公安機動捜査隊特捜藩は警察庁警備局長・鍛治大輝（長塚京三）直轄の秘密部隊。元自衛隊の稲見朗（小栗旬）と、元公安の捜査員・田村三郎（西島秀俊）の二人はそこに所属している。国家に危機をもたらす政治的事件やテロを秘密裏に捜査し、解決を図るのが彼らの任務。ある日、高層ビルが立ち並ぶ広場に、爆弾をまかれた宇田川圭介が現れる。圭介は現職の外務大臣の息子で、これまで薬物や傷害などの罪を犯してきたが、親の権力によって逮捕を免れてきた。犯人は、息子の罪を隠した外務大臣に、公開謝罪を要求し、さもなければ圭介を処刑するという・・