「僕の生きる道」は、私立進学高校の教師・中村秀雄が主人公。ある日、健康診断で余命1年の宣告を受け、自暴自棄になるが、医師との出会いから残りの人生を精一杯生きる決意をする。同僚のみどりと恋人になり、彼女との結婚を決意するも、病状が進行。一方、生徒たちに合唱を提案し、彼らが心を開き始める様子を描く。最終的には、病院を抜け出しコンクールを観覧し、生徒たちの歌声を聴きながら静かに息を引き取る。