2025-11

映画「ヤジと民主主義 劇場拡大版」は、北海道放送制作のテレビドキュメンタリーを基にした山崎裕侍監督による映像作品です。本作では、2019年7月、札幌市での安倍晋三首相（当時）の街頭演説中に、ヤジを飛ばした市民が警察官に排除された事件に着目。劇場版では新たな取材映像やインタビューを追加し、多角的な視点から事件を見つめ直し、表現の自由や民主主義のあり方を問いかけています。現代社会が抱える課題を観る者に投げかけるドキュメンタリー作品です。

映画「18歳のおとなたち」は、成人年齢引き下げを背景にしたオリジナル青春ドラマです。主演は兵頭功海が務め、共演には三原羽衣ら若手俳優と、黒田アーサー、雛形あきこら経験豊富な俳優が名を連ねています。等身大の視点から現代の「大人」を問う話題作です。

映画「美晴に傘を」は、渋谷悠監督の長編デビュー作です。主演を升毅が演じ、共演には田中美里、日髙麻鈴らが名を連ね、北海道の漁師町で、亡き息子と疎遠だった父が、残された妻と障がいを持つ孫娘との交流を通し再生していく様子を描きます。家族の喪失と絆を繊細に描くヒューマンドラマです。

映画「i ai」は、ロックバンド「GEZAN」のマヒトゥ・ザ・ピーポーが初監督・脚本・音楽を務めた作品です。自身の半自伝的要素を織り交ぜた青春ドラマで、主演に富田健太郎が、共演には森山未來や永山瑛太が名を連ねています。音楽との出会いで人生が変わる青年の衝動や葛藤を、力強い音楽と映像で生々しく描いています。

「IU CONCERT : THE WINNING」は、韓国の人気アーティストIUのコンサート映画です。2024年ワールドツアー「H.E.R.」最終章であり、IU通算100回目となった記念碑的なソウルでのアンコール公演を収録しています。最新ミニアルバム「The Winning」収録曲や「Love wins all」等のヒット曲が、圧巻のパフォーマンスや華麗なステージ、壮大なドローンショーと共に披露されます。監督はイ・イェジ、オ・ユンドンが務め、ライブ会場の熱気と感動をスクリーンで追体験できる、特別な記録となっています。

ドラマ「ウイングマン」は桂正和の1980年代の人気漫画を原作とした2024年制作の実写ドラマです。監督は坂本浩一が務め、主演は藤岡真威人、ヒロインは加藤小夏が担当しています。特撮オタクの高校生がヒーローに変身し戦うSFアクションと青春ラブコメ要素が魅力の作品です。

映画「クラブ・ゼロ」はJ・ハウスナー監督による2023年の国際共同製作映画です。主演M・ワシコウスカがカリスマ教師役を怪演しています。エリート寄宿学校を舞台に、「食」を巡る過激な思想が生徒たちを蝕む様を描く風刺スリラー。独特の映像美と不穏な雰囲気が、カンヌ国際映画祭でも話題を呼びました。

ドラマ「キリング･カインド ～危険な関係」はJ・ケイシーの小説を原作としたParamount+オリジナルの英国ドラマシリーズです。主演はE・アップルトンが務め、C・モーガンが共演しています。危険な元依頼人との歪んだ関係に翻弄される女性弁護士を描くサスペンス・スリラー。二転三転する予測不能なストーリー展開と、法廷ドラマとしての側面も魅力です。

映画「ボクと鹿 | Deerly Encounter」は、ササハラハヤト監督による2024年制作の日本の短編実写映画です。望遠鏡で町を眺めるのが好きな少年が、頭が鹿の男を目撃し追いかける、不思議な出会いのドラマ。少年期の幻想的な体験が観る者の想像力をかき立てます。制作は、MIRRORLIAR FILMS AKITAが担当し、札幌国際短編映画祭などでも上映されました。

映画「ブリッジ ～マイリトルフレンズ～」は石原一志監督、StudioGOONEYS制作の日本の短編アニメ。「あにめのたね2024」参加作品です。亡き愛犬に会いたい少女のため、猫が仲間たちと虹の橋を目指す冒険ファンタジー。動物たちの友情や約束の大切さを描き、心温まる優しい世界観が魅力です。札幌国際短編映画祭受賞作。

ドラマ「ぼくとぼくが好きな彼と、君と。」は、2024年制作・配信の日本のオリジナルBLショートドラマです。監督は石橋夕帆が務め、主演は飯島寛騎、共演に東啓介、見津賢が担当しています。料理人見習い、カメラマン、モデルの男性3人によるルームシェア生活と、変化していく関係を描くラブストーリー。丁寧な心情描写と切ない展開が魅力です。

映画「マエストロ:その音楽と愛と」は、B・クーパーが監督・主演したヒューマンドラマ映画です。指揮者・L・バーンスタインと妻・フェリシアの生涯にわたる複雑な愛の物語を描く伝記ドラマ。音楽的偉業と共に彼の私生活や苦悩にも深く踏み込みます。アカデミー賞複数部門ノミネートの話題作。