CLIMAX クライマックス

1996年のある夜、有名振付師の呼びかけで22人のダンサーたちが人里離れた廃墟に集まった。アメリカ公演のリハーサルを終え、打ち上げが始まる。音楽に乗って、酒をあおる面々。だがそれにはドラッグが混入しており、ダンサーたちはトランス状態に落ちていく。

「CLIMAX クライマックス」は、ギャスパー・ノエ監督が描く、ドラッグ中毒に陥った若者たちが過ごす一夜の物語です。97分間の疑似トランス体験とも言える作品で、現役ダンサーたちが理性を失い、狂乱とカオスに満ちたダンスフロアを舞台に物語が展開します。観る者も心と体が侵されるような感覚に陥り、まるで地獄絵図のような世界を体験します。この作品は、トランスムービーの新たな可能性を提示しています。