【京都・大阪府編】映画館おすすめランキング|デート・4DX・観光【保存版】
コラム
2025.11.112025.11.13
大阪府・京都府にあるおすすめの映画館をまとめて紹介しています。デートにもおすすめで、4DXなども楽しめ、家族での利用にもちょうどよい映画館をまとめていますので、是非参考にしてみてください。
京都と大阪は車で約1時間、電車で約45分の距離にあり、どちらにも魅力的な映画館と観光名所が揃っています。大阪の近代的なデザインなども楽しめる映画館、京都にお出かけするついでに非日常感を楽しめる映画館など、それぞれに魅力的な点があり、特別な映画体験ができるはずです。
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大阪府でおすすめの映画館 ベスト8
大阪にある映画館の中から4DX、MX4D、ScreenXやドルビーアトモスの設備がある映画館と、スクリーン数は少ないながらも昔ながらの映画館をいくつか紹介しています。大きな商業施設併設の映画館は駐車場も近くにありますが、単館系の映画館では駐車場は周辺のコインパーキングなどをご利用ください。
各館割引サービスや会員限定の割引サービス・特典などは、それぞれの映画館の公式ページをご確認ください。
※4DX :主に座席に香り、温度、霧、風、振動、揺れなどの機能を追加したアトラクション要素のある上映スタイルで、スクリーンそのものではなく映画の中で起きているシーンと同じような環境を再現することで臨場感を高めるシステム。
※ScreenX :巨大な3面マルチプロジェクションスクリーンと音響により臨場感や没入感を高めており、270度の範囲に映像が映し出されるため、視界より広い範囲で映像を楽しめるシステム。
※ULTRA 4DX :270度をカバーする3面マルチスクリーンがあるScreenXと4DXを組み合わせたものでより没入感と臨場感が高まっており、音響も合わせてこれまでにない映画体験ができるシステム。2025年時点ではULTRA 4DXを体験できるのは4箇所のみ。
※MX4D :体験できることは4DXとほぼ同じで、座席に香り、温度、霧、風、振動、揺れなどの機能を追加したアトラクション要素のある上映スタイル。4DXは韓国のCJグループによるもの、MX4DはアメリカのMediaMationによるものという違いで、4D体験できるという点では大きな差はない。
※IMAX :IMAX専用の高性能カメラで撮影された作品でないと楽しめないシステムで、大型で視界をすべて覆うような巨大スクリーン、どの座席でも最高の音響を体感できる計算し尽くされたサラウンドが合わさったシアターシステム。
※BESTIA :大型スクリーンに映し出される4Kレーザープロジェクションと3D立体音響システム「DOLBY ATMOS/DTS-X」「enhanced」「7.1ch/5.1ch」を組み合わせることでより迫力のある映像を映し出すシステム。
※DOLBY ATMOS :天井や壁にも音響が設置されている仕組みのことで、臨場感ある立体音響が実現されているシステム。
109シネマズ 大阪エキスポシティ(4DXあり)
「ららぽーとEXPOCITY」にある映画館で、太陽の塔がある方の万博記念公園近くにあるのが特徴の一つです。草木の多い緑あふれる公園のような所にある商業施設という印象があり、デートにも親子連れのお出かけにも最適なスポットです。万博BEASTや緑地広場などが近くにあるため、映画を見た後、スタバなどでドリンクを買ってちょっとしたピクニックをしながら映画の余韻にひたって映画談義に花を咲かせることもできます。
4DXは通常料金2000円に、1000円を追加した合計3000円で利用できます。IMAXレーザーも合計2800円で体験できるため、ぜひ新感覚を楽しんでみてください。
他にもスクリーンサイズ高さ約18m、幅約26mの「IMAXレーザー/GTテクノロジー(旧:IMAX®次世代レーザー)」があり、日本最大級のメガスクリーンで映画を楽しめる施設があります。「IMAXレーザー/GTテクノロジー(旧:IMAX®次世代レーザー)」は4Kツインレーザープロジェクター、12chサウンドシステムによる臨場感MAXの映像体験を楽しめます。
ポップコーンとドリンクが1つずつのポップコーンセットは940円、ポップコーンとドリンクが2つ選べるポップコーンペアセットは1430円です。
TOHOシネマズ 梅田 本館(TCX・3D・DOLBY ATMOS)
TOHOシネマズ梅田には本館と別館があり、本館に8スクリーン、別館に2スクリーンあります。MX4D、4DXなどの専用シートはないですが、TCXとドルビーアトモスの設備はあります。
TCXは「TOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREEN」のことで、日本国内には約20箇所のTOHOシネマズにしか導入されていない超巨大スクリーンで映画を楽しめる施設のことです。劇場内の色合いも工夫されており、光の反射は最小限に抑えられており、ドルビーアトモスと合わさることで、さらに臨場感と迫力ある映画体験が実現されています。
宝塚本線「大阪梅田」駅、JR大阪駅、地下鉄梅田駅などからもかなり近い場所にあり、実質駅ビルのような施設の中にあるためアクセスも良いです。ただし、駅構内は「梅田ダンジョン」とも呼ばれ、迷路のように入り組んでいるため、案内表示に従っても一直線にたどり着けない場合が多く、予定の時間よりも早めに到着するつもりで動いたほうが良いでしょう。
TOHOシネマズなんば 本館(MX4Dあり)
MX4Dが導入されているTOHOシネマズで、通常の一般料金2,000円に追加で1,300円、合計で3,300円必要になります。他の劇場の4DXやMX4Dと比較すると料金は少し高めですが、なんば駅、OCAT(湊町バスターミナル)、近鉄日本橋駅、大阪難波駅などから徒歩でもたどり着ける場所にあり、アクセスは良好です。
MX4Dの他に、IMAX、轟音、プレミアボックスシートも用意されています。フード・ドリンクは他のTOHOシネマズと同じですが、本館と別館に分かれており、MX4D、IMAX、轟音シアターの上映は本館に向かうことになります。
MX4Dでは、風、ミスト、香り、ストロボ、煙、振動のほか、シートが上下左右に揺れ動くためアトラクション感覚で映画を楽しむことができます。酔いやすい方は事前に酔い止めを飲んでおくなど対策をしておくことをおすすめします。
シネマ 4D シアター(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内)
USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)内にあるアトラクションの一つです。
4DXやMX4Dの上位互換のようなアトラクションとしてはミニオン・パークの「ハチャメチャ・ライド」やウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターエリアの「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」も同じような体験ができます。
ハリウッド・エリアにある「シネマ 4D シアター」はエクスプレス・パスがなくても、たいていは利用可能です。名探偵コナンの4Dライブショーは最も混雑するハロウィンナイトのシーズンでも待ち時間25分、他のアトラクションに比べると実質ほぼ待ち時間なしで利用可能です。
ベルツリーシーサイドシアター
USJに入らないと体験できない4Dシアターな上、4Dや3D上映の上位互換のようなアトラクションが複数あるため、多くのアトラクションと合わせて利用してみてください。
TOHOシネマズ 鳳
4D上映はないですが、3D上映はあり、座席数もそこそこ多く、駐車場の心配もなく、アクセスもそこそこ良いちょうどよい映画館です。大きなショッピングモール内にある施設で、モール内にはバーガーキングやスタバもあります。
全国のTOHOシネマズや映画館同様、学生には特別な割引があります。毎月月初、水曜日、木曜日などにも何かしらの割引サービスがあるため、うまく活用すれば一般の人でもお得に映画を楽しめます。
大阪府の南側、泉佐野市や和泉市に住んでいる人にとってはこちらの映画館「TOHOシネマズ 鳳」や「TOHOシネマズ泉北」が近いです。4Dを見たい人は「TOHOシネマズ なんば本館」まで足を伸ばす必要があります。
イオンシネマ四條畷(IMAXレーザー・4DXあり)
4DX(スクリーン1)とIMAXレーザー(スクリーン10)上映がある映画館で、TOHOシネマズよりも一般料金が1,800円と安く、4DXも少しお得に体験できます。IMAXレーザーは見える範囲をほぼ全て覆うほどのフルパノラマビューと迫力のサウンドが合わさった上映システムで、4DXとは異なった魅力的な体験ができます。IMAXレーザー3Dでは、映画の中にいるような感覚を体験でき、風や温度を感じる4DXと近い感覚のアトラクションのようなものです。
通常の上映を見た後にIMAXレーザーや4DXを体験するのがおすすめです。
イオンモール四條畷は大阪の北東にあり、サーティーワンアイスクリームやスタバ、コメダ珈琲、サンマルクカフェなども入っています。映画を見た後の雑談や、余韻に浸りたい場合にもちょうどよいショップが揃っています。家族とも友人とも訪れやすい映画館です。
新世界東映(フィルム映写)
多くの映画館がデジタルに移行している中で、フィルム映写での上映を続けている希少な映画館のひとつです。大阪市立美術館などもある天王寺公園のそばにあり、文化的な経験のできるスポットとしてもおすすめの映画館です。
上映されている作品はかなり個性的で「ポルノ時代劇 忘八武士道」や「人生劇場 飛車角」のほか、「華麗なる追跡」や「ゴルゴ13」などイマドキの映画館では上映されない作品が週ごとに切り替わるスタイルです。スクリーン数は1つ、一般料金は1,400円で、フィルム映写の良さを体験できます。
大阪難波駅からもそこまで離れてはおらず、アクセスはそこそこ良いです。時間帯や上映作品によっては男女問わず一人での訪問は避けたほうが良さそうな様子があり、ピンク映画が上映されている所と間違えないようにしましょう。異文化を体験できる昔ながらの映画館といった施設です。
シアターセブン(インディーズ映画上映あり)
映画の一般料金は作品によって異なりますが、水曜サービスデーやファーストデーには1,300円になる超オトクなシステムもあります。月曜と金曜はペア割引があったり、高齢者や学生の割引も用意されており、映画を多くの人に見てほしいという思いが感じ取れます。
シネ・ヌーヴォ・京都シネマ・シネ・ピピア・神戸映画資料館・扇町キネマの会員になっていると提携会員ということで一般料金が割引されるシステムもあります。
毎回作品ごとに完全入れ替え制で、オンライン販売にも窓口販売にも対応していますが、オンライン販売は上映開始60分前までに、窓口販売は上映開始30分前までに購入しておく必要があります。
地蔵横丁にある映画館で、周辺のお店やカフェ・レストランなどを見て回るのもおすすめです。その地域独特の雰囲気を感じながら映画を楽しむのがベストな楽しみ方です。
大阪府の映画館(スクリーン数)は32館・224個
映画館の数は約32館、シネコンのスクリーン数は約224個、一般館のスクリーン数は約17個あります。ピンク映画や特殊な劇場を除くと29館ほどが一般的な映画を上映しています。
大阪府の人口約880万人で、映画館の数は約32館(スクリーン数約241個)あります。約27.5万人に対して映画館が1館ある計算となります。
東京都は人口約1426万人で、映画館の数は約83館(スクリーン数約412個)あります。約17.2万人に対して映画館が1館ある計算となります。
東京都の映画館の数と比べると大阪府の映画館の数は少ないですが、地方に比べると多い方です。
出典:https://www.eiren.org/toukei/screen.html
大阪府にはUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)があり、アトラクションとして3分程度ですが、4D上映の上位互換版のようなものもあります。作品やシリーズによっては、映画館でも3Dや4Dを楽しみつつ、「スパイファミリー」のようにアトラクションとしても体験することでさらに充実した時間を過ごせるでしょう。
京都府でおすすめの映画館 ベスト10
京都府には約12館の映画館があり、そのうちどれも魅力的な施設です。ここでは10館の映画館を紹介していますので、周辺観光や4DX、MX4Dなどの利用も検討してみてください。シネコンだけでなく、単館系の映画館も外観や内装がおしゃれに工夫されている所もあるため、文化的なさまざまな発見や学びがあるかもしれません。
イオンシネマ京都桂川(4DX・ULTIRA×Dolby Atmosあり)
一般料金1,800円と他のシネコンに比べると少し良心的な料金設定なうえに、4DXも視聴できる映画館です。座席数も比較的多く、イオンモール内にある映画館であるため、駐車場の心配も映画を見た後の余韻に浸る時間も確保しやすく、買い物の用事をこなしながら映画も楽しめる充実スポットです。
ULTIRAはとにかく画面が非常に大きく立体音響が導入されており、見える範囲全てがスクリーンになるほどの没入感を体験できるもので、ドルビーアトモスと合わせて利用するのがおすすめです。イオンシネマ京都桂川のスクリーン8で利用できます。
風や香りなどと合わせて座席が揺れ動くような体験ができる4DXはスクリーン2で利用できます。ちょっとしたアトラクションのようなものです。交通アクセスもよく、4DXを楽しむのにはちょうどよいスポットです。京都で4DXを楽しめるのは、おそらくイオンシネマ京都桂川だけです。
TOHOシネマズ 二条(IMAX®デジタルシアターあり)
東には元離宮二条城、西に朱雀公園があり、JR二条駅に隣接しているBiVi二条内にある映画館です。こちらには4DX、MX4Dはないですが、IMAXデジタルシアター(スクリーン10)があるため、迫力ある映像体験を楽しめます。一般料金は2,000円、IMAXの追加料金は600円なため、4D上映よりもお得に特別な体験ができます。
IMAXで楽しめる作品には限りがありますので、見たい作品がIMAX上映されているかどうか事前に確認しましょう。IMAX上映されるには、IMAX専用のカメラで撮影されている必要があり、全ての映画、ドラマがIMAX対応で制作されているわけではありません。
TOHOシネマズでは毎月月初や水曜日などに割引サービスを実施しています。二条のTOHOシネマズでも他のTOHOシネマズ同様割引サービスがありますので、割引が効く日には混雑する事が多いです。落ち着いて映画を楽しみたい人は割引がある日を避けるのがおすすめです。
MOVIX 京都(DOLBY CINEMAあり)
地下鉄東西線「京都市役所前駅」、京阪本線「三条駅」、阪急電車「京都河原町駅」からもアクセスがよく、周辺は寿司屋や蕎麦屋、居酒屋なども多い賑やかな場所にあります。京都松竹ビル内にある映画館で、映画を見た後に居酒屋などに立ち寄って映画談義をするのもおすすめです。
Dolby Vision®とDolby Atmos®が合わさったドルビーシネマが楽しめるのはスクリーン10のみで、数は少ないですがペアシートもほとんどのスクリーンに用意されています。
ペア割引やレイトショー、ファーストデイや水曜サービスデイなども用意されており、タイミングを工夫すればかなりお得に映画を楽しめます。ファーストデイにドルビーシネマ料金700円を追加すれば2,000円で済むため、工夫するとワンランク上の映画体験を満喫できます。
T・ジョイ京都(ScreenX・Dolby Atmosあり)
京都駅から最も近い映画館(シネコン)で、4DXはないですが、ScreenXやドルビーアトモス上映はされています。ロビーもかなり高級感を感じられるデザインで、非日常的な体験ができるように色々工夫されています。
ScreenXは前面と左右にまでスクリーンが広がるもので、270度全てスクリーンとなる3面マルチプロジェクションを楽しめます。ドルビーアトモスはよりリアルな立体音響のようなもので、もし利用できるならば2つ合わせた「ScreenX with Dolby Atmos(シアター9)」を利用するのがおすすめです。すべての映画でこれを利用できるわけではないですが、もし実施されていれば挑戦してみてください。
T・ジョイ京都は「イオンモールKYOTO」内にある映画館なので、映画を見る前後の予定も組みやすいです。家族でのお出かけにも、デートにも最適です。京都駅八条西口から出ればすぐたどり着ける立地です。お出かけの際、近くのホテルに宿泊していて夜間時間が余って暇になるような時には、T・ジョイ京都の20時以降から始まるレイトショーを楽しむのも良いでしょう。
イオンシネマ久御山(デジタル3D・HFRあり)
イオンシネマ久御山は、久御山ジャンクションのそばにあるイオンモール久御山内にある映画館で、最寄り駅であるJR小倉駅、近鉄京都線「小倉駅」の近くにはニンテンドーミュージアムもあります。電車でのアクセスはあまり良い立地ではなく、ほとんどの人は車を利用して訪れています。4DやScreenXはないですが、3D上映はあります。
スクリーン2はハイフレームレート(HFR)上映ができ、スクリーン2・7・8は3D上映にも対応しています。
Web入会年会費500円(窓口入会年会費600円)のワタシアタープラス会員になると会員料金で映画を見れるようになる特典があります。ワタシアタープラス会員になっていると、サービスデーの料金がさらにお得になるというもので、毎月月初のハッピーファースト、毎週月曜のハッピーマンデー、平日朝10時台のハッピーモーニング、毎日20時以降のハッピーナイトといったサービス料金からさらに100円お得に映画が見られます。サービスデーに映画を見れる回数が5回以上ある場合はワタシアタープラス会員になっていたほうがお得です。
出町座
出町座は、京阪本線「出町柳駅」から約400m、京都御苑から250mほどの出町商店街にある映画館で、最新の映画も少しだけ上映されることがありますが、多くは旧作やちょっとマイナーな作品が上映されています。他の映画館やシネコンでは見られないような映画を見られる劇場です。
火曜のサービスデイ、ファーストデイのほか、10名以上の団体で訪れればかなり割引になるサービスもあります。最新作が上映されている時に、家族や仲間を一緒に連れて行けば一般料金が、1,800円から1,300円とかなり割引になります。
出町座はクラウドファンディングで立ち上げられた映画館で、地下と2階は劇場、1階はカフェと書店になっており、映画以外の文化的な要素も楽しめるスポットです。売店ではオリジナルグッズも販売されており、オンラインストアではTシャツなどを購入できます。
昔ながらの単館系映画館の雰囲気がありつつ、近代的できれいな劇場、文化的拠点としての役割が生み出されているスポットです。
京都シネマ
デジタルシネマプロジェクターだけでなく、35mm映写機も備わっている映画館でインディーズ系の映画や旧作・不朽の名作などが上映されている事が多いです。一般料金はシネコンや単館系の映画館と比べると割高な感じはありますが、映写機での上映が楽しめること、他の映画館では上映されることがないであろう映画を映画館で楽しめるメリットがあります。
烏丸駅の目の前にあるため交通アクセスはかなり良く、駐車場での利用も可能です。近くにはポケモンセンターキョウト、デパートの大丸京都店などもあり、ビジネスホテルも多く賑やかな場所です。
北西には元離宮二条城、北には京都御苑、北東には平安神宮、東には八坂神社があります。京都駅からは2kmほどの距離にあり、京都駅から訪れる場合は烏丸線「四条駅」が最寄り駅となります。
会員になっていると一般の人でも格安で映画を楽しめる他、出町座、福知山シネマ、舞鶴八千代館、第七藝術劇場、シアターセブン、シネ・ヌーヴォの会員になっていれば提携割引が適用されます。
アップリンク京都
アップリンク京都は、元離宮二条城の東にあり、京都シネマの北600mほどの所にある映画館です。東京の渋谷や吉祥寺にあるアップリンクに続いて3箇所目のアップリンク系の映画館で、田口音響研究所制作の立体音響システム、座製の色がレッド・レインボー・抹茶・ストライプと個性的なデザインの劇場が用意されています。
上映されている作品は2025年10月時点では「ホウセンカ」、「ハウス・オブ・ダイナマイト」、「機動警察パトレイバー2 the Movie」などシネコンではもう上映されないであろう作品が多く、文化的な学びが得られる他、特別な映画体験もできるスポットです。
一般年会費1,500円で入れるアップリンク京都の会員になると平日は1,100円、土日祝日は1,300円で映画を見られる割引サービスがあります。
福知山シネマ
福知山シネマは、福知山にある唯一の単館系映画館で、ジュラシック・ワールド、鬼滅の刃、8番出口といった新作や「おーい、応為」のような地域に根ざした映画も上映されています。会員割引があるのに加えて、3D上映にも対応している映画館で単館系のミニシアターにしては設備や施設が充実しています。
福知山シネマの会員になると、映画が1,100円で見られるようになったり、ポイントが貯まったりするなど、シネコンと同じくらいお得なサービスもあります。シネコンが混雑しすぎて入れないような場合でも、こちらの映画館ならばすんなり利用できるかもしれない上に、料金も安く済む可能性があり、非常におすすめです。
京都の北部から京都駅まで出るのは大変ですが、福知山シネマがあれば比較的近場でも最新の映画を楽しめます。映画文化を今も残してくれている地域に欠かせない重要な映画館として地域の人々にも親しまれており、その雰囲気や歴史も合わせて楽しめる映画館です。
舞鶴八千代館
京都北部の日本海に面した舞鶴市にある映画館で、単館系ながら8番出口、国宝、鬼滅の刃、チェンソーマン レゼ篇、恋に至る病などが上映されるスポットです。京都駅に向かおうとすると、電車でも車でも約2時間かかります。京都府内で、4DXやMX4Dを利用したい場合にはイオンシネマ京都桂川まで行く必要があります。
専用駐車場はありますが車25台分しかないため、周辺のコインパーキングを利用する必要があります。
海上自衛隊舞鶴航空基地が北西にあり、舞鶴フェリーターミナルが北にあります。海産資源、海産物、海が見えるなど観光スポットとしても魅力のある町の貴重な映画館です。
京都府の映画館(スクリーン数)は12館・82個
映画館の数は約12館、スクリーン数は82個あります。東京や大阪に比べると数は少なく、京都の北部にはシネコンはないため、4D上映を楽しみたい人は大阪まで出るか、イオンシネマ京都桂川まで行く必要があります。
京都北部に住んでいる人で、さまざまな映画を楽しみたい人は映画館に行こうとするよりも、自宅にホームシアターシステムを用意して、U-NEXTやHuluなどの動画配信サービスを利用するほうがお得です。京都駅や大阪の中心地まで移動するとなると片道2,000円以上かかってしまいます。映画を見る以外の用事と合わせてお出かけした際に映画も鑑賞するのがベストでしょう。
出典:https://www.eiren.org/toukei/screen.html
大阪府にある映画館29館一覧・全リスト(2025年時点)
以下、大阪府にあるピンク系の映画館を除いた映画館の一覧・リストです。最新の情報になるようリサーチしていますが、閉館、新規オープン、臨時休業など多少の変動がある可能性がありますので、ご了承ください。
TOHOシネマズ うめだ
TOHOシネマズ なんば
TOHOシネマズ 泉北
TOHOシネマズ 鳳(おおとり)
TOHOシネマズ くずはモール
TOHOシネマズ セブンパーク天美(あまみ)
TOHOシネマズ ららぽーと門真(かどま)
イオンシネマ 茨木(いばらき)
イオンシネマ 四條畷(しじょうなわて)
イオンシネマ シアタス心斎橋
イオンシネマ りんくう泉南
イオンシネマ 大日(だいにち)
109シネマズ 箕面
109シネマズ 大阪エキスポシティ
MOVIX堺
MOVIX八尾
ユナイテッド・シネマ岸和田
kino cinema心斎橋
大阪ステーションシティシネマ
扇町キネマ
T・ジョイ梅田
テアトル梅田
なんばパークスシネマ
あべのアポロシネマ
シネ・ヌーヴォ
シアタス心斎橋
高槻アレックスシネマ
シアターセブン
新世界東映
大阪府で4D上映されている映画館はあってもせいぜい3~4箇所ほどで、東京に比べると少ないですが、他の地方に比べると充実しています。お気に入りの映画を4D上映で見たくても、映画館側が対応していない可能性もありますので、思い切って東京まで行くつもりで考えていれば、希望する映画の4D上映を体験しやすいはずです。
京都府にある映画館12館一覧・全リスト(2025年時点)
以下、京都府にあるピンク系の映画館を除いた映画館の一覧・リストです。最新の情報になるようリサーチしていますが、閉館、新規オープン、臨時休業など多少の変動がある可能性がありますので、ご了承ください。
TOHOシネマズ 二条
イオンシネマ 高の原
イオンシネマ 久御山(くみやま)
イオンシネマ 京都桂川
MOVIX京都
T・ジョイ京都
京都シネマ
出町座
アップリンク京都
京都文化博物館映像ホール
福知山シネマ
舞鶴八千代館
京都府には4D上映されている映画館が1箇所ほどしかなく、大変混雑する可能性が高いです。東京、大阪まで移動したほうが希望する作品の4D上映を予約できる可能性が高いです。映画館の数そのものもそこまで多くないため、映画文化応援のため、お気に入りの作品があったら是非映画館に足を運んでお楽しみください。
映画館でのマナー・約束
映画館では、シネアド時にも映画館でのマナーや注意の動画が流れますが、劇場内に入ったらマナーを守らないと周囲の人を不快にさせ、劇場での視聴体験の質が低下し、嫌だった記憶として残り続けます。映画館では、双方が最低限のマナーを守るようにしましょう。
上映中にスマホを操作しないこと
劇場内に入ったら、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等は電源を切ったり、マナーモードに設定する以外の操作はしないようにしましょう。劇場内が真っ暗になっていなくても、スマホを操作しているのはかなり目立つ上、後ろの席からはスマホの操作をしている様子がよく見えます。
シネアドの上映中でもスマホの操作はせず、当然ながら本編上映中にもスマホの操作はしないようにしましょう。
スマートウォッチも外したほうがいい
腕を動かしたり、少し傾けたり、通知が届いたりしただけでディスプレイが明るくなってしまうスマートウォッチにも注意しましょう。上映中のスクリーンを録画していると疑われたり、周囲の人々の視聴体験を悪化させたりするためトラブルの元になります。
マナーを守れない利用客は上映中でも強制退場の対象となるため、映画を心の底から安心して楽しむために劇場内に入ったらスマホ操作やスマートウォッチの操作は極力しないようにしましょう。
マナーモードに設定するのも劇場に入る前にできることですので、劇以上ないで座席に座ったら、スクリーンだけに集中しましょう。
上映中はスマホの電源をOFF、または、マナーモードにすること
上映中に電話の着信音が鳴ったり、LINEの通知音が鳴ったりするのはマナー違反以前に劇場内でのルール違反となります。必ず座席に座る前のロビーや待合室、ポップコーンを購入する際の行列待ちの際にマナーモードに設定しましょう。マナーモードでも不安な方は、座席に座る前にスマホの電源をOFFにして、スマホをカバンにしまっておくとよいでしょう。
緊急地震速報などをスマホで受信するケースもありますので、電源をOFFにしなくてもよいですが、最低限マナーモードに設定しておきましょう。
劇場内・上映中には基本喋らないこと
劇場内の座席に座ったら、スクリーンでは既にシネアドが流れている事が多く、このシネアド中は本編上映中ではないですが、シネアドを見ている人がいるため、友人とおしゃべりしている人は非常に迷惑です。劇場内では多くの人が必要最低限の会話のみをしており、スクリーンに集中しているため、ずっとべらべら喋っていると小さい声でもかなり響いて聞こえて迷惑です。
おしゃべりがしたいならば劇場の外のロビーやファミレスですればよく、座席に座ったら本当に必要な会話以外はしないようにしましょう。言葉を発する場合も一言、二言程度にし、基本的に無駄なおしゃべりはしないようにしてください。
劇場内で周囲の席の人に迷惑をかけないこと
映画館の座席に座った人はみな同じ料金を支払って、映画を楽しみに来ている人たちです。映画を楽しみに来ているのであって、迷惑な人にイライラするために来ているわけではありません。
座席を蹴ったり、ドリンクホルダーへの配慮がなかったり、上映中に座席を移動して他の人の前を通ったりするのは非常に迷惑である上、上映中の座席の移動は場合によっては重要なシーンを見逃す可能性があるので、見ている人の前を通過する行為は絶対にやってはいけません。
ポップコーンを食べたり、ドリンクを飲んだりする際に多少音が出るのは問題ないですが、音を立てないように気をつけなかったり、食べるタイミングを気にしなかったりするのは周囲の人からするとかなり目立って邪魔になり、映画に集中できなくなる要因になります。
映画館の劇場内は共用スペースですので、周囲の人に迷惑をかけないように心がけてください。
映画館に行く時の必須アイテム
映画館に行くときはシンプルな服装であれば特に問題ないですが、あると助かるアイテムもいくつかあります。ここでは完ぺきに映画館を楽しみたい場合に持っていると安心できるものをまとめています。服装やヘアスタイルに関しても映画館で長時間座席に座ったままになることを考慮すると良いでしょう。
ウェットティッシュ・ティッシュ
劇場内でポップコーンを食べる場合はポケットティッシュ、または、ウェットティッシュがあった方が良いでしょう。ポップコーンの味によっては手がベタついてしまうため、映画鑑賞後に少し指を拭き取る際にウェットティッシュがあったほうが良いです。
作品によっては予想外に泣ける映画で涙が溢れて止まらない事もありますので、ポケットティッシュはあったほうが良いです。100円ショップなどで売っているソフトな質感のティッシュならば肌にも優しく安心です。
ひざかけ・ストール・マフラー
季節によっては映画館内はかなり気温が低く感じられる事もあります。夏場はエアコンが効いていて喉の乾燥を感じる場合もあり、足元や首周りが冷えすぎてツラくなる事もあります。夏場はかなり薄手のストールやひざ掛けがあると体温調節しやすくなります。
冬場はマフラー、厚手のひざ掛けがあれば寒すぎてきついこともないでしょう。映画館では2時間ほど座りっぱなしで動けなくなるため体温調整しやすいアイテムをお忘れなく。
ストールやひざ掛けは最悪汚れたり、なくしたりしてもよいカジュアルなものを選ぶことをおすすめします。暗い映画館内では、ポップコーンやジュースを少しこぼして汚してしまうことはよくあることです。
うるさい音が鳴らない服装・靴
作品上映中は基本座ったままになりますが、ぶつかって音がなるアクセサリーやジャラジャラしたチェーンが付いている服装は着席中に少し動くだけでも音が出て周囲の人々の映画鑑賞を妨害します。
アクセサリーだけでなく、ガサガサ音が出てしまう服、カタカタ音のする靴などは避けましょう。小さなお子様がいる場合は、歩くとキュッキュと音の出る靴は避けましょう。
リラックスできる服装・靴
映画館では約2時間ほどずっと座ったままになりますので、首周り、肩周りが楽な服装を選ぶのがおすすめです。できれば着慣れていて長時間身につけていても疲れないものが良いですが、新しい服、新しい靴を身に着けていく場合は事前に1日くらいは着て身体に馴染ませるようにしましょう。
映画を見に行く当日に肩こりや首コリをひどくする服は避けたほうが良く、靴擦れを起こすようなものも避けたほうが良いです。周囲や隣の人の迷惑にならないよう、香水も控えめにし、汗臭さなどを予防するニオイ対策もしておくと安心です。変に着飾らず、シンプルな服装であれば問題ありません。
シートでリラックスできるヘアスタイル
映画館では、座席のヘッドレストなどに長時間頭をのせておくことになります。髪の毛を後ろで束ねたり、お団子を作ってまとめたりするとヘッドレストに頭をのせにくくなり、首がつかれてしまいます。また、座席によってはかなり上向きな状態で2時間ほど過ごすことになるため、カジュアルでリラックスできるシンプルなヘアスタイルを選ぶのが無難です。
暗い中で落とすと見つけられないため髪飾りなどもつけなくて済むようにして、快適に映画を楽しめるようにしましょう。
映画館を120%楽しむライフハック
映画館での映画鑑賞を楽しむには、ちょっとした工夫と事前準備が欠かせません。ここでは、映画館行く前のトイレ対策、座席選び、スクリーンの見やすさ、ポップコーンが売られている理由なども解説します。
映画館は映画を見るだけではなく、推しグッズを買ったり、ポップコーンを味わいながら作品を楽しんだり、迫力の大画面と音響で作品に没頭したりして楽しむ場です。それぞれの不安を減らし、疑問を解消してもっと映画を楽しみましょう。
一番スクリーンが見やすいのは何列目?
映画館の座席のベストポジションは、座席の中心付近です。劇場内の中心から前後左右3席分くらいは無理な姿勢にならなくてもスクリーンをのんびり見られる座席で、音響などもちょうどよく聞こえてきます。
しかし、座席中心付近は、劇場内の座席が多く埋まっていると上映中に立ち上がって移動するのが難しくなるため、途中でトイレに行くのは難しいという欠点があり、かつ、上映終了後にすぐにトイレに行きたくても他の座席の人が移動するのを待たないといけないため心身ともに余裕がないと気が落ち着かない人もいます。
途中でトイレに行くことになりそうな場合は、スクリーンから少し離れた目の前に通路がある最前列の座席(D、E、Fなど)を選ぶか、通路側の座席を選ぶと安心です。
両サイドや最前列の座席も意外とあり
劇場内の両サイドはハズレ席と思われている事も多いですが、上映が始まってしまえばそれほど気にならずに作品を楽しめます。席の移動をする人も少なく、並んでいる座席数も少ないので移動もしやすく、多くの人が選ばない座席なのでお気に入りのポジションを選べます。
また、スクリーンに一番近いA、B、Cなどの最前列周辺の座席はスクリーンの近くで見ることになるので迫力があります。視界内におさめられないくらいにスクリーンに近いため、没入感があり、音響にも近いので迫力があります。
最前列の欠点は、スクリーンを見やすくするために座席に浅く腰掛けたり、首が上向き気味になって姿勢がきつかったりすることですが、ちょっとしたクッションやフェイスタオルなどがあれば自分の身体にきつくない状態で映画を楽しめます。
真正面から見るだけがベストポジションではないため、お気に入りの映画館を見つけたら、さまざまな座席を利用してみてください。それぞれの座席の良さがあります。
映画館でポップコーンが売っているのはなぜ?
映画館の収入源としてポップコーンやドリンクの売上は欠かせないものです。利益率が高く、原価は安く、製造や準備が容易で比較的安価で映画館の利用客に提供できるなどのメリットがあります。ポップコーンは利益率が50%~80%ほどあり、床にこぼしたり、座席に落として潰してしまっても片付けや掃除が簡単で、観客の手もほとんど汚れず、咀嚼音もそれほど漏れません。
歴史的には1920年のアメリカで映画鑑賞中にポップコーンを食べるという慣習が生まれたとされており、大量に残っていたとうもろこしをポップコーンに加工しておやつにして食べたという話や、映画館の換気を良くするためにポップコーンの匂いで対策を講じたという話もあります。
ポップコーンは製造してからしばらくは味が劣化せずにおいしく食べられて、雑菌が繁殖したり、食中毒を起こしたりしにくいため、おやつとしても最適です。もちろん大量に食べすぎれば腸閉塞や消化不良などの不安がありますが、映画を見ている間に食べ切れる程度の量ではその心配もありません。
映画を見たとしてもその映画チケットの売上の多くは配給会社に流れてしまうため、映画館そのものの売上としては不十分になります。特別な映画館で、特別な環境で映画を楽しんでいきたい方は、映画館を利用した際はポップコーンやドリンクなどを利用して、映画館の継続的な運用を支えられるようにできると理想的です。
上映中にトイレに行かずに済む方法は?
最近の映画は作り込まれているものが多く、2時間以上の作品や3時間を超えるものまであります。上映中にトイレ休憩の時間は用意されていないため、トイレを我慢しないといけない可能性があります。
上映前に食べると尿意を抑えられる食べ物があります。
これらの腹持ちがよく、水分を少し吸収するようなものを事前に食べておき、映画鑑賞の2時間前くらいからコーヒーや緑茶、紅茶など利尿作用のあるカフェインなどが入っている飲み物は控えるようにすると良いでしょう。
ずっと楽しみにしていた映画を見に行く日には、映画鑑賞中にトイレに行かなくて済むように汁物の多い食事は避けて、海苔巻きおにぎりやお寿司の太巻き、お餅などを食べ、水分補給については上映開始2時間前からはあまり飲まないようにしておきましょう。
上映中には、ポップコーンを少しずつ食べると尿意を抑えられます。どうしても不安な方は大人向けの紙おむつを履いていくのも良いですが、排尿直後には尿のにおいが漏れてしまう製品もあるため、密室で隣の席に人もいる映画館ではあまりおすすめできません。
映画鑑賞後のむくみ対策
上映前には水分を抑えて、腹持ちの良い食べ物を摂取し、上映中にポップコーンを食べると、映画鑑賞後は長時間座りっぱなしになっていることもあり足腰がむくんでしまう事も多いです。たいていおしゃれな映画館はロビーなど座って休憩できるスペースがありますので、ふくらはぎを少しもみほぐしたり、足首を回したり、軽くストレッチしたりすることでむくみ予防になります。
むくみ予防の着圧ストッキングを履いていくのも良いですが、上映前の水分不足、上映中にポップコーンを食べることで起こる塩分などの影響で人によっては次の日までむくみやだるさが残ることがあります。
長時間ある映画を楽しんだあとは、少し体を動かすためにお散歩をしたり、スーパー銭湯に行ったり、足湯に入ったりしてデトックスするのがおすすめです。