助産師たちの夜が明ける

公開日:2024年8月16日

4.0



  • 基本情報
  • あらすじ
  • 作品概要

制作年: 2024年 / 制作国: フランス

カテゴリ:映画 / ジャンル: ドラマ,ドキュメンタリー


【出演】
ルイーズ[エロイーズ・ジャンジョー] ソフィア[カディジャ・クヤテ] ベネ[ミリエム・アケディウ]  
【スタッフ】
監督・脚本[レア・フェネール]  

あるフランスの産科病棟。念願の助産師の仕事に就いたソフィアとルイーズが初出勤すると、そこには想像を超える壮絶な仕事場が待っていた。常に何人もの担当を抱え走り回る助産師たち。ケアされるための十分な時間がないなか運ばれてくる緊急の産婦たち。患者の前で感傷的になるな、とルイーズがベテラン助産師ベネに厳しく叱責される一方、ソフィアは無事に出産を介助し周囲の信頼を勝ち得ていく。そんなある日、心拍数モニターの故障から、ソフィアが担当した産婦が緊急帝王切開となり、赤ん坊は命の危険にさらされる─。さらには産後行くあてのない移民母、未成年の出産、死産したカップル…生と死が隣り合わせの現場で、二人は一人前になれるのだろうか~

「助産師たちの夜が明ける」は研修を終えた若い助産師たちが、生と死に直面する過酷な仕事場で現実に向き合いながら成長していく姿を描いた映画。出産と家族をテーマにし、実際の出産シーンを織り交ぜたことで際立つリアリティと臨場感が特徴的な、世界中から感動の声が寄せられた作品です。

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※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/

レビュー 1件

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2025.4.2

チサタキ33/20代/男性

4.0

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産婦人科のリアルな現場が描かれていると聞いて観たが、予想以上に緊迫感があった。1秒を争う状況での判断、常にギリギリの人員、助産師たちの疲弊——どれも現実味があって、見ていて息が詰まるようだった。それでも、生まれたばかりの新生児の姿には少し救われる瞬間もあった。フランス映画ならではのストレートな視点が、医療の厳しさと問題の根深さをしっかり突きつけてくる。観終わったあと、色々考えさせられた作品。


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