大曾根家の朝
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 1946年 / 制作国: 日本
カテゴリ:映画 / ジャンル: クラシック
【出演】
大曽根房子[杉村春子] 長男 一郎[長尾敏之助] 次男 泰二[徳大寺伸] 三男 隆[大坂志郎] 娘 悠子[三浦光子] 大曽根一成[小沢栄太郎] 妻 幸子[賀原夏子] 実成明[増田順二] 丹波平兵衛[藤輪欣司] 特高主任[西村青児] 古賀[鈴木彰三] 婆や[高松栄子] 女中[国兼久子] 八巻一平[東野英治郎]
…【監督】
木下恵介
【音楽】
浅井挙曄
【脚本】
久板栄二郎
【製作】
細谷辰雄
昭和18年12月のある日。大曾根家では、悠子の婚約者・実成明の出征が祝われていた。その夜、長男の一郎が思想犯として突然検挙される。さらに叔父・大曾根一誠が、悠子の気持ちを考えることなく、実成との婚約を破棄。大曾根家は悲嘆にくれる。
「大曾根家の朝」は、木下惠介監督が描くある家族の戦争による喪失と再生の物語です。戦中戦後の思想が絡み合い、理不尽な出来事に対する怒りや嘆き、悲しみが家族を襲います。しかし、その困難を乗り越えた先に見える笑顔や強さは、戦後日本の復興と重なり、観る者に深い感動を与えます。この作品は、家族の絆と再生、そして日本の復興を描いたヒューマンドラマとして、多くの人々に親しまれています。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
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※2025年3月更新データ
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レビュー 5件
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
やっと観られた。終戦翌年にこれを撮った気迫がすごい。戦時中、軍部に睨まれていた木下が、抑え込まれていた思いを爆発させたような映画だった。軍に寄りかかる叔父の傲慢さ、長男が思想犯として捕まったことで勝手に婚約を破談にする横暴。戦争が家族を引き裂いていく中で、女たちが置き去りにされながらも新しい時代へと向かう流れが鮮烈。何も言えなかった母が放った「ここから出てってください」の言葉に時代の変化を感じた。

2023.8.23
名無し/60代/女性
0
家族の絆と困難を乗り越える強さが心に響きました。戦後の復興を描いた感動作。

2023.8.23
名無し/50代/男性
0
思想犯としての描写が浅く、家族の悲嘆も表面的。理不尽に対する怒りや嘆きが感じられず、戦後の復興との重なりも弱い。

2023.8.8
名無し/50代/女性
0
思想犯としての描写が浅く、家族の悲嘆も表面的。戦中戦後の深い部分に触れず、感情移入困難。

2023.8.8
名無し/10代/女性
0
家族の絆が感動的!戦争の悲しみを乗り越える強さがすごい!復興の希望が見えてきたよ!