何か面白いことないか
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 1963年 / 制作国:
カテゴリ:ドラマ / ジャンル:
【演出】
石原裕次郎 浅丘ルリ子 川地民夫
恋人との幸福に疑問を持ち始め、全てが退屈で俗悪に感じた典子は行きつけの喫茶店で「私はやりたい事をやっていくわ。ウェイトレスに水をかけてやる」と宣言する。するとその時一人の青年が「やりたい事をやればいい」と言って典子に近づき、コップの水を浴びせて去っていった。
「何か面白いことないか」は、日常の退屈さに疑問を持つ踊り子の典子と、彼女の恋人である週刊誌記者の小池の物語。典子は喫茶店で「やりたい事をやっていく」と宣言し、その場にいた青年、早坂に水を浴びせられる。早坂はジェットパイロットだが、自分の腕で身体を張った仕事がしたくなり、典子の父が競売に出したセスナを手に入れる。しかし、ベテランパイロットの岩本らに妨害され、仕事はまったく廻ってこない。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
レビュー 1件

2025.3.2
チサタキ33/20代/男性
0
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
大胆な挑戦をしているのに、妙に気取った台詞や演出が空回りしているのが惜しい。前半は快調な滑り出しだったが、セスナが壊れるあたりから迷走気味に…。蔵原監督自身が失敗作と語るのも納得できる部分がある。それでもルリ子の存在感は際立ち、彼女を軸に見るとまた違った味わいがある。戦争を美化するかのような会話劇も含め、軽薄な世の中を皮肉っているようで、結局この映画自体がその軽薄さと紙一重なところが面白い!