“死ぬ前に、一度でいいから会いたい”コロナの真っ只中、2歳で生き別れた父を探してイタリアへ――“ハーフ”として日本で育った監督が自らの旅を記録した、ルーツを巡るドキュメンタリー

「パドレ・プロジェクト 父の影を追って」は、お笑い芸人「ぶらっくさむらい」の武内剛が監督を務めるドキュメンタリー映画で、幼少期に生き別れた父親を捜す旅を追った作品。武内は、日本人とカメルーン人の間に生まれ、ハーフとして育つ。父の記憶はなく、母からのわずかな情報と40年前の父の写真を手掛かりに、イタリアへ旅立ちます。 COVID-19の影響で渡航が困難な中、限られた滞在期間内にミラノの130万人の中から父を探し出すという試練に挑む彼の姿が物語で描かれます。出自に抱いていたコンプレックスと向き合いながら、父への思いを深めていく武内...果たして彼は父の手がかりを見つけることができるのか？個人のルーツを探る感動的な旅を通じて彼の心の成長が描かれています。