斎藤工×窪田正孝絶大な支持を誇る“奇跡のバディ”が3年半ぶりに復活!「この犯罪は美しいか?」と、殺人現場に快楽を求め、「人を殺したいと思ったことがある」とも公言しながら究極の犯罪を追い求める、かなりヤバそうな犯罪学者･火村。そして…「この犯罪はオモシロいのか?」と、火村の捜査を観察しながら、時に的はずれな推理を繰り出しつつ、危なげな火村の保護者役も自認する、ちょっと頼りなさげな推理作家･アリス。そんな2人が互いの欠陥を補完し合いながら、複雑怪奇なトリックで固められた事件の真相を、世にも美しいロジックであぶり出す! 令和最初の秋よりパワーアップした火村&アリスの新章がついに開幕!!

「臨床犯罪学者 火村英生の推理 2019」は、犯罪学者の火村と推理作家のアリスが、複雑怪奇なトリックで固められた事件の真相を解き明かす物語。兵庫、大阪で連続殺人事件が発生し、被害者は至近距離からこめかみを撃たれて死亡。アルファベット順の連続殺人が、アガサ・クリスティの「ABC殺人事件」の模倣だと社会は震撼する。犯人から警察と火村宛てに挑戦状まで届く。火村とアリスは警察への捜査協力を開始し、新聞記者・因幡丈一郎が現れ、火村を挑発。被害者2人の“接点”は過激派テロ集団「シャングリラ十字軍」だった。