長谷祐樹は高校2年生。同じクラスの藤宮香織に一目惚れしてしまう。 いつも一人きりでいる香織。祐樹は仲良くなろうと近づくが、彼女は頑なにそれを拒む。人を寄せ付けない雰囲気を持っている香織には、誰にも言っていない秘密があった。 それは「月曜日になると友達のことを全て忘れてしまう」ということ。記憶障害を抱える香織に対し、祐樹は「それでもいい」と必死に彼女との仲を繋ごうとする。 祐樹との交換日記や、祐樹の友達である将吾、沙希との交流を通して、徐々に心を開いていく香織。少しずつだが友達の記憶もできるようになっていく。ところが、クラスに1人の転校生がやってきたことで事態が一変する。

「一週間フレンズ。」は、葉月抹茶の人気コミックを川口春奈と山崎賢人主演で実写映画化した作品です。物語は、1週間で友達の記憶がリセットされる女子高生と、何度でも付き合いを始める青年の感動的な姿を描いています。彼らの青春を彩るのは、スキマスイッチがリアレンジした主題歌「奏（かなで）」です。この映画は、友情と恋愛の複雑さを描きつつ、記憶と時間の価値を問いかける青春ラブストーリーとなっています。