saori2323様

映画「結氷-Keppyo- 神々が宿る。摩周湖・屈斜路湖」は、摩周湖観光協会がプロデュース、千田良輔が撮影・制作を担当した映像作品です。冬の限られた時期に見られる神秘的な自然現象「結氷」をテーマに、摩周湖と屈斜路湖の荘厳な美しさを捉えています。現地カメラマン・神子島智樹による貴重な結氷や御神渡りの映像、自然が奏でる結氷音などを収録。さらに、雪氷研究家、アイヌ文化伝承者、大学教授といった専門家が、それぞれの視点から結氷の奥深い魅力を語ります。独創性と映像美が高く評価され、第6回日本国際観光映像祭でグランプリを受賞しました。

映画「エレクトラ」はダリア・カシチェエワが監督・脚本を務めた短編アニメーション映画です。少女エレクトラの10歳の誕生日を巡る記憶と、家族への複雑な感情を空想や夢を交えて描きます。独特の視点と表現技法を用いたアートアニメーション。少女期の心の内面を深く掘り下げた、繊細かつ印象的な作品です。

映画「パレスチナ・アイランズ」は、ヌール・ベン・セーラムとジュリアン・メナントー共同監督の短編映画です。主演は、サマ・イドリーシが務めています。パレスチナ難民キャンプの少女が、盲目の祖父に故郷への帰還を信じさせようと奮闘するドラマ。厳しい現実を背景に、子供の視点からユーモアと希望を描いています。

映画「ある一生」はローベルト・ゼーターラーの同名小説を原作とした、オーストリア・ドイツ合作映画です。監督は「ヒランクル」「アンネの日記」で知られるハンス・シュタインビッヒラー、脚本は「マーサの幸せレシピ」を手掛けたウルリッヒ・リマーが務めています。20世紀の激動の時代をアルプスの自然の中で生きた、一人の男の生涯を描く壮大なドラマ。主人公の各年代を3人の俳優が演じ分ける点も見どころです。

ドラマ「それぞれの孤独のグルメ」は、人気ドラマ「孤独のグルメ」シリーズの2024年年末スペシャルです。原作は久住昌之・谷口ジロー。主演の松重豊が井之頭五郎を演じ、今回は脚本にも参加。五郎の食べ歩きに加え、各地で一人飯を楽しむ人々の姿も描く異色作です。シリーズ脚本家の田口佳宏も参加しています。

アニメ「終末トレインどこへいく?」は、「ガルパン」の水島努監督が手掛ける完全オリジナルテレビアニメです。制作はEMTスクエアード。異変後の世界を舞台に、女子高生たちが電車で友達を探す冒険を描きます。主人公・千倉静留役は安済知佳。和氣あず未、久遠エリサ、木野日菜らが共演します。

映画「世界征服やめた」は、俳優・北村匠海が初めて監督・脚本に挑戦した長編映画作品。主演に萩原利久を迎え、共演に藤堂日向、井浦新が出演します。かつて大きな夢を抱き挫折した青年が、新たな出会いを経て再生に向かう姿を描く物語。北村自身の視点や現代的な感覚が織り込まれた、新しい青春ドラマとして期待されます。

ドラマ「幸せカナコの殺し屋生活」は、若林稔弥の人気漫画を原作に、英勉監督が実写化したアクションコメディです。主演のんが、お人好しな新人殺し屋カナコを演じます。共演は藤ヶ谷太輔。ブラック企業から裏社会へ飛び込んだヒロインの、コミカルでスリリングな日常を描く物語。豪華キャストも話題です。

映画「青春 -帰-」は、現代中国を代表するドキュメンタリー作家ワン・ビン監督による「青春」三部作の最終章となる作品です。浙江省織里の縫製工場で働く若者たちを追ったシリーズの締めくくりとして、本作では彼らが故郷へ帰省する姿に焦点を当てています。家族との再会、故郷での時間、そして再び織里へ戻る前の複雑な心境を通して、出稼ぎ労働者の現実や若者の未来への選択を深く切り込みます。ワン・ビンならではの視点で現代中国の断面を映し出す、注目のドキュメンタリーといえるでしょう。

映画「ヤング・ウーマン・アンド・シー」は、女性初のドーバー海峡横断泳者トゥルーディ・エダーレの実話に基づく伝記スポーツドラマです。監督はヨアヒム・ローニング。主演のデイジー・リドリーが歴史的偉業を成し遂げたアスリートを演じます。困難に立ち向かい夢を実現した女性の感動的な物語。ディズニー製作。

映画「郷愁鉄路～台湾、こころの旅～」は、台湾のシャオ・ジュイジェン監督による詩情豊かなドキュメンタリー映画です。台湾最後のディーゼル機関車が走った南廻線を舞台に、そこで働く鉄道員たちとその家族の人生に光を当てています。運転士や整備士など、鉄道に関わる人々の仕事への誇り、家族への想い、そして時代の移り変わりと共に失われゆく風景への郷愁を丁寧に紡ぎます。金馬奨で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞するなど高く評価された、心温まる作品です。

映画「ブリーディング・ラブ はじまりの旅」は、エマ・ウェステンバーグ監督、ルビー・キャスター脚本によるドラマ映画です。主演を務めるのはユアン・マクレガーと、彼の実際の娘であるクララ・マクレガー。実の親子が、劇中でも問題を抱えた疎遠な父娘役で共演を果たしたことが大きな話題となりました。ララ自身の経験も反映された脚本となっており、サウス・バイ・サウスウエスト映画祭にも出品されました。親子の複雑な愛情を描くロードムービーです。