二代目を暗殺されたことで跡目問題が浮上し、川谷組は全国の組織から注目を集めていた。そんな中、関東睦会と対立する新興勢力・源誠会が、豊富な資金源をエサにして津浪に接触を図ってくる。きな臭さを感じた津浪はその申し出を退けるのだが…。

「極道の紋章　第十二章」は、極道ドラマシリーズの第12弾で、己の信じる代紋のために戦う男たちの生きざまを描いています。新体制の確立と、拍車が掛かる関東進出が注目ポイントとなっています。跡目問題で混乱する中、新勢力の台頭によって事態がかき回され、先が読めなくなっていく展開から目が離せません。この作品は、極道の世界の厳しさと男たちの生き様をリアルに描き出しています。