し、選考過程の透明性が高いとされています。特にアメリカ国内での影響力が大きいです。
全米ボクシング記者協会(BWAA)
ボクシング界で権威のある組織で、独自のPFPランキングを発表しています。専門家の意見が反映されます。
トランスナショナル・ボクシング・ランキング委員会(TBRB)
独立した専門家による評価で、公平なランキングを提供しています。商業的な影響を受けず、公正な評価を目指しています。
BoxRec
男子・女子プロボクサーの戦績を記録したウェブサイト。BoxRecの目的は、クインズベリー・ルール以降、すべてのプロボクシングの試合と各プロボクサーの戦績を記録することである。
BoxRecに記録されているデータの中には、一部のアマチュアボクシング、ベアナックル・ボクシング、ムエタイ、キックボクシングの試合もあり、選手データや戦績をサイトに掲載している。
「ザ・リング」と「ESPN」のランキング評価基準の違い
「ザ・リング」のランキング評価基準
選手の全体的なキャリアと試合の質を重視します。パフォーマンスの安定性と歴史的な功績に高い価値を置いています。
「ESPN」のランキング評価基準
記者や専門家による投票でランキングが決定され、最近の試合結果や対戦相手の質に重点を置いて評価されます。
「ザ・リング」パウンド・フォー・パウンド ランキング最新版
ザ・リング(別称:リングマガジン、リング誌)は、1922年にアメリカで創刊されたボクシングを扱う月刊専門誌で、1924年からボクサーのPFPランキングを独自の基準で出している。
井上尚弥は4団体統一もパウンド・フォー・パウンドランキングは2位。オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)を超えられなかった。
順位 | ボクサー名 | 国籍・階級・戦績・保有タイトル | KO率 |
---|---|---|---|
1位 | オレクサンドル・ウシク | 国籍:ウクライナ階級:ヘビー級戦績:22戦22勝0分0敗(14K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:サウスポー | 63% |
2位 | 井上尚弥 | 国籍:日本階級:スーパーバンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(25K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 89% |
3位 | テレンス・クロフォード | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーウェルター級戦績:41戦41勝0分0敗(31K.O)現タイトル:WBA、WBO暫定王者ボクシングスタイル:スイッチヒッター | 75% |
4位 | アルツール・ベテルビエフ | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:21戦21勝0分0敗(20K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 95% |
5位 | ドミトリー・ビボル | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:24戦23勝0分1敗(12K.O)現タイトル:元WBA(2024年10月12日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 52% |
6位 | サウル・カネロ・アルバレス | 国籍:メキシコ階級:スーパーミドル級戦績:66戦62勝2分2敗(39K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 63% |
7位 | エロール・スペンス・ジュニア | 国籍:アメリカ合衆国階級:ウェルター級戦績:29戦28勝0分1敗(22K.O)現タイトル:元WBA・WBC・IBF(2023年7月29日陥落)ボクシングスタイル:サウスポー | 78% |
8位 | ガーボンタ・デービス | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:30戦30勝0分0敗(28K.O)現タイトル:WBAボクシングスタイル:サウスポー | 93% |
9位 | ジェシー・ロドリゲス | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーフライ級戦績:20戦20勝0分0敗(13K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:サウスポー | 65% |
10位 | 中谷潤人 | 国籍:日本階級:バンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(21K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:左ボクサーファイター | 75% |
「ESPN」パウンド・フォー・パウンド ランキング最新版
ESPN(イーエスピーエヌ)は、アメリカのスポーツ専門チャンネルで、衛星やケーブルテレビでスポーツ専門チャンネルを配信している。
ESPNは、ウォルト・ディズニー・カンパニーとハースト・コミュニケーションズが出資している巨大スポーツメディア。ESPNも独自の評価基準でPFPランキングを出している。
ESPNのパウンド・フォー・パウンド最新ランキングでは、井上尚弥はテレンス・クロフォードに抜かれ3位に陥落した。
順位 | ボクサー名 | 国籍・階級・戦績・保有タイトル | KO率 |
---|---|---|---|
1位 | オレクサンドル・ウシク | 国籍:ウクライナ階級:ヘビー級戦績:22戦22勝0分0敗(14K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:サウスポー | 63% |
2位 | テレンス・クロフォード | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーウェルター級戦績:41戦41勝0分0敗(31K.O)現タイトル:WBA、WBO暫定王者ボクシングスタイル:スイッチヒッター | 75% |
3位 | 井上尚弥 | 国籍:日本階級:スーパーバンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(25K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 89% |
4位 | アルツール・ベテルビエフ | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:21戦21勝0分0敗(20K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 95% |
5位 | サウル・アルバレス(カネロ・アルバレス) | 国籍:メキシコ階級:スーパーミドル級戦績:66戦62勝2分2敗(39K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 63% |
6位 | ドミトリー・ビボル | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:24戦23勝0分1敗(12K.O)現タイトル:元WBA(2024年10月12日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 52% |
7位 | ガーボンタ・デービス | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:30戦30勝0分0敗(28K.O)現タイトル:WBAボクシングスタイル:サウスポー | 93% |
8位 | シャクール・スティーブンソン | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:22戦22勝0分0敗(10K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:サウスポー | 45% |
9位 | ジェシー・ロドリゲス | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーフライ級戦績:20戦20勝0分0敗(13K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:サウスポー | 65% |
10位 | タイソン・フューリー | 国籍:イギリス階級:ヘビー級戦績:36戦34勝1分1敗(24K.O)現タイトル:元WBA、IBF、WBO、WBC(2024年5月18日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 70% |
全米ボクシング記者協会(BWAA)パウンド・フォー・パウンド ランキング最新版
アメリカ合衆国ボクシングライター・アソシエーション(BWAA)は、アメリカのボクシングライター・ジャーナリストによる団体で、1926年にアメリカ・ニューヨークで結成された。
BWAAの目的は、ボクシングジャーナリズムの発展と高度な倫理基準の促進を基にして、取材者により良い労働条件の確保にある。
さらに、本会ではその年のボクシング界において、年間賞として特に優秀な功績を挙げた人物や試合などに対して過去の名ボクサーにちなんだ賞を選考し、贈呈することでも知られる。
アメリカ合衆国ボクシングライター・アソシエーション(BWAA)も、記者やジャーナリスト視点から独自の審査基準でPFPランキングを出している。
アメリカ合衆国ボクシングライター・アソシエーション(BWAA)のパウンド・フォー・パウンド最新ランキングでは、井上尚弥は2位にランキングされている。
順位 | ボクサー名 | 国籍・階級・戦績・保有タイトル | KO率 |
---|---|---|---|
1位 | テレンス・クロフォード | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーウェルター級戦績:41戦41勝0分0敗(31K.O)現タイトル:WBA、WBO暫定王者ボクシングスタイル:スイッチヒッター | 75% |
2位 | 井上尚弥 | 国籍:日本階級:スーパーバンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(25K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 89% |
3位 | オレクサンドル・ウシク | 国籍:ウクライナ階級:ヘビー級戦績:22戦22勝0分0敗(14K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:サウスポー | 63% |
4位 | サウル・アルバレス(カネロ・アルバレス) | 国籍:メキシコ階級:スーパーミドル級戦績:66戦62勝2分2敗(39K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 63% |
5位 | エロール・スペンス・ジュニア | 国籍:アメリカ合衆国階級:ウェルター級戦績:29戦28勝0分1敗(22K.O)現タイトル:元WBA・WBC・IBF(2023年7月29日陥落)ボクシングスタイル:サウスポー | 78% |
6位 | タイソン・フューリー | 国籍:イギリス階級:ヘビー級戦績:36戦34勝1分1敗(24K.O)現タイトル:元WBA、IBF、WBO、WBC(2024年5月18日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 70% |
7位 | ドミトリー・ビボル | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:24戦23勝0分1敗(12K.O)現タイトル:元WBA(2024年10月12日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 52% |
8位 | アルツール・ベテルビエフ | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:21戦21勝0分0敗(20K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 95% |
9位 | ジャーメル・チャーロ | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーウェルター級戦績:38戦35勝2分1敗(19K.O)現タイトル:元WBA、WBC、IBF、WBO(2023年9月30日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 54% |
10位 | デヴィン・ヘイニー | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:32戦31勝0分0敗(15KO)無効試合 1現タイトル:WBCボクシングスタイル:オーソドックス | 48% |
同10位 | シャクール・スティーブンソン | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:22戦22勝0分0敗(10K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:サウスポー | 45% |
トランスナショナル・ボクシング・ランキング委員会(TBRB)パウンド・フォー・パウンド ランキング最新版
トランスナショナル・ボクシング・ランキング委員会(TBRB)は、2012年10月に結成され、プロボクシングトップ10のランキングを提供しており、各部門・階級の世界チャンピオンを選定している。
トランスナショナル・ボクシング・ランキング委員会(TBRB)は、すべてボランティアによって運営されており、委員会のメンバーは、世界中の独立したプロのジャーナリスト、ボクシングの歴史家、記録保持者です。
そのため、この委員会が出す様々なランキングやタイトルは、プロモーターやボクシング協会、認可機関の影響を受けることはありません。
トランスナショナル・ボクシング・ランキング委員会(TBRB)は、ボランティアで運営されていることと、プロモーターやボクシング協会など外部からの影響を受けない分、比較的中立で公平なパウンド・フォー・パウンドランキングを出していると言えるでしょう。
トランスナショナル・ボクシング・ランキング委員会(TBRB)のパウンド・フォー・パウンド最新ランキングでは、井上尚弥は2位にランキングされている。
順位 | ボクサー名 | 国籍・階級・戦績・保有タイトル | KO率 |
---|---|---|---|
1位 | オレクサンドル・ウシク | 国籍:ウクライナ階級:ヘビー級戦績:22戦22勝0分0敗(14K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:サウスポー | 63% |
2位 | 井上尚弥 | 国籍:日本階級:スーパーバンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(25K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 89% |
3位 | テレンス・クロフォード | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーウェルター級戦績:41戦41勝0分0敗(31K.O)現タイトル:WBA、WBO暫定王者ボクシングスタイル:スイッチヒッター | 75% |
4位 | アルツール・ベテルビエフ | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:21戦21勝0分0敗(20K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 95% |
5位 | ドミトリー・ビボル | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:24戦23勝0分1敗(12K.O)現タイトル:元WBA(2024年10月12日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 52% |
7位 | サウル・アルバレス(カネロ・アルバレス) | 国籍:メキシコ階級:スーパーミドル級戦績:66戦62勝2分2敗(39K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 63% |
同7位 | テオフィモ・ロペス | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーライト級戦績:22戦21勝0分1敗(13KO)現タイトル:WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 62% |
8位 | 寺地拳四朗 | 国籍:日本階級:フライ級戦績:25戦24勝0分1敗(15KO)現タイトル:WBCボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 62% |
9位 | 中谷潤人 | 国籍:日本階級:バンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(21K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:左ボクサーファイター | 75% |
10位 | ガーボンタ・デービス | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:30戦30勝0分0敗(28K.O)現タイトル:WBAボクシングスタイル:サウスポー | 93% |
「BoxRec.com」パウンド・フォー・パウンド ランキング最新版
「BoxRec.com」は、元コンピュータシステムアナリストであるジョン・シェパードによって設立されたウェブサイト。
「BoxRec.com」の目的は、クインズベリー・ルール以降のすべての男子・女子プロボクサーの試合と各プロボクサーの戦績を記録することである。
しかし、一部のアマチュアボクシング、ベアナックル・ボクシング、ムエタイ、キックボクシングの試合の戦績も掲載している。
他にもボクサーのランク付けの掲載やボクシングの百科事典型サイト「BoxRec Wiki」の運営も行っている。
「BoxRec.com」のウェブサイトは、世界中の多くのボランティア編集者によって更新されており、各編集者は国や国内のある地域の編集を割り当てられ、各々担当する国や地域のボクサーの戦績・記録を更新している。
また、データを元にした独自のポイント・システムを持っており、現役・引退選手の格付けも行っている。
「BoxRec.com」は、ボランティアが運営、編集していることと、独自のポイント・システムでランキング出していることから、一番中立で公平なパウンド・フォー・パウンドランキングを出していると言えるでしょう。
「BoxRec.com」のパウンド・フォー・パウンド最新ランキングでは、井上尚弥は1位にランキングされている。
順位 | ボクサー名 | 国籍・階級・戦績・保有タイトル | KO率 |
---|---|---|---|
1位 | 井上尚弥 | 国籍:日本階級:スーパーバンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(25K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 89% |
2位 | サウル・アルバレス(カネロ・アルバレス) | 国籍:メキシコ階級:スーパーミドル級戦績:66戦62勝2分2敗(39K.O)現タイトル:WBA、WBC、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 63% |
3位 | 中谷潤人 | 国籍:日本階級:バンタム級戦績:28戦28勝0分0敗(21K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:左ボクサーファイター | 75% |
4位 | テレンス・クロフォード | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーウェルター級戦績:41戦41勝0分0敗(31K.O)現タイトル:WBA、WBO暫定王者ボクシングスタイル:スイッチヒッター | 75% |
5位 | アルツール・ベテルビエフ | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:21戦21勝0分0敗(20K.O)現タイトル:WBA、WBC、IBF、WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 95% |
同5位 | シャクール・スティーブンソン | 国籍:アメリカ合衆国階級:ライト級戦績:22戦22勝0分0敗(10K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:サウスポー | 45% |
6位 | 寺地拳四朗 | 国籍:日本階級:フライ級戦績:25戦24勝0分1敗(15KO)現タイトル:WBCボクシングスタイル:右ボクサーファイター | 62% |
7位 | ドミトリー・ビボル | 国籍:ロシア階級:ライトヘビー級戦績:24戦23勝0分1敗(12K.O)現タイトル:元WBA(2024年10月12日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 52% |
8位 | ジェシー・ロドリゲス | 国籍:アメリカ合衆国階級:スーパーフライ級戦績:20戦20勝0分0敗(13K.O)現タイトル:WBCボクシングスタイル:サウスポー | 65% |
9位 | エマヌエル・ナバレッテ | 国籍:メキシコ階級:スーパーフェザー級戦績:41戦38勝1分2敗(31K.O)現タイトル:WBOボクシングスタイル:オーソドックス | 81% |
10位 | スブリエル・マティアス | 国籍:プエルトリコ階級:スーパーフェザー級戦績:22戦20勝0分2敗(20K.O)現タイトル:元IBF(2024年6月15日陥落)ボクシングスタイル:オーソドックス | 100% |
井上尚弥がTJ・ドヘニーに7ラウンドTKO勝利!試合の全貌とハイライトを解説
2024年9月3日に行われたスーパーバンタム級王座統一戦で、日本の井上尚弥がアイルランドのTJ・ドヘニー(WBO世界スーパーバンタム級2位)に勝利して2度目の防衛に成功しました。
全体的に井上尚弥が優位に進み、6ラウンドでは相手選手をコーナーに追い詰め、7ラウンド目でレフェリーがTJ・ドヘニーの負傷と判断し、レフェリーストップがかけられ井上尚弥のテクニカルノックアウト(TKO)勝ちとなりました。
勝利は勝利であるものの、KO勝ちではなかったため、井上尚弥は試合後のインタビューで「理想とした勝ち方ではなかった」と語っています。
戦い方や勝ち方はどうであれ、スーパーバンタム級王座統一戦の2度目の防衛に成功という快挙を成し遂げました。
井上尚弥 vs TJ・ドヘニーの前評判
2024年8月31日に開かれた試合前の記者会見では、井上は「コンディションも良好で仕上がっており、自分の中で納得する試合をしたい」と語っている。
対するTJ・ドヘニーは「コンディションは完璧で、この試合ができることを光栄に思っており、歴史を作りに来た」と語りました。
両者とも試合前の会見では、コンディションは完璧であることを強調し、ボクシング関係者やボクシングファンの期待を最高潮にした。
試合前の記者会見では、井上尚弥、TJ・ドヘニーともに紳士的で互いをリスペクトし合っている印象が強く、まさしくチャンピオンとチャンピオンに挑む強者としてふさわしい会見でした。
ボクシング関係者やボクシングファンの前評判では、井上尚弥の有利と予測されていました。
TJ・ドヘニーは通称「The Power」とも呼ばれており、プロボクシング戦績は総試合数31回、勝利26回、KO20回、敗戦5回、引き分け0回です。
これに対して、井上尚弥のプロボクシング戦績は総試合数28回、勝利28回、KO25回、敗戦0回と、戦績だけを見ても井上尚弥の方が優位です。
ブックメーカー | 井上尚弥 | TJ・ドヘニー |
---|---|---|
BeeBet | 1.01 | 10 |
BetMGM | 1.03 | 17 |
Betrnk | 1.005 | 12 |
bet365 | 1.02 | 19 |
Caesars | 1.02 | 17 |
Draftking | 1.02 | 18 |
Funduel | 1.02 | 17 |
Stake | 1.02 | 13 |
ベッティングオッズの数字が、低ければ低いほど本命になる。例えば、A選手とB選手が対戦した場合、A選手が本命で、勝つ確立が高い場合は、ベッティングオッズの数字は低くなります。
A選手 | B選手 |
---|---|
2 | 4 |
上記表を見ると、ベッティングオッズがA選手の方が低いので、A選手が勝つ確率が高いという予想になります。
ブックメーカーの参考ベッティングオッズの数字から「井上尚弥 vs TJ・ドヘニー」は、井上尚弥がTJ・ドヘニーに勝利する確率が高い予想になっている。
さらに、オッズ差が大きいことから、試合前から井上尚弥の勝利が確実視されていた。
井上尚弥 vs TJ・ドヘニー試合の経過と7ラウンドTKO勝利までの詳細

ここでは、井上尚弥とTJ・ドヘニーの試合の様子を、各ラウンドごとに簡単に解説していきます。
前半は互いの探り合いが多く、4ラウンド、5ラウンド以降、激しい打ち合いがありました。詳細は動画配信サイト「Lemino」で配信されていますので、ぜひご自身の目でその全貌をご確認下さい。
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第1R(ラウンド)

第1Rでは、双方距離の探り合いをしている様子が見受けられ、井上尚弥が若干押し気味に進みつつ、互いに牽制し合っている状況でした。
ドヘニーはサウスポーに構え、右手で井上の左グローブを触って探りを入れる。井上も左手でドヘニーの右グローブを触りながらロープまで追い詰める。

井上はプレッシャーを緩めず、右ボディストレートを入れ、ドヘニーを下がらせる。井上は再度ボディストレートを放ち、これはブロックされるもジャブでプレッシャーを与えていく。
TJ・ドヘニーは少し引き気味で、弱気になっているような雰囲気もあり、この時点では井上尚弥の方が好戦的な印象を受けました。
第2R(ラウンド)

第2Rでは、TJ・ドヘニーが防衛に徹している様子が多い印象で、一瞬ドヘニーにとってはヒヤッとした瞬間がありました。
ドヘニーはステップを踏み、右手のジャブを繰り出す。そこからダッシュして組みつくように前へ出るが、これはレフェリーに注意を受ける。
井上は左のけん制からボディストレートを放ち、ドヘニーは体勢を崩してロープの間から頭が出る。
ドヘニーはオーソドックススタイルに変更し、浅くではあるが左フックで井上をとらえる。
しかし、このパンチでは井上は下がらず、ドヘニーをリングの角から逃がさずボディストレートを放つ。
右頭部、右脇腹に井上尚弥の攻撃がヒットし、若干ドヘニーがダメージを蓄積しているような結果となった。
しかし、TJ・ドヘニーは防戦気味の試合運びで、本気を出しているという感じがせず、まだ井上尚弥の出方をうかがっているようにも見えました。
第3R(ラウンド)

第3Rでは、双方強気な攻撃が多くなり、TJ・ドヘニーも井上尚弥も攻撃し合う様子が印象深いです。
ドヘニーはロープを背にして立ち、左右に動く…そこからボディストレート、ストレートからの右フックと放つが、井上は的確にブロックしてドヘニーのコンビネーションを捌いた。
ドヘニーが中央に出てきて左フックを放っても、井上は頭を振ってかわし、パンチを当てさせない。
終盤は、井上がドヘニーをロープに追い詰め、ボディから顔への右ストレートを振るうが、この攻撃をドヘニーがかわす。
第3ラウンドでは、決め手になるパンチやコンビネーションはありませんでしたが、ドヘニーが最初に見せていた消極的に見えるような様子が減り、体が温まってきているようにも見えました。
井上尚弥も油断せず、的確に攻撃と防衛を繰り返し、終始ドヘニーにプレッシャーを与えていました。
第4R(ラウンド)

第4Rでは、引き続き双方の距離と間合いの取り合いが続き、決め手となる攻撃を探り合っている様子がありました。
井上のボディジャブに対してドヘニーは、左ボディストレートで応戦。そして左ストレートを井上に当てる。
続けてドヘニーは、前に出ながら左フックを振るうが、井上も左フックのカウンターを放ち応戦する。
井上はドヘニーの打ち終わりに対して打ち返しで圧力を掛け、ドヘニーをコーナーロープに追い詰める。
そして、井上はボディストレート、ジャブ、強振した右フックをドヘニーに当てるが、ドヘニーは大丈夫だとジェスチャーを見せる。
井上尚弥の攻撃がドヘニーを追い詰める場面もありましたが、ドヘニーも積極的に攻める場面もあり、双方譲らず決め手はないまま第4ラウンドが終了しました。
消極的な試合運びに見えていたのは、TJ・ドヘニーがカウンターを狙っているのか…井上尚弥が打ってくるのを待っているような場面が多くあったように感じました。
第5R(ラウンド)

第5Rでは、互いの距離感や防衛、判断の探り合いがより深まった様子で、拳が交わされる場面が多く見られました。
井上はドヘニーを誘うために自らコーナーまで下がる。しかし、ドヘニーが井上の誘いに乗らず、あまり攻めてこないと見ると井上はリング中央に出ていく…リング中央で体を近づけるドヘニーに井上は左右のボディを打ち分ける。
井上は、前に来るドヘニーに押し負けず、鈍い音で左ボディを響かせる…しかしドヘニーも左フックを放ち一瞬ヒヤリとさせる。
井上尚弥はTJ・ドヘニーの拳を何度かボディに受けながらも、しっかりと防御している様子で、まだ表情に余裕が残っていました。
井上尚弥は相手の油断や隙を誘っている様子もあり、TJ・ドヘニーもそれに勘づいていて、むやみに攻めないようにしているようにも見えました。
第5ラウンド全体としては、TJ・ドヘニーが井上尚弥の誘いにも乗らず、終始冷静な試合運びをしていたように感じられました。
第6R(ラウンド)

第6Rでは、双方にかなりの疲労が見られ、第1Rでは強気だった井上尚弥もかなり疲弊してきて警戒している様子がありました。
第6ラウンドは、井上の右ボディフックからスタートする。ドヘニーも全力で打ち返してくるが、井上は圧力負けせず果敢に前に出て行く。

第6ラウンド中盤では両選手の攻撃も激しくなり、井上尚弥はボディストレート、顔面へのストレートと放ち、さらに左ボディフック、右ボディアッパーと打ち込む。
ドヘニーは角度を変えた左フックで応戦も、井上はボディ攻めを緩めない展開となる。井上は、ボディ攻めを強化したが、ドヘニーも果敢に打ち合い、両者が削り合っているような展開になりました。
井上はドヘニーに対してストレートをボディと顔で打ち分ける…さらに、ドヘニーの左フックをブロックしながら井上は前に出る。
そして、第6ラウンド終盤、井上は、右スレート、左ボディフック、右ボディストレートをドヘニーに放ち第6ラウンドが終了。
両選手とも決まればKOできるパンチを繰り出すも、外してしまったり避けられてしまったりする場面もあり、両者とも決め手に欠ける展開で第6ラウンドが終了しました。
第7R(ラウンド)

TJ・ドヘニーは、第6ラウンドの激しい打ち合いの中、腰にダメージが蓄積されており、第7ラウンド開始直後からTJ・ドヘニーの動きが悪くなる。
第7ラウンド開始のゴングが鳴ると井上は果敢に前進し、ドヘニーをコーナーに詰め、右ストレートから連打を見舞う。
ドヘニーが腰のあたりか、不調を訴えるとレフェリーは試合をストップ。井上がTKOにより4団体王座防衛に成功した。
TJ・ドヘニーは「The Power」のニックネームを持ち、KO率77%を誇るハードパンチャーだが、そのドヘニーのパンチを受けきる井上尚弥はまさにモンスターです。
一方「Monster」のニックネームを持ち、KO率89%を誇る無敗の井上尚弥と、極度の緊張と激しい消耗がある中で第7ラウンドまで激しい試合を戦ったTJ・ドヘニーもかなり強かったです。
2024年時点で井上尚弥は31歳、TJ・ドヘニーは37歳、この年の差でここまで井上尚弥と正面から戦ったTJ・ドヘニーは決して弱いボクサーではなく、井上尚弥が強すぎたと言っても過言ではないでしょう。
井上尚弥の試合後のコメント
試合後、井上尚弥選手の会見では、まだまだこれからという所でTKO勝ちしたことへの不完全燃焼感のある点が語られ、中盤以降に手応えのあるパンチを打てたとも語っていました。
「自分としては、自分が理想としてた終わり方ではないので。見に来てくれたファンの方もそうだと思うので、中途半端な終わり方になってしまったとは思いましたね」と説明した。
「中途半端な終わり方になってしまった」と見に来てくれたファンに配慮するようなコメントもしています。
試合後の記者会見では、セコンドの指示も受けながら丁寧な試合運びをしており、ラウンド終盤に向けて見せ場を作る前に試合が終わってしまったことに対して残念そうな様子でした。
しかし、それでも4団体王座防衛に成功し、TJ・ドヘニーに勝利できたことへの安心感が、会見中のコメントから見て取れました。
TJ・ドヘニーの試合後のコメント
試合後、TJ・ドヘニー選手は会見に出席できず、医師の診断を受けるなどして安静にしている状態で、代わりにヘクター・バミューデス氏がTJ・ドヘニーの状態を説明しました。
「7ラウンドでのケガのように見えたが、その前に痛めていた。神経が少し痛んでいた」と説明。
6Rの時点で腰にダメージがあったとのことで、7Rで耐えられなくなってしまったとのことです。
マイク・アルタムラ氏はドヘニーのコメントとして「もし、明日6ラウンドの続きができるようならば、本当にやってみたいという思いでいる」と伝えた。
TJ・ドヘニーのコメントを代弁したプロモーターのマイク・アルタムラ氏によると「もし、明日6ラウンドの続きができるようならば、本当にやってみたいという思いでいる」と伝えており、TJ・ドヘニーは、すぐにでも再戦したいと語っているとのことでした。
井上尚弥の全試合が見れる動画配信プラットフォーム

井上尚弥選手の試合はLeminoで視聴できます。
井上尚弥の試合は、Leminoが独占配信しているものがほとんどで、通常の月額は990円(税込)、App StoreやGoogle Play経由での課金の場合は月額1,100円(税込)がかかります。
井上尚弥選手の公開練習の様子や記者会見なども配信されており、本試合だけでなくさまざまなコンテンツに触れられます。
井上尚弥選手の全試合を見たい人だけでなく、将来プロボクサーとして活躍したい人も、井上尚弥選手から学びになる動画が沢山ありますので、月額990円(税込)は非常にお得です。
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