グランドピアノ～狙われた黒鍵～

若手天才ピアニスト・トムはトラウマを抱え舞台から遠ざかっていたが、亡き恩師・パトリックのため追悼コンサートに出演することに。世界中でトムとパトリックにしか弾けないと称される難曲「ラ・シンケッテ」に挑むが、楽譜には謎の脅迫文が書かれていて…。

「グランドピアノ～狙われた黒鍵～」は、天才ピアニストがステージ上でスナイパーに狙われるという衝撃的なサスペンス作品です。主人公のピアニストは、演奏中に「1音でも間違えれば殺す」という脅迫を受けます。この意表を突いた設定が観る者を引きつけます。脚本は、「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼルが手がけており、その才能が作品全体に光を放っています。ミスしたら命が奪われるという緊張感の中での演奏は、観る者の心を揺さぶります。