ハイパーボリア人
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 2024年 / 制作国:
ジャンル: ドラマ
【出演】
アントーニア・ギーセン
…【スタッフ】
監督/脚本[クリストバル・レオン/ホアキン・コシーニャ]
女優で臨床心理学者でもあるアントーニア(アント)・ギーセンは、謎の幻聴に悩まされる患者の訪問を受ける。彼の話を友人の映画監督レオン&コシーニャにすると、2人はその幻聴は実在したチリの外交官にして詩人、そしてヒトラーの信奉者でもあったミゲル・セラーノの言葉であることに気づき、これを元にアントの主演映画を撮ろうと提案する。2人とセラーノの人生を振り返る映画の撮影を始めるアントだったが、いつしか謎の階層に迷い込み、チリの政治家ハイメ・グスマンから、国を揺るがすほどの脅威が記録された映画フィルムを探す指令を受けとる。カギとなる名前は”メタルヘッド”。探索を始めるアントだったが、やがて絶対の危機が彼女を待ち受ける……!
チリの鬼才監督コンビであるクリストバル・レオンとホアキン・コシーニャによるアートフィルム映画「ハイパーボリア人」。チリ現代史やナチスドイツなどの要素を入れつつ、現実と虚構の世界をごちゃまぜにした混沌とした世界観が見事です。非常に難解な内容で、すべてを理解するのは難しい映画ですが、その独特の感性にハマる人はハマるクセが強い作品といえます。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
公式動画
レビュー 1件
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このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
なんかもう、頭で考える前に手が拍手してた。序盤のグラグラしたズームに「大丈夫か?」と思ったのに、気づけばその雑味すらクセになる。人形と実写の切り替えも、あれ絶対作るの楽しすぎるやつ。アントの存在のぼやけ方が、自分の記憶まで曖昧にしてくる感じでゾクッとした。『オオカミの家』より広がりあるのに、没入感は負けてない。なんだこれ、頭バグるほど好き。