2025-12

映画「わたしの物語」は、極めてまれな障がいを持つ、20代のイギリス人映画監督エラ・グレンディニングが、4年にわたり自ら撮影・監督したセルフ・ドキュメンタリー映画。障がいをテーマにした作品でありながら、今を生きるすべての人々にエールが送られているような感動を得られる本作は、サンダンス映画祭をはじめとして各国の映画祭で高い評価を得ています。

映画「越境者たち」は、極寒のアルプスが舞台のヒューマンドラマ。妻を喪った男と、祖国を追われた女性の運命的な出会いから始まる、命を賭けた越境の旅。名優たちが魅せる繊細な演技と、荒涼とした雪山の圧倒的な映像美が胸を打ちます。「人間の本質を鋭く描き出す傑作」と各国で評判です。新鋭監督が放つ93分の衝撃作。

ドラマ「燕は戻ってこない」は、桐野夏生の小説をドラマ化した作品です。代理出産を巡る男女の欲望が詰まった物語。困窮を極める29歳女性が代理母ビジネスをすることになります。代理出産の問題の深さと、出演者たちのきめ細かな心理描写は、鬼気迫るものがあり、感情を大いに揺さぶられる一作となっています。

映画「サイレントラブ」は、原作・監督内田英治氏、主演山田涼介と浜辺美波が務めます。声を出せない男性と、目が見えない女性の思いを紡いでいくストーリーで、見る人の魂が揺さぶられる作品。主題歌はMrs. GREEN APPLEの「ナハトムジーク」、音楽は久石譲氏、共同脚本まなべゆきこ氏、2024年の冬一番の切ないラブストーリー。

アニメ「ぽんのみち」は、原作：IIS-P、キャラクター原案：春場ねぎによるオリジナル作品。TVアニメ放送に先駆けて2023年9月から少女漫画誌「なかよし」（講談社）にて連載がスタート（作：卯花つかさ）。なぜか舞台は古い雀荘。そしてなぜか女子高生らのゆるゆる麻雀ライフが始まる。2024年1月からMBS、TBS、BS-TBSで放送。

アニメ「忍者と殺し屋のふたりぐらし」は、「コミック電撃だいおいうじ」に連載中のハンバーガーによる同名ギャグ漫画を原作とした作品です。世間知らずで里から抜け出してきたくノ一のさとこと一見普通の女子高生に見える殺し屋のこのはのアブナイふたり暮らしが繰り広げられます。アニメーション制作は「〈物語〉シリーズ」や「魔法少女まどか☆マギカ」のシャフトが担当します。

アニメ「ダンジョン飯」は、「ハルタ」（KADOKAWA）で編連載された九井諒子作の同名漫画を原作とした作品です。ファンタジー世界のモンスターを美味しく料理しながら冒険するという、一風変わったファンタジー・クッキング・アドベンチャー作品。2024年1月放送開始で、オープニングテーマはBUMP OF CHICKENが担当。

アニメ「愚かな天使は悪魔と踊る」は、2016年から「電撃マオウ」（KADOKAWA）で連載が始まったアズマサワヨシによる同名漫画を原作とした作品です。ファンには「かな天」の名で知られています。人間界で繰り広げられる天界と魔界の衝突を、バトル＆ラブコメワールドで展開。2024年1月8日よりテレビ東京他で放送開始。

ドラマ「こっち向いてよ向井くん」は、ねむようこの同名コミックを原作として、赤楚衛二主演で実写化されたドラマです。生田絵梨花、波瑠、市原隼人など豪華俳優陣が共演。主人公は35歳で独身、10年間彼女ナシ、実家暮らしの悩める男・向井くん。10年前にフラれた元カノへの未練を引きずり恋愛や結婚が遠のいていた向井くんに新たな出会いが訪れるが…。男女の恋愛観をリアルに描いた不器用で切ない恋愛迷子たちのラブストーリーです。

映画「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」は、汐見夏衛氏のケータイ小説を原作として、白岩瑠姫（JO1）と久間田琳加がダブル主演で演じる純粋ラブストーリー。初めは苦手意識を持っていた2人が次第に惹かれ合っていき、じわじわと深まる純粋な恋愛感情を鮮やか、かつ、儚く描いています。主題歌はJO1「Gradation」。

アニメ「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」は、小説投稿サイトに2020年から掲載されている燦々SUNによる同名小説を原作とした作品です。ロシア人の父を持つ女子高生と、彼女が時折つぶやくロシア語を実は理解するアニオタの男子高生との恋模様を送るラブコメです。2021年に実施されたアンケートにて、アニメ化してほしいライトノベル作品の1位を獲得しました。オープニングエンディング曲ともに主人公のアーリャ（上坂すみれ）が担当しています。

映画「Gメン」は、小沢としお氏のマンガを原作とした作品です。監督は瑠東東一郎、映画初主演の「King &Prince」岸優太の他、竜星涼、恒松祐里、矢本悠馬などが出演している作品です。人気の男子校に転校した青年が、問題児たちの多いクラスに入れられてしまい、ぶっ飛んだ青春を送る学園ヤンキー系青春映画。