高校生の雪夫と由茉は、美術室での出会いをきっかけに交際を始める。
好きなものを共有し穏やかな日々を送っていたが、ある日突然、由茉から「あと1週間で死んでしまう」と告げられる。彼女は深刻な心臓の病を患っていたのだ。

雪夫は動揺を隠せないが、由茉は自らの運命を受け入れ、残された時間を精一杯生きようと決めていた。
雪夫はその想いを理解し、彼女に寄り添うことを決意する。

これまで人目を気にしてできなかったファッションを楽しんだり、一緒に美味しいものを食べたりと、由茉が望むささやかな願いを二人で叶えていく。

限られた時間の中で、彼らが過ごしたかけがえのない7日間。