ニューヨーク恋物語

大多数の都市生活者が眼をむけるニューヨーク。同時にあこがれと現実が交錯する躍動の街ニューヨーク。いまやニューヨークは遠い街、遠い国ではなくもっとも近い街となりつつある。
この物語は、そんなニューヨークに暮す8人の男と女の“ふれあい”を通して、それぞれの生きざま、愛のあり方をみつめようとするもの。
脚本はテレビドラマ界きってのエンターティメント作家、鎌田敏夫の書き下ろしオリジナル作。

"ニューヨーク恋物語"は、ニューヨークで生きる8人の男女の人間模様を描く。エリートサラリーマンから転落した田島雅之は、上司の妻との恋愛が原因でニューヨークに逃げてきた。彼はバーを経営しながら裏社会で生きていくが、偶然にも上司の娘、瀬尾さやかと出会う。一方、婚約破棄で傷心の茅野明子は、従姉の相川里美を訪ねてニューヨークに来る。彼女の到着が更なる人間関係の複雑さを生む。この物語は、それぞれの生き方や愛の形を描き出す。