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読みもの
ひろまりちゃん
30代/女性
180 件のレビュー
投稿日順 評価順
1.0
成人女性がメインとなる特撮作品ってあまりないので期待値マックスで見始めたのですがストーリーが思ったより難しく話題にもならなかった。主演の白石聖は男女問わず人気があるし、やりようによってはヒットしただろうに…非常に惜しい作品。
2024.03.31 投稿
2.0
なぜ中国ロケをしたのかよく分かりません。魍魎の匣に異国情緒は特に必要ないからです。異国情緒とSFとでてんこ盛り。関口くんは明るくよく喋るし。嫌いではないですが魍魎の匣で一番魅せるべきは加菜子と頼子の関係性だと考えているのでやや期待ハズレでした。
5.0
原作の色気そのままで実写化されており大成功作品だと思います。ストーリー自体は非常に重く幼い子供が死んだりするので見る人を選びますが多くを語らずともお岩と深く結びつき、深く狂っていく伊右衛門の業。男女の愛の極地を見たような気がします。
玉山鉄二演じる劉一華が裏主人公です。彼はもう一人の鷲津であるというのが作中でも表現されます。そんな劉が迎える悲劇的な結末に対して鷲津が向ける眼差しの物悲しさ。劉にも明るい未来を見せてやりたかったなあと思いました。
原作の鷲津はヒーロー性のあるタフな男である印象ですがNHK版の鷲津はいつも悲しそうな顔をしていて、その悲しみの理由が明らかになるに連れてどんどん鷲津というキャラクターにハマッていきます。こんなにも作中で誰も笑顔を見せないドラマも珍しい。緊張感のある作品で、色褪せない名作です。
虚淵玄が描くゴジラということでかなり期待してたんですが話が難解なのと、メリハリのないダウナーな空気のアニメなので最後まで見切れなかった。好きな人は好き、合わない人はとことん合わないだろうと思います。
明智光秀と荒木村重を恋仲にしようなんてどうやったら思いつくんでしょうか。北野武の発想力に脱帽です。村重役の遠藤憲一がほぼヒロインポジなのも斬新過ぎるというか趣味に走り過ぎというか。
3.0
オダギリジョーが主演だと「全部時効警察っぽくなる」のはもう持ち味として諦めるしかないのでしょう。氷河期世代のおじさんがゆるゆる全国を旅して借金返済のために金を稼ぐ話。ただ奥さんの実家が金持ちなのでさほど貧乏感も悲壮感もない。ちょうどいい感じのゆるふわドラマです。
原作未読。シロさんの性格がきついのとシロさんの両親の浅はかさ加減に観ててめちゃくちゃイライラしました。あそこまで理解のない親を大切にしないとならないというのも令和の価値観には合ってない。
京都旅行がメインの映画かと思ったらそこからの展開が死ぬほど重い。京都旅行なんか冒頭15分ぐらいしかなかった気がします。せっかくの劇場版なんだからもう少しエンタメ色の強い作りじゃだめだったのかな。
スモーキーと二階堂の対峙するシーンが良かったですね。二階堂が無名街出身と明かされたのにも痺れました。ただ!バルジの謎は残ったままです。さすがにバルジの話だけは回収してからHiGH&LOWシリーズは終わってほしい。。。
琥珀さんは可哀想な人なんです。純粋すぎて生きづらい人。みんなそんな琥珀さんが大好きで大好きで仕方ない。ハイローは誰に感情移入するかでだいぶ楽しみ方も変わりますが、後半はコブラの思いに終始泣きっぱなしでした。。。
真っ白なロッキーが血に染まる、その視覚的な演出だけでももう非常に魅力的なんですがロッキーと対比的なキャラとして登場する蘭丸もまた最高。HiGH&LOWではあまり見ないサイコパスタイプキャラですが悲哀に満ち、救われない蘭丸はもう一人のロッキーなわけで……と考察のしがいがある作品です。3部作だとこのエンスカが一番好き。アロハ
平沼紀久監督と盟友の小林且弥。平沼監督の初監督作品にかなり大事な役どころでこばかつさんが出てくれたのが嬉しかった。喧嘩のないハイローもたまには良いです。
HiGH&LOWシリーズでもレッレだけは異色作だと思っています。おそらく一番重くて辛い。あの雨宮兄弟に血の繋がりがないと知った時の驚きは鳥肌モノでした。血の繋がりのない尊龍と広斗が似てきて雅貴は何を思うのか。レッレがどうのというよりは雨宮兄弟の復活をずっとずっと願っています。
現在の鬼邪高で最強であるはずの轟洋介が弱く見える演出だけは頂けなかったですが、他校を一気に増やし不良たちも増員で大変見応えがありました。前作は人情話でしたが今回は学生らしい友情話。やや共依存気味にも見える瀬ノ門の二人の関係性も熱かったです。
主演の川村壱馬くんは本業がボーカルとは思えないぐらい演技力があり、華もあって良い俳優だと思います。ストーリーは分かりやすい人情話でアクションとのバランスが良く不良映画が苦手な人でも気軽に観られる良作です。
3本目の「死者恋」が短編ながら良く出来ていてよく見返します。かなり官能的な話ですが、ホラーチックな演出でカバーされているので複数人できゃあきゃあ良いながら観たいです。
4.0
2ちゃんねる発祥のみんなが知る都市伝説をただなぞるだけでなく、どう演出するかアイデアとキャラクターの設定勝ち。ヒロインのふてぶてしさは類を見ません。続編やってほしいです!
才能に溢れた天才のペコ、努力家のスマイル。二人は親友でもペコの方がいつも一歩先行くスマイルのヒーローだった。そんなペコが挫折して落ちぶれてしまうさまやスマイルのコンプレックスはひどく痛々しい青春そのもの。爽やかなスポコンモノに留まらない、自分とは何かを見つめる作品です。
圧巻の映像美。公開当時は批判も多かったと聞きますがその理由が全くわかりません。ストーリーも人間のエゴや戦争の惨たらしさなど普遍的なものだと思います。終盤、政府側の及川光博が実は下級の生まれであるのが判明するシーンは泣けました。。。
観た後はかなりぐったりします。リリー・フランキーの演技が怖すぎる。特にジジ・ぶぅを殺害するくだりなんかリアリティがありすぎて真似する人が出たら(そもそもノンフィクション作品が元らしいですが)どうするだろう…とこちらが不安になる生々しさでした。。。
大好きな映画です。被害者から剥がした爪をまるで花びらのように川に舞い散らせるシーンの美。コメディ色のない阿部サダヲの狂気演技には心臓がバクバクしました。光の一切ない真っ黒な瞳、あれを演技で出来るなんて天才だと思う。
役所広司と松坂桃李のブロマンス的な映画でもあると思います。強烈すぎる男への憧れはどんどん自分を凶暴な生き物へと変えていく。ただ意外にもあっさり役所広司が死ぬのにびっくりしました。
西野七瀬の演技が酷すぎて見ていられない。酷いというかこの役が彼女の魅力に合ってなくて見ていて可哀想になります。残酷描写や在日ヤクザの悲哀など前作よりパワーアップはしてるのに本当にそこだけが残念。
古典落語の演目を見事に落とし込んだタイガー&ドラゴンに比べ、能という題材の扱いが難しかったのかちょっとストーリーが散らかっています。色々詰め込みすぎ。
夫パートは不倫などの描き方に心底腹立つので好きじゃないですが妻パートのちょっとポエミーで妖しい男との出会い、プラトニックな恋愛など女心をくすぐる場面が山のようにあって最高でした。
宮藤官九郎の作品は父親に甘い。最近の「俺の家の話」や「離婚しようよ」でも言われてますが不倫を軽く捉えてないか?と思います。不適切〜でも不倫についてたった1回の過ちでという台詞が何回もありました。いや、そもそも1回もするなよ!!って話ですよ。ズレてるよなあ。
水城史朗の生き様と死に様。装着者が死体となっても動き続けるG4の姿は恐ろしいことこの上ないです。G4に向けての印象的な「もういい、もういいだろ!」は要潤のアドリブだそうですが平成ライダー史上に残る名台詞だなあと思いました。
ビルド本編は見ずに豪華なゲスト俳優陣(勝村政信、藤井隆)目当てで鑑賞しましたが、テーマがしっかりしてるので映画だけ観ても面白かったです。ただ火星からの侵略者って言うのが海外SFすぎてちょっとコメディみたいだったな。
本当に内容が無い!作中で「ヒーローなんて仮面ライダーに任せておけばいいのよ!」なんて台詞が飛び出すぐらいにはただキャラクターがわいわいするだけの映画です。悪くはないけど面白くもない。
ゼンカイとドンブラでパート分けして脚本を書いてもらったようでせっかくのコラボ作品なのに戦闘以外全然絡みません。それにラストもラストでドンブラ側の人気キャラが死にます。おかげでゼンカイパートの記憶が飛んでしまう。もう少しバランスを考えて欲しかったです。
真梨幸子作品の実写化は配信限定以外では難しいだろうなと思います。人間関係の複雑さと「女性」の醜さを描き切る手腕は民放では難しい。俳優では小池栄子とミムラが良い味を出しています。
大森南朋と寺島しのぶのトラックでの濡れ場シーンは非常に生々しく官能的で刺激的です。演出が過剰なわけではないけど見ちゃいけないものを覗き見てる感覚があり、やけに印象に残っています。。。
木嶋佳苗死刑囚がモデルになった作品で、ヒロイン寺島しのぶの純粋なのに邪悪な、魔性の女っぷりがとことん楽しめます。宗教や近親相姦を絡めたドラマオリジナルストーリー部分はやや過剰で、シンプルに木嶋佳苗の話だけで良かったかなあと。
原作よりも何倍も面白い。イヤミスと呼ばれる部類の作品ですが実写になったことで女のいやらしさ、母親のエゴがより生々しく感じ取れて良かった。WOWOWのドラマは社会派で攻めたものが多くて良いです。
この時期90年代末特有の、世紀末に向けて閉塞感なのか「得体の知れない何かに対する不安」を扱う映画が多かった気がします。不気味なものを不気味なままにしておけなくなった時代の始まりというか。ラストシーンのファミレスでの役所広司の演技が好きですね。
前作よりグレードダウンしてしまったのが惜しい。前作がカカメが世界に解き放たれたシーンで終わるという衝撃のラストだったのに、それをまた狭い人間関係の中の話に落とし込んで…というのはあまり良くなかった。
梅沢監督を知るきっかけになった作品です。カカメの恐怖というよりも否かの美術予備校という狭い人間関係の仲間で美大進学を目指し、才能の優劣にコンプレックス、男を巡っての女の子たちのギスギスした感情のやりとりの方が恐ろしかった。タイトルと内容でだいぶ印象が違います。
10代前半の頃のバイブルでした。Salyuの歌声も衝撃的だった。エモいという言葉のない時代にこの作品が生まれたことに感謝します。そんな簡単な一言で片付けられずに済んだから。
バイオレンス系のBL映画って邦画だと実はあまりないんですよね。ダブルミンツは暴力描写も共依存関係にある二人の歪な愛憎を余すところなく描いてくれました。原作の方がまだ優しいぐらいに容赦なし。桃を手掴みで食べる、あのシーンは忘れられません。
泣けます。とにかく泣けます。おじさんたちのまどマギと呼ばれているのも見れば分かります。仲間を救うために時空を超えて怪異と戦い、傷付きながらも「エンターテイメント」とは何かを考え突き詰めた作品。
「オカルト」の江野くん、「殺人ワークショップ」の江野くん。どれも同じ江野くんであり、また別時空の話でもある、これは非常に壮大な白石晃士ワールドの一部の作品です。殺人は魂の救済であるのか、それは観客に委ねられますが私はこれをセラピー映画だと思っています。
白石ワールドには欠かせない存在となり、今後の作品にも多大なる影響を及ぼす謎の男「江野くん」の初登場映画です。(厳密に言うと「ネ申アイドル総選挙バトル」が先にありますが)怪異と出会ってしまったこと人生を見つめ、そして自分の価値を手に入れ直す派遣労働者の江野くんの衝撃の結末。何度観ても飽きの来ない映画です。大好き!
馬鹿馬鹿しい話を懸命にやる福田雄一作品が大好きなのでこの作品も好きです。原作は未読ですが雰囲気は出ていたのではないかと思います。とりあえず福田雄一×賀来賢人というだけで見た方が良い(笑)
Amazonオリジナルドラマだと一番面白い作品ですね。福田雄一は漫画の実写化より本来オリジナル作品で輝くタイプなんだと思います。長いアドリブも笑いの間も全部最高。エアーバンド、エアーボーカル(つまり無音)のルキーニが好き。
横浜流星×水墨画という謎の組み合わせ。若い女性ファンが多いだろうに何故に水墨画映画…?という疑問が見る前からありました。内容はまあ爽やかには違いないので見て損はないですが横浜くんじゃないとだめ!って感じはしないです。
流行りの伏線回収系ドラマなんですが、あとから設定を継ぎ足して話をまとめようとするので伏線も何もないというか。じっくり考察して見てきた人間が馬鹿を見るような感じなのでおすすめはしません。同じ枠の「真犯人フラグ」も似たりよったり。
脚本が弱いですね。英勉監督の漫画やアニメ原作の実写映画はいつも手堅くハズレのない印象ですし、キャストの好演も素晴らしいですが、この作品はいまいち引き込まれない。原作の読み込みが浅い気がします。
今をときめく佐野勇斗くんの新人時代作品なので今見ると懐かしい気持ちになります。若々しい。内容は可もなく不可もなくの胸キュンモノなので「暇潰しに見るにはちょうどよい邦画」です。
ルームシェアする3人の男とはなっていますが山田孝之演じる横山がメインであとの2人はあまり出番がありません。横山の存在感が強すぎて2人はおろか他のキャストの印象も薄いです。飯塚ワールドが好きな人(クセのあるセリフ回しや人生哲学系)や「FUNNYBUNNY」を履修してるファンはハマると思います。
2024.03.28 投稿
古川毅くんのファンなので観ました。中々面白い役どころで俳優ファンとしては満足しています。ただあまり怖くはなくて話が進むに連れてギャクっぽくなってくる。前半手持ちカメラで撮影したブレブレの映像の方が緊張感があって良かった。
演劇的な作品です。ボーリング場の地下かどこかを貸し切って一箇所のみで撮影したという異色作。決して商業的にヒットはせずとも見せたい世界を見せてやるのだ、そんな異様な熱量を感じさせます。同性愛を扱った作品ですが安藤政信と松田龍平の間にあった感情は説明はされません。その方が確かにロマンチックだし官能的だと思う。すべてを説明して欲しいタイプの人には向かない映画かも。
人生で初めて観たゴジラ作品でした。見事にハマり、セリフを暗記するぐらいには何度も見ました。考察本もたくさん出ましたから買いましたし。矢口蘭堂というキャラクターの持つ神秘的な魅力がとにかく凄かった。汗だくで傷だらけなのに美しい。ゴジラという神に選ばれてしまった人間のそれだ…と思いました。
でんでんがあまりに怖い。この作品を観た後は別の作品でもでんでんが出てくるとびびります。実際にあった事件が元になっているのとバイオレンス描写が目立ちますが根底にあるのは「紀子の食卓」に通じる情けない父親像と歪な家族愛。でもいつの時代も娘が一番タフなんですよね。
3エピソードで構成されると説明にはあるのですが、何故か2エピソードしか配信はされていません。新興宗教に家族を洗脳された挙げ句殺されてバラバラにされ…の2エピソード目な好きなんですが、本来3本立てだと思うと作品同士の繋がりがあるのかないのか気になって集中できませんでした。
大変面白かったですがやはり2は1を超えられないジンクスがありますね。人気キャラの安藤のパートがもう少しあれば良かったかな…と思いました。予算が増えたおかげ?かただ配達にきたウーバーイーツの人まで大量殺人に巻き込まれ死ぬ始末。そんなお祭り的な感じで楽しかったです♪
人生で一番好きなホラー映画です。20.30回は見ていますね。女優を目指すヒロインの成長物語とも観れますし、安藤と片桐のブロマンスとしても楽しめる。ゴア表現は苦手な人にはキツいでしょうが、あの血と肉の塊の量を見るに造型スタッフの執念と愛を感じ「映画っていいなー!!!」と叫びたくなります。最高の作品です。
後半のギャクみたいな幽霊わらわら退治シーンには苦笑するしかなかったですがラスト唐突に江口のりこが死ぬシーンで本気でホラー映画を作っていたんだなあと妙に感心というか、嬉しい気持ちになりました。無関係な人間が呪殺され呆気なく死ぬ、これが一番怖い。
30年近く様々なジャンルの映画を見ていますが、これより面白くない映画には出会ったことがないです。怖いもの見たさで見て欲しいぐらい。漫画家志望で出会うのに肝心の漫画が全然出てこない。低予算すぎて小道具の漫画すら用意出来なかったのか?
胸糞の悪い作品が好きな人にはたまらないと思います。難病の息子がいる女がストーカーにレイプされ自我崩壊し、自殺。すべてを見ていた主人公のシマウマは静かにその息子の生命維持装置のスイッチを切ります。罪の無い子供が死ぬのはタブーな印象があるので終盤のこの攻めた下りが大好きでした。
この手のサスペンスホラーはどうにもセブンに影響を受け過ぎていて、どれも似たり寄ったりの印象です。おそらく原作からしてそうなのだと思いますが、もう少し捻りというか実写化するならその分の個性が欲しい。監督も俳優も別に作られた前日譚の「序章」の方が過激で一切救いなし。そちらの方が面白いです。
終盤に出てくる大森南朋の役どころが最悪で最高です。あのラストはブラット・ピットのセブンを意識しているのだろうか。単発で続編ドラマも作られたようですが観ないままの方が良い余韻に浸れると思います。
静の松田優作。容姿端麗なアクション俳優ではなく、ただ居るだけでおぞましささえ感じる不気味な男を演じる松田優作の演技の「幅」に惚れます。至極淡々としてて目立った事件も起きないんですが見終わった後には何故かぐったりしている、そんな厭な映画です。大好き。
原作者の湊かなえを一躍有名にしたヒット作。中島哲也監督の作品は映画でもミュージックビデオみたいに見えてしまってあまり入り込めず苦手意識が強かったんですが松たか子との相性が良いのかこの作品と「来る」だけは好きで良く見返します。
舞台版を観ているとどうしても奇抜な色彩感覚で色々誤摩化してないか?という感想を持ってしまいますね。ストーリー自体は本当に泣けるので、映画が気に入ったら舞台版も観てほしいです。
沖縄のおばあちゃんシャーマン集団が無慈悲に殺害されるシーンとその死を霊感で察し、京都から移動してきた能力者たちが新幹線内で二手に分かれるところ(バラバラに行動した方が呪い殺される確率が下がる)があまりにも格好良くて好きです。命懸けの仕事をするのにあまりにさらっと動けるプロの意識。ホラー映画というより各地に居るプロフェッショナルたちが一同に介し悪霊に挑む、シン・ゴジラみたいな作品です。
6話の人生を映画に、世界を映画館に例えたくだりが非常に好きで音楽も良く今でもたまに見返します。異世界漂流モノとしてはサバイバル感は薄く、考察系アニメとしては異常に難解で楽しみ方が分からない人の方が多い気がしますが、私はその異質さが好きです。
劇場版というより本編開始前の短編なので立ち位置的には第0話と言っったところでしょうか。スーパーヒーロー戦記を見に行ったら後半20分がこのリバイス短編だったのでびっくりした記憶があります。これを観ないとリバイス本編が分からないというわけではないですが、観て損はないです。スーパーヒーロー戦記より面白かったので。
中尾明慶と古田新太が親子で(時空の歪みが生じているため、古田新太の方が息子です)仮面ライダーになるというのはインパクトはありましたが、セイバー、リバイス、さらには父子の仮面ライダーセンチュリーと3つの物語りを絡めたせいで一つ一つが浅いのが勿体無かった。
臨月の妊婦を飛行機に乗せるな、安易にバスの中で出産させるな(しかも産まれた子供の名前が希望というTHE感動モノ感)などのツッコミは多々あります。小さいお子さんと観に来たお母さんたちは妊婦の扱いがあまりに雑すぎてめちゃくちゃムカついただろうなと思いました。ケイン・コスギのアクションだけは一見の価値があります。
ミステリーはリバイスのメインライターである木下半太先生の得意分野なのでそちらに書いてもらった方が面白かったような気もするし、レジェンドキャストが絡むならスピンオフを多々執筆してる内田裕基が書いて正解である気もするし…作品としてかなり中途半端なので評価に困ります。リバイスが好きなら一応見ておくぐらいでしょうか。
芸人さん主演の低予算ドラマと侮るなかれ!しっかりと練られた脚本とホラー作品らしいなんとも綺麗な結末。口コミでじわじわ人気になりシリーズ2も作られました。さらには劇場版がやるらしいので今から楽しみにしています。
宮世琉弥に歪んだ愛情を向けられる中村倫也の構図だけでかなりドキドキしました。ただ内容自体はそんなに…です。まあキャストの良さを楽しむために、なんとなく観る分には問題ないかなレベル。
ケイゾクやSPECのクオリティを期待すると痛い目見ます。SICK'Sは恕乃抄→覇乃抄→厩乃抄と続きSPECサーガ完結篇としてはいますが、確実に続編をやる気だと思います。一応全部見てはいますが正直ファンでも時系列やキャラクターの能力など魅力がない上にぐちゃぐちゃで覚えてないです。。。。。
このご時世にガラケーしか使ったことがないようなおじさんが仕事の出来る上司として描かれていたのに非常に違和感を覚えました。おそらく原作が発売された頃はそれでも違和感はなかったのかも知れないですがそこはさすがに脚本の段階で少しは気にしようよと1話目からかなり呆れましたね。BL以前の問題です。
撮影中に大杉漣さんが急死し、後半は撮り溜めてあった素材で構成されちゃんと最終回まで放送されました。大杉漣さんが主演と言っても過言ではない作品でそれをやってのけたのは作品への愛情、感謝に他なりません。作品とは別のところに思い入れてしまいますがドラマ自体もおじさんたちのサバイバル生活シーンは愛らしく癒やされます。
俳優を100人出す!それがテーマなのでストーリーは全くないに等しいです。100人も人気俳優が出て賑やかなお祭り映画ならまだしもただ人数を集めただけ。全く面白くない。
バーの設定なのに出てくるキャラクターたちが何であんなに不味そうにお酒を飲むのか分からない。憂さ晴らしに飲みに来てなんやかんやあって最後は救われたように終わりますが、そこにお酒はあんまり関係ないんですよね。もう少しバーという空間とお酒に愛を持って作品を作ってほしい。観る価値なし。
近年増加したBLドラマの中でも屈指の名作です。BLと料理を絡めた作品が多い中、攻めが小料理屋店主である設定を活かし食事シーンを自然に組み入れていたのも良かった。ただ関西ローカル作品だったので観ている人間が少ないのが本当に悔しかったですね。簡秀吉の安定感のある演技力、可愛げ、大人びた魅力すべてが一気に楽しめましたし脚本も爽やかで最高に良かったです。
一応青春モノらしいのですが、メインカップルが人間なのかも怪しい仮面ライダーの少年と動く死体の美少女と実に悪趣味極まりない作品です。ただしそんな異形の二人だからこその描ける純愛と無慈悲な大人たちの対比に痺れます。話は最高に面白いですがとにかくグロ、ゴア表現がキツいので耐性がある人だけにだけ勧めたいです。
マモルがアマゾンとして目覚めてしまうくだりは「いつかはこうなるかも」と分かってはいてもあまりに残酷すぎて泣きました。人の肉を求めるようになったマモルに仲間として向き合い続ける三崎くんとフクさんの優しさ。とにかくみんな良い人なので心身ともに傷付いている様が辛い。そんな1stシーズンもより残酷な2ndシーズンを見たあとだとそれでも希望のある話だったのだなと思いました…。脚本家には本当に人の心がない(褒めてます)
ドラマシリーズで一応は完結し、さらには続編を書かないことで有名な小林靖子の脚本を高橋悠也が引き継いだ作品なのでどうしてもキャラクターのブレはありましたね。2ndシーズンの話題がまるっと無かったかのような作りになってしまったのも残念。ただ実は仮面ライダーとは「大人の童話」なのではないか?とまで考えさせてくれるような考察の余地が大いにある作品です。高橋脚本の中でもかなり大好きな作品ですね。
遠藤健慎くんはまだあまり有名な俳優ではないですがこの作品を見たら絶対に彼のことを忘れられなくなります。彼は美しいだけじゃなく佇まいで映画に深みを与える俳優だと思う。また森での乱交や、ホテルの爆発シーンなど撮影自体もかなりヒリヒリとザラザラとした質感で視聴者の五感すべてを主人公が味わった苦痛を擦り込もうとしてくるかのようでした。観る人間を選ぶ作品ですが、これを観られる側の人間で良かった。
まさに邦画のダメなところ全開の映画です。ご都合主義、取ってつけたような登場人物の暗い過去…この豪華キャストなら違う脚本でもっと面白いのが作れただろ!とキレたくなります。見なくてよし!
タイトルやビジュアルなどからトンチキなラブコメディと思い見始めたましたが、真摯的に現代を風刺するような脚本で面白いというよりは感心する内容でした。ただラスト登場人物全員がなんだかんだでカップルになるのは果たしてどうなのか?(笑)多様性、人それぞれの生き方があるという話だったのに結局は恋愛なんだと………。
吉高由里子の熱演はもちろん素晴らしいですが、アマとシバの関係性について考え出すとキリがないですね。女と男よりも実はディープな男と男の愛と闇の美しさ。視覚的に刺激の強いシーンはありますがそれよりも人間模様の方に惹かれました。
よくぞ実写化してくれた!と思いました。舞台版も見ていますがそちらは若い頃のフジコの話がメインでした。死刑囚となったフジコとフジコに接見する美しい次女、そして事件の真相はーとかなりややこしい原作をエンタメとしてまとめあげています。血腥いシーンは多いですがぜひミステリー好きには観て欲しいですね。
この単発ドラマの後、連続ドラマ化されて社会現象になるのでまだ田中圭演じるはるたんもキャラが定まってなくて面白いです。個人的にはオーバーな演技や演出もないこの単発ドラマが一番好きです。
6人全員にスポットが当たるので見たら必ず推しができます。私は強面なのに心配性な遠藤憲一にめろめろになりました。縦軸(かつて6人が撮影してた映画のフィルムが偸まれた話)は弱いんですが、とりあえず6人がかわいいので良し!!!!!
「傍から見ている分には自由で夢のある素敵な大人たちだけど実際に会ったらクセが強すぎて好きにはなれないだろうな」という生々しい不器用さに溢れた4人、4人を取り巻く緻密な人間模様が織り成す物語にグイグイ引き込まれました。個人的には松たか子と宮藤官九郎夫婦に亀裂が入るエピソードがリアルで悲しくて良かったなあ。
ラストが読めてしまった(視聴者が一番望むであろう希望のあるラスト)以外は1話からずっとテンポよく、ユーモアに溢れた会話に癒やされた良いドラマでした。水川あさみ演じる謎の女マリリンの正体が判明してからは面白いだけじゃなく人生の悲哀も共に描かれて行き深みが増しました。
佐々木蔵之介と中井貴一のベテラン勢の演技もさることながら、オタク気質のある学芸員役で出てくる塚地武雅の存在感と言ったらありません。陶芸や骨董に興味がなくともテンポ良く観られる良い娯楽作品でした。
見た目の良さから陶芸王子と持て囃されうんざりする山田裕貴と贋作師ながら本当に素晴らしい作品を作り上げる佐々木蔵之介の役どころの対比が良かったです。二人で土をこねるシーンがあるんですが傷や火傷で痛々しくなった手にモノづくりへの愛情を感じジーンときました。
まさか続編をやるとは思わなかったですが1stシーズンと変わらず全4話しかない。キャストのスケジュールが合わないのか全然揃わないし、何なら拉致監禁だのでほぼ出てこないキャラもいる。内容ではなくキャストありきの作品だとしともやるならやるでもう少し体制を整えて欲しかった。
お正月スペシャルだったので特別ゲストに宮沢りえが出たりと豪華ではあるんですが、そこに尺を使うならシロさんとケンジをもっと見せて欲しかった。有名な女優のサプライズに喜ぶような層はそもそもこのドラマ観てないと思います。
2000年代後半に山のように作られた通称イケメンわらわらドラマ。池袋にある老舗執事喫茶スワロウテイルが完全協力したのも当時は話題で、ちらちらとお店のキャストさんも映っていたり。昔を知る人間が見れば懐かしい平成の文化、思い出に浸れますし逆に若い人が見れば新鮮に映るような気がします。
原作が続いている中でのドラマ化で結末が一番気になるところでしたが、新しい夢に向かい動き出すというシンプルな結末を選んだのは好感が持てました。高橋一生のシンジ、中村倫也のゴンさんハマり役すぎ。
玉木宏と高橋一生の共演というだけで絶対面白く、さらに双子設定なんてオタクがハマらない訳がない!とめちゃくちゃ楽しみにして観たんですが肝心の脚本が浅くてチープ。本当にキャストと設定だけは良いのでこちらが勝手に悔しくなりました(笑)
1話1話がテイストの違った短編映画のようで非常に豪華です。キャストも皆主役レベル。個人的には好きなのは2話「歌姫」7話「私生活」10話「1分間700円」です。特に「1分間700円」は浅野忠信の危険な魅力全開の素晴らしい作品です。
長谷川博己の演説シーンが圧巻。本当に宇宙人が攻めて来ているのに誰にも信用されない、話すら聞いてもらえない酷さ、無関心さ。だからこそ宇宙人である高杉真宙の方に肩入れし、ブロマンスめいた妖しい関係性が生まれる。SFではありますが意外なぐらい艶めいた作品です。
2024.03.27 投稿
あまりにも「最後の5分ですべて覆る!」と宣伝しすぎていたので途中から二重生活しているんだろうなあと気付いてしまいます。ちょいちょいヒントもあるし。それでじゃあその最後の5分が面白かったかと言われたらそうでもなく。期待外れ。ダメな邦画の典型って感じでした。
映画の元となった時速246億公演や円形劇場での再演、小説版も読んでいます。様々な表現形態で作品を展開しているのでこの「FUNNYBUNNY」という物語が飯塚健監督にとってどれだけ思い入れの強い作品か分かります。友人の死、恋人の死、一生分泣いた彼らの再生の物語。たくさんの人に観て欲しい作品です。
20年ぶりの続編となる「パラダイス・リゲインド」の公開に合わせて久しぶりに見直しましたが、やはりあの仮面舞踏会シーンのロマンチックさと言ったらなかった。原点にして頂点。一筋縄ではいかない結末も踏まえ大好きな作品です。
2024.03.26 投稿
オムニバスで10作品もあり中々オトクな映画なんですが一番のお気に入りは内藤瑛亮監督の「続きをしよう」です!お墓で鬼ごっこをする子供たちが怪我をして一人、また一人と帰って行ってしまう…その後のオチも強烈ですが、怪我描写が本気で痛そうでゾワゾワします。
とにかく胸糞悪い展開が延々と続きます。暗い気持ちに浸りたいとき、残酷描写でスッキリしたいときにおすすめ。血塗れの夏帆は本当に美しいです。ただレイプや流産など女性にはキツいシーンが多いかも知れません。
いわゆる10代向けの胸キュン作品です。友達とワイワイ言いながら観るのが良さそうです。意外にしっかりと120分ぐらいはありますが。話も分かりやすいし、登場人物はみんな美男美女です。特に先輩かつ元彼役の板垣瑞生くんが良かったですね。
松田優作の探偵物語や傷だらけの天使、私立探偵濱マイクなど、ああ言った探偵モノを観てきた人間からすると世界観の作り込みが浅い。さらに1話は権利関係で何かトラブルがあったらしく観ることが出来ません。1話目が観られないって致命的すぎる。
ゲイの父親を許せるかどうか。最初から答えは出ているようなものなのに長年の恨みつらみから素直に向き合えない娘とその父親の恋人である男。弱者に寄り添い軽やかで優しい物語なのにずっと「死」の匂いが付き纏う映画です。西島秀俊とオダギリジョー、二人が並ぶシーンは本当に絵になって美しい。
当時小学生で中島美嘉の主題歌が好きで見ていました。精神疾患によりバスに乗ることが出来ない長谷川京子の役を通して初めて「パニック障害」というものを知りました。子供ながらにあんな若くて美しい人がバスにさえ乗れない病気を心底恐ろしく感じ、それが酷く印象に残っています。
ヒットした時効警察の陰に隠れてしまっていますが、考察系ドラマとして見応えのある作品です。難解で希望もあまりない話ですが、噛めば噛むほど味わい深いスルメみたいなドラマなので半年に1回ぐらいはぼんやりと見てしまう。
びっくりするぐらいつまらないです。同じ監督が作ったとは思えないぐらい「GONIN」の何がハマってあれだけ大ヒットしたのか、その分析が全くされてないように思います。。。。観ない方がマシだったなあ。
内藤瑛亮監督のファンになったきっかけの作品です。内藤監督が元教員であるためか、少年少女の純粋な残酷さを撮らせたらピカイチの監督だと思います。原作と監督の相性がぴったりあった見応えのある作品です。ゼラとジャイボのキスシーンも美しい………!!!
日本のドラマの中で一番好きな作品です。特に窪塚洋介演じるキングは平成のドラマ史に残る特異なキャラクターだったと思います。最近になってサブスクに入ったので見直しましたがキングはキングで孤独を抱えた男なのが分かる。そしてまだ彼も子供です。大人になってから見るとだいぶ印象が変わってめちゃくちゃ面白い。
女子高生集団飛び降り自殺シーンばかり注目されますが、一番印象に残るのは「あなたはあなたの関係者ですか?」という問いかけ。私は誰と何と繋がり生きているのか…そもそも私は私と繋がっていたいのか…個人的には自殺がテーマではなく、正しく生きることがテーマの作品だと捉えています。
前半までは面白いです。ただエミの父親のターンや土橋の暗躍あたりから作り込みの甘さが目立ったかなと。またみんな言ってますがアースガロンに対しての認識に相違がありすぎました。ブレーザーとアースガロンが相棒となるような展開を期待していたので。
まともな人間ってなんだろうか。そんな人間なんて本当はどこにもいない。原作も読んでいますが映画の方が優しい印象があります。そして宮藤官九郎は役者としても一流だと思う。仏壇のくだりとか最高です。
漫画原作作品でここまで映画として面白い作品は他にないと思います。菅田将暉と吉田鋼太郎が模擬テストの点数を発表し合うシーンがあるのですがあまりにテンポと勢いが面白すぎてたまにそこだけ観たりします。何度観てもゲラゲラ笑えて最高。
原作、アニメ、漫画、劇場版、ミュージカル版と全て見ていますがLDH制作の今作品が一番面白い。あの圧倒的な情報量のある内容をシンプルにまとめ切った良作です。人気キャラである榎木津礼二郎をゴリ押ししない潔さも良かった。ただ何故かDVD化されていないので配信で見るしかありません。
ミニシアター系ながら非常に評判がよくかなりロングランで上映していた記憶があります。私も劇場で3回ぐらい見ました。外川役の谷口賢志の落ち着いた演技が良くて彼の代表作の一つです。BL好きなら絶対見てほしい1本です。
夜の横浜を舞台にランペイジのボーカル3人、それぞれのラブストーリーが交互に展開されます。映像演技に慣れていないRIKUさんパートが逆に一番自然で良かったですね。ランペイジは16人もいるので全員分作ってみても良かったのではなかろうか。
貞子シリーズですがホラーではなくコメディです。最初からコメディだと宣伝していたらもっとヒットしたと思う。ホラーを観に来てこれが出てきたらさすがにふざけてるのか?となるので……。
雑にたくさん人が死ぬ映画でスッキリしたい!そういう願望を叶えてくれる映画です。橋本環奈はいつも通りかわいくてストーリーもありきたりなので、何も考えたくない時に見るには持って来いですね。
日本のサイコパスモノとしては最高レベルじゃないでしょうか。伊藤英明には爽やかなイメージがあったので真逆の役にかなりびっくりしました。続編が作れそうな終わり方をするので公開からかなり年数は経ちましたがまた新作に期待しています。
ラストシーンが最高でした。校医が行う予防注射で小学校の生徒を皆殺しにするなど、そんな狂気の脚本が今の時代に許されるんだ!とびっくり。罪の無い子供が死ぬのは割とタブーな印象があったので攻めた内容に大興奮しました。
近年の白石晃士監督の中ではかなり大衆向けの作品で、その分色々と大雑把な、前にも別の作品で観たような気がする演出が目に付きます。それをセルフオマージュと取るか否かで評価は分かれると思いますが、私はあまり好きではなかった。カルトのネオと今回のナナシ、もう少し面白く差別化出来なかったのかな。
清水尋也くんのファンなのでそれなりに楽しくは見ましたが、モチーフにしている事件の描写がそのまま過ぎたり(SNSで自殺志願者を誘い殺害、白い靴下に性的に興奮するなど)ALS患者の安楽死問題など要素がてんこ盛りすぎて、何を一番伝えたいテーマとしているのかが分かりにくかった。
好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思います。グロ表現に重きを置き、ストーリー自体は無いに等しいので。そして後半で斎藤工が出てくるともう彼個人が持つ魅力だけで映画が成立するような感じになります。私は斎藤工が好きなので面白く見ましたが、ファンじゃないと厳しいかと。
自殺サークルの続編ですが知名度が低いですね。個人的には続編であるこちらの作品の方が好きです。娘二人に出て行かれた光石研演じる父親の悲哀と狂気は時にあまりに滑稽過ぎて笑ってしまうほどです。それだけ胸に迫るものがあります。
ワークショップで制作された作品なので無名の俳優がこれでもかと言うほど出てきます。縦軸はあまり面白くない(恋人の死にショックを受け、脚本が書けなくなってしまった映画監督の男が再起する話)ですが、とにかく俳優たちが熱い。本気でぶつかり、本気で楽しそう。自分もこの世界の中に入りたいと願わずには居られない映画好きのための映画。
塩野瑛久目当てで見ましたが暇潰しにちょうどいい、明るく楽しい初心者向けのBLドラマ作品です。色んな若手俳優がちょっとずつ出てるのでイケメンのビュッフェみたいですね。シリーズ化されているので人気は割とあるように思います。
圧倒的な映像美とルッキズム主義に対してのメッセージ、どぎつい色彩で描かれる繊細な女性の性。どんな時代でもウケる良い作品だと思います。ただ大森南朋の役だけが浮いてます。セリフがポエムすぎてちょっと変なんですよね。それさえなければ120点の作品。
前妻が広末涼子で現在の妻が光浦靖子という何とも言えないリアルなキャスティングが非常に好きでした。俳優陣がとにかく豪華です。若く清純派なイメージだった神木隆之介くんが同級生を妊娠させてしまい…など深夜ドラマらしい深夜ドラマで当時はハマって見てました。
6話目までは非常に面白いですが、星合が死んでからはとにかく話が散らかりすぎ。空遠を奮起、成長させるためだけにヒロインポジだった星合を死なせたようしか見えないので二人の友情を大切に思って観てきた視聴者置いてけぼりです。ラストも諸悪の根源である女は逃げ延びるし。続編に繋げるためなのか、それも釈然としません。
妻夫木聡と綾野剛のゲイカップル目当てに鑑賞しましたが、他のパートが陰惨すぎてかなりメンタルをえぐられます。それに結局「犯人は3人の男のうち誰か」の謎が解明されちゃうんですよね。あえてそこをぼやかした方が余韻があって良かったと思う。暗いし重いし痛々しいしで……繰り返しは観ないです。
原作のメイはオスかメスかあえて分からないようにしてあるらしいのですが、この作品だと成宮寛貴が声優をしているのでBL的な印象の強い仕上がりになっています。とにかくメイが小悪魔過ぎてかわいい……!!!!
2000年代半ば、いわゆるヲタク文化が大衆に広がり始めた頃の作品です。当時田舎に住んでいた子供だったのでフィクションとはいえ秋葉原って凄い街なんだなあと素直に思いました。今は大御所俳優の佐々木蔵之介が好感度のカケラもない、非常に気持ち悪い役をやっているのも見どころです。
一切無駄が無い脚本。阿部サダヲ演じる自己犠牲的すぎる男が自らの意志で家族とは何かに向き合う、非常にありふれた話ですが、これは勇気の物語です。とにかく兄弟漫才のシーンが泣ける。そして無性にコロッケが食べたくなります!
人生で一番繰り返し繰り返し見ている映画です。家にはプレミア価格で手に入れた当時のポスターも貼ってあります。それぐらい大切な作品。自分の年齢が上がるほどに、最初は自分勝手でわがままにしか思えなかった雄二が可愛く見えてきます。あの素直さに老いた人間は惹かれてしまうんでしょうね。
原作ファンです。かなり奇抜な内容なのでどう映像化するか興味がありました。感想としては大衆向けに多少マイルドにはしていましたが、「気持ち悪すぎて、ちょっと笑える」という良い塩梅の作品に仕上がっていました。もう少し評価されてもいいなと思っています。
菅田将暉の役どころがとても良いです。脚本自体にはかなり無理があって刑事ドラマとしてはあまり見れたものじゃないですが、菅田将暉のためだけに全話見てもおつりは来ます。それぐらい鬼気迫るものがあります。
サスペンスミステリーと思わせるような予告を流したのが良くなかった。これはラブストーリーでかつ311の震災をテーマにしたものです。綾野剛扮する「普通の男」が松田龍平扮する「謎めく男」に片想いをするがそんな中で震災が起きて二度と会えなくなり…と、抗う術さえなかった死と残された者たち、その居場所の再生の話です。予告と本編の印象が違いすぎて本来観るべき客に届いていない気がします。
この映画でミッシェル・ガン・エレファントの曲と出会いました。タイトル通り、青春の真っ只中にこの作品に出会ったことで人生変わりました。私の「かっこいい」の基準はこの作品です。九條の気怠く妖しいオーラには大人になった今でも憧れます。大好きな作品です。
とにかく10代の松田龍平が官能的で美しい。演技は未熟ながら主演を任せたくなるだけの圧倒的な存在感があります。いわゆるBLなので女性キャストほぼゼロです。BL好きには絶対履修してほしい作品ですね。
クドカン作品にしては話が暗くてあの長瀬智也を持ってしてもヒットしなかった。修学旅行のバスが転落して何人も亡くなる…というそもそもの設定が重いので最後まで盛り上がり切らないのが良くなかったと思う。
BLドラマは数あれどレズドラマはあまり作られてきませんでした。パワハラ問題含め令和らしいドラマだと思います。ただやっぱり子供が作れるならレズじゃなくバイなのでは…?と思いそこだけがどうしても飲み込めませんでした。
映画版も含めとても好きな作品です。天国に行くか憎い相手を呪い地獄に落ちるか。2000年代初期独特の暗いストーリー展開とイズコ自身の出生の秘密などミステリー要素もあり今見ても古臭くは感じないと思います。
浮所くんの演技力を初々しいと捉えるか拙いと捉えるかで評価が変わると思います。一応白石聖、板垣瑞生など若手でもベテランが揃っているので作品として一定のクオリティは保たれています。
意味深な伏線回収系ドラマかと思いきや、ただ怪しい雰囲気が最後までだらだら続くだけなので楽しいのは最初の1.2話だけですね。流行りのカルトを絡めたらバズれるわけではない。
隠れた名作です。桐谷美玲の程よい演技力と松坂慶子の可愛げのある演技が最高。さらには猫又の及川光博と割とオタク好みなドラマなのですがいかんせん知名度が低く勿体ない。
映像は非常に綺麗でしたが脚本の出来と噛み合ってなくてMVを見ているような感覚。でも太宰の人間失格をSFアニメのモチーフに持ってきたセンスは素晴らしかったと思います。
2024.03.25 投稿
シン・ゴジラの二番煎じで全く面白くない。長谷川博己に矢口蘭堂っぽい演技をさせたかっただけの期待外れドラマでした。新春スペシャルドラマだったので新年早々絶妙な気持ちに。。。
佐藤浩市と本木雅弘のキスシーンだけでも一見の価値あり。ストーリー自体はヤクザ事務所に強盗に入り成功するが、その後殺し屋に追われる身になってしまい…とシンプルだがこの男二人の湿度の高い奇妙な愛情関係は見ていて惚れ惚れする。大好きな作品です。
落語をベースにした人情話。マネーゲーム風な宣伝がされていたので実際に見てみると金の話をしない(してはいるがそれよりも高橋一生と佐藤健の友情がメインである)ので面を食らう。道徳的な話でもあるので若い人に見てほしいです。
全体的に下品で観るに耐えないのだが、コロナ禍の始まりの時期に限られた人数、リモートなどを駆使してなんとか作品を成立させようという心意気が(不倫モノである必要はないが)感じられる作品。とにかく塩野瑛久が頑張っていて、嫌いにはなれない作品である。
知る人ぞ知る名作、珍作である。これほどシェークスピア作品の話が作中に出てくるドラマもないんじゃないか。コロナ禍で中止になってしまったが本来なら舞台版も予定されておりそれとセットで完成する作品であるように思う。今からでも舞台やってくれないかな?と常々願っています。
主人公の親友が自殺(理由が生々しく辛い)するまではアラフォーあるある深夜ドラマとしてぼんやり観ることが出来たが、自殺が絡んだ瞬間から視聴意欲が削げた。下手に社会批判的な要素を入れなくても良かったと思う。
木更津キャッツアイみたいなことがやりたい作品なのかな?とタイトルからは思っていたのですが全くそんなことはなく。ストーリーが散らかっていてもう少し「芯」のある話が見たかった。何を伝えたいのか分からないまま痛みだけが残る。
タイトルだけだと不倫ドラマみたいですが全く不倫モノではありません。昨今増えすぎた不倫モノと勘違いされたのは埋もれてしまい痛手だったと思います。またかなり変な編集?演出を多様する作品(フラッシュバックと今後の展開と思わしき描写がぐちゃぐちゃに差し込まれる)で非常に見る人を選びますが、挑戦的な意欲作であるのは間違いなく個人的にはとても楽しめました。中でも古川毅くんの演技が良いです。
メインのカップリングよりサブカプの方が演技力があるので見応えがあります。ただシーズン2はただいちゃいちゃしてるだけで蛇足なのでこのシーズン1が面白かった人は2は見なくてもいいですね。
日本人好みではない。自殺か他殺か最後まで分からず、真相は闇の中。一応裁判は終わるで妻は無罪を勝ち取りますが、怪しい点は多々あったので実は殺してるのでは?と思います。虚無感と消化不良。3時間ぐらいあるし、とにかく疲れます。
とにかく長いし、キリエの過去も予想がつく。そもそも話全体が「まあ、こういう話なんだろうなあ」というところから超えてこない。リリイ・シュシュのすべてみたいな作品にはもう出会えないのかなと。
2024.03.24 投稿
BLドラマではありますがお仕事ドラマとしての側面も強くゴシップ記事の編集者とカメラマンの悲哀が描かれています。あまり話題にはならなかったですが個人的には非常に好きな作品です。
話がとにかく暗いのと10代前半の俳優に濡れ場(しかもBL)をやらせたのが最悪だと思いました。このご時世に事務所もよく許したなと思います。内容云々よりも若い俳優への心配が勝り全く楽しめません。
「人形村」のみ視聴。流行りのモキュメンタリー風で見応えがありました。若い男性アイドルたちの演技力にばらつきがあったのを除けばやりたいことがはっきりしていて好感の持てるホラー作品でした。
内容はとにかく薄いですが明るくて見やすい初心者向けBLドラマとしてはとても良かったんじゃないかと思います。内藤秀一郎くんは演技がナチュラルで良いですね。
とにかくモノローグ多すぎ。そこを演出で表現してなんぼだろうというところまでキャラに語らせてしまう。役者はずば抜けて美形ですがこれならボイスドラマで十分です。
漫画はカラオケ行こ!ファミレス行こ。共に読んでいます。原作とはやや空気感が違いましたがまずまず大衆向けの青春映画に仕上がっていたかなと思います。ただファミレス行こはBLなので続編やるなら聡実くんは別の俳優が良いですね。若すぎるので。
2023年に観た作品の中でぶっちぎりで面白くありませんでした。ストーリーが雑すぎるし、コンプラが行き過ぎていてキャラのビジュアルも違和感だらけ。途中から福山雅治がなんか喋ってるなあ〜ぐらいで寝ちゃいました。正直時間と金の無駄。★一つもつけたくないです。
これぞ井上敏樹脚本!という「趣きのある変さ」が60分に凝縮されててファイズファンとしては大満足でした。新キャラの胡桃玲菜がかなり良い味出してたのでまた会いたいものです。
正直何故ここまでヒットしたのかさっぱり魅力が分からない作品です。確かに作画はかなり力が入っていて良かったですが胸糞悪すぎるで観た後かなりぐったりしました。バディモノとしても深堀り足りてないと思います。
サブカルではなく大衆向け作品でPMSをしっかり取り上げてくれたのが嬉しかった。これはそういった意味で面白いというよりは有意義な映画だったなと思います。男性にも見てほしいなあ。
内田脚本の手堅さがよく出ていたと思います。話の運びも丁寧ですし、コラボ作品にありがちなキャラブレもなかった。ただ賑やかなだけでなく英寿と飼い犬の下りでしっかり感動作という印象も与えてくる。面白いというよりは「上手い」作品です。
まだBLモノの認知度が低い時代の作品ですが、キスシーンなどもありしっかりBLをやっています。奇抜なコメディ作品ではありますが薬物依存から足を洗い支え合って生きていこうとする二人の姿には爽やかさもあり、中々痛快で良い作品です。
ゴジラはもちろんかっこよかった!ただし脚本があり得ないぐらいに雑。セリフもそれらしく声張り上げて演技しているだけなので全く響かず。大衆向けにわかりやすくしているとは言え、さすがに程度ってものがあると思う。
アニメ未視聴でしたが友人に激推しされて観に行きました。キャラクターの関係性などもよくまとまっており戦争映画というよりも恋愛映画として楽しめました。ラピスが健気でかわいいのであのまま幸せになってほしい〜〜〜!!
原作アニメともに全く知らないまま観に行きましたがとても面白かったです!戦地や熊や山犬?のCGが恐ろしく、真冬の撮影の苦労も吐く息の白さで垣間見えました。秋にはWOWOWでドラマ版をやるらしいので観たいと思います!
これは原作からして非常に淡々とした良い作品なんですが実写になっても風味を損なわず、優しさと儚さと物憂げな主人公に西島秀俊がぴったりハマってます。派手な事件は起きませんが「あと少しの時間だけ大人になりたくない大人」に向けた静かな映画です。
垣原とイチの奇妙な愛情関係。ラブコメと言われていたのも納得です。ただビジュアル的に浅野忠信が殺し屋のイチっぽいですよね。実際は大森南朋がイチで出番も同じぐらいあるのに完全に「浅野忠信の映画」って扱いなのがなんとも勿体ない。
TRUMPシリーズの中では一番好きな作品です。他の作品が配信していない(ナベプロのFCチャンネルではTRUMPのみ観られるようですが)ため、リリウムは繰り返し繰り返しU-NEXTで視聴しています。やはり何度見てもリリーのラストは何より美しくて何より残酷で愛おしい。涙が出ます。