映画「満ち足りた家族」は、オランダのベストセラー小説「ディナー」をホ・ジノ監督が韓国で映画化したサスペンスドラマです。
ソル・ギョング、チャン・ドンゴン、キム・ヒエ、クローディア・キムら豪華キャストが共演。
ある晩餐会を舞台に、エリート家族が隠す秘密と倫理観の崩壊を描きます。
| 制作国 | 韓国 |
| 作品カテゴリー | 映画 |
| 公開日 | 2025年1月17日 |
| 作品ジャンル | サスペンス・ミステリー |
| 公式サイト | 公式サイトへ移動する |
映画「満ち足りた家族」のあらすじ・キャスト
裕福で利益優先の弁護士である兄ジェワンと、道徳を重んじる小児科医の弟ジェギュ。二人は信念こそ異なるが、それぞれの妻（スヒョン、ヨンギョン）を伴い、月に一度、高級レストランでぎこちないディナーを共にしていた。
傍目には満ち足りた暮らしを送る二つの家族。しかし、ある夜のディナーで、彼らの子供たちが関わる重大な事件が発覚する。
巧みな会話の裏で、それぞれの抱える秘密や嘘、見栄が露呈していく。完璧な家族の仮面が剥がれた時、彼らが下す決断とは。
- キャスト
- スタッフ
ジェワン[ソル・ギョング] ジェギュ[チャン・ドンゴン] ヨンギョン[キム・ヒエ] ジス[クローディア・キム]
監督[ホ・ジノ]
映画「満ち足りた家族」のレビュー
2025.3.31
チサタキ33/20代/男性
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このレビューはネタバレを含みます
上流階級の歪んだ価値観と、そこにしがみつこうとする人間の醜さがじわじわ迫ってくる映画だった。登場人物全員が、自分の立場や未来を守るために必死で、親として、人として何が正しいのか突きつけられる。罪を隠す親、何も感じていない子供たち、その対比がリアルすぎる。もし自分がその立場だったら？と考えさせられる。ラストの胸糞感も含めて、めちゃくちゃいい作品だった。
