本田望結、二十歳となり成熟した正統派の女優へ。累計300万部突破の『ふたりソロキャンプ』連続ドラマ化で森崎ウィンと共演。

インタビュー
インタビューニュース

フィギュアスケートとの両立をしながら、国民的人気ドラマ『家政婦のミタ』で大ブレイクした本田望結さん。スティーブン・スピルバーグの映画の吹き替えや朝ドラへの出演など女優として実力を評価されてきました。

1月9日から放送される『ふたりソロキャンプ』では、同じくスピルバーグ作品に出演経験のある森崎ウィンさんと共演。芸能活動18年目の本田さんに作品への想いや二十歳になって家族と乾杯したエピソードを伺いました。

連続ドラマ『ふたりソロキャンプ』作品紹介

『モーニング』(講談社)にて連載中の大人気コミック『ふたりソロキャンプ』を、主演に森崎ウィン、ヒロインに本田望結を迎えて実写ドラマ化することが決定! 1月9日(木)よる9時25分より放送開始。原作は累計300万部(紙・電子合算)を突破している、出端祐大の大人気コミック。

主人公・樹乃倉厳は、電車を乗り継ぎ、最後はバスで山に入るというキャンプスタイルを貫き、孤独な自分の生き方を愛する生粋のソロキャンパ―。そんな厳の元に突如現れた、超初心者女子キャンパ―の草野雫20歳。ひょんなことからふたりでソロキャンプをする羽目になり…孤独を愛する男・厳の平穏なキャンプライフはいかに!?

1月9日(木)〜 TOKYO MX にて21時25分から放送。
TVerにて最新話無料配信、Netflixにて全話配信。

ふたりソロキャンプ
オレは樹乃倉厳。34歳。趣味はキャンプ。独りで野営する生粋のソロキャンパー。車はいらない。電車を乗り継ぎ、最後はバスで山に入る。自然を愛してる、火を木を水を土を。それと同等に孤独な自分の生き方を...

『ふたりソロキャンプ』公式サイトより引用

若手実力派の共演で注目「ウィンさんも私も現実そのままのリアルなお芝居のドラマ」

―本田さんが年明けにご出演される『ふたりソロキャンプ』は、現在も『モーニング』(講談社)で連載中の累計300万部を突破しているコミックが原作です。
森崎ウィンさん演じる孤独を愛するソロキャンパー樹乃倉厳と本田さん演じる超初心者キャンパー草野雫の織りなす、ラブコメあり、キャンプ飯グルメあり、自然ありと、実写化の見どころが満載です!
本田さんはドラマに出演決定される前からキャンプはお好きでしたか?

本田望結さん(以下、本田):実は、私もプライベートでキャンプには行ったことがなかったので、あえて、そのリアルさを大切にしようと思って、撮影にのぞみました。

―逆に、森崎さんはキャンプがお好きで詳しいと伺いました。お二人とも、キャラクターに共通点があったんですね。

本田:はい。私は初心者でウィンさんは本当に好きっていうリアルさを、役作りで大切にしたかったので、ウィンさんにはあえてキャンプのことを教えていただかないように接していました。だから、今回は、全くキャンプのことも勉強せずに、リアルな超初心者キャンパーの雫を演じました。

雫は、料理好きなので、お話をいただいてからは、本格的に料理に挑戦しました。

―初めてのキャンプということで、野外でのロケなど大変だったと思いますが、撮影が終わっていかがですか?

本田:現場ではすごい馴染めました!

キャンプはソロでもいいし、ふたりソロでもいいし、しちゃいけない事もしなくちゃいけない事もなくて、正解がなくて自由です。

―雫や本田さんと同じような、キャンプ超初心者が見ると、キャンプに行きたくなりそうです。

本田:ありがとうございます!雫の目線で一緒に楽しめて成長できるというのがこの作品の大きなテーマなので、キャンプをしたことがない未経験の人にこそ見ていただきたいです。

芸歴18年目。二十歳になって、両親と人生について話し合いました。

―本日(オスカープロモーション2025年新春晴れ着撮影会)、お召しの晴れ着を、お選びになったポイントはどこでしょうか?

本田:大好きな紺色で、去年も紺色を選びました。二十歳の節目の晴れ着撮影会なので、挑戦したことのないお色にしてみようとも思ったのですが、こういう紺色のお色味が好みで大好きです。勝負カラーの赤色も入って、お気に入りが詰まったお着物です。

―二十歳になられた時のご家族との心に残るエピソードを教えてください。

本田:3人で食事をしました。これまでの事とかこれからの事をいろいろと話しました。

―ご兄妹とも?

本田:兄は人生で初めて、一対一でご飯に連れてってくれて、乾杯をしました。

姉とはお酒はまだ飲めていないのですが、真凜が選手を引退して初めての年越しなので今年の年末年始は今までと一味違うと思うので、楽しみです。

自分よりも、次は妹が二十歳になるので、早く妹と乾杯したいという気分が盛り上がっています!

―ご家族からは普段はどう言われていますか?

本田:実は、下の妹よりも妹キャラで、みなさんには「しっかりしてるね」とよく言っていただくのですが、それを家族に言うと、「本性を知らんな」と言われます(笑)。

家族に対してだけは、本当に妹キャラで、甘えてしまいます。

―二十歳の今、ご自分の人生について感じていることは何ですか?

本田:3歳から芸能界に入ってお仕事を始めました。ただ、お芝居には実年齢は関係ないので、俳優の仕事で二十歳という節目を意識をすることはあまりないです。

プライベートでは二十歳は特別な年だと感じています。

先輩方からも「この一年は大事に過ごしてね」と言っていただくので、一日一日を大事に過ごしています。

本田望結の2兎を得る秘密「スケート靴を履きながらお芝居はできない。優先順位を決めて、5分でもいいからひとつのことに集中する」

―本田さんといえば、「2兎を追うものだけが2兎を得る。」という座右の銘をプロフィールに入れられています。フィギュアスケートと芸能活動を両立されていて、芸能活動は18年目ですよね

本田:いろいろなことをやっている感覚は自分では正直ないです。今日はお芝居のことだけを考えています。明日か明後日になったら、フィギュアの練習があるので、その時はフィギュアのことだけしか考えないです。

―学業と部活とか、限られた時間であれもこれもやらなきゃいけなくて、ストレスを感じてる若い人は多いと思うんですが、アドバイスなどあればお願いします。

本田:私の経験で答えさせていただくなら、一度に何個もはできないです。お芝居のこととフィギュアのことを同時に考えることはしないです。お芝居のことを考えるときはお芝居だけ、フィギュアのことを考えるときはフィギュアだけ考えます。

やらなきゃいけないことの順番を決めて、5分でも10分でもいいから、一個のことに集中する。それが終わったら、別の一個にという感じでどんどん変えていきます。

―お芝居とフィギュアスケートとどっちの比重が重いということは?

本田:どっちが好きとかではなくて、小さい頃から答えが変わってないんですが、本田望結が2人いる感じです。

―あと2年で芸能生活20周年ということですが、女優業も大きな作品が続いています。本田さんにとっての「挑戦」とは何ですか?

本田:挑戦は大きなイベントとしては捉えていないです。「挑戦=大きなもの」と考えたら、挑戦が不安になっちゃうと思うので、習慣と捉えています。何かを選択するだけでも挑戦です。毎日、何かに挑戦することを習慣化していると、緊張もしないので、メンタルの安定にもつながっていると思います。

―『ふたりソロキャンプ』はラブコメですが、本田さんの理想の恋愛を教えてください。

本田:家族とかいろんな人に心配されるんですけど、漫画のような世界の恋愛に憧れます。

初めてお付き合いした方と結婚したいっていう夢はあります!

こんなのリアルになるわけないからって周りに言われるような事を、“いつか起こるいつか起こる”って思うのが好きです(笑)。

―最後に、どんな2025年にしたいですか?

本田:俳優活動で言うと、フィギュアスケーターの役を演じたいです!

そして、2027年で芸能活動20年を迎えるので、20年の節目、どんな自分でいたいかを逆算しながら過ごしたいです。

本田望結(ほんだみゆ)プロフィール

2004年生まれ。京都府出身。女優、フィギュアスケーター。
3歳で芸能活動開始。フィギュアスケーターと芸能活動を両立し、2011年の『家政婦のミタ』への出演が話題に。直近の作品に11月公開の主演をつとめた映画『カーリングの神様』(本木克英監督)、映画『きさらぎ駅』(永江二朗監督)。2025年1月から放送予定の連続ドラマ『ふたりソロキャンプ』ではヒロイン・草野雫役に抜擢。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2024『ヌーヴェル・エトワール賞』受賞。

【映画】『きさらぎ駅』永江二朗監督(2022年6月)、『カーリングの神様』本木克英監督 (2024年11月) 主演 など
【ドラマ】『ばかやろうのキス』日本テレビ(2022)、『少年のアビス』MBS系(2022)、『連続テレビ小説らんまん』NHK(2023)、『ふたりソロキャンプ』TOKYO MX (2025年1月9日〜予定)ヒロイン・草野雫役

●Instagram  @miyu_honda_official

●HP https://catalog.oscarpro.co.jp/PcSearch/talent_detail/Talent/talent_search_result_list/1950/

本田望結さん出演作はこちら

↓↓↓

カーリングの神様
高校生の香澄かすみは、本州最古のカーリング場がある軽井沢にほど近い風光明媚なこの町御代田町でカーリングと共に暮らしてきた。小学生時代には、幼馴染みで結成したチーム<みよステラ>で優勝経験もある。...
きさらぎ駅
きさらぎ駅―それは、2004年に2ちゃんねるの「身のまわりで変なことが起こったら実況するスレ」に投稿された都市伝説から始まった。投稿者のハンドルネームは「はすみ」。彼女が電車での帰宅途中、車内の...
ばかやろうのキス
Zドラマ第2弾「ばかやろうのキス」田舎町で暮らす3人の男子高生が、中学時代に転校したクラスメイトが恋愛リアリティーショー「やり直したいファーストキス」に出演するというニュースを知ることから始まる...
ポプラの秋
大好きだった父親を亡くし、母親と共にポプラ荘に引っ越してきた8歳の少女・千秋。彼女はそこで大家のおばあさんと出会い、自分は亡くなった人に手紙を届けることができると言われる。その言葉を信じ、父への...
家政婦のミタ
彼女にうかつなことを頼んではいけません! 家政婦・三田灯 (みたあかり) は、料理・洗濯・掃除といった家事を完璧にこなすが、常に無表情で全く感情が読み取れない。“笑わない” “こびない” その立...

文:姫田京子

タイトルとURLをコピーしました