小さな恋のメロディ

11歳のダニエルはバレエの授業を覗き見し、美しい少女・メロディに恋をする。惹かれあうようになった2人は、ある日学校をさぼって海に行く。このことが教師にばれ、「結婚します」と宣言したことから、学校と大人を巻き込んで大騒ぎになってしまう。

「小さな恋のメロディ」は、少年少女の初々しい恋を描いた青春映画の名作です。思春期の恋心が生き生きと描かれており、その中にイギリスの保守主義へのやんわりとした批判も見受けられます。また、映画のバックに流れるビー・ジーズの音楽は、当時大ヒットし、作品の雰囲気を一層引き立てています。この作品は、色あせることのない青春の一コマを切り取った、まさに名作と呼ぶにふさわしい作品です。