男女残酷物語/サソリ決戦

公開日:2024年6月7日

4.0



  • 基本情報
  • あらすじ
  • 作品概要

制作年: 1969年 / 制作国: イタリア

カテゴリ:映画 / ジャンル: サスペンス・ミステリー


【出演】
フィリップ・ルロワ ダグマー・ラッサンダー ロレンツァ・グェッリエリ バロ・ソレリ マリア・クマニ・クアジモド ミレッラ・パンフィーリ 
【スタッフ】
監督・脚本[ピエロ・スキヴァザッパ] 製作[ジュゼッペ・ザッカリエーロ] 撮影[サンテ・アキーリ] 美術[フランチェスコ・クッピーニ] 衣装[エンリコ・サバティーニ] 編集[カルロ・リアリイ] 音楽[ステルヴィオ・チプリアーニ] 

精巧な拷問技術の達人という裏の顔を持つ慈善財団大幹部セイヤーは、ジャーナリストのメアリーを拉致監禁、ハイテク装備満載の形密のアジトで、想像を絶する肉体的、精神的凌辱の限りを尽くす。だが、言葉にできない恥辱を受けても微笑むメアリーはセイヤーの想像を遥かに超えていた。弱音を吐き始めるセイヤー。いま、洗練と野蛮が表裏一体の、性の対決がはじまる。

1969年製イタリアの未公開作「男女残酷物語/サソリ決戦」が55年を経て日本初上陸。エロティックで幻覚を観させられているような美術と音楽、男女の残酷な対決を描く傑作スリラーです。フィリップ・ルロワ主演、ダグマー・ラッサンダー共演。ステルヴィオ・チプリアーニの名曲「メアリーのテーマ」収録。近年海外で再評価され日本著名人も【究極のアート】と絶賛した作品。

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※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/

公式動画

レビュー 1件

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2025.4.1

チサタキ33/20代/男性

4.0

0


このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
映像も音楽もセンス抜群で、まさかの有名曲まで流れてきて驚いた。ストーリーは不条理系だけど、タルコフスキーみたいに手も足も出ない難解さじゃなく、むしろ心地よい混乱を味わえる感じ。テンポの悪さが前衛映画の弱点になりがちだけど、この作品に関してはまったく問題なし。列車で演奏する女性楽団、林檎の食べ方の妙なこだわり、写真を撮りまくるシーン……どれも強烈な印象を残す。もう、ひたすら痺れる映画だった。


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