土曜ドラマ　遥かなる絆

城戸久枝は留学先の中国で父の血の繋がらない親戚や親友から歓待を受ける。中国残留孤児だった父・幹は、残留孤児などという言葉もまだない日中国交回復前に自力で帰国を果たしていた。初めて父の生い立ちを聞かされた久枝は、父の軌跡を追い始める。

「遥かなる絆」は、1970年の日中国交回復前、自力で日本へ帰国を果たした残留孤児の父とその娘の物語を描いた作品です。城戸久枝の大宅壮一ノンフィクション賞受賞作を壮大なスケールでドラマ化した感動作で、中国残留孤児の父とその娘、国境と世代を超えた親子の絆が綴られています。その絆は、困難を乗り越えて強く深まり、視聴者に深い感動を与えます。