四川のうた

三国志の舞台、四川省・成都。中国の繁栄と衰退を象徴する国営工場が50年にわたる歴史の幕を降ろす。それぞれの時代と、それぞれの家族を支えた労働者たちが語る人生から、中国の大きなうねりが紐解かれてゆく壮大な叙事詩。かつて「420工場」で働いた労働者たちが、それぞれの“思い出”を語り始める。(C)2008 映画『四川のうた』製作委員会

「四川のうた」は、中国四川省・成都の「420工場」を舞台に、50年間の歴史を通じて中国の繁栄と衰退を描く作品です。1956年に設立され、多くの労働者たちが家族を支えるために働いたこの工場が閉鎖の時を迎え、かつての労働者たちがそれぞれの思い出を語り始めます。彼らの人生の物語から、中国の大きなうねりが紐解かれてゆく壮大な叙事詩となっています。