風の中の牝鶏

公開日:

3.5



  • 基本情報
  • あらすじ
  • 作品概要

制作年: 1948年 / 制作国: 日本

カテゴリ:映画 / ジャンル: クラシック


【出演】
雨宮修一[佐野周二] 時子[田中絹代] 井田秋子[村田知英子] 佐竹和一郎[笠智衆] 酒井彦三[坂本武] つね[高松栄子] 野間織江[水上令子] 小野田房子[文谷千代子] 医師[長尾敏之助] 巡査[中川健三] 女将[岡村文子] 古川[清水一郎] 男A[三井弘次] 男B[千代木国男] 看護婦A[谷よしの] 看護婦B[泉啓子] 看護婦C[中山さかえ] 時子の息子浩[中川秀人] 彦三の娘あや子[長船フジヨ] 彦三の息子正一[青木放屁] 
【監督】
小津安二郎 
【音楽】
伊藤宣二 
【脚本】
斎藤良輔 小津安二郎 
【製作】
久保光三 

雨宮時子は夫・修一が外地へ赴いているため、健気にミシンを踏んで生計を立てていた。そんなある日、息子の浩が病に倒れ入院することに。まとまった金が必要になり途方に暮れた時子は、迷った揚げ句、いかがわしい安宿で見知らぬ男に身体を売ってしまう。

「風の中の牝鶏」は、小津安二郎監督が戦後第2作として手掛けた作品で、若い夫婦の心情的危機をシリアスに描いています。小津作品の中でも異色とされるこの作品は、唯一のショッキングな暴力シーンが登場することで知られています。平凡な日常を淡々と描き続けた後期の小津的作品とは異なり、戦後の暗い世相が反映されている点が特徴的です。

※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/

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※2025年3月更新データ

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レビュー 4件

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2025.3.2

チサタキ33/20代/男性

4.0

0


このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
序盤30分の妻に関する情報の積み重ねが見事で、夫が帰宅してからの流れも無駄がない。田中絹代の気迫には圧倒され、特に階段のシーンは手に汗握るものがあった。スタントなしと知ると、その根性に驚くばかり。昭和の空気が詰まった大家一家の食卓や、小僧の豪快な食べっぷりも妙に印象に残る。社交ダンスのシーンも独特の雰囲気あり!

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2023.8.8

名無し/40代/女性

1.0

0


残念ながら、期待はずれ。暗い世相を描く試みは評価するけど、感情移入できないキャラクター設定。暴力シーンも過剰で、小津作品の魅力が活かされてない感じ。もっと深みが欲しかったな。

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2023.8.8

名無し/60代/男性

4.0

0


淡々と描かれる日常が一変、暗い世相が反映された作品。主人公の選択が心に突き刺さる。ショッキングなシーンもあるが、それがリアルさを増す。ただ、もう少し深みがあっても良かったかも。

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2023.8.8

名無し/60代/女性

5.0

0


淡々と描かれる日常の中に、戦後の厳しい世相が織り交ぜられ、心に深く響きます。一見するとショッキングなシーンも、物語の深みを増しています。


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