マリンフォード編（1）
刻々と迫るエース処刑の時。
処刑台が設置されたのは、海軍本部のあるマリンフォードだった。
促されるまま長い階段を上ったエースの隣には、海軍のセンゴク元帥が立っている。
センゴクは驚くべき事実を公表する。エースの本当の父親は、“海賊王”ゴール・D・ロジャーだというのだ！
すなわちエースの処刑には、次世代の海賊王の首を取る意味があるということ。
見守る全世界が震撼する中、決して家族を見捨てない世界最強の海賊、“白ひげ”エドワード・ニューゲートが、エース奪還のため姿を現した！
立ちはだかるは王下七武海、そして恐るべき能力を持つ海軍の三大将！
ルフィたちも加わり、海軍VS海賊の死闘の火ぶたが切って落とされる！

マリンフォード編（2）
処刑台につながれたエースを救うため、海軍本部のあるマリンフォードに突入したルフィと白ひげ海賊団たち。
オリス広場での頂上決戦は壮絶を極め、海賊と海軍、双方が次々と傷付き倒れていく。
ルフィもいったんは力尽きたかに見えたが、イワンコフのテンション・ホルモンで戦う力を取り戻し、ついにエースのもとにたどり着いた！
奪還は成功したかに思えたが、決してそれを許さない男がいた。
海軍大将の赤犬だ。
彼の拳によってエースは倒れ、ルフィの腕の中で息絶えていく。
そして、現れた黒ひげ海賊団によって、最期まで立っていた白ひげも・・・・・・。
世界が大きく動き始める。白ひげの死は、一時代の終焉を告げる大事件であるだけでなく、新たな歴史のはじまりをも意味していたのだ！

マリンフォード編（3）
時は10年前にさかのぼる。
ガープの手により、コルボ山のダダンに預けられた幼い頃のルフィは、そこでエースやサボと出会う。
いつか海賊となって自由な海に出よう！野山を駆けまわって成長する三人は、兄弟の盃を交わして誓い合うが、時代のうねりが彼らを引き離す。
天竜人と世界政府のため、「不確かな物の終着駅」を住民ごと焼き払おうという陰謀。そして、真っ先に帆を上げたサボは・・・・・・。
今、エースをも失ってしまったルフィが、レイリーと再会して立ち上がろうとする時、物語はいよいよ、新世界へ向けて扉を開く！

「ワンピース マリンフォード編」は、海賊王ロジャーの息子であるエースの公開処刑を阻止すべく、白ひげ海賊団が海軍本部マリンフォードに突入する物語。ルフィも脱獄囚を引き連れ参戦し、壮絶な戦闘が繰り広げられる。エースの解放に成功するも、海軍大将赤犬の攻撃でエースは命を落とす。白ひげも黒ひげ海賊団により倒れ、新たな時代の幕開けを告げる。ルフィは仲間との再会を誓い、新世界への旅を続ける。