UCLAの学生で詩の才能を高く買われていたジム・モリソン。ロックバンド・ドアーズを結成すると「ハートに火をつけて」が大ヒット。やがてカリスマ的な存在となるも、パフォーマンスがわいせつと非難されるように。恋人のパメラはそんな彼の奇行を心配し…。

「ドアーズ」は、伝説のバンド・ドアーズのボーカリスト、ジム・モリソンの生涯を描いた作品です。社会派監督のオリバー・ストーンが、ジム・モリソンの破滅的な生涯とその時代をドアーズの音楽に乗せて描き出しています。青春ドラマとして展開される物語は、モリソンの才能と苦悩、そして彼が生きた時代の社会背景を深く掘り下げています。また、ヴァル・キルマーがモリソン役に挑み、渾身の役作りでその生き様を熱演しています。その演技力が本作品の見どころの一つとなっています。