嘘八百　京町ロワイヤル

目利きだがパッとしない古物商・小池則夫。腕は良いが売れない陶芸家・野田佐輔。前作「噓八百」にて、利休の茶器をめぐり大活躍をした２人が、ひょんなことから京都で再会する。彼らの前に現れたのは、着物美人の志野。彼女は、だまし取られた父の大事な茶器を探しているという。その茶器とは、千利休の弟子で、「天下一」とも言われた武将茶人・古田織部の幻の茶器「はたかけ」。5千万円は下らないという名品だ。則夫と佐輔は、志野にほだされ、彼女を助けようとする。しかし、その茶器には大きな陰謀が隠されていた。

「嘘八百　京町ロワイヤル」は、中井貴一と佐々木蔵之介が演じる骨董コンビの活躍を描いた作品で、お宝コメディの第2弾です。マドンナ役に広末涼子が登場し、骨董コンビに恋の火花が散る展開が描かれます。新たな舞台となる京都での仕掛けはさらに大掛かりになり、ますますパワーアップしたコンゲームが楽しめます。この作品は、骨董品を巡る駆け引きと恋愛模様を軽快に描いたエンターテイメント作品と言えます。