ハンサン ―龍の出現―

戦国時代末期。日本統一を果たした豊臣秀吉は、次の狙いを大陸の明国に定めた。その足掛かりとして朝鮮半島に出兵し破竹の勢いで進軍する。朝鮮軍のイ・スンシン将軍は、脇坂安治が率いる日本軍を迎え撃ち、政治的思惑に翻弄されながらも交戦を繰り返すが…。

「ハンサン ―龍の出現―」は、豊臣秀吉の朝鮮半島出兵時の最大の決戦「閑山島海戦」を描いた作品です。朝鮮の装甲艦・亀船をはじめとする当時の軍艦が激突する海戦シーンは、その迫力が圧巻です。また、アクションシーンだけでなく、戦の裏で動く権力闘争の描写もスリリングで、視覚的な興奮とともに物語の深みを感じさせます。この作品は、歴史の一端をリアルに描き出した大作で、見逃せません。