城田優の挑戦と信念。『PRETTY WOMAN The Musical』に懸ける想いとは

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2026年1月より日本キャスト版初上演の『PRETTY WOMAN The Musical』

エドワード・ルイス役を演じながらも、日本版上演台本と訳詞も務めた城田さんにインタビューしました。

初挑戦となった翻訳のお話から『PRETTY WOMAN The Musical』の魅力を深掘りしました。

ミュージカル『PRETTY WOMAN The Musical』作品紹介

「PRETTY WOMAN The Musical」の配信サービス・あらすじ・キャスト・作品概要|ユーウォッチ
ミュージカル「PRETTY WOMAN The Musical」は、映画「Pretty Woman」を原案に、エドワード役で出演している城田優自らが日本版台本と訳詞を担当しています。『キ...

企業買収ビジネスで成功を収める実業家エドワードは、仕事で滞在していたロサンゼルスで、ハリウッド大通りに立つ自由奔放な女性ヴィヴィアンと偶然出会う。

日々の生活に追われながらも、自分の力で道を切り開いてきた彼女は、見る者の心を捕らえる存在感と、自然と引き寄せられるような魅力を備えていた。そんなヴィヴィアンに、軽妙なかけあいで心のガードを外されてしまうエドワード。

一夜限りの関係と思われたが、共に過ごすうちにエドワードは彼女の飾らない無邪気さや、時折見せる芯のある姿に心を奪われていく。

そして翌朝、社交行事や取引先との食事を控えていたエドワードは、彼女に「期間限定のパートナー」として共に過ごすことを提案する。「取引」として始まったはずの関係は、やがて互いの心を溶かし合い、二人の物語を動かしていく…。

ミュージカル『PRETTY WOMAN The Musical』公式サイトより引用。

2026年1月22日開幕

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演出家ジェリー・ミッチェルとの再タッグで日本版初上演へ

ーミュージカル『PRETTY WOMAN』は日本キャスト初上演です。この作品の見どころや魅力はなんですか。

城田優さん(以下、城田):みなさんご存じの不朽の名作映画が、日本版キャストでミュージカルになります。

映画が公開された1990年よりも、多様性や性別の平等に注目が集まっている現代にミュージカル化されるので、映画とは描かれ方が少し違っていて。単なるシンデレラストーリーというよりも、エドワードとヴィヴィアン2人の人間が出会うストーリーです。

人生の行き先や目指すべき道がまだ思い浮かんでいないヴィヴィアンとエドワードが出会うことで、お互いの本当の向かうべき道や向かいたい道、その先にある大きな夢を見つけていきます。

その物語を当時の映画の世界観はそのままに、でも音楽は今どきな新しさがあるから、世代関係なく楽しんでいただける作品になっていると思います。

ー今回のミュージカルの音楽や歌について教えてください。

城田:やっぱりミュージカルなので、作品の世界に歌や音楽が加わるところも魅力です。

この作品の楽曲はブライアン・アダムスさんが手掛けられていて、本当に名曲ぞろい。ポップス寄りの音楽で魅力的な曲ばかりです。

映画の『PRETTY WOMAN』がミュージカルとして生まれ変わった時、そこに音楽要素が加わって物語が膨らむというか、よりファンタジックになったと思います。

ー今回の歌の中で城田さんイチオシの曲はなんですか。

城田:全部好きですけど、あえて1つ選ぶなら後半で歌う「LONG WAY HOME」。

「And it’s a Long way home〜♪」ってやつ。聞いてみてほしい。

「TOGETHER FOREVER」は特にハッピーな曲ですし、日本語ではどんな響きになっているか、楽しみにしていただけたらうれしいです。

ー音楽も含めどんなミュージカルなのか、初演ということもあり期待が高まります。

城田:ミュージカルならではの心が躍る瞬間がたくさんあると思います。

ミュージカルでは「ハッピーマン」という役名のキャラクターが登場して、「これからこういう話をするよ」って説明をしながら観客へ問いかけるような場面も所々あるので、劇場一体となってエドワードとヴィヴィアンの「成長」を見届けられると思います。

ー2人の恋愛ではなく、成長というのは。

城田:これは2人の恋愛ではなく、成長の物語だと思っています。成長のきっかけが恋愛だっただけで、ストーリーの根本は人としての成長や夢。

「こんな自分になりたい」という自分の夢も、「この人とこうなりたい」という誰かと一緒に思い描く夢も、広い意味で色々な“夢”が詰まった作品です。

ーなるほど。演出・ジェリー・ミッチェルさんとは『キンキーブーツ』以来ですが、ジェリーさんの第一印象を教えてください。

城田:ジェリー・ミッチェルさんは強いインパクトがあるバイタリティの持ち主です。

キンキーブーツの時は、稽古場の後に劇場でリハーサルをする「場当たり稽古」の段階で初めてお会いしたんですけど、その瞬間まるで塗り絵みたいに、稽古を通して作った輪郭に初めて色が入ったかのような感覚がありました。

ジェリーさんは愛情やパッションがダダ漏れで、「愛だぜみんな!」みたいな素晴らしいエネルギーをお持ちの演出家でした。

ー今作の公式サイトは『キンキーブーツ』と色合いが似ていました。2つの作品に重なるところはありますか。

城田:「演出/振付・ジェリー・ミッチェル」が全ての共通点だと思います。

彼が演出するということは彼の色になるわけなので、そこに似てると感じる要素があるのかもしれません。

ージェリーさんとは、今回の作品ではどうでしたか。

城田:今回はありがたいことに、稽古の頭からいてくださるんです。それだけこのミュージカルに強い思いがあるんだと思いますし、最初からジェリーさんのもとで作り上げるこの作品の上演が楽しみです。

僕が出演した時の『キンキーブーツ』は再演かつレプリカ作品だったので、基本的な動きから立ち位置まで全部決まっていて、言われた通りに再現するという感じでした。

それが悪いとかではなく、今回みたいにゼロから作り上げたオリジナルな演出という部分はやはり出演者としてワクワクしました。

翻訳はキャラクターの個性を作ることでもあった

ー今回演じられるエドワードという人物の役作りについて教えてください。

城田:ある意味、その質問には答えがないかもしれません(笑)。というのも今回僕は、日本版上演台本と訳詞を担当させていただいたんです。

台本を翻訳しながら「このキャラクターはどんな人物なんだろう」「どんな口調なんだろう」と考えられたので、普段よりも圧倒的に早い段階からナチュラルに役作りができました。

いや、役作りというよりも、“もう役が出来ていた”という感覚の方が近いです。

ーなるほど。では、その「出来ていた」イメージとはどのようなものでしょうか。

城田:僕は「エドワードは孤独」だと感じました。

人によって感じ方は違うし、役への印象はひとつに定まらないから、同じ役でも演じる俳優によって違うキャラクターに見えるのがWキャストやトリプルキャストの面白いところです。

それと一緒で、僕のエドワードというキャラクターへの1つの解釈として、彼は孤独だと思いました。

孤独だったからヴィヴィアンに惹かれて、彼女との出会いからエドワードの空っぽのコップに水が満たされて潤わせてくれた。最初は水を求めていた孤独な人という印象です。

ーお話が少し戻りますが、日本版上演台本と訳詞を担当されることになったきっかけはなんだったのでしょうか。

城田:今回のプロデューサーと以前食事に行った時に、僕が一方的に翻訳や訳詞について「僕はこう思ってますよ」「もっと日本のレベルを上げていきたい」という想いを話していました。

でもそれができるのは、まだ日本版台本が出来ていない初演のタイミングしかないんです。そしたら偶然にも日本版初演『PRETTY WOMAN The Musical』に出演する話をいただいたから「翻訳もやらせてくれませんか」と。

オーディションみたいな感じで1曲訳詞を書かせていただいたところから始まって現在に至ります。

だからあの時に勇気を出して言って良かったなと思いますし、プロデューサーこそ勇気を出して僕に賭けてくださって、本当にありがたいです。

ー城田さんは演出の経験がおありですが、今回は日本版上演台本と訳詞をやられることに驚きました。

城田:僕は台本の翻訳や訳詞の経験がない素人で、実績もない僕に作品の要とも言える台本を任せるって、株で言うところの全然注目されていないものに「これは来る!」って全額ベットするくらい超ハイリスクなことだと思います。

でも、自分で言うのはおこがましいけどその分ハイリターン。翻訳や訳詞に関して抱いていた想いがあったし、「成功したらハイリターンですよ」ってアピールもしました(笑)。

実際にこうして形になったミュージカルがどう受け止められるか、そこは楽しみでもあります。

ー台本を翻訳していくうえで、苦労されたことや意識されたことを教えてください。

城田:全部です(笑)。

僕は日常会話程度なら英語も喋るし、スペイン語も喋れます。だから今回の翻訳で日本語の難しさが際立って感じられました。

英語なら「I」は「I」だし「You」は「You」。スペイン語なら「Yo」。でも日本語だと「わたし、あたし、おれ、おいどん、われ」、「あなた、あんた」って色々言い方があるじゃないですか。

一人称というのはキャラクターの肝になるくらいすごく重要な部分で、二人称もそう。相手を「あんた」「あなた」どう呼ぶかでも印象が全然違うし、もし「あんた」呼びなら横柄で雑な性格なのか、それとも男気があるのか、単純にふざけて「あんたさー」みたいに言っているだけなのか。どう言った「あんた」なのかによっても違いがあります。

英語なら「You」だけでいいところ、日本語では言葉の選び方全部に意味を持ってしまうし、その呼び方自体にキャラクターそれぞれの個性が表れるんです。

ー改めて考えると、とても興味深いです。

城田:語尾も「なのか?」「なんですか?」「なのですか?」という言い方でお芝居のニュアンスや印象が変わってしまうから、これはもはやお芝居の方向性すら作ってしまうぐらいのすごく重要なポイントなんです。

だから翻訳を担当させていただくということが、作品にとってどれだけ重要な部分を任されているのかということは常に意識していました。

ーなるほど。それほどまでに難しかった翻訳をどう進めていったのでしょうか。

城田:実際に演じられる役者さんの顔も想像しながら、でも自分が英語のオリジナルの台本から受けた言葉の印象や意味も伝わるように考えました。

英語なら伝わるジョークでも日本語にした瞬間全く意味が通じなくなるし、そこもすごく苦労しました。

翻訳は日本語でストーリーを伝えるだけじゃなくて、キャラクターの個性を作ることでもあったから、もはや演出に近い。出演する立場としてそれを担えることに感謝しましたし、だからこそ責任を感じながら進めました。

「音楽性は守らないといけない」こだわりを貫いて紡いだ訳詞

ー訳詞の方はどうでしたか。

城田:翻訳に比べて、訳詞では地獄が待っていました(笑)。

台本の翻訳は自分でチョイスした言葉を並べて制限なく翻訳できますが、歌詞はそうはいかず、台本の翻訳とは一線を画す難しさがありました。

例えば「LONG WAY HOME」という曲の「Once, I dared to dream」という歌詞は1単語1音、5文字で歌うんですけど、日本語にすると「私は一度、勇気を出して夢を見た」みたいな意味になるんです。じゃあその意味をどうやって5文字の日本語で伝えるんですかって話なんですよ。

この5文字に英語の歌詞と意味が全然違う言葉を入れることはできないし、日本語でちゃんと伝えなきゃいけない。かと言って5文字なんです!(笑)

ひとつのやり方として、その5文字に無理やり単語を詰め込むこともできるんですけど、それではもともとの音楽のリズムが崩れて別物の曲になってしまうから、原曲の音楽性は守らないといけない。それがすごく難しかったです。

英語なら「タタタタ」って音が100あったら、そこに100のワードを入れられるけど、日本語はそれぞれひとつの音に「あ」とか「か」とか1文字しか入らないから、英語に比べて3分の1、4分の1しか情報を入れられないんです。

だから言葉が浮かばないとかじゃなくて、存在しない。そういう問題が随所にあって、プロデューサーと議論に議論を重ねながら試行錯誤しました。

でも、今話したことって「LONG WAY HOME」という1曲の中の、たったのワンフレーズだけなんです(笑)。

全部の歌でこういう作業を時に自宅で、時に仕事場で、時に地方公演中のホテルで、時に劇場で違う作品をやりながら、全部で220時間くらいやり続けました。

ーおよそ220時間奮闘し続けて完成させた歌詞の、こだわったポイントはどこですか。

城田:語呂のリズム感やライミング(韻を踏むこと)にも全部こだわりましたし、そこに台本に使われている英語と近い意味の単語を入れることができたので、自信はあります!

翻訳と訳詞の本国チェックでも「ここ直してください」というところは、ほぼありませんでした。

それぞれの曲の持つニュアンスや世界観を踏襲した、もともとの音楽性を重視した良い歌詞ができたと思っていますし、今回の僕の挑戦は“日本ミュージカル界の新しい可能性”だと思います。

ー「新しい可能性」というところを詳しく教えてほしいです。

城田:あれだけこだわって翻訳と訳詞に取り組んで自信のあるものが作れたので、この作品を観に来てくれた人が、「今回の歌すごく良かった」とか「歌の響きが素敵だった」「流れるように聞こえてきた」と思っていただけたら僕は満足だし、制作者、裏方サイドにも「台本、歌詞良いな」って思ってもらいたい。

もちろん翻訳家さんたちもそこを目指しているのは重々承知のうえですし、大前提としてそれがどれだけ難しいかを今回実感しました。

でも「日本語だから仕方ない」「楽曲のリズムを崩すしかない」って諦めるのではなく、もっとセンスとイメージとアイディアで戦っていきたいと思うんです。

日本版のこの作品をブロードウェイの『PRETTY WOMAN』の劣化版にはしたくない。

ミュージカルは歌があってこそなんだから、原曲のリズムや音楽性は守っていかなくてはならない。

「こんな日本語にしたら面白いんじゃないか」「もとの曲に近づけられるんじゃないか」ということを、とにかく毎日考え続けた男でございます(笑)。

ー裏方もやられている城田さんだからこその言葉ですね。音楽へのこだわりが伝わりました。

城田:僕は基本的にビッグマウス(笑)。でもビッグマウスって大事だと思います。

訳詞で「どう頑張っても無理」みたいな音符の壁や言葉数の壁は確かにありましたけどベストを尽くしましたし、センスの良い言葉と歌詞を紡いだつもりです。

それくらい胸を張って言えないようではクリエイターとして失格だと思うし、あとは観に来てくれた人に判断を委ねるところ。

どんな言葉も受け入れますし、もし「私だったらもっとできる」と言う翻訳家さんがいらっしゃるなら、ぜひやってほしい。煽りとかではなく、「もっとできる」「もっと頑張ろう」という相乗効果がエンタメの世界、特に今のミュージカル界には必要なんです。

だからいつも僕は出演する時に「僕が一番輝きますよ」って言います。僕を見て「いや全然じゃん」と思う俳優がもっと頑張ってくれれば、結果的に作品の質は高まっていくから。

そんな相乗効果を期待しながら、僕はいつも「ここで失敗したら仕事がなくなる」くらいの気持ちで取り組んでいるし、スタッフもキャストも常にそうあるべきだと思います。

ー高い質を思うがゆえのビッグマウス。ミュージカルへの愛情を感じました。

城田:(笑)。こんなに豪語していますけど、僕自身全然できていないところや後悔はもちろんあります。キンキーブーツの時も、今となっては「もっとクオリティの高いものを」と一生続くような後悔が残っているけど、その期間でのベストは尽くしていました。

「僕はずっと素晴らしいお芝居ができている」と言いたいわけじゃないし、他の作品を批判したいわけでもないです。ただ、僕がどれだけ志を高く持ってミュージカルに真摯に向き合っているか、どれだけこだわってこの作品を作ったかが伝わったらうれしいです。

少なくとも作品自体が、そして音楽が素晴らしいのは言うまでもないし、出演者たちも素晴らしいです。情熱のある人たちが作り上げたこの作品がどんな結果になるのかは、ぜひ劇場に見に来てほしいし、僕がビッグマウスに話したことをジャッジしてほしい。

やっとお届けできることに今はワクワクしています。

演出の経験と翻訳の初挑戦を経て、今こそ問う“ミュージカルとは”

ー演出家としての実績がありミュージカルを「作る」活動もされている城田さんにとって、ミュージカルとはどんな存在ですか。

城田:ミュージカルはエンタメの世界で1番尊いものだと思っています。

前提として、ミュージカルは生で上演されていて失敗できない。イリュージョンがいっぱいある作品もあれば、歌がすごく多い作品もあるし、アクロバットがある作品もあって、ミュージカルには色々なジャンルがあります。

さらに、『キンキーブーツ』の時で言うと女装をして15センチヒールを履いて、作った体のラインを維持しないといけませんでした。そういう作品ごとのスペシャルアビリティみたいなスキルも必要だから、ミュージカルをやる大変さは自負しています。

そんな中で、求められるクオリティを毎日必ず超えていかなきゃいけないから、僕はこの役者の世界を冗談ではなく本気で「毎日オリンピック」だと思っていますし、そのぐらいの気持ちで1公演ずつ臨んでいます。

昔は正直、40公演あったら「40回もある」とか「12回目、13回目…」という感覚でしたが、今は「1、1、1、1、1」という数字の連続で考えられるようになりました。

要は今何回目、残り何公演とかではなく1回の公演の大事さがちゃんと分かるようになりました。その1回の公演が誰かの夢になり、「この世界に行ってみたい」と思ってもらえる可能性が大いにあるのがミュージカルです。

ー観劇して以来忘れられないミュージカル作品が私にもあるので、その想いに感動しました。今回、1日に2公演の日も結構ありますね。

城田:そこはミュージカルの大変さの1つで、アーティストのコンサートとかでも1日2公演が何回も続くということはあまりないと思います。

ミュージカルは休憩を挟みますが、1公演3時間を1日2回という場合もあるし、舞台の上ではその3時間は歌って踊って芝居をし続けます。

エンタメの世界には色々なジャンルがありますが、その中でもミュージカルは「エンターテインメントの王様」と例えられることもあります。

ミュージカルに限らずそれぞれのエンタメに大変さがあることも分かっていますが、作品を作る側も出演する側も色々経験させていただいたうえで、やっぱり1番難しくてしんどいのはミュージカルです。

でも他では味わえない達成感や高揚感、ハッピーエナジーみたいなものがあるから、僕にとってミュージカルはそういう意味でも尊い存在です。

ーなるほど。大変なお稽古や公演が続く中のリフレッシュ方法はなんですか。

城田:お菓子が好きなのでお菓子を食べるとか、あとはお風呂。

お風呂で動画を見たりアイスを食べたりしています(笑)。

ー最近ハマっていることはありますか。

城田:僕は小さい頃からずっと『ドラゴンボール』が好きで、最近はドラゴンボールのウエハースに入っているシールを集めて、これのために買ったアルバムにコレクションしていました。

子供の気持ちに戻れる瞬間なので、これもリフレッシュになります。

ーありがとうございます。最後に、観劇される方へメッセージをお願いします。

城田:僕の考えた台本や訳詞も楽しみにして『PRETTY WOMAN』を見に来てくださる方は、その日の上演前に1回英語版の曲を聞いておくといいかもしれません。

歌を聞きながら「英語と同じじゃん」って感じていただけるところが多々あると思います。

日本キャスト版初演ということで、ぜひ楽しんでください!

城田優(しろたゆう)プロフィール

1985年、東京都出身。

2003年に俳優デビュー以降、テレビや映画、舞台や音楽など幅広く活躍。

近年の主な出演映像作品は、ドラマ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』(2023)や『いきなり婚』(2025)、『推しの殺人』(2025)や映画『コンフィデンスマンJP英雄編』(2022)など。

2022年にはミュージカル『キンキーブーツ』ローラ役での出演が話題に。ミュージカル『ファントム』では主演ながら演出も手がけている。

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