一流の演奏家として世界を飛び回っていたジョアンは、不慮の事故で3本の指に障害を負ってしまう。厳しいリハビリに励んだ彼は、ピアニストとしての活動を再開し、バッハの全ピアノ曲収録という偉業に挑戦する。だが、さらなる不幸が彼に襲いかかり…。

「マイ・バッハ 不屈のピアニスト」は、手に障害を持ちつつも不屈の闘志で困難に立ち向かったピアニスト、ジョアン・カルロス・マルティンスの半生を描いた作品です。彼は“20世紀で最も偉大なバッハ奏者”と称され、その生涯は数々の不幸と苦難に満ちています。しかし、彼はそれらを何度も乗り越えていき、その姿が観る者に深い感動を与えます。この映画は、音楽への情熱と人間の持つ不屈の精神を描き出しています。