アイオワ州マディソン郡に住む平凡な主婦、フランチェスカ・ジョンソンは、夫と2人の子供が隣町へ出掛けたことから、4日間1人で過ごすことに。そんな折、彼女は屋根付きの橋を探しているプロカメラマン、ロバート・キンケイドと出会う。

「マディソン郡の橋」は、90年代を代表する大人のラブストーリーで、生涯に一度の確かな愛を描いています。クリント・イーストウッドが巧みな演出手腕を発揮したこの作品は、泣ける恋愛ドラマとして評価されています。また、イタリア系の主婦に扮したメリル・ストリープの役作りが見事で、終盤では際立った演技力で観る者の涙を誘います。この作品は、一見平凡な主婦の中に秘められた情熱と、それを引き出す一人の男性との切なくも美しい恋愛を描いています。