"ムルゲ 王朝の怪物"は、1527年の朝鮮・中宗22年に疫病が蔓延し、宮廷の背後の仁王山に物怪ムルゲが現れるという噂が流れる時代を描いています。ムルゲと遭遇した人間は疫病にかかり、悲惨な死を迎えます。政争により朝廷から追放された最強の武人ユン・ギョムは、長年の同僚ソン・ハン、弓矢の腕前を持つ愛娘ミョン、ミョンに恋心を抱くホ宣伝官と共に、物怪の棲む仁王山へと向かいます。しかし、その背後には11代中宗王の失権を目論む陰謀が進行していました。