哀しみのベラドンナ
哀しみのベラドンナ

「哀しみのベラドンナ」の基本情報
作品カテゴリーアニメ
制作年1973年

この記事を友達にシェア

「哀しみのベラドンナ」あらすじ

虫プロとヘラルド映画提携の大人のためのアニメーション、“アニメラマ”第3作目。挿絵画家・深井国の原画を中心に、セル画ではなくイラストを動かすような手法を使って、映像美をとことん追求した。作画監督として杉井ギサブローが参加。主人公のジャンヌの声を長山藍子が、悪魔を仲代達矢が演じた。原作はフランスの歴史家ジュール・ミシュレの小説『魔女』。舞台は中世フランスの農村。ジャンとジャンヌは婚礼の日を迎えていたが、横暴な領主が初夜権を主張してくる。ジャンはそれだけは許して欲しいと懇願するが、願いはかなわず、ジャンヌは領主のなぐさみものとなってしまう。その後、村を飢饉が襲うが、ジャンとジャンヌは彼女の紡ぐ糸の稼ぎでラクに食べていくことができた。だが、そんなジャンヌを妬んでか、ジャンヌに悪魔が取り憑いているという噂が立ち…。 JAN:4988001777946

「哀しみのベラドンナ」キャスト・スタッフ

【演出】
福田善之 山本暎一 

「哀しみのベラドンナ」概要

"哀しみのベラドンナ"は、中世フランスの農村を舞台に、新婚のジャンヌが領主に凌辱され、悪魔から力を得る物語。ジャンヌの紡いだ糸が高値で売れ、夫ジャンは役人になるが、戦争資金を調達できず左手首を切り落とされる。ジャンヌは悪魔つきとして追われる運命に。映像美を追求したアニメラマ第3作目で、イラストを動かす手法が特徴。主人公の声は長山藍子、悪魔の声は仲代達矢が担当。

「哀しみのベラドンナ」の感想・レビュー評価

レビュー1件

総評価 4

  • Red33さん/50代/男性 4

    視聴済み

    美しいイラスト調の作画と衝撃的な物語が融合した作品。中世フランスの暗黒面を描き、ジャンヌの苦悩と欲望が際立つ中で、彼女が悪魔に取り憑かれるシーンは強烈!!挿絵画家・深井国氏の幻想的な原画を生かし、セル画では表現できない柔らかな動きが魅力的でした。特にジャンヌが運命に抗いながらも次第に堕ちていく過程は目が離せなかったですね。

レビューを書く

※レビューは承認制となります。投稿までタイムラグがございますことをご了承ください。


 クリックして入力してください

タップして入力してください