筋炎梅子

40代/女性

81 件のレビュー

投稿日順 評価順

HERO

5.0

「HERO」は、検察事務所のメンバー全員のチームワークや、会話のテンポ感が爽快で大好きなドラマの一つです。 シリーズの中でも特に印象深いのは、中井貴一さんが演じた地元産業の幹部社員・滝田さんの回。村民から慕われ、奥様思いで、仕事ぶりも真面目な人物。そんな彼が殺人犯として容疑をかけられ、すんなりと罪を認める展開は、誰もが耳を疑う出来事でした。 久利生検事が違和感を見逃さず、真実に迫った時に滝田さんが打ち明けた言葉と、その表情。思い出すたびに胸が熱くなり、涙がこみ上げてきます。

2025.08.15 投稿

教場

4.0

治安維持を担う公的な職務の人だけが持つことを許される拳銃。その適性があるかどうかを、訓練学校の厳しい日々の中で見極めていく――。一歩間違えば、治安維持どころか権力の乱用による大きな過ちを招きかねない。その緊張感が、この物語の核にあります。 その厳しさと覚悟を体現するのが、木村拓哉さん演じる風間教官。鋭い視線や行動の一つひとつに「警察官としての重み」がにじみ出ていて、圧倒されました。思わず見入ってしまう作品です。

2025.08.14 投稿

SING/シング

4.0

歌うことが大好きなのに、人前に立つ勇気がなかなか持てなかったゾウのミーナ。そんな彼女がついにステージで披露した "Don't You Worry 'Bout a Thing" は、本当に感動的でした。英語版のTori Kellyさんの歌唱も素晴らしいのですが、日本語吹替版でMISIAさんが歌うバージョンも圧巻。出だしから鳥肌が立ちました。 そのほかのシーンでも、有名な洋楽を個性豊かなキャラクターたちがのびのびと歌い上げ、思わず一緒に体を揺らしたくなるショーが展開されます。音楽とパフォーマンスの楽しさがぎゅっと詰まった、大好きな作品です。

2025.08.14 投稿

嘘を愛する女

4.0

タイトルから想像したのは、主人公の女性が嘘をつく物語。けれど実際は、嘘をつく彼を丸ごと愛する物語でした。 少しずつ真実に近づくなか、なんだかんだ頼れる探偵や、謎めいたストーカー女子の存在が、物語に深みとスリルを添えていました。 どんな過去があったとしても、具合の悪い女性に遭遇したとき、思わず自分のスニーカーを脱いで渡してあげるような優しさを持つ男性なら、愛したくなってしまうかもしれません。 高橋一生さんの実態がつかめない不思議な存在感と、まっすぐで行動力のあるキャリアウーマン役を演じた長澤まさみさん。二人のキャラクターは物語にぴったりとハマっていました。

2025.08.10 投稿

となりのトトロ

3.5

小学生の頃に映画館で観ました。好奇心旺盛なメイちゃんと、オープニング曲「さんぽ」の冒頭、「歩こう〜歩こう〜私は〜元気〜!」がかわいすぎて印象的です。 さつきが真剣にメイを助けたい気持ちに、トトロが応えてくれて、ふわっふわのネコバスがサーッと駆けつけて風になるシーンは、とても爽快でした。 きゅうりやとうもろこし、青々とした森。田舎の家や夏の風景もみずみずしく、ほっこりできるファンタジーアニメでした。

2025.08.09 投稿

天空の城ラピュタ

5.0

ジブリ作品の中で、一番好きな作品です。何度観たか分からないほど繰り返し楽しみました。 パズーが暮らす炭鉱の街、透き通るような飛行石、愛らしいシータ、そしてドーラ一家の賑やかな飛行船内。静かで美しいラピュタの街と、そこで静かに暮らすロボットたち。それらを支える壮大な木の根が描く世界観は、絵も音楽も本当に素晴らしいものでした。 何より、シータを守ろうとするパズーの真っすぐな想いが頼もしくて、心を打ちます。 そして、食パンに目玉焼きをのせた「ラピュタパン」は、子どもの頃によく作ってもらい、ワクワクしながら食べた思い出の味です(笑)。

2025.08.09 投稿

魔女の宅急便

4.0

現代の13歳の女の子と比べると、魔女はずいぶん幼いうちから試練が与えられるのだなぁと思いながら、キキを応援する気持ちで観ていました。初めての街で、不安も多かったはずですが、わずか一年で見せた成長は見事。頼もしいパン屋のおそのさんや、空を飛ぶ夢を持つトンボとの出会いと友情も心温まります。 舞台のモチーフとなったのはスウェーデンやポルトガルの街並みや風景。港町や城壁、石畳の道、坂道、赤い屋根の家々など、ジブリならではの美しい描写が詰まっています。また音楽も魅力的で、ピアノ楽譜を買って弾くたびに、映画のワンシーンが鮮やかによみがえります。

2025.08.09 投稿

となりのナースエイド

3.5

「医者」でも「看護師」でもない―― 「ナースエイド(看護助手)」という仕事が存在することを、この作品を通じて初めて知りました。資格はなくても、患者さんに最も近い距離で寄り添う、大切な存在であることが描かれており、その役割の重みと尊さに心を打たれました。 ちょっと突拍子もない主人公ですが、コメディ要素もありながら、強い正義感とまっすぐな行動力には自然と応援したくなる魅力があります。 また、外科医・竜崎先生のストイックさも印象的でした。技術を磨き、命と本気で向き合うその姿は、「こんなお医者さんが増えてほしい」と思わせてくれます。

2025.08.08 投稿

アンナチュラル

4.5

法医解剖医の中でも、「不自然死究明研究所(UDIラボ)」という架空の組織を舞台にした本作。実在はしませんが、実際には「監察医」などが担う、死因究明の役割に通じる物語だと感じました。 一つひとつの、そこにあったはずの命と真剣に向き合い、声なき声をすくい上げていく。やがて真実が明らかになった瞬間には、思わず鳥肌が立つような感動がありました。 そして、主題歌・米津玄師さんの「Lemon」。その冒頭の一節「夢ならばどれほどよかったでしょう」と、「苦いレモンの匂い」は、作品の中で描かれる、受け入れがたい現実や突然の別れに静かに寄り添い、消えない悲しみややりきれなさを象徴しているようでした。

2025.08.08 投稿

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋

4.0

お団子ヘアがなんとも可愛い薬剤師を演じる石原さとみさん。 患者さん一人ひとりに強く寄り添い、ときには病院の外まで調査に飛び出す姿は、少し現実離れしているかもしれません。 でもそれ以上に、「薬」が持つ命を左右する重みと、薬剤師という職業の使命に尊さを感じました。 医師や看護師とはまた違う視点で、患者さんと向き合い続ける姿勢に、静かな感動があります。 主題歌のドリカム「YES AND NO」は、“たったイッカイやらかしたら終わり”という窮屈な現代の息苦しさの中で、自分は何を許し、どう生きるかを問いかけてくるようで、胸に刺さりました。

2025.08.07 投稿

逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!!

4.0

前編を経て、スペシャル版では、「親になる」という新たなステージへ。観てみたら、やっぱりすごく“二人らしさ”にあふれていて。お互いの“初めての辛さ”を分かち合う姿に胸がじんとしました。 未曾有のコロナ禍での子育ても、二人はその都度しっかりと話し合い、最良の選択を重ねていく。「この二人なら、きっと何が起こっても大丈夫」。そう思える安心感に、ほっこりと温かい気持ちになりました。 また、独身を選ぶ人、シングルマザー、同性どうしで生きていく人たちなど、多様な仲間たちの姿が描かれている点も、今の時代をしっかり映し出していて、とても共感できました。

2025.08.07 投稿

カルテット

3.5

だいぶ前にオンタイムで鑑賞。ストーリーの細部は忘れてしまったのですが、椎名林檎さんが書き下ろした主題歌「おとなの掟」が強烈に印象に残っています。 松たか子さん・満島ひかりさん・高橋一生さん・松田龍平さんによる番組限定ユニット「Doughnuts Hole」の演奏が、このドラマの独特な世界観をより深く彩っていて、とにかく大好きな一曲です。

2025.08.05 投稿

監察医 朝顔

4.5

「お願いします。教えてください」と、朝顔さんを演じる上野樹里さんが毎回真摯に向き合う姿に見入ってしまいます。 夫役の風間さん、可愛いけれど時に気の強い年頃のつぐみちゃん、そして年老いていく父との生活が淡々と描かれる中で、まだ見つかっていない母の不在による物悲しさが静かに漂います。 また、山口智子さん演じる教授は、朝顔さんの思いを理解しつつも、明るく親しみやすいキャラクターで、物語に温かさを添えています。 震災により、同じような想いを抱えている方も多いのだろうと想像すると、この作品は日本人として忘れてはいけない、大切なドラマの一つだと感じます。

2025.08.05 投稿

九十歳。何がめでたい

3.5

ちょい役キャラに、オダギリジョーさん・清水ミチコさん・LiLiCoさん・石田ひかりさん、そして三谷幸喜さんまで登場するという豪華さ!そして何と言っても、実在の90歳の作家・佐藤愛子さんと、彼女を演じた草笛光子さん。お二人とも、賢くて、お世辞がなくて、かっこいい!これまで生きてこられた長い時代を振り返りつつ、現代の気になるテーマを彼女らしい視点で綴る文章は、読者としてこれからも読み続けたいと思わせてくれる、そんな魅力的なお人柄を感じました。さらに、唐澤さん演じる編集者も印象的。確かに時代遅れ感は否めないけれど、その諦めない情熱が、断筆していた愛子さんの心を動かしたのだから、拍手を送りたいです。

2025.08.05 投稿

星つなぎのエリオ

4.0

CGアニメ映画はこれまで観たことがなかったのですが、その技術の進歩に感嘆。人間の柔らかさはもちろん、別の宇宙(ほし)の空間デザインや生き物たちの、浮遊感・スピード感・透明感…どれも美しくてため息。物語は、王道ですが、主人公エリオの機転の良さにスカッとしつつ、孤独を抱えていた心が、叔母さんとの絆で少しずつほどけていく姿には涙。吹替版のキャストも豪華。渡辺直美さん、そして松山ケンイチさんだと最後まで気が付かない悪役ぶりでした(笑)。叔母さん役の清野菜名さんも素敵で、特にエリオの友達・グロードン役の佐藤大空くんの話し方がかわいすぎました。字幕映画が好みですが、吹替版も楽しめました。

2025.08.04 投稿

しあわせは食べて寝て待て

5.0

「38歳で、一生付き合わなければならない病気になった」主人公。 それまでキャリアを重ねてきた女性だからこそ、「こんなはずじゃなかった」という思いは大きかったはずです。 それでも、お財布事情と相談しながらたどり着いた団地での暮らしや、「薬膳」という考え方を通じた人々との交流を経て、少しずつ「新しい自分」にしあわせを見出していく姿に、同じような病を持つ私も深く共感しました。 そして、いつもはキリッとした役柄が多い桜井ユキさんが、今回はもう驚くほど自然に「さとこさん(主人公)」そのもので、本当に素晴らしかったです。 きっと、一生大切にしたいドラマです。

2025.08.01 投稿

有吉の壁

4.0

たまたま「有吉の壁」の撮影現場に遭遇しました! あるショッピングセンター内で、いつもはテレビで観る芸人さん達が、真剣な眼差しでリハーサルや準備をしている姿に感動。 有吉さんと栞さんも、カメラが止まると現場の方々にきちんとお礼を伝えてから、次の場所へ向かわれていて、そのお人柄にさらに惚れ直しました。 そして本番中のコントは、日常空間が一気に舞台に変わるほどの盛り上がりで、さすがの一言でした!

2025.08.01 投稿

フリーター、家を買う。

3.5

このドラマには、鬱病を患った妻であり母と、その息子のフリーター、そして家族を理解しようとしない仕事一筋の夫であり父が登場します。2010年という時代背景を考えると、このような家庭は少なくなかったのではないでしょうか。 息子役を演じた二宮さんが、フリーターをしながらも家族と真剣に向き合う姿には、大切な心を失わない強さが感じられ、とてもかっこよかったです。

2025.08.01 投稿

珈琲いかがでしょう

3.5

お酒を飲まない私は、珈琲がいつもの“一息”の大切なアイテム。 どの豆にするか選ぶ時間も、ゆっくり淹れて味わうひとときも、心身をそっと癒してくれます。 誰かに丁寧に淹れてもらった珈琲は、また格別。 そんな一杯を味わいながら、ふと立ち止まって休憩することで、何かに気づいていく主人公たち。 中でも、夏帆さん演じる女性が、上司にダメ出しされても丁寧にしたためていた手書きのお礼状が、実は大切に受け取られていたと知る場面は、うるっと来ました。「見てくれている人は、いるよ」――そんな優しいメッセージが胸に沁みます。 この珈琲屋さん、うちの近所にも来てくれないかな。

2025.07.30 投稿

ベスト・フレンズ・ウェディング

3.5

ずいぶん前に観た映画ですが、いわゆる「Happy-Sad」な物語。 主人公が必ずしもハッピーエンドを迎えるわけではないのに、別の形の幸せがそこにある――そんな展開に、思わず応援したくなります。 切なくも笑えて、少し前を向ける気持ちになれる、心に残る1本。 ラストに流れる「I Say a Little Prayer」、この映画のアレンジも大好きです。

2025.07.30 投稿

チョコレートドーナツ

4.0

実話を基にしたこの作品、観終わった後は胸が張り裂けそうでした。 ダウン症のマルコは、できないこともあるけれど、二人の愛をまっすぐに受け止めていました。主人公も、そのパートナーも、心からマルコを愛していたことが伝わってきます。 それなのに──。 70年代のアメリカでは、同性カップルが「家族」として認められない現実が立ちはだかり、理不尽な判決が下されます。 もし、もっと違う時代に生きていたら。もし、もっと寛容な社会であったなら。マルコは、命を落とさずに済んだかもしれません。 そう思うと、悔しくて、悲しくて、たまりませんでした。 ラストシーン。主人公が静かに歌うあの歌が、心に深く深く響きました。

2025.07.28 投稿

#家族募集します

3.5

WESTの重岡大毅くんが出演している作品ということで、気になって観てみました。 仕事と子育てに奮闘しながら、誰にも弱音を吐けずに無理をしていた日々。そんな中、幼馴染と再会し、初めて本音を打ち明けられたシーンには、胸がじんとしました。 幼馴染役の仲野太賀さんと、おやっさんとの関係性や、女性二人とその子供たち、それぞれの場面でじわじわと泣けてきて…。 「家族」は、血のつながりだけではないと感じさせられる、いろんな形の家族の物語でした。

2025.07.22 投稿

コントが始まる

4.0

有村架純さんが出演されている作品を、今回初めてちゃんと観ました。これまで数々の作品に出演されてきた理由が、よく分かる気がします。 物語には、菅田将暉さん、仲野太賀さん、神木隆之介さんという豪華なキャストが揃い、なんとその3人がアパートで同居しながら、崖っぷちのコントグループとして活動中という設定。笑ってしまうような状況ですが、架純さん演じるヒロインは、そんな彼らを生き甲斐にしていて、その姿がまた健気。 深夜枠ならではの、なんとも言えないシュールな空気感がありつつ、コントのシーンではプッと笑えて。観終わったあとに少しだけ前を向ける気持ちになるような。続編があれば、ぜひ観たいです。

2025.07.22 投稿

ミステリと言う勿れ

4.5

一般的なミステリー作品では、カリスマ的な主人公が事件を鮮やかに解決していく展開が多いですが、『ミステリという勿れ』は少し異なります。主人公は、事件を解決したくて動いているわけではなく、むしろ「早く家に帰ってカレーが食べたい」と思っているような人(笑)。それでも、次々と巻き込まれる出来事の中で、彼の類まれな洞察力と忖度のない言葉が、当事者たちの心の奥にある“本当の思い”や“気づいていなかった事実”を、静かに浮かび上がらせていきます。 その気づきの瞬間、静かに流れるKing Gnuの「カメレオン」。心がすっと浄化されるような、静かな感動がありました。

2025.07.22 投稿

駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ

3.5

いろんな場所に置かれたピアノの横に、ただ定点カメラを設置して。 そこを訪れた人たちが、自由にピアノを弾く姿とその音を、淡々と映し出す――ナレーションもなく、音楽と空気だけで語る、とてもシンプルなドキュメンタリー。 シンガポールの空港の回が特に好きです。 青々とした緑に囲まれ、天井から豪快に降り注ぐウォーターフォール。ボタニカルガーデンのような空間の片隅に置かれたピアノに、ふと立ち寄って弾いていく人たち。それを誇らしげに見守る家族や、自然と集まってくるオーディエンスの姿もまた、あたたかい。 たった1曲の間に浮かび上がる、それぞれの人間模様。 毎回とても心地よく、楽しんで観ていました。

2025.07.22 投稿

くちびるに歌を

3.5

ストーリー展開はある程度予想できるものの、15歳たちの合唱の声と、ガッキー先生(新垣結衣さん)のピアノが重なると、やっぱり胸が熱くなって、涙がこぼれました。 生きる意味を自分に納得させようとする、心優しい生徒。 両親がそろっていないけれど、母に教わった汽笛の音を胸に、「進まなければ」と葛藤する生徒。 そして、自分を責め続けるあまり、ピアノが弾けなくなってしまった先生――。 長崎・五島列島の透き通った海、坂のある街並み、青空や夕焼けの風景が、それぞれの心の揺れや再生を、静かに、美しく映し出しているようでした。

2025.07.22 投稿

silent

4.5

何気なく見始めたドラマでしたが、ヒゲダンの主題歌がとてもドラマティックで、本編と共に強く印象に残っています。 この作品で、初めて「めめさん」(目黒蓮さん)を知りました。 難聴をきっかけに心を閉ざしてしまい、手話を使って少ない言葉を必死に伝える彼の姿は、とても儚くて胸に残ります。 そんな彼に、川口春奈さん演じる健常者の彼女が、まっすぐに、静かに向き合っていく姿もまた切なくて。 そして、夏帆さん演じる、生まれつき耳が聞こえない女性が言った 「手話をしなければならないから、手を繋いだり、バッグを持ったりできない」 という気持ち。「あなたは、わかる?」という手話と表情に、思わず涙がこぼれました。

2025.07.20 投稿

まんぷく

4.0

ドリカムが主題歌を担当していると知り、初めてNHKの朝ドラを観てみることにしました。 今では誰もが知っているインスタントラーメンが、こんなふうに誕生していたとは…と驚きながら観ていました。 開発者を演じた長谷川博己さんは、研究となると寝ても覚めてもそのことばかり。家庭のことはつい後回しになってしまいます。 そんな夫を支える奥さん役の安藤サクラさんは、家計のやりくりに苦労しながらも、夫にはそれを見せず、いつも明るく背中を押していて、すごく素敵でした。 戦後の再生を背景に、笑顔と元気をもらえる作品でした。

2025.07.20 投稿

小公女セーラ

3.5

子供の頃に観ていた思い出のアニメです。 「小公女」という言葉自体、この作品で初めて知りましたが、「幼い貴族の娘」といった意味があるそうです。 裕福なお嬢様だったセーラが、突然すべてを失い、理不尽ないじめにさらされる姿に、当時の私は「なんてひどい人たちなんだろう」と憤りながら観ていました。 それでもセーラは、どんなにつらい状況でも心の美しさを失わず、品位と思いやりを持ち続けていたのが印象的で、今でも心に残っています。

2025.07.20 投稿

HERO(2015)

5.0

2007年の初回ももちろん良かったのですが、私としては、その後に加わったキャスト陣によって、よりドラマティックに進化したと感じました。 正義感が半端ない、マイルドヤンキー系事務官の北川景子さん。 切れ者なのにどこかおかしみのある検事を演じた吉田羊さん。 そして、八嶋智人さんが事務官、濱田岳さんがが検事という、抜群のバランス。 事務所の中央から見たアングルで、検事たちの部屋のドアがパタンパタンと開いて閉じて、全員がテンポよくやり取りするあのシーンは、まるで舞台で観るショーのようで、毎回つい笑ってしまいます。 会話劇としても本当に見事なシリーズです。

2025.07.18 投稿

ソロ活女子のススメ2

4.0

普段はあまり「シーズン2」以降の作品を観ないのですが、これは…気がつけば「4」まで全部観てしまいました! 主題歌は変わっていたものの、BGMや同僚チームは変わらず健在で、「ああ、またこの世界に戻ってこれた」と、安心感と心地よさがありました。 なかでも印象的だったのは、早乙女さんが「誕生日」をあえて一人で、自分が本当に体験したいことにじっくり向き合う回。つい“誕生日に一人は寂しい”と思ってしまいがちだけど、「一人で過ごすのも、こんなに素敵なんだ」と気づかされました。 寂しいどころか、自由でカッコいい。こういう楽しみ方ができる大人、憧れます。早乙女さん(江口のりこさん)、大好きです!

2025.07.18 投稿

ソロ活女子のススメ

4.0

主人公が勤務する出版社の上司・きな子さんと、同僚の渋谷さん&佐々木さんとのやり取りが、何とも「わかる〜」なテンポで楽しい。「だろうね」がツボ。 いつもの掛け合いが冒頭で繰り広げられたあと、今日もソロ活に出かけていく江口のりこさん。もう完全に、彼女=五月女さんにしか見えません笑 淡々と一人で新しい体験に向き合いながら、静かに楽しむその表情と、心の中のつぶやきが、たまらなく面白いです。 落ち着いたBGMもおしゃれで、ドラマ全体の空気感が心地よくて大好きです。

2025.07.18 投稿

ボヘミアン・ラプソディ

4.0

Queenについては「なんとなく知っている」程度だった私ですが、当時大きな話題になっていたこともあり、劇場へ足を運びました。 主人公フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックさんの熱演は、本物と見紛うほどで、特にラストのライブ・エイドのシーンは、まるでドキュメンタリーを見ているかのような臨場感。 そしてその栄光の裏にあった、孤独や葛藤、プライベートな苦悩を知り、切なかったです。

2025.07.18 投稿

雨に唄えば

3.5

学生時代、学園祭でミュージカル研究部の舞台や、宝塚歌劇団の公演を観たことがあります。 なかでも「雨に唄えば」で流れるあまりにも有名な「Singin’ in the Rain」のメロディを聴くと、自然と気持ちが明るくなります。 雨が降っても、歌えば楽しい。 ちょっと嫌なことがあっても、自分の気持ちひとつで、世界はハッピーに変えられるーーそんなメッセージが心に残る名作です。

2025.07.18 投稿

ユリゴコロ

3.5

美沙子とみつ子の「友情」が、目を逸らしたくなるくらい、ヒリヒリとした気持ちになりました。 吉高由里子さん、佐津川愛美さん、そして木村多江さんが演じる、そうぜずには生きていけなかった女性たち。 許されない行為の中で見せる安らぎの表情、愛した人への純粋な思い、そして押し寄せる罪悪感ーーその全てが重なり合う「怪演」に、ただ圧倒されました。

2025.07.18 投稿

史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007

5.0

ファン人気投票+αで構成される、4年に一度のベストアルバム的なコンサート。その5回目にあたる今回のワンダーランドには、心から敬服しています。 さらに、この年はちょっと特別でした。 ステージ上では一切見せなかったけれど、美和さんはきっと、とても辛かったはず。 それを一ミリも感じさせない圧巻のパフォーマンス。 当時の東京・国立競技場で、6万人と大合唱した「何度でも」「LOVE LOVE LOVE」。 そして、大空に打ち上がった花火。 どれも胸に残っていて、今でもはっきり思い出せます。 このライブの後から、命や家族の愛をテーマにした楽曲が増えたような気がしました。

2025.07.17 投稿

眠れる森の美女

3.5

自分が覚えている中で、生まれて初めて観た映画は、おばあちゃんに手を引かれながら行った『眠れる森の美女』でした。たぶん、5歳くらいだったと思います。 とにかく映像が美しくて、お姫様はとてもかわいくて、魔女は怖かったけれど、とても印象に残っています。 そして、かっこいい王子様がキスで助けてくれるなんて…! 子供の頃に憧れた、夢のような物語でした。

2025.07.17 投稿

劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-

4.0

ドラマの頃から大好きで、ずっと観ていました。 ミスチルの「HANABI」のイントロを聴くだけで、自然とコード・ブルーの世界が浮かんできます。 ガッキーと山Pのかっこよさはもちろん、比嘉愛未さん演じるフライトナースの、ひたむきな姿もとても印象的でした。 大規模災害の迫力あるシーンとともに、脳死状態となった少年が、生前に臓器提供を希望していたことを知り、葛藤するご両親と向き合う医療チームの姿には、胸を打たれました。

2025.07.17 投稿

NANA

3.5

矢沢あいさんの絵が好きで、漫画の方を当時ハマって愛読していました。 実写化と聞いて、期待とちょっぴりの不安が入り混じっていたのですが―― 中島美嘉さん演じるNANAと、その楽曲「GLAMOROUS SKY」が、あまりにもイメージ通りでカッコよくて! 普段はクールで、ビシッとリーゼントな彼と、もう一人の奈々との恋愛模様も、「青春だなぁ〜」とキュンキュンしながら観ていました。

2025.07.17 投稿

過保護のカホコ

4.0

黒木瞳さん演じるお母さんは、愛情たっぷりなあまり、時に行き過ぎた過保護ぶりを見せます。そんな母の愛を疑うことなく、一心に受け止めながら生きてきた、高畑充希さん演じるカホコちゃんが、とにかくかわいすぎます。そして、竹内涼真さん演じる“普通の青年”と出会ったことで、カホコちゃんはどんどん世界を広げていきます。初めての経験をするたびに、戸惑いながらも、ピュアで素直な信念を持って行動していく姿が本当に素敵で。ラストでは、お母さんの頑張りもじんわり伝わってきて、キュンとする、心温まるドラマでした。

2025.07.17 投稿

結婚できない男

4.0

阿部さん演じる建築家の、少し背中の丸まった歩き方からは、とっつきにくい雰囲気がにじみ出ています。気になる女医さんに会うために診察に行くものの、つい些細なことでケチをつけてしまい、相手をイライラさせてしまう——でも実は優しい一面もあって、笑える場面が満載!最高に楽しめるコメディドラマだと思いました。

2025.07.17 投稿

知らなくていいコト

4.0

編集長の牽引力と編集部のチームワーク、尾高さんの優しさ、乃十阿の守り抜いた沈黙、ケイトの真実を追い続ける真っ直ぐさ。誰かのために貫いたものが、真実を求める人にだけ届いていく…そんな静かな感動がありました。編集部のスピード感と、コメディ感満載のやり取りも、面白かった!

2025.07.16 投稿

おくりびと

4.0

「納棺師(おくりびと)」という職業は、「将来の夢」や「就職活動」といった場面では、なかなか話題に上ることのない仕事かもしれません。私自身も、この映画を通して初めてその存在を知りました。本木雅弘さん演じる納棺師が、故人を見送るために静かに、無駄のない所作で準備を進めていく姿には、思わず息をのむほど引き込まれました。美しく、敬意に満ちたその一連の動きには、まるで儀式のような神聖さがありました。故人を丁寧に送り出すという行為は、同時に、遺された人々の心をそっと整える時間でもあるのだと気づかされました。改めて、「おくりびと」という仕事の深さと尊さに、心を打たれました。

2025.07.12 投稿

カラオケ行こ!

4.0

綾野剛さんがヤクザ役で、しかもコメディ…という意外な組み合わせに惹かれて観てみました。カラオケを熱唱する姿は強烈で、思い出すたびに笑ってしまいます。なかなか他では観られないシーンかも。一方、学生たちの合唱は本当に爽やかで、熱唱との対比も印象的。芳根京子さん演じる合唱部の先生も、実際にいそうなリアルさがあってよかったです。そして何より、最初は戸惑いのあった二人が、少しずつ距離を縮めていく過程がじんわり染みました。ヤクザと中学生男子という、普通なら交わらない二人の不思議な友情(?)。最後のシーンではもう、胸にぐっとくるものがありました。

2025.07.12 投稿

劇場版ラジエーションハウス

4.0

八嶋智人さんと浜野謙太さんの“かぶっている”役どころを筆頭に、一列にデスクで並んで会話するテンポの良いシーンは、毎回笑ってしまいます。天才的な窪田さんなのに、一途な杏ちゃんへの想いが全然届かないところもキュンとします。とはいえ、いざという時のラジエーションハウスの皆さんの結束力には、見ていてとても爽快な気持ちになります。

2025.07.12 投稿

グリーンブック

5.0

ピアニストのシャーリーは、1960年代という時代背景からも想像できるように、生まれながらにして人種差別という、想像を絶するような屈辱を日々味わっていたのだと思います。それにもかかわらず、映画の中で彼は誰よりも、紳士的でスマート。自分のポリシーをしっかり持ち、優しさも併せ持つ人物として描かれていました。初めは差別する側にいたトニーが、シャーリーと時間を重ねる中で少しずつ変わっていく様子や、初めからリベラルだったトニーの奥様とのラストシーンは、胸が熱くなりました。

2025.07.11 投稿

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

4.0

今の時代にも、歌もダンスも上手なアーティストはたくさんいます。 それでも、マイケル・ジャクソンの表現には、他にはない圧倒的な技術と、人を惹きつける特別な魅力があったと思います。 『THIS IS IT』には、そんな彼のマインドや情熱、そして「まだまだ観ていたかった」という想いが詰まっていて、まさにバイブルのような作品だと感じました。

2025.07.11 投稿

PERFECT DAYS

3.5

主人公が変わらない日常を丁寧に過ごす様子が、繰り返し描かれています。一見すると単調にも見えますが、その一コマ一コマから、日常を愉快に楽しんでいる様子が伝わってきます。こうした表現に深みを持たせられるのは、やはり役所さんならではだなと感じました。観終わったあとには、静かで穏やかな幸せが心に残る――そんな、ちょっと不思議で温かい作品でした。

2025.07.11 投稿

フロントライン

5.0

全世界で共通して発生した災害、コロナ。それが、まだ正体も分からず、対策の専門家もいなかった時期に、56カ国・3,700名の命を預かる覚悟を決め、全員下船までやり遂げた災害ボランティアDMATをはじめ、医療関係者や船のクルーたちに、心の底から称賛の気持ちを抱きました。現場で次々に起こる難題に、明確なルールもない中、「人道的にどうするべきか」を軸に、各人が粛々と自分の役割を進めていく姿は、大げさな演出がなくても胸を打たれます。ドキュメンタリーとしてのリアルさが際立ちつつ、映画としての豪華客船の迫力や、心の通った繊細なシーンにも自然と引き込まれました。全人類に見てほしい!

2025.07.08 投稿

スパイダーマン

4.0

主人公の人間味あふれる、等身大の心の揺れに親近感を抱きました。と思いきや、そこから一気に街の平和を守るヒーローへと成長していく、痛快なストーリーに!ビルからビルへ、蜘蛛の糸で軽やかに飛び回るアクションシーンは、観ていてスカッとしました。

2025.07.08 投稿

アルマゲドン

4.5

エアロスミスの名曲「I Don't Want to Miss a Thing」と映画『アルマゲドン』。どちらを思い出しても、必ずもう一方が脳裏に浮かんできます。それくらい強く印象に残る作品です。『タイタニック』と「My Heart Will Go On」のような関係に近いかもしれません。ラストシーンでは、劇場で号泣してしまいました。

2025.07.06 投稿

ホーム・アローン

4.5

シリーズ化された中でも、やっぱりオリジナルが一番好きです。小さなケビンが、ひとりでアイデア満載の作戦を繰り出し、泥棒たちと奮闘する姿はとにかく可愛くてユーモラス。そしてラスト、窓越しにケビンが見つめたあの光景には、胸がじんわりと温かくなりました。

2025.06.13 投稿

ファインディング・ニモ

4.0

小さな小さなクマノミのニモにとって、広い海はまさに大冒険の舞台。リズミカルで個性豊かな海の仲間たちもとても可愛らしく、愛あふれる家族の物語に、最後は思わず涙してしまいました。 オーストラリア・シドニーのアクアリウムで本物のニモに出会ったときの感動も、忘れられない素敵な思い出です。

2025.06.13 投稿

ノッティングヒルの恋人

4.0

イギリス・ノッティングヒルの落ち着いた風景や街並みが素敵で、穏やかな余韻を残してくれます。ヒュー・グラントがさりげなくカッコよくて、ゆったりとした美しいラブストーリーを楽しめる作品でした。

2025.06.13 投稿

アメリ

3.5

唯一観たことのあるフランス映画です。街並みの美しさと、アメリの可愛らしさに惹き込まれます。いつかフランスを訪れて、カフェでクレームブリュレをパリパリと楽しみたい…そんな気持ちにさせてくれる映画です。

2025.06.13 投稿

ボディガード

4.0

何といっても、ホイットニー・ヒューストンさんの歌声は素晴らしすぎます。ご存命のうちに、旅行してでもコンサートに行けばよかったと、今でも後悔するほどです。話は戻りますが、ケビン・コスナーさんのボディガードぶりがとにかく素敵で、思わずキュンキュンしてしまいます。

2025.06.13 投稿

ロングバケーション

4.5

俳優陣の演技はもちろん、BGMもすべてオシャレで、当時はじめてサントラを購入したほど印象に残っています。どこか「何でも頑張ることが当たり前」だった時代に、「うまくいかない時は、長いおやすみ〜」という空気感が漂っていて、その緩さもちょっと憧れました。

2025.06.13 投稿

はじめてのおつかい

3.5

まだ生まれて数年しか経っていない子どもたち。そんな子どもたちだけでおつかいに送り出すパパやママの心配する気持ちと、ドキドキしながら冒険する子どもたちの姿に、毎回ほっこりしています。無事に帰ってきたときの、ちょっぴり誇らしげで、ぐんと成長したような顔を見ると、思わず涙してしまいます。

2025.06.13 投稿

THE DANCE DAY

5.0

一昔前までは、ダンスといえば「歌手のバックダンサー」という位置づけでした。そんな時代を経て、今ではダンスが主役となる番組が生まれたことを、とても嬉しく思います。自分には到底できない表現を、生き生きと踊りで伝えてくれる皆さんは、本当にカッコよくて美しくて、毎回観るのが楽しみです。

2025.06.13 投稿

芸能人合唱バトル

5.0

みんなで声を合わせてひとつの演奏をつくるには、息づかいや思いが重ならないとうまくいきません。歌だけでなく、さまざまな表現のプロたちが今回のために練習を重ね、一曲入魂の集中力を見せてくれるステージは圧巻です。どのチームも素晴らしい歌声で、毎回楽しみに観ています。

2025.07.10 投稿

かもめ食堂

4.5

小林聡美さんの自然体の演技と、もたいまさこさんをはじめとするキャストとのちょっとクスッと笑えるやり取りが楽しいです。舞台はフィンランドですが、海外ロケの大スケール感というより、地に足のついた落ち着いた空気感が心地よく感じられます。物語というよりも、素敵な暮らしぶりを描くドキュメンタリーのような感覚になります。

2025.06.13 投稿

孤独のグルメ

4.0

井之頭五郎さんが、一応仕事をしてから毎回お腹を満たしに行くお決まりのシーンが安定して楽しいです。心の声とともに、本当に美味しそうに食べる松重さんの姿が見ていて心地よい。思わず自分も五郎さんが訪れたお店に足を運ぶ時もあります(笑)。

2025.06.13 投稿

プリズン・ブレイク

4.0

次々にマイケルにピンチが迫るけれど、冷静な頭脳で見事に突破していく姿がクールで痛快です。頭脳は少し足りないけどハートが熱い仲間のスクレやお兄さんのリンカーンも、緊張感あるストーリーの合間でほっこりさせてくれます。

2025.06.13 投稿

映画『信長協奏曲 NOBUNAGA CONCERTO』

4.0

ドラマと映画を通して、戦国という重い時代背景に現代的なユーモアを巧みに織り交ぜた作品です。歴史上「うつけ」と言われた信長にもこんな背景があったかもしれないと感じさせつつ、成長しながら真っ直ぐに道を切り開く姿が見応えあります。信じて待つ妻(柴咲コウさん)の健気さも心に残りました。

2025.06.13 投稿

DREAMS COME TRUE 裏ドリワンダーランド 2012/2013

4.5

「裏ドリワンダーランド」は、人気投票で“グレーゾーン”にいる曲たちだけを集めた、超レアなセットリスト。「明るい」「ハッピー」「前向き」といった、ドリカムのイメージに対して、「クール」「悲しみのどん底」「ファンク」「ちょいセクシー」など、ひと味違った印象のステージが展開され、ディープなファンにはたまらない内容でした。

2025.06.12 投稿

タイタニック

5.0

自分史上、一番映画館で見応えがあった作品です。巨大な豪華客船がまさかの沈没という結末に至るまでの、迫力あるシーンの連続。そしてその中で、最後まで決して諦めずに純愛を貫く二人の姿が胸を打ちました。 セリーヌ・ディオンさんの名曲のイントロを聴くだけで、今でもあの感動が鮮明に蘇ります。

2025.06.12 投稿

シンデレラ

4.0

子どもの頃、憧れのお姫様といえば「シンデレラ」でした。絵本や塗り絵、ディズニー映画などで何度も触れた物語。いじめられても、優しくて夢見る心を忘れない。そんなシンデレラに魔法がかかり、王子様とハッピーエンドになれて、素直によかったな〜と、子どもながらに感じていました。

2025.06.12 投稿

アルジャーノンに花束を

5.0

主人公の純粋な気持ちと、なかなか届かない願い、そして切ない結末に、胸が締めつけられます。 変わっていく彼の姿を繊細に演じた山下智久さんの演技も見事でした。 また、以前に別の配給で公開されたユースケ・サンタマリアさんの演じる主人公も、とても印象に残っています。

2025.06.12 投稿

猿の惑星

4.0

人間だけが言葉を話し、社会を築くことに疑問を持っていませんでした。 でも、猿が人間を遥かに超えた文明を持つ世界は衝撃的。 時に愚かな人間よりも、賢く生命をつなぎ続けている存在が、すでに近くにあるのかもしれません。

2025.06.12 投稿

フラガール

4.5

蒼井優さんが本当に魅力的で、観終わったあともしばらく余韻が残りました。シズちゃんも、お笑いのときとはまた違って、踊る姿がとても素敵。展開は想像できても、仲間と舞台を作り上げていく過程と、本番のステージの美しさに胸が熱くなります。

2025.06.12 投稿

異動辞令は音楽隊!

4.0

「阿部寛さん」と「鬼刑事」という組み合わせはすぐにイメージできましたが、「音楽隊」や「ドラム」というキーワードに惹かれて観てみることに。 音楽を通して、頑なだった心が少しずつほぐれ、家族や同僚との関係にも変化が訪れていきます。 演奏シーンも爽やかで、観終わったあとにじんわり温かくなる作品でした。

2025.06.12 投稿

パラサイト 半地下の家族

4.0

初めてちゃんと観た韓国映画です。 よくある「韓流」とは少し違い、こんな現実もあるのかと考えさせられました。ユーモアと緊張感が交差する中で、社会の闇がじわりと浮かび上がる印象的な一本です。

2025.06.12 投稿

グレイテスト・ショーマン

4.5

何度聴いても心を揺さぶられる「This Is Me」。 それぞれに傷や事情を抱えながらも、まっすぐに前を見据え、「これが私」と胸を張って歌い上げる姿には、ただただ圧倒されます。魂を突き動かされるような、力強く美しい名シーンです。

2025.06.12 投稿

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!

5.0

「踊る」シリーズは、どれもテンポが良くて面白い作品ばかり。その中でも特に印象的なのが、『レインボーブリッジを封鎖せよ!』。真矢みきさん演じる沖田警視正のキャラクターが抜群にハマっていて、思わず見入ってしまいます。さらに、室井捜査副本部長の熱い想いには胸を打たれ、物語に一層引き込まれました。

2025.06.11 投稿

ラブ・アクチュアリー

4.0

ずいぶん前になりますが、映画館で観ました。舞台はクリスマス前のロンドン。さまざまな境遇の人間模様が同時進行で描かれていきます。そして迎えるクリスマスには、いろんな伏線が回収され、温かい気持ちでいっぱいになったラストシーンに。

2025.06.11 投稿

RENT/レント

5.0

大好きな曲「Seasons of Love」。ニューヨークを舞台に、苦悩や葛藤を抱えながらも前向きに生きる若者たちが、まっすぐな思いで歌い上げる姿が印象的です。この一曲を聴くだけでも心が強く揺さぶられます。東京で観た、オリジナルメンバーも出演していたミュージカル公演も本当に素晴らしかったです。

2025.06.11 投稿

天使にラブ・ソングを…

5.0

映画を通して、遠い国で生まれた「ゴスペル」の素晴らしさを知りました。みんなで歌うシーンは、悲しみを慰め合い、力強く希望を与えてくれます。シンプルな内容ながら、観ていると自然と元気になれます!

2025.06.10 投稿

テルマエ・ロマエ

4.0

古代ローマ人役の阿部寛さんがあまりにもハマりすぎていて、それだけでもう面白い。さらに、北村一輝さんや市村正親さんといった濃いローマ側の俳優陣に加え、日本側の「平たい顔族」代表として笹野高史さんが登場。キャストを見ただけで、期待がぐんと高まりました。

2025.06.10 投稿

裏社員。-スパイやらせてもろてます-

4.0

WESTのメンバー全員が出演する初めての映画ということで、劇場へ足を運びました。それぞれの“オモロイ”個性が存分に活かされていて、そこに濃いキャラのベテラン俳優(竹中直人さんや藤原紀香さん)が加わり、何度も笑ってしまいました。剛力彩芽さんのアクションも、さりげなく凄かったです!

2025.06.10 投稿

グランメゾン・パリ

4.0

やっぱりキムタクさんが出ていると、つい観てしまう。そして今回も期待を裏切らない。 料理に真剣に向き合い、旅行してでも訪れたくなるような一流の店を目指す――。そんな登場人物たちの強い気持ちと、軽やかな所作、そして舞台となるパリに、うっとりする映画でした。

2025.06.12 投稿

35年目のラブレター

5.0

夫をそっと笑顔で支え続ける妻の愛情。あえて冷たい素振りを見せながらも、心に秘めた愛情。そして、そんな妻に一生分のお礼をしたいと奮闘する夫の愛情。こんな夫婦でありたいと願いながら、数々のシーンで涙した作品です。

2025.06.12 投稿