- フリーキーワード
独裁者と小さな孫
制作国 | ジョージア/フランス/イギリス/ドイツ |
---|---|
作品カテゴリー | 映画 |
制作年 | 2014年 |
多くの罪なき国民を処刑してきた冷酷な大統領が支配する独裁国家で、クーデターが勃発。大統領は幼い孫とともに逃避行を余儀なくされ、変装で素性を隠して海を目指す。その道中で憎しみと暴力の連鎖を目の当たりにし、自らの罪深さを思い知るが…。
【出演】
大統領(ミシャ・ゴミアシュヴィリ) 孫息子(ダチ・オルウェラシュヴィリ) 売春婦(イャ・スキタシュヴィリ) 歌手の政治犯(グジャ・ブルデュリ) 理髪師(ズラ・ベガリシュヴィリ) 護衛(ラシャ・ラミシュヴィリ) 愛に生きる政治犯(ソソ・クヴェデリゼ) 寛大な政治犯(ダト・ベシタイシュウィリ)
【監督】
モフセン・マフマルバフ
【音楽】
グジャ・ブルデュリ タジダール・ジュネイド
【脚本】
モフセン・マフマルバフ マルズィエ・メシュキニ
【製作】
メイサン・マフマルバフ マイク・ダウニー サム・テイラー ヴラディミール・カチャラワ
「独裁者と小さな孫」は、イラン出身の巨匠マフマルバフが欧州亡命生活中に描いた作品です。独裁者、兵士、民衆といった社会の様々な立場の人々の責任を問いつつ、逃亡の果てに何を見るのかという深遠なテーマを描いています。重厚なテーマ性にも関わらず、作品全体は瑞々しいユーモアと人間愛に満ちており、観る者を引き込みます。混迷する社会を寓話的に描きつつ、人間の本質を見つめ直すことを促す本作は、マフマルバフの入魂の一作と言えるでしょう。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
「独裁者と小さな孫」の感想・レビュー評価
-
2023.07.29
冷酷な大統領の逃避行が描かれていて、その過程で自己の罪を認識する展開は興味深い。ただ、兵士や民衆の責任を問う部分は少々重たく感じた。ユーモアと人間愛も見られるが、全体的には中評価。
-
2023.07.29
冷酷な大統領の逃避行が描かれているが、彼の罪深さに対する反省が浅い。また、兵士や民衆の責任を問うテーマは重いが、ユーモアと人間愛が強調されすぎている。
-
2023.07.29
冷酷な大統領の逃避行が描かれ、罪深さを痛感。ユーモアと人間愛溢れる作品。感動的!
レビューを書く
※レビューは承認制となります。投稿までタイムラグがございますことをご了承ください。
この記事を友達にシェア