男女残酷物語/サソリ決戦
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 1969年 / 制作国: イタリア
カテゴリ:映画 / ジャンル: サスペンス・ミステリー
【出演】
フィリップ・ルロワ ダグマー・ラッサンダー ロレンツァ・グェッリエリ バロ・ソレリ マリア・クマニ・クアジモド ミレッラ・パンフィーリ
…【スタッフ】
監督・脚本[ピエロ・スキヴァザッパ] 製作[ジュゼッペ・ザッカリエーロ] 撮影[サンテ・アキーリ] 美術[フランチェスコ・クッピーニ] 衣装[エンリコ・サバティーニ] 編集[カルロ・リアリイ] 音楽[ステルヴィオ・チプリアーニ]
精巧な拷問技術の達人という裏の顔を持つ慈善財団大幹部セイヤーは、ジャーナリストのメアリーを拉致監禁、ハイテク装備満載の形密のアジトで、想像を絶する肉体的、精神的凌辱の限りを尽くす。だが、言葉にできない恥辱を受けても微笑むメアリーはセイヤーの想像を遥かに超えていた。弱音を吐き始めるセイヤー。いま、洗練と野蛮が表裏一体の、性の対決がはじまる。
1969年製イタリアの未公開作「男女残酷物語/サソリ決戦」が55年を経て日本初上陸。エロティックで幻覚を観させられているような美術と音楽、男女の残酷な対決を描く傑作スリラーです。フィリップ・ルロワ主演、ダグマー・ラッサンダー共演。ステルヴィオ・チプリアーニの名曲「メアリーのテーマ」収録。近年海外で再評価され日本著名人も【究極のアート】と絶賛した作品。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
公式動画
レビュー 1件
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
映像も音楽もセンス抜群で、まさかの有名曲まで流れてきて驚いた。ストーリーは不条理系だけど、タルコフスキーみたいに手も足も出ない難解さじゃなく、むしろ心地よい混乱を味わえる感じ。テンポの悪さが前衛映画の弱点になりがちだけど、この作品に関してはまったく問題なし。列車で演奏する女性楽団、林檎の食べ方の妙なこだわり、写真を撮りまくるシーン……どれも強烈な印象を残す。もう、ひたすら痺れる映画だった。