恋人との幸せを夢見ていた千恵はある日、乳がんを宣告される。見えない不安に怯える千恵に信吾は寄り添い、二人は夫婦になる。抗がん剤の治療で卵巣の機能が低下し、出産を諦めていた千恵だが、ある時妊娠していることが分かり、命を懸けて産む決意をする。

「はなちゃんのみそ汁」は、がんで亡くなった33歳の女性が家族との日々を綴ったエッセイを映画化した作品です。食べることは生きることというテーマを掲げ、愛する家族への命のメッセージを描きます。主人公の女性とその夫役を広末涼子と滝藤賢一が熱演し、5歳の娘との日常を通じて家族の絆や生きることの大切さを描いた感動的なヒューマンドラマです。