空手講師の桧山大介は、ある日突然白血病と診断され、医師から骨髄移植しか助かる道はないと告げられる。やがて骨髄バンクに登録した大介のもとに、ついに適合するドナーが見つかったとの知らせが届く。しかし桜井美智子というその女性は、彼女を心配する家族にドナーになることを反対されてしまうのだったが…。

「みんな生きている 二つ目の誕生日」は、全国大会を狙える空手家である桧山大介が白血病と診断され、生きるためには骨髄移植しかないと告げられるところから物語が始まる。適合するドナーとして見つかったのは新潟県糸魚川に住む桜井美智子だったが、彼女の家族はドナーになることに反対。大介の闘病生活と美智子の決断が描かれ、人生の価値とは何か、生きるとは何かを問いかける作品である。