東京都大会で優勝を果たした瑞原高校競技かるた部の千早たち。幼馴染の新に優勝の報告と全国大会でまた会えることを伝えようと電話をする。「もうかるたはやらん。」と新の言葉を聞いた千早と太一は心配をして新がいる福井県へ向かう。久々の再会に興奮した千早をよそに新は冷たい対応をし続ける。なぜかるたを辞めたのか問い質すも答えてもらえず、新の母からの一言で理由が判明する。新の憧れだった祖父が亡くなり、かるたを続ける意味を見失っていたのである。そんな新をかるたに引き戻すために全国大会での優勝を千早は決意する。

「ちはやふる-下の句-」は、競技かるたに情熱を注ぐ高校生たちの青春を描いたドラマの後編です。ヒロインの千早（広瀬すず）の前に立ちはだかるクイーンとしてのライバルを松岡茉優が熱演します。千早との手に汗握る勝負は観る者を引きつけ、目が離せない展開となります。監督は前作に引き続き小泉徳宏が務めています。