ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ

ヒラリーとジャクリーヌの姉妹は、パーリーの音楽コンクールに出場。そこでジャクリーヌは絶賛され、チェリストとしての才能を開花させていく。ヒラリーは音楽の才能に見切りをつけて指揮者と結婚。ジャクリーヌもピアニストと結婚するが…。

「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」は、天才女性チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレの生涯を描いた作品です。彼女の姉の視点から描かれるストーリーは、ジャクリーヌの才能と“本当の自分”が乖離し、奇行に走る様子をリアルに描き出しています。エミリー・ワトソンがジャクリーヌを怪演し、天才と謳われながらも“普通”を求め続けた彼女の残酷な運命を切なく描いています。