静かな雨

大学で働き、障がいで足を引きずる行助は、“たいやき屋”を営むこよみと出会う。だが、こよみは事故に遭い、新しい記憶を短時間しか留めておけなくなる。行助はそんな彼女と共に生きることを決意し、絶望と背中合わせの希望に彩られた2人の日々が始まる。

「静かな雨」は、1日1日を大切に生きる男女の心情をみずみずしく描いたラブストーリーです。宮下奈都のデビュー小説を原作に、中川龍太郎監督が仲野太賀と衛藤美彩のW主演で映画化しました。美しい映像とサウンドのコラボレーションが、物語を切なくも愛おしく感じさせます。この作品は、日常の中にある小さな幸せや切なさを感じ取ることができる、心に残る作品です。