八犬伝
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 2024年 / 制作国: 日本
カテゴリ:映画 / ジャンル: 歴史・時代劇,ファンタジー・アドベンチャー
【出演】
滝沢(曲亭)馬琴[役所広司] 葛飾北斎[内野聖陽] 鎮五郎/宗伯[磯村勇斗] 犬塚信乃[渡邊圭祐] 犬川荘助[鈴木仁] 犬坂毛野[板垣李光人] 犬飼現八[水上恒司] 犬村大角[松岡広大] 犬田小文吾[佳久創] 犬江親兵衛[藤岡真威人] 犬山道節[上杉柊平] お路[黒木華] 渡辺崋山[大貫勇輔] 鶴屋南北[立川談春] 伏姫[土屋太鳳] お百[寺島しのぶ] 浜路[河合優実] 玉梓[栗山千明] 里美義実[小木茂光] 七代目市川團十郎[中村獅童] 三代目尾上菊五郎[尾上右近]
…【スタッフ】
監督・脚本[曽利文彦] 原作[『八犬伝 上・下』 山田風太郎 (角川文庫刊) ] 配給[キノフィルムズ] 製作[木下グループ] 制作[unfilm]
江戸時代の人気作家 滝沢馬琴は、友人の絵師 葛飾北斎を前に構想中の物語を語り始めた。里見家の呪いと戦うために八つの珠を持つ八犬士が運命に導かれるように集結し、過酷な旅に出る物語だ。馬琴の紡ぐ物語に引き込まれた北斎は物語の続きを聴くために事あるごとに馬琴の元を訪れ、2人の奇妙な関係が始まる。その連載は「悪が蔓延る世の中だからこそ勧善懲悪を貫く」という馬琴のライフワークとなるが、28年の時を経て、遂にクライマックスに迫った時、馬琴の目が見えなくなり始めてしまう。完成が絶望的な状況の中、義理の娘から意外な申し出が。果たして、物語は完結するのか―。
里見家の呪いを解くため、八つの珠に引き寄せられた八人の剣士の運命をダイナミックなVFXで描く「八犬伝」の世界と、作家・滝沢馬琴と浮世絵師・葛飾北斎の奇妙な友情を通じて創作の真髄に迫る実話の世界が展開する。虚構と現実が交錯する新たな「八犬伝」が描かれる。失明しながらも、28年の歳月をかけて「八犬伝」を書き上げた滝沢馬琴の苦悩と葛藤、執念が生んだ物語は、令和を生きる人々の心を奮い立たせる。原作は山田風太郎、監督は曽利文彦が務める。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
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※2025年3月更新データ
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レビュー 8件

2024.12.13
シトリン
0
役所広司さんと内野聖陽さんの演技は素晴らしかったのですが、彼自身の執筆の(室内での)様子に重点が置かれていて、町(外界)での人気ぶりの様子とはかけ離された印象に映り、その事をもっと映像で取り入れて貰えたら、その時代をリアルに生き執筆に悩む様子がより伝わって来て良かったのではと思いました。「滝沢馬琴の人生」・「里見八犬伝の物語」、それぞれ分離して別々の作品として描いてもらって、人気脚本家の鶴屋南北との問答をもっと重点的に描いたストーリーを観たかったです。

2024.12.13
もっちー/30代/女性
0
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
この映画は、南総里見八犬伝とその作者である滝沢馬琴の人生を2つ同時に見せて行くと言うスタイルです。南総里見八犬伝パートでは、土屋太鳳演ずる伏姫を中心とした八犬士の活躍が見られます。ダイナミックな殺陣からファンタジックな八つの玉が散らばる演出まで非情に見ごたえが有ります。特にラスボスである玉梓との戦闘シーンでは地の底から響いて来る笑い声にゾッとしました。滝沢馬琴パートでは、妻の尻に敷かれたり息子との関係が上手く行かなかったりと人間味溢れる要素を存分に見せてくれます。特に親友である葛飾北斎との掛け合いは、毎回北斎に一本取られており偉大な馬琴も形無しと言う、思わずクスリと笑ってしまう楽しさがあります。この映画唯一の難点として、2つの物語を見せている為どうしても1つ辺りの尺が短くなる所です。南総里見八犬伝パートが駆け足気味に進み、もっとじっくり丁寧に描いて欲しい人には物足りないかもしれません。

2024.11.20
ピカロ/50代/女性
0
滝沢馬琴と葛飾北斎の対話シーンがメインで展開する「実」の部分がとにかく演技力素晴らしく、濃厚なパートになっているので見応えがあった。
八犬伝のストーリーが展開される「虚」の部分は、滝沢馬琴の脳内で描かれるイメージのようなものなので現実味のないファンタジーな雰囲気で「実」の部分をより浮き立たせるコントラストになっている。
これがまたいい味になっていてよかった。最後が若干尻切れトンボというか、あっけなかったけど、こういう寂しい余韻も時代モノの醍醐味かなと思い、総合的には満足できる内容だった。
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
現実の世界で悪が横行し、正義が無力だと感じる北斎(内野聖陽)と、だからこそ虚構の中でこそ正義を貫くべきだと語る馬琴(役所広司)の対話が印象的!このやり取りは単なる創作論を超え、どのように生きるべきかという深い哲学的な問いを投げかけていて、とても考えさせられました。

2024.11.19
roba/20代/女性
0
虚と実のパートが分かれていて見やすかったけど、説明セリフのシーンが多くて少し飽きました。

2024.11.19
とっくん/60代/女性
0
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
馬琴の執筆の日常と、八犬伝の物語が交互に出てくるのは良いのですが、ちょっと人物像に深みを感じなくて残念でした。
金丸座が出てきた時はワクワクしましたし、その時の脚本家とのやり取りが一番良かったです。

2024.11.6
のびゅー/60代/男性
0
八犬士の活躍場面はめちゃくちゃ胸が躍りました。また、馬琴の八犬伝にかける執念の凄さに圧倒されました。

2024.11.6
たかひろ/40代/男性
0
ストーリーが2つに分かれて進んでいく展開だったので、その2つの話しが合わさり混乱してしまいました。